To w a r d New Growth 新たな成長へ 2 0 13 A N N UAL R E P ORT 一般社団法人 日本眼科医療機器協会 期待高まる法人としての第一歩 2012年12月、日本眼科医療機器協会は、 「 一般社団法人」となり、 新たな一歩を踏み出しました。 より公共性を求められる団体として、眼科医療の明日を見つめ、 業界発展のためにさらなる努力を続けていきます。 目 次 ごあいさつ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・ 2 理念・活動方針・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 沿革・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4 法人発足にあたっての期待の言葉・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・5 特集「WOC2014 TOKYOの魅力に迫る!」 ・・・・・・ 7 2012年トピックス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11 眼科医療機器生産販売データ・・・・・・・・・・・・・・・・ 17 財務報告・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 19 2013年活動方針・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 20 役員紹介・協会活動組織構成図・・・・・・・・・・・・・・・ 21 会員紹介・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22 1 ごあいさつ 法人化をステップに今後の飛躍を目指して。 2012年4月1日、当協会は日本眼内レンズ協会を 世界の人々の健康に役立つ医療産業として成長さ 合併吸収し、協会内に眼内レンズ部会を発足させて せなければなりません。そのためには、国家レベル 事業を継承しました。これにより当協会の管掌する の支援強化が不可欠と考えます。 白内障手術分野での機器は術前術後の検査、手術 さて、4年目にさしかかった「日本眼科啓発会議」 そして移植する眼内レンズと白内障に関連する医療 の活動は眼科医の減少対策としてリクルートキャン 機器の全てを網羅することになりました。 プを開始しました。将来の眼科学・眼科医療の発展 白内障手術は老齢化の進行により、日本での年 のため、また増え続ける眼科医療ニーズに応えるた 間手術件数は120万眼を突破してなお増加傾向に めにも眼科医の減少に歯止めをかけるべく、公益財 あります。高齢者のQuality of Visionの向上のた 団法人日本眼科学会、公益社団法人日本眼科医会 めに、より有効で安心・安全な白内障関連機器の供 に積極的に協力して、この活動を支援・継続してま 給を我々の果たすべき役割と責任と自覚して取組ん いる所存です。 でまいらねばなりません。 いよいよWOC2014 TOKYOの開催が来年に また当協会の管掌する範囲の拡大に伴い、上部 迫ってまいりました。世界から眼科医、眼科医療関係 団体の日本医療機器産業連合会(医機連)の常任理 者が参加・交流して相互の理解を深める絶好の機 事に選任され医療機器産業の業界活動にも積極的 会であります。 に関わることが求められるようになりました。 当協会は期間中の機器展示会の運営を委託され 当協会ではこの数年をかけて一般社団法人化の ており、成功に向け万全を期して準備に当たらねば 準備を進めてまいりましたが、昨年12月10日に設立 なりません。 登記を終えました。準備委員、事務局はもとより外 本アニュアルリポートも第3号となりました。日頃 部のご指導ご協力を頂きました皆様方に衷心より の当協会の事業活動を協会の内外の皆様方に広く 感謝を申し上げます。今後も更に社会性のある団体 ご理解いただくとともに、皆様のご意見を頂戴しつ としての役割を果たし、より優れた眼科医療機器の つ活動の記録として積み重ねて将来の発展に役立 供給を通じて社会貢献をしてまいらねばと決意を てていければと思います。 新たにしております。 昨年、我々医療関係者に大きな喜びと希望を与え てくれた出来事として、京都大学 山中教授による iPS細胞の研究でのノーベル生理医学賞の受賞があ りました。 総選挙で政権は交代しましたが、政府方針として 定められた「医療イノベーション5ヶ年計画」を国家 一般社団法人 日本眼科医療機器協会 会長 戦略として、医療分野の進歩のため、基礎研究はも とより臨床研究開発を推進し、国内のみならず広く 2 より優れた眼科医療機 器を提供し、 国民の目の健康に貢献。 理 念 眼科医療の進歩と健全な発展のため、より優れた眼科医療機器を提供し、 国民の目の健康とQOL(Quality of Life)の向上を図り、社会に貢献する。 公益財団法人日本眼科学会、公益社団 法 人 日本眼科医会などの眼科関連団 体、および眼科医療従事者と連携して 眼科医療の重要性を啓発し、国民の目 の健康を促進する。 科医療機器の研究、開発、製造を推進し、 療従事者に先進的で優れた眼科用医療 いち早く医療現場にお届けできるよう努 機器を提供し、国民の目の健康とQOLの 力する。 向上に貢献する。 係する業界団体と協働して、医療機器に 人日本眼科医会と連携して先進医療への 取り組みを行政に働きかけ、革新的な眼 眼科医療の進歩と健全な発展のため、医 日本医療機器産業連合会、行政および関 公益財団法人日本眼科学会、公益社団法 活動方針 眼科関連学会開催時の併設器械展示会 において、眼科医療従事者に医療機器の 関する法令、基準などを遵守し、医療機 適正使用、および安全使用に関する医療 器の有効性、安全性の向上、品質の確保・ 機器情報を提供する。 向上を図る。 企業倫理に基づく業界の公正な競争秩序 を確保することを目的とする医療機器業公 正競争規約などの遵守、 周知徹底を図る。 1877 数字でみる眼医器協 日本初の眼科医療機器の展示会は、 1877 年 (明治10年) 。 西南戦争も起きたこの年 は、 日本近代化への黎明期。 眼科医療発展 のきざしを見せ始めた年だった。 3 沿革 明治初期より連綿と続く眼科医療機器向上の取り組み ■黎明期 1877年(明治10年) 第1回内国勧業博覧会(東京・上野公園)にて、眼科医療用具を展示 1912年(大正元年) 東京眼科医会の会員有志による東京眼科集談会の設立 1948年 (昭和23年)5月 第52回日眼総集会開催。春は日本眼科学会総会、秋は関東眼科集談会での展示に。 1963年(昭和38年) 第17回日本臨床眼科学会開催時に、展示会名を「日本眼科展示会」に改称 ■草創期 1978年(昭和53年)5月 第23回国際眼科学会が京都にて開催される。 「日本眼科医療機器協会」を創立。 ■成長期 I期:近代化 1986年(昭和61年) 12月 「日本眼科医療機器総覧」の創刊 ■成長期 II期:組織発展 1994年(平成6年) 4月 日本医療機器関係団体協議会(日医機協、現:医機連)に加盟 1994年(平成6年) 11月 「眼医器協ニュース」を創刊 1997年(平成9年) 8月 協会ホームページを開設 1998年(平成10年)11月 医療用具業公正取引協議会に加盟 2000年(平成12年) 2000年(平成12年)7月 協会主催の学会併設器械展示を4大眼科学会に絞る 「日本眼科医療機器総覧」のCD-ROM発行 ■成長期 III期:改正薬事法への挑戦 2002年(平成14年)2月 協会ホームページに「眼科機器総覧」を開設 2003年(平成15年)8月 日医光とともに、認証基準・JIS規格原案作成合同説明会開催 2004年(平成16年)4月 第1回眼科機器基準委員会開催。