【水道・光熱費】編 - あなたのビジネスに役立つ情報を提供します

具 体 的 な コ ス ト 削 減 ノ ウハウ
【水 道 ・光 熱 費 】編
具体的なコスト削減ノウハウ∼【水道・光熱費】編
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具体的なコスト削減ノウハウ∼【水道・光熱費】編
目次
第1章
会社全体のコストに総合的に目を向ける .................................6
第2章 水道・光熱費のコストダウンの考え方 ........................................8
1.水道・光熱費のコストダウンは難しい? ...................................................... 8
2.水道・光熱費のコストダウンの障害 ............................................................ 9
3.水道・光熱費のコストダウンを実現するためには ..................................... 11
(1)コストダウンの必要性と目標を明示する ........................................... 12
(2)必要な情報を随時公開して全従業員に意識付けする......................... 13
(3)水道・光熱費のコストダウンにも生産性の観点を持つ ..................... 14
(4)水道・光熱費のコストダウンに対して評価を正しく行う ................. 15
(5)業務の効率化は水道・光熱費のコストダウンにもつながる .............. 16
第3章 水道・光熱費のコストダウンの具体的手法 .............................19
1.コストダウンの基礎となるデータを入手しよう ........................................... 19
2.光熱費のコストダウン∼エアコン編∼ ....................................................... 21
3.光熱費のコストダウン∼パソコン編∼ ....................................................... 23
4.光熱費のコストダウン∼照明器具編∼ ..................................................... 25
(1)こまめに消灯しよう ............................................................................ 25
(2)点灯時間を短縮しよう ........................................................................ 25
(3)照明器具をしっかり選択しよう ......................................................... 26
5.光熱費のコストダウン∼温水洗浄便座編∼ ............................................. 27
(1)使うときだけふたを開けましょう ...................................................... 27
(2)季節に合わせて設定温度を調整しよう............................................... 28
6.光熱費のコストダウン∼製品購入編∼ ..................................................... 29
7.水道費のコストダウン ............................................................................... 30
(1)漏水によってかかるコストを認識しよう ........................................... 30
(2)節水機器を活用しよう ........................................................................ 31
8.ここまでに紹介した取り組みの例の試算 .................................................. 32
第4章 水道・光熱費のコストダウン「チェック表」 .........................33
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第1章 会社全体のコストに総合的に目を向ける
● 事業の全体を視野に入れる
コスト削減の効果をあげるには、
事業の全体を視野に入れなければならない。
さもなければコストの他への押し付けに終わる。
コスト削減の大成功の数ヵ月後には、
事業全体のコストはさして変わっていないことが明らかになる。
(ドラッカー名言集 「経営の哲学」)
とかくコストダウンは、“目に見えやすいコスト” が削減の対象となりがちです。
例えば、業務の効率アップのためのパソコン購入であっても、何十万という
まとまったコストの発生が目に見えるために先送りになるケースがあります。
しかし、これは正しいコストダウンではなく、一時的なコストの回避策でしか
ありません。
ましてや、パソコン購入による業務効率アップも達成できず、企業の体制は
旧態依然としたままです。
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正しいコストダウンにおいて、
削減対象とすべきは「利益を生まない活動から生じるコスト」です。
利益を生み出さない活動にはムダ、ムラ、ムリがあり、そこから生じるコストこそが
問題なのです。
削減対象となるコストを見極めるためには、費用の推移を確認し、
コストダウン推進委員会などが中心となって
ムダ、ムラ、ムリの調査を進めることが重要です。
これには多くの時間や手間がかかりますが、正しいコストダウンを推進する
ことを決定したのであれば、コストダウン推進委員長(企業経営者)の
強力なリーダーシップのもとで進めていくことが欠かせません。
ここからは、「水道・光熱費」の削減に注目し、その基本的な考え方や
具体的な手法について紹介していきます。
なお、企業のすべての活動は連続的に関係し合っています。
そのため、特定分野のコストを削減した結果、他分野に悪影響を及ぼす
危険性もあるため、コストダウンを推進した後も、全体的な視野で
コスト発生状況を確認し、フォローを続けていくことが欠かせません。
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第2章 水道・光熱費のコストダウンの考え方
1.水道・光熱費のコストダウンは難しい?
