《よこしん》は、平成28年1月より 新システムによるサービスをスタートします。 新システムへの移行に際しまして、 お客さまにはオンラインサービスの休止などご不便・お手数を おかけいたしますが、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。 システム移行全般に関するお問い合わせ お問い合わせ先 (インターネットバンキングの操作に関するお問い合わせ先は、ホームページでご確認ください) い こ う よ こ しん 0120-150-454 受付時間 当金庫窓口営業日の9:00〜17:00 ※平成27年12月31日 (木) 〜平成28年1月3日 (日) のシステム移行準備期間中は、 9:00〜17:00までお問い合わせいただけます。 《よこしん》オンラインサービス一時休止のお知らせ 当金庫は、新システム移行に伴い、以下のスケジュールで全てのオンラインサービスを一時休止いたします。休 止期間中は、当金庫および提携金融機関・コンビニエンスストア等、全てのATMにおいて当金庫キャッシュカー ド・通帳がご利用いただけません。お客さまには大変ご不便をおかけし誠に申し訳ございませんが、現金のお預 入れ・お引出し、 お振込み、通帳のご記帳などお早めにご準備いただきますようお願いいたします。 休止予定スケジュール 平成27年 12/ 12/ 30 31 (水) (木) △ × 17時まで (注1) 休止する主なサービス 平成28年 1/ 1 (金) × 1/ 2 (土) × 1/ 3 (日) × 終日ご利用いただけません 1/ 4 (月) ○ 通常通り (注2) ①当金庫のATMを利用する全てのサービス ②提 携する金融機関やコンビニエンスストア のATM、駅 (JR) のATM (ビューアルッテ) に よる当金庫カードのご利用 ③デビットカードサービスのご利用 ④インターネットバンキング・投信インターネッ トサービス・FB・HBのご利用 インターネットバンキング・FB・HBでは、平成27 年12月30日(水)以前に平成28年1月4日(月) 以降を指定日とするお振込み(振替)はお取扱い できませんのでご注意ください。 (注1) 当金庫ATM等での振込操作は平成27年12月30日 (水) 15時以降はご利用いただけません。 ※上 記に記載している以外に、ご利用を制限させていた だく取引がございます。詳しい内容は、店頭でお配りし (注2) 利用開始時間はサービス内容等によって異なりますので、詳しくはホームページでご確認ください。 ている 「商品・サービス等の変更に関するご案内」 また 《よこしん》ホームページ http://www.yokoshin.co.jp はホームページでご確認ください。 2015 年 2015 ディ 年 スク ディ ロージャー スクロージャー 平成 27 平成 年 7 月制作 27 年 7 月制作 横浜信用金庫 横浜信用金庫 〒231-8466 〒231-8466 横浜市中区尾上町 横浜市中区尾上町 2 丁目 16 2 番地 丁目 1 16 番地 1 TEL.045-651-1451(代表) TEL.045-651-1451(代表) 《よこしん》ホームページ 《よこしん》ホームページ http://www.yokoshin.co.jp http://www.yokoshin.co.jp 2 0 1 5 年 横浜信用金庫ディスクロージャー への移行を予定しております。 年 横浜信用金庫ディスクロージャー 当金庫では、今後もお客さまに安心してお取り引きいただけるよう平成28年1月より新システム 2 0 1 5 2015 2015 1 事業の概況 ごあいさつ 日頃、皆さまには格別のご愛顧をいただき、 厚く御礼申し上げます。2015年のディスクロ ージャー誌をお届けします。 平成26年度の日本経済は、総じて見れば、 アベノミクスの効果が継続した一年であったと 言えます。4月の消費税率の引き上げに伴う駆 け込み需要の反動の影響はあったものの、年 度後半にかけて景気は緩やかに回復し、明る さが見えつつあります。しかしながら、金融緩 和による低金利下で金融機関の貸出競争は一 会長 斎藤寿臣 理事長 大前 茂 段と激化し、金融環境は厳しい状況が続いています。当金庫においても貸出金利回りの低下による収入 減などにより、当期純利益は19億円と前期より減少しました。今後、景気回復が地域経済や中小企業に 広く波及し、経済の好循環が確かで力強いものになることを期待しています。 預金面では、引き続き年金受給口座の拡大に努めました。ご利用のお客さまには金利優遇の定期預金 や旅行会、観劇会のご案内等、さまざまなサービスをご提供しています。融資面では、経営支援等を通じ 企業の資金需要の確保に努力しています。 店舗については、お客さまに安心して快適にご利用いただけるよう戸塚支店と青葉台支店の2店舗を 新築しました。 システムについては、平成28年1月の新基幹系システムへの移行に向けて準備を進めています。お客さ まにはオンラインサービスの休止などご不便やお手数をおかけいたしますが、何卒ご理解とご協力を賜り ますようお願い申し上げます。 当金庫はこれからも地域の皆さまに親しまれ、お役に立てるよう努めてまいります。皆さまのより一層 のご支援をいただければ幸いです。 平成27年7月 目 次 1 2 3 1 事業の概況 ごあいさつ………………………………… 1 金融経済環境と主な取組み… ………… 3 業績の推移と事業の展望………………… 5 不良債権の状況… ……………………… 7 4 《よこしん》と地域社会 地域金融円滑化への取組み… ………… 9 創業・コミュニティビジネス支援……… 11 成長・発展支援………………………… 12 経営改善支援… ……………………… 13 事業承継支援… ……………………… 14 CS・ES向上への取組み… …………… 15 地域貢献活動… ……………………… 17 《よこしん》の経営管理 コンプライアンス……………………… 19 D I S C LO S U R E 2015 5 6 7 顧客保護……………………………… 20 金融ADR (裁判外紛争解決制度) …… 22 組織体制、総代会……………………… 23 コーポレートデータ 業務・サービス………………………… 26 手数料一覧… ………………………… 28 ネットワーク…………………………… 30 《よこしん》のあゆみ…………………… 31 安心できる金融機関であるために 自己資本管理について………………… 32 リスク管理について…………………… 37 資料編 44 開示項目一覧 64 1 3 5 健全な業務運営を通じ信頼の確立に努める。 私たちは、日々の業務を通じ地域社会の発展に貢献する。 私たちは、顧客、会員に常に感謝し、 真に地域社会に親しまれる金庫を造る。 私たちは、法令及びルールを遵守し、社会的規範に反することのない ︽よこしん︾の経営管理 4 私たちは、社会的責任と公共的使命を常に自覚し、 ︽よこしん︾ と地域社会 2 事業の概況 基本方針 誠実かつ公正な業務運営の遂行に努める。 私たちは、互いに相和し、 働きがいのある明るい職場を作る。 コーポレートデータ 平成27年度事業計画の主要な取組み 基本コンセプト 現場重視の業務推進 ガバナンスの 強化 本部組織体制の 見直し コンプライアンス の徹底 安心できる金融機関であるために システム基盤の 強化 人財力の強化 営業推進体制等の 整備 外部機関等との 連携の強化 当金庫の概要(平成27年3月31日現在) 出資金 1,943百万円 預金積金 1,655,396百万円 貸出金 885,455百万円 役職員数 1,275人 本店 〒231-8466 横浜市中区尾上町2-16-1 電話 045-651-1451 (代表) 店舗数 61店舗 資料編 創業 大正12年 (1923年) 7月 営業地区 横浜市/川崎市/横須賀市/鎌倉市/ 藤沢市/茅ヶ崎市/逗子市/三浦市/ 相模原市/厚木市/大和市/海老名市/ 座間市/綾瀬市/三浦郡/高座郡/ 愛甲郡愛川町/東京都大田区/町田市 D I S C LO S U R E 2015 2 1 事業の概況 金融経済環境と主な取組み 金融経済環境 平成26年の日本経済は、 一昨年末からの安倍内閣の経済 政策である 「アベノミクス」 によってもたらされた円安、 株高効 果が基調として続きました。政府は4月に消費税率を引き上げ ましたが、 その結果、 それまでの駆け込みの反動で需要が大き く落ち込み、 その後の持ち直しも期待には届いていません。 ま た、 円安や株高の恩恵を享受できたのは大企業や一部富裕層 にとどまり、 地域経済や中小企業に十分浸透するまでには至っ ていません。 年後半には輸出が増勢に転じ、 平成27年10月に予定され ていた消費税率の再引き上げが平成29年4月に延期された ことや雇用・所得環境が改善傾向にあることから個人消費も 持ち直し、 企業や家計の景況感が改善して、 景気は緩やかな 回復軌道に復帰しました。 四半期ごとの実質経済成長率 (季節調整済前期比) は4−6 月期 (△1.6%) 、 7−9月期 (△0.7%) 、 10−12月期 (0.4%) と 3四半期ぶりのプラスとなりました。年度前半のマイナス成長 が響き、 政府は平成26年度の実質経済成長率を△0.5%程度 と5年ぶりのマイナス成長を予想しています。 なお、 平成27年1月に政府が発表した平成27年度の実質 経済成長率は1.5%程度になると予想しています。 県内経済については、 企業の景況感を日銀短観 (神奈川県 分) 業況判断DIで見ると、 平成26年3月の14から、 6月は7、 9月 は7、 12月には7とプラスを維持するも横ばいとなっています。 企業規模別では、 中小企業は平成26年3月の4から、 6月は2、 9 月は△1、 12月には2と経済政策の効果が行き渡っていませ ん。当金庫が実施している景気動向調査の全業種総合業況判 断DIにおいても、 平成26年3月は4.5、 6月は4.2、 9月は0.0、 12月も0.0と景気は足踏み状態にあり、 中小企業への波及は 弱い状況にあることが伺えます。 県内の動きとしては、 平成26年6月には圏央道の相模原愛 川I Cから高尾山I C間、 平成27年3月には寒川北I Cから海老名J CT間が開通し、 さがみ縦貫道路が全線開通しました。東名高 速や中央道など高速道路を結ぶ道路ネットワークが形成さ れ、 民間投資の促進や観光需要の喚起等により地域経済の活 性化が期待されます。 また、 国が指定した 「国家戦略特別区域」 を活用した特区内 での大胆な規制・制度改革により、 国際ビジネス拠点の形成に 向けた取組みが推進され、 県内経済は成長が見込まれます。 金融業界は、 2月に経営者保証に関するガイドラインの適用 が開始されました。 また、 平成26年3月期決算からはバーゼル Ⅲを踏まえた新しい自己資本比率規制の国内基準が導入され ました。 9月には金融庁から金融モニタリング基本方針が公表 され、 「デフレ脱却に向けた取組みと 『好循環』 の実現」 と 「金融 システムおよび金融機関の健全性の維持」 がその基本的な考 え方として示されました。地域金融機関には、 「地域経済・産業 の成長や新陳代謝を支える積極的な金融仲介機能の発揮」 、 「顧客ニーズに即したサービス提供、 顧客の信頼・安心感の確 保」 「 、中長期的に持続可能性の高いビジネスモデルの構築」 、 「健全性の確保」 が求められています。さらに、 12月には大口 信用供与等規制が強化されました。引き続き国際的な金融規 制や金融緩和政策等を注視しつつ、 適切な資金運用や市場リ スクの管理態勢等の構築・強化を図り、 収益の確保、 自己資本 の充実・強化に努めていく必要があります。 日本銀行は、 平成25年4月に決定した 「量的・質的金融緩和」 を進めてきましたが、 足元の物価上昇の鈍化を受けて、 平成 26年10月に追加の金融緩和を決めました。 マネタリーベース の増加目標を、 これまでの年間約60~70兆円から約80兆円 に拡大し、 マネタリーベースの積増し手段は、 長期国債の買入 れ額 (純増額) を年間50兆円から80兆円に拡充するほか、 ETF やJ-REITの買入れもこれまでの3倍に増やしました。 この結 果、 大量の国債が市場から吸い上げられ、 長期金利が低下し、 金融機関の貸出金利も低い水準で推移しています。 金融機関の業績面を見ると、 景気の緩やかな回復に伴い企 業業績は改善され資金需要も徐々に増加し、 それに伴い貸出 も前年と比較し増加傾向にあります。 しかしながら、 依然として 金利競争等の影響により貸出金利は低下し、 預金貸出金利鞘 は縮小傾向で厳しい経営環境にあるといえます。 こうした状況 を踏まえますと、 収益力を強化していく取組みに力を入れてい く必要があり、 貸出の増加と収益源の多様化に向けて取り組 んでいくことが喫緊の課題となっています。 信用金庫は、 これからも地域の協同組織金融機関としての 独自性・特性を活かしながら、 中小企業を積極的に支援し、 地 域経済の活性化や健全な発展に資する取組みを一層推進し ていくことが求められています。 平成26年度の主な取組み 平成26年度の事業計画では、 「特化集中!事業性融資の実 践」 を基本コンセプトとし、 「リレーションシップバンキング推進 態勢の強化」 「 、個人金融市場への取組み」 「 、組織体制・制度面 の整備」 「 、次期基幹系システムへの移行準備」 を重点施策とし ました。そして、 預金・貸出金の増強という金融仲介機能を果 たしながら、 その他の多様な金融サービスを提供することで お客さまや地域社会との良好な関係性を確立・維持すること を目指しました。 事業者に向けた取組みとしては、 リレーションシップバンキ ングを一層推進するため、 お客さまの決算内容の分析結果を 当金庫職員がお客さまにフィードバックする取組みを強化しま 3 D I S C LO S U R E 2015 した。お客さまの事業の強みや課題、 さらには将来像をお客さ まと当金庫が共有し、 融資ニーズにとどまらず、 事業承継や海 外進出支援などのサービスの提供にも努めました。 個人のお客さまへの取組みとしては、 インターネットで投資 信託の取引等を行う 「《よこしん》投信インターネットサービ ス」 の取扱いを開始しました。また、 幅広い商品ニーズに対応 するために、 投資信託の取扱商品を拡充しました。 次期基幹系システムへの移行準備としては、 システムの安 定稼動とバックアップ体制確保を目的に、 平成28年1月の移 行に向けてプロジェクトを進めました。 その他継続的な取組みとしては、 地域のスポーツ振興を目 Beans Girls.」 第6号を発行しました。 金融犯罪の防止に向けた取組みとしては、 依然として被害 が跡を絶たない振り込め詐欺の撲滅を図るために、 5月を 「振 り込め詐欺撲滅月間」 とし、 全店舗でお客さまに注意喚起のチ ラシを配布するとともに、 神奈川県警察との連携により、 当金 庫の本店前で、 当金庫職員と警察官や地域のボランティアの 方々によりチラシを通行人に配布して振り込め詐欺防止を呼 びかけました。 店舗関係では、 「戸塚支店」 と 「青葉台支店」 を新築オープン し、 いずれの店舗も店舗入口での音声ガイドや点字ブロックの 敷設などバリアフリーに配慮し、 お客さまにより快適かつ安心 してご利用いただけるよう努めました。 事業の概況 ︽よこしん︾ と地域社会 的とした 「《よこしん》サッカー教室」 と 「《よこしん》野球教室」 を、 それぞれ横浜F・マリノスおよび横浜DeNAベイスターズの協 力を得て、 地域の小学生を対象に開催しました。また、 若手経 営者の方々のマネジメント能力向上を目的とした 「《よこしん》 シンキング・スクール 経営革新塾」 を開催するとともに、 横浜市 立大学における寄付講座や小学生を対象に金融経済の基礎 を教える 「《よこしん》キッズ・マネースクール」 を実施したほか、 環境問題への取組みの一環として、 小学生を対象とした環境 教育イベント 「《よこしん》親子でエコ教室」 を実施しました。 横浜の価値を高める活動としては、 横浜の隠れた魅力を紹 介する冊子 「横浜ルネサンス」 第22号、 第23号を発行しました。 さらに、 その別冊として地域の中小企業を紹介する冊子 「Jelly TOPICS 2014 自己資本比率 11.57% 高い水準を維持しています 景気回復の波が徐々に広がりつつある中、19億円の 当期純利益を確保することができました。おかげさまで 昭和26年に信用金庫に組織変更して以来、64期連続 の黒字決算となりました。 自己資本比率は11.57%で、 国内基準 (4%) はもとより国 際基準 (8%) をも上回る高水準を維持しています。 平成25年度より、 自己資本比率の算出方法を定めた告 示の改正に伴う新しい自己資本規制 (国内基準) に基づき 算出しています。 4,000 2,787 12.08% 2,937 11.86% コーポレートデータ 3,000 ︽よこしん︾の経営管理 当期純利益 19億円 64期連続で黒字計上中 11.57% 1,901 2,000 1,000 0 平成24年度 平成25年度 平成24年度 平成26年度 平成25年度 平成26年度 海外進出支援 県内信用金庫で初めて 海外子会社への直接貸付の取扱いを開始 生活になくてはならない大切な年金。104,900名 マーケットのグローバル化に伴い、 コスト削減や販路 (公的年金受給件数112,329件) ものお客さまに、公的 拡大を目的として海外での現地法人の設立や海外事業 年金のお受取りに《よこしん》の口座を指定していただ の拡大を進める動きが活発化しています。 いています。 《よこしん》では平成26年12月に、県内信用金庫で 感謝の気持ちを込めて公的年金をお受取りのお客さ 初めて当金庫会員の海外子会社への直接貸付の認可 まに各種のサービスをご用意しています。 を関東財務局より取得し、平成27年6月1日に取扱いを 開始しました。 資料編 (平成27年3月末現在) 安心できる金融機関であるために 公的年金受給者数 10万名 多くのお客さまにご利用いただいています お客さまの海外進出等へのニーズに応えるため、 「海 外事業支援デスク」 も設置しています。詳しくはP12を ご覧ください。 D I S C LO S U R E 2015 4 1 事業の概況 業績の推移と事業の展望 主な業績の推移 預金 (譲渡性預金を含む) については、期中平均残高 経常収益は、前年度比10億84百万円減少し266億 3.41%増加し1兆6,553億円となりました。 利息が減少したことが主な要因です。経常費用は、前年 は前年度比3.32%増加し1兆6,433億円、期末残高は同 貸出金については、期中平均残高は前年度比1.28% 81百万円となりました。貸出金利回り低下により貸出金 度比2億30百万円増加し236億79百万円となりました。 増加し8,730億円、期末残高は同1.87%増加し8,854億 この結果、経常利益は、前年度比13億14百万円減少し 預金貸出金利鞘は、前年度比0.06ポイント低下し 当期純利益は、前年度比10億35百万円減少し19億1 円となりました。 0.62%となりました。貸出金利回りは前年度比0.10ポイ ント低下し1.90%、預金利回りは横ばいの0.09%となり ました。経費を含めた預金原価率は、経費率の低下によ り0.03ポイント低下し1.27%となりました。 総資金利鞘は、前年度比0.07ポイント低下し0.008% となりました。資金運用利回りは前年度比0.11ポイント 低下し1.28%となりました。資金調達原価率は1.27%と 0.03ポイント低下にとどまりました。 1,643,354 1,590,455 1,540,470 598,954 548,017 平成24年度 平成25年度 2,787 自 己 資 本 比 率 は 、前 年 度 比 0 . 2 8ポイント低 下し 11.57%となりました。国内基準 (4%) はもとより、国際 基準 (8%) をも上回る高い水準を維持しています。 なお、格付については平成27年6月に株式会社日本 格付研究所より 「A-」 (シングルエー・マイナス) を取得し ました。 平成26年度 1,655,396 1,600,797 621,359 603,669 578,979 平成24年度 885,455 869,126 857,673 604,968 6,029 4,659 百万円となりました。 1,535,288 873,041 862,001 853,199 30億2百万円となりました。 平成25年度 平成26年度 71,315 71,523 71,883 1,995 1,969 1,943 平成24年度 平成25年度 平成26年度 4,291 4,316 2,937 2,938 3,002 1,901 平成24年度 5 D I S C LO S U R E 2015 平成25年度 平成26年度 最前線である営業店を重視した業務推進を展開し、営 後の創立100周年に向けて全役職員が目指すべき大き 業店の現場力を強化するために、人財力や組織力・制度 な方向性を共有するため、 「『《よこしん》未来100』への 面等を一層強化します。 挑戦」 という副題を定めています。地域社会から一層必 こうした課題に取り組んでいくことで、高度化、多様化 要とされ、存在感のある金融機関となるために以下の するお客さまのニーズにお応えして、地域と当金庫の持 取組みを推進していきます。 続的な成長・発展に努めていきます。 ︽よこしん︾ と地域社会 平成27年度からスタートする中期事業計画は、8年 事業の概況 事業の展望および対処すべき課題 お客さま第一主義を基本として、お客さまとの接点の 中期事業計画(平成27年4月〜平成30年3月) 中 期事業計画の概要 副 題 コアプランと サポートプラン 現場重視の業務推進 本計画には、「現場の目指すべき姿」を示した四つのコアプラン(目 標) と、 「それを実現するために人財力や組織力等をどのように強化して いくのか」ということを示した二つのサポートプラン(取組むべき課 題) を定めています。 コアプラン ⑴ 現場力の強化 ⑶ 個人金融市場に 対する取組みの強化 ⑷ 地域に向けた 取組み コーポレートデータ ⑵ 中小企業に対する 取組みの強化 ⑵ 組 織 力・制 度 面 等の強 化 ⑴ 人 財 力の強 化 ︽よこしん︾の経営管理 基本コンセプト 「《よこしん》未来100」への挑戦 (サポートプラン) 《よこしん》では、 「日々の業務を通じ地域社会の発展 に貢献する」 という基本方針に基づき、お客さまの幅広 い資金ニーズにお応えし、 地域社会や産業の発展に貢献 の役割、使命と考えています。また、 ご融資による支援だ けにとどまらない活動として、お取引先中小企業者の皆 さまに対する、企業経営支援業務等の充実も図っており するため努力をしています。貸出にあたっては地元の皆 ます。平成27年度におきましても、地域金融機関として 査に基づき、地元の中小企業者や個人の皆さまへ積極 して地域社会全体の発展に貢献するよう努めます。 さまからお預かりした大切な資金を、厳正かつ公正な審 的にご融資することが地域金融機関としての《よこしん》 安心できる金融機関であるために 貸出運営についての考え方 の使命を果たすべく、 積極的かつ健全な貸出運営を堅持 事業性融資における第三者個人連帯保証について 資料編 《よこしん》では、事業性融資において経営者以外の第三者の個人連帯保証を原則求めない取扱いとしています。 「経営者保証に関するガイドライン」 への対応について 《よこしん》では、 「経営者保証に関するガイドライン研 究会」 ( 全国銀行協会および日本商工会議所が事務局) が公表した 「経営者保証に関するガイドライン」 を遵守し、 お客さまから経営者保証に関するご相談やお申出をい ただいた場合は、本ガイドラインに基づき、誠実に対応 するよう努めます。 D I S C LO S U R E 2015 6 1 事業の概況 不良債権の状況 不良債権の状況 《よこしん》は、経営の透明性を高め、その健全性と安 全です。なお、 《よこしん》では、会計上の不良債権処理 めています。平成26年度の不良債権比率は5. 88%から 直接償却を実施している信用金庫に比べて不良債権比 全性をご理解いただくため、不良債権の適切な開示に努 方法である部分直接償却は行っておりませんので、部分 5. 19%に低下しました。適切な償却や引当を行うことに 率が高めに算出されています。 よって、担保や保証を含めた全体の保全率は95. 93%と 1,838 39,613 5,558 34,055 ̶ 4,698 46,151 839,304 885,455 7,411 1,840 5,570 33,163 3,730 44,305 破綻先および実質破綻先に対する担保・保証付債権について担保 等による回収が不可能な額(Ⅳ分類債権額)に対し、個別貸倒引当金 の計上ではなく、 債権額から直接減額(直接償却)すること。 説 明 特別積立金を計上しており、不良債権に対する備えは万 7,411 1,840 5,570 34,070 4,698 46,180 841,994 888,175 部分直接償却 用 語 高水準を維持し、 さらに791億円 (貸借対照表計上額) の 3,884 498 3,385 24,693 0 28,577 1,727 405 1,321 5,523 3,431 10,682 1,799 936 863 2,947 299 5,046 100.00% 100.00% 100.00% 97.33% 79.40% 95.93% 100.00% 100.00% 100.00% 76.46% 23.64% 72.90% 1,838 38,707 5,558 33,148 498 28,075 3,385 24,689 404 6,830 1,316 5,514 936 3,801 856 2,944 100.00% 97.71% 100.00% 97.33% 100.00% 80.74% 100.00% 76.46% 3,730 0 3,431 299 79.40% 23.64% 44,277 28,573 10,666 5,037 95.93% 72.88% 5.19% 5.21% 用語説明 (金融再生法基準) 用語説明 (信用金庫法基準) 貸出金及びその他の債権 リスク管理債権 (貸出金) 破産更生債権及びこれらに準ずる債権 破綻先債権 破産、会社更生、民事再生等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対す る債権及びこれらに準ずる債権です。 危険債権 債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化 し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高 い債権です。 要管理債権 ⑴3ヵ月以上延滞債権:元金または利息の支払いが、約定支払日の翌日を起 算日として3ヵ月以上延滞している貸出債権のうち破産更生債権等及び危 険債権を除いた貸出債権です。 ⑵貸出条件緩和債権:経済的困難に陥った債務者の再建又は支援を図るこ とを目的に、債務者に有利な一定の譲歩を与える約定条件の改定等を行っ た貸出債権のうち、破産更生債権等、危険債権及び3ヵ月以上延滞債権を 除いた貸出債権です。 法人税個別通達 「金融機関の未収利息の取扱いについて」 の規定により、未収 利息を収益不計上とすることが認められる貸出金のうち、会社更生、破産、民 事再生、特別清算、手形交換所から取引停止処分を受けた債務者に対する貸 出金です。 延滞債権 実質的に6ヵ月以上の延滞先を意味し、法人税個別通達 「金融機関の未収利息 の取扱いについて」 の規定により、未収利息を収益不計上とすることが認めら れる貸出金のうち、破綻先債権及び金利棚上げにより未収利息を収益不計上 とした貸出金を除いた貸出金です。 3ヵ月以上延滞債権 実質的に3ヵ月以上6ヵ月未満の延滞先を意味し、元本または利息の支払いが 約定支払日の翌日から3ヵ月以上遅延している貸出金のうち、破綻先債権及び 延滞債権を除いた貸出金です。 貸出条件緩和債権 債務者の経営再建等を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、 元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出 金のうち、 破綻先債権、 延滞債権及び3ヵ月以上延滞債権を除いた貸出金です。 7 D I S C LO S U R E 2015 事業の概況 自己査定結果と金融再生法開示債権額・リスク管理債権額 自己査定は不良債権の開示金額や償却・引当額算定の基礎となるものです。査定手順としては最初に債務者の信用度 に応じて債務者区分 (正常先〜破綻先) を行い、次に資産の回収の確実性に応じて分類額 (Ⅰ分類〜Ⅳ分類) を算定してい ます。 686,543 153,994 101,339 52,655 4,698 5,797 619 5,177 34,070 34,070 24,693 5,523 3,854 5,570 3,385 1,321 67 795 1,840 498 405 1 934 46,180 887,816 817,079 65,083 3,923 1,730 888,175 841,994 4,698 ︽よこしん︾ と地域社会 686,543 39,613 7,411 1,838 46,151 ︽よこしん︾の経営管理 ※自己査定の正常先残高には地方公共団体等の残高 (元金15,233百万円、利息12百万円) を含んでいます。 ※自己査定の実質破綻先、破綻先残高は、直接償却額145百万円を控除後の金額です。 ※金融再生法開示債権の要管理債権、 リスク管理債権の貸出条件緩和債権と3ヵ月以上延滞債権は該当する貸出金の合計額ですが、 自己査定の債務者区分の要管理先残高は該当債務者に対する全ての貸出金等の合計額となっているため、金額は一致しません。 ※金融再生法開示債権の総与信額には私募債の残高358百万円を含んでいます。 コーポレートデータ 債務者区分とは 債務者の財務状況、資金繰り、収益力等により、返済能力を判定し て、 その状況等により債務者を正常先、 要注意先、 破綻懸念先、 実質 安心できる金融機関であるために 破綻先及び破綻先に区分することをいいます。 分類区分とは 資産を 「回収の危険性」 または 「価値の毀損の危険性」 の度合いに応 じて、 Ⅰ、 Ⅱ、 Ⅲ及びⅣ分類の4段階に判定することをいいます。 不良債権残高の推移 金融再生法に基づく開示債権 要管理債権 平成26年度 増減 7,967 7,411 △555 38,615 34,070 △4,545 4,684 4,698 14 51,267 46,180 △5,086 正常債権 820,244 841,994 21,749 対象債権合計 871,512 888,175 16,663 不良債権比率 5.88% 5.19% −0.69% 不良債権合計 信用金庫法に基づくリスク管理債権 (単位:百万円) 平成25年度 2,122 平成26年度 1,838 44,432 39,613 ー ー ー 4,684 4,698 14 リスク管理債権合計 51,239 46,151 △5,087 リスク管理債権比率 5.89% 5.21% −0.68% 破綻先債権 延滞債権 3ヵ月以上延滞債権 貸出条件緩和債権 増減 △283 資料編 破産更生債権及び これらに準ずる債権 危険債権 平成25年度 (単位:百万円) △4,818 D I S C LO S U R E 2015 8 2 《よこしん》と地域社会 地域金融円滑化への取組み 地元でお預かりした資金は地元へ! 平成27年3月末現在 《よこしん》は、神奈川県東部を主要な営業エリアとするコミュニティバンクです。地元の皆さまからお預かりした大切 なご預金は、地元で事業を営む中小企業のお客さまや個人のお客さまにご融資させていただき、地域社会の発展に少し でも貢献できるように努力しています。 お 客 さ ま 会員の皆さま 会員数/71, 883人 出資金/19億円 預金積金 16, 553億円 貸出金 8,854億円 預金積金に占める 貸出金の割合 53.48% 横浜信用金庫 役職員数/1, 275人 店舗数/61店舗 有価証券運用 6,213億円 有価証券は安全性を第一に債券を中心に運用しています。 預金積金に占める有価証券の割合 3 7.53% 地域社会発展のお手伝い 地域密着型金融の推進 《よこしん》では、 「日々の業務を通じ地域社会の発展 に貢献する」 という基本方針のもと、地域密着型金融の 推進に取り組んでいます。 (地域密着型金融推進計画の柱) ①積極的な新規融資 ②お取引先企業に対するコンサルティング機能発揮 ③地域の面的再生への積極的な参画 ④人財育成 ⑤地域や利用者に対する積極的な情報発信 9 D I S C LO S U R E 2015 福祉 盲導犬育成支援 よこしんふれあい財団による寄付 環境 環境金融商品・サービス/エコ教室 文化 地域情報誌 「横浜ルネサンス」 横浜美術館協賛 教育 大学への寄付講座/中学生の職場体験 小学生のキッズ・マネースクール スポーツ 安全 サッカー教室/野球教室 こども110番の店/振り込め詐欺防止 地域見守り活動 事業の概況 金融円滑化基本方針 《よこしん》は、地域の健全な事業を営む事業者及び個人に対して必要な資金を円滑に供給していくこと、並びに地域の事 業者の経営相談・経営指導及び経営改善に関する支援に取り組むことは、金融機関の最も重要な役割の一つであると認識し、 適切なリスク管理体制の下、金融仲介機能を積極的に発揮していくことを目的に、金融円滑化に関する基本方針を定めてい ます。 ︽よこしん︾ と地域社会 1. 新規融資や貸付条件の変更等の申込み等に対して、真摯な対応と迅速かつ適切な審査を行う。 2. お客さまに対する経営相談・経営指導及び経営改善に関する支援について、積極的な取り組みを行う。 3. お客さまの事業価値を適切に見極めるため、 目利き能力の向上に努める。 4. 新規融資や貸付条件の変更等の申込み等に対して、適切かつ十分な説明を行う。 5. 新規融資や貸付条件の変更等の相談・申込み等に対するお客さまからの問い合わせ、相談、要望及び苦情について、適切 かつ十分に対応する。 ︽よこしん︾の経営管理 金融円滑化管理体制 お客さま 営業店窓口 ふれあいプラザ 【休日相談受付】 ●ご返済条件の変更等に関する ご意見や苦情等の受付 コーポレートデータ ●新規融資に関するご相談 ●ご返済条件の変更等に関するご相談 ●経営相談、経営指導及び経営改善に関する支援 苦情相談専用ダイヤル (リスク管理統括部) 営業店(金融円滑化管理担当者) 金融円滑化に関する取組みの管理担当者を全店に配置しております。 安心できる金融機関であるために 関係部署による営業店サポート 金融円滑化管理責任者 金融円滑化管理委員会 代表理事会 理事会 資料編 ご返済条件の変更等に関するご意見・苦情等専用電話受付窓口 《金融円滑化苦情相談フリーダイヤル》リスク管理統括部 受 付 時 間 :月曜日〜金曜日の9:00〜17:00 0120-266-686 ※土・日曜日、祝日・振替休日および12月31日〜1月3日は休業いたします。 D I S C LO S U R E 2015 10 2 《よこしん》と地域社会 創業・コミュニティビジネス支援 創業支援 ~起業家の皆さまを応援します!~ 創業者や起業家のニーズにお応えするため、 《よこしん》 株式会社日本政策金融公庫および横浜市信用保証協会 ふれあいプラザ (横浜西口支店8階) において、 中小企業診 との業務連携を開始しました。 のアドバイスをしています。 また、 営業店の融資窓口では、 期目の決算申告期限が到来していない事業者の方を対 断士等の資格を有する相談員が創業に向けた手続きなど 創業関連の各種融資のお申込みを受け付けています。 平成26年10月には、外部専門機関等のノウハウを活 用して質の高いサポートを行うため、平成26年10月より 資金面では、横浜市内の創業予定者または創業後第1 象とした横浜市信用保証協会保証付の融資商品 「よこは ま創業サポート保証」 の取扱いを新たに開始しました。 創業支援関連融資の実績(平成26年度) 神奈川県企業化支援資金 横浜市創業ベンチャー促進資金 川崎市創業支援資金 町田市開業資金 よこはま創業サポート保証 合計 (単位:件・万円) ご融資件数 26 79 - - 2 107 ご融資金額 13,450 31,580 - - 250 45,280 期末件数 123 333 5 7 2 470 期末残高 39,378 87,959 1,304 1,898 203 130,744 コミュニティビジネス支援 ~地域の課題解決を応援します!~ 行政や民間営利企業では解決しにくい地域問題に対 し、地域資源や地域特性を活かして事業として取り組ま れようとするお客さまからのご相談を承っています。資 金面では、 《よこしん》独自のコミュニティビジネス支援 融資『拓く』、公益財団法人横浜企業経営支援財団と連 携した 「横浜こみゅにてぃろーん」 、川崎市と連携した 「川 崎市コミュニティビジネス支援融資」 等の無担保制度融 資をお取り扱いしています。 コミュニティビジネス関連融資の実績(平成26年度) ≪よこしん≫コミュニティビジネス支援融資『拓く』 横浜こみゅにてぃろーん 川崎市コミュニティビジネス支援融資 合計 (単位:件・万円) ご融資件数 1 - - 1 ご融資金額 700 - - 700 期末件数 1 3 1 5 期末残高 700 719 57 1,476 保育園、学童保育、障がい児支援施設を備えた複合施設の新設資金をご融資 M社は、保育園、学童保育、障がい児発達支援施設等を、複 数の拠点にて運営していたNPO法人です。健常者と障がい者 との間での分け隔てのない成長を支援したいという代表者の お考えを知るにおよび、M社の事業をサポートさせていただ きたいと、 たびたび訪問させていただいていました。 そのような折、子育て支援の充実に力を注ぐ横浜市の公募 事業にM社が採択されたことで、M社が保有する複数の施設 を一つの拠点にまとめた 「複合施設」 の建設計画が立ち上がり、 M社から正式に協力要請がありました。同事業は地域にとって 非常に意義があると判断したことから、 地域の他の金融機関と の協調融資の道を探りましたが、 NPO法人に対する融資の取組み にはまだまだ厳しい金融機関が多く、話は難航を極めました。最終 的には、当金庫と独立行政法人福祉医療機構との協調でご融資す ることができましたが、そこに至るまでに、建設業者の紹介など金 融以外の面でもご相談をいただき、協力させていただけたことが 何よりの喜びでした。 約半年間ご支援させていただいた末に、無事開所の日を迎える ことができました。開所後は想定を上回る児童を迎えることができ、 M社だけではなく地域の方々にも喜んでいただいています。 ご相談専用窓口《よこしん》ふれあいプラザ(横浜西口支店8階)のご案内 《よこしん》ふれあいプラザの専門相談員が、年金・経 営・相続・不動産・税務・法務・信託・住宅ローン・各種個人 向けローンなどのご相談を無料(※)で承っております。 土・日のご相談もお受けしています。お気軽にお問い合 わせください。 ※専門家へのご相談・事務代行については有料となる場合がございます。 〒220-0004 横浜市西区北幸1ー4ー13 (天理ビル隣) 営 業 時 間 :月曜日~金曜日 9:00~17:00/土曜日・日曜日 9:30~17:00 お問い合わせ:各種ご相談 0120-454-201 ローン相談 0120-201-867 ※5月3・4・5日および12月31日〜1月3日は休業いたします。 ※祝日・振替休日が月曜日~金曜日にあたる場合、休業いたします。 11 D I S C LO S U R E 2015 成長・発展支援 事業の概況 成長・発展支援 ~ビジネスマッチングをサポートします!~ 《よこしん》産学官連携 お客さまのニーズにお応えするため、 ︽よこしん︾ と地域社会 ︽よこしん︾の経営管理 ISO等認証取得支援サービス I SOシリーズ、プライバシーマーク等の認証取得をお考えのお客さまに、 《よこしん》が提携する実績あるコンサ ルティング会社をご紹介します。お客さまのご要望に応じて 「取得までの期間、費用」 等について複数のプログラムを 比較・ご検討いただけます。 「経営革新等支援機関」窓口業務 平成24年8月に施行した中小企業経営力強化支援法に基づき、中小企業に対し専門性の高い支援事業を継続的 コーポレートデータ に行う 「経営革新等支援機関」 として認定を受け、各種補助金の受付けや専門家の派遣を行っています。 「海外事業支援デスク」の設置 平成26年4月にお客さまの海外進出や輸出入等の事業を支援するため、専用デスクを設置しました。海外事業展 開に関する情報提供、貿易取引等、外部支援機関とも連携して、お客さまをサポートいたします。 第2回「ビジネスマッチングwithかながわ8信金」 各信用金庫の取引先や地域企業の販路拡大支援を目的に、平成26年5月22日に神奈川県内8信用金庫合同主催に よる商談会を大さん橋ホールにて開催しました。商談会では881の商談が行われ、盛況に終えることができました。 安心できる金融機関であるために 平成26年度受・発注商談会 平成27年2月4日に、みなとみらいのパシフィコ横浜アネックスホールにて、公益財団法人神奈川産業振興センター、 横浜市他との共催により、製造業 (食品を除く) を対象とした 「受・発注商談会 (横浜会場) 」 を開催しました。新規取引先の 開拓、販路拡大を目的に、発注企業60社と受注企業271社が一堂に会した大商談会となりました。 今後も同様のビジネス機会をご提供してまいります。 経営セミナーの開催 企業の成長・発展に役立つセミナーを開催しています。 <平成26年度 セミナー・講演会等開催実績> 開催日 セミナー・講演会 平成26年4月 新入社員・若手社員講座 内容 参加者数 「伸びる社員はどこが違うか」 他 93名 県内8信用金庫合同主催 「商談テクニックの習得」 73名 9月 ふれあいセミナー 第1回 「事業承継セミナー」 (経営者・後継者対象) 16名 第2回 「事業承継セミナー」 (経営者対象) 15名 10月 ふれあいセミナー 11月 新入・若手社員ステージアップ講座 「成長スピードを上げる3つの力」 11月 ふれあいセミナー 平成27年3月 ふれあい講演会 3月 海外事業支援セミナー 資料編 5月 商談営業力強化セミナー 49名 第3回 「事業承継セミナー」 (後継者対象) 19名 「黒田官兵衛『知』 と 『情』の軍師」 117名 「アジア諸国への進出から撤退までの留意点」 (県内4信用金庫共催) 47名 D I S C LO S U R E 2015 12 2 《よこしん》と地域社会 経営改善支援 経営改善支援 中小企業診断士等の有資格者を中心に構成されてい 定支援や財務診断等のサービスのご提供を通じて、お る融資部企業経営支援チームが、経営改善計画書の策 取引先企業の経営課題の解決をお手伝いしています。 経営改善支援の取組実績 (単位:先) 期初債務者数 正常先 要注意先 破綻懸念先 実質破綻先 破綻先 合計 うちその他要注意先 うち要管理先 25年度 13,801 2,727 82 858 213 46 17,727 26年度 13,052 3,566 65 858 191 35 17,767 経営改善支援 取組先数(①) 25年度 82 456 16 60 1 0 615 26年度 88 389 16 76 0 0 569 ①のうち期末に債務者 区分が上昇した先数 25年度 − 39 5 4 0 0 48 26年度 − 36 7 5 0 0 48 ①のうち期末に債務者区分 が変化しなかった先数 25年度 26年度 66 67 399 340 10 8 53 68 0 0 0 0 528 483 支援事例:当金庫提携先の経営コンサルタント導入により業績改善 業況 A社 (介護施設の運営) は、利用者を大事にする施設とし て定評があるものの、長年稼働率が低迷し、収益状況は芳し くありませんでした。 支援内容 当金庫の業務提携先で、医療・介護の支援に実績のある 公益財団法人日本生産性本部と協働での支援が効果的で あると判断し、代表者の同意のもと経営改善に取り組むこと としました。 改善課題を施設の 「稼働率向上」 に絞り、従業員を交えた ミーティングを開催し、従業員自らが考えた行動計画をまと めました。 当金庫はA社とコンサルタントの調整役を担ったり、行動 計画に対するアドバイスを行うなどA社の改善活動をサポ ートしました。 支援結果 各従業員は役割・目標が明確になったことで、 より前向き に活動することができるようになり、全ての計画目標を達成 することができました。 稼働率の向上と収益状況の改善とともに、地域に貢献で きる介護施設としてA社の存在感は増していきました。 経営コンサルタント紹介サービス お取引先企業に対する経営支援機能を強化するために、公 益財団法人日本生産性本部、株式会社カイゼン・マイスターと 業務提携し経営コンサルタント紹介サービスをご提供していま す。株式会社カイゼン・マイスターは、製造業に特化したコンサ ルタントであり、工場診断サービスや製造現場の改善指導を行 っています。公益財団法人日本生産性本部についても、所属す るコンサルタントはそれぞれが得意な分野を持つ専門家集団 であり、中小企業に対する経営計画策定支援やコンサルティン グ等の実績も豊富です。そのほか朝日税理士法人とも業務提 携しており、税務面のご相談にも対応可能です。各種のコンサ ルティング等の実施は有料となりますが、 ご相談は無料ですの で、お気軽にお問い合わせください。 13 D I S C LO S U R E 2015 例えばこんなご相談 おまかせください! 不景気で今後の業績に不安 が大きい。何をすべきか迷っ ている。中期計画の策定、ま たは見直しをしたい。 貴社の重要経営課題を明確 にして、実効性の高い計画策 定や改善策の実行を強力にご 支援します。 自社製品の販売を強化するた めに、プロのマーケターに相 談したい。 中小企業における指導実績が 豊富なコンサルタントが経営 戦略、マーケティング戦略立 案をご支援します。 工場の現場カイゼン、コスト ダウンに本格的に取り組みた い。 中小企業の現場カイゼンに実 績多数の改善のプロがご支 援します。 事業承継支援 後継者の方に事業を引き継ぐ場合の準備、手順、事業 事業の概況 事業承継支援 〈M&Aの流れ〉 承継計画の作成や、後継者が見つからない企業へのM& A (合併&買収) に関するご相談を、 《よこしん》ふれあい プラザ (横浜西口支店8階) で承っています。 ︽よこしん︾ と地域社会 M&Aは、信金キャピタル株式会社、株式会社日本M& Aセンター、株式会社ストライク等の専門会社と提携し、 買収・譲渡ニーズの情報交換を全国ネットで行い成約に 結びつけるように努力しています。ご相談は秘密厳守の うえ無料で行っています。なお、 アドバイザリー契約の締 結時および最終契約書の締結時には、手数料をいただ いています。 支援事例:信金取引企業間の広域M&Aが成約! (当金庫29件目) 況に不安がある」 等の理由から慎重に検討を進めました。M &A成約の前提として 「乙社に仕事を発注して、 営業対応・技 術力等を実感したい」 という甲社の要望が実現した平成26 年9月以降、 本格的な交渉がスタートしました。 「乙社を永続 的に経営する責任」 を重く受け止めた甲社が要望する内容 には、 譲渡側にとって厳しいものも含まれましたが、 「従業員 の雇用継続と、会社の存続が最重要」と考える乙社A社長 の決断により無事契約を迎えることができました。 2 成約までの経緯 3 M&A実施後 乙社 (長野市・鉄骨加工業) は、創業50年以上の業歴を 持ち地元有力企業としての評価を確立していましたが、A 社長が80歳を超えても後継者が定まらず、 自社事業の将 来を憂慮していました。会社清算も選択肢にあがる中、M &Aによる会社譲渡の可能性を聞いたA社長は、約3年前 に取引先の信用金庫を通じて信金キャピタル株式会社*に M&A仲介を依頼しました。 本件により生産能力を拡充した甲社は、 中堅・大手ゼネコ ン等新規顧客の開拓や、 インフラ整備需要等を取り込むこ とによる業容拡大実現に向け、 新たな歩みを始めています。 コーポレートデータ 当金庫では、 平成25年7月に信金キャピタル株式会社か ら買い手候補企業の紹介を依頼され、甲社 (横浜市・総合 建設業) に買収を打診したところ、甲社は、 自社より上位の 認定 (鉄骨製作工場の大臣認定グレード) を受けている乙 社との提携による相乗効果や、乙社の誠実・堅実な社風等 を好感しながらも、 「遠方である。経営・営業を引き継ぐ人 材を直ぐに派遣できない。 2020年東京オリンピック後の業 ︽よこしん︾の経営管理 1 M&A検討の理由 *信 金キャピタル株式会社:信用金庫のセントラルバンクで ある信金中央金庫の100%出資子会社。全国の信用金庫 からの情報を基にベンチャー投資業務、M&A仲介業務を 行っている。 *上記案件を含む過去の支援事例は《よこしん》ホームページでご覧いただけます。 安心できる金融機関であるために http://www.yokoshin.co.jp/_houjin/keiei/manda/jirei_shoukai.html *M&Aに関するお問い合わせ先 《よこしん》ふれあいプラザ (営業時間等については11ページをご参照ください) 0120-454-201 《よこしん》シンキング・スクール「経営革新塾」 若手の経営者や経営幹部の方などを対象としたビジネススクールです。次 シンキング・スクール受講者数 受講者数 世代を担う方々に高度なマネジメント・スキルを身に付けていただき、円滑な 事業承継に結びつけることなどを目 スタディや演習を盛り込んだ実践的 な学習スタイルを重視しています。 他社の経営者の方々と席を共にする ことで、経営の厳しさを共有できる ネットワーク作りができ、 ビジネスマ ッチングの場にもなっています。 第2期(平成16年度) 16名 第9期(平成23年度) 13名 第3期(平成17年度) 12名 第10期(平成24年度) 23名 第4期(平成18年度) 23名 第11期(平成25年度) 22名 第5期(平成19年度) 19名 第12期(平成26年度) 19名 第6期(平成20年度) 19名 合計 資料編 的としています。スクールは、ケース 受講者数 第1期(平成15年度) 10名 第8期(平成22年度) 13名 208名 第7期(平成21年度) 19名 D I S C LO S U R E 2015 14 2 《よこしん》と地域社会 CS・ES向上への取組み CS (お客さまの満足度)向上への取組み お客さまがより便利で快適にご利用いただけるように、店舗の改修、 ATMの新設、バリアフリーへの対応など、 さまざ まな取組みを実施しています。今後もより一層ご満足いただける店舗づくりを進めてまいります。 快適・便利な店舗づくり ■新築オープン 平成26年7月28日 戸塚支店 ■新築移転オープン 平成26年8月25日 青葉台支店 いずれの店舗も採光を取り入れて店内を明るくし、 ロビー を広くするなどより便利で利用しやすい店舗となっています。 また、視覚障がいをお持ちのお客さまにも安心してご利用 いただけるように次の設備を設置しています。 ○店舗入口での音声ガイドによる案内 ○視覚障がいをお持ちのお客さまが見やすい自動窓口受付機 ○点字ブロック ○音声案内機能付ATM 戸塚支店 青葉台支店 全職員が「認知症サポーター」です。 認知症に対する理解を深め、 まごころを持った対応を学ぶため、平成25年5月よ 「認知症サポーター (キャラバン・メイト) 養成講座」 を受講しています。 り全職員(※)が ※契約職員等、 一部の職員を除きます。 サポーターの証 「オレンジリング」 お体の不自由なお客さまやご高齢のお客さまへのご案内 バリアフリーへの取組み すべてのお客さまに安心してご利用いただけるサービスの提供や店舗づくりに努めています。 ■すべてのATMに音声案内機能を搭載 ATMに備え付けの電話 機の音声案内に従い、電話 機のボタンでATM操作を することができます。 《よこ しん》のATMはすべて音声 案内機能付ATMです。 ■点字による 「お取引明細書」 等の発行 視覚障がいをお持ちのお客さまのために、 点字に よる「お取引明細書」等の発行を受け付けています。 ■窓口での振込手数料を優遇 目や手が不自由なためATMによる振込手続きが 困難な場合、窓口においてATMによる振込手数料 と同額で振込を受け付けます。 15 D I S C LO S U R E 2015 ■バリアフリー機器を全店舗に設置 「杖ホルダー」 「 、助聴器」 「 、筆談器」 「 、コミュニケ ーションボード」 などのバリアフリー機器を全店舗に 設置しています。 ■新規口座開設やご入金等について 当金庫職員が代筆 目や手が不自由なため伝票等への記入が困難な 場合、複数の職員立会いのもとで当金庫職員が代 筆を行います。 ■店舗のバリアフリー化 店舗入口のスロープ化や 音声ガイドの設置、 点字ブロ ックの敷設など、店舗のバリ アフリー化を進めています。 事業の概況 ES (職員の満足度)向上への取組み 《よこしん》は、人財の育成と魅力ある職場環境づくりを進め、 お客さまの期待にお応えできるように努力しています。 人財育成 各種資格取得者数 るため、職員の役職別、階層別、業務別 FP (ファイナンシャルプランナー) お客さまの多様なニーズにお応えす 専門的な知識の習得を目的として各種 の研修機関へ職員を派遣し、能力向上 に努めています。 中小企業診断士 経営コンサルタント 社会保険労務士 証券アナリスト 税理士 行政書士 宅地建物取引主任者 (※) 医業経営コンサルタント 平成27年3月末 37名 354名 29名 34名 8名 7名 1名 9名 75名 8名 CFP、 1級FP技能士 AFP、 2級FP技能士 ︽よこしん︾ と地域社会 にきめ細かい研修を実施するとともに、 資格種別 ※平成27年4月1日、 「宅地建物取引主任者」 は 「宅地建物取引士」 に改称されました。 ︽よこしん︾の経営管理 障がい者雇用 営業店のロビー案内業務、本部の事務処理業務、守衛業務等においてお体の不自由な方を採用しており、平成27年3 月末における障がい者雇用率は1.81%となっています。今後も障がい者合同面接会やハローワーク等からの紹介によ コーポレートデータ り積極的に採用を行ってまいります。 ワークライフバランス 仕事と子育ての両立については、育児休業および育児短時間勤務の取得促進や、休業期間中に おける職員への情報提供などを行っています。 《よこしん》では次世代育成支援対策推進法に基づ く一般事業主行動計画を3年ごとに策定しており、平成18年度から平成23年度における計画を全 て達成し、仕事と育児の両立支援企業として神奈川労働局から認定を受けています。平成24年度 から平成26年度までの行動計画では、 育児関連制度を利用しやすい環境や育児休業取得者が安心 安心できる金融機関であるために して職場復帰できるような環境の整備を掲げ、それらを全て達成したことから現在認定を申請中で す。平成27年度からの行動計画では、職員がその能力を発揮し、仕事と子育ての両立を図り、働き やすい雇用環境の整備を行っていきます。 また、職員の心とからだの健康がお客さまへのサービスの基本であるという考えから、連続休暇 制度 (クリエイティブ休暇制度) や半日休暇制度の導入により心身のリフレッシュを図るほか、外部 機関と連携したメンタルヘルス対策や健診機関と金庫内の保健師との連携による特定保健指導等 を実施しています。 資料編 「新入職員研修」 に落語家を招いています。 毎年実施している 「新入職員研修」 に真打ちの落語家を招き、 「落語家の修行を通し て知る厳しい中にもおかしな噺家修行」 について講演をしていただいています。これか らも異業種のプロに学び、 「お客さまに選んでいただける金融機関」 となれるように努力 してまいります。 D I S C LO S U R E 2015 16 2 《よこしん》と地域社会 地域貢献活動 横浜型地域貢献企業 《よこしん》は、 コンプライアンス (法令等遵守) 、情報セキュリティ、環境配慮、社会貢献などのさまざまなCS R活動が評価され、 横浜市の横浜型地域貢献企業認定制度において最上位格付の認定を取得しています。 社会福祉・芸術文化振興のための支援 ~《よこしん》の創立70周年(平成5年) から続けています~ ●盲導犬育成支援 よこしんふれあい財団 《よこしん》は創立90周年を記念して、平成26年3月に 「一般 日本では、盲導犬を希望 財団法人よこしんふれあい財団」 を設立しました。 《よこしん》が される目の不自由な方に対 行ってきた地域の福祉向上のための活動を引き継ぎ、広く地域 して、盲導犬の数が不足し 社会の健全な発展に寄与することを目的としています。 ている状況にあります。 《よ 「よこしんふれあい財団」 では、平 こしん》は1頭でも多くの盲 成27年3月に社会福祉向上を目的と 導犬が育つことを願い、公 して横浜市の 「よこはま夢ファンド」 お 益財団法人日本盲導犬協会 よび横浜市社会福祉協議会の 「善意 に盲導犬育成費の寄付を続 銀行」 に寄付を行いました。 けています。 ●HEART to ART(横浜美術館連携プログラム) ■『お届けこあと』 横浜美術館と企業が連携して美術普及活動を行う 『HEART to ART』 に参加し、子ども向け造形講座の出張プログラム 『お届 けこあと』を実施しています。平成26年度は、天王町商店街 (保土ヶ谷区) 、瀬谷中央保育園 (瀬谷区) 、神奈川県立こども医療セ ンター (南区) に出張し、 オリジナル木製台車と木っ端を利用した工作などを実施しました。 ■親子のフリーゾーン 横浜美術館で日曜日の午前中に開催されている 〈親子のフリーゾーン〉 は、 かみ・ねんど・えのぐを使って自由に遊べるコーナー で、 毎回約600人が参加する人気コーナーです。 《よこしん》は子どもの自由な発想を育む本事業を支援しています。 子どもたちの未来のために ●金融経済教育 ●スポーツ教室 キッズ・マネースクール 《よこしん》は、 地元のJリーグ・サッカーチーム 「横浜F ・ ■《よこしん》 ■《よこしん》サッカー教室 夏休みを利用して、小学4〜6年生 マリノス」 を応援しています。平成26年度は中村俊輔選手 を対象にマネースクールを開催してい を講師に迎えて、平成26年8月に小学生対象の第18回 ます。お金のクイズ、1億円の重さ体 《よこしん》サッカー教室を開催し、 235名の小学生にご 験、金融機関の仕事 (授業) 、お札の数 参加いただきました。 え方の練習などが好評です。 また、 横浜F ・マリノスのホームゲームに8席の 「福祉席」 を設け、横浜市こども青少年局を介して地域の子どもた ちを招待する取組みも継続しています。 ■《よこしん》野球教室 平成26年12月に、地元プロ野球球団 「横浜DeNAベ イスターズ」 の白崎浩之選手、三上朋也選手を講師とし て迎え、第8回《よこしん》野球教室を開催しました。当日 は、 たくさんのご応募の中から当選された小学生の親子 104組が参加し、家族キャッチボール、 ティーバッティン グ、 ストラックアウトなどを楽しみました。 17 D I S C LO S U R E 2015 事業の概況 大学への寄付講座、インターンシップ ●寄付講座 平成18年度より横浜市立大学に寄付講座を設け、講師として職員を派遣してい ます。講座開設以来、企業分析をテーマに実施しています。 ●インターンシップ ︽よこしん︾ と地域社会 大学生のキャリア教育の一環として、平成26年度は8月に延べ7日間、2月に延 べ3日間学生を受け入れました。 環境への取組み ■《よこしん》環境サポート ■《よこしん》親子でエコ教室 エネルギー発電事業等を業としている先など、環境問題に積極 室」 を平成26年8月8日に開催しました。親子63組が 環境関連の認証取得先または新たに取得する先、再生可能 ■《よこしん》水源の森定期Ⅱ 平成25年度に引き続き水源林保全を目的とした定期預金商 品 「《よこしん》水源の森定期Ⅱ」 を平成26年11月から平成27 年2月まで販売しました。 本商品では、 「水源保全」 の取組みをお客さまに広く周知する ため、 ご契約者に山梨県道志村の水源かん養林の間伐材を使 プレゼントしました。 また、間伐材を利用した販促品の採用によって水源林保全の 大切さをPRしたと評価いただき、横浜市から感謝状をいただき ました。 による手品などをまじえたショーで環境について楽し く学び、 第2部では横浜美術館子どものアトリエの先 生に教えてもらいながら親子27組が 「エコポスター」 づくりに挑戦しました。 ■環境配慮型各種ローン お客さまの環境問題への取組みを応援するため、 下記の融資商品において、金利を優遇してお取り扱 いしています。 コーポレートデータ 用した 「平成27年横浜信用金庫オリジナル卓上カレンダー」 を 参加した第1部では環境パフォーマー “らんま先生” ︽よこしん︾の経営管理 的に取り組む企業を支援し、広く地域社会の発展に貢献するこ とを目的とした融資商品です。 横浜美術館と連携し、 「《よこしん》親子でエコ教 ●住宅ローン ●リフォームローン ●マイカーローン ■横浜ジェリービーンズ倶楽部 ■地域情報誌 「横浜ルネサンス」 《よこしん》では地域社会の発展に貢献するため、 「横浜ジ の視点で横浜を語る地域情報誌です。 ~横浜の価値を高める活動~ ェリービーンズ倶楽部」 というプロジェクトチームを作り、 「横 安心できる金融機関であるために 地域活性化のために 横浜に縁のある方のインタビューを通じて、生活者 浜の価値を高めること」 を目的に各種の活動をしています。 創立80周年 (平成15年) 記念事業が発展したもので、地域情 報誌の発行や横浜各所でのコンサートの開催などが主な活 動です。同倶楽部の活動は、横浜観光プロモーションの認定 資料編 事業にもなっています。 第22号 特集「横浜美術館を支える人々」 (平成26年5月30日発行) 第23号 特集「ガチでうまい横浜の商店街」 (平成26年10月30日発行) D I S C LO S U R E 2015 18 3 《よこしん》の経営管理 コンプライアンス コンプライアンスへの取組み お客さまから信頼される金融機関として、法令やルー ルを厳格に遵守し、社会的規範に決して反することのな 役職員の指針として 「基本方針」 と 「行動綱領」 を制定し、 さらにコンプライアンス・マインドを醸成するための 「コ いよう常に誠実かつ公正な業務運営を遂行しています。 ンプライアンス基本方針」 および 「コンプライアンス規 使われるようになりましたが、 これは単に法令遵守にとど ンス・プログラム」 に沿って遵守すべき各種規程等を制 応えていくという意味で使われるようになっています。 す。 近年、社会の中でコンプライアンスという言葉が頻繁に まらず、社会倫理をはじめとするあらゆる社会的要請に 程」 を定めています。また、毎年策定する 「コンプライア 定・整備し、職員向け研修によってその浸透を図っていま 反社会的勢力との関係遮断に向けた取組み 政府の 「企業が反社会的勢力による被害を防止するた 月には 「反社会的勢力および取引制限先の対応マニュア する基本方針」 および 「反社会的勢力への対応規程」 を をさらに強化しました。 り暴力団排除条例が施行されたこともあり、契約書や預 に関する同意」 へのご署名・ご捺印のご協力をお願いし めの指針」 を受け、平成22年4月に、 「反社会的勢力に対 制定しました。また、神奈川県において、平成23年4月よ 金規定等に暴力団排除条項を導入しました。平成27年7 ル」 を改正し、反社会的勢力との関係を遮断する取組み お客さまには、 「反社会的勢力でないことの表明・確約 ています。 コンプライアンス基本方針 当金庫の基本方針及び行動綱領の理念を達成するため、次のコンプライアンスに関する基本方針を定めています。 1. 地域金融機関としての社会的責任と公共的使命を常に自覚し、 コンプライアンス態勢構築を経営の最重要課題の一つとし て位置づけ、 組織体制の整備・改善を図る。 2. あらゆる法令やルールを厳格に遵守し、社会的規範に反することのないよう常に誠実かつ公正な業務運営を遂行するため に諸規程等の整備・改善を図る。 3. 社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力や不法行為等を断固として排除するための態勢整備等に積極的に取り組 む。 4. コンプライアンス意識の醸成を図るため、 研修等の体制、内部通報制度やモニタリング体制等の整備・改善を図る。 コンプライアンス体制について コンプライアンスに関する規程体系 ●基本方針 ●行動綱領 ●コンプライアンス基本方針 ●コンプライアンス規程 ●反社会的勢力に対する基本方針 ●反社会的勢力への対応規程 ●内部通報制度 (ヘルプライン) ●コンプライアンス・マニュアル 19 D I S C LO S U R E 2015 顧客保護 お客さまの保護および利便性向上の観点から、①各 ら適切に管理されているか、④当金庫の業務が外部委 正かつ十分に行われているか、②お客さまからのお問い 理されているか、⑤お客さまの利益が不当に害されるお 種のお取引や商品についてお客さまに対する説明が適 合わせ、 ご相談、 ご要望および苦情への対応が適切に行 託されている場合にお客さまの情報や対応が適切に管 それのある取引がないか、 という管理を厳格に行い絶え ざる見直しの取組みを実践しています。 顧客勧誘・説明管理態勢 顧客情報保護態勢 お客さまからの相談・苦情等に公平・誠実に対処し、そ の迅速な解決と必要な改善策を実施することにより、お 客さまからの信頼の向上とお客さまの保護を図ることを 目的として 「相談・苦情等対応規程」 を整備し、 専門のスタ ッフを配置して取り組んでいます。 当金庫が業務を通じて収集・蓄積する顧客情報につい て、適正に利用するとともにお客さまの権利・利益を保 護することを目的として 「顧客情報保護規程」 を整備して います。 外部委託管理態勢 当金庫の業務を外部委託する場合に、委託先の選定 および監督等を適切に行うための 「外部委託管理規程」 を整備し、 お客さまの情報の適正な保護に努めています。 ︽よこしん︾の経営管理 相談・苦情等対応管理態勢 ︽よこしん︾ と地域社会 われているか、 ③お客さまの情報が漏えい防止の観点か 当金庫の役職員等が、金融商品等の勧誘および説明 にあたって、お客さまに対する取引または商品の説明お よび情報提供の適切性および十分性の確保を行うこと により、お客さまの保護を図ることを目的として 「顧客勧 誘・説明管理規程」 を整備しています。 事業の概況 顧客保護への取組み 利益相反管理態勢 コーポレートデータ 当金庫がお客さまとの取引にあたり、お客さまの利益 が不当に害されるおそれのある取引を適切に管理し、お 客さまの利益を保護するとともに、お客さまからの信頼 を向上させることを目的として 「利益相反管理規程」 を整 備しています。また、 「利益相反管理態勢」 について、 ホー ムページ上に公表しています。 金融商品に係る勧誘方針 「金融商品の販売等に関する法律」 に基づいて、金融商品の販売等に際しては、次の事項を遵守し、勧誘の適正の確保を 図っています。 ●お客さまの知識、経験、財産の状況及び当該金融商品の販売に係る契約を締結する目的に照らして、適正な情報の提供と 商品説明をいたします。 安心できる金融機関であるために ●金融商品の選択・購入は、お客さまご自身の判断によってお決めいただきます。その際、当金庫は、お客さまに適正な判断 をしていただくために、 当該金融商品の重要事項について説明をいたします。 ●誠実・公正な勧誘を心掛け、 お客さまに対し事実と異なる説明をしたり、誤解を招くことのないよう、研修等を通じて役職員 の知識の向上に努めます。 ●お客さまにとって不都合な時間帯や迷惑な場所での勧誘は行いません。 ●金融商品の販売等に係る勧誘について、 ご意見やお気づきの点等がございましたら、お近くの窓口までお問い合わせくだ さい。 取引時確認について 活の安全と平穏を確保し、経済活動の発展に寄与するこ とを目的とした 「犯罪による収益の移転防止に関する法 律」 により、 「取引時確認が必要なお取引」 の際には、公的 書類等により 「取引時確認」 をすることが義務づけられて おります。お手数をおかけいたしますが、何卒ご理解と ご協力をお願い申し上げます。 資料編 犯罪により取得した収益が他に移転することを防いだ り、 テロ資金等の供与を防止することなどにより、国民生 取引時確認が必要なお取引、確認させていただく事 項、窓口でご提示いただく書類等につきましては、窓口 にお問い合わせいただくか、 《よこしん》ホームページを ご覧ください。 (URL)http://www.yokoshin.co.jp/_footer/honnin.html D I S C LO S U R E 2015 20 3 《よこしん》の経営管理 顧客保護 顧客情報の保護に関する方針(個人情報保護宣言) 当金庫は、お客さまからの信頼を第一と考え、個人を識別できる情報 (以下、 「個人情報」 という) を適切に保護すること が重要であると認識し、以下の方針に基づき、個人情報を厳格に管理し、正確性、機密性の確保に努めます。 1.個人情報保護に関する法令等の遵守 4.個人情報保護の維持・見直し 個人情報の保護に関する法律 (平成15年法律第57号) 当金庫は、お客さまの個人情報の取扱いが適正に行わ および、金融分野における個人情報保護に関するガイド れるように職員への教育を徹底し、その取扱いを点検す ライン、その他の関係法令等を遵守して、お客さまの個 るとともに、必要があれば個人情報保護の取組みを見 人情報を取り扱います。 直します。 2.個人情報を取得・利用する目的 お客さまの個人情報は、お客さまとのお取引を安全か つ確実に進め、より良い商品・サービスを提供するため 5.個人情報の取扱いに関する窓口 個人情報の保護に関するお客さまの申し出に対し、適切 かつ迅速な処理に努めます。 に業務上必要な目的の範囲で取得し、その目的以外に ⑴お客さまの個人情報の開示等のご請求、お手続きのご は利用しません。また、お客さまにとって利用目的が明 質問、お取扱いについてのご相談・苦情については、当 確になるよう具体的に定めるとともに、取得の場面に応 じ、利用目的を限定するよう努めます。 3.個人情報の安全管理措置 金庫営業店窓口へお申し出ください。 ⑵当金庫の個人情報の取扱いに関する苦情についても、 営業店窓口へお申し出ください。 お客さまの個人情報は、紛失・破壊・改ざん・漏えい・不 正アクセスが生じないように安全管理措置を講じて適 正に管理します。 振り込め詐欺等による「口座不正利用」への対応 預金口座を不正に利用し、 「違法な取立」 「 、振り込め詐 欺」 「 、架空料金請求詐欺」 等を行う悪質な事件が跡を絶 ちません。 《よこしん》では、 このような問題を重く受け 止め、犯罪収益移転防止法、預金規定等に従い、迅速か つ厳正な対応を下記の通り実施しています。 ●預金口座開設時に、 お客さまのお取引時確認を徹底しています。 ●万一、 預金口座の動き等が 「疑わしい取引」 と判断した場合は、迅速に監督官庁へ届け出ています。 ●警察、 行政当局、 ヤミ金融等被害者対策会議等に対し、積極的に協力の上対応しています。 ●預金規定に基づき、偽名口座、借名口座、口座の譲渡が明らかになった場合、 また、預金口座が法令や公序良俗に 反する行為に利用され、 もしくはその恐れがあると認められた場合には、預金取引停止または口座解約を迅速か つ適切に行っています。 振り込め詐欺の防止 依然として被害が跡を絶たない悪質な振り込め詐欺 また、被害防止に向けた取組みとして、店頭での積極 金融犯罪防止という社会的要請に応じ、被害の未然防 には警察と連携した対応を行っています。 的な事務処理および対応方法を定めたマニュアルを策 め詐欺の未然防止に努めてまいります。 ています。 止を図る態勢整備のため、不正利用口座に対する具体 21 定しています。 の撲滅を図るための取組みを《よこしん》全体で実施し D I S C LO S U R E 2015 的な声かけの他、高額な振込、多額な現金の引き出し等 当金庫では、 これからも手口が多様化している振り込 金融ADR(裁判外紛争解決制度) 事業の概況 苦情の受付および紛争の解決についてのご案内 当金庫は、 お客さまからの相談・苦情・紛争等 (以下、 「苦情等」 という) を営業店またはリスク管理統括部で受け付けています。 1.苦情等のお申し出があった場合、その内容を十分に伺ったうえ、内部調査を行って事実関係の把握に努めます。 2.事実関係を把握したうえで、営業店、関係部署等とも連携を図り、迅速・公平にお申し出の解決に努めます。 3.苦情等のお申し出については記録・保存し、対応結果に基づく改善措置を徹底のうえ、再発防止や未然防止に努めます。 苦情等は営業店または次の担当部署へお申し出ください。 ︽よこしん︾ と地域社会 および *お客さまの個人情報は苦情等の解決を図るため、 またお客さまとのお取引を適切かつ円滑に行うために利用いたします。 名 称 ︽よこしん︾の経営管理 4.当金庫のほかに、一般社団法人全国信用金庫協会が運営する 「全国しんきん相談所」 ならびに、一般社団法人関東信 用金庫協会が運営する 「関東地区しんきん相談所」 をはじめとする他の機関でも苦情等のお申し出を受け付けていま す。詳しくは上記リスク管理統括部にご相談ください。 (投資信託・公共債に関するお申し出) 全国しんきん相談所 関東地区しんきん相談所 特定非営利活動法人証券・金融商品あっせん相談センター(FINMAC) 〔一般社団法人全国信用金庫協会〕 〔一般社団法人関東信用金庫協会〕 〔日本証券業協会〕 住 所 〒103-0028 東京都中央区八重洲1-3-7 〒104-0031 東京都中央区京橋3-8-1 〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町2-1-13 電話番号 03-3517-5825 03-5524-5671 受付日 時間 月~金 (祝日、12月31日~1月3日を除く) 9:00~17:00 月~金 (祝日、12月31日~1月3日を除く) 9:00~17:00 月~金 (祝日、12月31日~1月3日を除く) 9:00~17:00 受付方法 電話、手紙、面談 電話、手紙、面談 電話 0120-64-5005 コーポレートデータ 5.東京弁護士会、第一東京弁護士会、第二東京弁護士会(以下、 「東京三弁護士会」 という)ならびに横浜弁護士会が設置 運営する紛争解決センター等で紛争の解決を図ることも可能ですので、 リスク管理統括部または上記しんきん相談所 へお申し出ください。なお、各弁護士会に直接申し立てていただくことも可能です。 ※東京三弁護士会は、東京都以外の各地のお客さまにもご利用いただけます。その際には、①お客さまに便利な地域の弁護士会にお いて、東京の弁護士会とテレビ会議システム等を用いて共同で紛争の解決を図る方法(現地調停)、②当該地域の弁護士会に紛争を 移管し、解決する方法(移管調停)もあります。詳しくは、東京三弁護士会、当金庫リスク管理統括部もしくは全国しんきん相談所にお 問い合わせください。 東京弁護士会 紛争解決センター 第一東京弁護士会 仲裁センター 第二東京弁護士会 仲裁センター 横浜弁護士会 紛争解決センター 住 所 〒100-0013 東京都 千代田区霞が関1-1-3 〒100-0013 東京都 千代田区霞が関1-1-3 〒100-0013 東京都 千代田区霞が関1-1-3 〒231-0021 横浜市中区日本大通9 電話番号 03-3581-0031 03-3595-8588 03-3581-2249 045-211-7716 受付日 時間 月~金( 祝日、年末年始除く) 9:30~12:00、13:00~15:00 月~金( 祝日、年末年始除く) 10:00~12:00、13:00~16:00 月~金( 祝日、年末年始除く) 9:30~12:00、13:00~17:00 月~金( 祝日、年末年始除く) 10:00~12:00、13:00~16:00 安心できる金融機関であるために 名 称 資料編 お 客 さ ま D I S C LO S U R E 2015 22 3 《よこしん》の経営管理 組織体制、総代会 組織図 平成27年6月末現在 出 張 所 役員一覧 平成27年6月末現在 会 長 斎藤 寿臣 常勤理事 分部 琢 非常勤理事 鈴木 昭生 理事長 大前 茂 常勤理事 川本 克已 非常勤理事 新山 雅芳 専務理事 根子 茂雄 常勤理事 田邉 一典 常勤監事 巴 常務理事 谷藤 光晴 常勤理事 向山 裕之 非常勤監事 小山 和雄 常務理事 井坂 博之 非常勤理事 横須賀 非常勤監事 籾山 宣 常務理事 本間 吉博 非常勤理事 青木 籌之 非常勤理事 町田 一男 非常勤理事 関谷 光一 常勤理事 巴 (※1) (※1) 久之 常勤理事 磯貝 剛 雅雄 (※1) (※1) D I S C LO S U R E 2015 (※1) 孝之 非常勤監事 須須木 (※1) (※1) ※1の理事については、 信用金庫業界の 「総代会の機能向上策等に関する業界申し合わせ」 に基づく職員外理事です。 ※2の監事については、 信用金庫法第32条第5項に定める員外監事です。 23 (※1) 永一 (※2) 信用金庫は会員同士の 「相互信頼」 と 「互恵」 の精神を いています。総代会は、会員の総意を適正に反映し充実 基本理念とする協同組織金融機関です。会員となるため した審議を確保するとともに、剰余金処分案の承認、定 には定款で定める一定額以上の出資をすることが必要 款の変更、取扱業務の決定、理事・監事の選任など、当金 ですが、出資金額の多寡に関係なく、会員は一人一票の 庫の重要事項を決議する最高の意思決定機関です。 会員の代表として、その総意を当金庫の経営に反映す 会員は総会を通じて信用金庫の経営に参加しますが、 る重要な役割を担っているのが、総代会を構成する総代 当金庫では会員数が大変多く、総会の開催は事実上不 です。総代の選考は、厳格な選考基準に則り、適正な手 可能です。そこで、当金庫では総会に代えて総代会を置 続きに基づいて行われています。 総代選考基準 ❶ 資格要件 当金庫の会員であること。 ❷ 適格要件 1 事業の公共性に適応するため 2 ❶ 総代の任期・定数 ①総代の任期は3年です (改選時期7月) 。 ②総代の定数は150名で、会員数に応じて各選任区域ご とに定められております。なお、平成27年6月22日現在 の総代数は146人です。 ❷ 総代の選考方法 総代は、会員の代表として、会員の総意を当金庫の経営 に反映する重要な役割を担っております。総代は、前項の 総代選考基準に基づき、次の手続きを経て選考されます。 1 信用を維持増進するため 協同組織の趣旨に合致するため 2 理事会の議決に基づき、理事長が選任区域ごとに会員 のうちから総代選考委員を委嘱する。 3 報告事項 第64期 (平成26年4月1日から平成27年3月31日まで) 業 務報告、貸借対照表および損益計算書の内容報告について ●第1号議案 平成26年度剰余金処分案の承認について ●第2号議案 法定脱退の会員除名について 4 会員による異議申立期間の経過 会員は、総代候補者となった者に異議があれば、公告 後2週間以内に異議の申立をする。 