JoiaNet開設 2005年 (平成17年)4月 改正薬事法施行。厚生労働省より、基準作成の感謝状受理 ■成長期IV期:活動領域の拡大 2006年(平成18年)7月 眼科4団体第2回合同薬事説明会開催 2008年(平成20年)9月 協会創立30周年記念式典挙行。12月、創立30周年記念誌発行 2011年(平成23年) 8月 アニュアルレポート発行。以降毎年発行 ■成長期 V期:法人化 2012年(平成24年) 12月 一般社団法人 日本眼科医療機器協会設立 1978 5月 日本眼科医療機器協会設立 1978年(昭和53年)5月14∼20日、第23回国際眼科学会が国立京都国際会館で開かれた。併設器械 展示会には、世界11ヵ国の出展があり、国内と国外はほぼ同数で、展示総面積は過去最大規模となっ た。この活況に満ちた器械展示会を機に協会名を国際的に適用する名称にしてはどうかとの意見が出 され、日本名を「日本眼科医療機器協会」、英文名を「JAPAN OPHTHAL MIC INSTRUMENTS ASSOCIATION」と命名。国際眼科学会開催は、大きな歴史的転換点となったのであった。 国立京都国際会館 4 法人発足にあたっての期待の言葉 より公共性が求められる組 織としてさらに前 ともに国民や社会に公益性のある活動を 一般社団法人日本眼科医療機器協会の設立を心よりお慶び申し上げます。 貴協会は学会併設器械展示をはじめとして、永く眼科医療の発展に貢献された団体として当学会を 代表して御礼を申し上げます。 眼科医療の進歩には医療機器等の果たす役割は不可欠であり、今般の法人化を機に貴協会会員の 皆様が医療機器の更なる進歩と安全性確保に努めて頂く事を心よりお願い申し上げます。また、日本 眼科啓発会議には発足当初よりご協力を頂き、昨年より眼科志望者の増加を目的とした眼科サマー キャンプが実施されましたが、 今後とも継続的なご協力をよろしくお願い致します。 貴協会は行政との折衝や日本医療機器産業連合会における常任理事団体として薬事関連をはじめ とする様々な委員会活動、並びに医療機器業公正取引協議会における医療機器の健全な流通の為の 周知活動と目覚ましい業界活動をしておられます。 当学会も平成25年2月1日に公益財団法人の認定を受け、今後ますます眼科学と眼科医療の発展 に、そして何よりも国民や社会に公益性のある活動をしてまいる所存です。これからの医学・医療の発 公益財団法人 日本眼科学会 理事長 石橋 達朗 いしばし たつろう 展には、 産学一体となった活動が必要とされる時代です。 2014年に36年振りに日本で開催となります 国際眼科学会をはじめ様々な活動へのご協力を引き続きよろしくお願い申し上げます。 今後の貴協会のますますのご発展を祈念致します。 法人化による新しい未来にむかって 日本眼科医療機器協会が平成24年12月10日をもって一般社団法人になられたことに、心よりお祝 い申し上げます。 法人格を持つことの意義は大きく、 今後貴会は社会性のある団体としての歩みを求め られ、また事業においてもこれまで以上に責任のある運営を心掛ける必要がでてくると思われます。現 在のような経済状況の中、あえて法人格をもつ団体としての道を選ばれた貴会に、あらためまして心よ り敬意を表させていただきます。 貴会は 「連携・協力」 をモットーとして、 眼科医療の推進に寄与して下さっております。 特に当会や公益財団法人 日本眼科学会の事業への連携・協力には目を見張るものがあります。 日本 眼科啓発会議や眼科医療機器協議会への参加によって、 多くの効果をもたらしました。 また来年開催さ れるWOC2014 TOKYOでも、 大きな力を発揮して下さるものと期待しております。 東日本大震災直後被災地に赴き、現地での眼科巡回診療を目の当たりにし、ただちに多くの眼科医 療機器を現地にとどけて下さった貴会の行動こそ、真に社会貢献に寄与する団体にふさわしいもので あることを強く心にし、 私のお祝いの言葉とさせていただきます。 5 公益社団法人 日本眼科医会 会長 高野 繁 たかの しげる 進を 大きな発展に資するのものと確 信 日本眼科医療機器協会様には日頃より日本医療機器産業連合会(医機連)の加盟団体として、委員 会活動等を通じて我が国の産業界の発展に多大の貢献をされている事に、心より感謝申し上げます。 貴協会は、昭和53年5月に創設されて以来、 「眼科医療の進歩と健全な発展のためにより優れた眼科 医療機器を提供し、 国民の目の健康とQOLの向上を、 社会に貢献することを目的にする。 」 との理念に 基づき今日まで国民の「目を守る」という重大な使命を担って関係者が一丸となって取り組まれている ことに対して、 心より敬意を表する次第です。 また、貴協会の成り立ちは古く明治時代まで り、以来今日まで日本眼科学会等での機器展示を通 して医療技術の進歩に伴った最新の眼科医療機器をいち早く医療の現場に届けて、我が国眼科医療 の発展に重要な役割を担っており、今後ともその期待は益々大きいと言えます。一方、国は医療機器産 業を我が国の成長産業の一つとしてその取り組みを強化しています。 産業界としてもこの期待に応えて 大きな発展に繋がるよう更なる取り組みの強化が求められている時期に、貴協会は昨年医機連の常任 日本医療機器産業連合会 会長 荻野 和郎 おぎの かずお 理事団体になられ、この度は、一般社団法人格を取得して、今後の活動の信頼性・透明性をより高めら れたことは誠に意義深いものであり、貴協会及び会員企業の大きな発展に資するのものと確信する次 第です。 眼科医療業界の健全な発展のために 貴日本眼科医療機器協会が、 平成24年12月10日付けをもって、 「一般社団法人」 になられましたこと につきまして、 お慶びを申し上げます。 当医療機器業公正取引協議会は平成10年11月に設立され、平成11年4月1日から、業界の自主ルー ルである「医療機器業における景品類の提供の制限に関する公正競争規約(医療機器業公正競争規 約)」の管理・運用を行う業界団体です。眼科医療業界の健全な発展に貢献されてきた歴史ある貴日本 眼科医療機器協会は、当協議会の12支部会員のうちの有力な支部会員であり、これまで、当協議会各 委員会への委員派遣等を通じまして積極的に委員会活動を担っていただくなど、当協議会の規約周知 活動等に多大なご貢献をいただいてきたところです。 医療機器業公正取引協議会 一般社団法人への移行後も、事業活動に実質的な変化はなく、更に積極的な事業活動を行い、国民 会長 の目の健康と眼科医療業界の健全な発展に貢献されると伺っていますが、引き続き、当協議会活動に 松本 謙一 ご協力とご支援を賜りますよう、 よろしくお願い申し上げます。 まつもと けんいち 最後に、 貴協会の今後ますますのご発展をお祈り申し上げます。 6 特集企 画 WOC2014 TOK YOの 魅力に迫る! [sun.] -6 [wed.] 2014.4.2 2014年4月に東京で開催される「第34回国際眼科学会(WOC2014 TOKYO)」まで、1年を切りました。1978年に京都で開催 された第23回国際眼科学会より実に36年ぶりに我が国で開催される国際的なイベントです。