水道・光熱費のコストダウンというと、「蛇口をきちんと閉める」
「使っていない電化製品の電源を落とす」といったことが頭に浮かびます。
これは、ムダ水道代や電気代などを削減するための基本ともいえる方法であり、
コストダウンにつながる第一歩です。
「こうした取り組みなら我が社でも既に実行していますよ」といった企業でも、
その取り組みは継続して徹底されているでしょうか。
また、どれだけの従業員がその効果を把握しているでしょうか。
その取り組みやすさから、コストダウンの対象になりやすい水道・光熱費ですが、
実際には、
掛け声だけで継続していくことが難しい
のが現状です。
なぜなら、そこには後述する水道・光熱費特有の性質があり、
従業員の中では水道・光熱費をコストとしてとらえる意識が乏しいからです。
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2.水道・光熱費のコストダウンの障害
水道・光熱費のコストダウンの取り組みが難しい理由はいくつかあります。
そのため、水道・光熱費のコストダウンには、まずその性質を知り、
そのうえで取り組むという考え方が重要となります。
ここでは、水道・光熱費のコストダウンの障害となる性質を確認しましょう。
なお、事務所・店舗・工場などの建物の種類や業種によって、発生する
水道・光熱費は大きく異なります。
飲食店や大規模な機械設備のある工場などでは、事務所などに比べて
水道・光熱費が高額になるでしょう。
また、店舗や工場で行う水道・光熱費のコストダウンは、業種・業態によって
取り組み方が異なるはずです。
そこで、当マニュアルでは、
一般的な事務所で発生する水道・光熱費について考えていきます。
水道・光熱費のコストダウンの障害として、以下のようなものが考えられます。
【コストダウンできる額が小さい】
水道・光熱費のコストダウンは、物流費や材料費のコストダウンのように
まとまった額とはなりません。
一般的な事務所の場合、水道・光熱費は全費用の約 1%に満たない程度で、
コストダウンしようとしても
「コストダウンできる額は小さいから、いちいちやるのは面倒だな」
「本気で取り組まなくてもよいのでは?」と考えられがちになります。
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【長期的に取り組むことが必要なため、効果への関心が薄い】
水道・光熱費のコストダウンは、まさに「ちりも積もれば山となる」
という言葉がもっとも当てはまります。
このことは裏を返せば、短期的に結果が得られないということを意味します。
効果を実感として感じにくい取り組みを組織として長く継続していくことは
難しいことです。
水道・光熱費のコストダウンは、まさにこれに当てはまります。
【自分の業務に直接影響しているとあまり思わないため、コストと感じない】
従業員にとっては、水道・光熱費のコストダウンが直接自分の業務や評価に
影響するとあまり感じていないことが多いのが現状です。
例えば、物流費や広告宣伝費のコストダウンとなれば、当該部署は強い
危機意識の下で取り組みことでしょう。
しかし、水道・光熱費は違います。
すべての部署・従業員が利用するものであり、そのムダの所在や責任が
一義的に定まりません。
水道・光熱費の持つことの性質こそ、
そのムダを個々の従業員にコストとして認識させる障害となっているのです。
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3.水道・光熱費のコストダウンを実現するためには
前述の通り、水道・光熱費のコストダウンできる額はほかのものに比べて
小さく、なかなか本気で取り組むことが難しいのが現状です。
しかし、一方で、水道・光熱費のコストダウンは、従業員一人ひとりが
「エアコンや電気をこまめに消す」「節水を心がけて蛇口をしっかり閉める」
などの取り組みを積極的に行うことによって実現できるものでもあります。
そこで、水道・光熱費におけるコストダウンを実現するためには、
経営者やコストダウン推進委員会のメンバーなど(以下「経営者など」)が、
従業員一人ひとりに「水道・光熱費も、物流費などと同様の
企業活動において発生しているコストである」という「コスト意識」を
持ってもらうこと
から始める必要があります。
さらに、従業員の「水道・光熱費は、コストダウンできる額が小さいから、
それほど本気で取り組まなくてもよいのでは?」といった考えを払拭する
ために、水道・光熱費のコストダウンによる効果や、
コストダウンする目標を従業員にきちんと伝える必要があります。
