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2010 年はワンワールドアライアンスにとって記念すべき年となります
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ワンワールドアライアンスは日本航空との提携を拡大・充実させていきます。
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ロシアとインド、それぞれをリードする航空会社が加盟準備を進めます。
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大西洋線と太平洋線、それぞれにおける独占禁止法適用免除に向けた手続きが
進みます。
本日、ワンワールドアライアンスの加盟航空会社の各社長が一同に会し、ワンワール
ドアライアンスにとって記念すべき 1 年となる 2010 年最初の会議を行ないました。
前回の社長会から、本日にいたるまで以下の大きな進展がありました。
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2010 年 2 月、日本航空(以下、JAL)がワンワールドアライアンスとの関係を強化し、メ
ンバーであるアメリカン航空(以下、AA)との提携を強化し、共同事業を行なうことを発
表しました。JAL と AA は米国運輸省に米独占禁止法適用免除を申請し、関係政府の
認可が得られた後に太平洋線における提携を強化していくことになります。なお本日の
会議は 2 月に就任した JAL の大西賢新社長にとって初めての社長会でした。
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2010 年 3 月、スカイトラック社によりインド国内では唯一 5 つ星を与えられている航空
会社、キングフィッシャー航空(IT)がワンワールド加盟を発表しました。2010 年 3 月に
はインド当局からの認可を取得しております。
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2010 年 2 月、米国運輸省が AA とブリティッシュエアウェイズ(以下、BA)、イベリア航
空(IB)、フィンランド航空 (AY) 、ロイヤルヨルダン航空 (RJ) による大西洋線における
独占禁止法適用免除の認可仮決定を行ないました。一方、欧州委員会(EC)は今後、
AA、BA、IB の 3 社が提示した大西洋線共同事業に関する改善策を精査し、最終的な
判断を下すことになります。
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また、ロシアの代表的な航空会社である S7(シベリア航空)が正式加盟する年の最初
の社長会でもあります。
ワンワールドアライアンスは他の分野でも大きな一歩を踏み出しています。 ロンドンで
は乗り入れの加盟航空会社がターミナル 3 とターミナル 5 の 2 つに集約されます。
また AA は 2 月にロサンゼルス=羽田、ニューヨーク=羽田の 2 路線のスロット申請を
行いました。
加えて、11 月には BA が成田空港の第 2 ターミナルへの移転を予定しています。 こ
れにより、成田乗り入れのワンワールドアライアンス加盟航空会社は全て第 2 ターミナ
ルへ集約されることになり、成田空港での乗り継ぎ等に関して、これまでにも増してお
客さまの利便性は飛躍的に高まります。
日本航空との提携拡大について
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2010 年 2 月 9 日、JAL がワンワールドアライアンスとの提携関係強化を発表し
た 3 日後の 2 月 12 日に、JAL と AA は北米=アジア間での共同事業を目指し、
米国運輸省に対して独占禁止法適用免除の申請を行ないました。
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2010 年 3 月 25 日、BA と JAL はコードシェア提携の大幅な拡大を発表しまし
た。BA が運航する JAL コードシェア便を従来の 2 倍以上に増やし、欧州各地
へのネットワークを拡充することで合意しています。具体的には、ロンドンとブリ
ュッセルやジュネーブを結ぶ便など 9 地点が追加され、今月末にはロンドンと
バルセロナやアテネを結ぶ便など 4 地点がさらに追加となり、ロンドン発着 23
地点へコードシェア便を運航することになります。
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JAL と他の加盟航空会社はロンドンヒースローのターミナル 3 で一体的な空港
の運用を行なっています。とりわけ JAL は、プレミアム旅客に対し BA のラウン
ジを提供しています。今後は他の空港においても BA とラウンジを共用する計
画です。
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他のワンワールド加盟航空会社も JAL とのコードシェア提携拡大を計画してい
ます。既に、メキシカーナ航空(MX)の運航するメキシコシティー発着路線や、カ
ンタス航空(QF)の関連会社ジェットスター航空(JQ)の運航する路線などに
JAL の便名が付与されています。今後順次拡大する予定です。
以上