5 理事長による総代の委嘱 資料編 決議事項 総代選考委員による総代候補者の選考 総代選考委員は、選考した総代候補者を理事長に報告 して、その氏名を1週間店頭掲示し、掲示について神奈 川新聞に公告する。 第64回通常総代会の概要 開催日 平成27年6月22日 総代選考委員の委嘱 安心できる金融機関であるために ①業種別に偏向することなく社会的信望の高いこと。 ②人格、識見に秀で、当金庫の発展に寄与できること。 総代の選任区域および定数の確定 当金庫の営業地区を10区の選任区域にわけ、各選任 区域ごとに総代の定数を定める。 ①取引の状態が一般の模範とするに足りること。 3 コーポレートデータ ①その職業に応じて地域の事情ならびに金庫の社会 的責任・公共的使命について理解があること。 ②地域における信望が厚く、総代として相応しい見識 を有していること。 総代とその選考方法 ︽よこしん︾の経営管理 総代を選考するための基準は、 次の通りです。 ︽よこしん︾ と地域社会 平等の議決権を持っています。 事業の概況 総代会の仕組み 前記異議が定款所定の数に達しない場合には、理事長 は当該総代候補者を総代に委嘱する。委嘱された総代 の氏名を店頭に1週間は下らない期間掲示する。 D I S C LO S U R E 2015 24 3 《よこしん》の経営管理 組織体制、総代会 総代の氏名等 区 定数 選任区域 (選任区域ごとに五十音順にて記載、敬称略) 総代氏名 ※氏名の後の数字は総代への就任回数 人数 石井 一登② 磯ヶ谷 幹雄⑬ 磯田 喬⑤ 植原 信吉③ 粉間 勝敏③ 第1区 横浜市鶴見区・川崎市・ 28名 東京都大田区 大島 正之② 小倉 八洲④ 金澤 義春⑨ 菅 克久⑧ 菊地 規之④ 28名 工藤 誠一② 熊澤 蕃⑪ 小島 眞太郎⑨ 小林 松吉⑥ 小山 和雄⑩ 斎藤 邦一⑤ 佐用 博重② 東海林 昭市郎⑥ 鈴木 榮治⑩ 田島 新三⑤ 多田 邦雄④ 新田 興助① 平川 明博⑩ 三野 弘二⑪ 宮川 中光② 山根 喜明⑥ 横須賀 雅雄③ 渡邊 宗男⑥ 第2区 10名 第3区 21名 第4区 10名 第5区 5名 第6区 17名 第7区 5名 横浜市神奈川区 横浜市港北区・緑区・ 青葉区・都筑区・ 東京都町田市 第9区 12名 19名 小西 一義③ 小山 巖② 新崎 進③ 豊島 清隆② 男全 俊作③ 金子 清隆② 木目田 征⑩ 串田 武⑤ 志村 勇一④ 戸山 武之⑤ 長岡 伸司② 永田 守① 藤田 久雄⑤ 町田 一男④ 松浦 正義③ 宮本 誠一④ 森 和夫③ 山下 栄藏⑮ 10名 横浜市西区 5名 小川 恵三③ 髙田 勝也⑫ 高橋 義典⑥ 常住 勝久④ 中村 正和⑯ 西堀 與四郎① 藤井 調⑫ 前川 睦彦④ 三浦 猛② 山田 能敬② 井上 經基⑲ 小林 達男⑲ 佐々木 靖太① 新山 雅芳③ 米山 雅之② 青野 一稔④ 穐和 俊紀③ 飯塚 洋市⑥ 石川 隆① 岡部 和夫⑮ 横浜市南区・港南区 17名 笠原 節夫③ 北見 宏⑥ 小島 保⑧ 小林 昇④ 新堀 豊彦⑫ 関谷 光一⑤ 滝口 敬一郎⑧ 塚本 満⑭ 奈良橋 豊勝⑦ 水谷 浩士④ 谷田部 つや子③ 若林 道郎⑥ 横浜市磯子区 逗子市・三浦市・三浦郡 横浜市保土ヶ谷区・旭区 横浜市戸塚区・栄区・泉区・ 瀬谷区・鎌倉市・藤沢市・ 第10区 茅ヶ崎市・相模原市・ 32名 青木 常成⑧ 芥川 光正⑦ 荒川 実① 石川 清貴④ 大山 豊造⑤ 相原 淳① 安藤 治雄⑤ 石井 憲保⑨ 上杉 忠③ 尾島 哲也③ 横浜市中区 第8区 横浜市金沢区・横須賀市・ 10名 9名 厚木市・大和市・海老名市・ 座間市・綾瀬市・高座郡・ 愛甲郡愛川町 5名 10名 荒木 彦次④ 伊澤 正幸① 石橋 節子⑥ 佐久間 博司⑦ 野村 隆二② 相川 文五郎⑧ 飯島 豊治⑨ 伊藤 敏郎⑦ 岩澤 要一① 小泉 智⑧ 鈴木 昭生⑤ 鈴木 道弘① 槙 あつみ② 三橋 美幸① 山本 正人③ 大内 茂① 工藤 孝⑬ 興梠 直⑨ 鈴木 勝也① 髙橋 明弘④ 12名 武内 良祐⑨ 東谷 諄⑩ 中城 孜⑧ 中田 一哉③ 新川 英男⑫ 宮本 悦朗⑦ 渡辺 文夫① 青木 籌之⑤ 飯島 隆史④ 飯室 雅海① 生駒 陸男① 石井 勇⑩ 今泉 武雄⑦ 岩崎 善雄④ 及川 忠彦③ 大川 幸枝④ 大山 俊介① 奥津 幹雄① 梶田 功① 片山 省二② 川口 忠人⑨ 佐野 武夫③ 31名 志田 澄④ 鈴木 一雄⑧ 髙徳 清② 竹村 祐三⑤ 富澤 誠③ 中尾 健太郎③ 中川 浩次④ 中道 嘉昭⑩ 野崎 家弘⑪ 馬場 俊雄⑩ 洞口 芳彦⑤ 三宅 肇② 宮澤 弘⑧ 籾山 宣⑤ 森本 剛志⑩ 渡部 一雅④ 計146人 (平成27年6月22日現在) 【総代の属性別構成比】 職業別 法人役員 91.7%、個人事業主 4.1%、個人 4.1% 年代別 80代以上 26.7%、70代 34.2%、60代 25.3%、50代 10.9%、40代2.7% 業種別 製造業 23.5%、不動産業 18.5%、建設業 17.8%、卸・小売業 17.8%、サービス業 8.5%、運輸・通信業 6.4%、その他 7.1% ※業種別の構成比は、法人役員、個人事業主に限る。小数点第2位以下を切り捨てて表示しております。 25 D I S C LO S U R E 2015 4 コーポレートデータ 業務・サービス 各種商品、サービス 年金予約定期預金 プレサポート 福祉応援定期350 子育て応援定期預金 子育て応援定期積金 《よこしん》で公的年金をお受取りの方を対象に店頭表示金利に0.5%上乗せしたスーパー定期です。 お取扱期間は平成28年3月31日までです。 公的年金のお受取りを《よこしん》にご予約いただいている満58歳以上65歳未満のお客さま、公的年金 のお受取りを《よこしん》にご指定いただき、在職中で年金のお振込が全額停止となっている満60歳以上 65歳未満のお客さまを対象に、店頭表示金利に0.2%上乗せしたスーパー定期です。お取扱期間は平成 28年3月31日までです。 退職金をお受取りになってから1年以内で年金受取予約申込書により年金予約をいただいた方を対象 として、1年ものの定期預金の店頭表示金利に0.5%上乗せし、さらに満期書替時に0.3%上乗せする定 期預金です。 《よこしん》で障害基礎年金、 遺族基礎年金、 児童扶養手当など、 該当する年金・手当をお受取りの方を対象 に、 店頭表示金利に0.5%上乗せしたスーパー定期です。お取扱期間は平成28年3月31日までです。 18歳未満のお子さまを扶養する保護者の方を対象に、お子さまの人数に応じてスーパー定期の金利を 上乗せします。 18歳未満のお子さまを扶養する保護者の方を対象に、お子さまの人数に応じてスーパー積金の金利を 上乗せします。 インターネットバンキングでスーパー定期1年ものを新規にご契約いただいた場合に、店頭表示金利に 0.2%を上乗せします。お取扱期間は平成28年3月31日契約分までです。 ︽よこしん︾の経営管理 インターネットバンキング専用 金利優遇定期預金 預金商品 ︽よこしん︾ と地域社会 セカンドライフ応援定期 事業の概況 年金受給者専用定期預金 年金定期サポート350 平成27年5月末現在 融資商品 住宅ローン ご自宅の購入・新築・他金融機関でご利用中の住宅ローンの借り換え等にご利用いただけます。 リフォームローン ご自宅のリフォームにご利用いただけます。 入学金、授業料などの教育資金にご利用いただけます。 車の購入や免許の取得など、 カーライフに関することにご利用いただけます。 パーソナルローン 旅行、結婚、福祉介護など、 お客さまのニーズに合わせてご利用いただけます。 クイック1『ネオ』 担保・保証人が不要なスピード審査でご利用いただける、 お使い道が自由なローンです。 クイック1『ビジネス』 担保・保証人が不要なスピード審査でご利用いただける、個人自営業者向けの事業性資金専用ローンです。 ライフワンカード 10万円、30万円、50万円、70万円の極度額のいずれかをご利用いただけるカードローンです。 アパートローン アパートの購入・新築・他金融機関でご利用中のアパートローンの借り換え等にご利用いただけます。 代理貸付 信金中央金庫、 日本政策金融公庫、住宅金融支援機構などの代理貸付業務を行っています。 コーポレートデータ 教育ローン マイカーローン 中小企業向け融資 手形・電子記録債権の割引、運転資金、設備資金などのご融資です。 制度融資 神奈川県、横浜市、川崎市などの制度融資を取り扱っています。 外貨融資 (インパクトローン) 外貨建 (米ドル) のご融資を取り扱っています。 債務保証 公共工事金銭保証、高速道路料金後納保証、契約履行保証等の債務保証を取り扱っています。 輸出・輸入金融 輸出前貸、輸出手形の買取り、輸入信用状 (L/C) の発行などに係るご融資を取り扱っています。 夜間金庫・貸金庫 24時間ご利用いただける夜間金庫、大切な財産や貴重品を厳重に保管する貸金庫を取り扱っています。 安心できる金融機関であるために 一般融資 各種業務・サービス かもめ会 《よこしん》で公的年金をお受取りの方を中心とした親睦会で、旅行・寄席・観劇会などを実施しています。 お客さまのステージ (お取引) に応じて、消費者ローンの金利優遇や各種手数料の割引などのサービスを ご提供します。 インターネット/ モバイルバンキング パソコンや携帯電話から口座照会やお振込みなどがご利用いただけます。 外為インターネット バンキング 外国送金、輸入信用状の発行・条件変更のお申込みにご利用いただけます。 メールオーダーサービス インターネット/モバイルバンキング、公共料金自動支払がご郵送で申し込みできます。 資料編 ポイントパーク 外貨宅配サービス 36種類の外国通貨をご自宅やオフィスなど、 ご指定の場所までお届けいたします。 Pay-easy (ペイジー) インターネットバンキングによる税金や各種料金の払い込み、 お届け印なしでキャッシュカードによる口座 振替受付がご利用いただけます。 D I S C LO S U R E 2015 26 4 コーポレートデータ 業務・サービス 自動支払い・自動受取り 公共料金、保険料、 クレジットカードの利用代金などの自動支払い、給与・年金などの自動受取りがご利用 いただけます。 デビットカードサービス 加盟店でのお買い物やご飲食の際、 キャッシュカードを利用して代金を決済するサービスです。 でんさいサービス でんさいネットが作成する記録原簿に債権の発生や譲渡等の電子的な記録を行うことにより、債権の権 利内容を定める新たな決済手段です。 国際業務 ジェー・ピー・モルガン・チェース銀行、 スタンダード・チャータード銀行、三菱東京UFJ銀行、 ニューヨークメ ロン銀行などの世界各地の主要銀行とSWIFT通信網を結び、 お客さまのニーズにお応えしています。 証券業務 公共債の引受けと窓口販売、投資信託の窓口販売など、多様な証券ニーズにお応えします。 信託契約代理業務 公益信託、特定贈与信託、土地信託、年金信託、特定金銭信託 (特定金外信託) の5業務の取次ぎを行って います。 私募債受託業務 中小企業の資金調達手段として、社債 (私募債) 受託業務を行っています。 M&A仲介業務 経営者の方の事業承継相談やM&A (企業の合併・買収) 仲介サービスを行っています。 スポーツ振興くじ払戻し業務 13店舗の窓口で 「スポーツ振興くじ (toto・BIG等) 」 の当せん金払戻し業務を行っています。 確定拠出年金 (個人型) 公的年金の補完を目的とする 「確定拠出年金」 を取り扱っています。 損害保険代理店業務 海外旅行保険、住宅ローン関連の火災保険と債務返済支援保険、傷害保険、会員向け積立傷害保険など を取り扱っています。 生命保険代理店業務 年金保険、終身保険、医療保険、がん保険、学資保険など各種生命保険商品を取り扱っています。 ISO等取得支援サービス ISO、 プライバシーマーク等の認証・認定の取得をお考えのお客さまに、実績あるコンサルティング会社を ご紹介します。 リスクマネジメント コンサルティングサービス お客さまの抱える企業活動上のリスクを評価し、 レポートとしてご提供します。さらにリスク対策を検討さ れるお客さまに、提携するコンサルティング会社をご紹介します。 主要な事業の内容 預金業務 貸出業務 預金 当座預金、普通預金、貯蓄預金 通知預金、定期預金、定期積金 別段預金、納税準備預金 外貨預金等 譲渡性預金 譲渡可能な預金 貸付 手形貸付、証書貸付、電子記録債権貸付、当座貸越 手形および 電子記録債権の割引 銀行引受手形、商業手形 荷付為替手形、電子記録債権の割引 商品有価証券売買業務 国債等公共債の売買業務 有価証券投資業務 預金の支払準備および資金運用のための国債、地方債、社債、株式、その他の証券への投資 内国為替業務 送金為替、振込、代金取立等 外国為替業務 輸出、輸入および外国送金その他外国為替に関する各種業務 公共債及び社債の受託業務 公共債の募集、社債 (私募債) の管理・受託業務 代理業務 ①日本銀行歳入代理店および国債代理店業務 ②地方公共団体の公金取扱業務 ③信託等の代理店業務 ④株式払込金の受入代理業務および株式配当金、公社債元利金の支払代理業務 ⑤日本政策金融公庫、住宅金融支援機構等の代理貸付業務 貸金庫業務 有価証券の貸付 付帯業務 債務の保証 金の売買 公共債の引受 国債等公共債および投資信託の窓口販売 コマーシャル・ペーパー等の取扱い 保険業法第275条第1項により行う保険募集 確定拠出年金法により行う業務 ※各種商品、 サービス等に関する手数料は28ページをご覧ください。 27 D I S C LO S U R E 2015 手数料一覧 主要手数料一覧 216円 432円 108円 324円 324円 648円 972円 324円 ※ATM を利用して提携金融機関のカードにより、振込をするときは、時間帯によって上記振込手数料 のほかに、 「ATM 利用手数料」が必要です。 10,800円 54,000円 10,800円 一部抹消・減額・順位変更・債務 者変更/その他の変更等 21,600円 32,400円 54,000円 1,080円 年間12,960円 (年間) 5,400円 3,240円 海外子会社向けの直接貸付新規 1,080円 540円 50,000円 当金庫の代理貸付 (住宅金融支援 機構等) のつなぎ融資の新規実行 32,400円 海外直接貸付実行手数料 実行(※平成27年6月1日より) (免税) 1,080円 5,400円 海外子会社向けの直接貸付につい 海外直接貸付に係る て契約内容変更 (条件変更)を行う 契約内容変更手数料 場合(※平成27年6月1日より) 51,840円 5,400円 安心できる金融機関であるために 融資金の全額または一部の繰上 げ返済*1 (ただし、 住宅ローンおよ びアパートローンの繰上げ返済 手数料は下記の通りとなります) コーポレートデータ 38,880円 25,920円 12,960円 25,920円 19,440円 12,960円 38,880円 31,104円 19,440円 15,552円 11,664円 10,800円 10,800円 不動産担保・売掛債権担保以外の担 保取得の場合(預金担保は除きます) ︽よこしん︾の経営管理 新規、増額、追加、差替え (ただし、 住宅ローンは1件32,400円です) ︽よこしん︾ と地域社会 216円 432円 108円 324円 108円 216円 事業の概況 540円 756円 432円 648円 432円 648円 432円 648円 432円 648円 324円 108円 平成27年5月末現在 3,240円 50,000円 (免税) 21,600円 3,240円 32,400円 3,240円 1,296円 648円 1,080円 1,404円 1,188円 5,400円 1,080円 および 資料編 5,400円 540円 540円 540円 1,080円 324円 540円 1,080円 1,080円 D I S C LO S U R E 2015 28 4 コーポレートデータ 手数料一覧 ATMのご利用案内 平成27年5月末現在 キャッシュカードによる普通預金の入出金、ローンカードによる返済・借入の取扱時間 *新システムへの移行準備のため、平成27年12月30日 (水) 17時~平成28年1月3日 (日) まで、全てのオンラインサービスを休止 させていただきます。詳しくは、 本誌裏面のお知らせをご覧ください。 当金庫のキャッシュカード (普通預金・貯蓄預金) をご利用の場合 平日 入金 当金庫のローンカードをご利用の場合 土・日・祝日 出金 入金 出金 平日 返済 土・日・祝日 借入 返済 借入 当金庫 8:00∼19:00 8:00∼21:00 9:00∼19:00 9:00∼21:00 8:00∼19:00 8:00∼21:00 − 9:00∼21:00 しんきんネット 8:00∼19:00 8:00∼21:00 9:00∼19:00 9:00∼21:00 8:00∼19:00 8:00∼21:00*2 − 9:00∼21:00*2 8:00∼21:00 − 9:00∼17:00 9:00∼17:00 8:45∼19:00 8:00∼21:00 − 9:00∼17:00 業態間提携 (MICS) 8:00∼19:00 *1 ゆうちょ銀行 8:00∼21:00 9:00∼17:00 *1 8:45∼19:00 8:00∼21:00 − 9:00∼17:00 8:00∼19:00 *3 *1 入金可能なのは、第二地方銀行、信用組合、労働金庫のみとなります (一部の金融機関を除く) 。 *2 しんきんネットは取扱金庫によって取扱時間が異なる場合が あります。 *3 ローンカードの平日のご返済については第二地方銀行、信用組合、労働金庫のみとなります (一部の金融機関を除く) 。 ■個人キャッシュカード … しんきんネット・MICS・ゆうちょ銀行利用可/1日基本限度 出金50万円・振込50万円 ※窓口への届出により利用限度額の変更が可能です。 ■法人キャッシュカード … しんきんネット・ゆうちょ銀行利用可/1日限度 当金庫200万円(現金)、他信金・ゆうちょ銀行合算して200万円(現金+振込) ■ローンカード (一般)… しんきんネット・MICS・ゆうちょ銀行利用可/1日限度 100万円(ただし貸越極度額の範囲内での利用となります) ■ローンカード (事業者)… 当金庫のみ利用可/1日限度 100万円 下記の店舗外ATMの取扱時間は異なります。ホームページ等でご確認ください。 横浜ワールドポーターズ、横浜アンパンマンこどもミュージアム、横浜駅、市営地下鉄上大岡駅、横浜四季の森フォレオ、 トレッサ 横浜、市営地下鉄戸塚駅、 サクラス戸塚、 トツカーナ、早川工業団地、横浜駅東口ATMステーション、 シーサイドライン新杉田駅 ※市営地下鉄上大岡駅、市営地下鉄戸塚駅、横浜駅、 トツカーナ、横浜駅東口ATMステーション、 シーサイドライン新杉田駅のATMは、平日6:00から23:00まで稼動しています。 (6:00〜8:00、21:00〜23:00のATM利用手数料は、8:00〜8:45と同額となります) ※早川工業団地のATMは日曜・祝日は稼働しておりません。 ATM利用手数料 当金庫のATMでお取引される場合には、 ご利用されるカードの種類とご利用時間により下記の手数料がかかります。 利用時間 平日 土曜日 日曜・祝日 大晦日 1月1日∼3日 8:00∼ 8:45 8:45∼18:00 18:00∼19:00 19:00∼21:00 9:00∼14:00 14:00∼19:00 19:00∼21:00 9:00∼19:00 19:00∼21:00 9:00∼19:00 19:00∼21:00 9:00∼19:00 19:00∼21:00 当金庫のカード 入金 出金 無料 108円 無料 無料 無料 無料 − 108円 無料 無料 無料 無料 − 108円 無料 108円 − 108円 無料 *3 − 108円 無料 108円 − 108円 カード種類 他の信用金庫のカード 他の金融機関のカード 出金 入金 出金 入金*1 108円 108円 216円 216円 無料 無料 108円 108円 108円 108円 216円 216円 − 108円 − 216円 無料 無料 108円 108円 216円*2 108円 108円 216円*2 − 108円 − − 216円*2 108円 108円 216円*2 − 108円 − − *3 *3 *2・3 *2・3 − 108円 − − 108円 108円 − − − 108円 − − ゆうちょ銀行のカード 入金 出金 − 216円 108円 108円 216円 216円 − 216円 − 108円 − 216円*2 − − − 216円*2 − − − *2・3 − − − − − − *1 第二地方銀行、信用組合、労働金庫発行の個人キャッシュカードが利用できます。 *2 ご利用は17:00までとなります。 *3 平日の場合は平日の手数料、土曜日・日曜日の場合は土曜日・日曜日の手数料です。 ※ー印の時間帯・取引はご利用できません。 ※残高照会は無料です。 ※5月3日∼5日が日曜日でない場合は、信用金庫・ゆうちょ銀行のカードのみ利用できます。 ※土曜日が祝日と重なった場合は、祝日の手数料となります。 ※ご利用手数料は、 お取引と同時に、 ご利用口座から自動的に引き落とされます。 しんきんゼロネットサービス 当金庫カードで他の信用金庫ATMをご利用の場合、入出金手数料が下記の時間帯において無料になります (一部の信用金庫を除く) 。 ※右記以外の時間帯および日曜・祝日のATM利用には利用した他金庫の規定による所定の手数料が必要です。 ※お振込には利用した他金庫の規定による所定の振込手数料がかかります。 ※本サービスをご利用できない信用金庫のATMが一部ございます。 平日 土曜日 普通・貯蓄・個人ローンカード 入出金 8:45∼18:00 無料 出金 9:00∼14:00 無料 夜間、休日の緊急連絡窓口 夜間、休日に次のようなことが発生した場合は、すぐに下記までご連絡ください。 ❶通帳・キャッシュカード等を紛失または盗まれた場合 ❷キャッシュカードの偽造、 スキミング等により被害にあわれた場合 29 D I S C LO S U R E 2015 連絡先/SIS (しんきんサービスセンター) TEL 03-3740-3080 ネットワーク 本支店一覧 (注) $ 印は外貨両替取扱店舗 横浜市 (51店舗) 都筑区 泉区 瀬谷区 港南区 保土ケ谷区 川崎市 (3店舗) 旭区 $ 川崎支店 千年支店 平間支店 川崎市幸区中幸町4-51-2 044-522-3161 川崎市高津区千年620-5 044-777-7011 川崎市中原区田尻町23-1(エイム平間内) 044-541-7711 磯子区 金沢区 046-276-1611 046-272-8331 046-276-3211 $ さがみ野支店 海老名市東柏ヶ谷2-24-6 海老名支店 海老名市中央2-4-8 046-232-8311 046-234-5111 $ 湘南台支店 藤沢市湘南台2-13-1 0466-44-1511 成瀬支店 042-796-1011 海老名市 (2店舗) 藤沢市 (1店舗) 町田市 (1店舗) 東京都町田市成瀬が丘2-1-1 安心できる金融機関であるために 南林間支店 大和市南林間1-8-13 つきみ野支店 大和市つきみ野5-18-1 $ 大和支店 大和市下鶴間2779-3 コーポレートデータ 大和市 (3店舗) ︽よこしん︾の経営管理 戸塚区 西区 南区 $ 大倉山支店 横浜市港北区大倉山5-40-7 045-543-6781 $ 高田支店 横浜市港北区高田西1-12-25 045-593-1511 $ 新横浜支店 横浜市港北区新横浜2-5-10 045-474-2411 (楓第2ビル内) 新羽支店 横浜市港北区新羽町1617 045-547-6111 $ 綱島支店 横浜市港北区綱島西1-8-9 045-543-2711 $ 中山支店 横浜市緑区台村町174 045-931-4671 $ 十日市場支店 横浜市緑区十日市場町803-1 045-984-2511 鴨居支店 横浜市緑区鴨居1-9-4 045-933-5411 青葉台支店 横浜市青葉区青葉台1-14-4-101 045-982-8411 045-903-7311 あざみ野支店 横浜市青葉区新石川1-5-38 $ センター南支店 横浜市都筑区茅ヶ崎中央8-7-101 045-945-3711 (リステージセンター南 ステーションサイドテラス1階) センター北支店 横浜市都筑区中川中央1-1-3 045-912-7811 (あいたい内) $ 戸塚支店 横浜市戸塚区戸塚町49 045-861-4141 戸塚東口支店 横浜市戸塚区上倉田町769-16 045-871-5111 (アピタ戸塚内) 東戸塚支店 横浜市戸塚区品濃町521-1 045-824-7511 $ 和泉支店 横浜市泉区和泉中央南2-23-17 045-803-1321 いずみ中央支店 横浜市泉区和泉町3511-9 045-801-1711 (相鉄ライフ内) $ 瀬谷支店 横浜市瀬谷区瀬谷4-8-16 045-301-5915 ︽よこしん︾ と地域社会 青葉区 神奈川区 平成27年5月末現在 横浜市中区尾上町3-42-B1 市営地下鉄関内駅コンコース内 横浜市中区本町5-49-B2 みなとみらい線馬車道駅コンコース内 横浜市中区新港2-2-1 横浜ワールドポーターズ1階 横浜市鶴見区岸谷4-20-3 横浜市神奈川区神之木町7-5 ライフ大口店前 横浜市西区南幸1-4-B1 ザ・ダイヤモンド内地下1階 横浜市西区みなとみらい4-3-1 横浜アンパンマンこどもミュージアム1階 横浜市西区高島2-16-1 京浜急行新南改札脇 横浜市西区高島2-18-1 横浜新都市ビル地下1階 横浜市港南区上大岡西1-9-B1 市営地下鉄上大岡駅コンコース内 横浜市港南区芹が谷5-1-1 Fujiスーパー芹ヶ谷店入口横 横浜市旭区上白根3-41-1 横浜四季の森フォレオ3階 横浜市磯子区新杉田町8-1 シーサイドライン新杉田駅コンコース改札階券売機並び 横浜市金沢区大道2-16-3 大木ビル1階 横浜市港北区大倉山3-1-27 エステート門屋大倉山 横浜市港北区師岡町700 トレッサ横浜 南棟1階 横浜市港北区北新横浜1-5-7 北新横浜事務センター入口横 横浜市都筑区中川1-19-24 横浜市戸塚区戸塚町12-1-B1 市営地下鉄戸塚駅コンコース内 横浜市戸塚区戸塚町4253-1 サクラス戸塚1階南側エレベーターホール 横浜市戸塚区戸塚町16-1 戸塚西口共同ビル (愛称:トツカーナ) 3階 綾瀬市早川2647-31 D I S C LO S U R E 2015 資料編 ●市営地下鉄関内駅出張所 ●馬車道駅出張所 ●横浜ワールドポーターズ出張所 ●岸谷出張所 ●ライフ大口店出張所 ●ザ・ダイヤモンド出張所 ●横浜アンパンマンこどもミュージアム出張所 ●横浜駅出張所 ●横浜駅東口ATMステーション出張所 ●市営地下鉄上大岡駅出張所 ●Fuji芹が谷店出張所 ●横浜四季の森フォレオ出張所 ●シーサイドライン新杉田駅出張所 ●大道出張所 ●大倉山駅前出張所 ●トレッサ横浜出張所 ●北新横浜事務センター出張所 ●中川駅前出張所 ●市営地下鉄戸塚駅出張所 ●サクラス戸塚出張所 ●トツカーナ出張所 ●早川工業団地出張所 緑区 鶴見区 ふれあいプラザ 横浜市西区北幸1-4-13 045-313-3963 (横浜西口支店8階) 北新横浜事務センター 横浜市港北区北新横浜1-5-7 045-533-3911 港北区 中区 $ 本店営業部 横浜市中区尾上町2-16-1(1階:預金)045-641-1941 (2階:融資・外為・営業)045-651-2501 $ 本牧支店 横浜市中区本牧町1-102 045-622-2111 野毛町支店 横浜市中区野毛町3-160-4 045-241-1611 (ちぇるる野毛内) $ 新本牧支店 横浜市中区本牧和田12-5 045-625-1121 $ 市場支店 横浜市鶴見区市場大和町1-25 045-521-3751 $ 潮田支店 横浜市鶴見区仲通1-55 045-521-6141 $ 鶴見支店 横浜市鶴見区豊岡町30-24 045-581-5241 $ 末吉支店 横浜市鶴見区上末吉2-3-5 045-571-2311 $ 生麦支店 横浜市鶴見区生麦3-2-3 045-511-3631 $ 馬場支店 横浜市鶴見区東寺尾1-3-15 045-583-1461 $ 駒岡支店 横浜市鶴見区駒岡4-23-20 045-584-1411 鶴見駅東口支店 横浜市鶴見区鶴見中央1-2-1 045-505-1101 $ 六角橋支店 横浜市神奈川区六角橋1-14-5 045-432-3311 $ 反町支店 横浜市神奈川区反町2-13-4 045-321-1331 $ 大口支店 横浜市神奈川区大口通130-1 045-421-3721 $ 横浜西口支店 横浜市西区北幸1-4-13 045-314-3721 藤棚支店 横浜市西区中央2-6-10 045-314-2011 $ 吉野町支店 横浜市南区吉野町3-7 045-251-8681 $ 弘明寺支店 横浜市南区通町4-103 045-741-5941 $ 上大岡支店 横浜市港南区上大岡西2-15-23 045-842-6121 $ 日野支店 横浜市港南区港南台1-7-13 045-831-2061 上永谷支店 横浜市港南区丸山台3-1-26 045-843-1171 芹が谷支店 横浜市港南区芹が谷4-5-38 045-825-1171 $ 保土ヶ谷支店 横浜市保土ヶ谷区天王町1-12-3045-333-1311 西谷支店 横浜市保土ヶ谷区西谷町650-1 045-371-3201 $ 鶴ヶ峰支店 横浜市旭区鶴ヶ峰2-19-1 045-373-1451 $ 三ツ境支店 横浜市旭区笹野台1-29-1 045-391-1711 (ステーションスクエア三ツ境1階) $ 根岸橋支店 横浜市磯子区滝頭3-1-1 045-755-1311 栗木支店 横浜市磯子区栗木1-30-8 045-773-3381 $ 金沢支店 横浜市金沢区泥亀1-19-1 045-781-3321 $ 六浦支店 横浜市金沢区六浦4-11-40 045-701-7821 $ 福浦支店 横浜市金沢区福浦1-5-2 045-781-1711 (金沢産業振興センター内) 富岡支店 横浜市金沢区富岡西7-12-26 045-775-2211 店舗外ATM一覧 事業の概況 平成27年5月末現在 30 4 コーポレートデータ 《よこしん》のあゆみ 《よこしん》のあゆみ 大正12年 7月 有限責任神奈川県在郷軍人信用組合 (産業組合法) 設立 平成12年 10月 ジャストバンキング (インターネットバンキング、 9月 関東大震災 テレホンバンキング) 取扱開始 昭和 3年10月 3代目横浜駅新築 (現在地) 12月 しんきんゼロネットサービス開始 昭和14年 4月 有限責任横浜信用組合に名称変更 平成13年 3月 スポーツ振興くじ (サッカーくじ) 払戻業務開始 昭和18年11月 保証責任金沢町信用組合他4信用組合を合併 4月 損害保険業務開始 〜 25年 1月 5月 オンライン24時間システム運用開始 昭和20年 5月 横浜大空襲 9月 アメリカ同時多発テロ 8月 ポツダム宣言受諾、太平洋戦争終結 11月 確定拠出年金法により行う業務等開始 昭和26年 4月 横浜信用組合、潮田信用組合、鶴見信用組合、三者合併 平成14年 10月 80周年記念小冊子 「横浜ルネサンス」 発行開始 により、横浜信用組合 (中小企業等協同組合法) を設立 [70周年以降]』発行 平成15年 7月『横浜信用金庫80年史 10年の歩み 昭和29年 4月 横浜市復興信用金庫を合併 平成16年 7月 法人インターネットバンキングの取扱開始 昭和32年 5月 横浜市商工信用金庫を合併 10月 決済用普通預金の取扱開始 12月 横浜市公金収納事務取扱開始 平成17年 6月「横浜ルネサンス事業」 で 昭和33年 5月 横浜市開港100年祭記念式典 「第8回信用金庫社会貢献賞・会長賞」 を受賞 昭和36年 2月 県税収納事務取扱開始 「《よこしん》フラット35」 の取扱開始 平成18年 2月 住宅ローン証券化商品 9月 預金量100億円達成 4月 一時払終身保険の取扱開始 昭和39年10月 東海道新幹線開通、第18回東京オリンピック開催 平成19年 4月 業務部を業務推進部と金融サービス部に分割 11月 日銀との当座取引開始 平成20年 3月「横浜型地域貢献企業認定制度」 の最上位認定を取得 昭和40年 5月 日銀歳入代理店指定 (本店) 6月 第三分野保険商品としてがん保険の取扱開始 昭和41年 2月 横浜手形交換所直接加盟決定 11月「環境方針」 を制定 7月 日銀国債代理店指定 (本店) 第三分野保険商品として医療保険の取扱開始 昭和45年 3月 本店新築、中区尾上町へ移転 平成21年 4月 横浜開港150 周年記念 「開国博 Y+150」 開催 昭和47年 3月 横浜市電、全線廃止 理事長斎藤寿臣、 瑞宝中綬章を叙勲 5月 沖縄返還 を改正し 「横浜信用金庫行動綱領」 へ名称変更 7月「倫理綱領」 12月 預金量1,000億円達成 10月 北新横浜事務センター竣工式 横浜市営地下鉄、上大岡〜伊勢佐木長者町間開通 平成22年 2月「金融円滑化基本方針」 制定 昭和48年 4月 創立50周年記念式典挙行 4月 「反社会的勢力に対する基本方針」および「反社会的 昭和50年 1月 両替商業務の取扱開始 昭和52年 6月 半井清会長、竹本浩理事長就任 昭和56年 4月 しんきんネット・キャッシュサービスに参加 勢力への対応規程」を制定 平成23年 1月北新横浜事務センターへのシステム部門と事務部門の 移転・集約が完了 昭和57年 5月 事務センター開設 (南区新川町) 3月 東日本大震災 7月 外国為替公認銀行として、外国為替業務の取扱開始(本店) 10月 預金量1兆5,000億円達成 昭和58年 4月 国債窓販の取扱開始 年金振込件数10万件達成 昭和62年 6月 債券ディーリング業務開始 平成24年 4月 鶴見駅東口出張所の支店昇格 9月 預金量5,000億円達成 5月 大和支店新設オープン 平成 1年 3月 横浜博覧会 (YES’ 89) 開催 8月 株式会社ビューカードとATM提携 6月 横浜市政100年、開港130周年記念式典開催 平成25年 5月90周年記念事業 「認知症サポーター」 を全職員が取得 平成 2年 3月 横浜市債引受シンジケート団に加盟 開始 平成 5年10月 預金量1兆円達成 6月 シーサイドライン新杉田駅出張所 (店舗外ATM) を開設 11月 創立70周年記念式典挙行 (10年の歩み [80周年以降] )』を発行 9月『横浜信用金庫90年史 平成 6年 5月 竹本浩会長、斎藤寿臣理事長就任 10月 創立90周年記念式典挙行 6月 コルレス業務開始 平成26年 1月「NISA」 の取扱開始 7月信託代理店業務の取扱開始 社債 (私募債) 等の募集・ 3月神奈川県・東京都町田市と 「地域見守り活動に関する協 管理の受託業務の取扱開始 平成 7年 4月 関東信用金庫協会会長に竹本浩会長就任 11月 会長竹本浩、勲四等旭日小綬章を叙勲 定」 を締結 90周年記念事業 「自動体外式除細動器 (AED) 」 を全営 業店に設置完了 平成10年 3月 神奈川県債引受シンジケート団に加盟 「一般財団法人よこしんふれあい財団」 を設立 12月 投資信託の窓口販売開始 6月斎藤寿臣会長、 大前茂理事長就任 平成11年 4月 社債等登録法に基づく社債登録機関指定 7月 《よこしん》投信インターネットサービスの取扱開始 5月 当金庫の 「基本方針」 を一部改定 戸塚支店新築オープン 当金庫の 「倫理綱領」 を制定 8月 青葉台支店新築移転オープン 平成12年 2月 M&A仲介業務開始 3月 デビットカードサービスの取扱開始 4月 モバイルバンキングの開始 (残高照会・入出金照会) 31 12月 個人年金保険商品取扱開始 10月 横浜信用金庫 (信用金庫法) に組織変更 D I S C LO S U R E 2015 5 安心できる金融機関であるために 自己資本管理について 自己資本の充実等の状況については、信用金庫法施 行規則第132条第1項第5号ニ (連結は同規則第133条 第1項第3号ハ) の規定に基づき開示が義務付けられ、 「3 本の柱」 から構成されています。 第1の柱は、金融機関が保有するリスクに対して求め られる最低所要自己資本比率を定めたものです。国内 自己資本管理方針 当金庫が高い健全性を維持し、経営戦略を実現してい くためには、収益とリスクのバランスを保ち、十分な自己 資本を積み上げていく必要があります。この自己資本の 充実を図るために、自己資本充実に関する施策の実施、 ︽よこしん︾ と地域社会 第1の柱 最低所要自己資本比率 自己資本管理について 事業の概況 自己資本の充実の状況等について 自己資本の充実度の評価、正確な自己資本比率の算定 による自己資本管理態勢を整備し、強固な経営体質・経 営基盤の構築により事業の継続性を確保していきます。 業務のみを取り扱う信用金庫の最低所要自己資本比率 は4%以上の確保が求められております。 当金庫の自己資本は、 コア資本に係る基礎項目の額か らコア資本に係る調整項目額を控除したもので構成さ ︽よこしん︾の経営管理 第2の柱 金融機関の自己管理と 監督上の検証 自己資本調達手段の概要 れています。自己資本額の調達は、内部留保による資本 第2の柱では、銀行勘定の金利リスクや信用集中リス の積み上げのほか、地域のお客さまからお預かりしてい クなど第1の柱の対象となっていないリスクも含め、金 る出資金によるものです。 融機関自らがリスクを適切に管理しリスクに見合う適正 な自己資本を維持するという 「自己管理型」 の取組みが 求められております。また、金融当局においても各金融 機関が創意工夫したリスク管理の方法について検証・評 第3の柱 市場規律 自己資本の充実度につきましては、主に自己資本比率 によって評価しています。当金庫は国内基準 (4%) はもと より、 国際基準 (8%) も上回る高い水準を毎期維持してお コーポレートデータ 価を行い、必要に応じて適切な監督上の措置を講ずるこ と等が求められております。 自己資本の充実度に関する評価方法の概要 り、経営の健全性・安定性を十分に保っていると評価して おります。 当金庫では、統合的リスク管理の基盤的な管理プロセ 高めるため、 自己資本比率とその内訳、各リスクのリスク を配賦原資として、各リスクの使用状況のモニタリング 量とその計算方法等についての開示が求められていま やストレス・シナリオによる影響度を通じ自己資本充実度 す。市場の評価を通じて金融機関に対する規律を働かせ、 の評価を行っています。 健全な経営を促すことが期待されています。 今後も事業計画に基づく業務推進を通じて毎期得られ 安心できる金融機関であるために 第3の柱では、情報開示を通じて市場規律の実効性を スとして 「リスク資本配賦」 を実施しております。自己資本 る利益により、 自己資本の積み上げを図ってまいります。 