社長メッセージ 東日本大震災により被災されました皆様に心よりお見舞い申し上げます。 当社は、 企業グループの力を結集し、 被災地域の復旧・復興に全力で取り組んで参ります。 株式会社建設技術研究所は、1945 (昭和20)年に創立された財団法 人建設技術研究所から分離独立して1963(昭和38)年に設立されまし た。財団創立から数えますと建設コンサルタントとしては60年以上の 歴史を有しています。 当社は、この伝統の上に立って、現在、役職員約1,300人、うち技術 士約6 0 0人を擁し、売上高では国内市場でトップを争う総合建設 コンサルタントであります。河川、ダム、道路、橋梁、トンネル、都市 そして情報、環境、防災、国際分野と、社会資本整備の多様な分野で、 調査、計画、設計業務さらにはCM、PFIなどの事業執行マネジメント 業務など幅広い業務領域で活躍しています。 本報告書では、経営理念・行動憲章を踏まえた当社のCSR基本 方針ならびにその活動を広く皆様方にご紹介いたします。皆様には、 ご意見、 ご助言をいただければ幸いです。 また当社経営への引き続きの ご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げる次第です。 2011年8月 代表取締役社長 CSR TOPICS 東日本大震災 復興への取り組み ● 全社あげての支援 2011(平成23)年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震によ り被災した地域の復旧・復興に向けて、CTIグループの力を結集して 支援を推進するため4月、本社に「東日本大震災復興支援本部」 を設 立し緊急点検や二次災害防止へ数百人を現地へ派遣しました。ま 大島 一哉 ● 復興支援に関する研究開発投資 知的サービスの提供を主要業務とする建設技術研究所では、最も 重要な投資として位置づけ 「研究開発投資」 を実施してきましたが、 今年度は東日本大震災被災地の復興支援に資する技術開発を促進 するため追加の研究開発投資を実施します。今年度は、全国の自治 体で関心の高まっている 「災害に強いまちづくり」 を行うための研究 開発テーマ等に投資を実施します。 また大学等の研究機関との共同 の調査研究や、建設コンサルタンツ協会や土木学会等での提案づく りにも参画しています。 た、7月には復興支援の中核となる東北支社に復興支援室を設置し ました。復興支援室は、震災復興へ向けてのまちづくりや道路、河川 1 ● 今後の社会資本整備に向けて 等のインフラ整備に関する調査・計画・設計および事業マネジメン 今回の震災に対する復旧・復興支援活動においては、阪神大震災 トを担う目的で、 グループ会社を含めて全国から技術者を結集しま での経験が多くの場で活かされています。今回の震災での経験を今 した。 また、 プルーフエンジニア (PE) も配置し復興支援の成果品 後の安全で安心な社会資本整備に向けて活かせるように人材育成 の品質確保・向上にも努めます。 を含め取り組みます。 CTI CSR REPORT 2011 CSR基本方針 建設技術研究所のCSR 目 的 当社では、社会資本整備事業とその技術を通じて、 「地球環境の未来を常に見つめながら、人にやさしい、 建設技術研究所の社会的責任 ● 企業として、 きちんとした仕事をし、高品質の成果を生 安全で安心できる環境の創造を目指し、人類の幸福と み出すこと、 またその結果として安定的に成長すること。 繁栄を求める国づくり、 多様な要請、 多様な価値観に応 ● 当社が有する技術を活用して、 仕事以外の面でも、 え、持続可能な社会づくりに挑戦」 し、多様なステーク 地球環境保全や環境教育などで社会貢献すること。 ホルダーと良好な関係を構築するために、 国民の期待 ● 当社が企業活動の成果を、 地域に還元していくこと。 と要請に対して誠実に建設技術研究所の社会的責任 ● 当社社員が、 家庭生活、地域生活の中で求められて いる責任を果たすこと。 (CSR) を果たしていくことを目的としています。 建設技術研究所のCSR基本方針 ● 私たちは、 私たちが行っている社会資本整備のための企業活動を誠実に 遂行することが、CSR活動そのものとの意識をもって行動します。 ● 私たち社員一人ひとりは、 常に行動憲章を意識し、 これを念頭に 顧 客 日々の企業活動を行うことを通じて、 CSRを実現します。 地球環境 株 主 ● 私たちは、 技術を拠り所とする会社であることから、 常に技術と 人を磨き、 CSRを実現する努力を惜しみません。 地域社会 グループ 関 係機関 ● 私たちは、 地球環境への取り組みを大事にし、 グローバルな 視点でCSRを推進します。 学協会 協力会社等 社員家 族 ● 私たちは毎年、 CSR活動目標を設定し活動するとともに、 その達成度を ステークホルダーに報告することによって対話をはかります。 