プロロジス、中国で 「プロロジスパーク蘇州」施設規模を拡大

プレスリリース
2008 年1月 31 日
プロロジス、中国で
「プロロジスパーク蘇州」施設規模を拡大
−既存施設は全て稼働中、新たに 3 棟の施設を開発着手、2 棟を計画中−
物流施設専門の不動産開発会社プロロジス(世界本社: 米国コロラド州デンバー NYSE: PLD)
は 2008 年 1 月 30 日、中国において最大のプロロジスパークの一つである「プロロジスパーク蘇州」を
拡大し、計 5 万 7,000 平方メートル(61 万 3,000 平方フィート)の新施設を建設すると発表しました。
プロロジスは先ごろ「プロロジスパーク蘇州」に新たに計 5 棟、総賃貸面積 9 万 3,000 平方メートル(100
万平方フィート)を開発するための土地を取得し、すでに 3 棟の施設開発に着手しました。また、既存の
「プロロジスパーク蘇州」内の計 27 棟、総賃貸面積 33 万 6,500 平方メートル(360 万平方フィート)はす
べて稼働中です。プロロジスでは 3,400 万 US ドル(37 億 4,000 万円*)を投資し、今回計画している 5
棟の開発を 2009 年上半期中に完了する予定です。
「プロロジスパーク蘇州」は中国で成長著しい工業団地の一つである蘇州工業園区内に位置しています。
2007 年に 116 億 US ドル(1 兆 2,760 億円*)の GDP を産出している蘇州工業園区は、2,700 社以上
の外資系メーカーの拠点となっています。顧客は「プロロジスパーク蘇州」を利用することにより、安全確
保、免税手続きや自由貿易圏としてのメリットを享受することが可能です。
中国では経済の自由化が国内消費の伸びをもたらし、地域ごとの物流拠点の需要が高まっています。
中国の輸出志向から、プロロジスでは今後も特に保税施設の需要が増えるとみており、「プロロジスパー
ク蘇州」は外部へももちろん、内陸部への物流拠点として効率的で安全な理想的な施設となっていま
す。
「プロロジスパーク蘇州」は、上海から以北の都市を結ぶ上海−南京高速道路と、蘇州から以南の都市
を結ぶ蘇州−杭州高速道路の交差する地点に位置しています。また、3 つの主要空港と、外高橋コンテ
ナ港、中国最大の港の 1 つであり年間 600 万 TEU 以上の荷扱量を誇る、洋山深水港の 2 つの港に直
接アクセスすることが可能です。今回「プロロジスパーク蘇州」に開発中の 5 棟の施設はすべて保税施
設となります。
プロロジスは 2004 年に中国でビジネスを開始し、物流施設の開発会社として業界トップの地位を築いて
います。2007 年 9 月末時点でプロロジスは中国で 144 万平方メートル(1,550 万平方フィート)の物流施
設(開発または建設中を含める)を運営しています。なお、中国においてプロロジスの物流施設を利用す
る主な企業は adidas 社、DHL 社、L’Oreal 社、Menlo Worldwide 社、Nokia 社、NYK 社、Samsung 社、
UPS 社、日本通運(株)、(株)日立物流、(株)近鉄エクスプレス、(株)キューソー流通システム(順不同)
などがあります。
本資料は、2008 年 1 月 30 日、プロロジスが米国にて発表した英文プレスリリースの抄訳です。
*1 米ドル=110 円換算