Breaking Down the Walls

Avid Executive Report
Breaking Down the Walls
メディア制作は新たな柔軟性の時代へ
www.avid.com/jp
クラウド対応ソリューションは、いつでも、どこからでも良質のコンテン
ツを制作する能力を飛躍的に拡大する、分散型制作を加速させます。
メディア・コンテンツ制作と、そのコンテンツの新しい配信手段の急激な増加は、メディア業
界における重大な変化を促進し、数々の重要な課題を生み出しています。より多くの機器でよ
り多くのメディアが消費されているだけでなく、消費者は、メディアへのアクセスやメディア
とのやり取りに、好きな方法を選んでいます。つまり、メディア制作者は、よりよいコンテン
ツをより早く、しかもより経済的に作らなければならないのです。
業界において、WAN ベース・ワークフローやその他の技術ソリューションは、役に立つ手法
として、重宝されてきました。しかし、新しいデジタル・アセットベースのワークフローでは、
複雑性を増している様々な要件を満たさなくてはなりません。メディアのアクセス、管理、使
用をより効率的かつ収益性高く行う、高品質かつ斬新なメディアをいち早く放送する、アセッ
トベース・ワークフローの潜在能力をフルに活用する方法を見出すことが、今後の鍵となりま
す。
クラウド対応ソリューションは、これらの課題への対応をサポートするだけでなく、制作の自
由における新時代の先駆けとなります。メディア制作者は、より速く、しかも、多様なメディ
ア媒体や視聴者層にしっかりと焦点を合わせてコンテンツを作ることができます。
分散型制作
この変革の中心にあるのは、集中型のメディア制作から分散型のメディア制作への移行です。
将来的にメディア制作は、異なる時間帯や場所で同時に進む無数のタスク、人々、および工程
の統合が中心となり、クラウド対応技術がそれらを繋げる接着剤の役割を果たしていくでしょ
う。
クラウド対応技術によって、報道組織はアセットを合理的に管理し、あらゆるオペレーション
間で無制限に可能なやり取りを利用して、制作工程を加速することができます。また、ニュー
ス放送局は、ストーリーが実際に起こっている現場へ記者を送り込み、遠隔地からコンテンツ
をアップロードすることでプロセスを加速することができます。
その結果、ニュース制作チームは、ワークフローを簡略かつ合理化することができ、制作者や
制作チームは、最高のストーリーを編み出すために必要な自由を獲得します。
分散型制作によるリアルタイム・メリット
•
企業内のあらゆるデジタルメディア・アセットへの確実なアクセスを容易にして、良質
のストーリーをより速く作成するために必要な映像、画像、動画、オーディオ素材を記
者および制作者へ提供
•
デジタル・アセットベースの IP 経由ワークフローの導入を進めて、オートメーション
性能を拡大
•
リアルタイムおよびオンデマンドでのデジタル・メディアのエンコード、トランスコー
ド、ストリーミングを伴い進化する配信チャンネルに対応する最適なプラットフォーム
を構築
•
アセットや関連メタデータの集約的格納庫からコンテンツを有用性高く供給して、関連
性が高く、カスタマイズ可能な視聴者体験を実現
•
メディアとそのメタデータ、および顧客の要求に関する正確な情報を基に、適切なメ
ディアの対象化、再パッケージ化、再利用を促進
クラウド技術による分散的制作能力に加え、放送局のメディア活用を最大限に高める数々の
バージョン作成および配信機能は、リアルタイムでの編集、コラボレーション、内容の承認を
実現する鍵です。
普遍的な接続性
Avid® Interplay® Sphere は、メディア制作企業がクラウド対応技術を柔軟でコラボレーティブ
な環境に完全に適合させるために用いる手段の 1 つです。Interplay Sphere が提供する普遍的
な接続性により、企業内の誰もが、場所や時間帯を問わずメディアへ自由にアクセスして、メ
ディアを取得、編集、仕上げることができます。
Interplay Sphere の主要メリット
•
変化し続けるビジネスニーズに素早く対応
•
人材および技術リソースをオープンに共有
•
より魅力的なコンテンツを制作
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この新しい技術により、報道記者は、リアルタイムで遠隔のメディア・ファイルへアクセスま
たはメディア・ファイルをアップロードできる Media Composer® や NewsCutter® 等のツール
を用いて、現場で編集し、常に自信を持って良質のストーリーを編み出すことができます。
バックグラウンドで動作する合理的な自動転送機能により、速報をより速く流すことができる
一方、本記事をより協調的に作り上げて、遠隔送信することができます。
簡単に導入でき、使い勝手も良い Interplay Sphere は、工程のオートメーションと並列化に
よってワークフローを簡略化します。記者は、カメラとノートパソコン、ネットワーク接続さ
えあれば、どこでもバーチャル支局を設営でき、現場でのインフラストラクチャ・コストとメ
ンテナンスは大幅に低減されます。
Beyond Today’s Newsroom
Interplay Sphere の普遍的な接続性により、記者は現場がどこであれストーリーが起こってい
るその場から、ストーリーを書き、インタビューを収録し、テキスト、映像、オーディオを編
集し、プロデューサーへコンテンツを送ってチェック、修正、承認を受けることができます。
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もちろん、この機能はニュースに限定されません。スポーツ放送局やマーケティング・グルー
プにも、同様のメリットがあるでしょう。スタッフの様々な役割や才能は、ビデオ・コンテン
ツをスムーズに制作および配信して、自宅でも、観客席でも、全く新しい次元のファン体験を
ファンに提供できるようになります。
まとめ
メディア業界は、マーケット主導による大きな変革の真っ只中にあります。例えば、メディア
を視聴できる機器が増えたことで、消費者は、どこにいても、好きな時に、コンテンツへアク
セスできます。かくして、メディア制作者は、より質の高いコンテンツをより早く、より安く
作らなければなりません。Interplay Sphere は、今後やってくる大きな課題解決への道筋を、
今提供することができるソリューションです。コンテンツの制作、管理、配信から、Interplay
Sphere 技術による普遍的な接続性は、分散型制作の基礎となり、あらゆる企業内において、
効率的かつ合理的なメディア活用を実現します。
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