P S が 変 え る 。 P C で 変 え る 。 PCタンク ピー・エスのPCタンクは、人と自然が調和する 豊かな環境づくりに貢献しています。 現場施工の効率アップ、耐震性をはじめとする安全性・耐久性、さら には自由なプロポーション設計による環境に調和した美観性など、 多彩なニーズに応えられるPCタンクは、いま最も信頼される工法と して飛躍的な発展をとげています。 私たち株式会社ピー・エスは、昭和27年3月、日本初のプレストレスト・ コンクリートの製造・施工会社として発足、PC業界のパイオニアと して、橋梁をはじめ広範な分野において豊富な実績を築くとともに、 PCタンクにおいても、昭和34年、東京電力殿の発電所用原水タン クを建設して以来、上下水用・農業用タンク、セメントや穀物用サイロ、 石油・LNG・LPG貯蔵庫などから、原子力発電所の格納容器にいた るまで幅広く手掛け、安全性・経済性をきわめた最新技術とノウハウが、 人と自然が調和する暮らしと産業の新しい環境づくりに生かされて います。 相去 PC タンク 3,500t 抜 密性 の水 群 優れ 安全性 腐食性 た耐 大き 耐久性 頼性 な信 耐震性 安定性 PCタンクは固有周期が短く、地震 に対し大きな安定性を持っています。 また、鉛直・円周2方向にPC鋼材 が配置されており、動水圧に十分 耐えられ、地震荷重の後は弾性的 に復元します。 地盤の不等沈下により不測の応力 が発生しても、PC構造になってい るため、抵抗力が大きく、安全です。 設 な建 費 価 経済性 周辺 安 水密性に優れた構造のため、鋼材 腐食の心配がなく、また、殺菌用の 塩素や下水道に発生する硫化物に 対しても耐食性があり、耐久性の 高い構造物となっています。 い 不等 にも強 沈下 高品質のコンクリート、高強度の PC鋼材を使用し、鉛直方向・円周 方向にプレストレスを与えるため、 ひび割れ・漏水がなく、十分な水密 性が保持されます。 PCタンクの特長 PCタンクは、RCタンクに比べ壁 厚が薄く背も高くでき、 鋼製タンクに比べ保守が不要など、 安価な建設費で経済的なタンクを 建設できます。 境に調和 環 美観性 高さと径のプロポーションを自由 に設計できるPCタンクは、周辺環 境に調和した構造物が造れますので、 景観重視のニーズに応えた美観性 に優れています。 用 途 ・ 環 境 に 合 わ せ て ベ ス ト な 構 造 と 工 法 を 選 定 。 石川配水池 36,000t 粟屋配水池 1,860t ひとくちにPCタンクといっても、使用する 用途、設置場所の環境、周辺の景観、さらに 建設コストなどの条件により、構造や工法 新川配水池 8,000t の選択が問題になります。とりわけ、底版と 側壁下端部との構造選定には、鉛直・円周 方向プレストレスによる変形を考慮してベ ストな選択をする必要があります。 一ツ家配水池 5,000t ピンフ缶ファームポンド 21,200t 底版および側壁下端部の構造 底版の構造 基礎地盤の支持力に応じて基礎基盤が変化しますので、それにふさわしい底版形式を とりますが、構造上は現場打ち鉄筋コンクリート構造としています。 側壁下端部の構造 側壁下端部の構造には、固定支持とヒンジ支持があります。 タンクの用途、設置環境などの諸条件を考慮して、最適な工法を選ぶ必要があります。 2つの工法の比較は以下の通りです。 支持形式 特性 固定式 構造 ゴム支承などの上に側壁が のり、側壁下端と底版とが分 離しているため、底版の影響 は受けない。 応力状態 側壁下端付近に拘束による 局部モーメントが発生し、応 力状態が複雑です。 固定式に比べ、応力状態は単 純で、不測の応力発生の危険 性が少ない。 底版と側壁下端の打継目の 処理を入念に行えば問題は ないので、施工が単純です。 横方向PC鋼線 縦方向PC鋼棒 ヒンジ式 薄い壁が厚い底版と一体と なるため、施工時に、側壁が、 温度乾燥収縮の点で、底版の 影響を受けることがあります。 