小児科外来における 小児用肺炎球菌ワクチン「プレベナー」 のご案内 2010年3月15日(月)から、小児科外来で、小児用肺炎球菌ワクチンの接種を開始いたします。 肺炎球菌は、肺炎、中耳炎のほか、髄膜炎、菌血症などの重い感染症(侵襲性肺炎球菌感染症と いいます)を起こすことがあります。 小児用肺炎球菌ワクチン「プレベナー」は肺炎球菌による侵襲性肺炎球菌感染症を主に予防しま す。このワクチンには7種類の肺炎球菌に対する成分が含まれており、この7種類で日本の侵襲 性肺炎球菌感染症の7~8割を占めるといわれています。 小児用肺炎球菌ワクチンを接種されるかたへ (1)対 象 者 生後2か月~9歳11か月 (2)接 種 日 2010 年3 月15 日(月)から、小児科外来日 受付時間11時半までにご連絡ください。 (3)接種場所 小児科外来 (4)予約不要 ただし、接種希望者が多く在庫不足になった場合、他のワクチンと同様、 翌診療日の取り寄せになりますので、あらかじめご了承ください (5)接種回数 初回接種の月齢・年齢により接種回数が異なります 生後2~6か月 4週間以上間隔で3回、60日以上後かつ12~15か月齢で1回(計4回) 生後7~11か月 4週間以上間隔で2回、60日以上後かつ1歳以上で1回(計3回) 生後1歳 60日以上間隔で2回のみ 生後2歳~9歳 1回のみ (6)接種方法 1回につき、0.5 ml を、皮下に注射します (7)費 用 1回につき、9,975円(税込) (8)入院中の接種 担当医とご相談ください (9)他のワクチンとの接種間隔 不活化ワクチン(二種混合、インフルエンザなど)の後は1週間以上、生ワクチン(麻し ん風しん混合など)の後は4週間以上あけて接種してください。肺炎球菌ワクチン「プレ ベナー」接種後に、他のワクチン(不活化・生いずれも)を接種する場合には、1週間以 上あけてください。なお、他の不活化ワクチンと同時接種も可能です。 (10)備考 アルミニウムアジュバント(免疫をつけやすくする物質)が用いられています。 ヒブワクチン(アクトヒブ)同様、牛由来成分を使用しております。 内容は予告なく変更されることがあります。ご了承ください。
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