世界の眼科医療の実際をその眼 で確かめることができるまたとない機会。ぜひ、多くの眼科医の方々、特に若い世代の方々にご参加いただき、世界的な視野を広 げる経験をしていただきたいと考えています。 世界に対して日本の眼科をアピールする機会に。 WOC(World Ophthalmology Congress®)やAPAO(Asia Pacific Academy of Ophthalmology)のような大きな国際学会に参加して、ホスト国の方々が一所懸命に運営に あたり、プログラムをオーガナイズし、そして胸を張って自分たちの眼科のことを語る姿を見る と、 心躍る気がします。 世界中から眼科医を迎えることは、 その国の眼科関係者 (眼科医もパラ メディカルも、メーカーの方も)の方々にとって、世界と手を繋ぐ絶好の機会であり、世界に対 して自分たちをアピールするまたと無い機会なのです。 アジアの国々の眼科医療は、目覚ましい勢いで発展しています。シンガポールや香港はもち ろんですが、中国、韓国、台湾、インド、フィリピン、タイといった国々でも、トップレベルは日本 と 色ない水準の眼科医療を提供しています。分野によっては、既に日本を越えているものも あるでしょう。こういった状況の中、私たちはアジアで、あるいは世界で、どのように存在感を 示していけばいいのでしょうか。 眼科医療全体のレベルでいえば、 基礎から臨床まで含めて、 やはり層の厚さを誇るのはアジ アの中では日本です。例えば、ジェネリック薬を作る国はあっても、自国で創薬を行っている国 はアジアでは日本以外にありません。 検査機器や治療機器を開発したり、 質の高い眼内レンズ を製造したりできるのも、日本に限られます。再生医療などの研究にしてもまだまだ他国の追 随を許しません。 世界からたくさんの眼科関係者が集まるこの機会を捉えて、 日本から大いに情報を発信しま しょう。先生方は臨床や研究に関する学術情報を、メーカーやその関係の方は製品やサービ スに関連した情報を発信し、ネットワークを構築しましょう。世界の眼科関係者に日本を知っ てもらい、 また同時に世界の最新情報を手に入れるチャンスです。 WOC2014では、私たち一人一人がホストとなります。日本が誇る おもてなしの心 で、世界 中からの参加者をお迎えしたいものです。 7 WOC2014 TOKYO 会長 大鹿 哲郎 おおしか てつろう 開催概要 参加予定 120か国 12,000人 第34回国際眼科学会【WOC 2014 TOKYO】 第29回アジア太平洋眼科学会【APAO 2014】 第118回日本眼科学会総会【JOS】 主催:日本眼科学会(JOS) 共催:アジア太平洋眼科学会(APAO) 後援:国際眼科評議会(ICO) 開催期間:2014年4月2日(水)∼5日(土)第34回国際眼科学会/第29回アジア太平洋眼科学会 2014年4月3日(木)∼6日(日)第118回日本眼科学会総会 開催場所:東京国際フォーラム/帝国ホテル ●プログラム(予定) 日 午 前 4月1日(火) 午 後 イブニング 参加受付開始 4月2日(水) 【WOC・APAO】 Subspecialty Day / Exhibition 【WOC・APAO】 Subspecialty Day / Exhibition 4月3日(木) 【WOC・ JOS】 学術プログラム Exhibition 【WOC・ JOS】 特別講演・学術プログラム Exhibition 4月4日(金) 【WOC・ JOS】 学術プログラム Exhibition 【WOC・JOS】 特別講演・学術プログラム Exhibition 総会 Japan Night 4月5日(土) 【WOC・JOS】 学術プログラム Exhibition 【WOC・ JOS】 学術プログラム Exhibition Speakers Reception 4月6日(日) 【JOS】 学術プログラム サブスペシャリティサンデー 【JOS】 市民公開講座 Opening Ceremony & Reception 魅力 眼科学のすべての専門分野や関連する関心事を扱う学術プログラム 魅力 定評ある国際的先駆者や専門家とのネットワークをつくる機会 魅力 眼科分野の最新の医療機器・医薬品・サービスの商業展示 1 2 3 8 特集企 画 WOC2014 TOK YOの魅力に迫る! 知識 共有の絶好のチャンス! WOC2014では、プログラム委員会が企画した素晴らしいシンポジウムや教育的な講演をはじめ、学術展示、 眼科医療機器の展示など、数多くのプログラムが用意され、研究、臨床の両面で眼科医療の次への飛躍につな がるものと確信しています。この機会にぜひ、世界の眼科の知識に触れてみませんか? 特長 1 世界の眼科の知識に触れる機会 WOCは、医学領域の中で最も長く続いている学会。実に150年の歴史があ ります。それらの歴史を継承し、さらに未来を展望したさまざまなプログラ ムが用意されています。 同時通訳により臨場感あふれる講演が聴ける! 「国際会議」というと、英語でのスピーチに尻込みされる方もいらっしゃる のでは?大丈夫です!せっかく日本で開催するのだからと、多くの講演で同 時通訳をおこない、臨場感あふれる講演を聴いていただけるそうです。 欧米はもちろん、アジアのトップレベルの先生方も多く来日されます。 前 回のアブダビ では 、2 0 0 0 を超 える演 題 が 採 択されました 。今 回の WOC2014においても、眼科医療のジャンルのすべてを網羅したプログラ ムが組めるようただいま準備中です。ご期待ください。 多くの参加者で成功を! 1978年に開催された京都でのWOCがとても感動的であったことを諸先輩の方々から伺っていましたので、 2014年に日本でWOCが開催されることを知ったときは、 「自分が現役のときに、日本で開催されるとは!」と、 感動しました。 私は、前回のアブダビ大会、前々回のベルリン大会にも参加いたしましたが、まず第一に、安全性の確かめら れた比較的先進的な眼科治療について学べることが、 日常の診療の確信につながると思います。 また、 パーティ での各国の先生方との交流では、得るものが大いにあります。当初は、 「英語が通じるだろうか?」と不安でした が、意外にも、英語が母国語の方よりそうでない方が圧倒的に多く、お互い一生懸命に英語で会話し、友人にな れたことがとても新鮮でした。さらに、機器の展示会は、日本では薬事未承認の海外の最新の機器に触れる チャンスです。 今回も規模の大きな展示会が開催されると伺い、 大きな期待を持っております。 開業しているとなかなか時間が取れないものですが、眼科学会のはからいで専門医の点数も高く設定され、 また、参加費用も大幅に下げ、より多くの先生方が参加できるように配慮されていると聞き、その心意気に応え たいと思いました。 WOC開催国の参加者は毎回全体の半数を占めると聞いております。 日本大会でも国内から の参加者で会場を盛り上げられるよう、 ぜひ多くの開業医の先生方がご参加くださることを期待しています。 9 医療法人 小沢眼科内科病院 院長 小沢 忠彦 こざわ ただひこ 特長 2 世界 各国の眼科医療機 器が集 結 国際フォーラム内5か所に設置される医療機器展示場。世界各国の眼科医 療機器メーカーが、最先端の機器を展示し、デモンストレーションします。 もちろん、目で見て触って確かめていただくことができます。 わかりやすい案内で、展示の全容がわかる 土地や建物が狭い日本での開催ですが、 「 日本ならではのおもてなし精神」 を生かすことで、全容がわかりやすい展示を計画しています。 