第五次中期経営計画最終年度を 「業革の年」と位置付け、 更なる生産性

4
Vol.
第61期 株主通信(2013年2月1日~2014年1月31日)
2014年4月発刊
P.  1
株主の皆様へ
P.10
第五次中期経営計画最終年度を
「業革の年」
と位置付け、
更なる生産性の向上を目指します。
P.  5 TOPICS
P.  8 トーホーグループのCSR
P.  9
Zoom Up
女性活躍推進の取組み
P.13 セグメント別の概況(連結)
P.15 連結決算概要
P.17 会社情報/株式情報
P.18 株主メモ/Information
証券コード:8142
株主の皆様へ
第五次中期経営計画最終年度を「業革の年」
と
位置付け、更なる生産性の向上を目指します。
上野 裕一
株主の皆様には、日頃より当社グループにひ
代表取締役社長 とかたならぬご愛顧とご支援を賜り、厚くお礼申
し上げます。
当期は、第五次中期経営計画(3ヵ年計画)
「IMPACT 2014」
(2012年度(2013年1月期)
~2014年度(2015年1月期))の2年目として、
7つの重点施策に沿った取組みを推進した結果、
売上高については大きな節目となる2,000億円
を達成し、
8期連続の増収で過去最高となりまし
た。
しかしながらコストの上昇などにより営業利
益は2期連続の減益と厳しい業績になりました。
当期(2013年2月1日~2014年1月31日)の
概況と来期の取組みについてご説明いたします。
財 務 ハ イ ラ イト ( 連 結 )
売上高(単位:百万円)
197,055 204,394
175,472 183,084 187,731
10.1
1
11.1
toho Vision business report 2014.1
12.1
13.1
14.1
営業利益(単位:百万円)/売上高営業利益率(%)
営業利益
売上高営業利益率
2,526
1.44
2,614
1.43
10.1
11.1
2,865
1.53
12.1
1.23
2,297
1.12
13.1
14.1
2,415
なお、年間配当は前期と同じ1株につき10円(うち
当期の業績と配当について
説明をお願いします
Q
A
中間配当5円)
とさせていただきました。
一方、当期は節目となる出来事が多数ありました。連
8期連続の増収を達成した一方で
減益になりました
結売上高2,000億円の達成をはじめ、㈱昭和食品でも
グループ入り後初めて売上高100億円を達成しました。
また、㈱トーホービジネスサービスの品質管理サービス
当期は、円安による原料高や電力コストの上昇、ま
が開始5年目で売上高1億円を突破し、外食企業向け
た日常消費に対する根強い節約志向などの影響があ
業務支援システム販売の㈱アスピットは設立13年目で
る中、上期は増収、営業増益で折り返しましたが、下期、
営業利益1億円に到達しました。農業法人㈱トーホー
特に第4四半期において原料高による影響が顕著に
ファームも設立4年目にして初
あらわれ、通期では厳しい業績になりました。節電対策
の単年度営業黒字になるなど、
も全社的にLED照明へ切替えるなど真剣に取組みま
新しいビジネスの成長を感じ
したが、電気代の上昇を抑制するには至りませんでした。
取れる年度になりました。
売上高は、前期11月に大口取引先の喪失がありま
したが、前期及び当期のM&Aに加え、大型商業施設
の開業需要の取込みなど既存事業でカバーし2,043
億94百万円(前期比3.7%増)と8期連続の増収にな
りました。一方、営業利益は、上述の影響から22億97
百万円(同4.9%減)と2期連続の減益になりました。
経常利益は前期に有価証券売却益を計上した反動も
連結売上高2,000億円達成式典
Q
全国展開とM&Aの状況はいかがですか?
A
北陸地区に初進出するとともに
㈱ヤジマがグループに加わりました
あり21億92百万円(同21.9%減)、当期純利益はの
第五次中期経営計画
(以下「中期経営計画」)
の重点
れんの減損処理に伴う特別損失の計上などにより5億
施策「全国展開に向けた事業基盤の拡大」
「M&A戦略
16百万円(同41.5%減)
となりました。
の更なる加速」については、ディストリビューター
(業務
経常利益/当期純利益(単位:百万円)
経常利益
2,858
1株当たりの配当金(単位:円)/1株当たり当期純利益(単位:円)
当期純利益
2,931
1,165
1,248
10.1
11.1
1株当たりの配当金
2,962
559
12.1
2,807
884
13.1
2,192
9
9
22.52
23.17
10
10.34
516
14.1
1株当たり当期純利益
10.1
11.1
12.1
10
16.22
13.1
10
9.47
14.1
toho Vision business report 2014.1
2
株主の皆様へ
「 IMPACT 2014 」
第五次中期経営計画(3ヵ年計画)
社会から信頼され必要とされる会社へ
2012年度(2013年1月期)
∼2014年度(2015年1月期)
5つの経営方針
1.
2.
3.
4.
5.