施工性 固定式 止水板、ゴム支承、コーキン グ材などを使用するため、施 工がやや複雑です。 ヒンジ式 エラスタイト 合成 ゴム板 横方向PC鋼線 縦方向PC鋼棒 コーキング 止水板 止水性 最も良い 普通 アンボンド工法 経済性 普通 固定式に比べやや高い。 タンクに使用するPC鋼材に、アンボン ドPC鋼材を使用すると、グラウト工法 に比較して、 次のような利点があります。 ●経済的 固定式・ヒンジ式の比較表からもおわか りいただけるように、側壁下端の構造に ついては、どちらがよいとは一概には断 定できません。したがって、当社では、側 壁下端部の構造については、プレストレ スによる変形の量など種々の条件を考え 合わせ、最適な構造を選定しております。 ●工期の短縮 ●万全の防錆対策 ●シースが不要なので鋼材の径が小さ くなり、壁厚を薄くすることが可能 ●摩擦係数を減小 ●施工の単純化 コ ス ト ダ ウ ン を 追 求 し た 経 済 的 プ ロ ポ ー シ ョ ン 設 計 。 第1高区受水池 4,000t 3号配水池 3,500t タンク容量の規模、敷地面積、周辺環境と の調和など多様なニーズにフレキシブルに 対応しながら、建設コストをできるだけ最 殿ノ浦岡西地区配水池 230t 小限におさえる そこに、当社ならでは のPCタンク技術とノウハウを生かした“経 済的プロポーション”の設計思想があります。 ニュータウン配水池 1,400t 上場松浦川幹線ファームポンド 800t 上場松浦川幹線ファームポンド 800t 経済的プロポーションの設計 円筒形PCタンクの場合、有効水深(He)と内径(D)を下表の寸法に基 づいて設計しますと、最も経済的な建設コストとなります。 タンク容量と経済寸法 円形PCタンク断面図(記号図示) D:内 He:有 効 深 水 D V:有 効 容 量 π 2 V= D He 4 3 0m 0 0 ,0 00 9, 10 量 容 0 00 0 8, 00 7, 000 6, 0 00 5, 000 0 4, 50 00 3, 3,0 500 2, ,000 0 2 ▽H.W.L ▽L.W.L 経済寸法 50 1, 有 効 水 15 深 He ︵ m 10 ︶ 効 有 He 20 径 容量別タンクの経済的プロポーション例 00 1, 0 容量(m3) 有効水深He(m) 5 10 15 20 25 30 35 内径(m) 円周方向PCケーブル配置例 40 1,000 2,500 5,000 10,000 直径D(m) 6.0 7.0 8.0 9.3 14.7 21.4 28.3 37.1 比率He/D 約1/2.5 約1/3.0 約1/3.5 約1/4 ケーブル配置の目安 f1 f2 180゜ 180゜ (a)4等分 定着柱の数 4 6 8 タンクの直径 30m以下 30∼40m 40∼50m 優れた機能の二重タンク 二重タンクは、清掃や補修などの時に、タンクの機能を完全に ストップすることなく、内タンクまたは外タンクのどちらかを常 に運転しながら配水することができます。また、タンク建設用 地を大幅に節約でき、経済的にも優れています。 120゜ 120゜ 120゜ (b)6等分 ●二重タンク断面図の一例 00 6,0 ▽L.W.L 100 17,600 5,800 GL 100 200 400 100 V=409m3 5,000 V=615m3 90゜ 200 200 200 (c)8等分 200 90゜ R1 5,000 200 90゜ 90゜ ▽H.W.L 16,400 10,200 施工工程 底 版 配 筋 、 P C 鋼 棒 配 置 壁 体 配 筋 、 P C 鋼 棒 配 置 壁 体 配 筋 、 P C 鋼 棒 配 置 配管 準 備 工 、 材 料 発 注 測 量 掘 削 残 土 処 分 栗 石 敷 底 版 型 枠 組 底 版 コ ン ク リ ー ト 打 設 壁 体 型 枠 組 壁 体 コ ン ク リ ー ト 打 設 外足場組立 工程の繰返し 内部支保工組立 壁 