タッチパネルによるブース紹介、国際フォーラムと帝国ホテルとのシャトル バス運行など、展示会場やブースへのアクセスを案内します。 「 会期中に見 たい機器をすべて見て帰れる」よう、工夫をこらします。 銀座・丸の内への アクセス抜 群の会 場 皇居 帝国ホテル 日比谷 有楽 二重橋前 東京国際フォーラム 町 銀座 東京 私も参加します! WOCが36年振りに日本で開催されるということで、この時代に眼科医でいられることをとても幸運に感じ ます。私は2010年ベルリン、2012年アブダビで開催されたWOCに参加しましたが、それぞれ各国の趣向が凝 らされており、 とても魅力的な学会でした。 ベルリンではさながらオクトーバーフェストの様な会が催され、 広大 な会場でビール片手に皆が踊っていた光景が印象的でした。 アブダビでは高層ビルの中に建つ宮殿の様なホテ ルでレセプションパーティが開催され、 豪華絢爛な会場と独特の雰囲気に驚かされました。 しかし日本も負けて いません!4月の日本と言ったら桜、その美しい景色や日本独自の文化、美味しい日本食等、世界各国の眼科医 に楽しんでもらえると思います。 またどこの国に行っても感じるのは日本のホスピタリティのレベルの高さです。 日本の文化と心遣いに各国の眼科医はきっと感動してくれるでしょう。そんな会に参加するのが、今からとても 楽しみです。 筑波大学 医学医療系眼科 杉浦 好美 すぎうら よしみ 10 2012年トピックス 法人化を飛躍の第一歩に ■おもな出来事 2012年 (平成24年) 1月 WOC2014 TOKYOの展示業務を受託 2012年(平成24年) 4月1日 日本眼内レンズ協会を合併 2012年(平成24年) 4月1日 日本医療機器産業連合会(医機連) 常任理事就任 2012年(平成24年) 8月4-5日 日本眼科啓発会議「サマーキャンプ」協力 2012年(平成24年) 12月10日 日本眼科医療機器協会は一般社団法人として認可される 2013年(平成25年) 3月8日 設立総会開催 眼球と環境(地球)を組み合わせたマークです。 波のような造形は協会の活動が地域社会や国際 化に波紋を広げ、貢献する姿をイメージしておりま す。協会の将来へ向けての新たな発展のスタート を切るのに相応しいデザインとなっております。 トピックス① 活動報告<眼内レンズ部会> 眼医器協のさまざまな委員会で活動開始 眼内レンズ部会は、日本眼内レンズ協会が当協会に統合後に発足した新 しい部会です。発足後、当部会のメンバーはそれぞれ、事務局の助力もあっ て、眼医器協のさまざまな委員会の中で速やか、かつ確実なスタートを切る ことができました。 特に社会保険委員会は活発で、平成26年度の診療報酬改定に向け、当局 に眼科の重要性と特殊性をアピールしながら学会及び医会と歩調を合わせ て活動しています。 法制委員会では、医機連が実施するタイムクロック調査に参画し、厚生労 働省が掲げる「医療機器の審査迅速化アクションプログラム」に対して、眼 科分野に特化した業界主導のデータ収集に尽力しました。 自主統計策定委員会関連では、 (旧)日本眼内レンズ協会の方針を踏襲し た眼内レンズのマーケットサイズ調査を継続的に実施しております。 眼科の器械に興味津々(子ども霞ヶ関見学デー) 安全情報委員会は不具合用語コードWGへのサポート、公取協支部委員会は年2回の市販後症例調査を実施いたしました。広報委員 会も協会ホームページへの眼内レンズ情報掲載方法について検討を重ねております。 ところで、2012年8月8日(水)、9日(木)の2日間、厚生労働省の「子ども霞が関見学デー」という小・中学生を対象とした見学会が開 催されました。眼科関係では「眼内レンズ」と「コンタクトレンズ」のブースを担当しましたが、わかりやすいボードの説明や眼球模型など 機材が豊富な眼医器協と統合しなければこのような出展は難しかったと思います。多くの子どもたち(保護者も含めて)が、初めて見る白 内障手術の手技ビデオや大きな目玉の模型に文字通り目を丸くしていました。 11 トピックス② 併設学術展示会活動報告<展示委員会> 最新の眼科医療機 器を紹介 第116回日本眼科学会総会 「世界に開かれた日眼」のテーマ通り一般演題の約1割がアジアを中心とした海外からの応募となり、展示会場の来場者の中には、多く の海外医師が見受けられました。またWOCバナーも掲げられ、意識し始める学会となりました。登録者も日眼の過去最高を記録し、各 ブースも多くの来場者で賑わっていました。協会が提供、協力したスターバックスの大型バンでのコーヒーサービスや夕方のシャンパン タイムも来場された先生には好評でした。 学会長 慶応義塾大 坪田 一男 教授 学会場 東京国際フォーラム 展示会場 同 展示ホール(1) ・ (2) 学会会期 平成24年4月5日(木)∼4月8日(日) 出展社数 69社 459小間 学会登録者数 6,450名 第66回日本臨床眼科学会 紅葉が始まる人気の季節の中での開催は多くの参加者で れました。学会場も国立京都国際会館とグランドプリンスホテル京都が使 用され、出展される会社数が多く、展示会場は国立京都国際会館のイベントホール、Room E、スワンの3会場を使用して開催されまし た。また、各会場には協会協力によりタリーズのコーヒー提供と各種ドリンクおよび京都の銘菓が用意され、人気を博しました。 学会長 京都大 吉村 長久 教授 学会場 国立京都国際会館・グランドプリンスホテル京都 展示会場 同 展示イベントホール・他 学会会期 平成24年10月25日(木)∼10月28日(日) 出展社数 87社 752小間 学会登録者数 7,600名 第36回日本眼科手術学会総会 福岡の1月の冷たい海風が吹く中、シャトルバスを利用したりして多くの先生方が展示会場に足を運んでくださいました。 第28回から協会が協力してまいりましたJSOS学会プログラム「スキルトランスファー」は、今年も好評を博しました。 会長の石橋教授より総会開催挨拶、合同懇親会挨拶において、当協会の展示協力への感謝のお言葉を頂きました。 学会長 九州大 石橋 達朗 教授 学会場 福岡国際会議場・福岡サンパレス・マリンメッセ福岡 展示会場 マリンメッセ福岡 学会会期 平成25年1月25日(金)∼1月27日(日) 出展社数 62社 531小間 学会登録者数 3,700名 12 トピックス③ 第1回眼科サマーキャンプin 箱根<眼科啓発活動> 眼科医療の魅力をアピール 眼科医療機器展示で協力 日本眼科啓発会議は、公益財団法人日本眼科学 会、公益社団法人日本眼科医会が中心となり、 眼科 医療関連業界が共催させて頂いている会議です。 活動の目的としては、一般国民の方々に眼科医療 について啓発活動や眼科医療の向上を図ることを 活動の目的としております。 今般、本会議の第2期目の活動計画のひとつで あります「第1回眼科サマーキャンプ in 箱根」が 2012年(平成24年)8月4∼5日に、箱根にて開催 箱根・芦ノ湖畔のザ・プリンス箱根で開催 されました。キャンプ開催の趣旨は、この十数年来 減少傾向にあります眼科入局者の増員対策のひとつとして、研 修医並びに医学生の方々に眼科医療の魅力を理解して頂き、未 第1回 眼科サマーキャンプin 箱根 概要 来の眼科医の育成につながる企画として開催されました。 平成24年8月4日(土) ・5日(日) ザ・プリンス箱根にて キャンプ開催にあたり当協会もご協力させて頂きましたので、 参加人数:初期研修医62名、学生33名 計95名 その活動内容について報告いたします。 