持続的成長と収益力の向上
組織の活性化と人材の活性化
顧客・現場視点の経営
コンプライアンスと適時情報開示
スピード経営
7つの重点施策
1.全国展開に向けた事業基盤の拡大
2.M&A(合併・買収)戦略の更なる加速
3.新たなビジネスモデルの創生・育成
4.グループ・コスト・コントロールの徹底
5.人事・給与制度改革の継続
6.業務改革による生産性の向上
7.資産回転率の向上による企業体質の強化
用食品卸売)事業で前期の東北地区初進出に続き、
4
業についても3店舗で実施しました。
月に北陸地区初進出となる㈱トーホーフードサービス
今後も全国展開に向けてM&A戦略も活用しながら、
金沢営業所
(石川県金沢市)
を開設しました。
M&Aでは
事業基盤の拡大・強化を図ってまいります。
10月に茨城県の㈱ヤジマがグループに加わり、関東地
区の売上高が初めて500億円を突破するなど更にシェ
Q
アが拡大しました。
またアライアンスとして、商品の販路
拡大を図るべく11月に業務用食品カタログ通販大手の
㈱ミクリード
(東京都北区)
の株式10%を取得しました。
キャッシュアンドキャリー(業務用食品現金卸売)事
業のA-プライスでは3月に糸満店(沖縄県糸満市)、
9
A
来期は中期経営計画の最終年度です
「業革の年」
と位置付け、
生産性の向上を図ります
月に与那原店(沖縄県島尻郡)を出店した一方、不採
調達コストや電力コストが上昇している中、来期を
算の2店舗を閉店し、ビルド&スクラップを進めました。
「業革の年」と位置付けます。進行中の業革を確実に
改装は計画に沿って5店舗で実施し、食品スーパー事
進め、同時に積極的な情報システム投資、コスト・コン
トロールの徹底を継続し、生産性を高めてまいります。
関東地区売上高の推移(単位:百万円)
当期、㈱トーホーフードサービスでは各事業所の受
44,217
10,315
08.1
3
18,526
26,266
50,137
注・売掛・経理業務をエリアごとに基幹店へ集約し、派
生した人員を営業力強化のサポートに充てる業革をス
タートしました。来期は更に精度を高め、業務効率化と
31,715 33,224
営業力強化の実現を目指してまいります。また、グルー
プ全体を最適化するため、近年グループ入りした会社
の情報システム網を整備しており、来期も計画に沿っ
09.1
10.1
toho Vision business report 2014.1
11.1
12.1
13.1
14.1
て順次導入を進めてまいります。
食品スーパー事業では、収益力の早期改善が課題
に寄与し、社員の更なるモチベーションアップを図るこ
です。当期7月に調味料などドライ商品を中心とした
とが目的です。また、検討を重ねてきた人事・給与制度
「自動発注システム」を全店導入し、発注や商品補充
の改革については総合職・一般職区分の廃止など検
時間を削減できました。来期はその効果を要員計画に
討段階から導入段階に進んでおり、女性の活躍推進に
落とし込み、生産性の向上を図ってまいります。
ついてもプロジェクトを立ち上げ、職域拡大に向けた
また、持続的成長と収益力の向上のため「営業力の
具体的検討を進めています。更に、12月に当社グルー
強化」、
「商品力の強化」にも注力します。
プの障害者雇用機会の拡大を目的に特例子会社の認
ディストリビューター事業では、ナレッジマネジメン
定取得を前提とした「㈱トーホーウイング」を設立しま
ト
(知識の共有)システムを活用した営業活動の見え
した。今後も組織と人材の活性化を図り、一人ひとり
る化などに取組んできましたが、来期は機能的な営
が能力を発揮できる制度・職場づくりを実践してまいり
業ツールの見直しも進め、提案営業の強化を図って
ます。
まいります。
商品につい
ては、業務用プ
ライベートブラ
ンド商品のレベ
ルアップに取組
み、お 客 様 の
Q
来期の業績見通しはいかがですか?
A
7つの重点施策を引き続き推進し、
増収増益を目指します
ニーズに即した
来期の通期業績につきましては、売上高2,110億円
食 材 の 提 供を
(前期比3.2%増)、営業利益26億円(同13.2%増)、
更に強化してま
経常利益25億円(同14.0%増)、当期純利益11億円
いります。
(同112.8%増)
を予想しております。
原材料の高止まりや賃金の増加、加えて日常消費
Q
A
「人事・給与制度改革の継続」の
進捗状況は?
一人ひとりが能力を発揮できる
制度・職場づくりを着実に進めています
の節約志向、消費税増税に伴う個人消費の腰折れ懸
念などにより、中期経営計画最終年度の財務目標を下
回る予想ですが、
7つの重点施策に沿った取組みを更
に進化させ、企業価値の向上を目指してまいります。
株主の皆様におかれましては、一層のご支援を賜り
ますようお願い申し上げます。
今4月に当社及び一部子会社において、定期昇給
に加えベースアップ並びに若年層への特別昇給を実
施し、年間休日も1日増加しました。これはデフレ脱却
toho Vision business report 2014.1
4
TOPICS
2013年
第61期の主な取組み(2013年2月1日~2014年1月31日)
2月
8日 ▶トーホーストア、メーカー
5社との共同企画で豊岡
市「 コウノトリ基 金 」に
233,996円を寄贈
3月
15日 ▶A-プライス糸満店オープン
14日 ▶A-プライス新金岡店改装
オープン 5
5
新規出店したA-プライス糸満店
27日
4月
5月
2日 ▶トーホーフードサービス金
沢営業所開設 1
16日 ▶A-プ ラ イス 別 府 店 改 装
オープン 5
8日 ▶トーホーストア兵庫県出
店50周年
16日 ▶第60回定時株主総会開催
25日 ▶A-プ ラ イス 佐 賀 店 改 装
オープン 5
▶A-プ ラ イス 菅 原 店 改 装
オープン