自己資本の額(コア資本に係る基礎項目の額 − コア資本に係る調整項目の額) 資料編 D I S C LO S U R E 2015 32 5 安心できる金融機関であるために 自己資本管理について 自己資本の構成に関する事項 自己資本の構成に関する事項(単体) 項 目 コア資本に係る基礎項目 (1) 普通出資又は非累積的永久優先出資に係る会員勘定の額 うち、出資金及び資本剰余金の額 うち、利益剰余金の額 うち、 外部流出予定額 (△) うち、 上記以外に該当するものの額 コア資本に係る基礎項目の額に算入される引当金の合計額 うち、一般貸倒引当金コア資本算入額 うち、適格引当金コア資本算入額 適格旧資本調達手段の額のうち、 コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 公的機関による資本の増強に関する措置を通じて発行された資本調達手段の額のうち、 コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 土地再評価額と再評価直前の帳簿価額の差額の45パーセントに相当する額のうち、 コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 コア資本に係る基礎項目の額 (イ) コア資本に係る調整項目 (2) 無形固定資産 (モーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除く。) の額の合計額 うち、のれんに係るものの額 うち、のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るもの以外の額 繰延税金資産 (一時差異に係るものを除く。) の額 適格引当金不足額 証券化取引に伴い増加した自己資本に相当する額 負債の時価評価により生じた時価評価差額であって自己資本に算入される額 前払年金費用の額 自己保有普通出資等 (純資産の部に計上されるものを除く。) の額 意図的に保有している他の金融機関等の対象資本調達手段の額 少数出資金融機関等の対象普通出資等の額 信用金庫連合会の対象普通出資等の額 特定項目に係る10パーセント基準超過額 うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連するものの額 うち、 モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連するものの額 うち、繰延税金資産 (一時差異に係るものに限る。) に関連するものの額 特定項目に係る15パーセント基準超過額 うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連するものの額 うち、 モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連するものの額 うち、繰延税金資産 (一時差異に係るものに限る。) に関連するものの額 コア資本に係る調整項目の額 (ロ) 自己資本 自己資本の額 ( (イ) ― (ロ) ) (ハ) リスク・アセット等 (3) 信用リスク・アセットの額の合計額 うち、 経過措置によりリスク・アセットの額に算入される額の合計額 うち、無形固定資産 (のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除く。) うち、 繰延税金資産 うち、 前払年金費用 うち、 他の金融機関等向けエクスポージャー うち、 上記以外に該当するものの額 オペレーショナル・リスク相当額の合計額を8パーセントで除して得た額 信用リスク・アセット調整額 オペレーショナル・リスク相当額調整額 リスク・アセット等の額の合計額 (ニ) 自己資本比率 自己資本比率 ( (ハ) / (ニ) ) (単位:百万円) 平成25年度 経過措置による不算入額 平成26年度 83,417 1,969 81,690 171 △ 71 1,043 1,043 ー ー 85,186 1,943 83,420 112 △ 65 679 679 ー ー ー ー ー ー 84,460 85,865 894 ー 894 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 894 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 796 - 796 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 796 83,566 85,069 658,428 △ 31,799 ー ー ー △ 31,799 ー 46,023 ー ー 704,451 690,841 △ 38,547 ー ー ー △ 38,547 - 43,806 ー ー 734,648 11.86% 11.57% 経過措置による不算入額 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー (注) 自己資本比率の算出方法を定めた 「信用金庫法第89条第1項において準用する銀行法第14条の2の規定に基づき、信用金庫がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況 が適当であるかどうかを判断するための基準 (平成18年金融庁告示第21号) 」 に基づき算出しております。 なお、当金庫は国内基準を採用しております。 33 D I S C LO S U R E 2015 自己資本の構成に関する事項(連結) 項 目 (単位:百万円) 平成25年度 経過措置による不算入額 平成26年度 85,932 1,943 84,168 114 △ 65 - - - - 700 700 ー ー ー ー ー ー ー 85,200 ー 86,633 797 - 797 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 797 85,836 660,119 △ 31,799 ー ー ー △ 31,799 ー 45,852 ー ー 705,972 692,210 △ 38,547 ー ー ー △ 38,547 ー 43,663 ー ー 735,873 11.94% 11.66% 資料編 84,304 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 安心できる金融機関であるために ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー コーポレートデータ 895 ー 895 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 895 ︽よこしん︾の経営管理 84,133 1,969 82,408 173 △ 71 ー ー ー ー 1,067 1,067 ー ー 経過措置による不算入額 ︽よこしん︾ と地域社会 コア資本に係る基礎項目 (1) 普通出資又は非累積的永久優先出資に係る会員勘定の額 うち、出資金及び資本剰余金の額 うち、利益剰余金の額 うち、 外部流出予定額 (△) うち、 上記以外に該当するものの額 コア資本に算入されるその他の包括利益累計額又は評価・換算差額等 うち、為替換算調整勘定 うち、退職給付に係るものの額 コア資本に係る調整後少数株主持分の額 コア資本に係る基礎項目の額に算入される引当金の合計額 うち、一般貸倒引当金コア資本算入額 うち、適格引当金コア資本算入額 適格旧資本調達手段の額のうち、 コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 公的機関による資本の増強に関する措置を通じて発行された資本調達手段の額のうち、 コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 土地再評価額と再評価直前の帳簿価額の差額の45パーセントに相当する額のうち、 コア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 少数株主持分のうち、経過措置によりコア資本に係る基礎項目の額に含まれる額 コア資本に係る基礎項目の額 (イ) コア資本に係る調整項目 (2) 無形固定資産 (モーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除く。) の額の合計額 うち、のれんに係るもの (のれん相当差額を含む。) の額 うち、のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るもの以外の額 繰延税金資産 (一時差異に係るものを除く。) の額 適格引当金不足額 証券化取引に伴い増加した自己資本に相当する額 負債の時価評価により生じた時価評価差額であって自己資本に算入される額 退職給付に係る資産の額 自己保有普通出資等 (純資産の部に計上されるものを除く。) の額 意図的に保有している他の金融機関等の対象資本調達手段の額 少数出資金融機関等の対象普通出資等の額 信用金庫連合会の対象普通出資等の額 特定項目に係る10パーセント基準超過額 うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連するものの額 うち、 モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連するものの額 うち、繰延税金資産 (一時差異に係るものに限る。) に関連するものの額 特定項目に係る15パーセント基準超過額 うち、その他金融機関等の対象普通出資等に該当するものに関連するものの額 うち、 モーゲージ・サービシング・ライツに係る無形固定資産に関連するものの額 うち、繰延税金資産 (一時差異に係るものに限る。) に関連するものの額 コア資本に係る調整項目の額 (ロ) 自己資本 自己資本の額 ( (イ) ― (ロ) ) (ハ) リスク・アセット等 (3) 信用リスク・アセットの額の合計額 うち、 経過措置によりリスク・アセットの額に算入される額の合計額 うち、無形固定資産 (のれん及びモーゲージ・サービシング・ライツに係るものを除く。) うち、 繰延税金資産 うち、 退職給付に係る資産 うち、 他の金融機関等向けエクスポージャー うち、 上記以外に該当するものの額 オペレーショナル・リスク相当額の合計額を8パーセントで除して得た額 信用リスク・アセット調整額 オペレーショナル・リスク相当額調整額 リスク・アセット等の額の合計額 (ニ) 連結自己資本比率 連結自己資本比率 ( (ハ) / (ニ) ) 事業の概況 自己資本の構成に関する事項 (注) 自己資本比率の算出方法を定めた 「信用金庫法第89条第1項において準用する銀行法第14条の2の規定に基づき、信用金庫がその保有する資産等に照らし自己資本の充実の状況 が適当であるかどうかを判断するための基準 (平成18年金融庁告示第21号) 」 に基づき算出しております。 なお、当金庫グループは国内基準を採用しております。 D I S C LO S U R E 2015 34 5 安心できる金融機関であるために 自己資本管理について 自己資本の充実度に関する事項 自己資本の充実度に関する事項(単体) イ. 信用リスク・アセット、所要自己資本の額の合計 ①標準的手法が適用されるポ−トフォリオごとのエクスポージャー ソブリン向け 金融機関向け 法人等向け 中小企業等・個人向け 抵当権付住宅ローン 不動産取得等事業向け 3ヵ月以上延滞等 取立未済手形 信用保証協会等による保証付 出資等 上記以外 ②証券化エクスポージャー ③複数の資産を裏付とする資産のうち、個々の資産の把握が困難な資産 ④経過措置によりリスク・アセットの額に算入されるものの額 ⑤他の金融機関等の対象資本調達手段に係るエクスポージャーに係る経過措置に よりリスク・アセットの額に算入されなかったものの額 ⑥CVAリスク相当額を8%で除して得た額 ⑦中央清算機関関連エクスポージャー ロ. オペレーショナル・リスク相当額を8%で除して得た額 ハ. 単体総所要自己資本額 (イ+ロ) (単位:百万円) 平成25年度 リスク・アセット 所要自己資本額 658,428 26,337 689,851 27,594 7,464 298 71,271 2,850 150,814 6,032 115,939 4,637 44,215 1,768 173,246 6,929 839 33 60 2 8,737 349 5,166 206 112,095 4,483 101 4 ー ー ー ー 平成26年度 リスク・アセット 所要自己資本額 690,841 27,633 729,040 29,161 9,812 392 66,564 2,662 159,941 6,397 124,582 4,983 45,003 1,800 180,257 7,210 790 31 52 2 9,489 379 6,298 251 126,247 5,049 101 4 ー ー ー ー △ 31,799 △ 1,271 △ 38,547 △ 1,541 274 0 46,023 704,451 10 0 1,840 28,178 246 0 43,806 734,648 9 0 1,752 29,385 (注) 1.所要自己資本の額=リスク・アセット×4% 2「エクスポージャー」 . とは、 資産 (派生商品取引によるものを除く) 並びにオフ・バランス取引及び派生商品取引の与信相当額等のことです。 3. 「ソブリン」 とは、 中央政府、 中央銀行、 地方公共団体、 我が国の政府関係機関、 土地開発公社、 地方住宅供給公社、 地方道路公社、 外国の中央政府以外の公共部門 (当該国内においてソ ブリン扱いになっているもの) 、 地方公共団体金融機構、 国際開発銀行、 国際決済銀行、 国際通貨基金、 欧州中央銀行、 欧州共同体、 信用保証協会、 農業信用基金協会及び漁業信用基 金協会のことです。 4「3ヵ月以上延滞等」 とは、 元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャーのことです。 5.当金庫は、基礎的手法によりオペレーショナル・リスク相当額を算定しています。 〈オペレーショナル・リスク相当額 (基礎的手法) の算定方法〉 粗利益 (直近3年間のうち正の値の合計額) ×15% 直近3年間のうち粗利益が正の値であった年数 6.単体総所要自己資本額=単体自己資本比率の分母の額×4% 自己資本の充実度に関する事項(連結) イ. 信用リスク・アセット、所要自己資本の額の合計 ①標準的手法が適用されるポ−トフォリオごとのエクスポージャー ソブリン向け 金融機関向け 法人等向け 中小企業等・個人向け 抵当権付住宅ローン 不動産取得等事業向け 3ヵ月以上延滞等 取立未済手形 信用保証協会等による保証付 出資等 上記以外 ②証券化エクスポージャー ③複数の資産を裏付とする資産のうち、個々の資産の把握が困難な資産 ④経過措置によりリスク・アセットの額に算入されるものの額 ⑤他の金融機関等の対象資本調達手段に係るエクスポージャーに係る経過措置に よりリスク・アセットの額に算入されなかったものの額 ⑥CVAリスク相当額を8%で除して得た額 ⑦中央清算機関関連エクスポージャー ロ. オペレーショナル・リスク相当額を8%で除して得た額 ハ. 連結総所要自己資本額 (イ+ロ) (単位:百万円) 平成25年度 リスク・アセット 所要自己資本額 平成26年度 リスク・アセット 692,210 730,409 9,812 66,590 159,555 125,706 45,003 180,335 790 52 9,489 6,240 126,833 101 ー ー 所要自己資本額 27,688 29,216 392 2,663 6,382 5,028 1,800 7,213 31 2 379 249 5,073 4 ー ー △ 1,271 △ 38,547 △ 1,541 10 0 1,834 28,238 246 0 43,663 735,873 9 0 1,746 29,434 660,119 691,542 7,464 71,309 150,533 117,225 44,215 173,334 839 60 8,737 5,107 112,714 101 ー ー 26,404 27,661 298 2,852 6,021 4,689 1,768 6,933 33 2 349 204 4,508 4 ー ー △ 31,799 274 0 45,852 705,972 (注) 1.所要自己資本の額=リスク・アセット×4% 2.「エクスポージャー」 とは、 資産 (派生商品取引によるものを除く) 並びにオフ・バランス取引及び派生商品取引の与信相当額等のことです。 ブリン」 とは、中央政府、中央銀行、地方公共団体、我が国の政府関係機関、土地開発公社、地方住宅供給公社、地方道路公社、外国の中央政府以外の公共部門 (当該国内においてソブリン扱 3. 「ソ いになっているもの) 、地方公共団体金融機構、国際開発銀行、国際決済銀行、国際通貨基金、欧州中央銀行、欧州共同体、信用保証協会、農業信用基金協会及び漁業信用基金協会のことです。 4. 「3ヵ月以上延滞等」 とは、 元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャーのことです。 5.当金庫グループは、 基礎的手法によりオペレーショナル・リスク相当額を算定しています。 〈オペレーショナル・リスク相当額 (基礎的手法) の算定方法〉 粗利益 (直近3年間のうち正の値の合計額) ×15% 直近3年間のうち粗利益が正の値であった年数 6.連結総所要自己資本額=連結自己資本比率の分母の額×4% 35 D I S C LO S U R E 2015 リスク管理について 事業の概況 リスク管理態勢について リスク管理は金融機関にとって健全な業務を遂行する ための基盤となるものです。当金庫においても重要な経 営課題として認識し、継続的に管理態勢の強化と充実に 努めています。 現在は、 リスク管理統括部を中心に、 コンプライアンス ︽よこしん︾ と地域社会 を含めさまざまなリスク (信用リスク、市場リスク、流動性 リスク、 オペレーショナル・リスク等) を統括、一元管理す る態勢を構築し、それらのリスクをできる限り共通の枠 組みにより計量化して把握するとともに、自己資本等の 経営体力に関連づけて管理する統合的なリスク管理を 行っています。 基盤的な管理プロセスとしては、 リスク資本配賦 (用語 説明をご参照ください) を実施しています。具体的には、 ︽よこしん︾の経営管理 自己資本の額を原資とし、信用リスク、市場リスク、金利 リスク及びオペレーショナル・リスクの主要4カテゴリー に対しリスク資本を配賦し、各リスク量が配賦されたリス ク資本を超えないように管理しています。各リスク量に ついては、月次のALM会議(用語説明をご参照くださ い) において継続的にモニタリングし、年度毎にリスク資 本の総量や配分の見直し、 さらに計量基準の見直しや検 証を実施し、 リスク管理の実効性の確保や高度化に努め コーポレートデータ ています。 リスク資本配賦 ALMとはAsset Liability Managementの略で、金利リ スク・為替リスクなどの金融機関業務に付随する各種のリス クを適正に管理し、安定収益を確保し健全な経営を目指す ためのマネジメント手法です。リスク管理の観点から資産 (Asset)と負債(Liability)のバランスを総合的に管理すると ころから、 「資産・負債の総合管理」 と呼ばれています。具体 的には、金利スワップ等による金利変動リスク回避策を策定 したり、自己資本比率や期間損益に対する変動要因とその 影響度を明らかにし、効率的な運用配分・リスク配分等を実 現すべく様々な検討を行います。毎月開催されるALM会議 には(常勤)役員全員が出席し、総体的な資産・負債の状況、 収益予測、各種リスクに関する報告等を受け、経営課題や事 業戦略について多面的に協議しています。 代表的なALM手法・指標としては、 次のようなものがあります。 ・金利感応度分析 資産・負債を金利感応度により区分し、金利感応 資産・負債のギャップ (差額) を期間毎に分析するも のです。 資料編 金庫の各業務に対応するリスク・カ テゴリーごとに、内部管理上の仮想資 本であるリスク資本を割り当てること をリスク資本配賦といいます。その目 的は、 このリスク資本内にリスクを抑え ることにより、自己資本の一定の範囲 内にリスクを抑制し、経営の安全性・健 全性を確保することにあります。さら に、 リスクに対する収益性の向上や経 営資源の最適配分を図ることも次の ステップとして視野に入れています。 また、当金庫では事業計画の策定にあ わせ年度ごとに配賦リスク資本の総量 や配分の見直しを実施しています。 ALM 安心できる金融機関であるために 用語説明 ・BPV (ベーシスポイントバリュー) 金利感応度の指標で、金利が1ベーシスポイント (0.01%) 変化した時の保有資産の時価評価額変 化量を表わします。 ・VaR (バリューアットリスク) 一定の期間、一定の確率のもとでの保有資産が 被る可能性のある最大損失額を表わします。 D I S C LO S U R E 2015 36 5 安心できる金融機関であるために リスク管理について 管理対象とする各リスクについて 信用リスク 信用供与 (融資) 先の財務状況の悪化等により、当金庫の資産の価値が減少あるいは消滅し損失を被るリスク 市場リスク 金利、有価証券等の価格、為替等の様々な市場リスク・ファクターの変動により、当金庫が保有する資産の価値が変動し 損失を被るリスク 流動性リスク 予期せぬ資金の流出等により資金繰りがつかなくなる場合や、通常よりも著しく高い金利での資金調達を余儀なくさ れることにより損失を被るリスク (資金繰りリスク) と、市場の混乱等により市場において取引が出来なかったり、通常よ りも著しく不利な価格での取引を余儀なくされることにより損失を被るリスク (市場流動性リスク) オペレーショナル・リスク 金融機関の業務の過程、役職員の活動またはシステムが不適切であること、及び外生的な事象により損失を被るリスク 事務リスク 役職員が正確な事務を怠る、あるいは事故・不正等を起こすことにより損失を被るリスク システムリスク コンピュータシステムのダウン又は誤作動等、 システムの不備等に伴い損失を被るリスク、 さらにコンピュータが不正 に使用されることにより損失を被るリスク 法務リスク 法令・庫内規程等に違反する行為並びにその恐れのある行為が発生することで、当金庫の信用の失墜を招き、損失・損 害を被るリスク 風評リスク 評判の悪化や風説の流布等により、信用が低下することから損失・損害を被るリスク 人的リスク 人事運営上の不公平・不公正 (報酬・手当・解雇等) の問題及びセクシャルハラスメント等から損失・損害を被るリスク 有形資産リスク 災害及び資産管理の瑕疵等の結果、有形資産の毀損や執務環境の質の低下等により損失を被るリスク 信用リスクに関するエクスポージャー及び主な種類別の期末残高 信用リスクに関するエクスポージャー及び主な種類別の期末残高【地域別・業種別・残存期間別】 (単体) (単位:百万円) エクスポ−ジャ−区分 信用リスクエクスポ−ジャ−期末残高 3ヵ月以上延滞 貸出金、コミットメント及 地域区分 びその他のデリバティブ エクスポージャー 債券 デリバティブ取引 業種区分 以外のオフ・バランス取引 期間区分 平成25年度 平成26年度 平成25年度 平成26年度 平成25年度 平成26年度 平成25年度 平成26年度 平成25年度 平成26年度 国内 1,668,489 国外 64,779 地域別合計 1,733,268 製造業 117,662 農業 91 林業 ー 漁業 185 鉱業、 採石業、 砂利採取業 327 建設業 129,582 電気・ガス・熱供給・水道業 7,382 情報通信業 8,476 運輸業、 郵便業 46,228 卸売業 48,766 小売業 45,246 金融業、 保険業 360,689 不動産業 212,193 物品賃貸業 16,116 学術研究、専門・技術サ−ビス業 1,543 宿泊業 10,441 飲食業 11,224 生活関連サ−ビス業、娯楽業 13,342 教育、 学習支援業 4,576 医療・福祉 15,496 その他のサ−ビス 60,947 国・地方公共団体等 388,942 個人(住宅・消費・納税資金等) 179,127 その他 54,675 業種別合計 1,733,268 1年以下 325,756 1年超3年以下 338,093 3年超5年以下 251,999 5年超7年以下 229,077 7年超10年以下 275,172 10年超 235,582 期間の定めのないもの 77,586 残存期間別合計 1,733,268 1,721,077 62,105 1,783,182 112,851 75 ー 182 718 130,199 8,290 7,765 43,286 52,068 46,571 377,192 217,677 19,462 1,329 10,311 10,931 13,221 4,700 16,669 59,381 406,633 185,994 57,664 1,783,182 332,116 296,254 307,860 228,309 278,390 261,600 78,650 1,783,182 870,863 ー 870,863 95,314 91 ー 185 260 129,418 318 4,958 25,385 46,981 42,063 10,629 204,275 7,683 1,543 10,441 11,224 13,286 4,575 15,496 60,854 6,507 179,072 293 870,863 92,011 94,575 147,512 133,084 173,705 216,294 13,679 870,863 887,323 ー 887,323 91,993 75 ー 182 636 130,025 285 4,749 24,738 49,132 43,449 10,511 208,517 7,756 1,314 10,311 10,931 12,866 4,699 16,669 59,276 12,955 185,958 283 887,323 89,946 98,513 163,922 112,265 174,787 235,249 12,637 887,323 524,336 63,805 588,141 20,552 ー ー ー ー 88 6,870 3,111 19,973 1,505 2,994 173,941 7,908 7,410 ー ー ー ー ー ー 50 343,733 ー ー 588,141 109,715 157,367 104,387 95,977 101,406 19,287 ー 588,141 534,779 61,382 596,162 18,842 ー ー ー ー 65 7,793 2,608 17,572 2,618 2,903 161,117 9,105 9,885 ー ー ー 300 ー ー 43 363,308 ー ー 596,162 91,296 116,555 143,887 116,043 102,028 26,351 ー 596,162 456 ー 456 17 ー ー ー ー ー ー ー ー 105 0 325 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 7 456 186 150 60 ー 60 ー ー 456 491 ー 491 ー ー ー ー ー ー ー ー ー 99 0 338 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 52 491 239 158 18 ー 75 ー ー 491 2,847 ー 2,847 179 ー ー ー ー 272 ー ー 26 69 25 ー 339 ー ー 8 42 61 ー 296 1,071 ー 448 5 2,847 1,946 ー 1,946 198 ー ー ー ー 267 ー ー 24 78 116 ー 347 ー ー 8 64 131 ー 280 10 ー 413 5 1,946 (注) 1.オフ・バランス取引は、 デリバティブ取引を除きます。 2. 「3ヵ月以上延滞エクスポージャー」 とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャーのことです。 3. 上記の 「その他」 は、裏付となる個々の資産の全部又は一部を把握することが困難な投資信託等および業種区分に分類することが困難なエクスポージャーです。 具体的には、現金、投資信託、固定資産等が含まれます。 4. CVAリスクおよび中央清算機関関連エクスポージャーは含まれておりません。 37 D I S C LO S U R E 2015 ごとに計算された貸倒実績率から算出した予想損失率を 基に算定しています。算定結果については、監査法人の監 査を受けるなど、 適正な計上に努めております。 リスク・ウェ イトの判定に使用する適格格付機関は、 株式会社格付投資 情報センター (R&I) 、 株式会社日本格付研究所 (JCR) 、 ムー ディーズ・インベスターズ・サービス・インク (Moody’ s) 、 ス タンダード・アンド・プアーズ・レーティングズ・サービシズ (S &P) の4つの機関を採用しております。なお、 エクスポージ ャーの種類ごとに適格格付機関の使い分けは行っておりま せん。 ︽よこしん︾ と地域社会 当金庫では、与信業務の基本的な理念や手続き等を明 示した 「クレジット・ポリシー」 を制定し、 広く役職員に理解と 遵守を促すとともに、信用リスクを確実に認識する管理態 勢を構築しております。信用リスクの評価については、 総合 信用格付制度を導入しております。そして、 2ファクタークレ ジットメトリックス型のモデルを活用して、信用リスクを計 量化しております。信用リスク管理の状況につきましては、 ALM会議等で経営陣に報告する態勢を整備しております。 貸倒引当金については、 「自己査定事務取扱要領」 や 「償却・ 引当事務取扱要領」 に則り、 自己査定における債務者区分 事業の概況 信用リスク管理の方針及び手続きの概要等について オペレーショナル・リスク管理の方針及び手続きの概要について す。また、 各部横断的な委員会等で協議し、 必要に応じて理 事会等で経営陣に報告する態勢を整備しております。 リス クの計測に関しては、業務粗利益を算出根拠とする 「基礎 的手法」 を採用しております。オペレーショナル・リスクの額 及び算定方法については、 「自己資本の充実度に関する事 項」 (35ページ) をご参照ください。 ︽よこしん︾の経営管理 当金庫は、事務リスク、 システムリスク、風評リスク、法務 リスク、 有形資産リスク、 人的リスクなど各種リスクを幅広く オペレーショナル・リスクと認識し、 「リスク管理基本方針」 を 定めるとともに、各種内部管理規程等の整備・充実に努め ております。多様化するリスクを特定・識別し、 リスクの未 然防止と極小化を図るためにリスク管理統括部が統括部 署となって、 各種リスクを一元管理する態勢をとっておりま 信用リスクに関するエクスポージャー及び主な種類別の期末残高 信用リスクに関するエクスポージャー及び主な種類別の期末残高【地域別・業種別・残存期間別】 (連結) (単位:百万円) 868,892 ー 868,892 95,314 91 ー 185 260 129,418 318 4,958 25,385 46,981 42,063 10,629 204,275 5,712 1,543 10,441 11,224 13,286 4,575 15,496 60,854 6,507 179,072 293 868,892 90,440 94,350 147,337 133,084 173,705 216,294 13,679 868,892 885,353 ー 885,353 91,993 75 ー 182 636 130,025 285 4,749 24,738 49,132 43,449 10,511 208,517 5,785 1,314 10,311 10,931 12,866 4,699 16,669 59,276 12,955 185,958 283 885,353 88,356 98,388 163,667 112,265 174,787 235,249 12,637 885,353 524,336 63,805 588,141 20,552 ー ー ー ー 88 6,870 3,111 19,973 1,505 2,994 173,941 7,908 7,410 ー ー ー ー ー ー 50 343,733 ー ー 588,141 109,715 157,367 104,387 95,977 101,406 19,287 ー 588,141 534,779 61,382 596,162 18,842 ー ー ー ー 65 7,793 2,608 17,572 2,618 2,903 161,117 9,105 9,885 ー ー ー 300 ー ー 43 363,308 ー ー 596,162 91,296 116,555 143,887 116,043 102,028 26,351 ー 596,162 456 ー 456 17 ー ー ー ー ー ー ー ー 105 0 325 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 7 456 186 150 60 ー 60 ー ー 456 491 ー 491 ー ー ー ー ー ー ー ー ー 99 0 338 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 52 491 239 158 18 ー 75 ー ー 491 2,847 ー 2,847 179 ー ー ー ー 272 ー ー 26 69 25 ー 339 ー ー 8 42 61 ー 296 1,071 ー 448 5 2,847 1,946 ー 1,946 198 ー ー ー ー 267 ー ー 24 78 116 ー 347 ー ー 8 64 131 ー 280 10 ー 413 5 1,946 資料編 1,722,890 62,105 1,784,995 113,646 75 ー 182 721 130,650 8,290 7,792 43,592 52,211 46,660 377,355 217,733 17,715 1,357 10,347 11,015 13,479 4,745 16,706 60,046 406,665 185,994 58,009 1,784,995 330,533 296,266 309,847 229,305 278,390 261,600 79,051 1,784,995 安心できる金融機関であるために 国内 1,670,736 国外 64,779 地域別合計 1,735,516 製造業 118,628 農業 91 林業 ー 漁業 185 鉱業、 採石業、 砂利採取業 330 建設業 129,958 電気・ガス・熱供給・水道業 7,382 情報通信業 8,515 運輸業、 郵便業 46,571 卸売業 48,887 小売業 45,340 金融業、 保険業 360,912 不動産業 212,262 物品賃貸業 14,357 学術研究、専門・技術サ−ビス業 1,566 宿泊業 10,478 飲食業 11,302 生活関連サ−ビス業、娯楽業 13,733 教育、 学習支援業 4,638 医療・福祉 15,515 その他のサ−ビス 61,687 国・地方公共団体等 388,968 個人(住宅・消費・納税資金等) 179,127 その他 55,074 業種別合計 1,735,516 1年以下 324,190 1年超3年以下 338,052 3年超5年以下 254,305 5年超7年以下 230,100 7年超10年以下 275,177 10年超 235,582 期間の定めのないもの 78,106 残存期間別合計 1,735,516 コーポレートデータ エクスポ−ジャ−区分 信用リスクエクスポ−ジャ−期末残高 3ヵ月以上延滞 貸出金、コミットメント及 地域区分 びその他のデリバティブ エクスポージャー 債券 デリバティブ取引 業種区分 以外のオフ・バランス取引 期間区分 平成25年度 平成26年度 平成25年度 平成26年度 平成25年度 平成26年度 平成25年度 平成26年度 平成25年度 平成26年度 (注) 1.オフ・バランス取引は、 デリバティブ取引を除きます。 2. 「3ヵ月以上延滞エクスポージャー」 とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上延滞している債務者に係るエクスポージャーのことです。 3. 上記の 「その他」 は、裏付となる個々の資産の全部又は一部を把握することが困難な投資信託等および業種区分に分類することが困難なエクスポージャーです。 具体的には、現金、投資信託、固定資産等が含まれます。 4. CVAリスクおよび中央清算機関関連エクスポージャーは含まれておりません。 D I S C LO S U R E 2015 38 5 安心できる金融機関であるために リスク管理について 一般貸倒引当金、個別貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額 一般貸倒引当金、個別貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額(連結) 期首残高 一般貸倒引当金 個別貸倒引当金 合計 平成25年度 1,330 6,927 8,258 平成26年度 1,067 5,954 7,021 当期増加額 平成25年度 1,067 5,949 7,017 平成26年度 700 4,746 5,447 当期減少額 目的使用 平成25年度 平成26年度 ー ー 682 1,147 682 1,147 その他 平成25年度 平成26年度 1,330 1,067 6,240 4,806 7,571 5,874 (単位:百万円) 期末残高 平成25年度 1,067 5,954 7,021 平成26年度 700 4,746 5,447 (注) 1.単体の計数については、57ページをご参照ください。 2.一般貸倒引当金の当期減少額その他については、洗替による取崩額です。 3. 個別貸倒引当金の当期減少額その他については、主として税法による取崩額です。 