スタッフ:ドクター 45名、眼科医療機器業界関係者 50名 テーマは「眼科力(メヂカラ)をお見せしましょう」。 プログラム: 眼科の魅力をアピールするさまざまな講演をはじめ、 いろいろな 1) 「ここが知りたい眼科の魅力」 「眼の根源力」 「眼球力の現況」 体験コーナーや懇親会を設け、親しみやすさが追求されました。 「眼科の未来力」 「眼科の生活力」のレクチャー 日本眼科医療機器協会は「眼科力体験コーナー」において、機 2)眼科手術の3D上映、光干渉断層計など眼科の最新機器を 器の提供や応援スタッフの派遣などに協力し、たとえば「検査機 用いたハンズ・オン 器・視覚障害体験コーナー」ではOCTや前眼部OCT、広角眼底 3)眼科医として活躍する先輩医師と本音で語り合える 「懇親会」 写真などの撮影を体験して頂きました。 4)ハンズ・オン:体験実習 ①3D手術実見コーナー(3D映像上映) ②検査機器体験コーナー(OCT関連機器・視覚障害体験) ③手術機器体験コーナー(机太郎を使用したドライラボ・ ウェットラボ) ・ドライラボ:CCCとIOL挿入を体験 ・ウェットラボ:核分割と乳化吸引を体験 人気を博した体験コーナー 特に人気のあったのは、 「白内障手術体験コーナー」で、白内 障手術模型眼「机太郎」を用いて、ドライラボとウェットラボを 体験して頂きました。 参加者からは「セミナーに参加して眼科に興味を持った」 「眼 科を目指す気持ちが強くなった」などの声が聞かれました。 13 34 数字でみる眼医器協 日本眼科医療機器協会は、 1978年 (昭和53年) に設立。 以来、 34年以上にわ たり、 眼科医療を支える機器の発展、 制度改革などに取り組んで参りました。 トピックス④ <医機連委員会活動> 医機連の委員会で活発に活動 産業戦略委員会 1.医機連 産業ビジョンの策定に向けた取り組み 医機連として、産業界全体の果たすべきミッションを共有化することを目的に、産業界全体の将来へ の向かうべき方向性とその実現に向けた取り組みを示した医機連産業ビジョンのとりまとめを行った。 2.METIS活動等 医機連連載企画キャラクター メディバ博士 第4期METIS戦略会議のフォローアップ活動と医療イノベーション5か年戦略の策定に向けた意見提言を行った。 法制委員会 1.薬事法改正に向けた各種の取り組み 「医療機器の特性を踏まえた審査の具体化のために、一層合理的な規制制度の構築と運用がなされるよう、医療機器業界の要請や 実情把握を踏まえ、解決すべき課題について、建設的な意見交換により迅速かつ的確に検討し、得られた結論をできる限り速やかに実 務に反映する。」ことを目的に、 ①医療機器業界からの要望事項等について、 ②制度の見直しについて、 ③その他等の検討事項 を、月2回の頻度で平成24年2月より、行政(厚労省医薬食品局審査管理課医療機器審査管理室、監視指導・麻薬対策課、安全対策課、 他)と業界(医機連[法制委員会主要メンバー]、AMDD、EBC)により医療機器規制制度タスクフォースを開催し検討を行った。その結 果、幾つかの運用通知が発出された。 2. 審査の迅速化 行政(厚労省医薬食品局審査管理課医療機器審査管理室、監視指導・麻薬対策課、安全対策課、他)、PMDA(理事長他)及び業界(医 機連[法制委員会主要メンバー]、AMDD、EBC)の代表者による「医療機器の審査迅速化アクションプログラム・レビュー部会(AP部 会)」を、平成21年度より毎年2回開催し、平成20年12月策定された5か年計画の進 が確認されている。医機連としては、PMDAの報 告に対して、審査状況に関する業界アンケート(継続)結果を報告し更なる改善を求めた。 3. 認証制度の適正な運用の実現 平成23年度末の管理医療機器の完全認証移行の完了に伴い、医療機器の電気安全性のJIS(T 0601-1:2012)の改正を受け、関係 する認証基準の改正、及び認証制度の円滑な運用が可能となるようフォローアップ活動した。 IT推進委員会 FDA_UDI規制案への取組み状況 FDAが2012年07月10日に連邦公報にて公表したUDI規制案に対する業界の対応 1)UDI規制案の概要 米国内で流通販売される医療機器のラベル及び梱包材にバーコード等のユニークデバイス識別子(UDI)を製品識別のために表示す るとともに、製品情報をFDAが作成するデータベース(GUDID)に登録することを義務化する規制案。 2)医機連のパブリックコメント対応 1999年以来、世界に先駆けて医療機器のコード化を業界全体に導入してきた日本にとって、この度の規制に日本のルールと不整合 があると、日本から米国への輸出企業の負担が増加することになることから、日本への影響を最小限にするため、業界要望を12項目 にまとめ、11月に英訳の上FDAに提出した。 14 トピックス⑤ mmHgの永久使用を求めて 眼 圧単位mm Hgの表示が危ない! 平成25年10月から単位が変わる? 「眼圧は10∼21mmHgの範囲内ですから、大丈夫ですよ」と 眼圧計の国際規格(ISO)では、単位は「mmHg」。日本だけ単 患者さんにお話しするように、眼科医にとって眼圧は診断の重要 位を変えることは、研究成果の発表などで支障をきたし、また、 なデータ。ところが、この「mmHg」という単位が、平成25年9月 眼圧計を製造している国内外のメーカーに大きな負担を強いる 末で使えなくなるかもしれません。 ものとなるでしょう。 実は、平成4年5月20日の「計量法」の全面改正において、 「mmHgは、今後torr(トル)あるいは、Pa(パスカル)を使用す 血圧と同じように「mmHg」の永久使用を る」よう定められたのです。 平成23年、日本眼科医療機器協会は、公益社団法人 日本眼 単位が変わるとどうなるでしょうか? 科医会・財団法人 日本眼科学会に対し、平成25年9月に計量法 1mmHg=0.1333kPa ↓ 21mmHg=2.7993kPa 22mmHg=2.9326kPa の猶予期限切れが迫っていることをお伝えし、眼圧表示単位の mmHg永久使用に向けた活動を開始しました。 平成24年5月に公益社団法人 日本眼科医会・財団法人 日本 眼科学会とともに、日本医用光学機器工業会・日本眼科医療機 つまり 器協会は、厚生労働省と、計量法を主幹する経済産業省を訪問 この差を見分け なければならない! し「眼圧の計量単位に関する要望書」を提出しました。 また、医機連を通じ、眼圧計以外において同様な問題が発生 する医療機器の団体とともに、活動を行っています。 このように、眼圧の変化を「コンマ以下」の数値で見分けなけ 最終的には、血圧単位(mmHg)と同様に永久使用が認めら ればいけないこととなります。 れるか、再々度の猶予期限延長になるか現時点では不明です 猶予期間延長の働きかけにより 平成4年当時、この問題に気が付いた日本医用光学機器工業 会が、社団法人 日本眼科医会、財団法人 日本眼科学会、日本医 療機器関係団体協議会(現日本医療機器産業連合会)に問題 提起。日本眼科医療機器協会も問題を重視し、ともにさまざま な活動を展開した結果、平成18年9月末まで、mmHg単位の継 続使用が認められました。さらに平成18年9月末の期限が近づ いたときに、再度各団体が活動した結果、平成25年9月末まで の猶予期限延長が認められ、現在に至っています。 眼圧単位は、医療の安全確保の基礎 中途失明の原因の第一位は、 「緑内障」です。痛みもなく静か に進行するこの疾病の判断は眼圧の数値によって行われます。 患者さんも眼圧単位の上下に一喜一憂し、自らの健康の尺度に されています。