改装したA-プライス別府店
23日
5
▶トーホーストア湊川公園
店改装オープン
改装したA-プライス新金岡店
改装したA-プライス菅原店
1
全国展開に向けた事業基盤の拡大
北陸地区初進出
㈱トーホーフードサービス金沢営業所開設
2
改装したトーホーストア湊川公園店
M&A戦略の更なる加速
「㈱ヤジマ」がグループ入り
ディストリビューター(業務用食品卸売)事業では、前期4月の東北
10月31日、茨城県を中心に業務用食品卸売事業を営み、和食や
地区初進出(㈱トーホーフードサービス仙台営業所)に続き、当期は
医療・介護業態向け食材の提供に強みをもつ㈱ヤジマ(茨城県筑西
4月2日、北陸地区初進出となる「㈱トーホーフードサービス金沢営
市)がグループに加わりました。
業所」を開設しました。全国展開されている外食企業への物流機能
㈱ヤジマのグループ入りにより、業務用食品卸売事業における関
の充実を図るとともに、金沢市を中心に地域に根ざした積極的な営
東地区の更なるシェア拡大に
業を展開してまいります。
つながります。
今後も全国展開に向
今後もコア事業の強化に
けて、事業基盤の拡大を
つながるM&Aを積極的に進
進めてまいります。
めてまいります。
4月に開設した
金沢営業所
5
改装したA-プライス佐賀店
toho Vision business report 2014.1
10月にグループ入りした㈱ヤジマ
6月
7月
8月
9月
6日 ▶A-プライス鹿児島店改装
オープン 5
▶
17日 鶴ヶ屋本社移転
24日 ▶ 第4回「トーホー 子ども参
観日」
を実施
1日 ▶トーホーグループ社歌を
改訂
▶
「toho group way」
を制定 4
▶
5日 トーホーファームが「かぼ
ちゃ」で7品目の「ひょうご
安心ブランド農産物」認証
を取得 P.8
28日 ▶トーホーフードサービス福
岡支店で初めて「トーホー
子ども参観日」
を実施
1日 ▶トーホー株式上場30周年
20日 ▶トーホーストア大久保駅前
店改装オープン
第4回「トーホー 子ども参観日」
移転した鶴ヶ屋本社
21日 ▶トーホーストア西長田店改
装オープン
30日 ▶全地域の161事業所で照
明28,836本をLEDへ 切
り替え完了
3
31日 ▶社会貢献型株主優待制度
により東日本大震災復興
義援金を寄贈 P.18
▶トーホーストア全店でドライ
商品を中心とした「自動発
注システム」
を導入完了 6
新たな販売チャネルの獲得を目指して
業務用食品カタログ通販大手
「㈱ミクリード」に資本参加
11月19日、㈱トーホーは業務用食品カタログ
福岡支店初の「トーホー 子ども参観日」
4
改装した
トーホーストア
大久保駅前店
▶トーホーストア、
メーカー5
社との共同企画で豊岡市
「 コ ウ ノト リ 基 金 」に
610,448円を寄贈
25日 ▶トーホーストア全店でクレ
6
ジットカードが利用可能に ▶
26日 A-プライス与那原店オー
プン 5
更に飛躍できるトーホーグループを目指して
「toho group way」を制定
トーホーグループが今後も100年、
通販大手の㈱ミクリード
(東京都北区)の株式
200年と「社会から信頼され必要と
10%を取得しました。
される企業グループ」として存続し
㈱ミクリードはカタログ通販事業を通じて全国
㈱ミクリードに資本参加
の中小の外食・中食事業者を顧客に、和食材を中心に商品を提供し
ています。今回の当社の資本参加により、業務用酒類卸の㈱カクヤス
続けるため、
8月1日、
「toho group
way」を制定しました。
「toho group way」は、
トーホー
toho group way
(出資比率51%)、食品卸の国分㈱(同39%)、業務用食品卸の当社
グループの経営理念や基本的・伝統的考え方など、会社として変え
(同10%)で共同運営することとなりました。
てはならない価値観を体系立てて整理したものです。
当社グループにとって、業務用食品カタログ通販事業は新たな販
グループ全体で共有し、浸透を図り、会社の良き歴史・伝統・風土・
売チャネルとなります。当社グループの業務用の商品力を活かし、㈱
文化を大切に守りつつ、絶えざる改革を実践しながら、今後も持続的
ミクリードの更なる成長に寄与してまいります。
成長を目指してまいります。
toho Vision business report 2014.1
6
10月
9日 ▶本社駐車場の一部に太陽
光パネル982枚の設置を
決定(2014年6月下旬発
電開始予定)
11月
19日 ▶ミクリードに資本参加
12月
3
28日 ▶ 車椅子8台を宮城県に寄
贈 P.8
▶トーホーストア
「コウノトリ
育むお米」を通じて豊岡市
「 コ ウ ノト リ 基 金 」に
122,969円を寄贈
10日 ▶ 特 例 子 会 社の認 定 取 得
を前提とした「トーホーウ
イング」を設立 P.8
24日 ▶ 福岡市より感謝状を受領
(3月・7月に福岡ソフトバン
クホークス観戦チケットを
寄贈)
1月
24日 ▶トーホーグループ売上高
2,000億円を達成
本社での記念式典
29日 ▶ 昭和食品、グループ入り
後、初の売上高100億円
を達成
30日 ▶藤代商店社屋増設
本社駐車場太陽光パネル(完成イメージ)
10日 ▶神戸で個人投資家向けIR
を開催
31日 ▶ヤジマがグループ入り 2
2014年
「コウノトリ基金」に寄贈
福岡市より感謝状を受領
5
キャッシュアンドキャリー事業、沖縄本島南部の店舗網を更に充実
A-プライスで新店2店舗、
改装5店舗を実施
プロの食材の店「A-プライス」を運営する㈱トーホーキャッシュア
食品スーパー事業、お客様の利便性向上と業務効率化を推進
ドライ商品を中心とした「自動発注システム」、
クレジットカード決済機能を全店に導入
地 域 密 着 型の食 品スー
ンドキャリーでは、
3月に糸満店、
