株 主 各 位

証券コード 9892
平成28年6月14日
株
主
各
位
東京都渋谷区神宮前六丁目17番10号
代表取締役会長兼社長
柴
田
一
第42回定時株主総会招集ご通知
拝啓 平素は格別のご高配を賜りありがたく厚くお礼申しあげます。
さて、当社第42回定時株主総会を下記により開催いたしますので、ご出
席くださいますようご通知申しあげます。
なお、当日ご出席願えない場合は、書面によって議決権を行使することができます
ので、お手数ながら後記の株主総会参考書類をご検討のうえ、同封の議決権行使書用
紙に議案に対する賛否をご表示いただき、平成28年6月28日(火曜日)午後5時30分
までに到着するようご返送くださいますようお願い申しあげます。
敬
1.日
2.場
時
所
3.目 的 事 項
報告事項
具
記
平成28年6月29日(水曜日)午前10時(午前9時30分受付開始)
東京都渋谷区神宮前六丁目17番10号
原宿アールビル当社4階
(末尾の会場ご案内図をご参照ください。)
第42期(平成27年4月1日から平成28年3月31日まで)事業報告
及び計算書類報告の件
決議事項
第1号議案 取締役3名選任の件
第2号議案 監査役3名選任の件
第3号議案 退任取締役及び退任監査役に対する退職慰労金贈呈の件
以 上
〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰
◎当日ご出席の際は、お手数ながら同封の議決権行使書用紙を会場受付にご提出くださいますようお願
い申しあげます。
◎ 次 の 事 項 に つ き ま し て は、 法 令 及 び 当 社 定 款 第 16 条 の 規 定 に 基 づ き、 イ ン タ ー ネ ッ ト 上
(http://www.himiko.co.jp/)に掲載しておりますので本招集ご通知の提供書面には記載しておりませ
ん。
・計算書類の個別注記表
したがって、本招集ご通知の提供書面は、会計監査人が会計監査報告を作成するに際して監査をした計
算書類の一部であります。
◎株主総会参考書類並びに事業報告、計算書類に修正が生じた場合は、上記の当社ウェブサイトに掲載
させていただきます。
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2016年05月31日 17時38分 $FOLDER; 1ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
(目次)
第42回定時株主総会招集ご通知…………………………………………………………
頁
1
事業報告
1.株式会社の現況…………………………………………………………………… 3
2.株式の状況………………………………………………………………………… 7
3.会社役員の状況…………………………………………………………………… 8
4. 会計監査人の状況………………………………………………………………… 10
5.業務の適正を確保するための体制……………………………………………… 11
6.業務の適正を確保するための体制の運用状況の概要 ………………………… 15
7.剰余金の配当等の決定に関する方針…………………………………………… 15
計算書類
貸借対照表……………………………………………………………………………… 16
損益計算書……………………………………………………………………………… 17
株主資本等変動計算書………………………………………………………………… 18
監査報告書
計算書類に係る会計監査報告………………………………………………………… 19
監査役会の監査報告…………………………………………………………………… 21
株主総会参考書類
第1号議案 取締役3名選任の件…………………………………………………… 23
第2号議案 監査役3名選任の件…………………………………………………… 25
第3号議案 退任取締役及び退任監査役に対する退職慰労金贈呈の件 ………… 27
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(提供書面)
事
業
報
告
平成27年4月1日から
平成28年3月31日まで
)
(
1.株式会社の現況
(1) 当事業年度の事業の状況
① 事業の経過及び成果
当事業年度における我が国経済は、政府及び日銀の各種政策の効果を背景に、
企業収益の向上、雇用・所得環境の改善がみられるなど、緩やかな回復基調とな
りましたが、中国経済の減速懸念をはじめとする世界経済の下振れリスク等もあ
り、景気の先行きについては不透明な状況が続いております。
婦人靴業界におきましては、スニーカーブームによるカジュアル化の傾向がよ
り進み、機能性や履き心地といった消費者ニーズが高まっております。また、イ
ンバウンド需要の増加など一部明るい兆しもありますが、消費税増税以降、選別
消費志向や節約志向が強まり、個人消費の低迷が継続するなか、原材料価格・人
件費が上昇するなど依然として厳しい状況が続いております。
このような状況の中、当社は、履き心地が良く高品質で品格がある当社独自の
靴の開発を行うとともに、店頭でのフィッティングを中心としたコンサルティン
グセールスの強化に努めましたが、前事業年度からの持ち越し商品の消化を優先
し新規商品の投入が十分にできなかったこと、春夏物のセールの開始時期が前事
業年度よりも後ろ倒しかつ分散化し盛り上がりに欠けたこと、暖冬の影響から秋
冬物が振るわなかったことから売上高が低調に推移するなど苦戦が続きました。
また、昭和60年5月から展開しておりました「WANO NANO」ブランドを平成28年
2月に休止いたしました。
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この結果、当事業年度の売上高は、百貨店をはじめとする主要販路での店頭売
上高が減少したことから34億円(前事業年度比12.6%減)となりました。営業利益
は、売上高及び売上総利益の減少を人件費の抑制をはじめとする販管費の削減で
補ったことにより24百万円(前事業年度比78.5%増)となりました。経常損失は、
有価証券利息65百万円等を計上した一方で、投資有価証券評価損8億18百万円及
びデリバティブ評価損75百万円を計上したことにより6億98百万円(前事業年度は
91百万円の経常利益)となり、当期純損失は、減損損失35百万円等を計上したこと
により7億32百万円(前事業年度は1億35百万円の当期純利益)となりました。
なお、当事業年度の店舗出退店数は、出店2店舗、上記「WANO NANO」休止によ
る退店を含む16店舗の退店、ミックスブランド化による店舗統合を行った結果、