このように、重要な指針である眼圧の単位が変わ ることは、医療現場に混乱をもたらし、医療安全の側面からみて 大きな問題があると思われます。 15 眼圧計の国際規格も「mmHg」 が、引き続き活動を行いますので、皆様のご理解ご支援をよろし くお願い申し上げます。 トピックス⑥ 「飲食ルール」の実施<医療機器業公正取引協議会> 飲食等の提 供についてルールを決めましょう 「飲食ルール」とは何か? 医療機関の医療機器の購入の費用は、国民の健康保険料で まかなわれています。従って、医療機器事業者は、公的医療保険 制度の下で企業活動を行っていることを自覚し、国民・患者から みて疑惑や不信を招く行為は厳に慎む必要があります。 また、医療関係者等と医療機器事業者の不適切な関係があ れば、ひいては医療をゆがめることにもなりかねません。 そこで、飲食等の提供に関しては、商談(情報提供・収集活動 を含む)、会議を円滑に進行させるために副次的に「接待」を許 飲食の提供に係わるルールのポイント 二次会について ( ) ●一次会と同じホテル内の別のテナントでも「二次会」に該当 ●複数の事業者が連絡を取り合い、同一日に同一担当者に 対し複数回の飲食を順次提供 (二次会と同一の行為 両社ともに規約違反) 容する一方で、それが過大となり、飲食等の提供それ自体が目 的となる場合は、不当な取引誘引手段「きょう応」として規約で 制限をするものです。 飲食提供の上限を社内基準で定めましょう (1)従来の接待・社会的儀礼行為・きょう応についての定義を 娯楽について ( ) ●映画、演劇、スポーツ、 旅行そのたの催物等 行います。 (2)9つの許される飲食等の提供行為類型を例示し、その上限 金額を設定します。このとき、金額が社会通念上妥当かを 考慮・判断します。 (3)企画書・議事録・報告書等の証憑を作成し、保管します。 ■9つの許される飲食等の提供行為 割り勘について ( ) ●飲食ルールで定める金額の 超過分をそれぞれが等分し て支払った 1.自社の取り扱う医療機器の適正使用、安全使用のための、情報 提供・収集活動に伴う飲食の提供 2.自社の取り扱う医療機器の商談・打合せに伴う飲食の提供 3.自社の取り扱う医療機器の医局等における説明会等の参加者 に対する茶菓・弁当の提供 4.自社の取り扱う医療機器の講演会、セミナーの参加者に対する 茶菓・弁当の提供 5.事業者が開催する自社の取り扱う医療機器の講演会等の懇親 行事参加者に対する飲食の提供 6.自社の取り扱う医療機器の市販後調査、その他調査・研究委託 ゴルフについて ( ) ●ゴルフ時の昼食の提供も、 規約で制限される ●ゴルフ代に差額がある場合 費用の総額を割り勘すると 規約で制限される メンバー プレイ費 10,000 円 ビジター プレイ費 20,000 円 に係る会合の参加者に対する飲食の提供 7.自社の取り扱う医療機器に関する会議の参加者に対する飲食 の提供 8.事業者が開催する自社の取り扱う医療機器の講演会等の講師 等に対する慰労のための飲食の提供 9.社内研修会等の講師等に対する慰労のための飲食の提供 16 眼科医療機器生産販売データ 協会自主統計によるデータ 厚生労働省がまとめる薬事統計の統計分類では協会の扱う眼科医療機器を適切に表されていないため、協会では眼科 医療機器の国内における規模を的確に把握するために、2006年度より半期ごとに会員各社から生産販売実績の提出を受 け、眼科医療機器全体の国内販売、輸入販売等に関する市場規模を調査しています。データは自主統計として協会ホーム ページ(会員専用)上で公表しています。 販売実績 (百万円) 70,000 伸長率 (%) 175 60,000 150 50,000 125 40,000 100 30,000 75 20,000 50 10,000 25 0 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 0 伸長率は2008年=100.0% 眼科医療機器生産輸入販売自主統計販売実績推移 前眼部検査器械 4.8% その他3 (その他眼科用キット) 17.2% 手術治療用器械装置 32.4% 5.0% 屈折調節視機能 検査器械 5.0% 鋼製小物および 手術用器具 6.6% 4.9% 外科手術用ナイフ 5.7% 鋼製小物および 手術用器具 6.0% その他2 (その他眼科医療用品) 8.3% 15.7% レーザー手術装置 8.3% (金額666億円) その他 18.5% 手術治療用器械装置 26.2% 2008−2012年の自主統計販売実績総計の推移をみると、2011年は3月 11日に発生した東日本大震災によって、眼科の診療・治療施設の復旧に向け ての機器需要が底上げし、大幅な販売実績の伸長が見られた。そして2012年 の販売実績総計も、2011年実績総計を微増で拡大・維持している。 13大分類眼科医療機 器の用途別構成比 手術装置」8.3%となっている。この上位3大分類機器は不動の上位機器であ り、2008年では3機器で全体の占有率は51.6%だったが、2012年では 56.4%に占有率が上昇している。その中でも「手術治療用器械装置」と「眼底 検査機器」が市場での存在感を増しており、特に「手術用療用機器装置」が 益々占有ウェイトを高めている。 2012年の中分類販売実績の上位品目は、「白内障・硝子体手術用部材」、 「OCT(OCT、3DOCT、前眼部OCT等)」、「白内障・硝子体手術装置」、「手術用 顕微鏡」、「電子カルテ及び画像ファイリング装置」、「眼科手術用キット、他」な どである。これらの機器は、2008年と比較しても120∼160%の伸長率を維 持しており、とりわけ「白内障・硝子体手術用部材」、「OCT(OCT、3DOCT、前 眼底検査器械 15.9% レーザー手術装置 9.5% (金額560億円) 2008年眼科医療機器生産輸入販売自主統計構成比 17 比較すると119.0%の伸長で、販売金額では106億円の増額となっている 用器械装置」が32.4%で最も多く、続いて「眼底検査機器」15.7%、「レーザー 眼底検査器械 5.0% 前眼部検査器械 (以下、自主統計)では、2012年販売実績総計は666億円であった。2008年と 2012年の13大分類眼科医療機器の用途別構成比率をみると、「手術治療 2012年眼科医療機器生産輸入販売自主統計構成比 画像ファイリング装置・ 電子カルテシステム 日本眼科医療機器協会が実施している眼科医療機器生産販売自主統計 その他 画像ファイリング装置・ 電子カルテシステム 5.0% 販売実績統計の推移 眼部OCT等)」は、160%近い伸長が続いている。 2012年は前年と同様に、眼科医療機器の需要は震災復旧と共に、更に進 行する高齢化社会への対応の年であったといえよう。 厚生労働省・薬事工業生産動態統計(薬事統計)によるデータ 生産金額全体 医療機 器の生産金額動向 生産金額全体 (伸長率) (百万円) (%) 135 120 厚生労働省の薬事工業生産動態統計(以下、薬事統計)によると、我が国 105 90 の医療機器全体の生産金額は2011年で1兆8,084億円である。この生産 75 金額を2007年と比較すると、この年発生した東日本大震災による需要拡 眼科用品及び関連製品生産金額 (伸長率) 45 大で、107.4%と大幅な伸長率となった。