9月に与那原店を相次ぎオープンし、
パーを運営する㈱トーホース
沖縄本島南部における店舗網の更なる充実を図りました。また計画
トアでは、業務効率化や欠品
に沿って、
2月新金岡店、
3月菅原店、
4月佐賀店、
5月別府店、
6月
数削減を実現するため、調味
鹿児島店を改装し、地域商圏の
料などドライ商品を中心とした
ニーズに対応した品揃えを強化し
「自動発注システム」の全店
ました。
導入を7月に完了しました。
今後も出店・改装を計画的に進
また、お客様の利便性向上
め、事業の更なる活性化を図って
のため、
9月、クレジットカード決済機能を全店に拡大しました。
まいります。
9月に新規出店したA-プライス与那原店
7
6
toho Vision business report 2014.1
クレジットカード決済機能を全店に拡大
今後も地域のお客様に便利に、心地よく、楽しくお買物していただ
けるお店を目指してまいります。
トーホーグループのCSR
トーホーグループは
「食を通して社会に貢献する」の経営理念のもと、
「 社会から信頼され必要とされる会社」
を
目指し、CSR
(企業の社会的責任)
活動を積極的に推進しています。当期
(2013年2月1日~2014年1月31日)
に
実施したCSR活動の一部をご紹介します。
空き缶のプルタブを集めて車椅子プレゼント大作戦
車椅子8台を宮城県に寄贈
トーホーグループでは、環境保全と社会福祉への取組みとして、空き缶のプルタブを回収し、
車椅子と交換する運動をお客様とともに推進しております。当期は東日本大震災からの復興に
力強く取組まれ、また前期に初進出を果たした宮城県に、11月28日、子ども用車椅子2台を含
む車椅子8台を寄贈しました。
なお、今回の寄贈は、2008年8月の福岡市(1台)、2009年11月の佐賀市(1台)、2011
年2月の福岡市(3台)、2012年12月の東京都世田谷区(7台)に続く5回目の寄贈となります。
2013年11月28日、宮城県に車椅子8台を寄贈
㈱トーホーファーム
「ひょうご安心ブランド農産物」7品目の認証取得
㈱トーホーファームでは兵庫県認証食品 「ひょうご安心ブランド農産物」 の認証取得を推
進しており、8月5日、 栽培する「かぼちゃ」 で同認証を取得しました。
これにより、じゃがいも、ブロッコリー、はくさい、たまねぎ、スイートコーン、枝豆に続く
7品目の認証取得となりました。
今後もトーホーストア等を通じて、 地域のお客様に安心・安全で美味しい新鮮野菜を提供
してまいります。
「ひょうご安心ブランド農産物」の認証を取得した「かぼちゃ」
障害者雇用を推進
「㈱トーホーウイング」を設立
企業の社会的責任の一環として、 障害者の方々の雇用機会の場を拡大し、 安心して就労
できる職場環境の確保を図るため、 12月10日、「㈱トーホーウイング」を設立しました。
同社は 「障害者の雇用の促進等に関する法律」 に基づく特例子会社の認定取得を前提と
しており、 今後トーホーグループの障害者雇用の中核を担ってまいります。
一人ひとりの得意分野を最大限に活かすことができるよう、チームワークを大切に、 未来
へ羽ばたく会社を目指してまいります。
㈱トーホーウイング
toho Vision business report 2014.1
8
「女性の活躍なくしてトーホーグループの成長なし」
女性活躍推進の取組み
Zoom
Up
「TPA(トーホー・ポジティブ・アクション)
推進プロジェクトⅡ」発足
政府が成長戦略の一つに掲げる、
「女性の活躍推進」。
トーホーグループでも
「女性の活躍なくして
トーホーグループの成長なし」
をスローガンに、女性活躍推進に向けた更なる取組みを進めています。
今回は、
トーホーグループにおける女性活躍推進の歩みと、
当期発足した「TPA推進プロジェクト
Ⅱ」についてご紹介します。
TPA
とは?
女性が活躍しにくい状況を是正するため、自主的かつ積極的に企業が行う取組みのことをポジティブ・アクションといい、
TPAと
は、
トーホー・ポジティブ・アクションの頭文字を取った略語です。
■トーホーグループの女性活躍推進の歩み
年月
2005年9月
2006年6月
2008年4月
2008年6月
出来事
女性が働きやすい職場のための制度整備~これまでの歩み
食を扱うトーホーグループにとって、最終消費者は女性の割合が
女性従業員の活躍を推進す
る初の「TPA推進プロジェ
クト」発足
多く、お客様から更に信頼・支持をいただくためには、女性の視点や
女性従業員の能力発揮促進が認
められ「均等推進企業」兵庫労働
局長賞を受賞。同年10月には神
戸市より「こうべ男女いきいき事
業所」として表彰
セージが発信され、社内で未発掘の女性パワーを活かそうと2005
TPA推進プロジェクトメンバー発案で子育て支援制
度が充実(有給休暇の時間単位取得、育児休業取得要
件緩和、JOBリターン制度、子育て支援ハンドブッ
クなど)
これまでの取組みにより
次世代認定マーク「くるみん」を取得
2013年10月 「TPA推進プロジェクトⅡ」が発足
「TPA推進プロジェクト」推進イメージ
TPA推進プロジェクトⅡ
意識付け
子育て支援制度充実
●
●
TPA推進プロジェクト
2005年9月∼2007年1月 女性管理職の育成・登用
女性キャリアパスの設定と全体
意識の底上げ
職域 育成 意識
2013年10月∼ 拡大 登用 改革
●
●
感性を積極的に取り入れていくことが不可欠です。
2003年には、トップから『女性社員に活躍の場を!』とのメッ
年9月「TPA推進プロジェクト」が発足しました。これにより、参加メ
ンバー(女性)の能力アップ、子育て支援制度の充実や次世代認定
マーク「くるみん」の取得などにつながり、徐々に社内の意識も変化
してきました。
女性の職域を拡大し、更に活躍できる職場づくりを
