平成28年度 「神戸シミュレーションスクール」 運営業務委託事業者公募要領 1. 募集概要 神戸市では,シミュレーション未経験の企業,企業人に向けて,最初の取り掛かりとしての初心 者向けに特化した実習を伴う講習会を「神戸シミュレーションスクール」として公益財団法人 計 算科学振興財団(FOCUS)と共催して開催します。 材料力学や有限要素法,数値流体力学や層流・乱流などの理論的理解をしてもらい,数値解析手 法を理解のうえ,シミュレーションソフトの実習体験を実施します。 本趣旨にご賛同いただき,スクール開催にご協力いただける実施主体事業者を募集いたします。 2.募集数 1社 3.業務委託内容 参加者の募集,講義,実習,アンケート,交流会の開催に関する業務 4.委託期間 契約締結の日から平成 29 年 2 月 28 日まで 5.委託金額(上限) ¥800,000(消費税等を含む) 6.対象者 初学者,設計・開発部門で CAD を使用している企業の方など 7.スクール会場 公益財団法人 計算科学振興財団 実習室(定員 20 名) 神戸市中央区港島南町 7-1-28 計算科学センタービル 開催日の決定に際し,スクール実施希望日に実習室の空き状況を確認した上,開催2ヵ月前までに 本市職員と調整すること。 ※神戸市及び計算科学振興財団の休業日は除くこと。 ※神戸市及び計算科学振興財団が展示会等へ出展する日はスクール開催ができない場合があるた め,事前に調整願います。 ※会場の実習端末環境の準備等(ソフトウェアのインストールや動作確認等)は,計算科学振興財 団の指示に従い,すべて受託者側の責任で行っていただきます。 1 8.共催 公益財団法人 計算科学振興財団(FOCUS) 9.開催概要 (1)講義内容 解析技術の基礎となる知識の取得ができる内容とすること。 一般社団法人 日本機械学会の公認 CAE 技能講習会に準拠した内容とすること。 (※本スクールが,一般社団法人 日本機械学会の公認 CAE 技能講習会となることが望まし い) ・構造解析編(例) CAE の概要と数値解析手法,材料力学の基礎,有限要素法の基礎,有限要素法と応力, 有限要素法の解析手順,応力解析例と有限要素法による設計例,応力解析の実践 等 ・流体解析編(例) 基礎数学準備と有限体積法入門,計算格子作成の基礎,線形方程式の解法, ナビエ・ストークス方程式の解法,境界条件の設定 等 端末を使った実習体験には,FOCUS スパコンを利用した実習を含めること。 (2)講義回数 構造解析編と流体解析編をそれぞれ実施。 1 回あたり,9:30~17:00 を 1 コマとして全 5 回程度,月 1,2 回程度で実施すること。 ※構造解析編,流体解析編とも第 1 回から最終回までをシリーズで実施し,9:30~10:00 ま では前回の復習を行うこと。但し,第1回の開始は 10:00 とする。 ※途中からの参加は原則不可とする。 10.参加者 (1)募集開始(開講月の 2 か月前程度からそれぞれ募集) 構造解析編 7 月 1 日頃 流体解析編 9 月 1 日頃 ※ただし,構造解析編,流体解析編の募集開始時期が入れ替わっても構わない。 (2)募集人数 定員 20 名を予定 (参加者からはテキスト代等の実費として,一人 10,000 円を徴収する) (3)参加者企業 参加者は,多くの企業に参加していただくため,1企業 1 名を原則とする。 2 (4)参加者決定方法 募集開始から開催開始 3 週間前までを申込み期間とする。申込みされた方から本市職員が下 記の優先順位に従い決定する。参加者への決定通知は,開催 2 週間前までに受託者が行うこ と。1 企業 1 名で定員に達しない場合は,下記の優先順位を参考に決定していく。申込み期 間内に定数が達しない場合は,申込み者全員を参加者とし,その後先着順とする。 優先順位は,下記の通りとする。 ① 市内企業に所属している方 ② 県内企業に所属している方 ③ FOCUS スパコンを利用企業・利用する可能性のある企業に所属している方 ④ 県外企業に所属している方 (5)申込者情報は下記の通りとする。 (必須) ・氏名 ・所属企業名 ・所属名 ・所属企業住所 ・電話番号 ・FAX 番号 ・E メールアドレス ・受講理由 ・FOCUS スパコン利用または予定の有無 ・本スクールをどこで知ったのか 他 11.講師等 (1)主担当講師の採用の決定は,事前に講師の略歴,講習実績を本市に書面で提出し,承諾を得 て決定すること。講師決定はスクール募集開始までに行うこと。(講師は大学等の先生とソフ トベンダーなどの複数人が適格である) (2)受講生が講師と十分な意思疎通が図れるように交流会,コーヒーブレイク,ビジネスマッチ ング等を開催すること。ただし,これら(特にスクール終了後に実施するもの)への参加は任 意とし,その費用は,参加者の実費をもって開催すること。また本見積もりには含まないこと。 12.その他 (1)申込方法と情報の取り扱い 受託者は,参加者募集用の Web サイトを立ち上げ,Web サイト申込画面から申込者情報を記載 して申し込めるようにしておくこと。ただし,入力された情報は必ず,E メールで受託者が受信 し,CC として本市の指定したアドレスでも受信可能とすること。受託者は,申込者に対して受け 付けた旨の連絡をすること。 受託者は,業務終了後に申込者情報を利用できないように申込者情報を削除した旨を書面で提 出すること。ただし,スクール開催中に参加者からの意思で受託者に対して連絡先を交換した情 報は除く。 (2)提出物 講義資料一式,参加者一覧表,出席状況表アンケート,各講座の写真(座学状況,実習状況を 開催した日毎に撮影)など 3 (3)見積りについて 見積りの中には,講師代,交通費,ソフトウェアの使用料も含めること。 