道の駅蛍街道西ノ市周辺の イベント広場の確保・整備に関する請願書

道の駅蛍街道西ノ市周辺の
イベント広場の確保・整備に関する請願書
紹介議員
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道の駅蛍街道西ノ市周辺のイベント広場の確保・整備に関する請願書
平素は、快適な市民生活のために何かとご支援・ご懇情をいただき心からお
礼申し上げます。
標記について、請願いたしますのでよろしくお願いいたします。
【請願の趣旨】
今年2月、豊田地区まちづくり協議会が発足し、住みよいまちづくりを形成
するため、現在、地域住民が協力しあって計画に基づき事業を進めております。
この全体事業計画を策定する中で、地域住民からの要望が特に多かったのが、
将来を見据えた道の駅蛍街道西ノ市周辺のイベント広場の確保・整備について
でした。
私たちが暮らしている下関市豊田町には、道の駅蛍街道西ノ市が町の中心に
あり、それに地元住民や関係各位の協力のかいもあって、平成16年の開業か
ら今日に至るまで豊田町の観光の中心として、また情報発信及び交流拠点とし
て賑わい続けています。
現在では、その知名度は山口県に止まらず、全国的にも広く認知されており、
平成26年度には「地域活性化の拠点となる優れた企画があり、今後の重点支
援で効果的な取組が期待できるもの」として国土交通大臣から重点道の駅に選
定され、昨年の10月には総来場者数900万人を達成するなど、地域の活性
化に大きく貢献しているところです。
しかしながら、1年を通じて週末は来場されるお客様の駐車スペースが慢性
的に不足しており、お盆や正月、連休などは駐車待ちにより主要道路で渋滞が
起こり、隣接のスーパー駐車場に駐車するなど、地元住民の生活に悪影響を及
ぼしています。
また、豊田の観光のメインとなるホタルシーズンには、市内外からホタルを
観賞しようとたくさんの方が来られるため、地域住民が一丸となって日本初の
ホタル舟やホタル案内の窓口として道の駅を活用しています。
とくに、地域が一番力を入れている「豊田のホタル祭り」は、1日4万人を
超える来場者で賑わっていますが、メイン会場をスーパーの駐車場を借りて臨
時的に実施するため、運営面の余分な経費や労力がかかり負担が大きくなって
おります。
今後、近隣の俵山IC(仮称)と俵山温泉IC(仮称)の開通後に、山陰自
動車道の豊田IC(仮称)が開通します。通過されるICや道の駅ではなく、
豊田ICから道の駅蛍街道西ノ市に、更に来場者が増えるように仕掛けや仕組
みが必要です。県内有数の温泉を有する道の駅蛍街道西ノ市は、キャンピング
カーで旅をされる方、陸輸送のトラックのアクセスポイントとなる可能性は十
分あると思います。この点からも、イベントや駐車場として使用できる広場の
整備は必要であり、豊田地区まちづくり協議会としても年間を通じて地域住民
と市内外の方々との交流が図れるイベントを開催し、地域の活性化に繋げたい
と思っております。
【請願事項】
以上のような問題等を鑑み、現在道の駅蛍街道西ノ市に隣接する土地を下関
市で確保していただき、イベント広場(多目的)として使用・活用できるよう
請願するものであります。
地域住民や町外の住民が、主に土・日曜日、祝日に、レクリェーションやイ
ベントの開催地としてその広場を利用し、そのレクリェーションやイベントの
行き来に伴い、道の駅蛍街道西ノ市に立ち寄ることで、情報発信・交流拠点と
して道の駅をなお一層有効に活用し、賑わいを創出することができるようにな
ると考えます。
人口減少社会が到来している中で、次の10年は団魂の世代の消費が大きく
後退して行くことが明白です。
新しい、若い世代の獲得に向けた行動や仕掛けが今こそ必要です。
また、ホタルシーズンの6月や連休等の観光ピーク時には、県内外から来ら
れるお客さま用の臨時駐車場として活用することで、現状以上の集客を受け入
れ、駐車場不足を緩和し、より一層の賑わいを作り出すことも可能になります。
イベント広場の確保・整備は、広くは、下関市の観光振興に貢献できること
だと思いますので、どうか前向きにご検討いただきますよう、よろしくお願い
いたします。
平成28年
下関市議会議長
関谷
博
提出者(代表者)
8月
日
様
住
氏
所
名
下関市豊田町大字矢田149番地1
豊田地区まちづくり協議会
会長 伊藤 修二
印
TEL 766-0775