以降では、水道・光熱費のコストダウンを実現するために、
経営者などが行うべき取り組みを紹介します。
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(1) コストダウンの必要性と目標を明示する
水道・光熱費においては、一つ一つのコストダウンできる額は小さくとも、
組織全体の取り組みとして継続できれば、大きなものとなりえます。
経営者などは、企業の利益につながらないムダな水道・光熱費がどれだけ
あるのかを把握し、従業員に明確に示すことが必要です。
そこで、経営者などは従業員に対して、
明確かつ焦点のはっきりした削減の必要性と削減目標を提示しましょう。
従業員が持つ当たり前の意識を「このままではいけない・・・」といった
疑問に変えることが成功の鍵となります。
水道・光熱費削減は、従業員のやる気一つです。
必要性と削減目標を明示することが必要です。
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(2) 必要な情報を随時公開して全従業員に意識付けする
コストダウンの必要性と目標を指示しても、まだ継続した取り組みにはなりません。
ただでさえコストダウンできる額が小さく継続した取り組みにくいものであるため、
さらに全従業員に対して仕組みや意識付けをしていく必要があります。
そこで、コストダウンの必要性や目標を指示した後には、
・現在の発生しているコストの状況
・目標に対する達成度
・目標を達成するための具体的方法
・実際の取り組み事例と、事例によってコストダウンできた額
などといった情報を発信し、
現状と今後の取り組みの方向性を常に共有する仕組みづくりをしましょう。
水道・光熱費のコストダウンに必要と思われる情報は随時公開することで、
全従業員に継続した取り組みであるという意識が高まります。
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(3) 水道・光熱費のコストダウンにも生産性の観点を持つ
「トイレの電気はこまめに消す」などということは、正しいコストダウンです。
どの部署の生産性も下がりません。
少し極端な例ですが、一律に「席を離れる際はパソコンの電源を落とす」
と定めたとしたらどうでしょう。
しばらくして戻ってきた従業員は、再びパソコンの電源を入れることになります。
その立ち上げにかかる 2∼3 分間はとても小さな数字に見えますが、
毎日の積み重ねでとても大きな時間のムダを生み出すことになるかもしれません。
コストダウンとはより多くの利益を得るための取り組みの一つ
です。
水道・光熱費のコストダウンを推し進めて、それが逆に生産性を損ねるものでは
いけません。
具体的な取り組みを考える際には、従業員にとって生産性のあるものかどうかを
検討する視点を持つことが必要といえるでしょう。
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(4) 水道・光熱費のコストダウンに対して評価を正しく行う
組織として水道・光熱費のコストダウンが浸透しても、従業員個々のやる気には
差があることが多いものです。
先にも触れたように、水道・光熱費はすべての従業員が使用することから、
従業員全員のやる気が成果の差につながります。
そのため、個々人のやる気の違いを放置したままにしておくことは禁物です。
コストダウンに貢献している部署、個人を適切に評価しその取り組みが
自社の利益に貢献しているということを、ほかの従業員に分かるようにして
おきましょう。
貢献度が高い部署や個人には社長賞などを出すこともよいかもしれません。
こうすることで、従業員の意識レベルの差を少なくすることができるほか、
従業員にとっては取り組みに対するモチベーションの向上につながります。
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(5) 業務の効率化は水道・光熱費のコストダウンにもつながる
自社の業務を見直して効率化を図ることは、利益につながる生産性向上には
欠かせないものです。
ここで、視点を変えてみると業務の効率化は水道・光熱費のコストダウンにも
つながることが分かります。
例えば、毎日ある一人の従業員が 1 時間の残業を続けていたとします。
その一人のために事務所の照明、パソコンの電気、冷暖房の電気など
1 時間分のコストが毎日積み重なっていきます。
残業代まで含めると、さらに多くのコストが発生することになります。
部署内で協力して定時にすべての業務を終了させられれば、