ただし,FOCUS から無償で提供される会場代と PC 使用料,実費徴収を認めるテキスト代等の費 用は含まないこと。 13.業務提案書の提出 提案書の様式は自由としますが,応募事業者の強み(内容,企画力,スクール実績等)を明示しな がら,下記の項目を必ず盛り込み作成して下さい。 ①スクール内容 ②予定開催回数 ③過去に神戸でのスクール実績等 (参考)スクール内容(例) 構造解析編,流体解析編ともに,下表のように第 1 回から最終回までの各回における講義,実習の 内容がわかるように記載すること。 また,第 2 回以降は前回の復習を含めること。 表.スクール内容(例) 構造解析編(流体解析編も同様) 回数 第1回 開催日 2016 年○月○日( 内容例 ) 講義 ○○○○○○ 実習 ○○○○○○ : : : : : : : : : 第○回 (最終回) 前回の復習 2016 年○月○日( ) 講義 ○○○○○○ 実習 ○○○○○○ 14.応募手続 提出期限までに,様式1の参加申込書, 「13.業務提案書」 ,事業費見積書,団体等の概要がわか る資料(会社概要,パンフレット等)を下記へ郵送,E-mail または持参すること。なお,同一団体 で複数の企画提案書の提出はできないものとする。 ◆提出期限 平成 28 年 5 月 27 日(金)17 時 必着 ◆提出場所 〒650-8570 神戸市中央区加納町 6 丁目 5 番 1 号(神戸市役所 1 号館 23 階) 神戸市 医療・新産業本部 医療産業都市部 誘致課(担当:佐川,野坂) 4 15.質問及び回答 質問がある場合,様式2の質問書に必要事項を記載し,E-mail にて送付すること。 (電話による質問の受付は行わないので,注意すること。) 質問には,E-mail で回答する。なお,選定に係る質問には回答しない。 質問の受付期限は,平成 28 年 5 月 20 日(金)17 時までとする。 16.問い合わせ先 神戸市 医療・新産業本部 医療産業都市部 誘致課(担当:佐川,野坂) メールアドレス:[email protected] T E L :078-322-5337 17.選考方法等 (1)応募資格 応募資格:次の条件を満たす個人・法人に限る。 ア 申込み受付期間中に,神戸市指名停止基準要綱(平成 6 年 6 月 15 日市長決定)に基づく指 名停止措置を受けていないこと。 イ 地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)第 167 条の 4 の規定に該当していないこと。 ウ 本市における請負及び委託契約の業務について,これまで契約違反など履行状況が不良との 評価を受けていないこと。 エ 銀行取引停止処分を受けていないこと。 オ 会社更生法(昭和 27 年法律第 172 号)に基づく再生手続き開始の申立又は民事再生法(平 成 11 年法律第 225 号)に基づく再生手続きの申立がなされている者(更生又は再生の手続 開始の決定がなされている者で履行不能に陥るおそれがないと神戸市が認めたものを除く。) でないこと。 カ 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成 3 年法律第 77 号)に基づく暴力団 でないこと。また,同法に基づく暴力団員(以下, 「暴力団員」)が役員として又は実質的に 経営に関与している団体でないこと。個人又は個人事業者である場合にあっては,当該個人 又は個人事業者が暴力団員でないこと。暴力団員を,相当の責任の地位ある者として使用し, 又は代理人として選任していないこと。役員等が,暴力団又は暴力団員に金銭的な援助を行 い,その他経済的な便宜を図ったことがないこと。役員等が,暴力団等と社会的に非難され る関係を有していないこと。 キ 代表者及び役員に破産者及び禁固刑以上の刑に処せられている者がいる団体でないこと。 ク 租税公課の滞納処分を受けていないこと。 (2)審査方法等 業務提案書に基づき,提案評価委員会での審査を経て受託候補者を選定する。 (ア)評価基準 業務提案書の記載に基づいて,下記①~④の事項について,最も評価点の高かった事業者を受託 候補者として選定する。 ① 応募者の受託適性,スクールの提案内容の有効性(スクールの趣旨に準じた内容となっている かなど) ② スクールの企画力(予定している講師があれば記載してください) ③ 事業費 ④ 神戸への貢献度(神戸での活動実績など) (イ)選定結果の通知 5 提案評価委員会の選定結果は,提案参加事業者全員に対して,文書で通知する。ただし,通知内 容は,受託候補者への選定の有無のみとし,評価点や評価順位については通知しない。 (ウ)受託候補者としての選定取り消し 受託候補者が提案資格を満たさないこととなった場合,又は,業務提案書等に虚偽の記載をした ときなどの不正行為が認められた場合,受託候補者としての選定を取り消すものとする。 (3)委託契約の締結 受託候補者を選定した後,本市との協議により提案業務内容を精査し,その後,委託契約締結に 向けた交渉を行うものとする。 (4)その他 ①評価の方法や評価結果に関する不服申し立て,及び提案評価委員会での審査の内容についての問 い合わせは一切受け付けない。 ②委託契約の締結については,本市所定の「委託契約約款」に基づくこととする。 ③実際の業務運営の詳細に関しては,本市の指示に従うこととする。 6
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