社内アンケート調査では、プロジェクト発足時と比べ
「仕事にやり
がいを感じる」女性従業員が着実に増加しました。しかし、女性管理
職の比率は0.2%と未だ低く、
その解決のため、
2013年10月
「TPA推
進プロジェクトⅡ」を発足させました。スローガンは、
「女性の活躍な
くしてトーホーグループの成長なし」
です。
「職域拡大」
「育成登用」
「意識改革」
の3つに的を絞り、
女性管理職比
率の上昇、キャリアパスの見直しなど、女性が活躍できる仕組みづく
りの検討を進めています。
現在も、メニュー提案・教育研修・品質管理など様々な分野で女性
が活躍しています。今後更にその領域を拡大し、誰もが生き生きと自
分の能力を最大限に発揮できるトーホーグループを目指し、推進し
てまいります。
9
toho Vision business report 2014.1
粉からその場で作る
無添加のヨーロピアンブレッドと、
”パンに合う料理“が織り成す
至福のひとときを ―。
連載企画vol.2
神戸屋レストラン 芦屋店
神戸屋レストラン 芦屋店
今回の訪問店
〒659-0092 兵庫県芦屋市大原町16 TEL.0797-21-2012 http://www.kobeyarestaurant.co.jp/shop/west/ashiya.html
営業時間
[レストラン]
● 8:00~22:00(L.O. 21:00)
…月~木 ※6~8月を除く
● 8:00~23:00(L.O. 22:00)
…金・土・日・祝 ※6~8月は全日
(8:00~11:00はモーニングメニューになります)
[ショップ
(販売のみ)
]
● 8:00~22:00(L.O. 21:00)
…月~木※6~8月を除く
● 8:00~23:00(L.O. 22:00)
…金・土・日・祝 ※6~8月は全日
渡邊 健悟 さん
企画管理部企画開発課
課長。
1985年入社。西宮
店、芦屋店等の料理担当
を経て、2006年に渡伊。
半年間、
ミラノの繁盛店
『ダ・ガスパレ』
で修行を積
む。芦屋店での調理はも
ちろん、全店のメニュー開
発に携わる。
toho Vision business report 2014.1
10
右/本日の鮮魚
(ランチより)
、左/
ピッツァ・マルゲリータ、奥/窯だしパン
フルッティ
・ディ
・マーレ・カルトッチョ
か ま
焼きたての窯だしパンと
臨場感たっぷりに作りあげる料理の競演。
扉を開けるとパンの焼ける優しく
の業態で関東に30店、 中部・関西
には、 常時60種以上のパンをはじ
芳ばしい香りがふわり―。1975年
に14店を直営で展開されています。
め、 多彩なサンドイッチやスイーツ
創業の『株式会社神戸屋レストラ
なかでも、閑静な住宅地に立つ『神
が勢ぞろい。 店舗入口には大きな
ン』は、 店舗で粉から練り上げた
戸屋レストラン芦屋店 』はベーカ
パン窯があり、 次々と焼きあがって
焼きたてのパンを、 作りたての料
リーレストラン業態のフラッグショッ
くる様子も垣間見られます。そして、
理と一緒に楽しめる、『ベーカリー
プとして長く愛されています。
店内を進むとまず目に飛び込んでく
レストラン』を中心に、 現在は8つ
お店の入口にある物販コーナー
るのが厨房のオープンキッチン。奥
CONCEPT
まき がま
薪窯
こだわりの調理法で、“素材の美味しさ”を最大限にひき出しています。
炭火焼き
パン
高温で焼きあげるナポリピッツァは、薄い生地
長崎県・対馬の備長炭を使用し、肉や魚の表面
その場で粉から作るスクラッチ製法と、イース
と大きくふくらんだ縁、芳ばしい焼き目が特徴。 をパリッと香ばしく、中はふっくらジューシーに。 トフード・乳化剤無添加にこだわったパンは、噛
素材と生地の良さがひときわ強く感じられます。 遠赤外線の力で、食材に旨みを封じ込めます。 みしめた時の食感や広がる香りが違います。
11
toho Vision business report 2014.1
には、 陽光が射しこむガラス張りの
は『 本日の鮮魚(ス
開放的な空間が広がります。「“お
ズキ)』。 炭火焼きな
客様の身近なキッチンでありたい”
らではのパリッとした
という思いから、 当店のメニューの
皮としっとりとした身
要である薪窯(まきがま)と炭火焼
の食感、 芳ばしい香
きグリルを前面に出して、 作ってい
りが、 魚と野 菜の凝
る人の顔が見え、 調理の臨場感や
縮された旨みと相まっ
香りも楽しんでいただけるレイアウ
て極上のハーモニー
トにしました」。そう語ってくださる
を奏でます。「パンに
のは、 本社の開発担当であり、レ
つけて楽しんで欲しい
ストラン全店のメニューを手掛ける
ので、 ソースは少し
渡邊健悟さんです。
多めに添えているんです」 と、う
レ・カルトッチョ』。エビやイカ、ムー
常に“パンに合う料理”を考えてい
れしい配慮も。2品目は高温の薪
ル貝などの多彩な魚介の旨みが、
るという渡邊さんおすすめの1品目
窯で一気に焼きあげる『ピッツァ・
包みの中にぎゅっと封じ込められて
マルゲリータ』。もちっとした生地
おり、 開いた瞬間、 湯気とともに
に水牛のモッツァレラチーズのミル
その豊潤な香りが立ち上ります。も
キー感、 そこにイタリア産ホールト
ちろん、 これらの料理にはずせな
マトとフレッシュトマトの酸味が重な
いのが焼きたての窯だしパン。“バ
り、 絶妙な味わいに。 薄めの生地
ケット”や“ジャーマン”など、 約8種
とジューシーな具が呼応し合い、さ
類からチョイスでき、 スタッフの方
らりと食べられます。3品目は紙包
に料理にぴったりのパンをアドバイ
みのパスタ『フルッティ・ディ・マー
スしてもらうのも、より美味しく楽し
神戸屋レストラン 芦屋店のスタッフのみなさん
む方法のひとつです。
「パンには肉や魚がもつ“自然の
ベーカリーワールドカップへの挑戦
神戸屋レストランのスタッフは、 パン作りのプロとし