毎日の 1 時間分のコストがまるまる削減できることになります。
この業務の効率化という視点は、水道・光熱費のコストダウンにおいて
案外見落とされがちです。
水道・光熱費のコストダウンにも、業務の効率化を進めることは非常に有利であり、
経営層は「電気をこまめに消す」といった直接の指示項目だけでなく、
組織全体の包括的な要素にまで目を配って指導する考え方
が必要です。
次ページで、コストダウン推進委員会(水道・光熱費分科会)からの通達例を
紹介します。
自社の状況に合わせた通達を出し、全従業員の取り組みとしていきましょう。
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【通達例】
各位
●●株式会社
コストダウン推進委員会(水道・光熱費分科会) 通達
●水道・光熱費におけるコストダウン推進宣言●
◆目的
この通達は、水道・光熱費のコストダウンを全社的な取り組みとしていくことを宣
言するものです。社内のムダ・ムラ・ムリを排除し、高コスト体質から脱却するた
め、全従業員が一丸となって取り組み、成果を上げていくことを目的とします。
◆対象となる従業員
「水道・光熱費におけるコストダウン推進宣言」 については、削減目標に向かっ
てすべての従業員が自覚と責任を持って取り組むものとします。
なお、総務部にあっては、水道・光熱関連事務の際、各部署の進ちょく状況に留
意し、改善の促進に努めるものとします。
◆削減目標
削減目標は前年比○%とします。削減の推移はグラフにし、毎月各部署の掲示
板にて公開します。
◆具体的方法について
1.水道について
・ 水道の蛇口については、各自使用後の止水の確認を怠らないこと。
・ 漏水を発見した場合には、直ちに総務部および当分科会に報告すること。
・ 総務部は漏水防止の点検を欠かさないこと。
・ ○○○○○○○○○○○○○○○
・ ○○○○○○○○○○○○○○○
2.光熱費について
・ 各自が照明器具の利用に留意し、使用後の消灯を習慣付けること。
・ 昼の休憩時間はすべての部署において照明器具を一斉に消灯すること。
・ エアコンの設定温度を夏季28℃・冬季20℃とすること。
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・ ○○○○○○○○○○○○○○○
・ ○○○○○○○○○○○○○○○
3.そのほか
・ 社内の取り組み状況、削減の進ちょく状況などは、随時これを公開し、すべ
ての従業員が削減にかかわる情報を共有するものとする。
・ またこの取り組みと並行して、各自が業務の効率化を図り、その効果として
水道・光熱費削減が一層進むよう努めるものとする。
・ ○○○○○○○○○○○○○○○
◆報告業務
各部署の担当者は毎月末にコストダウン推進委員会に対して電子メールで進ち
ょく状況を報告して下さい。本報告を基に、削減データを取りまとめ部署ごとの
進ちょく状況を全従業員に公開します。
以上、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
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第 3 章 水 道 ・ 光 熱 費 の コス ト ダ ウ ン の 具 体 的 手 法
1.コストダウンの基礎となるデータを入手しよう
ここからは、水道・光熱費のコストダウンの具体的な手法をみていきます。
ここでは、関東地方の事務所で業務を展開している従業員 30 人のA社を
例にとり、主な水道・光熱費のコストダウンのポイントを考えてみます
(以下では、チェック項目の多い光熱費から紹介します)。
契約している電力会社、水道局などに問い合わせて、
過去 1∼2 年分ほどの水道・光熱費の使用量を把握しましょう。
例えば、
東京電力(株)
http://www.tepco.co.jp/
では、電気使用データなどを基に、エネルギーに関する各種カルテを作成し、
省エネルギーのポイントなどについて紹介してくれる「エネルギー分析カルテ」
という法人向けサービスを行っています
(特別高圧および高圧の顧客が対象となっています)。
また、
東京都水道局
http://www.waterworks.metro.tokyo.jp/
では、インターネット(IDやパスワードを取得するために登録が必要です)で
過去 2 年間(毎月検針の場合は 1 年間)の水道使用量と料金を提供する
- 19 Copyright (C) 2009(株)OMコンサルティング 『財務・会計』チーム. All Rights Reserved.