当事業年度末の店舗数は68店舗となりました。
売上高の内訳は、下表のとおりであります。
セグメント
卑
弥
上
高
前事業年度比
増
減
額
前事業年度比
増
減
率
呼
936百万円
呼
882
△44
△4.8
N A N O
471
△185
△28.3
w a t e r m a s s a g e®
1,029
△154
△13.1
elegance卑
W A N O
そ
弥
の
△139百万円
△12.9%
他
11
3
48.4
靴製品等卸・小売事業
3,329
△520
△13.5
不 動 産 賃 貸 事 業
70
28
69.4
3,400
△491
△12.6
売上高合計
売
② 設備投資の状況
当事業年度に実施いたしました設備投資の総額は22百万円であり、その主な内
容は、店舗の出店・改装等の設備投資によるものであります。
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(2) 財産及び損益の状況
第39期
第40期
第41期
(平成25年3月期)
(平成26年3月期)
(平成27年3月期)
高
(千円)
5,775,371
4,652,235
3,891,578
3,400,169
経 常 利 益 又 は
経常損失(△)(千円)
734,659
428,627
91,200
△698,472
当期純利益又は
当期純損失(△)(千円)
446,504
248,156
135,654
△732,600
1株当たり当期純利益又は
当期純損失(△)(円)
57.80
32.13
18.19
△100.70
区
売
分
上
第42期
(当事業年度)
(平成28年3月期)
総
資
産
(千円)
14,883,994
14,646,728
14,045,272
13,458,627
純
資
産
(千円)
13,842,689
13,752,725
13,232,054
12,419,149
1 株 当 た り
純 資 産 額 ( 円 )
1,792.00
1,780.39
1,818.84
1,707.13
(3) 対処すべき課題
当社を取り巻く事業環境は依然として厳しい状況が続くものと予想されます。
このような状況下におきまして、当社は、以下の課題に取り組んでまいります。
① マーチャンダイジング力と商品企画力の向上
当社が属する婦人靴業界は、節約志向やライフスタイルの多様化により、ファ
ストファッションをはじめとする低価格化と、海外からの高価格帯ブランドの流
入など「市場の二極化」が進行しております。
この競争が激化する婦人靴市場において、マーチャンダイジング力と商品企画
力の向上が重要な課題と考えております。
当社は、商品開発においてマーチャンダイジングと商品企画を分離し、トレン
ド・需要を予測・分析して適切な価格・数量で適切な時期に商品を市場に投入す
るマーチャンダイジングと、履き心地と高品質に徹底的にこだわった当社にしか
できない品格のあるオリジナル商品及び商品群を開発する商品企画とに役割を分
担することで、当社商品の競争優位性を確保してまいります。
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② 販売力の強化
ネットショッピングやファストファッションの利用が増える中、店頭での接客
販売の価値向上が継続的な重要課題と考えております。
お客様一人ひとりのご満足を極大化し、お客様にご支持いただくため、接客に
おける商品価値の訴求をはじめ、接客技術、フィッティング技術を駆使したコン
サルティングセールスによりお客様満足度を高めるとともに、従業員教育、顧客
管理の充実により店頭での接客販売の価値向上に努めてまいります。
(4) 主要な事業内容(平成28年3月31日現在)
当社は、ファッショナブルで健康的な靴等の服飾雑貨の企画・開発及び卸・小
売を主な事業内容としております。
(5) 主要な事業所(平成28年3月31日現在)
名
称
本
所
在
地
社
東
京
都
渋
谷
区
物流センター
埼
玉
県
入
間
郡
water massage®銀座店
東
京
都
中
央
区
Queen's卑弥呼銀座店
東
京
都
中
央
区
Queen's卑弥呼名古屋店
愛
卑弥呼COLLECTION八重洲地下街店
東
京
都
中
央
区
卑弥呼COLLECTION天王寺MIO店
大
阪
府
大
阪
市
主な直営店舗
知
県
名
古
屋
市
(6) 使用人の状況(平成28年3月31日現在)
使
(注)
用
人
数
175(51)名
前事業年度末比増減
平
7名減(50名減)
均
年
31.5歳
使用人数は就業員数であり、臨時雇用者数は(
ます。
齢
平 均 勤 続 年 数
7.2年
)内に年間の平均人員を外数で記載しており
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2.株式の状況(平成28年3月31日現在)
51,900,000株
12,984,233株(自己株式5,709,358株を含む)
1,009名
(1)発行可能株式総数
(2)発行済株式の総数
(3)株主数
(4)大株主(上位10名)
株
株
式
主
会
柴
社
名
お
さ
田
持
株
数
持
株
比
率
む
2,506千株
34.45%
一
1,651
22.71
柴
田
政
男
378
5.21
三
田
絵
理
378
5.21
柴
田
泉
子
368
5.07
DRIVE
260
3.57
ー
260
3.57
卑 弥 呼 取 引 先 持 株 会
235
3.23
102
1.41
51
0.71
株
株
式
式
会
会
社
PARK
社
エ
・
リ
UBS AG LONDON A/C IPB SE
GREGATED
CLIENT
ACCOUNT
SKANDINAVISKA ENSKILDA BANKEN,
SEB SEC FIN DMA PROP ASSETS
(注) 1.当社は、自己株式を5,709,358株保有しておりますが、上記大株主からは除外しておりま
す。
2.持株比率は自己株式を控除して計算しております。
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3.会社役員の状況
(1) 取締役及び監査役の状況(平成28年3月31日現在)
会社における地位
氏
名
担当及び重要な兼職の状況
代表取締役会長兼社長
柴
田
一 株式会社おさむ 代表取締役
取
締
役
柴
田
政
男 株式会社PARK・DRIVE 代表取締役
取
締
役
小
林
史
伸
取
締
役
西
崎
取
締
役
臼
田
常 勤 監 査 役
荒
井
監
査
役
浅
田
千
監
査
役
高
見
現
泉 ニンバスアソシエイツ株式会社 代表取締役社長
啓
弁護士
