英語文学教材研究 1

英語学科
水本
英語文学教材研究
① まとめ
授業で様々な文学作品について学んだ。まずは、赤毛のアン。アン
は元々孤児院にいて、ある日、マシューとマリラに引き取られることに
なりアンは大変喜んでいた。駅に着いたアンはわくわくしながらマシュ
ーを待っていた。マシューは男の子を迎えに行くと聞いていたが、駅に
いたのは女の子(アン)だった。そんな手違いから始まった物語である。
アンは口数が多く、想像力豊かな子供であった。アンとは違いマシュー
は口数が少なくとてもシャイな人であった。マリラはとても厳しい人で
あった。アンはマリラとマシューが望んでいた男の子じゃなかったので
孤児院に返そうと思っていたが、お試し期間でアンを少しの間だけ引き
取ることになった。アンは問題ばかり起こしていて、マリラとマシュー
を困らせた。しかし、その問題を乗り越えるにあたって、アンの周りの
人はアンから元気をもらい、マリラとマシューもアンに娘としての愛情
が芽生えていった。マリラは厳しさの中にも愛情を見せるようになり、
マシューは以前に比べて人と話せるようになっていった。このようにア
ンは色々な人たちによい影響を与えていったのだ。
ピーターラビットのおはなしは、ビアとリックス・ポターの児童書
に登場するキャラクターの話である。ピーターラビットの母が買い物へ
行っている途中、ピータは入るのを禁止されていたマクレガーさんの畑
に入ってしまった。マクレガーさんがいないと思い、いたずら好きのピ
ーターは野菜を食べていて、マクレガーさんに見つかってしまう。マク
レガーさんに追い掛け回され、何とか逃げ切って、家に帰る。しかし上
着と靴をなくしてしまったのを母にみつかり、ピーターは怒られてしま
う。ピーターは調子が悪くなるが、他の兄弟は楽しく食事をする話であ
った。
アヒルのジマイマのお話はジマイマが自分の生んだ卵を温める場
所を探していると、森に住む紳士なキツネに出会い場所を提供してもら
った。ジマイマはそこに巣を作ることを決心し、何の疑いもなくキツネ
に頼まれた食材を持って来たりしていたが、実はそのキツネは紳士のフ
リをして、ジマイマと子供たちを食べようとしていた。ジマイマの様子
がおかしいと思った猟犬たちによってジマイマは助け出されたが、卵は
すべてたべられてしまった。
不思議の国のアリスは、退屈していたアリスが穴の中に落ち、白い
ウサギを見かけ、それを追いかけていくうちに、不思議な場所にたどり
着いた。あるボトルを飲むとアリスはどんどん小さくなり、小さな世界
に入り込んでしまった。そこで、帽子屋とウサギがいるお茶会に参加し
たり、クロケーをしたり、パイを盗んだと疑われたりしました。気づい
たらアリスは姉の膝枕でスヤスヤと寝ていた話であった。
子豚のピグリンブランドは雌の子豚とピグリンブランドが養豚場
から脱出しようとする話である。途中で家主に見つかり、なんとか逃げ
切ろうとする冒険物語である。
天才児についてのビデオも見た。天才児はあるものには集中をしと
ことんやりこなすが、興味のないものは一切やらないという共通点を持
っている。他人から見たら普通ではない、異常であると言われることが
あるが、それが天才児なのである。
①
興味
~ビアトリクス・ポターについて~
誕生
教育
賞
移住
病
•本名はヘレン・ビアトリクス・ポター(Helen Beatrix
Potter)。1866年7月28日に、ロンドンのケンジントンで生
まれた。
•キャメロン女史から絵画教育を受ける。
•モデル描写で、サウスケンジントン博物館の美術科学部門
美術学生賞を受賞。
•湖水地方へ移住。
•リュウマチ熱にかかり、腰まであった髪を短く切る。
初兎
•初めてのウサギを飼う。名前はベンジャミン・バウンサ
ー。
出会い
•スコットランドで有名な自然愛好家に出会い、菌類の研
究を薦められる。
Peter
絵手紙
出版
結婚
•ベンジャミンの死後、新しいウサギを飼う。名前はピー
タ。
•ピータラビットのお話を絵手紙で小さな男の子に送る。
•色々な本を出版。
•カンブリアの弁護士、ウイリアム・ヒーリスと結婚。
戦争
•ロンドン大空襲で「ピータラビットのおはなし」全版が
失われる。
死
•12月22日、カッスル・コテージにて77歳で亡くな
る。所有地をすべてナショナル・トラストに遺贈。
現在
•世界中から愛される話を書いた著者として有名。
~その他の作品(一部)~
・ベンジャミンバニーのおはなし
ピーターはいとこのベンジャミンと、 畑のかかしに着せられている
自分の上着をとりもどしにでかける話。
・2ひきのわるいねずみのおはなし
2 人のお人形が住んでいる家があり、ある朝 2 人はでかけた。そこへ、
トム・サムとハンカ・マンカというねずみの夫婦が黙って家に入りご馳
走を食べようとしたが、おいてある料理は全て陶器の作り物。二匹は怒
る話。
・こぶたのロビンソンのおはなし
陽気で、気のいい子豚のロビンソンは、ひとりで港町までおつかいに
行かされ、ロビンソンが町で買い物をしていると、ひとりの水夫に声を
かけられる。誘われるままにその男について船に乗り、気がつくと船は
出航していて、大変なことになっていた話。
ピーターラビットの登場人物
出典(アクセス日 2015.08.02)
http://www.peterrabbit-japan.com/beatrix_potter/beatrixs_life.html
http://www.peterrabbit-japan.com/books/
③感想
すべての作品がとても面白かったです。アンは自分で全部二回ほ
ど見てしまい、お気に入りの映画の一つになりました。ピーターラビッ
トシリーズもとても可愛くて、子供が英語をわからなくても、この絵本
なら読み聞かせで聞いてくれそうです。ピーターラビットの絵本を用い
て英語の授業を進めていければいいなと思いました。私事ですが、ビア
トリクス・ポターと誕生日が一緒というのを知ってなんだか嬉しかった
です。これからピーターラビットのはなしをたくさん読み、教材の研究
を少しずつしていきたいです。この授業を受けていなかったら見つから
なかった発見がたくさんあって、英語の文学について興味が湧きました。
易しいものから文学本を読んでいき、知識のある教師になれるように努
力をしたいです。