業種別の個別貸倒引当金及び貸出金償却の額等 業種別の個別貸倒引当金及び貸出金償却の額等(単体) 期首残高 当期増加額 平成25年度 平成26年度 平成25年度 平成26年度 国内 6,921 5,945 5,945 4,746 国外 ー ー ー ー 地域別合計 6,921 5,945 5,945 4,746 製造業 1,277 1,187 1,187 1,127 農業 ー ー ー ー 林業 ー ー ー ー 漁業 ー ー ー ー 鉱業、 採石業、 砂利採取業 ー ー ー ー 建設業 290 383 383 322 電気・ガス・熱供給・水道業 ー ー ー ー 情報通信業 35 35 35 94 運輸業、 郵便業 380 370 370 351 卸売業 158 160 160 171 小売業 99 56 56 129 金融業、 保険業 66 ー ー ー 不動産業 1,257 930 930 942 物品賃貸業 ー ー ー ー 学術研究、専門・技術サービス業 ー ー ー ー 宿泊業 199 ー ー 4 飲食業 13 5 5 27 生活関連サービス業、 娯楽業 135 117 117 89 教育、 学習支援業 ー ー ー ー 医療・福祉 316 298 298 280 その他のサービス 2,275 1,995 1,995 935 国・地方公共団体等 ー ー ー ー 個人 (住宅、 消費、 納税資金等) 414 405 405 269 合計 6,921 5,945 5,945 4,746 業種別の個別貸倒引当金及び貸出金償却の額等(連結) 期首残高 当期増加額 平成25年度 平成26年度 平成25年度 平成26年度 国内 6,927 5,954 5,949 4,746 国外 ー ー ー ー 地域別合計 6,927 5,954 5,949 4,746 製造業 1,281 1,195 1,191 1,127 農業 ー ー ー ー 林業 ー ー ー ー 漁業 ー ー ー ー 鉱業、 採石業、 砂利採取業 ー ー ー ー 建設業 291 383 383 322 電気・ガス・熱供給・水道業 ー ー ー ー 情報通信業 35 35 35 94 運輸業、 郵便業 380 370 370 351 卸売業 158 160 160 171 小売業 99 56 56 129 金融業、 保険業 66 ー ー ー 不動産業 1,257 930 930 942 物品賃貸業 ー ー ー ー 学術研究、専門・技術サービス業 ー ー ー ー 宿泊業 199 ー ー 4 飲食業 13 5 5 27 生活関連サービス業、 娯楽業 135 117 117 89 教育、 学習支援業 ー ー ー ー 医療・福祉 316 298 298 280 その他のサービス 2,277 1,996 1,995 935 国・地方公共団体等 ー ー ー ー 個人 (住宅、 消費、 納税資金等) 414 405 405 269 合計 6,927 5,954 5,949 4,746 39 D I S C LO S U R E 2015 (単位:百万円) 個別貸倒引当金 当期減少額 貸出金償却 期末残高 目的使用 その他 平成25年度 平成26年度 平成25年度 平成26年度 平成25年度 平成26年度 平成25年度 平成26年度 682 1,139 6,238 4,805 5,945 4,746 ー ー ー ー ー ー 682 1,139 6,238 4,805 5,945 4,746 81 20 1,196 1,166 1,187 1,127 63 10 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 67 20 223 362 383 322 2 0 ー ー ー ー ー ー ー ー 8 23 26 11 35 94 ー ー 6 ー 374 370 370 351 ー ー 2 26 155 109 160 171 ー ー 12 17 86 63 56 129 1 0 59 ー 7 ー ー ー ー ー 206 ー 1,050 930 930 942 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 178 ー 21 ー ー 4 ー ー ー 0 13 19 5 27 ー 0 ー 61 135 55 117 89 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 316 298 298 280 ー ー 0 907 2,274 1,088 1,995 935 ー 6 ー ー ー ー ー ー ー ー 58 62 356 328 405 269 ー ー 682 1,139 6,238 4,805 5,945 4,746 67 17 (単位:百万円) 個別貸倒引当金 当期減少額 貸出金償却 期末残高 目的使用 その他 平成25年度 平成26年度 平成25年度 平成26年度 平成25年度 平成26年度 平成25年度 平成26年度 682 1,147 6,240 4,806 5,954 4,746 ー ー ー ー ー ー 682 1,147 6,240 4,806 5,954 4,746 81 28 1,197 1,166 1,195 1,127 63 10 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 67 20 223 362 383 322 2 0 ー ー ー ー ー ー ー ー 8 23 26 11 35 94 ー ー 6 ー 374 370 370 351 ー ー 2 26 155 109 160 171 ー ー 12 17 86 63 56 129 1 0 59 ー 7 ー ー ー ー ー 206 ー 1,050 930 930 942 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 178 ー 21 ー ー 4 ー ー ー 0 13 19 5 27 ー 0 ー 61 135 55 117 89 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 316 298 298 280 ー ー 1 907 2,275 1,089 1,996 935 ー 6 ー ー ー ー ー ー ー ー 58 62 356 328 405 269 ー ー 682 1,147 6,240 4,806 5,954 4,746 67 17 リスク・ウェイトの区分ごとのエクスポージャーの額等(単体・連結) エクスポージャーの額 (単体) 平成25年度 平成26年度 格付適用あり 格付適用なし 格付適用あり 格付適用なし 725 336,060 5,117 328,494 ー 318,172 ー 325,489 331,230 2,101 345,907 2,371 ー 126,978 ー 129,262 39,720 2,402 45,047 1,481 ー 170,395 ー 182,600 10,318 390,638 12,633 394,254 ー 355 ー 6,210 ー 4,167 ー 4,312 ー ー ー ー ー ー ー ー 381,995 1,351,273 408,706 1,374,476 (単位:百万円) エクスポージャーの額 (連結) 平成25年度 平成26年度 格付適用あり 格付適用なし 格付適用あり 格付適用なし 725 336,061 5,117 328,494 ー 318,172 ー 325,489 331,230 2,290 345,907 2,499 ー 126,978 ー 129,262 39,720 2,402 45,047 1,481 ー 172,110 ー 184,099 10,318 390,959 12,633 394,418 ー 355 ー 6,210 ー 4,190 ー 4,333 ー ー ー ー ー ー ー ー 381,995 1,353,520 408,706 1,376,289 ︽よこしん︾ と地域社会 告示で定める リスク・ウェイト 区分 (%) 0% 10% 20% 35% 50% 75% 100% 150% 250% 1,250% その他 合計 事業の概況 リスク・ウェイトの区分ごとのエクスポージャーの額等 (注) 1. 格付は、 適格格付機関が付与しているものに限ります。 2. エクスポージャーは、信用リスク削減手法適用後のリスク・ウェイトに区分しています。 3. コア資本に係る調整項目となったエクスポージャー (経過措置による不算入分を除く) 、 CVAリスクおよび中央清算機関関連エクスポージャーは含まれておりません。 ︽よこしん︾の経営管理 信用リスク削減手法に関する事項 信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び手続きの概要 当金庫は、 リスク管理の観点から取引先の倒産や財務 与信取引の範囲において預金相殺等を行う場合があり 状況の悪化などにより受ける損失 (信用リスク) を軽減す ますが、当金庫が定める 「信用金庫取引約定書」 「 、事務 証による保全措置を講じております。 当金庫が使用する信用リスク削減手法には次の3つが るため、 必要に応じて不動産等担保や信用保証協会等保 の資質など、 さまざまな角度から検討を行い、保全措置 あります。 ①適格金融資産担保として、自金庫定期性預金 (定期預 金・定期積金) の必要の有無を判断しております。担保や保証が必要な ②保証として、国、政府関係機関、 日本国政府保証と同様 だいたうえでご契約をいただくなど、適切な対応に努め 機関よりシングルAの格付を取得している一般社団法 場合は、お客さまに対し十分な説明によりご理解をいた ております。 の信用度を持つ地方公共団体の保証並びに適格格付 人しんきん保証基金の保証 担保や保証の手続きについては、当金庫の定める 「事 ③そ の他未担保自金庫定期性預金(定期預金・定期積 事務取扱要領」 等に則り、適切な事務取扱い及び適正な なお、信用リスク削減手法の適用に伴う信用リスクの お客さまが期限の利益を失われた場合には、全ての 偏ることなく分散されております。 評価・管理を行っております。 金) 集中に関しては、特に業種やエクスポージャーの種類に 信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー(単体・連結) 信用リスク削減手法 適格金融資産担保 平成25年度 平成26年度 16,762 16,885 − ー − ー 4,659 5,324 7,012 6,316 75 67 3,190 3,596 − ー 1,824 1,581 (単位:百万円) 保証 平成25年度 平成26年度 138,149 146,867 120,081 124,470 − ー 2,845 1,283 9,213 12,304 5,805 8,187 38 62 0 1 164 558 クレジット・デリバティブ 平成25年度 平成26年度 − − − − − − − − − − − − − − − − − − 資料編 ポートフォリオ 信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー ①ソブリン向け ②金融機関向け ③法人等向け ④中小企業等・個人向け ⑤抵当権付住宅ローン ⑥不動産取得等事業向け ⑦3ヵ月以上延滞等 ⑧上記以外 安心できる金融機関であるために 務取扱規程・事務取扱要領」 並びに 「不動産等担保評価 コーポレートデータ ただし、 これはあくまでも補完的措置であり、財務内容、 キャッシュフローの見通し、資金使途、事業環境、経営者 取扱要領」 等により、適切な取扱いに努めております。 (注)1. 当金庫は、適格金融資産担保について簡便手法を用いています。 2. 連結子会社等には、 「信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャー」 はありませんので、 単体、 連結とも同額となります。 D I S C LO S U R E 2015 40 5 安心できる金融機関であるために リスク管理について 派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項 派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関するリスク管理の方針及び手続きの概要 派生商品取引には、市場の変動により損失を受ける可 能性のある市場リスクや、取引相手方が支払不能になる ことにより損失を受ける可能性のある信用リスクが内包 されております。 市場リスクへの対応としては、派生商品取引により受 けるリスクと保有する資産・負債が受けるリスクが相殺 される形で管理しております。また信用リスクへの対応 として、お客さまとの取引については総与信取引におけ る保全枠との一体管理により与信判断を行うことでリス クを限定しており、適切な保全措置を講じております。そ のため派生商品取引に対する個別担保による保全や引 当の算定は、特段、行っておりません。 有価証券関連取引については、 「有価証券等運用管理 基準」 「 、有価証券等運用方針書」 で定めた取引相手・投 資枠に基づいて適切な運用・管理を行っています。また 万一、取引相手に対して担保を追加提供する必要が生じ たとしても提供可能な資産を十分保有しており、影響は 限定的であります。 以上により派生商品取引に係る市場リスク及び信用リ スク、双方とも適切なリスク管理に努めております。 また、長期決済期間取引は該当ありません。 なお、当金庫では、総体としてのリスク許容限度内で 配賦されたリスク資本による統合的リスク管理を行って おります。 派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項(単体・連結) 与信相当額の算出に用いる方式 グロス再構築コストの額の合計額 グロス再構築コストの額の合計額及びグロスのアドオン合計額から担保に よる信用リスク削減手法の効果を勘案する前の与信相当額を差し引いた額 ①派生商品取引合計 (ⅰ)外国為替関連取引 (ⅱ)金利関連取引 (ⅲ)金関連取引 (ⅳ)株式関連取引 (ⅴ)貴金属 (金を除く) 関連取引 (ⅵ)その他コモディティ関連取引 (ⅶ) クレジット・デリバティブ ②長期決済期間取引 合計 (単位:百万円) 平成25年度 カレントエクスポージャー方式 142 平成26年度 カレントエクスポージャー方式 200 ー ー 担保による信用リスク削減手法の効果を勘案する前の与信相当額 担保による信用リスク削減手法の効果を勘案した後の与信相当額 平成25年度 平成26年度 平成25年度 平成26年度 456 491 456 491 396 416 396 416 60 75 60 75 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 456 491 456 491 (注) 1. グロス再構築コストの額は、 0を下回らないものに限っています。 2. 連結子会社等には 「派生商品取引及び長期決済期間取引」 はありませんので、 単体、 連結とも同額となります。 証券化エクスポージャーに関する事項 リスク管理の方針及びリスク特性の概要等について 証券化エクスポージャーとは、貸出債権等の原資産に 係る信用リスクを優先劣後構造の関係にある2つ以上の エクスポージャーに階層化し、その一部又は全部を第三 者に移転する性質を有する取引に係るエクスポージャー をいいます。また、再証券化エクスポージャーとは、証券 化エクスポージャーのうち、原資産の一部又は全部が証 券化エクスポージャーであるものをいいます。 当金庫は、 有価証券投資の一環で投資家としての証券 化エクスポージャーを保有しておりますが、原資産の保 有者であるオリジネーターとしての証券化エクスポージ ャーを保有しておりません。また、当金庫は再証券化エク スポージャーを保有しておりません。 証券化エクスポージャーに係るリスク特性としては、 信 用リスク、 市場リスク及び市場流動性リスク等があげられ ます。当金庫は、 「有価証券等運用管理基準」 等に投資枠 41 D I S C LO S U R E 2015 及び投資対象格付基準を定め、 一定の信用力を有するも のを投資対象とするなど、適正な運用・管理を行っており ます。証券化エクスポージャーについては、市場動向、裏 付資産の状況、時価評価及び適格格付機関が付与する 格付情報等を適時に収集し、分析及びモニタリングを行 うことにより、 各種リスク及び構造上の特性等について把 握するとともに、定期的にリスク管理統括部及び経営陣 に対し報告を行い、 また必要に応じてALM会議に諮るな ど、適切なリスク管理に努めております。なお、再証券化 エクスポージャーについても、 証券化エクスポージャーと 同様の対応を行うこととしております。 証券化エクスポージャーの信用リスク・アセットの額の 算出に使用する方式について、 当金庫は標準的手法を採 用しております。証券化取引にかかる会計処理について は、 当金庫が定める 「有価証券会計処理基準」 及び日本公 ズ・サービス・インク (Moody’ s) 、 スタンダード・アンド・プ アーズ・レーティングズ・サービシズ (S&P) の4機関を採 用しております。なお、 投資の種類ごとに適格格付機関の 使分けは行っておりません。 保有する証券化エクスポージャーの額及び主な原資産の種類別の内訳 (単体・連結) *証券化エクスポージャー (再証券化エクスポージャーを除く) (単位:百万円) 平成25年度 平成26年度 オンバランス取引 オフバランス取引 オンバランス取引 オフバランス取引 508 ー 507 ー ー ー ー ー ー ー ー ー 508 ー 507 ー ︽よこしん︾ と地域社会 証券化エクスポージャーの額 商業用不動産 クレジット債権 法人等向け債権 事業の概況 認会計士協会の 「金融商品会計に関する実務指針」 に従 った適正な処理を行っております。証券化エクスポージャ ーの種類ごとのリスク・ウエイトの判定に使用する適格格 付機関は、株式会社格付投資情報センター (R&I) 、株式 会社日本格付研究所 (JCR) 、 ムーディーズ・インベスター (注)1. 当金庫は、投資家としての 「証券化エクスポージャー」 を保有しています。オリジネ-ターとしての 「証券化エクスポージャー」 は保有しておりません。 2. 連結子会社等には、 「証券化エクスポージャー」 はありませんので、 単体、 連結とも同額となります。 *再証券化エクスポージャー 当金庫は、 「再証券化エクスポージャー」 を保有しておりません。 告示で定める リスク・ウェイト区分 (単位:百万円) エクスポージャー残高 所要自己資本の額 平成25年度 平成26年度 平成25年度 平成26年度 オンバランス オフバランス オンバランス オフバランス オンバランス オフバランス オンバランス オフバランス 取引 取引 取引 取引 取引 取引 取引 取引 508 ー 507 ー 4 ー 4 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 508 ー 507 ー 4 ー 4 ー コーポレートデータ 20% 50% 100% 350% 1,250% 合計 ︽よこしん︾の経営管理 保有する証券化エクスポージャーのリスク・ウェイトの区分ごとの残高及び所要自己資本の額等(単体・連結) *証券化エクスポージャー (再証券化エクスポージャーを除く) (注)1. 所要自己資本の額=エクスポージャー残高×リスク・ウェイト×4% 2. 連結子会社等には、 「証券化エクスポージャー」 はありませんので、 単体、 連結とも同額となります。 *再証券化エクスポージャー 当金庫は、 「再証券化エクスポージャー」 を保有しておりません。 出資等エクスポージャーに関する事項 当金庫では、非上場株式、子会社・子法人等株式、投資 に応じて代表理事会等へ報告する態勢を整備しておりま 金運用管理規程」 及び 「有価証券等運用管理基準」 等に 針書」 に定める投資枠内での取引に限定するとともに、 事業組合等への出資金については、当金庫の定める 「資 則り、適正な運用・管理を行っております。 リスクの状況 す。また、株式関連商品への投資は 「有価証券等運用方 債券投資のヘッジと位置付け、 ポートフォリオ全体のリス については、 財務諸表や運用報告を基に定期的なモニタ ク・バランスに配慮した運用を行っております。また、 当金 報告を行うなど適切なリスク管理に努めております。 管理基準」 等に則り、厳格な運用・管理を行っております。 リングを実施するとともに、必要に応じてALM会議への 託にかかるリスクの認識については、時価評価及び最大 予想損失額 (VaR値) によるリスク計測によって把握して おり、定期的にALM会議への報告を行うとともに、必要 庫の定める 「資金運用管理規程」 及び 「有価証券等運用 なお、 これらの取引にかかる会計処理については、当 資料編 一方、上場株式、上場優先出資証券、株式関連投資信 安心できる金融機関であるために 銀行勘定における信用金庫法施行令第十一条第五項第三号に規定する出資その他 これに類するエクスポージャー又は株式等エクスポージャーに関するリスク管理の方針及び手続きの概要 金庫が定める 「有価証券会計処理基準」 及び日本公認会 計士協会の 「金融商品会計に関する実務指針」 に則り、適 正に処理を行っております。 D I S C LO S U R E 2015 42 5 安心できる金融機関であるために リスク管理について 出資等エクスポージャーの貸借対照表計上額等 (単体) (単位:百万円) その他有価証券で時価のあるもの 貸借対照表 計上額 5,210 8,092 ー ー 1,805 2,625 7,015 10,717 取得原価 上場株式 非上場株式 その他 合計 平成25年度 平成26年度 平成25年度 平成26年度 平成25年度 平成26年度 平成25年度 平成26年度 3,405 4,043 ー ー 1,395 1,675 4,800 5,718 評価差額 うち益 1,814 4,048 ー ー 412 950 2,226 4,999 1,804 4,048 ー ー 409 950 2,214 4,998 うち損 9 0 ー ー 2 ー 11 0 その他有価証券で 時価のないもの等 貸借対照表 計上額 ー ー 491 523 4,924 4,938 5,416 5,461 (注)1. その他有価証券で時価のあるものの 「その他」 は、上場投資信託及び上場優先出資証券です。 2. その他有価証券で時価のないもの等の 「その他」 は、信金中金出資金、 投資事業有限責任組合出資持分等です。 3. 連結子会社等は、 「出資等エクスポージャー」 を保有していますが、 全出資等エクスポージャーに占める割合が僅少であるため、 連結の額は記載しておりません。 子会社等株式の貸借対照表計上額等 (単体) 子会社・子法人等株式 平成25年度 平成26年度 貸借対照表 計上額 59 59 (単位:百万円) 時価 評価差額 ー ー ー ー うち益 ー ー うち損 ー ー (注)1. 子会社・子法人等株式で時価のあるものはありません。 2. 連結では、仕訳の際に相殺しておりますので、貸借対照表計上額等はありません。 出資等エクスポージャーの売却及び償却に伴う損益の額 (単体) 出資等エクスポージャー 平成25年度 平成26年度 売却額 958 40 売却益 150 23 (単位:百万円) 売却損 39 ー 株式等償却 ー ー (注)連結子会社等は、 「出資等エクスポージャー」 を保有しておりますが、 売却及び償却に伴う損益の額はありません。 銀行勘定における金利リスクに関する事項 リスク管理の方針および手続きの概要 金利リスクとは、市場金利の変動によって保有する資産や負債の価値が変動したり、将来の収益に影響が出るリスクをいい ます。当金庫においては、双方ともに定期的に計測・評価を行い、 適宜、 対策を講じる態勢としております。 具体的には、保有する資産・負債から将来発生しうる最大損失額 (VaR値) の計測、金利更改期を勘案した期間収益シミュレ ーションによる収益への影響度や、一定の金利変動ショックを想定した場合の銀行勘定の金利リスク量 (99パーセンタイル値 による金利リスク量等) の計測、 さらには新商品等の導入による影響などをALMシステム等により定期的に計測を行い、全常 勤理事が参画する月次のALM会議で協議検討し、資産・負債の最適化に向けたリスク・コントロールに努めております。 内部管理上使用した銀行勘定における金利リスク量の算定手法の概要 金利リスク量は、以下の定義に基づいて算定しております。 ・計測手法 99パーセンタイル値による金利リスク量は、保有期間1年、観測期間5年で計測される金利変動の99パーセン ト目に当たる金利ショックによって、GPS計算方式で算出しております。 ・対象となる資産・負債 銀行勘定におけるすべての金利感応資産・負債(預貸金、有価証券、預け金、外国為替取引、その 他金利・期間を有する資産・負債) を対象としております。 (当座、普通、貯蓄等) の金利リスク量は、引き出さ ・コア預金 99パーセンタイル値による金利リスク量のうち、要求払預金 れることなく長期間金融機関に滞留する預金をコア預金と認識し、一定額 ( (ⅰ) 過去5年の最低残高、 (ⅱ) 過去5年の年間最大 流出量を現残高から差し引いた残高、 (ⅲ) 現残高の50%相当額、以上3つのうち最小の額を上限) を0~5年の期間に均等に 振り分けて (平均2.5年) リスク量を算出しております。 (前月末基準) で計測しております。 ・リスク計測の頻度 月次 銀行勘定の金利リスク量 (単体) オンバランス オフバランス 合計 (単位:百万円) 金利リスク量 資産勘定 平成25年度 平成26年度 運用勘定合計 (貸出金・有価証券等) 7,878 7,961 金融派生商品 (変動金利受取) 1 1 7,880 7,962 銀行勘定の金利リスク量 (99パーセンタイル値) 負債勘定 調達勘定合計 (預金等) 金融派生商品 (固定金利支払) 合計 平成25年度 平成26年度 921 855 102 113 1,024 968 平成25年度 平成26年度 6,855 6,993 (注)1. 平成26年度は、資産勘定の年限長期化および負債勘定の年限短期化を主因として、 平成25年度に比べ金利リスク量は増加しました。 2. 連結子会社等は、金利変動感応資産・負債を保有していますが、 全金利変動感応資産・負債に占める割合が僅少であるため、 連結の額は記載しておりません。 3.銀行勘定の金利リスク量は、資産勘定の金利リスク量と負債勘定の金利リスク量を相殺して算定しています。 43 D I S C LO S U R E 2015 6 資料編 財務諸表(単体) 貸借対照表 第63期 第64期 平成26年3月31日現在 平成27年3月31日現在 科 目 (資産の部) 事業の概況 科 目 (単位:百万円) 第63期 第64期 平成26年3月31日現在 平成27年3月31日現在 (負債の部) 16,117 199,253 220,453 当座預金 59,022 59,937 買入金銭債権 1,050 1,843 普通預金 631,148 674,705 金銭の信託 8,219 8,184 貯蓄預金 21,196 19,847 284 205 通知預金 9,674 9,616 10 ー 定期預金 819,148 828,854 定期積金 43,903 45,648 その他の預金 16,703 16,786 2,950 預け金 商品有価証券 商品国債 預金積金 1,600,797 1,655,396 205 621,359 国債 92,419 93,302 借用金 5,950 地方債 64,766 57,528 借入金 5,950 2,950 373,740 392,703 15,350 15,927 その他負債 9,271 7,101 未決済為替借 1,035 897 未払費用 1,717 2,094 社債 株式 その他の証券 貸出金 5,761 8,674 66,980 69,150 869,126 885,455 コールマネー 18,476 18,574 給付補塡備金 27 21 29,807 27,004 未払法人税等 1,036 388 証書貸付 809,038 828,234 478 451 当座貸越 11,803 11,643 払戻未済金 25 25 外国為替 1,544 1,726 職員預り金 856 868 外国他店預け 1,365 1,186 金融派生商品 11 106 買入外国為替 112 379 リース債務 311 157 取立外国為替 65 160 資産除去債務 286 282 12,350 11,326 その他の負債 3,484 1,805 賞与引当金 1,044 1,080 その他資産 前受収益 303 261 信金中金出資金 4,906 4,906 役員賞与引当金 18 15 未収収益 2,024 1,861 退職給付引当金 7,656 7,752 357 未決済為替貸 5,116 4,296 役員退職慰労引当金 448 23,935 24,304 預金払戻引当金 100 96 建物 9,755 10,187 偶発損失引当金 1,448 1,271 土地 12,164 12,355 繰延税金負債 311 157 再評価に係る繰延税金負債 債務保証 その他の資産 有形固定資産 リース資産 360 1,137 1,241 無形固定資産 1,238 1,103 ソフトウェア 1,014 867 224 236 1,271 ー その他の無形固定資産 繰延税金資産 債務保証見返 貸倒引当金 1,398 1,327 △6,988 △ 5,425 (うち個別貸倒引当金) (△5,945) (△ 4,746) 資産の部合計 1,732,695 1,787,980 繰延税金資産および繰延税金負債 金融派生商品 デリバティブ取引をみなし決済した結果生じる評価損益を計上します。評価益 の場合は資産勘定、評価損の場合は負債勘定となります。 再評価に係る繰延税金負債 「土地の再評価に関する法律」に基づき土地の再評価を行い、再評価後の帳簿 価額が再評価前の帳簿価額を上回った場合、その差額に対して法定実効税率 を乗じた額を計上します。 1,398 1,327 1,644,588 1,694,681 出資金 1,969 1,943 普通出資金 1,969 1,943 81,690 83,420 負債の部合計 (純資産の部) 利益剰余金 利益準備金 2,282 (うち利益準備金限度超過積立金) (312) 2,282 (338) その他利益剰余金 79,408 81,138 特別積立金 76,350 79,117 (うちよこしん社会福祉協力積立金) (200) (ー) (うち固定資産圧縮積立金) (186) (186) 当期未処分剰余金 3,057 2,020 処分未済持分 △71 △ 65 会員勘定合計 83,588 85,298 6,619 10,103 その他有価証券評価差額金 繰延ヘッジ損益 土地再評価差額金 評価・換算差額等合計 純資産の部合計 負債及び純資産の部合計 △0 △0 △2,101 △ 2,103 4,518 8,000 88,107 93,298 1,732,695 1,787,980 D I S C LO S U R E 2015 資料編 税効果会計の適用により、財務会計と税務会計の一時差異がある場合におい て、将来その差異が解消される時に課税所得を減額する効果を持つ税額相当 額が繰延税金資産、課税所得を増額する効果を持つ税額相当額が繰延税金負 債となります。 299 1,106 安心できる金融機関であるために 565 その他の有形固定資産 建設仮勘定 ー 1,104 コーポレートデータ 割引手形 手形貸付 ︽よこしん︾の経営管理 274 603,669 商品地方債 有価証券 ︽よこしん︾ と地域社会 16,341 現金 44 6 資料編 財務諸表(単体) 貸借対照表注記(平成26年度) 1. 記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。 2. 商品有価証券の評価は、時価法 (売却原価は移動平均法により算定) により行っております。 3. 有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償却原価法 (定額法) 、子会社・子法人等株式及び関連法人等株式については移動平均法に よる原価法、その他有価証券のうち時価のある上場株式、上場優先出資証券、上場投資信託受益証券については決算月1ヵ月平均に基づいた市場価格、それ以外 については決算日の市場価格等に基づく時価法 (売却原価は移動平均法により算定) 、 ただし時価を把握することが極めて困難と認められるものについては移動平 均法による原価法により行っております。なお、その他有価証券の評価差額については、 全部純資産直入法により処理しております。 4. 有価証券運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において信託財産として運用されている有価証券の評価は、 時価法により行っております。 5. デリバティブ取引の評価は、時価法により行っております。 6. 有形固定資産 (リース資産を除く) の減価償却は、定率法 (ただし、平成10年4月1日以後に取得した建物 (建物附属設備を除く。) については定額法) を採用しており ます。 また、 主な耐用年数は次のとおりであります。 建 物 34年~50年 その他 3年~20年 7. 無形固定資産 (リース資産を除く) の減価償却は、定額法により償却しております。なお、 自金庫利用のソフトウェアについては、金庫内における利用可能期間 (5年) に基づいて償却しております。 8. 所有権移転外ファイナンス・リース取引に係る 「有形固定資産」 中のリース資産の減価償却は、 リース期間を耐用年数とした定額法により償却しております。なお、残 存価額については、 リース契約上に残価保証の取決めがあるものは当該残価保証額とし、 それ以外のものは零としております。 9. 外貨建資産・負債は、決算日の為替相場による円換算額を付しております。 10. 貸倒引当金は、 予め定めている償却・引当基準に則り、次のとおり計上しております。 日本公認会計士協会 銀行等監査特別委員会報告第4号 「銀行等金融機関の資産の自己査定並びに貸倒償却及び貸倒引当金の監査に関する実務指針」 に規定する 正常先債権及び要注意先債権に相当する債権については、過去の一定期間における各々の貸倒実績から算出した貸倒実績率等に基づき計上しております。破綻 懸念先債権に相当する債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額のうち必要と認める額を計上してお ります。破綻先債権及び実質破綻先債権に相当する債権については、債権額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除した残額を計上し ております。なお、破綻懸念先で与信額が一定金額以上の大口債務者のうち、債権の元本の回収及び利息の受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見積もるこ とができる債権については、当該キャッシュ・フローを貸出条件緩和実施前の約定利子率で割引いた金額と債権の帳簿価額との差額を貸倒引当金とする方法 (キャ ッシュ・フロー見積法) により計上しております。 すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業店、管理部及び融資部 (営業関連部署) の協力の下にリスク管理統括部 (資産査定部署) が資産査定を実施して おります。 11. 賞与引当金は、 職員への賞与の支払いに備えるため、職員に対する賞与の支給見込額のうち、 当事業年度に帰属する額を計上しております。 12. 役員賞与引当金は、役員への賞与の支払いに備えるため、役員に対する賞与の支給見込額のうち、 当事業年度に帰属する額を計上しております。 13. 退職給付引当金は、職員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務の見込額に基づき、必要額を計上しております。また、退職給付債務の算定 にあたり、退職給付見込額を当事業年度までの期間に帰属させる方法については給付算定式基準によっております。なお、過去勤務費用及び数理計算上の差異の 費用処理方法は次のとおりであります。 過去勤務費用 その発生時の職員の平均残存勤務期間内の一定の年数 (5年) による定額法により損益処理 数理計算上の差異 各事業年度の発生時の職員の平均残存勤務期間内の一定の年数 (5年) による定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌事業年度から損 益処理 当金庫は、複数事業主 (信用金庫等) により設立された企業年金制度 (総合設立型厚生年金基金) に加入しており、当金庫の拠出に対応する年金資産の額を合理的 に計算することができないため、当該年金制度への拠出額を退職給付費用として処理しております。 なお、 当該企業年金制度全体の直近の積立状況及び制度全体の拠出等に占める当金庫の割合並びにこれらに関する補足説明は次のとおりであります。 ①制度全体の積立状況に関する事項 (平成26年3月31日現在) 年金資産の額 1,549,255百万円 年金財政計算上の数理債務の額と最低責任準備金の額との合計額 1,738,229百万円 差引額 △188,974百万円 ②制度全体に占める当金庫の掛金拠出割合 (平成26年3月分) 1.2132% ③補足説明 上記①の差引額の要因は、年金財政計算上の過去勤務債務残高210,459百万円であります。本制度における過去勤務債務の償却方法は期間16年10ヵ月の 元利均等定率償却であり、当金庫は、当事業年度の財務諸表上、 当該償却に充てられる特別掛金247百万円を費用処理しております。 なお、特別掛金の額は、予め定められた掛金率を掛金拠出時の標準給与の額に乗じることで算定されるため、上記②の割合は当金庫の実際の負担割合とは一 致しません。 14. 役員退職慰労引当金は、役員への退職慰労金の支払いに備えるため、役員に対する退職慰労金の支給見積額のうち、当事業年度末までに発生していると認められ る額を計上しております。 15. 預金払戻引当金は、負債計上を中止した預金について、預金者からの払戻請求に備えるため、将来の払戻請求に応じて発生する損失を見積もり、必要と認める額を 計上しております。 16. 偶発損失引当金は、偶発的に発生する損失に備えるため、将来発生する可能性のある損失の見積額を計上しております。 なお、 偶発損失引当金には、信用保証協会への負担金の支払いに備えるため、 将来の負担金支払見込額を含めております。 17. 所有権移転外ファイナンス・リース取引のうち、 リース取引開始日が平成20年4月1日前に開始する事業年度に属するものについては、通常の賃貸借取引に準じた 会計処理によっております。 18. 外貨建金融資産・負債から生じる為替変動リスクに対するヘッジ会計の方法は、 日本公認会計士協会 業種別監査委員会報告第25号 「銀行業における外貨建取引 等の会計処理に関する会計上及び監査上の取扱い」 に規定する繰延ヘッジによっております。ヘッジ有効性評価の方法については、外貨建金銭債権債務等の為替 変動リスクを減殺する目的で行う通貨スワップ取引及び為替スワップ取引等をヘッジ手段とし、 ヘッジ対象である外貨建金銭債権債務等に見合うヘッジ手段の外貨 ポジション相当額が存在することを確認することによりヘッジの有効性を評価しております。 19. 消費税及び地方消費税の会計処理は、税込方式によっております。 20. 理事及び監事との間の取引による理事及び監事に対する金銭債権総額 1,483百万円 21. 子会社等の株式又は出資金の総額 59百万円 22. 子会社等に対する金銭債権総額 1,970百万円 23. 子会社等に対する金銭債務総額 1,058百万円 24. 有形固定資産の減価償却累計額 19,539百万円 25. 有形固定資産の圧縮記帳額 37百万円 26. 貸借対照表に計上した固定資産のほか、 電子計算機、 現金自動預入支払機、 営業用車両等については、 所有権移転外ファイナンス・リース契約により使用しております。 27. 貸出金のうち、 破綻先債権額は1,838百万円、延滞債権額は39,613百万円であります。 なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして 45 D I S C LO S U R E 2015 ︽よこしん︾ と地域社会 ︽よこしん︾の経営管理 コーポレートデータ 安心できる金融機関であるために 資料編 D I S C LO S U R E 2015 事業の概況 未収利息を計上しなかった貸出金 (貸倒償却を行った部分を除く。以下 「未収利息不計上貸出金」 という。) のうち、法人税法施行令 (昭和40年政令第97号) 第96条 第1項第3号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じている貸出金であります。 