2014年 12月 ラジオに囲まれれて、まったり受信はいと楽し。 京都市 NGO BCLには様々なスタイルがあると思います。 新旧様々なラジオや受信機をいろいろ試してみること。 BCL少年だった頃に使っていた短波ラジオで放送を聴き、何かを 感じること。 それは、「今」を感じる時の流れであったり、「あの時」を思い出す ことであったり。 おもいでラジオ GX ワールドボーイ カミさんからもらう毎月の小遣いをやりくりして、あの頃欲しかっ たラジオを、何とか手にいれ、やり残した何かを完結したり。 いえいえ、ノスタルジーにばかり浸っているわけではありません。 最新のDSP受信機*1やSDR*2、あるいは、DX向きにカリカリにとん がった受信機なども使ってみて、「コストパフォーマンス」や、はた また、「絶対性能」を論じてみたりもします。 ナショナル クーガ 115 BCLの楽しみは、千差万別、変幻自在、七転八倒、もとい、七転び八 起き(笑)、人、それぞれで、それを「趣味」と言います。 趣味というのは、それを知らない人に、「なんと言う意味のないこ とをしてるのだ。」と思われるほどに、高尚であり、趣味性が高いの だそうです。(ホンマかいな?(笑)) 耳をすませてのDXingは狩猟本能を刺激し、血も騒ごういうもの NRD545 とプロシード 2800 ですが、義務感なしに(これ大事です)聞きたいときに、ラジオのス イッチをONして、広めのIFフィルタ*3で混信などあまり気にせず、 ニュースであれ、音楽であれ、ゆっくり聞き流します。 その時々、別のことをしていても構いません。 耳に引っかかれば、「ん?」と手をとめ耳を傾け、聴くスタイルが、 今の自分に合っているかなと思っています。 音の良い KENWOOD R5000 ログブックは、綺麗な色の万年筆で書きます。 日本語放送や英語放送ならトークプログラムでも楽しめますし、興 味のない話題なら聞き流します。 それから、音楽ならば万国共通です。 肩の力を抜いて、ハンモックでねっころがって雲を見ているような 感じのリスニングが至福です。 音楽を聴くだけなら、ステレオでFMを聞けば?とうちのカミさんな 小さくても短波ラジオ DEGEN DE11 どは言います。 さにあらず。 遠く、かなたから、山(大陸)や海(太洋)を越えやってくる電波の強弱には何とも 言えない、趣きと味があります。 それを気に入ったラジオで(時には、とっかえひ っかえして)聴きます。 BCLの醍醐味です。 Happy Radio Lifeであります。 これまでも、そして、これからも、短波ラジオと 短波放送受信は、ずっと趣味でありつづけま す。 木は森に隠せ。 また森に隠すラジオを買ってしまい *4 そうで す。 ちょっと前のシャック(2008 年) NRD545 / SDR Perseus+ FDM-S2 最近のシャック(2014 年) 簡単な語句の解説など: *1 DSP受信機: 内部の信号処理、主にIF段(中間増幅)以降をデジタルシグナルプロセッサ (DSP)に肩代わりさせているラジオや受信機を示す。安価なラジオと高価な受信機では、そも そも使われているDSPの性能は全く異なる。 *2 SDR: ソフトウェア・デファインド・ラジオの略。 ェアで行う新しいスタイルの受信機。 放送受信の制御をパソコン+専用ソフトウ ソフトウェアが改定されることで、全く新しい機能を付 加したり、性能UPを図ることが出来る。 *3 IFフィルタ: 受信機に隣接周波数の混信を除去するために装備されているフィルタ。 広い帯域を通過させる広帯域フィルタほどブロードで音が良く、狭帯域フィルタは混信を除去 する能力に長けるが、その分、音声がこもったように悪くなる。 *4 森に隠すラジオ: 家人に内緒で買ってしまい、やってくる非難や怒りを避けるためどう言 い訳しようかと嬉しくも、困った事の基になる愛しいラジオの事。 また、保有台数がある数量 を越えると買った本人でさえも分からなくなってしまう困った現象を引き起こすラジオの事も しめす。 (うーん、困った。。。)
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