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第28 回日本手術看護学会年次大会
ランチョンセミナー6
手術室における
褥瘡対策の視点から考える
司会
演題1
演者
演題 2
演者
白坂 幸子
先生
宮崎大学医学部附属病院 手術部 看護師長
クッション材に求められる機能と最適選定
太田 胆斗
先生
株式会社イノアックリビング 常務取締役
マットレスのかたさ / やわらかさ −反発と弾性−
髙橋 誠
先生
北海道大学大学院情報科学研究科
生命人間情報科学専攻
バイオエンジニアリング講座 特任准教授
日時
会場
10 月11日(土)12:20 -13:20
平成 26 年
福岡国際会議場 RoomB(国際会議室 501 5F)
〒812-0032 福岡市博多区石城町 2-1
共催 第28 回日本手術看護学会年次大会/日本メディカルプロダクツ株式会社
セミナー要旨
クッション材に求められる機能と最適選定
株式会社イノアックリビング 常務取締役 太田 胆斗 先生
褥瘡予防クッション材の代表素材として機能性ポリウレタンフォームを詳しく説明します。
日常生活の中のあらゆるシーンで見かけるポリウレタンフォーム、
その基本構造を理解し、多くの現場で採用されている機能性クッション材=ポリウレタンフォーム
ならではの特性・特長を理解することは、
製品効果を最大限に発揮させるだけでなく、
作業の標準化や効率化に大きく寄与します。
また、
クッション特性を表現する時によく使われる
「弾性」
や
「反発性」
といった概念についてその意味する特性とメカニズムを深く理解することで異なるクッション
材の違いを単なる感触の違いとしてではなく明確な機能や特性として捕えることができ、
最適なクッション材の選定が実現できるのです。
マットレスのかたさ / やわらかさ −反発と弾性−
北海道大学大学院情報科学研究科 生命人間情報科学専攻 バイオエンジニアリング講座 特任准教授 髙橋 誠 先生
これまでマットレス材料としては、
それぞれの目的に応じたものが開発されてきた。
とくにここ20年ほどで宇宙開発にともなう製品材料である低反発材料、低反発ポ
リマフォームが多くの手術室で使用されるようになった。
しかし、
どのような材料によって皮膚表面を支えるのが最適であるか、
ということについてはこれまで明らかに
なっていなかった。高反発と低反発という材料についての考え方があるが、最近、一部の識者の間で混乱が見られる。
本来、
クッション材というものはバネのような働き(弾性)が主機能として考えられてきた。
この弾性というものは、
おもに押すとへこみ、押す力を緩めるとすみやかに戻
るという特性で、金属バネのようなものをイメージしていただければそれに適していると思われる。対して、低反発材料というものは押すときにも力が加わり、
すばやく押
すときにはさらに力が必要である。
また、押す力を除くとすぐにはもとの形に戻らず、
しばらく時間が経ってから戻る。
この低反発材料というものは、物理的には弾性体と
粘弾性体を組み合わせたものとして考えられる。
さらに重要なことは、一般にポリマフォーム材というものは温度によってその特性が異なり、高温になるほど高反発の材料に近づく。
すなわち、温度が高くなると小さ
な力で押し込むことが可能であり、
力を除くと低反発材でもすみやかにもとの形に戻るようになる。手術材においてはどのようなものが望ましいかということについて、簡
単な実験計測を通して考えていきたい。
ランチョンセミナーチケット
【事前配布】先着 125 枚
当社事務局にてお申し込み受付後、セミナー参加券(お弁当引換券)として参加番号を記入し、FAX 返信いたします。
【当日配布】先着 293 枚
10月11日(土)8:00 より福岡国際会議場 2 階 多目的ホール(201・202)セミナー整理券配布所にて、セミナー整理券(お弁当引換券)を配布いたしま
す。数に限りがございますので、お早めにお申し込み下さい。
日本手術看護学会ホームページ
http://www.jona.gr.jp
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セミナー参加券事前配布申込書 兼 セミナー参加券(お弁当引換券)
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