2007 年度引率教員の報告 留学先 フンボルト大学(短期留学) 引率者 文学部歴史学科西洋史 三佐川 ① 亮宏 語学研修期間・教員引率期間 語学研修期間:2008 年 2 月 11 日(月)~3 月 18 日(火) 教員引率期間:2008 年 2 月 11 日(月)~2 月 20 日(水) ② 授業実施曜日 毎週月曜日から木曜日まで:ドイツ人教員によるドイツ語授業 毎週金曜日:学生の自習 ③ 1日あたりの授業時間数 毎週月曜日~木曜日:9 時 15 分から 12 時 30 分まで(途中 15 分の休憩) 毎週金曜日:時間の制約はなく、学生各自が言語センターの視聴覚室・図書館等で自習 ④ 授業実施場所・内容 実施場所:フンボルト大学言語センター 担当教員:5 名 1)授業方針 第 1 回目の授業時にプレースメントテストを実施し、2 クラスに分割。 月曜日から水曜日の間、教員 2 名が初級クラス、教員 1 名が中級クラスを担当。 2)テキスト Themen I および各種教材コピー 3)授業内容 様々な工夫が施されており、極めて質が高い。ビデオ、CD、プリントもレベル別 に豊富に用意され、教室外でのユニークな実習も試みられた。 ⑤ 奨学金 学生:250 ユーロ、教員:600 ユーロ(滞在費として)、この他交通費として定期券が 支給された。 ⑥ 宿舎 1)学生宿舎 基本的に 3 人でアパートメントをシェア。間取り 2LK、日常生活に必要 なものはすべて完備されていた。 アドレス:Melchiorstrasse/Adalbertstrasse 62 アクセス:U8 の Heinrich-Heine Strasse 駅から徒歩約 10 分程度。 言語センターは、Friedrichstrasse 駅から徒歩 1 分程度。通学時間は、途中 Alexanderplatz 駅乗り換えで約 40 分 ⑦ 市内研修内容 毎週末にフンボルト大学と日本学科学生がベルリン市内研修、ホームスティ、研修良好 を企画。 2 月 16 日(土)ベルリン市内研修。 アレクサンダー広場、ベルリン大聖堂、ウンターデンリンデン通、ブランデンブ ルク門、ホロコースト記念碑他を見学。 2 月 17 日(日)ベルリン市内研修。 中央駅、帝国議会、戦勝記念塔、皇帝ヴィルヘルム記念教会、シャルロッテンブ ルク宮殿、シュパンダウの旧市街他を見学。 ⑧ 居住環境・治安 ベルリン:治安は全般に悪くはないが、日本人の場合、スリ、置き引きに対して万全の 注意が必要である。 大学周辺:治安は良い。ただし、学食などでの置き引きには注意。 宿舎:周辺駅から宿舎までは夜間、街灯が暗く、一人歩きは避けるべきである。 ⑨ 課外活動 授業後に、文化施設(博物館、美術館、コンサート、オペラ、演劇、映画等)に行く機 会が多い。基本的には、一人ではなく複数で行動するよう指導した。特に、夜間は気を つける必要がある。 ⑩ インターネットメール 日本学科コンピュータルームは、基本的に午前 10 時~午後 6 時の間、利用可。日本語で のメール送受信が無料でできる。ただし、プリントアウトは有料。 ⑪事故・病気・盗難等 事故:なし、盗難:なし ⑫ 研修手配全般評価 空港送迎、宿舎へのチェックイン、定期券配布等については、まったく問題がなかった。 ⑬ 研修プログラム評価 関係部局(国際交流課、言語センター、日本学科)の間の連携が良く、プログラム全体の 内容も大変充実していた。授業日以外のプログラムは、実質的に日本学科の学生が企画・ 運営していたが、その大半は本学での留学経験を有しており、学生間のコミュニケーシ ョンもスムースに行われていた。本年度の留学参加者は 20 名と、昨年度より 5 名増加し たが、市内研修時には、アレクサンダー広場テレビ塔およびシャルロッテンブルク宮殿 の入場料を負担していただいた。
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