また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸 出金であります。 28. 貸出金のうち、3ヵ月以上延滞債権額はありません。 なお、 3ヵ月以上延滞債権とは、 元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3月以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。 29. 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は4,698百万円であります。 なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有 利となる取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3ヵ月以上延滞債権に該当しないものであります。 30. 破綻先債権額、延滞債権額、3ヵ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は46,151百万円であります。 なお、27. から30. に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。 31. 手形割引は、業種別監査委員会報告第24号に基づき金融取引として処理しております。これにより受け入れた商業手形、荷付為替手形及び買入外国為替は、売却 又は (再) 担保という方法で自由に処分できる権利を有しておりますが、 その額面金額は18,954百万円であります。 32. 担保に供している資産は次のとおりであります。 担保に供している資産 預け金 4,100百万円 有価証券 5,423百万円 担保資産に対応する債務 借用金 2,950百万円 上記のほか、為替決済の取引の担保として、預け金16,000百万円を差し入れております。 また、その他の資産には、保証金350百万円が含まれております。 33. 土地の再評価に関する法律 (平成10年3月31日公布法律第34号) に基づき、事業用の土地の再評価を行い、評価差額については、当該評価差額に係る税金相当額 を 「再評価に係る繰延税金負債」 として負債の部に計上し、 これを控除した金額を 「土地再評価差額金」 として純資産の部に計上しております。 再評価を行った年月日 平成13年3月31日 同法律第3条第3項に定める再評価の方法 土地の再評価に関する法律施行令 (平成10年3月31日公布政令第119号) 第2条第4号に定める路線価に基づき、奥行価格補正等の合理的な調整を行って算出 したものに、公示価格の変動率による時点修正を行い算出、同法律第10条に定める再評価を行った事業用土地の当事業年度末における時価の合計額と当該事 業用土地の再評価後の帳簿価額の合計額との差額 1,827百万円 34. 「有価証券」中の社債のうち、有価証券の私募 (金融商品取引法第2条第3項) による社債に対する当金庫の保証債務の額は358百万円であります。 35. 出資1口当たりの純資産額 24,836円83銭 36. 金融商品の状況に関する事項 (1) 金融商品に対する取組方針 当金庫は、 預金業務、融資業務及び市場運用業務などの金融業務を行っております。 このため、金利変動による不利な影響が生じないように、資産及び負債の総合的管理 (ALM) をしております。 その一環として、 デリバティブ取引も行っております。 (2) 金融商品の内容及びそのリスク 当金庫が保有する金融資産は、主として事業地区内のお客さまに対する貸出金です。 また、 有価証券は、主に債券、投資信託及び株式であり、満期保有目的、 純投資目的及び事業推進目的で保有しております。 これらは、それぞれ発行体の信用リスク及び金利の変動リスク、 市場価格の変動リスクに晒されております。 一方、 金融負債は主としてお客さまからの預金であり、流動性リスクに晒されております。 デリバティブ取引にはALMの一環で行っている金利スワップ取引があります。 当金庫では、金利スワップ取引をヘッジ手段として、ヘッジ対象である金融商品に関わる金利の変動リスクに対して一部ヘッジ会計を適用しております。 (3) 金融商品に係るリスク管理体制 ①信用リスクの管理 当金庫は、信用リスク管理規程及び 「クレジット・ポリシー」 等に従い、貸出金について、個別案件ごとの与信審査、与信限度額、信用情報管理、保証や担保の設 定、問題債権への対応など与信管理に関する体制を整備し運営しております。 これらの与信管理は、各営業店のほか融資部及び管理部により行われております。また、定期的に経営陣に報告を行い、必要に応じて代表理事会等を開催し、 審議を行っております。 さらに、与信管理の状況については、監査部がチェックしております。 有価証券の発行体の信用リスク及びデリバティブ取引のカウンターパーティーリスクに関しては、資金証券部において、信用情報や時価の把握を定期的に行 うことで管理しております。 ②市場リスクの管理 (ⅰ) 金利リスクの管理 当金庫は、 ALMによって金利の変動リスクを管理しております。 市場リスク管理規程において、 リスク管理の方法や手続等を定めており、代表理事会において決定された年度の管理方針及びヘッジ方針に基づき、月次の ALM会議において実施状況の把握・確認、今後の対応等の協議を行っております。 日常的にはリスク管理統括部において金融資産及び金融負債の金利や期間を総合的に把握し、ギャップ分析や金利感応度分析及びVaR計測等によりモニ タリングを行い、 月次ベースでALM会議にて報告しております。 なお、 ALMにより金利の変動リスクをヘッジするための金利スワップ等のデリバティブ取引も行っております。 (ⅱ)為替リスクの管理 当金庫は、為替の変動リスクに関して、先物為替予約等を利用し、 個別の案件ごとに管理しております。 (ⅲ)価格変動リスクの管理 有価証券を含む市場運用商品の保有については、代表理事会において決定された年度の管理方針に基づき、理事会の監督の下、市場リスク管理規程に従 い行われております。 このうち、資金証券部では、市場運用商品の購入を行っており、事前審査、投資限度額の設定のほか、継続的なモニタリングを通じて、価格変動リスクの軽 減を図っております。 株式のうち一部については、事業推進目的で保有しているものであり、 取引先の市場環境や財務状況などをモニタリングしております。 これらの情報は資金証券部を通じ、理事会及びALM会議において定期的に報告されております。 (ⅳ)デリバティブ取引 デリバティブ取引に関しては、取引の執行、ヘッジ有効性の評価、 事務管理に関する部門をそれぞれ分離し内部牽制を確立しております。 (ⅴ)市場リスクに係る定量的情報 当金庫では金融資産及び金融負債のうち、金利に感応する資産及び負債について市場リスク量をVaRにより月次で計測し、取得したリスク量がリスク限度 額の範囲内となるよう管理しております。 VaRによる計測の対象としているのは、 「貸出金」 「 、預け金」 「 、コールローン」 「 、買入金銭債権」 「 、有価証券」 「 、預金積金」 「 、譲渡性預金」 「 、借用金」 「 、オフバ ランス取引 (金利スワップ) 」 等のうち無利息の資産及び負債を除いたものであります。また実際の計測にあたっては、 「預貸金等」 と 「債券等」 (債券、上場株 式、 投資信託、上場優先出資証券等) のカテゴリーに分けて算出しております。 46 6 資料編 財務諸表(単体) 「預貸金等」 のVaRは、金利の変動幅をリスク・ファクターとして分散・共分散法 (保有期間240日、信頼区間99.0%、観測期間5年) により算出しており、平成 27年3月31日現在で当金庫の 「預貸金等」 の市場リスク量は2,763百万円 (資産・負債ネット) であります。 「債券等」 のVaRは分散・共分散法 (保有期間240日、信頼区間99.0%、観測期間1年) により算出しており、平成27年3月31日現在で当金庫の 「債券等」 の市 場リスク量は10,889百万円であります。 従って、平成27年3月31日現在における当金庫の市場リスク量は全体で13,652百万円であります。 ただし、 VaRは過去の相場変動をベースに統計的に算出した一定の発生確率での市場リスク量を計測しており、 通常では考えられないほど市場環境が激変 する状況下におけるリスクは捕捉できない場合があります。 ③資金調達に係る流動性リスクの管理 当金庫は、 ALMを通して、適時に資金管理を行うほか、資金調達手段の多様化、市場環境を考慮した長短の調達バランスの調整などによって、流動性リスクを 管理しております。 (4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明 金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては一定 の前提条件等を採用しているため、異なる前提条件等によった場合、 当該価額が異なることもあります。 37. 金融商品の時価等に関する事項 平成27年3月31日における貸借対照表計上額、時価等及びこれらの差額は、次のとおりであります (時価等の算定方法については (注1) 参照) 。なお、時価を把握す ることが極めて困難と認められる非上場株式等は、次表には含めておりません ( (注2) 参照) 。 また、重要性の乏しい科目については記載を省略しております。 時価及びこれらの差額 ⑴預け金 ⑵買入金銭債権 ⑶有価証券(*1) 売買目的有価証券 満期保有目的の債券 その他有価証券 ⑷貸出金 貸倒引当金(*2) 金融資産計 預金積金 金融負債計 (単位:百万円) 貸借対照表計上額 220,453 1,800 620,950 205 42,838 577,907 885,455 △5,414 880,041 1,723,245 1,655,396 1,655,396 時 価 220,535 1,800 621,678 205 43,566 577,907 差 額 81 0 728 - 728 - 882,356 1,726,371 1,655,884 1,655,884 2,315 3,125 487 487 (*1) 有価証券には 「商品有価証券」 が含まれております。 (*2) 貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しております。 (注1) 金融商品の時価等の算定方法 金融資産 (1) 預け金 満期のない預け金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価としております。満期のある預け金については、残存期間に基づく 区分ごとに、新規に預け金を行った場合に想定される適用金利で割り引いた現在価値を算定しております。 (2) 買入金銭債権 取引金融機関から提示された価格によっております。 (3) 有価証券 株式は取引所の価格、債券は日本証券業協会・情報ベンダーが公表する価格又は取引金融機関から提示された価格によっております。投資信託は、公表されて いる基準価額によっております。 自金庫保証付私募債は、債券ごとに私募債を新規発行した場合に想定される利率で割り引いて時価を算定しております。 なお、 保有目的区分ごとの有価証券に関する注記事項については38. から39. に記載しております。 (4) 貸出金 貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映するため、 貸出先の信用状態が実行後大きく異なっていない限り、 時価は帳簿価額と近似してい ることから、当該帳簿価額を時価としております。固定金利によるものは、貸出金の種類及び内部格付、期間に基づく区分ごとに、元利金の合計額を同様の新規 貸出を行った場合に想定される利率で割り引いて時価を算定しております。 また、 破綻先、実質破綻先及び破綻懸念先に対する債権等については、 見積将来キャッシュ・フローの現在価値又は担保及び保証による回収見込額等に基づいて 貸倒見積高を算定しているため、時価は決算日における貸借対照表上の債権等計上額から貸倒引当金計上額を控除した金額に近似しており、 当該価額を時価と しております。 貸出金のうち、当該貸出を担保資産の範囲内に限るなどの特性により、返済期限を設けていないものについては、返済見込期間及び金利条件等から、時価は帳 簿価額と近似しているものと想定されるため、帳簿価額を時価としております。 金融負債 (1) 預金積金 要求払預金については、決算日に要求された場合の支払額 (帳簿価額) を時価とみなしております。また、定期預金の時価は、一定の期間ごとに区分して、将来の キャッシュ・フローを割り引いて現在価値を算定しております。その割引率は、新規に預金を受け入れる際に使用する利率を用いております。なお、残存期間が短 期間 (1年以内) のものは、時価は帳簿価額と近似していることから、 当該帳簿価額を時価としております。 (注2) 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の貸借対照表計上額は次のとおりであり、 金融商品の時価情報には含まれておりません。 (単位:百万円) 区 分 子会社・子法人等株式(*1) (*1) 非上場株式 私募債(*2) 投資事業組合出資金(*3) 買入金銭債権(*4) 合計 貸借対照表計上額 59 523 0 31 43 656 (*1) 子会社・子法人等株式及び非上場株式については、 市場価格がなく、 時価を把握することが極めて困難と認められることから時価開示の対象とはしておりません。 (*2) 私募債のうち、発行会社の信用状態悪化等の理由で将来キャッシュ・フローを見積もることができない債券については、時価を把握することが極めて困難と認められることから時 価開示の対象とはしておりません。 (*3) 投資事業組合出資金のうち、 組合財産が非上場株式など時価を把握することが極めて困難と認められるもので構成されているものについては、 時価開示の対象とはしておりません。 (*4) 買入金銭債権のうち、 構成する債権が時価を把握することが極めて困難と認められるものについては、 時価開示の対象とはしておりません。 47 D I S C LO S U R E 2015 (注3) 金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額 (単位:百万円) 預け金 有価証券 満期保有目的の債券 その他有価証券のうち満期があるもの(*2) 貸出金(*3) 合計 1年超2年以内 46,000 70,956 9,716 61,240 93,401 210,357 2年超3年以内 35,000 48,723 4,060 44,663 79,298 163,022 3年超4年以内 - 69,535 2,576 66,959 70,867 140,403 4年超5年以内 - 74,341 436 73,905 61,791 136,132 5年超 - 234,750 6,880 227,870 369,770 604,520 事業の概況 1年以内 139,453 94,787 20,374 74,413 169,387 403,629 (*1) (*1) 預け金のうち、 要求払預け金は、 「1年以内」 に含めて開示しております。 (*2) 満期のあるその他有価証券のうち、 発行会社の信用状態悪化等の理由で、 償還予定額が見込めないものは含めておりません。 (*3) 貸出金のうち、 破綻先、 実質破綻先及び破綻懸念先に対する債権は、 償還予定額が見込めないため含めておりません。 (注4) 預金積金の決算日後の返済予定額 (単位:百万円) 預金積金(*) 合計 1年超2年以内 110,228 110,228 2年超3年以内 46,536 46,536 3年超4年以内 4,330 4,330 4年超5年以内 3,493 3,493 5年超 ︽よこしん︾ と地域社会 1年以内 1,490,802 1,490,802 5 5 (*)預金積金のうち、 要求払預金は 「1年以内」 に含めて開示しております。 38. 有価証券の時価及び評価差額等に関する事項は次のとおりであります。 これらには、 「国債」 「 、地方債」 「 、社債」 「 、株式」 「 、その他の証券」 のほか、 「商品有価証券」 及び 「買入金銭債権」 が含まれております。以下、39. まで同様であります。 売買目的有価証券 売買目的有価証券 (単位:百万円) 当事業年度の損益に含まれた評価差額 △0 満期保有目的の債券 時価が 貸借対照表 計上額を 超えないもの 合計 時 価 2,230 7,507 30,125 1,800 - 1,800 41,664 - 792 2,909 - - - 3,701 45,366 (単位:百万円) 差 額 7 232 500 0 - 0 741 - △5 △7 - - - △12 728 39. 当事業年度中に売却したその他有価証券 合計 (単位:百万円) 差 額 4,048 8,518 2,175 973 5,369 1,531 464 1,067 14,098 △0 △65 △0 △18 △46 △25 △25 - △91 14,007 (単位:百万円) 売却益の合計額 23 174 174 - - - - - 197 40. 運用目的の金銭の信託 運用目的の金銭の信託 貸借対照表 計上額が 取得原価を 超えないもの 取得原価 4,029 465,234 86,917 46,805 331,512 61,009 54,779 6,230 530,273 14 27,008 1,986 1,695 23,326 6,603 6,603 - 33,627 563,900 売却損の合計額 - 49 42 - 7 - - - 49 コーポレートデータ 株式 債券 国債 地方債 社債 その他 外国債券 その他 合計 売却額 63 30,344 28,555 - 1,788 - - - 30,407 貸借対照表 計上額が 取得原価を 超えるもの 種 類 貸借対照表計上額 株式 8,077 債券 473,752 国債 89,093 地方債 47,778 社債 336,881 その他 62,540 外国債券 55,243 その他 7,297 小計 544,371 株式 14 債券 26,943 国債 1,985 地方債 1,677 社債 23,279 その他 6,578 外国債券 6,578 その他 - 小計 33,535 577,907 ︽よこしん︾の経営管理 時価が 貸借対照表 計上額を 超えるもの 種 類 貸借対照表計上額 国債 2,222 地方債 7,275 社債 29,625 その他 1,800 外国債券 - その他 1,800 小計 40,923 国債 - 地方債 797 社債 2,917 その他 - 外国債券 - その他 - 小計 3,714 44,638 その他有価証券 (単位:百万円) 貸借対照表計上額 8,184 当事業年度の損益に含まれた評価差額 △15 資料編 D I S C LO S U R E 2015 安心できる金融機関であるために 41. 当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実行の申し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定 の限度額まで資金を貸付けることを約する契約であります。これらの契約に係る融資未実行残高は、42,274百万円であります。このうち契約残存期間が1年以内 のものが27,832百万円あります。 なお、 これらの契約は、融資実行されずに終了するものもあるため、融資未実行残高そのものが必ずしも当金庫の将来のキャッシュ・フローに影響を与えるもので はありません。これらの契約の多くには、金融情勢の変化、債権の保全、その他相当の事由があるときは、当金庫が実行申し込みを受けた融資の拒絶又は契約の解 約をすることができる旨の条項が付けられております。また、契約時において必要に応じて信用保証協会等の保証や不動産等の担保を徴求するほか、契約後も定 期的に予め定めている金庫内手続に基づき顧客の状況等を把握し、 必要に応じて契約の見直し、 債権保全上の措置等を講じております。 42. 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳は、 それぞれ次のとおりであります。 繰延税金資産 繰延税金負債 貸倒引当金 1,175 百万円 その他有価証券評価差額金 3,903 退職給付引当金 2,160 固定資産圧縮積立金 72 賞与引当金 301 その他 0 減価償却額 326 繰延税金負債合計 3,976 その他 1,366 繰延税金資産小計 5,329 繰延税金資産の純額 299 百万円 評価性引当額 △1,652 繰延税金資産合計 3,676 43. 会計方針の変更 ( 「退職給付に関する会計基準」 等の適用) 企業会計基準第26号 「退職給付に関する会計基準」 (以下、 「退職給付会計基準」 という。) 及び企業会計基準適用指針第25号 「退職給付に関する会計基準の適用指 針」 を当事業年度より適用し、退職給付債務及び勤務費用の計算方法を見直し、退職給付見込額の期間帰属方法を期間定額基準から給付算定式基準へ変更すると ともに、割引率の決定方法を残存勤務期間に基づく方法から単一の加重平均割引率を使用する方法へ変更しております。 なお、退職給付会計基準等の適用による影響はありません。 48 6 資料編 財務諸表(単体) 損益計算書 科 目 経常収益 資金運用収益 貸出金利息 預け金利息 コールローン利息 有価証券利息配当金 その他の受入利息 役務取引等収益 受入為替手数料 その他の役務収益 その他業務収益 外国為替売買益 国債等債券売却益 その他の業務収益 その他経常収益 貸倒引当金戻入益 償却債権取立益 株式等売却益 金銭の信託運用益 その他の経常収益 経常費用 資金調達費用 預金利息 給付補塡備金繰入額 借用金利息 コールマネー利息 その他の支払利息 (単位:千円) 第63期 平成25年4月1日から 平成26年3月31日まで 27,765,780 23,228,615 17,275,265 416,187 113 5,338,556 198,492 3,047,476 1,953,010 1,094,466 362,385 145,797 157,198 59,389 1,127,302 559,439 6,756 169,487 177,951 213,666 23,449,171 1,805,711 1,541,367 19,263 167,822 64,556 12,699 第64期 平成26年4月1日から 平成27年3月31日まで 26,681,449 22,022,989 16,601,763 423,039 ー 4,802,092 196,092 3,110,597 1,989,634 1,120,962 393,345 142,307 174,328 76,708 1,154,517 423,621 14,317 23,054 236,581 456,942 23,679,440 1,823,364 1,607,755 16,447 119,043 71,661 8,455 第63期 科 目 役務取引等費用 支払為替手数料 その他の役務費用 その他業務費用 商品有価証券売買損 国債等債券売却損 国債等債券償還損 金融派生商品費用 その他の業務費用 経費 人件費 物件費 税金 その他経常費用 貸出金償却 株式等売却損 金銭の信託運用損 その他資産償却 その他の経常費用 経常利益 特別利益 固定資産処分益 特別損失 固定資産処分損 減損損失 税引前当期純利益 法人税、住民税及び事業税 法人税等調整額 法人税等合計 当期純利益 繰越金 (当期首残高) 当期未処分剰余金 平成25年4月1日から 平成26年3月31日まで 1,230,232 529,673 700,559 62,566 1,619 12,550 15,405 30,658 2,333 19,546,254 10,939,691 8,249,074 357,488 804,407 67,748 39,366 5,372 ー 691,920 4,316,608 1,788 1,788 139,153 139,153 ー 4,179,242 1,042,249 199,462 1,241,712 2,937,530 120,108 3,057,638 第64期 平成26年4月1日から 平成27年3月31日まで 1,242,360 539,056 703,304 184,806 881 49,708 ー 129,020 5,196 19,662,834 11,368,172 7,947,030 347,631 766,074 17,268 ー 35,278 66 713,460 3,002,009 ー ー 458,337 20,893 437,444 2,543,671 423,166 218,633 641,800 1,901,871 118,960 2,020,831 (注) 1. 記載金額は千円未満を切り捨てて表示しております。 2. 子会社等との取引による収益総額 55,805千円 子会社等との取引による費用総額 984,076千円 3. 出資1口当たり当期純利益金額 501円97銭 4.「その他の経常費用」 には、責任共有制度未払費用415,426千円及び 金利スワップ契約期限前弁済手数料285,315千円を含んでおります。 5. 当事業年度において、神奈川県内の営業用店舗1ヵ所の有形固定資産について減損損失を計上しております。営業用店舗は営業キャッシュ・フローの低下及び 地価の下落等により、資産の帳簿価額を回収可能価額まで減額し、 当該減少額を減損損失 (437,444千円) として特別損失に計上しております。 営業用店舗については、個別に継続的な収支の把握を行っていることから、 原則として支店単位でグルーピングしております。 なお、回収可能価額は、正味売却価額により測定しており、不動産鑑定評価基準に基づき評価しています。 剰余金処分計算書 科 目 当期未処分剰余金 よこしん社会福祉協力積立金取崩額 合計 剰余金処分額 普通出資に対する配当金 特別積立金 繰越金(当期末残高) (単位:千円) 第63期 平成25年4月1日から平成26年3月31日まで 3,057,638 200,000 3,257,638 3,138,677 (年9%・うち記念配当3%) 171,677 2,967,000 118,960 第64期 平成26年4月1日から平成27年3月31日まで 2,020,831 − 2,020,831 1,903,755 (年6%) 112,755 1,791,000 117,076 ※会計監査人による監査 平成25年度及び26年度の貸借対照表、損益計算書及び剰余金処分計算書は、信用金庫法第38条の2の規定に基づき有限責任 あずさ監査法人 の監査を受けております。 平成26年度における貸借対照表、 損益計算書及び剰余金 処分計算書(以下、 「財務諸表」 という。) の適正性、 及び財 務諸表作成に係る内部監査の有効性を確認しております。 49 D I S C LO S U R E 2015 平成27年6月23日 横浜信用金庫 理事長 財務諸表(連結) 連結貸借対照表 平成26年3月31日現在 平成27年3月31日現在 1,599,845 7,453 15,350 9,889 1,044 18 7,656 448 100 1,448 ー 1,104 1,248 1,645,608 1,654,338 4,181 15,927 7,522 1,080 15 7,752 357 96 1,271 278 1,106 1,277 1,695,204 1,969 82,408 △71 84,306 6,619 △0 △2,101 4,518 479 89,304 1,734,912 1,943 84,168 △65 86,046 10,103 △0 △2,103 8,000 500 94,547 1,789,752 ︽よこしん︾の経営管理 236,699 1,843 8,184 205 621,300 883,535 1,726 14,928 24,394 10,187 12,355 179 360 1,310 1,105 867 238 ー 1,277 △ 5,447 1,789,752 平成26年3月31日現在 平成27年3月31日現在 ︽よこしん︾ と地域社会 215,785 1,050 8,219 284 603,610 867,304 1,544 16,329 24,022 9,755 12,164 335 565 1,201 1,241 1,014 226 1,293 1,248 △7,021 1,734,912 科 目 (負債の部) 預金積金 借用金 売渡手形及びコールマネー その他負債 賞与引当金 役員賞与引当金 退職給付に係る負債 役員退職慰労引当金 預金払戻引当金 偶発損失引当金 繰延税金負債 再評価に係る繰延税金負債 債務保証 負債の部合計 (純資産の部) 出資金 利益剰余金 処分未済持分 会員勘定合計 その他有価証券評価差額金 繰延ヘッジ損益 土地再評価差額金 評価・換算差額等合計 少数株主持分 純資産の部合計 負債及び純資産の部合計 事業の概況 科 目 (資産の部) 現金及び預け金 買入金銭債権 金銭の信託 商品有価証券 有価証券 貸出金 外国為替 その他資産 有形固定資産 建物 土地 リース資産 建設仮勘定 その他の有形固定資産 無形固定資産 ソフトウェア その他の無形固定資産 繰延税金資産 債務保証見返 貸倒引当金 資産の部合計 (単位:百万円) 安心できる金融機関であるために 資料編 D I S C LO S U R E 2015 コーポレートデータ (注) 1. 記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。 2. 商品有価証券の評価は、時価法 (売却原価は移動平均法により算定) により行っております。 3. 有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償却原価法 (定額法) 、その他有価証券のうち時価のある上場株式、上場優先出資証券、 上場投資信託受益証券については連結決算期末月1ヵ月平均に基づいた市場価格、それ以外については連結決算日の市場価格等に基づく時価法 (売却原価は 移動平均法により算定) 、 ただし時価を把握することが極めて困難と認められるものについては移動平均法による原価法により行っております。 なお、 その他有価証券の評価差額については、全部純資産直入法により処理しております。 4. 有価証券運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において信託財産として運用されている有価証券の評価は、 時価法により行っております。 5. デリバティブ取引の評価は、時価法により行っております。 6. 当金庫の有形固定資産 (リース資産を除く) の減価償却は、定率法 (ただし、平成10年4月1日以後に取得した建物 (建物附属設備を除く。) については定額法) を 採用しております。 また、 主な耐用年数は次のとおりであります。 建 物 34年~50年 その他 3年~20年 7. 無形固定資産 (リース資産を除く) の減価償却は、定額法により償却しております。 なお、 自金庫利用のソフトウェアについては、当金庫で定める利用可能期間 (5年) に基づいて償却しております。 8. 所有権移転外ファイナンス・リース取引に係る 「有形固定資産」 中のリース資産の減価償却は、 リース期間を耐用年数とした定額法により償却しております。 なお、 残存価額については、 リース契約上に残価保証の取決めがあるものは当該残価保証額とし、 それ以外のものは零としております。 9. 当金庫の外貨建資産・負債は、連結決算日の為替相場による円換算額を付しております。 10. 当金庫の貸倒引当金は、予め定めている償却・引当基準に則り、 次のとおり計上しております。 日本公認会計士協会 銀行等監査特別委員会報告第4号 「銀行等金融機関の資産の自己査定並びに貸倒償却及び貸倒引当金の監査に関する実務指針」 に規定 する正常先債権及び要注意先債権に相当する債権については、過去の一定期間における各々の貸倒実績から算出した貸倒実績率等に基づき計上しております。 破綻懸念先債権に相当する債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額のうち必要と認める額を計 上しております。破綻先債権及び実質破綻先債権に相当する債権については、債権額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除した残 額を計上しております。 なお、破綻懸念先で与信額が一定金額以上の大口債務者のうち、債権の元本の回収及び利息の受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見積ることができる 債権については、当該キャッシュ・フローを貸出条件緩和実施前の約定利子率で割引いた金額と債権の帳簿価額との差額を貸倒引当金とする方法 (キャッシュ・ フロー見積法) により計上しております。 すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業店、管理部及び融資部 (営業関連部署) の協力の下にリスク管理統括部 (資産査定部署) が資産査定を実施 しております。 連結される子会社及び子法人等の貸倒引当金は、一般債権については過去の貸倒実績率等を勘案して必要と認めた額を、貸倒懸念債権等特定の債権について は、個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額をそれぞれ計上しております。 11. 賞与引当金は、職員への賞与の支払いに備えるため、職員に対する賞与の支給見込額のうち、 当連結会計年度に帰属する額を計上しております。 12. 役員賞与引当金は、役員への賞与の支払いに備えるため、役員に対する賞与の支給見込額のうち、 当連結会計年度に帰属する額を計上しております。 13. 退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については給付算定式基準によっております。また、過去勤務 費用及び数理計算上の差異の費用処理方法は次のとおりであります。 過去勤務費用 その発生時の職員の平均残存勤務期間内の一定の年数 (5年) による定額法により損益処理 数理計算上の差異 各連結会計年度の発生時の職員の平均残存勤務期間内の一定の年数 (5年) による定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌連結 会計年度から損益処理 当金庫並びに連結される子会社及び子法人等は、複数事業主 (信用金庫等) により設立された企業年金制度 (総合設立型厚生年金基金) に加入しており、当金庫 並びに連結される子会社及び子法人等の拠出に対応する年金資産の額を合理的に計算することができないため、当該年金制度への拠出額を退職給付費用とし て処理しております。 50 6 資料編 財務諸表(連結) なお、当該企業年金制度全体の直近の積立状況及び制度全体の掛金等に占める当金庫並びに連結される子会社及び子法人等の割合並びにこれらに関する補足 説明は次のとおりであります。 ①制度全体の積立状況に関する事項 (平成26年3月31日現在) 年金資産の額 1,549,255百万円 年金財政計算上の数理債務の額と最低責任準備金の額との合計額 1,738,229百万円 差引額 △188,974百万円 ②制度全体に占める当金庫並びに連結される子会社及び子法人等の掛金拠出割合 (平成26年3月分) 1.2188% ③補足説明 上記①の差引額の要因は、年金財政計算上の過去勤務債務残高210,459百万円であります。本制度における過去勤務債務の償却方法は期間16年10ヵ月の 元利均等定率償却であり、当金庫並びに連結される子会社及び子法人等は、当連結会計年度の連結財務諸表上、当該償却に充てられる特別掛金248百万円 を費用処理しております。 なお、特別掛金の額は、予め定められた掛金率を掛金拠出時の標準給与の額に乗じることで算定されるため、上記②の割合は当金庫並びに連結される子会社 及び子法人等の実際の負担割合とは一致しません。 14. 役員退職慰労引当金は、役員への退職慰労金の支払いに備えるため、役員に対する退職慰労金の支給見積額のうち、当連結会計年度末までに発生していると認め られる額を計上しております。 15. 預金払戻引当金は、負債計上を中止した預金について、預金者からの払戻請求に備えるため、将来の払戻請求に応じて発生する損失を見積もり、必要と認める額を 計上しております。 16. 偶発損失引当金は、偶発的に発生する損失に備えるため、将来発生する可能性のある損失の見積額を計上しております。 なお、偶発損失引当金には、信用保証協会への負担金の支払いに備えるため、 将来の負担金支払見込額を含めております。 17. 当金庫並びに連結される子会社及び子法人等の所有権移転外ファイナンス・リース取引のうち、 リース取引開始日が平成20年4月1日前に開始する連結会計年度 に属するものについては、通常の賃貸借取引に準じた会計処理によっております。 18. 当金庫の外貨建金融資産・負債から生じる為替変動リスクに対するヘッジ会計の方法は、 日本公認会計士協会 業種別監査委員会報告第25号 「銀行業における外 貨建取引等の会計処理に関する会計上及び監査上の取扱い」 に規定する繰延ヘッジによっております。ヘッジ有効性評価の方法については、外貨建金銭債権債務 等の為替変動リスクを減殺する目的で行う通貨スワップ取引及び為替スワップ取引等をヘッジ手段とし、 ヘッジ対象である外貨建金銭債権債務等に見合うヘッジ手 段の外貨ポジション相当額が存在することを確認することによりヘッジの有効性を評価しております。 19. 当金庫並びに連結される子会社及び子法人等の消費税及び地方消費税の会計処理は、 主として税込方式によっております。 20. 当金庫の理事及び監事との間の取引による理事及び監事に対する金銭債権総額 1,483百万円 21. 有形固定資産の減価償却累計額 19,632百万円 22. 有形固定資産の圧縮記帳額 37百万円 23. 連結貸借対照表に計上した固定資産のほか、電子計算機、現金自動預入支払機、営業用車両等については、所有権移転外ファイナンス・リース契約により使用して おります。 24. 貸出金のうち、 破綻先債権額は1,838百万円、延滞債権額は39,613百万円であります。 なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして 未収利息を計上しなかった貸出金 (貸倒償却を行った部分を除く。以下 「未収利息不計上貸出金」 という。) のうち、法人税法施行令 (昭和40年政令第97号) 第96条 第1項第3号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じている貸出金であります。 また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸 出金であります。 25. 貸出金のうち、3ヵ月以上延滞債権額はありません。 なお、3ヵ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3月以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものでありま す。 