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使用実績情報提供サービス
http://uketsuke.waterworks.metro.tokyo.jp/jisseki/
を無料で行っています(サービスを受けられない地域が一部あります)。
このようなサービスを利用して、過去 1∼2 年間程度のデータを入手し、
その後毎月の推移を記録して事務所内や事業所内に貼っておくなどすれば、
前年との差や推移が一目で分かるため、
従業員に削減目標や効果などを明確に訴えかけることができるでしょう。
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2.光熱費のコストダウン∼エアコン編∼
オフィスにおいて消費電力が最も大きいものとしてはエアコンが挙げられます。
エアコンの上手な使い方一つで、光熱費のムダを省くことができます。
次ページで、
(財)省エネルギーセンター
http://www.eccj.or.jp
が公開している年間試算を紹介します
なお、この省エネルギーセンターのWebサイトでは、
工場・オフィスビル向けに多くの省エネ対策情報が提供されています。
【エアコンにおける取り組み】
下表は、家庭用エアコンにおけるコストダウンの取り組みを行った際の、
年間のコストダウンできる額の試算です。
この試算は、近年の省エネ効果の高い機器での試算値のため、
年式の古いエアコンであれば、節約額はさらに大きくなるはずです
(古いエアコンは、省エネ性能が低く、多くの電気代を必要とするため)。
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【エアコンにおけるコストダウンの取り組みとコストダウンできる額の試算】
取り組み方法
試算 (原油換算)
外気温31℃、冷房設定温度を27℃から28℃と1℃高く設定した場合 (使用時間:9 時間/日)
外気温6℃、設定温度を21℃から20℃と1℃低く設定した場合 (使用時間:9 時間/日)
約 670 円 (7.62 リットル)
約 1170 円 (13.38 リットル)
冷房を 1 日 1 時間短縮した場合 (設定温度28℃)
約 410 円 (4.73 リットル)
暖房を 1 日 1 時間短縮した場合 (設定温度20℃)
約 900 円 (10.26 リットル)
フィルターが目詰まりしているエアコンと、月に 1,2 回掃除をしたエアコンを比較した場合
約 700 円 (8.05 リットル)
以上の省エネ行動による年間省エネ効果の合計
約 3850 円 (約 44.04 リットル)
(出所:(財)省エネルギーセンターWebサイト資料「家庭の省エネ大事典」より作成)
(注)エアコン(2.2 キロワット)で試算しています。
年間 3850 円というのは非常に小さな額にみえますが、
例えばA社の事務所で家庭用エアコンを 3 台(社長室、応接室、受付)を使っていた
場合、年間のコストダウンできる額は、
3850 円 × 3 台 = 1 万 1550 円
となります。
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3.光熱費のコストダウン∼パソコン編∼
企業のIT環境の進展は目覚しく、最近では、一人に 1 台パソコンが与えられ、
さらに社内に別のパソコン多数設置されていることも珍しくなくなっています。
パソコンはほぼ 1 日電源が入れっぱなしの状態が多く、多くの電力が消費されて
います。
そこで、ここではパソコンの消費電力の削減によるコストダウンについて考えて
みましょう。
【パソコンの待機電力】
パソコンは、多くの場合、使用しない時にはスクリーンセーバ設定をされていますが、
低電力モード(スタンバイ)設定にするとさらにコストダウンすることができます。
使わないときは電源を切る、電源の設定を工夫するだけで、下表のように
節約することができます。
【パソコン使用時間短縮・低電力モードによるコストダウンできる額の試算】
試算
パソコンの種類
取り組み
(1 台当たり)
1 日 1 時間利用時間を短縮した場合
デスクトップ型
電源オプションを 「モニタの電源を OFF」 から 「システムスタンバ
イ」にした場合 (3.25 時間/週、52 週)
1 日 1 時間利用時間を短縮した場合
ノート型
約 690 円
約 280 円
約 120 円
電源オプションを 「モニタの電源を OFF」 から 「システムスタンバ
イ」にした場合 (3.25 時間/週、52 週)
約 30 円
(出所:(財)省エネルギーセンターWeb サイト資料「家庭の省エネ大事典」より作成)