西村あさひ法律事務所パートナー
特定非営利活動法人社会的責任投資フォーラム会長
勝
一般社団法人企業価値リサーチ・インスティテュート代表理事
弁護士
秋
株式会社アルバック 社外監査役
之
人 公認会計士・税理士
(注) 1.取締役西崎泉氏及び取締役臼田啓之氏は、社外取締役であります。
2.監査役荒井勝氏、監査役浅田千秋氏及び監査役高見現人氏は、社外監査役であります。
3.監査役高見現人氏は、公認会計士及び税理士資格を有しており、財務、会計及び税務に関
する相当程度の知見を有しております。
4.当社は監査役荒井勝氏、監査役浅田千秋氏及び監査役高見現人氏を株式会社東京証券取引
所の定めに基づく独立役員として指定し、同取引所に届け出ております。
5. 当社と各社外取締役及び各社外監査役は、会社法第427条第1項の規定に基づき、同法第
423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結しております。当社の社外取締役及び社
外監査役は、会社法第423条第1項の責任につき、法令で定める限度額をもって、損害賠償
責任の限度としております。
(2) 取締役及び監査役の報酬等
当事業年度に係る報酬等の総額
区
分
取 締 役
(うち社外取締役)
監 査 役
(うち社外監査役)
合
計
(うち社外役員)
員
数
6名
(2)
報
酬
等
の
額
57,346千円
(7,252)
4
(3)
14,702
(12,950)
10
(5)
72,048
(20,202)
(注) 1.取締役の報酬限度額は、昭和63年12月24日開催の第14回定時株主総会において、年額
200,000千円以内(ただし、使用人分給与は含まない。)と決議いただいております。
2.監査役の報酬限度額は、昭和63年12月24日開催の第14回定時株主総会において、年額
50,000千円以内と決議いただいております。
3.上記の報酬の額には、当事業年度に係る退職慰労引当金繰入額及び平成28年6月29日開催
の定時株主総会に付議する退任取締役及び退任監査役に対する退職慰労金贈呈に係る退任
取締役及び退任監査役の当事業年度末以降退任日までの役員退職慰労引当金繰入額が含ま
れております。
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2016年05月31日 17時38分 $FOLDER; 8ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
(3) 社外役員に関する事項
①他の法人等の重要な兼職の状況及び当社と当該他の法人等との関係
・取締役西崎泉氏は、ニンバスアソシエイツ株式会社の代表取締役社長であり
ます。ニンバスアソシエイツ株式会社と当社との間には役務提供の取引関係
があります。
・取締役臼田啓之氏は、西村あさひ法律事務所のパートナー弁護士であります。
西村あさひ法律事務所と当社との間には役務提供の取引関係があります。
・監査役荒井勝氏は、特定非営利活動法人社会的責任投資フォーラム会長及び
一般社団法人企業価値リサーチ・インスティテュート代表理事であります。
特定非営利活動法人社会的責任投資フォーラム及び一般社団法人企業価値リ
サーチ・インスティテュートと当社との間には特別の関係はありません。
・監査役浅田千秋氏は、株式会社アルバックの社外監査役であります。株式会
社アルバックと当社との間には特別の関係はありません。
②当事業年度における主な活動状況
出席状況及び発言状況
取締役
西 崎
泉
当事業年度に開催された取締役会14回全てに出席し、豊富な経営者経験及び
幅広い見識等を活かし、取締役会の議論・経営判断の質を高めるための助言・
提言を行っております。
取締役
臼 田 啓 之
平成27年6月の就任後開催された取締役会11回全てに出席し、弁護士として
の豊富な経験・識見を活かし、取締役会の議論・経営判断の質を高めるための
助言・提言を行っております。
監査役
荒 井
勝
平成27年6月の就任後開催された取締役会11回及び監査役会10回全てに出席
し、適宜質問、意見表明等の発言を行っております。
監査役
浅 田 千 秋
当事業年度に開催された取締役会14回及び監査役会13回全てに出席し、適宜
質問、意見表明等の発言を行っております。
監査役
高 見 現 人
当事業年度に開催された取締役会14回及び監査役会13回全てに出席し、適宜
質問、意見表明等の発言を行っております。
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2016年05月31日 17時38分 $FOLDER; 9ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
4. 会計監査人の状況
(1) 名称
有限責任監査法人トーマツ
(2) 報酬等の額
報酬等の額
当事業年度に係る会計監査人の報酬等の額
19,500千円
当社及び子会社が会計監査人に支払うべき金銭その他の財産上の利益
の合計額
19,500千円
(注) 1.会計監査人の報酬等について監査役会が同意した理由
監査役会は、日本監査役協会が公表する「会計監査人との連携に関する実務指針」を踏ま
え、従前の事業年度における会計監査人の監査計画の内容及び職務遂行状況を確認し、当
事業年度の監査計画及び報酬額の妥当性を監査品質の維持の観点から検討した結果、会計
監査人の報酬等について会社法第399条第1項の同意を行っております。
2.当社と会計監査人との間の監査契約において、会社法に基づく監査と金融商品取引法に基
づく監査の監査報酬等の額を明確に区分しておらず、実質的にも区分できませんので、当
事業年度に係る会計監査人の報酬等の額にはこれらの合計額を記載しております。
(3) 会計監査人の解任又は不再任の決定の方針
当社は、会社法第340条第1項各号に定める項目に該当すると認められる場合は、
監査役全員の同意に基づき、監査役会が会計監査人を解任する方針です。この場
合、監査役会が選定した監査役は、解任後最初に招集される株主総会におきまし
て、会計監査人を解任した旨と解任の理由を報告いたします。
また、上記のほか、会計監査人が職務を適切に遂行することが、監査役会によ
り困難と認められる場合には、監査役会の決定により、会計監査人の解任または
不再任に関する議案を株主総会に提案する方針です。
― 10 ―
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2016年05月31日 17時38分 $FOLDER; 10ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
5.業務の適正を確保するための体制