体 型 枠 組 壁 体 コ ン ク リ ー ト 打 設 縦方向緊張 及びグラウト 十三塚配水池 700t 養 生 壁 体 脱 型 屋 根 型 枠 組 屋 根 配 筋 屋 根 コ ン ク リ ー ト 打 設 養 生 円 周 方 向 緊 張 グ ラ ウ ト 防 水 工 及 び 付 帯 設 備 工 事 内外部仕上げ 屋 根 脱 型 、 内 足 場 撤 去 通 水 検 査 埋 戻 整 地 外 足 場 撤 去 後 片 付 け 竣 工 工 期 短 縮 ・ 高 品 質 化 に 応 え た プ レ キ ャ ス ト P C タ ン ク 。 菅又吐水槽 2,500t 虫明ファームポンド 1,600t あらかじめプレストレスを与えたパネルを 工場で製作するプレキャストPCパネル工 法の側壁 側壁・屋根 屋根への採用 採用により、 屋根への採用により、 ●現場施工管理の容易化 現場施工管理 容易化 ●低コスト化 ●工期の短縮化 工期 短縮化 が可能になり、さらに、安定した品質が得ら が可能 安定した品質が得 安定 品質が得ら れるなど、いま求められる高度な社会ニー いま求め 求められる高度な社会 高度な社会ニー ズに応えた最適なPCタンクを実現できます。 ズに応えた最適な 最適なPC PCタンクを実現 実現できます。 す。 プレキャストPCタンク工法 工場製作のプレキャストPCパネルを現場で組み立てる本PCタンクは、 底版、側壁、屋根の3要素から構成された工法です。 底版 屋根 基礎地盤の支持力に応じて基礎構造が変 化しますので、それにふさわしい底版形 式を採用しますが、構造上 は現場打ち鉄筋コンクリ ート構造としています。 球面のプレキャストパネルをドーム状に 組み立て、パネル間の接合部とドームリ ングを現場打ちコンクリートで施工し、コ ンクリートが硬化後、 ドームリングに円周 方向プレストレスを与えます。 プレキャストパネル 止水板 ラバーパッド 廻縁 底版 耐震ケーブル 自由支承 側壁 間詰コンクリート ドームパネル配置 壁体パネル配置 壁体のプレキャストパネルを重ね打ちで 製作し、大型クレーンにて正規位置に建 て込んだのち、パネル間の鉄筋・シース を組み立ててコンクリートを打設し、円周 方向プレストレスを与えます。 S TART 間詰コンクリート 1底版工 3支保工 4側壁パネル組立 2 5屋根パネル組立 側壁、屋根パネル製作 6プレストレス導入 7付帯工 E ND プレキャストパネル 施工手順 本 社 技術部 大宮技術研究所 東京支店 大阪支店 九州支店 東北支店 札幌支店 北陸支店 名古屋支店 広島支店 〒100-0005 〒170-0004 〒330-0835 〒102-0073 〒530-6027 〒810-0801 〒980-0811 〒060-0807 〒920-0031 〒460-0002 〒730-0035 東京都千代田区丸の内三丁目4番1号(新国際ビル) 東京都豊島区北大塚一丁目13番17号(HIB大塚ビル) 埼玉県大宮市北袋町一丁目297番地 東京都千代田区九段北四丁目1番3号(日本ビル九段別館) 大阪市北区天満橋一丁目8番30号(OAPタワー) 福岡市博多区中州五丁目6番20号(明治生命館) 仙台市青葉区一番町一丁目8番1号(東菱ビル) 札幌市北区北7条西2丁目8番地(北ビル) 金沢市広岡一丁目5番地23号(金沢第一ビル) 名古屋市中区丸の内一丁目17番19号(長銀ビル) 広島市中区本通7番19号(広島ダイヤモンドビル) 03(3216)1981(代) 03(5974)2650(代) 048(647)5720(代) 03(3262)6101(代) 06 (881)1170(代) 092(291)2043(代) 022(223)8121(代) 011(758)5155(代) 0762(34)9111(代) 052(221)8486(代) 082(240)7011(代)
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