なお2011年以前の医療機器全体 1,800,000 1,600,000 1,400,000 1,200,000 1,000,000 60 800,000 600,000 400,000 0 30 眼科用品及び関連製品生産金額 200,000 2007年 2008年 2009年 輸入金額全体 2010年 0 2011年 示す市場であった。 伸長率は2007年=100.0% 医療機器国内生産金額推移 (百万円) の生産金額は、2007−2010年の4年間では、ほぼ横ばいに近い微増減を 15 「眼科用品及ぶ関連製品」の生産金額は、2011年は508億円、これも 2007年と比較すると伸長率は75.9%であり、医療機器全体の急伸傾向と 輸入金額全体 (伸長率) (%) 150 は全く連動していない。 「眼科用品及ぶ関連製品」は、東日本大震災による 1,000,000 125 800,000 100 需要拡大を輸入品が補い、医療機器生産金額全体に占める割合は2.8%と 1,200,000 600,000 眼科用品及び関連製品輸入金額 (伸長率) 400,000 眼科用品及び関連製品輸入金額 200,000 0 2007年 2008年 2009年 2010年 割合を下げている。 75 50 なお留意頂きたいのは、薬事統計の「眼科用品及び関連製品」には、視力 25 補正用眼鏡、視力補正用眼鏡レンズ、コンタクトレンズが含まれており、日 0 2011年 本眼科医療機器協会が実施している自主統計の統計品目範疇とはかなり 伸長率は2007年=100.0% 医療機器輸入金額推移 異なる。 輸出・輸入金額 薬事統計の医療機器全体の輸出・輸入金額動向をみると、2011年の輸出金額は4,808億円で2007年と比較すると83.6%で、 2009年以降は横ばい伸長である。「眼科用品及び関連製品」では、2011年輸出金額は16億円で、2007年比では26.3%で、継続して減 少傾向市場だったが震災の影響で更に激減した。この輸出金額は、医療機器輸出全体の0.4%の占有率であり、占有率は低下している。 医療機器全体の輸入金額では、2010年で1兆583億円であり、2007年比では103.6%の横ばい伸長である。一方「眼科用品及び関連 製品」の2011年輸入金額は1,603億円で、2007年に比して99.7%の伸長と、減少傾向から2007年規模に復した。2011年は医療機器 輸入金額の15.1%を占有し、割合を上げている。2011年大震災での医療機器の需要拡大は、医療機器全体では国内生産で対応し、「眼 科用品及び関連製品」では輸入品が対応している。 眼内レンズ(国内)出荷推移 (協会 眼内レンズ部会 調査) 眼内レンズ出荷枚数 (参考)日本と米国の比較 (万枚) 140 (万枚) 350 全体 300 120 100 250 80 200 フォールダブル 60 出荷件数 (日本) 150 ノンフォールダブル 40 100 50 20 0 (万件) 手術件数 (米国) 1992年 1997年 2002年 2007年 2008年 2011年 2012年 調査年度 1992年 1997年 2002年 2007年 ノンフォールダブル 288,583 397,184 272,530 105,027 - 245,908 641,164 993,345 1076,446 1,199,276 1,286,002 288,583 643,092 913,694 1,098,372 1,167,394 1,251,811 1,326,908 フォールダブル 全体 2008年 90,948 2011年 52,535 0 02年 03年 04年 05年 06年 07年 08年 09年 10年 11年 2012年 40,906 IOL出荷枚数(日本)とDavid Leaming MDによるASCRS survey手術件数(米国)の比較。 (参考) 1. Highlights of the 2008 ASCRS member practice style survey 2. Practice Styles and Preferences of US ASCRS members - 2010Survey より年間手術件数データを引用。 18 財務報告 収入の部 協会収入の柱である併設器械展示会は、2011年から3つの主要眼科学会の受託運営となりましたが、2012年は、会員の協力により 各学会展示とも出展コマ数が増加し、2011年の総小間数を上回る1,746小間となりました。これにより収益事業収入が増加しました。 また、日本眼内レンズ協会より統合に伴う資産の譲渡があり、その他の収入も増加しました。 支出の部 出展総コマ数の増加に伴い収益事業関係経費が増加しました。医機連常任理事団体就任に伴う会費の変更、ISO関係費の発生、英 文ホームページの開設、アニュアルレポートの経費増等により事務管理費が増加しました。法人化に係わる申請手続き関係費、帳票類の 事務管理関係費が増加しました。その他の支出は、一昨年は、震災への支援及び啓発事業費の増により一時的に増加しましたが、昨年 は例年並になりました。 貸借対照表 平成24年12月31日付けで、任意団体である日本眼科医療機器協会から、一般社団法人 日本眼科医療機器協会へ正味財産 (141,499,030円)の移行が行われました。日本眼内レンズ協会との統合により、正味財産が増加しました。 (対前年比108%) 2012年(平成24年1月1日∼12月31日)収支計算書 2012年決算(貸借対照表) ■収入の部 ■資産の部 入会金・年会費等収入 収益事業収入 雑収入・その他の収入 仮受消費税等受入収入 収入合計 ■支出の部 (千円) 2011年決算 (千円) 2012年残高 2011年残高 現金および預金 167,511 154,404 28,120 28,390 178,453 155,550 流動資産合計 168,197 154,604 12,568 6,474 固定資産合計 5,886 6,116 8,977 7,950 資産合計 174,083 160,721 228,118 198,364 2012年残高 2011年残高 2012年決算 ■負債の部 (千円) 2011年決算 流動負債合計 (千円) 2,584 2,567 収益事業関係費 98,532 91,906 固定負債:展示関係等準備金 30,000 30,000 労務関係費 32,154 30,659 負債合計 32,584 32,567 3,752 3,752 30,140 26,815 総会慶弔関係費 6,127 5,050 事務管理関係費 15,971 155,550 その他の支出 18,082 33,980 8,762 7,252 支出合計 213,520 209,853 収支差額 14,598 ▲11,489 136,480 121,882 企画調査関係費 事務管理費 仮払消費税等支払支出 次期繰越額 19 2012年決算 正味財産の合計 正味財産合計 負債及び正味財産合計 (千円) 141,499 128,154 174,083 160,721 2013年活動方針 学会併設器械展示事業の活性化 (集中と選択) ●主要眼科学会 併設器械展示会の事業活動の活性化 ●第24回日本緑内障学会併設器械展示会の 新規参画への取り組み WOC 2014 TOKYOへの取り組み ●眼科学会と連携した運営。