会社の業務の適正を確保するための体制の整備に関する取締役会決議の内容の概
要は以下のとおりです。(最終改定 平成28年3月15日)
① 取締役及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための
体制
(1) コーポレートガバナンス
ⅰ.取締役会は、法令、定款、株主総会決議、「取締役会規程」に従い、経営に関
する重要事項を決定し、取締役の職務執行を監督するものとする。
ⅱ.取締役は、法令、定款、取締役会決議及び社内規程に従い、業務を執行する
ものとする。
ⅲ.経営に対する監督機能の強化・充実のため、社外取締役を置くものとする。
ⅳ.監査役は、法令が定める権限を行使するとともに、「監査役監査基準」等に則
り、取締役等の職務執行の監査を実施するものとする。
(2) コンプライアンス体制
ⅰ.当社グループ会社は、「コンプライアンス宣言」及び「コンプライアンス規
程」に従い、役職員全員への浸透を図るものとする。
ⅱ.コンプライアンス違反行為が行われ、または行われようとしていることに気
づいた者が、総務責任者に報告・相談できる社内通報制度を設けるものとす
る。
ⅲ.取締役は、法令違反その他コンプライアンスに関する重要な事項を発見した
場合には、ただちに監査役に報告するとともに、取締役会に報告するものと
する。
ⅳ.監査役は、当社の法令遵守体制に問題があると認めた場合には、意見を述べ
るとともに、改善策の策定を求めることができるものとする。
(3) 財務報告の適正性を確保するための体制の整備・構築
ⅰ.代表取締役等は、適正な財務報告の重要性を全社員に認識させ、「経理規程」
や会計基準その他関連諸法令を遵守させるため、会議での指示等常に必要な
意識付けを行うものとする。
ⅱ.当社グループ会社は、各業務における取引の発生から、会計システムを通じ
て財務諸表が作成されるプロセスの中で、虚偽記載や誤りが生じる要点をチ
ェックして、業務プロセスの中に不正や誤りが生じないような内部統制シス
テムの整備・構築に取組むものとする。
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② 損失の危険の管理に関する規程その他の体制
(1) 当社は、当社の業務執行に係るリスクとして、「リスク管理規程」に基づき、
その把握と管理及び個々のリスクについての管理体制を整えるものとする。
(2) 当社は、「リスク管理委員会」を組織し、不測の事態が発生した場合には、緊
急時連絡網に従い、社長を本部長とする対策本部を設置し、顧問弁護士等と連
携を取りながら、損害の拡大を防止し、これを最小限に止める体制を整えるも
のとする。
③ 取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制
(1) 取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制の基礎とし
て、「取締役会規程」に従い、取締役会を定時に開催するほか、必要に応じて
適宜臨時に開催するものとし、当社の経営方針及び経営戦略に関わる重要事項
について議論し、執行決定を行うものとする。
(2) 取締役会の決定に基づく業務執行については、「職務分掌規程」、「職務権限規
程」において、それぞれの責任者及びその責任、執行手続きの詳細について定
めるものとする。
(3) 機能別組織体制を採用し、責任と権限を明確にするとともに、迅速な意思決定
を行うものとする。
④ 取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制
(1) 取締役会は、株主総会議事録や取締役会議事録等の法定文書、及び稟議書等の
取締役等の職務執行に係る文書について、「文書取扱規程」に従い、所定の期
間文書または電磁的媒体で保存・管理を行うものとする。
(2) 取締役、監査役は、いつでも前項の文書を閲覧可能な状態に維持するものとす
る。
⑤ 当社並びにグループ会社から成る企業集団における業務の適正を確保するための
体制
(1)「関係会社管理規程」に基づき、経営内容を的確に把握するため、当社グルー
プ会社は報告事項について、毎月次、当社の定例会議にて報告をするものとす
る。また、承認事項については必要な都度、当社の取締役会に諮り承認を得る
ものとする。
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(2) 当社は、当社グループ会社に対し、必要に応じて当社の役員又は使用人を取締
役又は監査役として派遣し、適切な管理・監督並びに経営に対しての指導・助
言を行うものとする。
(3) 当社の監査役は、当社グループ会社に対し、定期的な監査を実施し、当社グル
ープ会社全体として適切な連携を図るものとする。
⑥ 監査役の職務を補助すべき使用人に関する体制と当該使用人の取締役からの独立
性に関する事項及び監査役の当該使用人に対する指示の実効性の確保に関する事
項
(1) 監査役会が監査役の職務を補助すべき使用人を置くことを求めた場合は、使用
人を配置するものとする。
(2) 監査役の職務を補助すべき使用人は、監査役の指揮監督の下で業務をするもの
とする。また、その任命、異動、評価、懲戒等については、事前に監査役会の
同意を得て取締役会で決定するものとする。
⑦ 取締役及び使用人並びにグループ会社の取締役、監査役及び使用人が監査役に報
告をするための体制その他の監査役への報告に関する体制
(1) 取締役は、監査役が出席する取締役会その他の重要な会議において、担当する
職務の執行状況を報告するとともに、その議事録及び稟議書等の重要な意思決
定内容に関して、常勤監査役に回覧するものとする。
(2) 取締役及び使用人は、監査役に対して、法令違反や当社及び当社グループ会社
に著しい損害を与えるおそれのある事象を発見した時は、当該事実に関する事
項を速やかに報告するものとする。
(3) 監査役はいつでも必要に応じて、取締役及び使用人並びにグループ会社の取締
役、監査役及び使用人に対して報告を求めることができ、報告を求められた取
締役及び使用人は、監査役に対して速やかに報告するものとする。
(4) 監査役への報告をしたことを理由に不利益な取扱いは受けないものとする。
⑧ 監査役の職務執行について生ずる費用又は債務の処理に関する事項
(1) 監査役の職務の執行に際し、監査役の円滑な監査活動を行うための監査業務に
係る諸費用については監査の実効性を担保すべく会社の負担とする。
― 13 ―
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⑨ その他監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制