て“飾りパン”の技術も磨いています。4年に1度、
パリで行われるベーカリーワールドカップには、日
本代表のメンバーとして6回出場し、 2度の世界一
に輝きました。
また、2014年3月にパリで開催されたベーカリー・
マスターズでは、長田さんが「パン部門」で優勝、
畑仲さんが「飾りパン部門」で3位に入賞しました。
美味しさ”が合います。そのため、
食材のフレッシュさはとても大切。
仕入れは、 少量ずつ、 365日行っ
ています」。素材の美味しさを最大
限にひき出す渡邊さんのメニューは、
第8回世界大会で優勝しトロフィーを掲げる
長田さん
(左)
と畑仲さん
(右)
。
これからも多くのファンを魅了し続
けます。
toho Vision business report 2014.1
12
セ グ メント 別 の 概 況( 連 結 )
ディストリビューター(業務用食品卸売)事業部門
業務用食材の提供からメニュー、情報、
システム提案に至るまで、
あらゆるジャンルの外食ビジネスをトータルにサポートしています。
営業利益
主な施策
●外食ビジネスをトータルにサポートする総合展示商談会やテーマ別・エリア
15億63百万円
前期比 +0.0%
別展示商談会、料理講習会などを開催し、提案活動を強化しました。
●各地で開業した大型商業施設の需要を確実に取込むことができました。
●㈱トーホーフードサービスでは前期の東北地区初進出
(仙台営業所)に続き、
北陸地区初進出となる金沢営業所を4月
に開設しました。
(P.5参照)
■売上高 ■営業利益 (単位:百万円)
129,313
1,562
●10月に㈱ヤジマ
( 茨 城 県 筑 西 市 )がグ
134,151
13.1
1,563
14.1
(当期)
ループに加わり、関東地区のシェアが更に
拡大しました。また、商品の販路拡大を図
るべく、11月に業務用食品カタログ通販
大手㈱ミクリード
(東京都北区)の株式を
10%取得しました。
(P.5,6参照)
キャッシュアンドキャリー(業務用食品現金卸売)事業部門
飲食店の毎日の仕入にお役立ていただけるプロの食材の店を運営しています。
売上高
417億52百万円
前期比 +6.3%
営業利益
3億60百万円
前期比 △39.8%
598
13.1
13
toho Vision business report 2014.1
総合展示商談会
売上高構成比
20.4%
前期に実施したM&Aや㈱トーホー・パワーラークス
「パワーラークス世田谷
店」の営業再開
(前期12月)
により増収となりましたが、
「パワーラークス世
田谷店」は未だ業績回復に至っていないことなどもあり、減益となりました。
主な施策
●A-プライス主催の展示商談会を6会場で開催するとともに、
「アジアン・焼
肉フェア」など各種フェアを全店で開催し、中小飲食店への提案を強化し
ました。
●A-プライスでは3月に糸満店、
9月に与
■売上高 ■営業利益 (単位:百万円)
39,262
65.6%
大口取引先の喪失の影響がありましたが、前期及び当期に実施したM&A
や営業強化により、増収増益となりました。
1,341億51百万円
前期比 +3.7%
売上高
売上高構成比
那原店を出店し、沖縄本島南部の店舗網
を更に充実した一方で2店舗を閉鎖、
5店
舗を改装しました。
(P.7参照)
41,752
360
14.1
(当期)
A-プライス主催の展示商談会
食品スーパー事業部門
売上高構成比
12.5%
「健康で安心な地域の冷蔵庫」
「あなたの街の食品スーパー」をコンセプトに
兵庫県で地域密着型の食品スーパーを運営しています。
既存店売上高は期末にかけて徐々に回復基調となったものの、
日常消費
への根強い節約志向が続く中、
競争は厳しさを増し、
減収減益となりました。
254億38百万円
前期比 △0.7%
売上高
1 39
主な施策
●お客様の来店動機につながる施策として季節ごとの催事やイベントを強
百万円
営業利益 △ 億
前期比増減 △ 百万円
化するとともに、夕方以降に来店されるお客様に魅力的な売場を提供すべ
く「1日2開店」の取組みを強化しました。
6
●業務効率化や欠品数削減を実現するため、
7月に調味料などドライ商品を
中心とした「自動発注システム」を全店に導入するとともに、お客様の利
便性向上のため、9月にクレジットカー
ド利用可能店舗を全店に拡大しました。
(P.7参照)
■売上高 ■営業利益 (単位:百万円)
25,619
●5月に湊川公園店、
6月に西長田店、9
25,438
13.1
△139
△133
14.1
(当期)
月に大久保駅前店を改装し、売場の活
性化を図りました。
改装したトーホーストア西長田店の惣菜対面売場
その他事業部門
売上高構成比
1.5%
グループ内へのシェアードサービスをはじめ、品質管理サービス、
情報システムサービス、営繕サービスなどコア事業を補完する事業を展開しています。
品質管理サービスや外食企業向け業務支援システム販売の㈱アスピットな
どが堅調に推移し、
増収増益となりました。
30億52百万円
前期比 +6.7%
売上高
営業利益
主な施策
●グループ内の業務効率化・生産性向上に寄与しました。
5億13百万円
前期比 +32.1%
●品質管理代行サービスや各種衛生点検など「品質管理サービス」の販売
を引き続き強化しました。
● 外食企業のニーズに即した最新
の 情 報システムを提 供し、業 務
効率化を支援する㈱アスピットが
堅調に推移しました。
■売上高 ■営業利益 (単位:百万円)
2,859
388
13.1
3,052
513
14.1
(当期)
外食企業向け業務支援システム
「アスピット」
toho Vision business report 2014.1
14
連結決算概要
連結損益計算書のポイント(単位:百万円)
前期
当期