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先のA社で 30 台のパソコンを使用していたとすると、年間にコストダウンできる額は
デスクトップパソコンの場合
(690+280)円×30 台=2 万 9100 円
ノートパソコンの場合
(120+30) 円×30 台=
4500 円
となります。
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4.光熱費のコストダウン∼照明器具編∼
オフィスの照明においてちょっとした工夫や取り組みをすることで、
光熱費をコストダウンすることが可能となります。
以下では、
(財)省エネルギーセンター「家庭の省エネ大事典」を参考に
照明器具による光熱費のコストダウン手法などを紹介します。
(1) こまめに消灯しよう
蛍光ランプを頻繁につけたり消したりすることは、ランプの寿命を短くすると
いわれていました。
しかし、最近の蛍光ランプは寿命が長くなっているため、こまめに消灯するほうが
光熱費のコストダウンに効果があります。
(2) 点灯時間を短縮しよう
「家庭の省エネ大事典」では、54 ワットの蛍光灯器具(白熱電球)の場合、
仮に 1 日 1 時間点灯時間を短縮した場合、
年間約 430 円
の光熱費をコストダウンできます。
使っていない部屋の照明は落としておくことはもちろんですが、
普段使用する場所の照明も点灯時間の短縮を実践することでコストダウンに
つながります。
昼休みに一斉に消灯する、または残業を減らすなどして蛍光灯照明器具の
点灯時間を短縮しましょう。
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(3) 照明器具をしっかり選択しよう
白熱電球を電球形蛍光ランプに替えることで期待できるコストダウン効果は、
「家庭の省エネ大事典」の試算によると以下の通りとなります。
<試算データ>
・白熱電球・・・・・・・・・・・標準価格
168 円(54W:寿命 1000 時間)
・電球形蛍光ランプ・・・・標準価格 1890 円(12W:寿命 6000 時間)
<コストダウン効果>
白熱電球を電球形蛍光ランプに変更することで、
年間約 4662 円の電気代がコストダウン
につながります
(「家庭の省エネ大事典」では 1 キロワットを 22 円で計算しています)。
トイレや給湯室などで単価の安い白熱電球を使っている場合、白熱電球を
電球形蛍光ランプに付け替えるだけで電気代をコストダウンすることができます。
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具体的なコスト削減ノウハウ∼【水道・光熱費】編
5.光熱費のコストダウン∼温水洗浄便座編∼
トイレの電気代はこまめに消していても、温水洗浄便座の光熱費にあまり注意が
向けられていません。
温水洗浄便座の光熱費もちょっとした工夫で、大きくコストダウンすることが
できます。
以下では、温水洗浄便座 1 台の場合の、コストダウンできる額を紹介します。
(1) 使うときだけふたを開けましょう
温水洗浄便座のふたを閉めておくと、ふたの保温効果で便座の表面温度が
下がりにくくなります。
そのため、いつもふたを開けたままにしているよりも消費電力が少なくなります。
使うときだけふたを開けるようにすると、東京電力の試算では
1 年間で約 850 円
の光熱費がコストダウンできます。
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具体的なコスト削減ノウハウ∼【水道・光熱費】編
(2) 季節に合わせて設定温度を調整しよう
便座・温水・乾燥の設定温度を季節に合わせてこまめに調整することが
非常に大切です。
「高」と「低」の設定を比べると、年間の消費電力量は「低」のほうが
約 106 キロワット時(「キロワット時」は電力量を表す単位で、電気料金などに
使われています)も少なくなります。
東京電力では、こまめに設定温度を調整することで、
1 年間で約 2230 円
もの光熱費のコストダウンにつながると試算しています。
また、休日や長時間外出して使用しないときなどは、
便座保温のスイッチを「切」にしておくことでムダな光熱費をコストダウンできます。
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具体的なコスト削減ノウハウ∼【水道・光熱費】編
6.光熱費のコストダウン∼製品購入編∼
最近の電化製品は、使いやすさや機能に加えて、省エネルギー性能が格段に
よくなっています。
ここまでみてきたように、電化製品を上手に使うことと並行して、
効率のよい機器を選んでいくことで、さらなるコストダウンが期待できます。