(1) 監査役が、取締役会その他の重要な会議に出席し、意見を述べる環境を整える
ものとする。
(2) 監査役が、いつでも必要に応じて会社の重要な情報にアクセスできる環境を整
えるものとする。
(3) 監査役が、必要に応じて監査業務に関する助言を受けるため、外部専門家を活
用できる環境を整えるものとする。
(4) 代表取締役は、監査役と定期的な会合を持ち、意見交換と意思疎通を図るもの
とする。
⑩ 反社会的勢力排除に向けた基本的な考え方
(1) 当社及び当社グループ会社は、社会の秩序や企業の健全な活動に脅威を与える
勢力又は団体等とは取引関係その他一切の関係を持たず、反社会的勢力から不
当な要求等を受けた場合には、警察、特殊暴力防止対策協議会、弁護士等の外
部機関と緊密に連携し、当社グループ会社全体として毅然とした姿勢で臨み、
反社会的勢力による被害の防止に努める。
― 14 ―
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6.業務の適正を確保するための体制の運用状況の概要
取締役及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための
体制その他会社の業務の適正を確保するための体制の運用状況の概要は以下のとお
りです。
① 内部統制システム全般
(1) 当社の内部統制システム全般の整備・運用状況を当社の内部監査室がモニタリ
ングし、改善を進めております。
② コンプライアンス
(1) 当社は、当社の使用人に対し、その階層に応じて必要なコンプライアンスにつ
いて、社内研修での教育及び会議体での説明を行い、法令及び定款を遵守する
ための取組みを継続的に行っております。
(2) 当社は内部通報制度規程により相談・通報制度を設けており、コンプライアン
スの実効性向上に努めております。
③ 内部監査
(1) 内部監査室が作成した内部監査計画に基づき、当社の内部監査を実施いたしま
した。
7.剰余金の配当等の決定に関する方針
当社は、株主の皆様に対する利益還元を経営の重要施策として位置付けており、
安定的かつ継続的に業績に見合った成果の配分を行っていくことを基本方針として
利益配分を決定しております。
当事業年度の期末配当につきましては、合同会社HSHによる当社の普通株式(ただ
し、当社が所有する自己株式を除きます。)に対する公開買付けが成立したことに伴
い、配当を行わないことといたしました。
〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰
(注)
本事業報告中の記載金額及び株式数は、表示単位未満の端数を切り捨てて表示しております。
― 15 ―
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2016年05月31日 17時38分 $FOLDER; 15ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
貸 借 対 照 表
(平成28年3月31日現在)
(単位:千円)
科
(
資
流
産
動
現
目
の
資
金
部
び
価
預
証
蔵
前
繰
払
延
費
税
金
金
商
貯
(
金
資
固
の
定
資
332,826
108,346
預
り
金
10,151
資
ウ
有
ン
ト
エ
価
証
50,927
当
金
15,128
1,268
デ リ バ テ ィ ブ 債 務
75,717
産
退
161,378
預
201,136
り
資
負
純
資
3,143,723
100
従業員に対する長期貸付金
1,217
除
資
主
当
証
去
債
株
引
保
産
1,178,098
券
付
11,212
531,499
143,530
(
給
他
債
金
資
31,131
負
職
1,099,220
ア
債
役 員 退 職 慰 労 引 当 金
151,709
1,146,966
引
去
の
定
2,583
権
除
そ
固
金
債
合
産
計
の
資
務
25,454
1,039,477
部
)
本
13,241,014
本
金
2,589,052
余
金
2,718,862
備
金
2,718,862
余
金
15,434,321
備
金
95,750
そ の 他 利 益 剰 余 金
15,338,571
本
資
剰
本
利
益
利
3,410,616
資
金
37,768
金
出
イ
21,002
当
産
投資その他の資産
投
ポ
引
務
無 形 固 定 資 産
ト
整
資
地
フ
調
4,076
1,144
ソ
品
金
29,654
34,299
地
当
用
置
土
引
返
1,286,374
装
与
品
工 具、 器 具 及 び 備 品
借
賞
5,875,089
び
507,978
214,225
359,994
産
及
債
金
品
物
械
額
)
払
448,075
他
建
負
金
部
未
券
有 形 固 定 資 産
機
動
の
6,326,431
6,324
そ
流
債
金
35,802
入
負
掛
金
収
目
買
未 収 還 付 法 人 税 等
未
準
剰
益
別
準
途
積
立
金
繰 越 利 益 剰 余 金
自
己
株
式
15,095,000
243,571
△7,501,222
長
期
前
払
費
用
9,519
繰
延
税
金
資
産
71,018
その他有価証券評価差額金
135,251
金
159,034
土 地 再 評 価 差 額 金
△957,116
金
26,002
敷
保
科
7,583,538
掛
有
額
)
産
及
売
金
資
(注)
金
及
険
び
保
積
証
立
評価・換算差額等
純
資
産
合
△821,864
計
12,419,149
産
合
計
13,458,627
負 債 純 資 産 合 計
記載金額は、千円未満を切り捨てて表示しております。
13,458,627
― 16 ―
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損 益 計 算 書
平成27年4月1日から
平成28年3月31日まで
)
(
(単位:千円)
科
目
売
金
上
売
上
売
原
上
総
額
高
3,400,169
価
1,742,736
利
益
1,657,432
販 売 費 及 び 一 般 管 理 費
営
業
営
業
利
外
受
有
価
受
証
資
受
券
利
配
有
価
当
証
取
券
評
手
そ
価
数
の
営
業
外
24,708
益
利
取
投
益
収
取
1,632,723
費
息
36,596
息
65,448
金
6,456
益
32,470
料
7,714
他
21,858
用