(2012年2月1日から2013年1月31日まで)
(2013年2月1日から2014年1月31日まで)
売上原価
165,844
販売費及び
一般管理費
36,253
営業外収益
211
204,394
197,055
2,415
営業外費用
316
特別利益
74
特別損失
488
法人税等
少数株主利益
1,260
38,550
2,807
2,297
2,192
1,777
884
売上高 営業利益 経常利益
516
当期
純利益
売上高
売上総利益
営業利益
経常利益
税金等調整前
当期純利益
当期
純利益
※記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しています。
ROE・ROAの推移(%)
ROE
5.87
4.13
POINT
1
ROA
5.93
3.30
4.05
2.59
3.47
2.20
10.1
ROE =
11.1
当期純利益
平均株主資本
12.1
ROA =
2.34
13.1
事業利益(注)
平均総資産
(注)事業利益 = 利払前・税引前当期純利益
15
toho Vision business report 2014.1
2.57
増収の一方で営業利益は減益
前期及び当期に実施したM&Aやディストリビュー
ター事業部門の営業強化などにより売上高は増加しま
した。一方、円安による原料価格の高騰や電気料金の
値上げなどが影響し、
営業利益は減益となりました。
14.1
POINT
2
減損損失を計上
のれんの減損処理に伴う特別損失の計上などによ
り当期純利益は大幅な減益となりました。
連結貸借対照表のポイント(単位:百万円)
前期末
(2013年1月31日現在)
資産合計
76,576
流動資産
34,987
有形固定資産
28,785
無形固定資産
3,742
投資その他
の資産
9,060
固定資産
41,588
当期末
POINT
前期末
(2014年1月31日現在)
(2013年1月31日現在)
資産合計
75,997
35,377
固定資産
40,620
株主資本
22,021
有形固定資産
28,293
負債・純資産
合計
流動負債
流動負債
35,683
36,893
固定負債
固定負債
投資その他
の資産
9,305
18,750
その他の
包括利益
累計額
23
無形固定資産
3,021
純資産
少数株主持分
97
(2014年1月31日現在)
負債・純資産
合計
76,576
流動資産
当期末
22,142
75,997
16,840
純資産
22,264
株主資本
21,991
その他の
包括利益
累計額
146
少数株主持分
127
※記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しています。
連結キャッシュ・フロー計算書のポイント(単位:百万円)
当期
4
営業活動による
キャッシュ・フロー
2,857
8,622
投資活動による
キャッシュ・フロー
△793
現金及び現金同等物に
係る換算差額
現金及び現金
同等物の
3
期末残高
財務活動による
キャッシュ・フロー
△3,220
7,469
※記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しています。
借入金の返済により
総資産・負債が減少
総資産は前期末に比べ5億78
百万円減少しました。M&Aや決
算期末(1月)の売上が前年同月と
比べ増加したことなどにより受取
手形及び売掛金が13億41百万円、
た な 卸 資 産 が7億28百 万 円 増 加
しました。一方、借入金の返済など
に よ り 現 金 及 び 預 金 が11億5
百万円、また、のれんを含む無形固
定 資 産 が7億20百 万 円 減 少 し ま
した。
負債は前期末に比べ7億円減少
しました。主に減少したのは借入
金20億99百万円で、借入金の総
額は233億69百万円となりまし
た。一方、M&Aや決算期末(1月)
の仕入が前年同月と比べ増加した
ことなどにより支払手形及び買掛
金が16億74百万円増加しました。
POINT
(2013年2月1日から2014年1月31日まで)
現金及び現金
同等物の
期首残高
3
現金及び現金同等物の
期末残高は減少
営業活動によるキャッシュ・
フローは28億57百万円の収入
となりました。投資活動による
キャッシュ・フローは固定資産
の売却等による収入があった一
方、店舗の新規出店・改装など固
定資産の取得による支出があり、
7億93百万円の支出となりまし
た。財務活動によるキャッシュ・
フローは借入金の返済や配当金
の 支 払 い な ど に よ り、32億20
百万円の支出となりました。
toho Vision business report 2014.1
16
会社情報/株式情報
会社概要 (2014年1月31日現在)
役員 (2014年1月31日現在)
創
立
1947(昭和22)年10月
商
号
株式会社トーホー
本 社 所 在 地
神戸市東灘区向洋町西5丁目9番
078-845-2400(代表)
資
53億4,477万円
本
金
売 上 高(連結) 2,043億円(2014年1月期)
従業員数(連結) 2,131名
上記のほか嘱託・パートタイマー等
2,280名(1日8時間勤務換算)
主要取引銀行
三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行
西日本シティ銀行、福岡銀行
佐賀銀行、肥後銀行、兵庫県信連
代表取締役社長
上野 裕一
取
締
役
岡田 耕作
取締役専務
中溝 武夫
取
締
役
大久保裕晴
取
締
役
小杉 義純
常勤監査役
藤下 末夫
取
締
役
佐藤 敏明
常勤監査役
徳野 健二
取
締
役
原 邦継
監
査
役
高橋 繁正
取
締
役
明石 靖彦
監
査
役
野邊 義郎
注)1.
