16 のヒント 保護者や子供のために地域センターから質の高いサービスを

California’s Protection & Advocacy System
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16 のヒント
保護者や子供のために地域センターか
ら質の高いサービスを受けられるよう
にするには
October 2003, Pub #5413.15
面接前
質問する内容を計画します。
地域センターから受けたいサービスや援助の内容を決定するのに、『IPP
プランナー(IPP Planner)』の付録 G (Appendix G)を利用してください。
家族、友人、および支援者などと話をして、『プランナー』への記入や、
自分のリスト作成の参考にしてください。
30 日以内に IPP 面接要請の書簡を送ります。
面接の前に、要請するサービスや援助の内容を地域センターに知らせるの
は重要です。これにより、地域センターは、要請されているサービスや援
助を実施するかどうかを面接で決定できます。書簡作成の参考となるよう
付録 F の書簡例を利用してください。地域センターは、面接要請の書簡を
受け取ってから 30 日以内に面接をしなければなりません。
面接に意思決定者の同席を要請し、それを確認します。
計画チームがサービスや援助に関する決定を面接時に行う必要があると、
法律は定めています。これは、保護者の要請に対し「イエス」か「ノー」
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を言える権限を持つ地域センターの人(「意思決定者」)が面接に同席する
必要があることを、意味しています。保護者の要請を受けない場合、意思
決定者は出席しないことがあります。
面接にて
友人、支援者、子供を熟知している人などを同伴します。
IPP には誰を同伴しても結構です。保護者の立場を擁護できる人に同伴し
てもらうのは得策です。家族、保育所、子供の学校、またはその他のサー
ビス提供者などから誰を同伴しても構いません。保護者によっては他の保
護者と「仲間」を作り、応援のため互いの IPP 面接に出席することを承諾
することもあります。
「意思決定者」が同席することを確認します。同席しない場合、保
護者は面接の日時を変更してもらう権利があります。
時々、計画チームからサービスや援助に対する「補助金を推奨される」の
みであったり、地域センターから意思決定者の面接不在を伝えられたりす
ることがあります。また、「POS 委員会」や別の委員会が保護者の要請を
承認する必要がある旨を、地域センターから伝えられることがあります。
これは法律に反することであり、合意したサービスや援助を受けられない
ことを意味する場合があります。面接開始と同時に、地域センターの出席
者の一人が「意思決定者」であること、さらに要請しているサービスや援
助についての最終決定が面接で得られることを確認してください。
面接が「個人中心」であることを確認します。
「個人中心」とは、保護者が面接中の会話に積極的に参加し、話し合いと
計画が保護者の選択、希望、要件によって進められ、受けるサービスがた
またま利用可能なものや「普通」提供されるものではないことを意味して
います。保護者の好き嫌い、援助要件、妥協できない事項などを話し合い
、IPPに含める必要があります。保護者に分る言葉で話が進められなけれ
ばなりません。全員が話し合いについていけるよう、壁などに掲げられた
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大きな紙でメモを取ると役立つことがよくあります。面接の出席者が一体
となって、保護者の目標と希望に沿った創造的な方法を打ち出すよう協力
する必要があります。質問することを恐れてはなりません。単純すぎるよ
う な質問はありません。
英語を話さない場合でも、話の内容を理解していることを確認します。
IPP 面接は保護者(または子供)のためのものです。話の内容を理解するこ
とは非常に重要です。保護者が英語を上手く話せない場合、地域センター
は通訳者を同席させ、重要な文書を翻訳する必要があります。
合意(および不合意)事項を記録するためメモを取ります。
面接終了前に、合意および不合意の事項を再度チェックすると良いでしょ
う。それらの事項を忘れないために、保護者または保護者の同伴者がメモ
を取る必要があります。面接終了時に、全員にそのメモを読み上げ、メモ
の内容に全員が合意していることを確認します。
IPP 文書を完了します。
必ず次の事項を記入してください。(1) 提供されるサービスおよび援助の
内容(種類と量); (2) サービス提供者; および(3) サービスの開始日時。
(サービス提供者がいないなど)別の諸手順が必要なため即座にサービスが
開始されない場合、それらの手順、責任者、各手順完了の予定、IPP によ
って必要とされる支援提供の予定が IPP
に記載されている必要があります。 これらが IPP
に含まれていなければならないことが、法律で定められてい ます。
面接で IPP (または合意事項一覧)に署名します。
「立案(PROPOSED PLAN)」として単に合意を記載した書類に署名しては
なりません。署名する IPP には、提供される特定の目標、目的、サービス
が一覧されている必要があります。地域センターが面接時に全 IPP を作成
しない場合、手書きの合意事項一覧に全員から署名をもらい、写しを持ち
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帰ってください。地域センターはセンター所定の用紙にその内容をタイプ
し、それを保護者に送付します。IPP の他の部分には合意しないことや、
または IPP に要請中のサービス提供が拒否されたことを記載した上で、
IPP の一部に合意できることも忘れないでください。
ある事項において最終決定に達しなかった場合、15 日以内に別の面
接予定を決めるか、または異議を申し立てることができます。
面接で最終合意に達しなかった場合、15 日以内に別の面接予定を決定する
必要があることが、法律で定められています。これは、サービスコーディ
ネータが委員会または上司に相談し、決定事項を後で知らせる旨を、面接
終了時にこのコーディネータが保護者に伝えてはならないことを意味しま
す。2 回目の面接では、保護者は意思決定者に直接話しができなければな
りません。1 回目の面接で答えが「ノー」であった場合、2 回目の面接に
は行く必要はありませんが、通知書を要請し、異議申し立て方法について
尋ねることができます。
拒否通知書を入手します。
地域センターが新しいサービス要請に対し「ノー」と答えた場合、5 日以
内に拒否通知書を入手しなければならないことを法律は定めています。現
在受けているサービスを変更または終了したい旨を地域センターが伝えて
きた場合、変更または終了の 30 日前に通知書を保護者に渡す必要があり
ます。その決定に反対し、通知書が欲しいことを明確に示さなければなり
ません。その通知書には、異議申し立ての場合に記入する異議申立用紙も
同封されている必要があります。
合意に達しなかった場合
-
不合意事項がありサービス拒否に対し異議を申し立てる場合、
直ちに手続きしてください。申立手続き中に現行サービスを継続
する場合、10日以内に異議を申し立ててください。これは「援助
支払審理 中(aid paid pending)」 と呼ばれています。 これが新しい
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サービスの拒否であったり、または援助支払審理中を必要としな
い場合、異 議申し立てまで 30 日間の猶予があります。
-
拒否通知書を受け取っていない場合、ケースマネージャに
連絡して ください。受け取っていない場合、行政苦情申し立て
(「4731 苦情申 立[complaint] 」)を行い、異議を申し立てる
場合は異議申立書を提 出します。
-
合意したサービスが提供されない場合、行政苦情申し立てを
行います。
-
地域センターが決定を遅らせている場合、決定を要求するか、
また はこの遅延を拒否と扱い、異議を申し立てます。
Disability Rights California is funded by a variety of sources, for a complete
list of funders, go to http://www.disabilityrightsca.org/
Documents/ListofGrantsAndContracts.html.