投
資
有
価
証
券
評
価
損
818,008
デ
リ
バ
テ
ィ
ブ
評
価
損
75,717
経
常
特
損
別
減
舗
公
税
損
開
引
前
失
損
閉
当
(注)
人
税
鎖
損
買
付
関
連
当
期
純
損
期
等
純
△698,472
費
失
35,929
失
14,153
用
29,760
失
調
整
損
79,843
△778,315
法 人 税、 住 民 税 及 び 事 業 税
法
893,725
失
損
店
170,544
10,578
額
△56,294
失
△45,715
△732,600
記載金額は、千円未満を切り捨てて表示しております。
― 17 ―
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株主資本等変動計算書
(平成27年4月1日から
平成28年3月31日まで)
(単位:千円)
株
主
資本剰余金
利
資
益
剰
本
余
金
株主資本
その他利益剰余金
資 本 金 資
本 資本剰余金 利
益
利益剰余金 自 己 株 式 合
計
途 繰越利益 合
準 備 金 合
計 準 備 金 別
計
積 立 金 剰 余 金
当 期 首 残 高
2,589,052 2,718,862 2,718,862
95,750 15,095,000 1,048,921 16,239,671 △7,501,129 14,046,456
当 期 変 動 額
剰余金の配当
△72,749
△72,749
△72,749
当期純損失
△732,600
△732,600
△732,600
自己株式の取得
△92
△92
株主資本以外
の項目の当期
変動額(純額)
-
-
-
-
- △805,350
△805,350
△92
△805,442
当期変動額合計
当 期 末 残 高
2,589,052 2,718,862 2,718,862
95,750 15,095,000
243,571 15,434,321 △7,501,222 13,241,014
評価・換算差額等
その他有価証
券評価差額金
土 地 再 評 価
差
額
金
評 価 ・ 換 算
差 額 等 合 計
純 資 産 合 計
142,714
△957,116
△814,402
13,232,054
剰余金の配当
△72,749
当期純損失
△732,600
自己株式の取得
△92
株主資本以外
の項目の当期
変動額(純額)
△7,462
-
△7,462
△7,462
当期変動額合計
△7,462
-
△7,462
△812,904
当 期 末 残 高
135,251
△957,116
△821,864
12,419,149
当 期 首 残 高
当 期 変 動 額
(注)
記載金額は、千円未満を切り捨てて表示しております。
― 18 ―
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2016年05月31日 17時38分 $FOLDER; 18ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
計算書類に係る会計監査報告
独立監査人の監査報告書
平成28年5月20日
株式会社 卑弥呼
取締役会 御中
有限責任監査法人トーマツ
指定有限責任社員
公認会計士
業 務 執 行 社 員
高
橋
勝 ㊞
指定有限責任社員
公認会計士
業 務 執 行 社 員
山
本
千鶴子 ㊞
当監査法人は、会社法第436条第2項第1号の規定に基づき、株式会社卑弥呼
の平成27年4月1日から平成28年3月31日までの第42期事業年度の計算書
類、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書及び個別注記表並
びにその附属明細書について監査を行った。
計算書類等に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に
準拠して計算書類及びその附属明細書を作成し適正に表示することにある。これに
は、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない計算書類及びその附属明細書を作成
し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用すること
が含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から計
算書類及びその附属明細書に対する意見を表明することにある。当監査法人は、我
が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監
査の基準は、当監査法人に計算書類及びその附属明細書に重要な虚偽表示がないか
どうかについて合理的な保証を得るために、監査計画を策定し、これに基づき監査
を実施することを求めている。
― 19 ―
定時株主総会招集通知 (宝印刷)
2016年05月31日 17時38分 $FOLDER; 19ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
監査においては、計算書類及びその附属明細書の金額及び開示について監査証拠
を入手するための手続が実施される。監査手続は、当監査法人の判断により、不正
又は誤謬による計算書類及びその附属明細書の重要な虚偽表示のリスクの評価に基
づいて選択及び適用される。監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明す
るためのものではないが、当監査法人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じ
た適切な監査手続を立案するために、計算書類及びその附属明細書の作成と適正な
表示に関連する内部統制を検討する。また、監査には、経営者が採用した会計方針
及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め全体としての
計算書類及びその附属明細書の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断
している。
監査意見
当監査法人は、上記の計算書類及びその附属明細書が、我が国において一般に公
正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、当該計算書類及びその附属明細書
に係る期間の財産及び損益の状況をすべての重要な点において適正に表示している
ものと認める。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載
すべき利害関係はない。