実行委員会を中心とした器械展示 会準備活動(実施計画・出展募集促進・実施要項・各種マニュ アルの整備、活性化のための展示イベント企画立案等) 診療報酬改定への対応 ●平成26年度社会保険診療報酬改定に向けた眼科医療業界 としての要望提出 制度上の改善要望については、医機連活動の中で取り纏め、 個別案件については協会会員アンケート調査結果を基に眼科 医学会との意見交換を図り、 業界要望書を厚生労働省へ提出 法制化への対応 ●JIS改正に伴う認証基準等の見直し案の策定作業及び基準委 員会の開催 眼科医療機器産業ビジョンの策定 ●眼科医療機器産業ビジョンの策定に向けた検討 広報活動の促進 ●法人化に伴い、外部に向けたより公共性・透明性の高い協会 活動等の情報発信 ●アニュアルレポート・眼医器協ニュース・HPによる広報活動 の促進 ●会員への各種通知等の周知徹底 眼科啓発活動の推進 ●「日本眼科啓発会議」活動による医学生、研修生向け「眼科サ マーキャンプ」への協力 外部委員会活動の推進 ●医機連委員会活動・公取協委員会活動への積極的参画 眼科医療業界の連携強化 ●眼科医学会との連携活動の強化 ●眼圧計量単位mmHgの永続的使用実現に向けた活動の推進 標準化の推進 ●眼科用検査機器の検査データの出力フォーマットの標準化の 推進と啓蒙活動 ●IHE協会を通じ眼科学会との共同による国際標準化 (DICOM,HL7等)取組み 安全情報活動の推進 ●「不具合用語」と「健康被害用語」を統一した「不具合用語コー ド新様式」への移行を推進 コンプライアンスの周知徹底 ●医機連の「企業倫理プロモーションコード」 「透明性ガイドラ イン」 等の周知活動 ●「飲食等の提供に係るルール」の周知、規約勉強会、インスト ラクター養成の推進 10 数字でみる眼医器協 日本の医療機器全体で、 眼科医療機器が占める割合は10%にも上ります。 優れた医療機器が眼科医療を支えています。 20 役員紹介 代表理事 会 長 JFCセールスプラン 瀧 本 次 友 (株) 理 事 井 浪 喬 之 (株)イナミ 理 事 副会長 トプコン 福 澤 弘 (株) 理 事 千 葉 祐 之 エイエムオー・ジャパン(株) 理 事 副会長 ニデック 小 澤 素 生 (株) 理 事 トーメーコーポレーション 田 中 修 (株) 理 事 タカギセイコー 高 木 和 敏 (株) 理 事 佐々木令裕 カールツァイスメディテック(株) 理 事 (株) 千 賀 明 興和 理 事 角 五 純 一 HOYA(株) 理 事 山 村 義 昭 キヤノンマーケティングジャパン(株) 監 事 佐 々 博 己 (株)朝倉メガネ 理 事 (株) 守口茂登志 参天製薬 監 事 山 口 洋 徳 (株)はんだや 理 事 (株) 柳 沼 良 司 日本アルコン 協会活動組織構成図 眼医器協 委員会 医機連 委員会 総務財務委員会 自主統計策定委員会 日本眼科啓発会議支部委員会 展示委員会 社会保険委員会 医機連理事会 社員総会 <加盟委員会> 監 事 国際政策委員会 理事会 事務局 機器保険委員会 眼内レンズ部会 眼科国際ボランティア支援委員会 選挙管理委員会 WOC実行委員会 法制委員会 副会長 法制委員会 安全情報委員会 産業戦略委員会 材料保険委員会 会 長 眼科医療機器標準化技術委員会 広報委員会 企業倫理委員会 常任理事 理 事 QMS委員会 臨床評価委員会 PMS委員会 技術委員会 販売・保守委員会 IT推進委員会 ISO/TC210活動推進委員会 法人化準備委員会 公取協支部運営委員会 公取協 委員会 公取協理事会 常任運営委員会 企画・広報委員会 指導・審査委員会 規約・基準委員会 21 会員紹介 2013年4月現在 ■正会員(106社) ●アールイーメディカル株式会社 ●株式会社サンコンタクトレンズ ●株式会社日本点眼薬研究所 ●アイミー株式会社 ●参天製薬株式会社 ●日本ビスカ株式会社 ●株式会社朝倉メガネ ●株式会社シード ●日本ライト株式会社 ●味の素トレーディング株式会社 ●株式会社シギヤ精機製作所 ●株式会社日本ルミナス ●株式会社アツザワプロテーゼ ●株式会社JFCセールスプラン ●株式会社バイタル ●株式会社アルファコーポレーション ●ジャパンフォーカス株式会社 ●パナメディカル株式会社 ●五十嵐医科工業株式会社 ●株式会社ジャムコン ●浜松ホトニクス株式会社 ●池上通信機株式会社 ●株式会社ジャメックス ●株式会社はんだや ●株式会社市川医科産業 ●株式会社シャルマン ●株式会社ピーエスシー ●株式会社イナミ ●ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 ●ビーバービジテックインターナショナルジャパン株式会社 ●エイエムオー・ジャパン株式会社 ビジョンケアカンパニー ●株式会社ビーライン ●株式会社エクスター ●スター・ジャパン株式会社 ●株式会社日立ソリューションズ ●株式会社エムイーテクニカ ●千寿製薬株式会社 ●ファイザー株式会社 ●株式会社エムエス ●総合メディカル株式会社 ●ファイバーテック株式会社 ●株式会社ellman-Japan ●株式会社タカギセイコー ●フェザー安全剃刀株式会社 ●エレックス株式会社 ●株式会社髙田眼鏡店 ●株式会社フローベル ●大塚製薬株式会社 ●株式会社高田巳之助商店 ●HOYA株式会社 ●株式会社オー・ビー・シー ●タカラベルモント株式会社 ●株式会社ホギメディカル ●株式会社オフテクス ●有限会社田川電気研究所 ●ボシュロム・ジャパン株式会社 ●オリンパスメモリーワークス株式会社 ●チバビジョン株式会社 ●株式会社ホワイトメディカル ●株式会社おんでこ ●中央産業貿易株式会社 ●株式会社町田製作所 ●カール ツァイス メディテック株式会社 ●株式会社テイエムアイ ●マニー株式会社 ●カイインダストリーズ株式会社 ●東海光学株式会社 ●有限会社メイヨー ●花王株式会社 ●株式会社東和 ●株式会社メニコン ●株式会社カネカメディックス ●株式会社トーメーコーポレーション ●株式会社モリア・ジャパン ●川本産業株式会社 ●株式会社トプコン ●株式会社ユニハイト ●株式会社キーラー・アンド・ワイナー ●有限会社豊原医科器械店 ●ライカマイクロシステムズ株式会社 ●キヤノンマーケティングジャパン株式会社 ●株式会社ナイツ ●株式会社ライト製作所 ●クーパービジョン・ジャパン株式会社 ●名古屋眼鏡株式会社 ●株式会社リィツメディカル ●有限会社小池器械店 ●南旺光学株式会社 ●株式会社リブドゥコーポレーション ●株式会社高研 ●日科ミクロン株式会社 ●ロート製薬株式会社 ●株式会社河野製作所 ●日東メディック株式会社 ●株式会社わかさ生活 ●興和株式会社 ●株式会社日本コンタクトレンズ ●株式会社ワック ●株式会社コーナン・メディカル ●株式会社ニデック ●国際交易株式会社 ●日本アルコン株式会社 ●有限会社サージカル・ジャパン ●株式会社日本義眼研究所 ●サイメンデザイン有限会社 ●有限会社日本サージ ■賛助会員 (16社) ●株式会社アイ・オー・エル・メディカル ●三和器械株式会社 ●株式会社アイテック ●株式会社志賀医科器械店 ●有限会社アルファ・コミュニケーション ●株式会社トラストメディカル ●株式会社アローズ ●株式会社日本眼科医療センター ●有限会社オフトメディカル ●株式会社平和医用商会 ●協和医科器械株式会社 ●株式会社マスダ ●河野医科器械株式会社 ●有限会社メイケア ●サンセイ医機株式会社 ●有限会社ヨシオカ医科器械 22 http://www.joia.or.jp/ 一般社団法人 日本眼科医療機器協会 〒102-0074 東京都千代田区九段南2-2-5 九段ビル9F TEL.03-5276-9841 FAX.03-5276-9842 2013.4.3000
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