例えば、エアコンでは
「COP(Coefficient of Performance:消費電力 1 キロワット当たりの冷暖房能力)」
の数字が大きいほど、省エネルギーに優れているといえます。
部屋の大きさや機能などで選ぶことも大切ですが、COPの数字も気にして
選びましょう。
このように、古くなって買い替えを検討する際には、価格だけでなく
省エネ性能の観点からの検討も併せてしましょう。
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7.水道費のコストダウン
水道費のコストダウンのポイントは、
「これくらいなら・・・」と見逃してしまう漏水が、どれだけムダなコストに
なっているかということを従業員にしっかりと認識させる
ことです。
(1) 漏水によってかかるコストを認識しよう
東京都水道局の試算によると、以下に紹介するような状態の漏水を
1 ヵ月放置した場合、発生するムダ゙な水道料金は下表の通りです。
【漏水状況別 1 ヵ月の漏水量と料金の目安】 (単位:立法メートル)
漏水箇所
漏水の状態
水洗大便器(洋式サイホン式、
便器の前部から1か所、はしの先程度の
貯留水が少ない型のもの)
水が流れているとき
漏水量(立法メートル)
金額(上下水道料金)
20
約 7,400 円
150
約 72,400 円
6
約 1,900 円
16
約 5,800 円
水洗大便器(洋式サイホンゼッ
ト、貯流水が多い型のもの)
便器内の水面がわずかに動いているとき
糸状 (太さ 1 ミリメートルくらい) の水が
流れているとき
蛇口
糸状 (太さ 2 ミリメートルくらい) の水が
流れているとき
(出所:東京都水道局Webサイト「PR情報 節水の習慣」)
(注)口径 20 ミリメートル1ヵ月の使用水量を 24 立法メートルとした場合です。
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具体的なコスト削減ノウハウ∼【水道・光熱費】編
漏水を見つけたらすぐに対処する、対処が難しいものであれば修理を依頼する
ということが最も大切といえます。
漏水を見つけたらすぐに担当部署に報告する
という仕組みをつくっておくことが望ましいでしょう。
(2) 節水機器を活用しよう
トイレなどでは、節水機器を用いることが有効です。
例えば、「節水コマ」は、東京都水道局が推奨する節水機器です。
東京都水道局によると、コマ内臓タイプの蛇口に節水コマを取り付けるだけで、
流し洗いをするところでは、1分間に最大で約6リットル節水できます。
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8.ここまでに紹介した取り組みの例の試算
ここまで紹介した取り組み例を実践した場合には、1 年間で以下のコストダウンが
実現できます。
なお、以下の数値は 1 台(1 設備)当たりの試算です。
実際には、事務所にはエアコンや照明器具などは 1 台(1 設備)以上あるはずです。
そのため、コストダウンできる額はさらに大きなものになるでしょう。
【1 年間でコストダウンできる水道光熱費】
対象
エアコン
実施項目
コストダウンできる額
実際のコストダウンできる額
約 3,850 円
× 台=
約 430 円
× 設置数=
約 1,900 円
× 個 (本)=
約 850 円
× 台=
設定温度調整
約 2,230 円
× 台=
蛇口をしかりと閉める
約 1,900 円
× 個数=
約 11,160 円
全体のコストダウンできる額
省エネ行動
点灯時間短縮
照明器具
照明器具の交換
ふたの開閉
温水洗浄便座
節水
合計
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第4章 水道・光熱費のコストダウン「チェック表」
【今すぐできる水道・光熱費のコストダウンチェック表】
区分
共通
チェック項目
□ 分析の材料となる過去のデータは入手しましたか?
□ 夏の設定温度を28℃にしていますか?
□ 冬の設定温度を20℃にしていますか?
□ 冷房運転を 1 日 1 時間短くする取り組みをしていますか?
□ 暖房運転を 1 日 1 時間短くする取り組みをしていますか?
エアコン
□ 冷暖房効率を上げるためにカーテンなどを活用していますか?
□ エアコンとともに扇風機を活用していますか?
□ エアコンのフィルター掃除を毎月していますか?
光熱費
□ 使用しないシーズンのエアコンプラグはコンセントから外していますか?
□ こまめに消灯していますか?
□ 昼休み中は一斉に消灯していますか?
照明器具
□ 使っていない部屋の照明は消してありますか?
□ 照明器具は省エネのものを使用していますか?