以
― 20 ―
定時株主総会招集通知 (宝印刷)
2016年05月31日 17時38分 $FOLDER; 20ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
上
監査役会の監査報告
監
査
報
告
書
当監査役会は、平成27年4月1日から平成28年3月31日までの第42期事
業年度の取締役の職務の執行に関して、各監査役が作成した監査報告書に基づき、
審議の上、本監査報告書を作成し、以下のとおり報告いたします。
1.監査役及び監査役会の監査の方法及びその内容
監査役会は、監査の方針及び計画等を定め、各監査役から監査の実施状況及び
結果について報告を受けるほか、取締役等及び会計監査人からその職務の執行状
況について報告を受け、必要に応じて説明を求めました。
各監査役は、監査役会が定めた監査役監査の基準に準拠し、監査の方針及び計
画等に従い、取締役、内部監査部門その他の使用人等と意思疎通を図り、情報の
収集及び監査の環境の整備に努めるとともに、取締役会その他重要な会議に出席
し、取締役及び使用人等からその職務の執行状況について報告を受け、必要に応
じて説明を求め、重要な決裁書類等を閲覧し、本社及び主要な事業所において業
務及び財産の状況を調査いたしました。また、事業報告に記載されている、取締
役の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制その他株式
会社の業務の適正を確保するために必要なものとして会社法施行規則第100条
第1項及び第3項に定める体制の整備に関する取締役会決議の内容及び当該決議
に基づき整備されている体制(内部統制システム)の状況を監査いたしました。
以上の方法に基づき、当該事業年度に係る事業報告及びその附属明細書について
検討いたしました。
さらに、会計監査人が独立の立場を保持し、かつ、適正な監査を実施している
かを監査するとともに、会計監査人からその職務の執行状況について報告を受
け、必要に応じて説明を求めました。また、会計監査人から「職務の遂行が適正
に行われることを確保するための体制」(会社計算規則第131条各号に掲げる
事項)を「監査に関する品質管理基準」(平成17年10月28日企業会計審議
会)等に従って整備している旨の通知を受け、必要に応じ説明を求めました。以
上の方法に基づき、当該事業年度に係る計算書類(貸借対照表、損益計算書、株
主資本等変動計算書及び個別注記表)及びその附属明細書について検討いたしま
した。
― 21 ―
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2.監査の結果
(1) 事業報告等の監査結果
一 事業報告及びその附属明細書は、法令及び定款に従い、会社の状況
を正しく示しているものと認めます。
二 取締役の職務の執行に関する不正の行為または法令もしくは定款に
違反する重大な事実は認められません。
三 内部統制システムに関する取締役会決議の内容は相当であると認め
ます。また、当該内部統制システムに関する事業報告の記載内容及
び取締役の職務執行についても指摘すべき事項は認められません。
(2) 計算書類及びその附属明細書の監査結果
会計監査人有限責任監査法人トーマツの監査の方法及び結果は相当である
と認めます。
平成28年5月31日
株式会社卑弥呼
監査役会
荒
(社外監査役)
浅
(社外監査役)
高
常 勤 監 査 役 (社外監査役)
監
査
役
監
査
役
井
田
見
千
現
勝 ㊞
秋 ㊞
人 ㊞
以
― 22 ―
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2016年05月31日 17時38分 $FOLDER; 22ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
上
株主総会参考書類
第1号議案 取締役3名選任の件
本総会終結の時をもって、取締役柴田 一、柴田政男、小林史伸、西崎 泉及び
臼田啓之の5氏は、任期満了となります。つきましては、新たに取締役3名の選任
をお願いいたしたいと存じます。
取締役候補者は次のとおりであります。
候補者
番 号
氏
名
(生年月日)
※
ささき
1
やす
のり
佐 々 木 靖 典
(昭和40年11月14日生)
※
つじ
2
の
けん
いち
辻 野 憲 一
(昭和54年6月7日生)
※
みず
3
たに
けん
いち
水 谷 賢 一
(昭和59年4月25日生)
略 歴、 当 社 に お け る 地 位、 担 当 及 び
所有する当社
重
要
な
兼
職
の
状
況
株 式 の 数
平成元年4月 株式会社三井銀行(現株式会社三井住友銀
行)入社
平成12年7月 株式会社MMJ 取締役
平成13年12月 日本GMACコマーシャル・モーゲージ株式
会社(現キャップマークジャパン株式会
社)入社
平成17年11月 ユニファイド・パートナーズ株式会社
取締役
平成18年2月 エス・バイ・エル株式会社(現株式会社ヤ
マダ・エスバイエルホーム) 取締役
―株
平成19年12月 株式会社エーエム・ピーエム・ジャパン
取締役
平成20年3月 株式会社レックス・ホールディングス
取締役
平成23年4月 株式会社リサ・パートナーズ入社
平成23年9月 株式会社リサ・キャピタル・マネジメン
ト 取締役
現在に至る
(重要な兼職の状況)
株式会社リサ・キャピタル・マネジメン
ト 取締役
平成15年4月 経済産業省入省
平成18年7月 株式会社リサ・パートナーズ入社
―株
現在に至る
平成19年4月 新日本監査法人入所
平成22年7月 株式会社リサ・パートナーズ入社
―株
現在に至る
(注)1.※は新任の取締役候補者であります。
2.各候補者と当社との間には特別の利害関係はありません。
3.取締役候補者佐々木靖典、辻野憲一及び水谷賢一の3氏は、会社法第2条第4号の2に定める
親会社等であります。
4.取締役候補者佐々木靖典氏は、当社の親会社等に該当いたします。同氏は、同氏の子会社等で
ある株式会社リサ・キャピタル・マネジメントにおいて取締役の地位にあります。
― 23 ―
定時株主総会招集通知 (宝印刷)
2016年05月31日 17時38分 $FOLDER; 23ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
【社外取締役を置くことが相当でない理由】
当社は、当社経営者から独立した立場からの経営への助言や監督を強化するため
の社外取締役の選任のメリットについて認識しておりますが、平成28年6月16日付
にて東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)において上場廃止となり、平成28年6月
