3子育てと教育について

3.子育てと教育について
(1)子どもに対する理想の将来像
問5 子どもたちには、将来どのような生き方をして欲しいと思いますか。女の子、男の子それぞれ
について次の中からお選びください。(○はそれぞれ3つまで)
〔n=543〕
女の子
項 目
件数
男の子
%
件数
%
(ア) 社会的な地位を得る
10
1.8
71
13.1
(イ) 経済的に豊かな生活をする
154
28.4
202
37.2
(ウ) 社会に貢献する
93
17.1
166
30.6
(エ) 家庭や周りの人たちと円満に暮らす
365
67.2
265
48.8
(オ) 人間性豊かな生活をする
245
45.1
214
39.4
(カ) 本人の個性や才能を生かした生活をする
184
33.9
191
35.2
(キ) 本人の意思にまかせる
164
30.2
173
31.9
3
0.6
5
0.9
(ク) その他
〔女の子〕と〔男の子〕にわけて、上位5つまでを整理してみることにする。
〔女の子〕
〔男の子〕
①家庭や周りの人たちと円満に暮らす 67.2%
①家庭や周りの人たちと円満に暮らす 48.8%
②人間性豊かな生活をする 45.1%
②人間性豊かな生活をする 39.4% ③本人の個性や才能を生かした生活をする 33.9%
③経済的に豊かな生活をする 37.2%
④本人の意思にまかせる 30.2%
④本人の個性や才能を生かした生活をする 35.2%
⑤本人の意思にまかせる 31.9%
⑤経済的に豊かな生活をする 28.4% 子どもたちに、将来どのような生き方をして欲しいかについては、〔女の子〕〔男の子〕ともに
1番目が《家庭や周りの人たちと円満に暮らす》、2番目が《人間性豊かな生活をする》という結果
になった。《家庭や周りの人たちと円満に暮らす》では〔女の子〕が〔男の子〕よりも18.4ポイン
ト高い。〔男の子〕に対しては《経済的に豊かな生活をする》が3番目にきており、〔女の子〕を
8.8ポイント上回っている。
33
〔問5・子どもに対する理想の将来像〕
0
10
20
30
40
50
60
70
67.2
家庭や周りの人たちと円満に暮ら
す
48.8
45.1
39.4
人間性豊かな生活をする
33.9
35.2
本人の個性や才能を生かした生活
をする
30.2
31.9
本人の意思にまかせる
女の子
男の子
28.4
経済的に豊かな生活をする
37.2
17.1
社会に貢献する
社会的な地位を得る
その他
30.6
1.8
13.1
0.6
0.9
34
80 (%)
(2)学校教育で男女平等の意識を深める方法
問6 学校教育の中で、男女平等の意識を深めるために何が大切だと思いますか。
(あてはまるものすべてに○)
[n=543 ]
1
2
3
4
5
項 目
男女平等の視点に立ち、性別にとらわれず、
一人ひとりの個性を育むような授業をする
件数
生活指導や進路指導において、男女の差なく
生徒自身の個性を生かした指導を行う
男女共同参画に関する意識を深める研修を
教員に対して行う
教職員だけでなく保護者を含め、男女平等をテーマ
とした研修を行い、学校と家庭、地域が連携する
男女とも人格を尊重しあい、お互いの性を大切に
することを目的とした教育を充実させる
%
315
58.0
265
48.8
114
21.0
198
36.5
287
52.9
6
性差別や人種差別などに問題意識をもたせる
154
28.4
7
今のままでよい
12
2.2
8
わからない
47
8.7
9
その他
4
0.7
無回答
40
7.4
学校教育の中で男女平等の意識を深めるための方策については《男女平等の視点に立ち、
性別にとらわれず、一人ひとりの個性を育むような授業をする》(58.0%)と回答した割合
が最も多い。次いで《男女とも人格を尊重しあい、お互いの性を大切にすることを目的とし
た教育を充実させる》(52.9%)となっている。
0
10
20
30
男女平等の視点に立ち、性別にとらわれず、
一人ひとりの個性を育むような授業をする
男女とも人格を尊重しあい、お互いの性を大切に
することを目的とした教育を充実させる
生活指導や進路指導において、男女の差なく
生徒自身の個性を生かした指導を行う
教職員だけでなく保護者を含め、男女平等をテーマ
とした研修を行い、学校と家庭、地域が連携する
50
60
(%)
58.0
52.9
48.8
36.5
28.4
性差別や人種差別などに問題意識をもたせる
男女共同参画に関する意識を深める研修を
教員に対して行う。
21.0
2.2
今のままでよい
8.7
わからない
その他
40
0.7
7.4
無回答
35