◆ 本庄東中学校校庭の発掘調査 ◆ 塙保己一の顕彰活動について ◆ 図書館季節の催し物 ≪表紙写真≫ 本市では、「市民一人１スポーツ」を目標に掲げ、市民の健康保持・増進と、体力の維持・向上に役立つよう、身近なところで気軽に参加できるスポーツ・レクリエーション教室や大会を開催しています。本庄市指定文化財作業風景古墳時代後期の竪穴式住居のカマド跡本庄東中学校建替工事に伴って、昨年夏から校庭の発掘調査を実施しています。このわらたてもちじんぶつはにわ笑う盾持人物埴輪この埴輪は、古墳時代後期（６世紀後半期）に相当する旭・小島古墳群内の前の山古墳から他の埴輪や土器類等の出土遺物とともに発見されたもので、本庄市歴史民俗資料館で見学することができます。この盾持人物埴輪は、本庄市のマスコットキャラクターはにぽんのモデルとして広く親しまれています。１１月３０日（金）には、市内３校の研究委嘱校で、「人権教育」、「体力向上」、「学力向上」の研究発表会が開催されました。本庄市立小・中学校の約２００名の教員が、研究発表会に参加し授業等を参観しました。また、公開授業の後には、参観した授業や取組について、熱心に研究協議を行いました。各学校では、研究委嘱校の成果を持ち帰り、教育活動の充実につなげています。薬師堂東遺跡からは、古墳時代前期から平安時代の数多くの竪穴式住居跡が発見され、大規模なムラの跡（集落跡）の存在が明らかとなりました。この遺跡からは、たくさんはじきすえ本庄西小学校「人権教育」６年生国語きの土師器や須恵器などの珍しい土器類など多くの遺物が発見されています。本庄市指定文化財「笑う盾持人物埴輪」３体は、フランスのパリ日本文化会館で開催された「笑う日本美術史」という企画展で展示されました。この「笑う盾持人物埴輪」が、パリから本庄市に帰ってきたのを契機に、１月１８日から１月２５日まで、市役所１階の市民ホールでパリ帰国記念特別展示笑う盾持人物埴輪展と題した特別展を開催しました。パリ日本文化会館での展示の様子金屋小学校「学力向上」６年生算数さらに、従来より老朽化が進んでいた保木野の塙保己一墓所を移転・改修し、市で整備する塙先生百年祭記念碑及び同敷地の公園整備にあわせて塙保己一顕彰のシンボルとするべく作業をすすめ平成24年9月には墓所の移転を完了し、竣工式を行いました。今後は、没後200年記念事業として、上越新幹線本庄早稲田駅前への銅像の設置が平成 28年に予定されています。移転が完了した塙保己一墓所日本史に登場する江戸時代の国学者塙保己一は、現在の本庄市児玉町保木野に生まれ、その後、１５歳で江戸に出て、努力とその人柄を慕う周囲の人々に支えられて盲人としての最高位である総検校になりました。塙保己一は歴史から消えてしまうおそれのある貴重な文献の数々を保存・分類して、世の中のため、後世の人々のため残そうと群書類従を編さんしました。さらに、和学講談所を開設し国学の進展に尽力しました。本庄市では、その遺徳を偲び、偉業を郷土の誇りとして市内外に広めるため、平成１９年に有志の市民から構成される『総検校塙保己一先生遺徳顕彰会』（会長：吉田信解市長。事務局は本庄市生涯学習課児玉文化会館内）を設立して、顕彰活動をすすめています。同顕彰会では、毎年、塙保己一の祭壇に生花を捧げて遺徳を偲ぶ顕彰祭や、社会的に顕著な活躍をした障害者等を表彰する埼玉県塙保己一賞への協力を行って保木野にある塙保己一生家います。旭小学校「体力向上」６年生体育本庄東小学校の外構工事を行っており、３月末に完成予定です。この工事をもって、平成２０年度から５年の歳月をかけてきた本庄東小学校の建替え事業が完了します。今後も、安全・安心な学校づくりのため、教育環境の整備充実を計画的に進めていきます。柔道スポーツ少年団は、本庄市スポーツ少年団本部へ４団体が加盟し、活動しています。各団では、小学生から中学生の仲間が柔道を通して、子どもの健全育成を目指して稽古をしています。柔道は、中・高等学校の体育の授業にも取り入れられていますが、団員は特に礼法がしっかりと身につきます。安全に楽しく柔道を学びたい仲間の入団をお待ちしております。団の練習日・時間、会費等の詳しい内容は、各団へお問い合わせください。団体名練習場所連絡先柔道愛好会武道館（男女）巴龍男 080-3011-7213 本庄市少年柔道クラブ「養心館」武道館（男子）岡崎和美 090-4753-7615 児玉柔友会児玉中学校柔道場他（男女）細田明青柔会本庄東中学校柔道場（男女）青木保夫 ※各団とも体験入団ができますので、見学に来てください。 72-7677 090-3532-6356 図書館では毎年秋の読書週間にあわせて企画展や朗読会を開催しています。今年度の企画展は「埼玉文芸賞と本庄」と題して、パネル展示を中心に１０月１２日（金）から１０月２１日（日）に開催し、１０６名の方々が来館されました。期間中１０月２０日（土）に開催した朗読会「埼玉文芸賞受賞作を中心に ∼」には３０名の方々が参加されました。また同日開催した埼玉文芸賞受賞作家、北畑光男氏による「『孤独の力』∼詩人の作品をとおして」と題した文芸講演会には６０名の方々が参加されました。参加者は、静寂の中での朗読や興味深い講演にじっと耳をかたむけていました。冬の催し物として１２月８日（土）には毎年恒例となった「クリスマスおはなし会」を開催し、８８名の方々が参加されました。ハンドベルの演奏や大型絵本によるクリスマスのおはなし、ペープ・サートを使ったおはなし、サンタクロースの衣装を着たボランティアの方の読み聞かせや腹話術など盛りだくさんの内容に、参加した子どもたちは熱心に聞き入っていました。クリスマスおはなし会文芸講演会