第469号

発行:「町コン」中小企業戦略コンサルタント五十嵐ダルマ
平成22年07月26日 第469号
人材と人数あわせ
労使紛争の問題が顕在化しているようです。最近、私は、会社のトップが人を
採用する時に、「人材」として採用するのか、「頭数(人数)」として採用するかに
よって、分かれるように思います。
人材の「材」は初めから存在するものや才能の働きをいいます。また、才を通じ
て、「もちまえ、本来のもの、はたらき」の意味に用い、才能、材力のようにいう。
ちなみに「財」は財貨(金銭や価値の高い品物)、財宝をいう。(白川静、「常用
字解」より)
人を育て、才能を伸ばす「人材」として採用するか、人手が足りないから、人数
あわせで採用するか、最初の入り口で決まります。
また人数あわせの会社は、採用時の雇用条件の内容も不備が多いのです。条
件があいまいで、会社側の考えと採用された社員側の受け止め方に差(ギャッ
プ)が生じます。時が経つに連れて、その差が大きくなり、問題が顕在化されて
いきます。
ポイントは2つ。一つは、どういう人を採用したいのか。そのためには、会社はど
ちらの方向へ進むのか、会社の経営方針を明確にし、きちんと伝える必要があり
ます。人数あわせの会社のトップは、まずこのようなことを話しません。
二つ目は、就業規則の整備です。いわゆるルールを作ることです。ルールがあ
いまいだから、お互いが誤解をしてしまうのです。
中小零細企業だから、いい人材が集まらないと嘆くよりも、自社の使命、経営
理念、方向性を明確にして、行動を起すことです。それらに共鳴する人たちを採
用することです。人が足りないからと言って、妥協してしまうと今まで築いたものが
崩れることもあります。我慢して待つことも大事です。
「コイワタイムズ」という地域情報誌があります。隔週で発行し
ており、7月13日で28号。2年経ち、4000部を発行しています。発行
元は、小岩の地元不動産業の㈱大栄商亊さん。編集長は、社員であ
り、行政書士の畑氏。
畑氏は私の「五十嵐レポートダイジェスト」の読者であり、毎回
私のところに「コイワタイムズ」をポスティングしてくれていまし
た。あるとき、畑氏から1枚の手紙が「コイワタイムズ」と一緒に
ポストに入っていました。
それから、私のほうから手紙をお礼を電話でしたところ、「コイ
ワタイムズ」に記事を寄稿することになりました。
先日、記事の寄稿者たちの集いがありました。初めて会う人ばか
りでしたが、楽しい時間を過ごしました。
2年前はゼロからのスタート。多くの記事を書く人が集まってき
ました。もうすぐ1万部に手が届きます。たった一人の人間から大
きな波が生まれようとしています。
玄関を掃く
玄関を掃くという行為は、自分の心のチリを払うことなのです。たと
えほんの数回でも、玄関をさっさと掃いてから出勤したときの、なんと気持
ちのいいことか!このほんの数秒の行為によって、1日中気分よく過すことが
できるのです。
玄関を掃くと、靴をそろえたくなります。靴をそろえると、背筋を伸ばし
て歩きたくなります。背筋が伸びると、前向きのポジティブな思考になりま
す。明るい思考は元気な「声」となって、コミュニケーションのキャッボー
ルが始まります。いいコミュニケーションは、結果としていい業績につな
がって生きます。いい業績は、笑顔を生み、その笑顔のワクワク感が、また
翌日の「玄関さささっ」にリンクしていくという善循環スパイラルです。
わたしは、いままでの経験から、間違いなく断言できます。「小さな気持ち
いいこと」を朝に実行することで、成功回路のスイッチが入るのだ、と。
佐藤伝「幸運を呼び寄せる朝の習慣」(中経出版)
●本「会社は潰れるようにできている」(中経出版) 発売中!
●会社成功塾 毎週日曜日、月曜日 午前10時∼12時。
独立起業塾 毎週土曜日 午前10時∼12時。
㈱五十嵐コンサルティングオフィス
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