21日付にて合同会社HSHの完全子会社となる予定です。このような事情に鑑み、合同
会社HSHとの一体性をもって迅速な経営判断を行うことのできる体制を敷くことが当
社にとって最適であり、現状において社外取締役を選任することは相当でないと判
断しております。
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2016年05月31日 17時38分 $FOLDER; 24ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
第2号議案 監査役3名選任の件
本総会終結の時をもって、監査役荒井 勝氏が辞任され、また浅田千秋及び高見
現人の2氏は、任期満了となりますので、新たに監査役3名の選任をお願いいたし
たいと存じます。
なお、本議案につきましては、監査役会の同意を得ております。
監査役候補者は次のとおりであります。
候補者
番 号
氏
名
(生年月日)
略 歴、 当 社 に お け る 地 位 及 び
重
要
な
兼
職
の
状
況
平成6年4月 ローヌ・プーラン・ローラー株式会社
(現サノフィ株式会社)入社
平成11年4月 小野寺司法書士事務所入所
所有する当社
株 式 の 数
平成14年6月 アイ・アール債権回収株式会社入社
平成17年9月 株式会社リサ・パートナーズ入社
やま
ひで
き
飯 山 英 輝 平成23年3月 株式会社リサ・キャピタル・マネジメン
(昭和46年10月29日生)
ト 取締役
現在に至る
(重要な兼職の状況)
株式会社リサ・キャピタル・マネジメン
ト 取締役
平成4年4月 東レ株式会社入社
※
いい
1
2
平成8年10月 阿部・井窪・片山法律事務所入所
第一東京弁護士会所属
平成14年8月 Pillsbury Winthrop(New York)
( 現 Pillsbury Winthrop Shaw Pittman
LLP)
※
むら
かみ
ひろし
平成15年8月 弁護士法人大江橋法律事務所東京事務所
村 上
寛
入所
(昭和44年10月11日生)
平成27年6月 あんしん保証株式会社 社外取締役(監査
等委員)
現在に至る
(重要な兼職の状況)
あんしん保証株式会社 社外取締役(監査
等委員)
―株
―株
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候補者
番 号
3
氏
名
(生年月日)
略 歴、 当 社 に お け る 地 位 及 び
所有する当社
重
要
な
兼
職
の
状
況
株 式 の 数
平成15年10月 三井安田法律事務所入所
第二東京弁護士会所属
※
平成16年9月 弁護士法人大江橋法律事務所東京事務所
たか
こ
けん
入所
―株
高 子
賢
(昭和52年3月9日生) 平成25年9月 Davis Polk & Wardwell LLP(New York・
東京)
現在に至る
(注)1.※は新任の監査役候補者であります。
2.各候補者と当社との間には特別の利害関係はありません。
3.監査役候補者飯山英輝氏は会社法第2条第4号の2に定める親会社等であります。
4.監査役候補者飯山英輝氏は、当社の親会社等に該当いたします。同氏は、同氏の子会社等で
ある株式会社リサ・キャピタル・マネジメントにおいて取締役の地位にあります。
5.村上寛氏及び高子賢氏は社外監査役の候補者であります。
6.社外監査役候補者として選任した理由
村上寛氏は、弁護士としての専門知識・経験等を当社の監査体制の強化に活かしていただき
たいためであります。また経営に関する高い見識を有しているため社外監査役としての職務
を適切に遂行することができると判断しております。
高子賢氏は、弁護士としての専門知識・経験等を当社の監査体制の強化に活かしていただき
たいためであります。なお、同氏は直接企業経営に関与した経験はありませんが、上記の理
由により、社外監査役としての職務を適切に遂行することができると判断しております。
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2016年05月31日 17時38分 $FOLDER; 26ページ (Tess 1.40(64) 20140530_01)
第3号議案 退任取締役及び退任監査役に対する退職慰労金贈呈の件
本総会終結の時をもって、取締役を退任されます柴田 一、柴田政男、小林史伸、
西崎 泉及び臼田啓之の5氏並びに監査役を退任されます荒井 勝、浅田千秋及び
高見現人の3氏に対し、在任中の労に報いるため、当社における一定の基準に従い
相当額の範囲内で、退職慰労金を贈呈したく、その具体的金額、贈呈の時期及び方
法等は、退任取締役については取締役会に、退任監査役については監査役会の協議
にご一任願いたいと存じます。
退任取締役及び退任監査役の略歴は次のとおりであります。
氏
名
略
昭和51年2月
しば
た
柴
田
おさむ
一
しば
た
まさ
お
柴
田
政
男
ばやし
ふみ
のぶ
小
こ
林
史
伸
にし
ざき
いずみ
西
崎
泉
うす
た
ひろ
ゆき
臼
田
啓
之
あら
い
まさる
荒
井
勝
あさ
だ
せん
しゅう
浅
田
千
秋
たか
み
げん
と
高
見
現
人
平成19年6月
平成20年6月
平成20年6月
平成23年4月
平成25年4月
平成27年8月
平成27年6月
平成24年6月
平成27年6月
平成27年6月
平成13年6月
平成20年6月
歴
株式会社卑弥呼設立
当社代表取締役社長
当社代表取締役会長
当社代表取締役会長兼社長
現在に至る
当社取締役
当社常務取締役
当社専務取締役
当社取締役
現在に至る
当社取締役
現在に至る
当社社外取締役
現在に至る
当社社外取締役
現在に至る
当社社外監査役
現在に至る
当社社外監査役
現在に至る
当社社外監査役
現在に至る
以
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上
株主総会会場ご案内図
東京都渋谷区神宮前六丁目17番10号
原宿アールビル当社4階
株式会社
卑弥呼
電話(03)5485-3712
明治神宮
原
原宿アールビル
当 社
宿
表参道
線
山手
JR
長泉寺
明治神宮前駅
ラフォーレ原宿
明治通り
ファミリーマート
西武百貨店
谷
渋
宮
益
坂
交通
・渋谷駅下車徒歩12分
〔
JR、井の頭線、東急東横線、東急田園都市線
東京メトロ半蔵門線・銀座線・副都心線
〕
・原宿駅下車徒歩12分
〔JR〕
・明治神宮前〈原宿〉駅下車徒歩6分
〔東京メトロ千代田線・副都心線〕
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