取締役 原邦継、明石靖彦、岡田耕作、大久保裕晴の4氏は、社外取締役です。
2.
監査役 徳野健二、高橋繁正、野邊義郎の3氏は、社外監査役です。
株式の状況 (2014年1月31日現在)
発 行 可 能 株 式 総 数
139,754,000株
55,060,834株
発 行 済 株 式 の 総 数
株
単
主
元
株
主
株主分布状況
(自己株式463,883株を含む)
数
8,154名
数
7,489名
持株数別株主数
1,000株未満
665名
持株数(株)
株 式 会 社 待 鳥 商 事
4,450,000
8.15
ト ー ホ ー 社 員 持 株 会
3,627,532
6.64
国
社
2,757,100
5.05
第 一 生 命 保 険 株 式 会 社
2,200,000
4.03
有 限 会 社 藤 崎 興 産
2,190,000
4.01
株式会社西日本シティ銀行
1,323,000
2.42
日 本 生 命 保 険 相 互 会 社
992,800
1.82
株 式 会 社 福 岡 銀 行
810,600
1.48
株 式 会 社 三 井 住 友 銀 行
649,100
1.19
富士火災海上保険株式会社
614,096
1.12
式
会
注)1.
持株比率は、小数点第3位以下を四捨五入して表示しています。
2.
持株比率は、自己株式を控除して計算しています。
17
中国・四国
637名
toho Vision business report 2014.1
8,154
持株比率(%)
地域別株主数
九州・沖縄
1,331名
外国56名
北海道・東北122名
関東1,492名
株主数
株主名
株
1万株以上319名
1,
000株以上
3,245名
大株主一覧
分
10万株以上63名
名
株主数
8,154
中部
477名
名
2,
000株以上
3,862名
近畿4,039名
株価の推移
400
株価(円)
300
200
2013/2 2013/3 2013/4 2013/5 2013/6 2013/7 2013/8 2013/9 2013/10 2013/11 2013/12 2014/1 2014/2
株 主 メモ
事
業
年
度
毎年2月1日より翌年1月31日まで
定 時 株 主 総 会
毎年4月 期 末 配 当 金
受領株主確定日
毎年1月31日
中 間 配 当 金
受領株主確定日
毎年7月31日
株主名簿管理人
東京都千代田区丸の内一丁目4番1号
三井住友信託銀行株式会社
特 別 口 座 の
口 座 管 理 機 関
東京都千代田区丸の内一丁目4番1号
三井住友信託銀行株式会社
郵 便 物 送 付 先
( 電 話 照 会 先 )
公
告
お知らせ
方
法
〒168-0063
東京都杉並区和泉二丁目8番4号 三井住友信託銀行株式会社 証券代行部
TEL. 0120-782-031(フリーダイヤル)
取次事務は三井住友信託銀行株式会社の本店及び全国各支店で行っております。
電子公告により行います。
公告掲載 URL. http://www.to-ho.co.jp
ただし、電子公告による公告をすることができない場合は、日本経済新聞に掲載します。
特別口座に関する手続き書類につきましては、三井住友信託銀行株式会社のウェブサイトでご請求いただけます。
http://www.smtb.jp/personal/agency/index.html
Information
社会貢献型株主優待制度のご案内
当社では、株主優待として株主の皆様に贈呈しております買物割引券を完
全未使用のままご返送いただければ、その10%にあたる金額を環境保全や社
■社会貢献型株主優待制度を活用した
東日本大震災復興義援金寄贈累計額
会福祉支援等の社会貢献活動に対して寄付をする社会貢献型株主優待制度
を導入しており、東日本大震災発生以降、本制度にご協力いただいた金額を
震災復興義援金として被災地に寄贈しております。
対象の株主様
前回までの
累計
多数の株主の皆様に本制度へのご協力をいただき、当期も7月31日に東日本
大震災復興義援金として1,095,500円を被災地に寄贈させていただきました。
ご協力いただきました株主の皆様に厚くお礼申し上げます。今後とも何卒ご
理解賜りますようお願い申し上げます。
当期
寄贈金額
2010年1月末時点〜
2012年7月末時点の株主様
2012年7月末時点及び
2013年1月末時点の株主様
(対象期間:2012年11月1日〜
2013年6月30日)
合計
4,921,763円
1,095,500円
6,017,263円
免責条項
本誌に掲載している将来に関する予想については、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、多分に不確定な要素を含んでおります。実際の業績
などは、業況の変化などにより、異なる場合があることをご承知おきください。
toho Vision business report 2014.1
18
創業以来「食」
を見つめてきたトーホーグループは
「社会から信頼され必要とされる会社」
を目指しています。
「食を通して社会に貢献する」の経営理念に基づき、
「美味しさ」そして「安心・安全、健康、環境」を基本に、外食・中食・内食の「食」の
さまざまなシーンを支えながら、食文化の向上に貢献し続けます。
ディストリビューター
キャッシュアンドキャリー
(業務用食品卸売)
(業務用食品現金卸売)
事業部門
あらゆるジャンルの業務用食材の提供から
お店の業務効率化支援まで外食
ビジネスをトータルに
サポート
食品スーパー事業部門
「健康で安心な地域の冷蔵庫」
地域密着型の食品スーパー
発行/株式会社トーホー グループ戦略部
〒658-0033 神戸市東灘区向洋町西5丁目9番
TEL. 078-845-2523 URL. http://www.to-ho.co.jp
事業部門
食を通して
社会に貢献する
飲食店を営むお客様の
毎日の仕入をサポートする
プロの食材の店
その他事業部門
グループ内へのシェアードサービス、
品質管理サービス、
情報システムサービス
などを提供