□ 使っていないときにふたは閉めていますか?
温水洗浄便座
□ 便座の設定温度を季節に合わせて調整していますか?
□ 休日や長時間使用しないときにスイッチを切っていますか?
製品
□ 備品購入の際に電気代が安くなるものに切り替えられていますか?
□ 蛇口はしっかり閉めるよう徹底されていますか?
□ 漏水によって発生するムダな水道費を従業員が把握していますか?
水道費
□ 漏水を見つけたらすぐに報告する仕組みをつくっていますか?
□ 蛇口には節水コマなどの節水機器をつけていますか?
□ トイレは節水タイプのものになっていますか?
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自社で気づいたチェック項目を記入しましょう
区分
チェック項目
□
□
□
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印
具体的なコスト削減ノウハウ∼【水道・光熱費】編
【追伸】
「大不況」下で、売上が伸びない今…
経費削減は、重要な経営課題です。
もし、あなたが今、
・大幅な売上減少に悩んでいる
・労働分配率の増加に歯止めがかからない
・固定費が全く減らない
そして、
・今払っている経費は高すぎる
・もっと経費をカットしたい
・無駄な経費をこれ以上払いたくない
など、会社存続にかかわる経営問題を抱えているならば、
今から、たったの「3分間」でかまいませんので、お時間をください。
そして、この手紙を最後まで読んでみてください。
>> http://www.om-consult.com/cost-down/bible.html
そうすれば、
・あなたが会社のために今何をすべきか、
・何をすれば会社にとっての最善の策なのか、
迷いがなくなっていると思います。
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「自分の会社の高い経費をなんとかしたい!」
「経費を見直し、コスト削減をはかりたい!」
と思われているのなら、
この機会に、一度じっくり会社全体を見直してみてください。
きっと色々な『ムダ』が見えてきます。
あなたは、
知らず知らずのうちに無駄な経費を払い続けている可能性があるのです。
>> http://www.om-consult.com/cost-down/bible.html
正しい『コスト削減』を実践していないために、これまで無駄に高い経費を
払い続けてきた経営者・自営業者の方が本当にたくさんいらっしゃるのです!
つまり、ほとんどすべての会社に、経費の『ムダ』があり、
そこを改善することで、利益が上がり、会社にキャッシュが残ります。
正しい『コスト削減』を実践することによって、
あなたの会社の経費を、年間数十万円、
ある程度の規模の会社であれば数百万円削減することも可能なんです。
『コスト削減』は、 「純利益」を生む、ポジティブかつ確実な経営手法です。
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ここで、お尋ねします。
『あなたは無駄な経費を払い続けたいですか?』
今、対策を取らないと、後悔することになるかもしれません…
>> http://www.om-consult.com/cost-down/bible.html
企業経営を取り巻く環境が厳しさを増している今だからこそ、
正しいコストダウンに取り組むべきなのです。
さあ、厳しい今だからこそ、一緒に『コスト削減』を実践しましょう!
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【マニュアルを実践し経費削減に成功した方々の声】
価値観の転換が必要な時代なのでしょうね。
コスト削減による成果は、それに係わる現場に配分する。
これが現場を巻き込む大きな力となり、 より大きなコスト削減の果実を
得る事が出来る。
この点は、労働者の経済的合理性に合致します。
「コスト削減」というものが、面倒や暗いイメージの行動ではない事を証明し、
その合理的なプロセスを明示し、新たな価値観を 提示させれました。
価値観の転換、“回天”が必要な時代なのでしょうね。
現場で具体的に試してみたい内容だ
中小企業において、現実は、自分でコスト削減したいのだが、どのように
実施して良いか分からないので、そのままになっている、ということが多い。
そのため、お客から値下げを要求されたら、仕方がないので役員報酬を削って
利益を出している…
そんな会社に対して、このマニュアルを提供したいと思える内容だ。
具体的な事例として良くマニュアル化されており、
明日からでも読んだ方が自分の会社に適用できるだろう。
続きはコチラ
>> http://www.om-consult.com/cost-down/bible.html
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具 体 的 な コ ス ト 削減 ノ ウ ハ ウ ∼【 水道 ・ 光 熱 費】 編
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