認定リンパ浮腫セラピスト取得までの流れフランシラセラピストスクール日本校リンパドレナージの資格についてリンパ浮腫の治療に関わる医療者を育成する制度は、現在のところ２団体存在します。フランシラスクールでは、2団体のリンパドレナージの資格を取得することが出来ます。 ● LPC(ライフプランニングセンター）がんのリハビリテーション・リンパ浮腫研修会が中心となって運営しています。対象：医師、看護師、理学療法士、作業療法士認定証：フランシラスクール：「リンパ浮腫セラピスト認定証」を発行ＬＰＣ：「新リンパ浮腫研修修了試験合格書」を発行 ● LT（リンパ浮腫認定機構）対象：医師・看護師・理学療法士・作業療法士、あん摩マッサージ指圧師・柔道整復師認定証：フランシラスクール：「リンパ浮腫セラピスト認定証」を発行ＬＴ：リンパ浮腫療法士認定証」を発行 ※また受験においては「リンパ浮腫外来およびそれに準ずる医療機関・施術施設にて臨床経験を満たしている者で、研修受講後２年以内にリンパ浮腫症例５例以上の実務経験と症例提出」が義務付けられています。いずれも、リンパ浮腫セラピストの養成および保険償還を目指して活動しており、また、世界標準時間実技90時限以上、講義45時限の同じカリキュラムが設定されています。 ※リンパ浮腫治療を行うのに両者の資格が必須になるということではありません。【参考】主なリンパドレナージ資格名と認定団体フランシラスクールは、リンパ浮腫研修会に協力している団体のひとつです。認定団体名称 ※ＬＰＣ ※ＬＴフランシラナチュラルセラピストスクールリンパ浮腫セラピスト ● ● ＩＣＡＡリンパドレナージセラピスト ● ● ＬＥＴＴＡリンパ浮腫指導技能者 ● がん研有明病院リンパ浮腫セラピスト ● 日本ＤＬＭ技術者会ＤＶＴＭ（治療目的リンパドレナージュ） ● ＮＰＯ法人日本リンパドレナージスト協会リンパドレナージスト ● ジャパンエコールデアロマテラピーリンパドレナージ（ＭＬＤ） ● 医療リンパドレナージ協会医療リンパドレナージセラピスト ● 東京医療専門学校リンパ浮腫療法士 ● 後藤学園リンパ浮腫療法士 ● ※リンパドレナージの資格が取得出来る2団体 ●LPC（ライフプランニングセンター）がんのリハビリテーション・リンパ浮腫研修会が運営 ●LT（リンパ浮腫療法士認定機構） http://www.jclt.jp/ http://www.lpc.or.jp/ リンパ浮腫セラピスト認定までの流れ ①本校にて 90 時限（100 時間）以上の実技中心の研修（廣田彰男医師「リンパ学総論」等の座学を含む）受講、試験の合格、クリニック研修後に「リンパ浮腫セラピスト認定証」を発行。この認定証をもって、臨床の場で医療用リンパドレナージの施術を行うことができます。更に専門知識の習得と認定 ②「リンパ浮腫セラピスト認定証」保有者がLPC主催の「新リンパ浮腫研修」4 日間を受講し、修了試験に合格すると、合格証明書が発行されます。廣田彰男医師による推薦文リンパドレナージは、1936年Vodder夫妻のInternational Health and Beauty Exhibition in Paris での発表をもって嚆矢とされる。フィンランド本校は、フィンランドにおいて高齢者介護、緩和ケアへの医療用リンパドレナージ、アロマセラピーなどの統合ケアに関する「フランシラ・ナチュラルセラピー」として独自の発展を遂げているが、代表の竹内氏はその地で数年に亘りフランシラ11代目当主ヴィルピ・コルミエ女史に師事、2003年フランシラ日本校（フランシラ・ナチュラルセラピストスクール）を設立し、現在も頻回にフィンランドと行き来し研鑽を続けている。 2005年には、当時としては日本で数少ない医療用リンパドレナージコースを開講した。フレキシブルな受講振替システムを採用していることもあって受講生は日本全国から集まってきており、すでに約500名の卒業生が巣立ち、多くの医療施設で活躍している。また、厚生労働省「がんのリハビリテーション新・リンパ浮腫研修」修了者の受け入れ校、およびリンパ浮腫療法士認定機構教育養成校としても活躍している。一方、本邦ではまだ導入されていないドイツハートマン社製の弾性包帯や最新の3Dフレックス包帯、多層包帯法施行時の圧計測器キクヒメ等、新しい医療材料も積極的にスクールへ導入し応用力を高めている。設立当初から講義を担当させて頂いている者として今後の発展を期待するものである。リンパ浮腫の治療＜治療前＞＜治療後＞ ■広田クリニックにおける治療実例（広田クリニックHPより抜粋）＜浮腫治療用製品＞教材には、ドイツ・スイス・デンマーク製の豊富な製品を提供バンデージキクヒメチューブパディング Pütter Flex （教材）ドイツ最新バンデージ