茨城学習センターの所長・客員教授等によるゼミです。今年度もシリーズで行う予定です。 (次回の時間はゼミ受講時に通達)興味のある方、途中から参加してみたい方は事務室(℡ 029-228-0683)までご連絡ください。 平成 28年度ゼミ紹介 『 相対論を勉強しよう!』 (毎月第3土曜)10:00~ 放送大学茨城学習センター所長 横沢 正芳 相対論を初歩からはじめて、じっくりと理解する。時間が延びる、空間が縮むことを無理なく納得できるようになることを めざす。また、相対論に関連する話題、重力波の観測等も皆で議論する。 教科書「相対性理論」(中野薫夫著:岩波書店)を輪講し、疑問点について意見交換する。 『 解析の基礎を勉強しよう 』 (毎月土曜又は日曜)13:00~ 茨城大学名誉教授 茨城大学名誉教授 塩見 正衛 毎統計学は、新しい法則の発見、技術の進歩、社会不安の解消や、見過ごされている危険性解明など種々のことに 利用でき、社会的貢献にもつながります。 基礎の勉強を終えたので、4月からは統計学を皆さん自身が抱えておられる現実の問題解決に使って見ませんか。 『“R. Carson: Silent Spring(沈黙の春),1962.”を読む 』 (毎月2回日曜)10:00~ 茨城大学名誉教授 朝野 洋一 農薬による環境汚染を扱った名著です。17章構成の13章まで読み進めてきました。翻訳本がありますが、原文を丁寧に 読むことを心がけています。本書出版以降に得られた科学的知見は、放送大学の教材を活用するなどして補っていま す。メンバーが多様性に富んでいるので、“異業種間交流”の良さが実感できます。放送大学のゼミの最大の特色だと 思います。 『 やさしい英会話教室 』 (土曜都度相談)10:00~ 茨城大学名誉教授 白石 昌武 中学校から英語を学んでいるが英語を話せない。文法を気にし過ぎ、中々言葉として出せない。そこで文法などを気にせ ず、出来るだけ易しい単語を用いて口に出すことから始めよう。例えば: When did you get up this morning ? (今朝何時 に起きましたか?) I got up at seven. (7時です):のように昔学んだ易しい単語を用い、文章を口に出して他の人に伝える、 これが基本です。しばしば用いられる英語フレーズに基づき、知っている単語を使って短時間で自由に文章を作成し発 表する。それについて参加者が英語で自由に質問する。 『 農と食を学び語り、そして実践 』 (毎月 第2火曜)10:00~ 客員教授 中島 紀一 農は食の土台で、食は健康の基です。しかし、放送大学のカリキュラムではそれらについて学ぶ機会は少ないようです。 それを補うためにこのゼミでは、農と食について、多彩な学とゼミ参加者それぞれの経験の両面から楽しく学び、語るこ とをテーマとしています。そこで取り上げられてきたキィワードには地域、歴史、環境、暮らしなどがあります。食について はゼミ参加のベテランの方から美味しい試食の提供もあり、それを賞味しながらみなさんからの語りが広がります。また、 秋頃には、農と食のゆかりの地を訪ねる校外散歩の企画もあります。今年は11月15日に常陸大宮山中の鷲の子神社 夜祭りを参観することにしています。 『 テレビについて話そう 』 (毎月1回 土曜)10:00~ 客員教授 (毎月 第2木曜)13:30~ 客員教授 宮川 八平 消化器は胃・小腸・大腸などの管腔状臓器と肝臓・膵臓などの実質性臓器に分けられます。胃・小腸・大腸については、ア ルコールと食道がん、胃とピロリ菌、ブラックボックスとしての小腸など最近の話題を交えて皆で議論します。一方、肝臓・ 膵臓については、少し難しくなりますが、生理学的、生化学的作用に重点をおいて説明し、それらの作用が破綻したときに 生じる疾病の症状を理論的に類推することをめざします。 奥 達雄 概要:教科書「解析入門」(河添健著、放送大学教科書)の内容を理解し、演習問題を解いて、理解を深めます。教科書 は比較的簡潔に説明されています。そこで、理解しにくい部分をなるべく分かり易く説明することで疑問を解消するよう 試みます。 『 実用の統計学 』(毎月第4又は第5金曜)13:00~ 『 消化器の機能とその異常 』 村野井 均 テレビは幅が広いですから、いろいろな側面から話ができます。テレビはどうあるべきか、テレビの教育(メディア・リテラ シー)はどうすればよいか、テレビを見ていてイライラする事や解決方法などについて話しましょう。テレビは何気なく見て いますが、視聴者がわかるように工夫が凝らされています。テレビをよく見て欲しいです。 『 音読を通して、英語を楽しく学ぼう 』 (毎月日曜都度相談)10:00~ 客員教授 髙橋 教雄 「英語は難しい」、「英語は苦手」という思い込みからの脱却を図ります。発想の転換によって、英語学習の楽しさを実感でき るようにします。特に、外国語学習の基本となる<音声・発音>にしっかりと向き合う姿勢を身に付けます。各界の著名人 による<名言>と呼ばれる言葉を音読することから始め、そうした言葉が何故<名言>と呼ばれるのか、私たちに何を伝 えようとしているのか、様々な角度から眺め、意見交換をしていきます。 『 “健康生活”について考えよう 』 (毎月 第3土曜) 10:00~ 客員教授 直成 洋子 最近、日々の暮らしのなかで健康問題について取り上げられ、健康や健康問題について関心が高くなっています。身 近なことから話題を持ちより、現在の生活からより健康的な生活について語り、考えましょう。ゼミ参加者の関心のあ 『 摩擦とともに力学を学ぼう 』 (毎月 第2火曜) 10:00~ 客員教授 清水 淳 工業製品の故障原因の代表格である摩擦は厄介となる場合もありますが、歩いたり物をつかんだりといった日常生活 上の基本動作にも密接に関わっている現象です。摩擦とうまく付き合っていくために、物理学の基本である力学を学び つつ、摩擦現象の理解を深めていきましょう。ゼミでは時折、力学や摩擦関連の実験も試みる予定です。 『 美術作品から歴史を「読む」 』 (毎月土曜都度相談)10:00~ 客員教授 藤原 貞朗 東西の美術の歴史のなかから、毎回、芸術家や名作をしぼって、じっくりと作品を鑑賞・分析し、その背後の歴史を読み 解きます。2015年度は、「肖像画について」、「《受胎告知》について」、「ルーシー・リー」、「ポール・セザンヌ」、「現代アー トの鑑賞法」などについて考察しました。2016年度は、ゼミ生からのリクエストによって、それぞれの関心のあるテーマを 掘り下げたいと思います。美術が好きな方、理解を深めたい方はもちろん、美術が苦手な方も歓迎します。美術を身近 に感じると、また新しい世界が広がります。 『 日本の近現代の政治について考えよう 』 (第3木曜)13:00~ 客員准教授 砂金 祐年 テキストの講読とディスカッションを通じ、日本の近現代の政治についての理解を深める。昨年度は季武嘉也『日本の 近現代』(放送大学教育振興会、2015年)を講読した。今年度については未定だが、ゼミ参加者と相談しつつ決める。 書物に書かれていることをただ読むだけでなく、個々人の経験や興味関心に根差したディスカッションを通じて、多角的 な理解を目指します。雑談も大いに歓迎。
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