26. 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は4,698百万円であります。 なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有 利となる取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3ヵ月以上延滞債権に該当しないものであります。 27. 破綻先債権額、延滞債権額、3ヵ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は46,151百万円であります。なお、24. から27. に掲げた債権額は、貸倒引当 金控除前の金額であります。 28. 手形割引は、業種別監査委員会報告第24号に基づき金融取引として処理しております。これにより受け入れた商業手形、荷付為替手形及び買入外国為替等は、売 却又は (再) 担保という方法で自由に処分できる権利を有しておりますが、 その額面金額は18,954百万円であります。 29. 担保に供している資産は次のとおりであります。 担保に供している資産 預け金 4,100百万円 有価証券 5,423百万円 担保資産に対応する債務 借用金 2,950百万円 上記のほか、為替決済の取引の担保として、預け金16,000百万円を差し入れております。 また、その他の資産には、保証金350百万円が含まれております。 30. 土地の再評価に関する法律 (平成10年3月31日公布法律第34号) に基づき、当金庫の事業用の土地の再評価を行い、評価差額については、当該評価差額に係る税 金相当額を 「再評価に係る繰延税金負債」 として負債の部に計上し、 これを控除した金額を 「土地再評価差額金」 として純資産の部に計上しております。 再評価を行った年月日 平成13年3月31日 同法律第3条第3項に定める再評価の方法 土地の再評価に関する法律施行令 (平成10年3月31日公布政令第119号) 第2条第4号に定める路線価に基づき、奥行価格補正等の合理的な調整を行って算出 したものに、公示価格の変動率による時点修正を行い算出、同法律第10条に定める再評価を行った事業用土地の当連結会計年度末における時価の合計額と当該 事業用土地の再評価後の帳簿価額の合計額との差額 1,827百万円 31. 「有価証券」中の社債のうち、有価証券の私募 (金融商品取引法第2条第3項) による社債に対する当金庫の保証債務の額は358百万円であります。 32. 出資1口当たりの純資産額 25,038円31銭 33. 金融商品の状況に関する事項 ⑴金融商品に対する取組方針 当金庫グループは、預金業務、融資業務及び市場運用業務などの金融業務を行っております。 このため、 金利変動による不利な影響が生じないように、資産及び負債の総合的管理 (ALM) をしております。 その一環として、 デリバティブ取引も行っております。 ⑵金融商品の内容及びそのリスク 当金庫グループが保有する金融資産は、主として事業地区内のお客さまに対する貸出金です。 また、 有価証券は、主に債券、投資信託及び株式であり、満期保有目的、 純投資目的及び事業推進目的で保有しております。 これらは、 それぞれ発行体の信用リスク及び金利の変動リスク、 市場価格の変動リスクに晒されております。 51 D I S C LO S U R E 2015 安心できる金融機関であるために (単位:百万円) 差 額 81 0 728 - 728 - 2,310 3,120 487 487 資料編 880,431 1,740,691 1,654,826 1,654,826 コーポレートデータ 金融資産計 預金積金 金融負債計 時 価 236,781 1,800 621,678 205 43,566 577,907 ︽よこしん︾の経営管理 ⑴現金及び預け金 ⑵買入金銭債権 ⑶有価証券(*1) 売買目的有価証券 満期保有目的の債券 その他有価証券 ⑷貸出金 貸倒引当金(*2) 連結貸借対照表計上額 236,699 1,800 620,950 205 42,838 577,907 883,535 △5,414 878,120 1,737,570 1,654,338 1,654,338 ︽よこしん︾ と地域社会 時価及びこれらの差額 事業の概況 一方、金融負債は主としてお客さまからの預金であり、流動性リスクに晒されております。 デリバティブ取引にはALMの一環で行っている金利スワップ取引があります。 当金庫グループでは、金利スワップ取引をヘッジ手段として、ヘッジ対象である金融商品に関わる金利の変動リスクに対して一部ヘッジ会計を適用しております。 ⑶金融商品に係るリスク管理体制 ①信用リスクの管理 当金庫グループは、信用リスク管理規程及び 「クレジット・ポリシー」 等に従い、 貸出金について、 個別案件ごとの与信審査、 与信限度額、 信用情報管理、 保証や担 保の設定、 問題債権への対応など与信管理に関する体制を整備し運営しております。 これらの与信管理は、各営業店のほか融資部及び管理部により行われております。また、定期的に経営陣に報告を行い、必要に応じて代表理事会等を開催し、 審議を行っております。 さらに、与信管理の状況については、監査部がチェックしております。 有価証券の発行体の信用リスク及びデリバティブ取引のカウンターパーティーリスクに関しては、資金証券部において、信用情報や時価の把握を定期的に行う ことで管理しております。 ②市場リスクの管理 (ⅰ) 金利リスクの管理 当金庫グループは、 ALMによって金利の変動リスクを管理しております。 市場リスク管理規程において、 リスク管理の方法や手続等を定めており、 代表理事会において決定された年度の管理方針及びヘッジ方針に基づき、 月次の ALM会議において実施状況の把握・確認、今後の対応等の協議を行っております。 日常的にはリスク管理統括部において金融資産及び金融負債の金利や期間を総合的に把握し、 ギャップ分析や金利感応度分析及びVaR計測等によりモニ タリングを行い、 月次ベースでALM会議にて報告しております。 なお、 ALMにより金利の変動リスクをヘッジするための金利スワップ等のデリバティブ取引も行っております。 (ⅱ) 為替リスクの管理 当金庫グループは、為替の変動リスクに関して、先物為替予約等を利用し、 個別の案件ごとに管理しております。 (ⅲ) 価格変動リスクの管理 有価証券を含む市場運用商品の保有については、代表理事会において決定された年度の管理方針に基づき、理事会の監督の下、市場リスク管理規程に従 い行われております。 このうち、資金証券部では、市場運用商品の購入を行っており、事前審査、投資限度額の設定のほか、継続的なモニタリングを通じて、価格変動リスクの軽 減を図っております。 株式のうち一部については、事業推進目的で保有しているものであり、 取引先の市場環境や財務状況などをモニタリングしております。 これらの情報は資金証券部を通じ、理事会及びALM会議において定期的に報告されております。 (ⅳ) デリバティブ取引 デリバティブ取引に関しては、取引の執行、ヘッジ有効性の評価、 事務管理に関する部門をそれぞれ分離し内部牽制を確立しております。 (ⅴ) 市場リスクに係る定量的情報 当金庫グループでは金融資産及び金融負債のうち、金利に感応する資産及び負債について市場リスク量をVaRにより月次で計測し、取得したリスク量がリ スク限度額の範囲内となるよう管理しております。 VaRによる計測の対象としているのは、 「貸出金」 「 、預け金」 「 、コールローン」 「 、買入金銭債権」 「 、有価証券」 「 、預金積金」 「 、譲渡性預金」 「 、借用金」 「 、オフバ ランス取引 (金利スワップ) 」 等のうち無利息の資産及び負債を除いたものであります。また実際の計測にあたっては、 「預貸金等」 と 「債券等」 (債券、上場株 式、 投資信託、上場優先出資証券等) のカテゴリーに分けて算出しております。 「預貸金等」 のVaRは、金利の変動幅をリスク・ファクターとして分散・共分散法 (保有期間240日、信頼区間99.0%、観測期間5年) により算出しており、平成 27年3月31日現在で当金庫グループの 「預貸金等」 の市場リスク量は2,763百万円 (資産・負債ネット) であります。 「債券等」 のVaRは分散・共分散法 (保有期間240日、信頼区間99.0%、観測期間1年) により算出しており、平成27年3月31日現在で当金庫グループの 「債 券等」 の市場リスク量は10,889百万円であります。 従って、平成27年3月31日現在における当金庫グループの市場リスク量は全体で13,652百万円であります。 ただし、 VaRは過去の相場変動をベースに統計的に算出した一定の発生確率での市場リスク量を計測しており、通常では考えられないほど市場環境が激 変する状況下におけるリスクは捕捉できない場合があります。 ③資金調達に係る流動性リスクの管理 当金庫グループは、 ALMを通して、適時に資金管理を行うほか、資金調達手段の多様化、市場環境を考慮した長短の調達バランスの調整などによって、流動性 リスクを管理しております。 ⑷金融商品の時価等に関する事項についての補足説明 金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては一定の 前提条件等を採用しているため、異なる前提条件等によった場合、 当該価額が異なることもあります。 34. 金融商品の時価等に関する事項 平成27年3月31日における連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、 次のとおりであります (時価等の算定方法については (注1) 参照) 。 なお、時価を把握することが極めて困難と認められる非上場株式等は、 次表には含めておりません ( (注2) 参照) 。また、 重要性の乏しい科目については記載を省略し ております。 (*1) 有価証券には 「商品有価証券」 が含まれております。 (*2) 貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しております。 (注1) 金融商品の時価等の算定方法 金融資産 ⑴現金及び預け金 満期のない預け金については、時価は帳簿価額と近似していることから、 当該帳簿価額を時価としております。 満期のある預け金については、残存期間に基づく区分ごとに、新規に預け金を行った場合に想定される適用金利で割り引いた現在価値を算定しております。 D I S C LO S U R E 2015 52 6 資料編 財務諸表(連結) ⑵買入金銭債権 取引金融機関から提示された価格によっております。 ⑶有価証券 株式は取引所の価格、債券は日本証券業協会・情報ベンダーが公表する価格又は取引金融機関から提示された価格によっております。投資信託は、公表されて いる基準価額によっております。 自金庫保証付私募債は、債券ごとに私募債を新規発行した場合に想定される利率で割り引いて時価を算定しております。 なお、保有目的区分ごとの有価証券に関する注記事項については35. から36. に記載しております。 ⑷貸出金 貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映するため、貸出先の信用状態が実行後大きく異なっていない限り、時価は帳簿価額と近似してい ることから、当該帳簿価額を時価としております。固定金利によるものは、貸出金の種類及び内部格付、期間に基づく区分ごとに、元利金の合計額を同様の新規 貸出を行った場合に想定される利率で割り引いて時価を算定しております。 また、破綻先、実質破綻先及び破綻懸念先に対する債権等については、見積将来キャッシュ・フローの現在価値又は担保及び保証による回収見込額等に基づいて 貸倒見積高を算定しているため、時価は連結決算日における連結貸借対照表上の債権等計上額から貸倒引当金計上額を控除した金額に近似しており、当該価額 を時価としております。 貸出金のうち、当該貸出を担保資産の範囲内に限るなどの特性により、返済期限を設けていないものについては、返済見込期間及び金利条件等から、時価は帳 簿価額と近似しているものと想定されるため、帳簿価額を時価としております。 金融負債 ⑴預金積金 要求払預金については、連結決算日に要求された場合の支払額 (帳簿価額) を時価とみなしております。また、定期預金の時価は、一定の期間ごとに区分して、将 来のキャッシュ・フローを割り引いて現在価値を算定しております。その割引率は、 新規に預金を受け入れる際に使用する利率を用いております。 なお、残存期間が短期間 (1年以内) のものは、時価は帳簿価額と近似していることから、 当該帳簿価額を時価としております。 (注2) 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の連結貸借対照表計上額は次のとおりであり、 金融商品の時価情報には含まれておりません。 (単位:百万円) 区 分 連結貸借対照表計上額 523 0 31 43 598 非上場株式 私募債(*2) 投資事業組合出資金(*3) 買入金銭債権(*4) 合計 (*1) (*1) 非上場株式については、 市場価格がなく、 時価を把握することが極めて困難と認められることから時価開示の対象とはしておりません。 (*2) 私募債のうち、発行会社の信用状態悪化等の理由で将来キャッシュ・フローを見積もることができない債券については、時価を把握することが極めて困難と認められることから時 価開示の対象とはしておりません。 (*3) 投資事業組合出資金のうち、 組合財産が非上場株式など時価を把握することが極めて困難と認められるもので構成されているものについては、 時価開示の対象とはしておりません。 (*4) 買入金銭債権のうち、 構成する債権が時価を把握することが極めて困難と認められるものについては、 時価開示の対象とはしておりません。 (注3) 金銭債権及び満期のある有価証券の連結決算日後の償還予定額 預け金 有価証券 満期保有目的の債券 その他有価証券のうち満期があるもの(*2) 貸出金(*3) 合計 (*1) (単位:百万円) 1年以内 139,581 94,787 20,374 74,413 167,701 402,071 1年超2年以内 46,000 70,956 9,716 61,240 93,321 210,277 2年超3年以内 35,000 48,723 4,060 44,663 79,218 162,942 3年超4年以内 - 69,535 2,576 66,959 70,812 140,348 4年超5年以内 - 74,341 436 73,905 61,771 136,112 5年超 - 234,750 6,880 227,870 369,770 604,520 (*1) 預け金のうち、 要求払預け金は、 「1年以内」 に含めて開示しております。 (*2) 満期のあるその他有価証券のうち、 発行会社の信用状態悪化等の理由で、 償還予定額が見込めないものは含めておりません。 (*3) 貸出金のうち、 破綻先、 実質破綻先及び破綻懸念先に対する債権は、 償還予定額が見込めないため含めておりません。 (注4) 預金積金の連結決算日後の返済予定額 預金積金(*) 合計 1年以内 1,489,744 1,489,744 1年超2年以内 110,228 110,228 2年超3年以内 46,536 46,536 3年超4年以内 4,330 4,330 4年超5年以内 3,493 3,493 (単位:百万円) 5年超 5 5 (*)預金積金のうち、 要求払預金は 「1年以内」 に含めて開示しております。 35. 有価証券の時価及び評価差額等に関する事項は次のとおりであります。 これらには、 「国債」 「 、地方債」 「 、社債」 「 、株式」 「 、その他の証券」 のほか、 「商品有価証券」 及び 「買入金銭債権」 が含まれております。以下、36. まで同様であります。 売買目的有価証券 売買目的有価証券 満期保有目的の債券 時価が 連結貸借 対照表 計上額を 超えるもの 時価が 連結貸借 対照表 計上額を 超えないもの 合計 53 種 類 連結貸借対照表計上額 国債 2,222 地方債 7,275 社債 29,625 その他 1,800 外国債券 - その他 1,800 小計 40,923 国債 - 地方債 797 社債 2,917 その他 - 外国債券 - その他 - 小計 3,714 44,638 D I S C LO S U R E 2015 (単位:百万円) 当連結会計年度の損益に含まれた評価差額 △0 時 価 2,230 7,507 30,125 1,800 - 1,800 41,664 - 792 2,909 - - - 3,701 45,366 (単位:百万円) 差 額 7 232 500 0 - 0 741 - △5 △7 - - - △12 728 その他有価証券 連結貸借 対照表 計上額が 取得原価を 超えるもの 連結貸借 対照表 計上額が 取得原価を 超えないもの 合計 種 類 連結貸借対照表計上額 株式 8,077 債券 473,752 国債 89,093 地方債 47,778 社債 336,881 その他 62,540 外国債券 55,243 その他 7,297 小計 544,371 株式 14 債券 26,943 国債 1,985 地方債 1,677 社債 23,279 その他 6,578 外国債券 6,578 その他 - 小計 33,535 577,907 取得原価 4,029 465,234 86,917 46,805 331,512 61,009 54,779 6,230 530,273 14 27,008 1,986 1,695 23,326 6,603 6,603 - 33,627 563,900 (単位:百万円) 差 額 4,048 8,518 2,175 973 5,369 1,531 464 1,067 14,098 △0 △65 △0 △18 △46 △25 △25 - △91 14,007 36. 当連結会計年度中に売却したその他有価証券 37. 運用目的の金銭の信託 連結貸借対照表計上額 8,184 (単位:百万円) 売却損の合計額 - 49 42 - 7 - - - 49 (単位:百万円) 当連結会計年度の損益に含まれた評価差額 △15 ︽よこしん︾ と地域社会 運用目的の金銭の信託 売却益の合計額 23 174 174 - - - - - 197 事業の概況 株式 債券 国債 地方債 社債 その他 外国債券 その他 合計 売却額 63 30,344 28,555 - 1,788 - - - 30,407 (単位:千円) 科 目 役務取引等費用 その他業務費用 経費 その他経常費用 その他の経常費用 経常利益 特別利益 固定資産処分益 特別損失 固定資産処分損 減損損失 税金等調整前当期純利益 法人税、 住民税及び事業税 法人税等調整額 法人税等合計 少数株主損益調整前当期純利益 少数株主利益 当期純利益 平成25年4月1日から 平成26年4月1日から 平成26年3月31日まで 平成27年3月31日まで 1,230,232 1,242,360 62,566 184,806 18,703,354 19,144,462 2,980,292 2,648,187 2,980,292 2,648,187 4,382,682 3,062,904 1,788 ー 1,788 ー 139,153 458,347 139,153 20,902 ー 437,444 4,245,316 2,604,557 1,064,549 431,166 195,496 219,012 1,260,046 650,179 2,985,270 1,954,378 24,761 22,338 2,960,508 1,932,039 安心できる金融機関であるために 資料編 平成25年4月1日から 平成26年4月1日から 平成26年3月31日まで 平成27年3月31日まで 経常収益 29,164,251 28,104,841 資金運用収益 23,199,319 21,994,283 貸出金利息 17,246,397 16,573,498 預け金利息 416,410 423,249 買入手形利息及びコールローン利息 113 ー 有価証券利息配当金 5,337,906 4,801,442 その他の受入利息 198,492 196,092 役務取引等収益 3,037,984 3,101,105 その他業務収益 362,385 393,345 その他経常収益 2,564,561 2,616,107 貸倒引当金戻入益 554,122 434,753 償却債権取立益 6,756 14,317 その他の経常収益 2,003,682 2,167,036 経常費用 24,781,569 25,041,937 資金調達費用 1,805,122 1,822,119 預金利息 1,541,367 1,607,755 給付補塡備金繰入額 19,263 16,447 借用金利息 167,822 119,043 売渡手形利息及びコールマネー利息 64,556 71,661 その他の支払利息 12,111 7,210 科 目 コーポレートデータ 連結損益計算書 ︽よこしん︾の経営管理 38. 当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実行の申し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定 の限度額まで資金を貸付けることを約する契約であります。これらの契約に係る融資未実行残高は、40,474百万円であります。このうち契約残存期間が1年以内 のものが26,032百万円あります。 なお、 これらの契約は、融資実行されずに終了するものもあるため、融資未実行残高そのものが必ずしも当金庫並びに連結される子会社及び子法人等の将来のキ ャッシュ・フローに影響を与えるものではありません。これらの契約の多くには、金融情勢の変化、債権の保全、その他相当の事由があるときは、当金庫並びに連結 される子会社及び子法人等が実行申し込みを受けた融資の拒絶又は契約の解約をすることができる旨の条項が付けられております。また、契約時において必要に 応じて信用保証協会等の保証や不動産等の担保を徴求するほか、契約後も定期的に予め定めている金庫内手続に基づき顧客の状況等を把握し、必要に応じて契 約の見直し、 債権保全上の措置等を講じております。 39. 当連結会計年度末の退職給付債務等は以下のとおりであります。 退職給付債務 △8,416百万円 未積立退職給付債務 △8,416 会計基準変更時差異の未処理額 - 未認識数理計算上の差異 664 未認識過去勤務費用 - 連結貸借対照表計上額の純額 △7,752 退職給付に係る負債 △7,752 40. 会計方針の変更 ( 「退職給付に関する会計基準」 等の適用) 企業会計基準第26号 「退職給付に関する会計基準」 (平成24年5月17日) (以下、 「退職給付会計基準」 という。) 及び企業会計基準適用指針第25号 「退職給付に関す る会計基準の適用指針」 (平成24年5月17日) (以下、 「退職給付適用指針」 という。) を、退職給付会計基準第35項本文及び退職給付適用指針第67項本文に掲げら れた定めについて当連結会計年度より適用し、退職給付債務及び勤務費用の計算方法を見直し、退職給付見込額の期間帰属方法を期間定額基準から給付算定式 基準へ変更するとともに、割引率の決定方法を残存勤務期間に基づく方法から単一の加重平均割引率を使用する方法へ変更しております。 なお、退職給付会計基準等の適用による影響はありません。 (注)1. 記載金額は千円未満を切り捨てて表示しております。 2. 出資1口当たり当期純利益金額 509円98銭 3. 「その他の経常費用」 には、責任共有制度未払費用415,426千円及び金利スワップ契約期限前弁済手数料285,315千円を含んでおります。 4. 当事業年度において、神奈川県内の営業用店舗1ヵ所の有形固定資産について減損損失を計上しております。営業用店舗は営業キャッシュ・フローの低下及び 地価の下落等により、資産の帳簿価額を回収可能価額まで減額し、 当該減少額を減損損失 (437,444千円) として特別損失に計上しております。 営業用店舗については、個別に継続的な収支の把握を行っていることから、 原則として支店単位でグルーピングしております。 なお、 回収可能価額は、正味売却価額により測定しており、不動産鑑定評価基準に基づき評価しています。 D I S C LO S U R E 2015 54 6 資料編 財務諸表(連結) 連結剰余金計算書 科 目 (利益剰余金の部) 利益剰余金期首残高 利益剰余金増加高 当期純利益 利益剰余金減少高 配当金 利益剰余金期末残高 (単位:千円) 平成25年4月1日から 平成26年3月31日まで 平成26年4月1日から 平成27年3月31日まで 79,564,481 2,960,508 2,960,508 116,457 116,457 82,408,533 82,408,533 1,932,039 1,932,039 171,657 171,657 84,168,915 ■連結リスク管理債権額 連結子会社等にリスク管理債権はありませんので、当金庫単体のリスク管理債権額と同額となります。8ページをご参 照ください。 ■連結自己資本比率 連結自己資本比率については、34ページをご参照ください。 ■事業の種類別セグメント情報 連結子会社等は信用金庫業務以外に一部でリース業務等の事業を営んでいますが、それらの事業の全セグメントに 占める割合が僅少であるため、事業の種類別セグメント情報は記載していません。 ■主要な連結経営指標等 科 目 連結経常収益 連結経常利益 連結当期純利益 連結純資産額 連結総資産額 連結自己資本比率 平成22年度 31,621 4,494 2,122 78,020 1,583,991 11.84% (単位:百万円) 平成23年度 31,173 4,255 2,526 81,234 1,648,169 12.14% 平成24年度 29,730 4,751 2,819 86,838 1,667,616 12.24% 連結概況(連結の範囲に関する事項) グループの事業系統図 平成25年度 29,164 4,382 2,960 89,304 1,734,912 11.94% 平成26年度 28,104 3,062 1,932 94,547 1,789,752 11.66% 平成27年3月末現在 横浜信用金庫の事業グループは、 当金庫、 子会社4社、子法人等1社で構成され、信用金庫業務を中心にリース業務などの金融サ ービスを提供しています。 (物品購買・斡旋業) 55 D I S C LO S U R E 2015 事業の概況 連結事業概況 ⑴事業グループ 横浜信用金庫の事業グループは、当金庫と5社で構成されており、各社とも当金庫の業務に従属する業務、および付随関連する 業務を営んでいます。取引先は、当金庫並びに当金庫のお客さまを対象としています。連結対象子会社等は以下の5社となります。 なお、当金庫の子会社および子法人等はすべて連結の対象となります。 ︽よこしん︾ と地域社会 ⑵事業グループの構成と内容 *決算月は5社すべて3月です。 名 称 住 所 資本金 よこしんサプライ株式会社 よこしんビジネスサービス株式会社 よこしんオフィスサービス株式会社 よこしんシステムサービス株式会社 よこしんリース株式会社 横浜市中区尾上町2丁目17番地 横浜市南区通町4丁目103番地 横浜市中区尾上町2丁目17番地 横浜市港北区北新横浜1丁目5番地7号 横浜市中区尾上町2丁目17番地 1,000万円 1,000万円 1,000万円 1,000万円 3,000万円 当金庫の 子会社等の 株式等の割合 株式等の割合 − 物品購買・斡旋業 昭和59年4月9日 100% − 事務代行業 昭和63年4月18日 100% − 事務代行業 昭和63年10月22日 100% − FB・IB等管理業 平成3年7月8日 100% − リース業 昭和59年12月15日 45.3% 事業の内容 設立年月日 ⑶当連結会計年度の業績 (平成26年4月1日から平成27年3月31日まで) ︽よこしん︾の経営管理 ①連結決算の内容は、経常収益281億4百万円 (対前期比△10億59百万円) であり、当金庫単体と比較するとプラス14億23百万円 となりました。経常費用は250億41百万円 (対前期比プラス2億60百万円) であり、 単体比でプラス13億62百万円となりました。そ の結果、経常利益は、単体比プラス60百万円の30億62百万円 (対前期比△13億19百万円) となり、当期純利益は、単体比プラス 30百万円の19億32百万円 (対前期比△10億28百万円) となりました。 連結自己資本比率は、 単体比プラス0. 08ポイントの11. 66% (対前期比△0. 27ポイント) となりました。 ②連結子会社等の事業概況 エ) よこしんシステムサービス株式会社 当社は、主に当金庫向けの物品購買業および物品斡旋 業を営み、売上高は4億74百万円(対前期比△1. 6%)を 計上、当期純利益は6, 149千円となりました。 当社は、当金庫のファームバンキング (FB) 、インターネッ トバンキング(IB)等 の 管 理 委 託 業 務 を 営 み 、受 託 料 は 79百万円(対前期比±0%)、当期純利益は△2, 891千円と なりました。 イ) よこしんビジネスサービス株式会社 当社は、当金庫の債権書類・用度品等の管理を請負う事務 代行業を営み、受託料は1億29百万円 (対前期比±0%) 、当期 純利益は2, 721千円となりました。 当社は、主に当金庫向けの人材派遣業を営んでおりました が、労働派遣法の改正により、平成25年12月1日からは主に 当金庫が雇用するパート職員の人事労務管理に係る事務手 続代行業を営んでおります。受託料は事業内容の変更の影響 により60百万円 (対前期比△83. 7%) 、当期純利益は5, 248 千円となりました。 オ) よこしんリース株式会社 当社は、当金庫並びに当金庫のお取引先へのリース業を営 み、営業収益は16億82百万円 (対前期比△0. 8%) で、営業利 益39百万円、当期純利益は40百万円となりました。 リース・割 賦債権の件数および残高は2, 272件、 37億46百万円 (うち期 中新規583件、 15億16百万円) となりました。 安心できる金融機関であるために ウ) よこしんオフィスサービス株式会社 コーポレートデータ ア) よこしんサプライ株式会社 連結の範囲に関する事項 D I S C LO S U R E 2015 資料編 ⑴自己資本比率告示 (平成18年3月27日金融庁告示第21号、以下 「告示」 という) 第3条に規定する連結自己資本比率を算出する 対象となる会社の集団 (以下 「連結グループ」 という) に属する会社と、連結財務諸表の用語、様式および作成方法に関する規則 (昭和51年大蔵省令第28号) に基づき連結の範囲に含まれる会社とは相違しておりません。 ⑵告示第7条が適用される金融業務を営む関連法人等はありません。 ⑶連結グループに属する会社であって会計連結範囲に含まれない会社および連結グループに属しない会社であって会計連結範囲 に含まれる会社はありません。 ⑷連結グループ内の資金および自己資本の移動に係る制限等はありません。 56 6 資料編 経営指標 主要な経営指標推移 平成22年度 経常収益 経常利益 当期純利益 出資総額 出資者数 出資総口数 純資産額 総資産額 預金積金残高 貸出金残高 有価証券残高 単体自己資本比率 出資に対する配当金 (出資1口当たり) 役員数 うち常勤役員数 職員数 平成23年度 30,086,122 4,410,214 2,104,651 2,035 71,139 3,949,630 76,990 1,582,097 1,462,402 863,369 488,920 11.70 30 22 13 1,300 平成24年度 29,753,704 4,139,613 2,458,262 2,014 71,295 3,912,514 80,140 1,646,469 1,527,133 864,631 526,616 11.99 30 22 13 1,284 28,329,000 4,659,494 2,787,123 1,995 71,315 3,857,552 85,688 1,666,061 1,535,288 857,673 578,979 12.08 30 22 13 1,251 業務純益・業務粗利益(単位:千円) 22,284,599 1.30% 2,938,992 23,549,183 1.41% 4,291,645 平成26年度 平成25年度 資金運用利回り 資金調達原価率 総資金利鞘 1.28% 1.27% 0.00% 1.39% 1.31% 0.08% 平成25年度 資金運用収支 資金運用収益 資金調達費用 役務取引等収支 役務取引等収益 役務取引等費用 その他業務収支 その他業務収益 その他業務費用 (注) 業務純益=業務収益-(業務費用-金銭の信託運用見合費用) 業務粗利益=業務純益+一般貸倒引当金純繰入額+経費 業務粗利益率=業務粗利益/資金運用勘定平均残高×100 総資金利鞘 21,432,120 23,228,615 1,796,495 1,817,244 3,047,476 1,230,232 299,818 362,385 62,566 資金運用勘定 うち貸出金 うち預け金 うちコールローン うち商品有価証券 うち有価証券 資金調達勘定 うち預金積金 うち譲渡性預金 うち借用金 うちコールマネー 1,663,178 862,001 194,260 95 404 598,954 1,605,996 1,580,674 9,781 7,721 15,351 (単位:千円) 平成26年度 20,207,824 22,022,989 1,815,164 1,868,236 3,110,597 1,242,360 208,538 393,345 184,806 (注) 1. 資金調達費用は金銭の信託運用見合費用 (平成25年度9,215千円、平 成26年度8,199千円) を控除して表示しています。 2. 国内業務部門と国際業務部門の区別はしていません。 資金運用収支の内訳 平均残高 (単位) 千円 千円 千円 百万円 人 口 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 % 円 人 人 人 平成26年度 26,681,449 3,002,009 1,901,871 1,943 71,883 3,756,474 93,298 1,787,980 1,655,396 885,455 621,359 11.57 30 22 13 1,262 業務粗利益の内訳 平成26年度 平成25年度 業務粗利益 業務粗利益率 業務純益 平成25年度 27,765,780 4,316,608 2,937,530 1,969 71,523 3,796,567 88,107 1,732,695 1,600,797 869,126 603,669 11.86 45 22 13 1,258 (単位:百万円) 平成25年度 利息 利回り 1.39% 2.00% 0.21% 0.11% 0.44% 0.89% 0.11% 0.09% − 2.17% 0.42% 23,228 17,275 416 0 1 5,336 1,796 1,560 − 167 64 平均残高 1,712,395 873,041 226,583 − 282 604,968 1,656,521 1,632,439 10,915 5,666 14,830 平成26年度 利息 利回り 1.28% 1.90% 0.18% − 0.32% 0.79% 0.10% 0.09% − 2.10% 0.48% 22,022 16,601 423 − 0 4,801 1,815 1,624 − 119 71 (注) 1. 資金運用勘定は無利息預け金の平均残高 (平成25年度3,765百万円、 平成26年度4,058百万円) を控除しています。 2. 資金調達勘定は金銭の信託運用見合額の平均残高 (平成25年度8,378百万円、平成26年度8,199百万円) 及び利息 (平成25年度9百万円、平成26年度8百万 円) をそれぞれ控除して表示しています。 3. 国内業務部門と国際業務部門の区別はしていません。 貸倒引当金(期末残高・期中増減額) 期首残高 一般貸倒引当金 個別貸倒引当金 合計 57 平成25年度 平成26年度 平成25年度 平成26年度 平成25年度 平成26年度 D I S C LO S U R E 2015 1,309 1,043 6,921 5,945 8,230 6,988 当期増加額 1,043 679 5,945 4,746 6,988 5,425 当期減少額 目的使用 − − 682 1,139 682 1,139 その他 *1,309 *1,043 *6,238 *4,805 7,548 5,849 (単位:百万円) 期末残高 1,043 679 5,945 4,746 6,988 5,425 摘要 *洗替による取崩額 *洗替による取崩額 *主として税法による取崩額 *主として税法による取崩額 受取・支払利息の増減 純増減 △ 965,867 △ 826,452 △ 102,766 △ 473 △ 123 △ 39,232 56,445 60,750 ー △ 12,032 10,085 (注) 1. 残高及び利率の増減要因が重なる部分については、残高による増減要因に含める方法にしています。 2. 国内業務部門と国際業務部門の区分はしていません。 経費の内訳 (単位:千円) 687,371 221,237 69,248 △ 113 △ 549 53,589 56,517 51,108 ー △ 44,672 △ 2,192 △ 1,892,998 △ 894,739 △ 62,396 ー △ 337 △ 589,165 △ 37,848 12,462 ー △ 4,105 9,297 純増減 △ 1,205,626 △ 673,501 6,852 △ 113 △ 886 △ 535,576 18,669 63,571 ー △ 48,778 7,104 総資産利益率(ROA:Rate of Return on Assets) 平成25年度 0.25% 0.17% 0.24% 総資産経常利益率 総資産当期純利益率 総資産業務純益率 (注) 総資産経常 (当期純) 利益率= 総資産業務純益率= 0.16% 0.10% 0.16% 経常 (当期純) 利益 総資産(債務保証見返りを除く)平均残高 業務純益 総資産(債務保証見返りを除く)平均残高 貸出金償却額 貸出金償却 平成26年度 ︽よこしん︾の経営管理 ×100 ×100 (単位:千円) 平成26年度 17,268 平成25年度 67,748 コーポレートデータ 平成25年度 平成26年度 人件費 10,939,691 11,368,172 報酬給与手当 8,383,957 8,751,259 退職給付費用 1,427,402 1,418,210 その他 1,128,331 1,198,702 物件費 8,249,074 7,947,030 事務費 2,839,838 2,780,115 (うち旅費・交通費) (44,929) (49,799) (うち通信費) (224,080) (236,024) (うち事務機械賃借料) (221,928) (259,294) (うち事務委託費) (1,766,347) (1,594,734) 固定資産費 1,803,383 1,842,002 (うち土地建物賃借料) (614,808) (613,131) (うち保全管理費) (800,035) (776,680) 事業費 705,066 509,992 (うち広告宣伝費) (307,353) (295,748) (うち交際費・寄贈費・諸会費) (331,714) (140,645) 人事厚生費 159,598 175,567 有形・無形固定資産償却 1,677,580 1,541,195 預金保険料 1,063,608 1,098,157 税金 357,488 347,631 合計 19,546,254 19,662,834 平成26年度 利率による増減 残高による増減 ︽よこしん︾ と地域社会 平成25年度 利率による増減 △ 1,814,140 △ 1,013,200 △ 94,168 △4 △ 728 △ 538,911 △ 4,289 11,201 ー 204 △ 19,555 事業の概況 受取利息 うち貸出金 うち預け金 うちコールローン うち商品有価証券 うち有価証券 支払利息 うち預金積金 うち譲渡性預金 うち借用金 うちコールマネー 残高による増減 848,273 186,748 △ 8,597 △ 469 605 499,679 60,735 49,548 ー △ 12,237 29,640 (単位:千円) 退職給付費用関連 平成12年度より 「退職給付に係る会計基準」 を適用しています。 退職給付制度の概要 安心できる金融機関であるために 当金庫は、複数事業主 (信用金庫等) により設立された企業年金制度 (総合設立型厚生年金基金) に加入しており、当金庫の拠出に対応する年金資産の額を合理的に 計算することができないため、当該年金制度への拠出額を退職給付費用として処理しております。なお、当該企業年金制度全体の直近の積立状況及び制度全体の拠出 等に占める当金庫の割合並びにこれらに関する補足説明は次のとおりであります。 ①制度全体の積立状況に関する事項 (平成26年3月31日現在) 年金資産の額:1,549,255百万円 年金財政計算上の数理債務の額と最低責任準備金の額との合計額:1,738,229百万円 差引額:△188,974百万円 ②制度全体に占める当金庫の掛金拠出割合 (平成26年3月分) 1.2132% ③補足説明 上記①の差引額の主な要因は、年金財政計算上の過去勤務債務残高210,459百万円及び繰越不足金21,485百万円であります。本制度における過去勤務債務 の償却方法は期間16年10ヵ月の元利均等定率償却であり、当金庫は当期の財務諸表上、 特別掛金247百万円を費用処理しております。 なお、特別掛金の額は、あらかじめ定められた掛金率を掛金拠出時の標準給与の額に乗じることで算定されるため、上記②の割合は当金庫の実際の負担割合とは 一致しません。 退職給付費用に関する事項 職員の退職給付に備えるため、当期末における退職給付の見込額に基づき、 必要額を計上しております。 数理計算上の差異は、各発生年度の平均残存勤務期間内で一定の年数 (5年) による定額法により按分した額を翌期から費用処理しております。なお、平成26年度の 割引率は1.045%を適用しています。 退職給付費用等 7,522,960 - 1,124,380 88,855 - 214,166 - 1,427,402 672,776 621,429 1,294,205 - 7,656,157 平成26年度 7,656,157 - 1,129,494 87,649 - 201,066 - 1,418,210 696,295 625,255 1,321,551 - 7,752,816 増減 133,196 - 5,114 △ 1,206 - △ 13,100 - △ 9,191 23,519 3,826 27,345 - 96,659 資料編 期首退職給付引当金残高 (A) 期首前払年金費用 (B) 勤務費用 利息費用 過去勤務費用処理額 数理計算上の差異処理額 その他 退職給付費用計 (C) 退職給付支払額 厚生年金基金掛金等支払額 退職給付引当金取崩額計 (D) 期末前払年金費用 (E) 期末退職給付引当金残高 (A−B+C−D+E) (単位:千円) 平成25年度 D I S C LO S U R E 2015 58 6 資料編 経営指標・営業の状況(預金) (貸出金) 役職員の報酬体系 1.対象役員 当金庫における報酬体系の開示対象となる 「対象役員」 は、常勤理事及び常勤監事をいいます。 対象役員に対する報酬等は、職務執行の対価として支払う 「基本報酬」 及び 「賞与」 、在任期間中の職務執行及び特別功労の対価として退任時に支 払う 「退職慰労金」 で構成されております。 (1) 報酬体系の概要 【基本報酬及び賞与】 非常勤を含む全役員の基本報酬及び賞与につきましては、総代会において、理事全員及び監事全員それぞれの支払総額の最高限度額を決定 しております。そのうえで、各理事の基本報酬額につきましては役位や在任年数等を、各理事の賞与額については前年度の業績等をそれぞれ勘 案し、 当金庫の理事会において決定しております。また、各監事の基本報酬額及び賞与額につきましては、監事の協議により決定しております。 【退職慰労金】 退職慰労金につきましては、在任期間中に毎期引当金を計上し、退任時に総代会で承認を得た後、支払っております。なお、当金庫では、全役 員に適用される退職慰労金の支払いに関しての規程を定めております。 (2) 平成26年度における対象役員に対する報酬等の支払総額 支払総額 389 対象役員に対する報酬等 (単位:百万円) (注) 1. 対象役員に該当する理事は16名、監事は2名です(期中に退任した者を含む) 。 2. 上記の内訳は、 「基本報酬」 241百万円、 「賞与」 51百万円、 「退職慰労金」 96百万円となっております。 な 「賞与」 は当年度中に支払った賞与のうち当年度に帰属する部分の金額 (過年度に繰り入れた引当金分を除く) と当年度に繰り入れた役員賞与引当金 お、 の合計額です。 「退職慰労金」 は、当年度中に支払った退職慰労金 (過年度に繰り入れた引当金分を除く) と当年度に繰り入れた役員退職慰労引当金の合計 額です。 3. 使用人兼務役員の使用人としての報酬等を含めております。 (3) その他 「信用金庫法施行規則第132条第1項第6号等の規定に基づき、報酬等に関する事項であって、信用金庫等の業務の運営又は財産の状況に重 要な影響を与えるものとして金融庁長官が別に定めるものを定める件」 (平成24年3月29日付金融庁告示第22号) 第3条第1項第3号及び第5号 に該当する事項はありませんでした。 2. 対象職員等 当金庫における報酬体系の開示対象となる 「対象職員等」 は、当金庫の非常勤役員、当金庫の職員であって、対象役員が受ける報酬等と同等額以 上の報酬等を受ける者のうち、当金庫の業務及び財産の状況に重要な影響を与える者をいいます。なお、平成26年度において、対象職員等に該当す る者はいませんでした。 (注) 1. 対象職員等には、期中に退任・退職した者も含めております。 2. 「同等額」 は、平成26年度に対象役員に支払った報酬等の平均額としております。 3. 平成26年度において対象役員が受ける報酬等と同等額以上の報酬等を受ける者はいませんでした。 預金科目別期末残高・構成比(単位:百万円、%) 預金、譲渡性預金の平均残高・構成比(単位:百万円、%) 平成25年度 平成26年度 残高 構成比 残高 構成比 当座預金 59,022 3.6 59,937 3.6 普通預金 631,148 39.4 674,705 40.7 貯蓄預金 21,196 1.3 19,847 1.1 通知預金 9,674 0.6 9,616 0.5 定期預金 819,148 51.1 828,854 50.0 定期積金 43,903 2.7 45,648 2.7 その他の預金 16,703 1.0 16,786 1.0 合計 1,600,797 100.0 1,655,396 100.0 平成25年度 平成26年度 残高 構成比 残高 構成比 流動性預金 715,155 44.9 751,281 45.7 当座預金 51,285 3.2 53,322 3.2 普通預金 635,486 39.9 668,879 40.7 貯蓄預金 21,466 1.3 20,724 1.2 通知預金 6,918 0.4 8,355 0.5 定期性預金 854,750 53.7 870,965 52.9 定期預金 812,534 51.0 825,910 50.2 定期積金 42,215 2.6 45,055 2.7 その他の預金 10,768 0.6 10,192 0.6 譲渡性預金 9,781 0.6 10,915 0.6 合計 1,590,455 100.0 1,643,354 100.0 (注) 1. その他の預金は、別段預金、納税準備預金、外貨預金の合計です。 2. 国内業務部門と国際業務部門の区別はしていません。 (注) 1. その他の預金は、 別段預金、 納税準備預金、 外貨預金の合計です。 2. 国内業務部門と国際業務部門の区別はしていません。 定期預金の区分別期末残高(単位:百万円) 固定金利定期預金 変動金利定期預金 その他定期預金 合計 平成25年度 815,137 2,813 1,197 819,148 平成26年度 825,179 2,549 1,125 828,854 (注) 固定金利定期預金:預入時に満期日までの利率が確定する定期預金 変動金利定期預金:預入期間中の市場金利の変化に応じて金利が変動す る定期預金 59 D I S C LO S U R E 2015 預金者別預金期末残高(単位:百万円) 法人 個人 金融機関 公金 合計 平成25年度 330,939 1,258,776 10,976 105 1,600,797 平成26年度 350,801 1,293,496 11,041 57 1,655,396 財形貯蓄期末残高 貸出金科目別平均残高・構成比(単位:百万円、%) 平成25年度 平成26年度 残高 構成比 残高 構成比 割引手形 18,476 2.1 18,574 2.0 手形貸付 29,807 3.4 27,004 3.0 (うち外貨手形貸付) (1,933) (0.2) (590) (0.0) 証書貸付 809,038 93.0 828,234 93.5 当座貸越 11,803 1.3 11,643 1.3 合計 869,126 100.0 885,455 100.0 平成25年度 平成26年度 残高 構成比 残高 構成比 割引手形 16,735 1.9 17,489 2.0 手形貸付 28,186 3.2 27,274 3.1 (うち外貨手形貸付) (1,923) (0.2) (1,310) (0.1) 証書貸付 796,215 92.3 806,783 92.4 当座貸越 20,864 2.4 21,492 2.4 合計 862,001 100.0 873,041 100.0 (注) 国内業務部門と国際業務部門の区別はしていません。 (注) 国内業務部門と国際業務部門の区別はしていません。 平成26年度 残高 構成比 434,799 49.1 450,655 50.8 885,455 100.0 貸出金の固定金利・変動金利別期末残高(単位:百万円、%) 変動金利 固定金利 合計 平成25年度 残高 構成比 457,162 52.6 411,963 47.3 869,126 100.0 平成26年度 残高 構成比 471,388 53.2 414,066 46.7 885,455 100.0 貸出金の業種別期末残高・構成比 構成比 10.9 0.0 0.0 0.0 14.8 0.0 0.5 2.9 5.3 4.8 1.2 23.4 0.8 0.1 1.2 1.2 1.5 0.5 1.7 6.9 78.6 0.7 20.5 100.0 貸出金・債務保証見返の担保別内訳 平成26年度 残高 91,848 75 182 636 129,840 285 4,749 24,597 48,504 43,417 10,511 208,229 7,706 1,314 10,311 10,927 12,866 4,699 16,669 59,184 686,559 12,955 185,940 885,455 構成比 10.3 0.0 0.0 0.0 14.6 0.0 0.5 2.7 5.4 4.9 1.1 23.5 0.8 0.1 1.1 1.2 1.4 0.5 1.8 6.6 77.5 1.4 20.9 100.0 (単位:百万円) 資料編 当金庫預金積金 有価証券 不動産 その他 小計 信用保証協会・信用保険 保証 信用 合計 平成25年度 貸出金 債務保証見返 13,551 163 29 − 480,565 781 1,919 − 496,066 945 265,078 − 16,155 0 91,825 452 869,126 1,398 貸出先数 2,584 9 8 1 5,129 23 216 621 1,238 1,889 51 2,033 90 102 30 811 90 102 410 2,820 18,257 8 22,250 40,515 安心できる金融機関であるために 平成25年度 残高 95,188 91 185 260 129,234 318 4,958 25,349 46,714 42,034 10,629 203,790 7,533 1,543 10,441 11,220 13,286 4,575 15,465 60,804 683,626 6,507 178,991 869,126 (単位:先、百万円、%) コーポレートデータ 製造業 農業、 林業 漁業 鉱業、 採石業、 砂利採取業 建設業 電気・ガス・熱供給・水道業 情報通信業 運輸業、 郵便業 卸売業 小売業 金融業、 保険業 不動産業 物品賃貸業 学術研究、 専門・技術サービス業 宿泊業 飲食業 生活関連サービス業、娯楽業 教育、 学習支援業 医療・福祉 その他のサービス 小計 地方公共団体 個人 (住宅・消費・納税資金等) 合計 貸出先数 2,673 10 9 1 5,059 21 220 634 1,210 1,892 53 1,985 90 114 31 775 93 100 379 2,786 18,135 7 23,128 41,270 ︽よこしん︾の経営管理 貸出金の使途別期末残高・構成比(単位:百万円、%) 設備資金 運転資金 合計 ︽よこしん︾ と地域社会 貸出金科目別期末残高・構成比(単位:百万円、%) 平成25年度 残高 構成比 413,705 47.6 455,420 52.3 869,126 100.0 事業の概況 平成26年度 2,476 平成25年度 2,512 財形貯蓄残高 (単位:百万円) 平成26年度 貸出金 債務保証見返 12,988 130 42 − 500,736 510 837 − 514,605 641 252,003 − 15,616 0 103,229 685 885,455 1,327 D I S C LO S U R E 2015 60 6 資料編 営業の状況(貸出金) (有価証券) 貸出金の会員・会員外別期末残高(単位:百万円) 平成25年度 835,467 33,658 869,126 会員 会員外 合計 預貸率 平成26年度 846,221 39,233 885,455 貸出金 (A) 預金 (B) 預貸率 期末値 (A/B) 期中平均値 (単位:百万円) 平成25年度 869,126 1,600,797 54.29% 54.19% 平成26年度 885,455 1,655,396 53.48% 53.12% (注) 1. 預金には定期積金及び譲渡性預金を含んでいます。 2. 国内業務部門と国際業務部門の区別はしていません。 住宅ローン・消費者ローン期末残高(単位:百万円) 平成25年度 161,769 173 1,928 180 2,169 380 980 167,583 住宅ローン 個人ローン マイカーローン クイック1 (ワン) カードローン 教育ローン リフォームローン 合計 代理貸付期末残高 平成26年度 170,292 157 1,765 192 1,944 385 1,016 175,755 商品有価証券の種類別平均残高(単位:百万円) 平成25年度 平成26年度 期末残高 平均残高 期末残高 平均残高 国債 92,419 85,482 93,302 89,990 地方債 64,766 70,957 57,528 60,228 社債 373,740 372,411 392,703 384,985 株式 5,761 3,704 8,674 4,264 外国債券 64,387 65,140 61,821 60,908 うち円貨建 49,822 50,917 45,269 46,304 うち外貨建 14,564 14,222 16,552 14,604 その他の証券 2,593 1,258 7,328 4,590 うち投資信託 1,692 613 6,188 3,941 うち優先出資証券 882 626 1,108 627 うち投資事業組合 18 18 31 22 合計 603,669 598,954 621,359 604,968 平成25年度 47 357 404 商品国債 商品地方債 合計 預証率 有価証券 (A) 預金 (B) 預証率 期末値 (A/B) 期中平均値 国債 地方債 社債 株式 外国債券 うち円貨建 うち外貨建 その他の証券 うち投資信託 うち優先出資証券 うち投資事業組合 合計 15,198 20,588 52,927 18,024 17,758 28,414 64,539 185,044 117,032 − − − 13,594 45,957 4,834 11,938 33,049 4,834 1,656 12,908 − 1 0 16 − − − − − − 1 0 16 111,357 269,350 203,225 3,705 569 7,123 − − − − − − − − 11,398 平成26年度 15 267 282 (単位:百万円) 平成25年度 603,669 1,600,797 37.71% 37.65% 平成26年度 621,359 1,655,396 37.53% 36.81% (注) 1. 預金には定期積金及び譲渡性預金を含んでいます。 2. 国内業務部門と国際業務部門の区別はしていません。 保有有価証券の残存期間別残高 平成25年度 1年以内 1年超5年以内 5年超10年以内 10年超 平成26年度 7 13,003 582 673 347 − 14,614 平成25年度 9 14,575 847 758 376 − 16,566 日本政策金融公庫 住宅金融支援機構 信金中央金庫 福祉医療機構 中小企業基盤整備機構 環境再生保全機構 合計 有価証券の種類別残高(単位:百万円) (単位:百万円) 期間の定めの ないもの 合計 − 92,419 − 64,766 − 373,740 5,761 5,761 − 64,387 − 49,822 − 14,564 2,574 2,593 1,692 1,692 882 882 − 18 8,336 603,669 (単位:百万円) 平成26年度 1年以内 1年超5年以内 5年超10年以内 10年超 9,841 13,611 63,583 5,625 20,530 29,404 54,229 200,996 129,239 − − − 23,623 33,424 4,774 17,543 22,951 4,774 6,079 10,472 − − 31 1,566 − − 1,566 − − − − 31 − 93,319 268,594 228,567 6,266 1,968 8,237 − − − − − − − − 16,472 期間の定めの ないもの 合計 − 93,302 − 57,528 − 392,703 8,674 8,674 − 61,821 − 45,269 − 16,552 5,731 7,328 4,622 6,188 1,108 1,108 − 31 14,405 621,359 有価証券の時価情報 *貸借対照表の 「有価証券」 のほか、 「商品有価証券」 「 、買入金銭債権」 を含めて記載しております。 1.売買目的有価証券 売買目的有価証券 平成25年度 貸借対照表計上額 当期の損益に含まれた評価差額 284 △0 (注)貸借対照表計上額は、期末日における市場価格等に基づいています。 61 D I S C LO S U R E 2015 (単位:百万円) 平成26年度 貸借対照表計上額 当期の損益に含まれた評価差額 205 △0 2.満期保有目的の債券 時価が貸借 対照表計上 額を超える もの 合計 貸借対照表計上額 5,048 462,933 88,640 52,263 322,029 57,304 42,290 12,818 1,313 882 525,286 162 12,256 − 1,473 10,783 9,657 7,532 1,746 378 − 22,076 547,363 平成25年度 取得原価 3,234 456,541 87,320 51,615 317,605 56,235 41,908 12,550 1,151 625 516,011 171 12,281 − 1,476 10,804 9,728 7,600 1,746 381 − 22,180 538,192 差額 33 331 651 0 − − 0 1,016 − − − − − − − − 1,016 (注) 1. 時価は、 期末日における市場価格等に基づいています。 2. 時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券は本表には含めておりません。 貸借対照表計上額 2,222 7,275 29,625 1,800 − − 1,800 40,923 − 797 2,917 − − − − 3,714 44,638 貸借対照表計上額 8,077 473,752 89,093 47,778 336,881 62,540 38,691 16,552 6,188 1,108 544,371 14 26,943 1,985 1,677 23,279 6,578 6,578 − − − 33,535 577,907 平成26年度 取得原価 4,029 465,234 86,917 46,805 331,512 61,009 38,409 16,369 5,604 625 530,273 14 27,008 1,986 1,695 23,326 6,603 6,603 − − − 33,627 563,900 3.その他有価証券 株式 債券 国債 地方債 社債 その他 外国債券 (円貨建) 外国債券 (外貨建) 投資信託 優先出資証券 小計 株式 債券 国債 地方債 社債 その他 外国債券 (円貨建) 外国債券 (外貨建) 投資信託 優先出資証券 小計 差額 1,814 6,392 1,319 647 4,424 1,069 381 268 162 256 9,275 △9 △ 24 − △3 △ 20 △ 70 △ 67 △0 △2 − △ 104 9,171 差額 4,048 8,518 2,175 973 5,369 1,531 281 182 584 483 14,098 △0 △ 65 △0 △ 18 △ 46 △ 25 △ 25 − − − △ 91 14,007 安心できる金融機関であるために 合計 7 232 500 0 − − 0 741 − △5 △7 − − − − △ 12 728 コーポレートデータ 貸借対照表 計上額が取 得原価を超 えないもの 差額 (単位:百万円) 種類 貸借対照表 計上額が取 得原価を超 えるもの (単位:百万円) ︽よこしん︾の経営管理 貸借対照表計上額 3,779 11,030 40,927 1,000 − − 1,000 56,736 − − − − − − − − 56,736 平成26年度 時価 2,230 7,507 30,125 1,800 − − 1,800 41,664 − 792 2,909 − − − − 3,701 45,366 ︽よこしん︾ と地域社会 時価が貸借 対照表計上 額を超えな いもの 国債 地方債 社債 その他 外国債券 (円貨建) 外国債券 (外貨建) その他 小計 国債 地方債 社債 その他 外国債券 (円貨建) 外国債券 (外貨建) その他 小計 平成25年度 時価 3,812 11,361 41,578 1,000 − − 1,000 57,752 − − − − − − − − 57,752 事業の概況 種類 (注) 1. 貸借対照表計上額は、上場株式、上場投資信託及び上場優先出資証券については期末日前1カ月の市場価格の平均に基づいて算定された額により、 また、それ 以外については、期末日における市場価格等に基づく時価により、 それぞれ計上したものであります。 2. 時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券は本表には含めておりません。 4.時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券 (単位:百万円) 平成26年度 貸借対照表計上額 43 43 59 554 0 523 31 資料編 満期保有目的の債券 買入金銭債権 子会社・子法人等株式 その他有価証券 非上場社債(私募債) 非上場株式 その他の証券(投資事業組合) 平成25年度 貸借対照表計上額 50 50 59 510 0 491 18 D I S C LO S U R E 2015 62 6 資料編 営業の状況(為替・先物・時価情報) 外国為替取扱高 平成26年度 179,917 181,804 205,417 567,138 平成25年度 152,857 202,428 212,760 568,045 輸出為替 輸入為替 貿易外為替 合計 外貨建資産期末残高 (単位:千米ドル) (単位:千米ドル) 平成25年度 414 13,246 12,953 138,501 174 641 18,782 0 184,712 外国通貨 外国他店預け 外貨預け金 外国債券 買入外国為替 取立外国為替 外貨手形貸付 その他資産 合計 平成26年度 429 10,022 8,984 137,744 963 1,333 4,915 20 164,413 (注)その他資産には経過利息を含みます。 内国為替取扱件数・金額 送金・振込 代金取立て 合計 (単位:千件、百万円) 平成26年度 件数 金額 3,869 1,948,673 4,236 2,286,895 19 28,378 18 30,415 8,144 4,294,361 平成25年度 件数 金額 3,898 1,912,760 4,182 2,250,144 21 27,285 17 25,818 8,118 4,216,007 仕向為替 被仕向為替 仕向為替 被仕向為替 金銭の信託 1.運用目的の金銭の信託 運用目的の金銭の信託 (単位:百万円) 平成25年度 貸借対照表計上額 当期の損益に含まれた評価差額 8,219 19 平成26年度 貸借対照表計上額 当期の損益に含まれた評価差額 8,184 △ 15 (注)貸借対照表計上額は、期末日における市場価格等に基づいています。 2.満期保有目的の金銭の信託 該当ありません。 3.その他の金銭の信託 該当ありません。 円・円金利スワップ取引 受取変動・支払固定 (うち金利スワップ特例処理 及び繰延ヘッジ扱い分) 想定元本 4,000 時価 △ 16 − − (単位:百万円) 平成25年度 評価損益 うち評価益 うち評価損 想定元本 △ 16 0 16 5,000 − − − − 時価 △ 117 − 平成26年度 評価損益 うち評価益 うち評価損 △ 117 − 117 − (注)1. 金利スワップ取引には、 オンバランス取引のヘッジ目的の取引が含まれています。 2. 金利スワップ特例処理及び繰延ヘッジ扱い分を除いた評価損益は、 当期の損益に計上しています。 先物外国為替取引 買為替 円貨額 引直し額 引直し損益 売為替 円貨額 引直し額 引直し損益 63 D I S C LO S U R E 2015 平成25年度 2,944 3,045 100 3,026 3,121 △ 94 (単位:百万円) 平成26年度 1,572 1,687 114 1,781 1,884 △ 102 オプション取引 該当する取引はありません。 金融先物取引 該当する取引はありません。 − − 7 開示項目一覧 信用金庫法第89条(銀行法第21条準用)に基づく開示項目 単体情報(信用金庫法施行規則第132条) 1. 金庫の概況及び組織に関する次に掲げる事項 ③貸出金等に関する指標 (1) 事業の組織………………………………………………………… 23 ア.手形貸付、証書貸付、当座貸越及び (2) 理事及び監事の氏名及び役職名… ……………………………… 23 割引手形の平均残高… …………………………………… 60 (3) 事務所の名称及び所在地………………………………………… 30 イ.固定金利及び変動金利の区分ごとの貸出金の残高… … 60 2. 金庫の主要な事業の内容… ………………………………………… 27 ウ.担保の種類別の貸出金残高及び債務保証見返額… …… 60 3. 金庫の主要な事業に関する事項 エ.使途別の貸出金残高… …………………………………… 60 (1) 直近の事業年度における事業の概況… …………………………… 5 オ.業種別の貸出金残高及び貸出金の総額に占める割合… 60 (2) 直近の5事業年度における主要な事業の状況 カ.預貸率の期末値及び期中平均値… ……………………… 61 ①経常収益………………………………………………………… 57 ④有価証券に関する指標 ②経常利益………………………………………………………… 57 ア.商品有価証券の種類別の平均残高… …………………… 61 ③当期純利益……………………………………………………… 57 イ.有価証券の種類別の残存期間別の残高… ……………… 61 ④出資総額及び出資総口数……………………………………… 57 ウ.有価証券の種類別の平均残高… ………………………… 61 ⑤純資産額………………………………………………………… 57 エ.預証率の期末値及び期中平均値… ……………………… 61 ⑥総資産額………………………………………………………… 57 4. 金庫の事業の運営に関する事項 ⑦預金積金残高…………………………………………………… 57 (1) リスク管理の体制… ……………………………………………… 36 ⑧貸出金残高……………………………………………………… 57 (2) 法令遵守の体制…………………………………………………… 19 ⑨有価証券残高…………………………………………………… 57 (3) 金融ADR制度への対応…………………………………………… 22 ⑩単体自己資本比率……………………………………………… 57 5. 金庫の直近の2事業年度における財産の状況 ⑪出資に対する配当金… ………………………………………… 57 (1) 貸借対照表、損益計算書及び剰余金処分計算書… ……… 44~49 ⑫職員数…………………………………………………………… 57 (2) 貸出金のうち次に掲げるものの額及びその合計額 (3) 直近の2事業年度における事業の状況 ①破綻先債権に該当する貸出金… ………………………………… 7 ①主要な業務の状況を示す指標 ②延滞債権に該当する貸出金… …………………………………… 7 ア.業務粗利益及び業務粗利益率… ………………………… 57 ③3ヵ月以上延滞債権に該当する貸出金…………………………… 7 イ.資金運用収支、役務取引等収支、 ④貸出条件緩和債権に該当する貸出金… ………………………… 7 及びその他業務収支… …………………………………… 57 (3) 自己資本の充実の状況について金融庁長官が ウ.資金運用勘定並びに資金調達勘定の平均残高、利息、 別に定める事項… …………………………………………… 33・35 利回り及び資金利鞘… …………………………………… 57 (4) 次に掲げるものに関する取得価額又は契約価額、 エ.受取利息及び支払利息の増減… ………………………… 58 時価及び評価損益 オ.総資産経常利益率… ……………………………………… 58 ①有価証券…………………………………………………… 61~62 カ.総資産当期純利益率… …………………………………… 58 ②金銭の信託……………………………………………………… 63 ②預金に関する指標 ③デリバティブ取引 ア.流動性預金、定期性預金、譲渡性預金、 (規則第102条第1項第5号に掲げる取引) …………………… 63 その他の預金の平均残高… ……………………………… 59 (5) 貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額……………………… 57 イ.固定金利定期預金、変動金利定期預金、 (6) 貸出金償却の額…………………………………………………… 58 及びその他の区分ごとの定期預金の残高… …………… 59 (7) 会計監査人の監査を受けている旨… …………………………… 49 連結情報(信用金庫法施行規則第133条) 1. 金庫及びその子会社等の概況に関する事項 ③当期純利益……………………………………………………… 55 (1) 金庫及びその子会社等の主要な事業の内容及び ④純資産額………………………………………………………… 55 組織の構成………………………………………………………… 56 ⑤総資産額………………………………………………………… 55 (2) 金庫の子会社等に関する事項 ⑥連結自己資本比率……………………………………………… 55 ①名称……………………………………………………………… 56 3. 金庫及びその子会社等の直近の2連結会計年度における ②主たる営業所又は事務所の所在地… ………………………… 56 財産の状況に関する事項 ③資本金又は出資金……………………………………………… 56 (1) 連結貸借対照表、連結損益計算書及び ④事業の内容……………………………………………………… 56 連結剰余金計算書…………………………………………… 50~55 ⑤設立年月日……………………………………………………… 56 (2) 貸出金のうち次に掲げるものの額及びその合計額 ⑥金庫が保有する子会社等の議決権の総株主又は ①破綻先債権に該当する貸出金… ……………………………… 55 総出資者の議決権に占める割合… …………………………… 56 ②延滞債権に該当する貸出金… ………………………………… 55 ⑦金庫の一の子会社等以外の子会社等が保有する ③3ヵ月以上延滞債権に該当する貸出金………………………… 55 当該一の子会社等の議決権の総株主又は総出資 ④貸出条件緩和債権に該当する貸出金… ……………………… 55 者の議決権に占める割合… …………………………………… 56 (3) 自己資本の充実の状況について金融庁長官が 2. 金庫及びその子会社等の主要な事業に関する事項 別に定める事項… ………………………………………… (1) 直近の事業年度における事業の概況… ………………………… 56 (4) 金庫及びその子法人等が2以上の異なる種類の事業を営んで (2) 直近の5連結会計年度における主要な事業の状況を示す指標 いる場合の事業の種類ごとの区分に従い、当該区分に属する ①経常収益………………………………………………………… 55 経常収益の額、経常利益の額及び資産の額として算出した ②経常利益………………………………………………………… 55 もの (事業の種類別セグメント情報)… ………………………… 55 34~35 *金融機能の再生のための緊急措置に関する法律 (金融再生法) に基づく開示 (資産の査定の公表) … ……………………………………………… 7~8 D I S C LO S U R E 2015 64 《よこしん》は、平成28年1月より 新システムによるサービスをスタートします。 新システムへの移行に際しまして、 お客さまにはオンラインサービスの休止などご不便・お手数を おかけいたしますが、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。 システム移行全般に関するお問い合わせ お問い合わせ先 (インターネットバンキングの操作に関するお問い合わせ先は、ホームページでご確認ください) い こ う よ こ しん 0120-150-454 受付時間 当金庫窓口営業日の9:00〜17:00 ※平成27年12月31日 (木) 〜平成28年1月3日 (日) のシステム移行準備期間中は、 9:00〜17:00までお問い合わせいただけます。 《よこしん》オンラインサービス一時休止のお知らせ 当金庫は、新システム移行に伴い、以下のスケジュールで全てのオンラインサービスを一時休止いたします。休 止期間中は、当金庫および提携金融機関・コンビニエンスストア等、全てのATMにおいて当金庫キャッシュカー ド・通帳がご利用いただけません。お客さまには大変ご不便をおかけし誠に申し訳ございませんが、現金のお預 入れ・お引出し、 お振込み、通帳のご記帳などお早めにご準備いただきますようお願いいたします。 休止予定スケジュール 平成27年 12/ 12/ 30 31 (水) (木) △ × 17時まで (注1) 休止する主なサービス 平成28年 1/ 1 (金) × 1/ 2 (土) × 1/ 3 (日) × 終日ご利用いただけません 1/ 4 (月) ○ 通常通り (注2) ①当金庫のATMを利用する全てのサービス ②提 携する金融機関やコンビニエンスストア のATM、駅 (JR) のATM (ビューアルッテ) に よる当金庫カードのご利用 ③デビットカードサービスのご利用 ④インターネットバンキング・投信インターネッ トサービス・FB・HBのご利用 インターネットバンキング・FB・HBでは、平成27 年12月30日(水)以前に平成28年1月4日(月) 以降を指定日とするお振込み(振替)はお取扱い できませんのでご注意ください。 (注1) 当金庫ATM等での振込操作は平成27年12月30日 (水) 15時以降はご利用いただけません。 ※上 記に記載している以外に、ご利用を制限させていた だく取引がございます。詳しい内容は、店頭でお配りし (注2) 利用開始時間はサービス内容等によって異なりますので、詳しくはホームページでご確認ください。 ている 「商品・サービス等の変更に関するご案内」 また 《よこしん》ホームページ http://www.yokoshin.co.jp はホームページでご確認ください。 2015 年 2015 ディ 年 スク ディ ロージャー スクロージャー 平成 27 平成 年 7 月制作 27 年 7 月制作 横浜信用金庫 横浜信用金庫 〒231-8466 〒231-8466 横浜市中区尾上町 横浜市中区尾上町 2 丁目 16 2 番地 丁目 1 16 番地 1 TEL.045-651-1451(代表) TEL.045-651-1451(代表) 《よこしん》ホームページ 《よこしん》ホームページ http://www.yokoshin.co.jp http://www.yokoshin.co.jp 2 0 1 5 年 横浜信用金庫ディスクロージャー への移行を予定しております。 年 横浜信用金庫ディスクロージャー 当金庫では、今後もお客さまに安心してお取り引きいただけるよう平成28年1月より新システム 2 0 1 5 2015 2015
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