経営理念と行動憲章 経営理 念 世界に誇れる技術と英知で、 安全で潤いのある豊かな社会づくりに挑戦する 行動憲章 【1】顧客満足度の向上 【3】倫理・法令の遵守 【6】環境への配慮 専門家としての誇り、使命感、倫理観を持って、 社会的責任と公共的使命を認識し、 独立したコン 人と自然が共に存在する恵み豊かな環境と美し 顧客の理解、満足、信頼を第一優先として行動 サルタントとして公正な企業活動を行います。 い国づくり、地球環境問題の解決に向けて積極 します。 的に行動します。 【4】情報の開示 【2】技術力向上と品質向上 専門家として、新しい分野や技術への積極的な よき企業市民として、積極的に社会貢献活動を 図り、 正しい企業活動情報を適確に開示します。 行います。 挑戦、高度な技術力の確保と向上、優れた人格 の形成など自己研鑽に励み、提供するサービス の品質向上に努めます。 【7】社会貢献 株主をはじめ、 広く社会とのコミュニケーションを 【5】社員満足度の向上 社員の人間性を尊重し、 活力をもって働ける職場 環境を確保し、 ゆとりと豊かさを実現します。 【8】国際貢献 国際的な事業活動においては、国際ルールや現 地の法律を遵守し、 多様な文化や習慣を尊重し、 その発展に貢献するように行動します。 CTI CSR REPORT 2011 2 技術を通じた社会貢献活動 街と街をつなぐ道、人と人をつなぐ道。 当社は、 道のもつさまざまな役割の実現を技術で支えています。 道の変遷と変化する役割 古代から道は街と街、人と人をつないできました。 日本の道は、明治維新までは徒歩の道でした。明治維新以 古代の道は交易や戦争、あるいは巡礼のための移動に人々 降も遠路を結ぶ交通は鉄道の役割とされ、 自動車の走る道と が歩いたところでした。 人が歩いたところに道ができたのです。 しての整備はなされないままでした。 やがて道を移動する方法は牛馬やラクダといった初期の交 戦後、1956(昭和31)年に東京∼神戸間の高速道路の調査 通機関になり、車輪を持った車が利用されるようになりまし にわが国を訪れた世界銀行調査団長のラルフ・J・ワトキン た。そうすると、道にはある程度の幅や表面の平坦さが求め スは「日本の道路は信じがたいほど悪い。世界の工業国にし られるようになりました。そしてできるだけ短時間で移動する てこれほど道路を無視してきた国はない」 と指摘しました。 こ ため、緩やかな勾配で最短距離を結ぶことが求められるよう れをきっかけにわが国の道路整備は大きく進み、今では1万 になりました。そのためには山を切り開き、谷を渡らねばなり kmを超える高速道路が整備されています。 ません。道と土木がこのようにして結びつきました。ごく初期 そして現在では、道は円滑で高速な自動車運行としての機 の街道でも、その当時に求められた平坦性や勾配を実現する 能だけでなく、街づくりの基本として、 あるいは人々の安らぎ ために土木技術が用いられています。 の場として整備されるまでに進化しました。 徒歩と牛馬の長い時代を経て道の主役は自動車になりまし そのあらゆる場面で当社の高い技術やノウハウが活かさ た。自動車の発明と進歩は道の構造とともに人と道の関係も れています。 大きく変えていったのです。 人も車も混在するコルカタの道 (インド西ベンガル州、旧カルカッタ) 3 CTI CSR REPORT 2011 LRTなど新しい都市交通を活かすブダペストの道 (ハンガリーの首都) 1919 (大正8) 年に旧道路法が制定されましたが、 戦後の高 2000(平成12)年以降、環境や景観の保全、バリアフリーな 度経済成長までは、 自動車の台数はごくわずかで、都市部以 どの国民的なニーズに応え、活力ある地域・社会経済の形 外では道路の整備はほとんど進んでいませんでした。 成、大規模災害などに対する安全安心の確保、少子高齢化時 1952 (昭和27) 年に道路法が全面改訂、 1954 (昭和29) 年に 代の暮らしを支える道路整備が推進されています。 第1次道路整備5箇年計画が策定されて道路整備が本格化し、 また、近年では道路や自動車の情報化により安全運転支 自動車の台数が急増する一方で、 交通事故も急増しました。 援や情報提供が高度化し、電気自動車(EV)などの次世代自 1970年代は交通戦争と呼ばれ、交通事故や公害問題が深 動車が普及し始めるなど、新たな時代の幕開けが目前となっ 刻化し、 安全対策や渋滞対策が本格化しました。 ています。 1919年 旧・ 「道路法」の公布 ・計画的な道路整備の開始 ・実情は鉄道優先主義 1952年 「道路法」の全面改訂 有料道路制度の創設 1954年 「第1次道路整備5箇年計画」策定 ・日本の道路整備の本格化 1956年 ワトキンス調査団来日 ・ 「日本の道路は信じがたいほど悪い」 ・日本に道路はない。道路用地があるだけ… 1963年 わが国初の高速道路「名神高速道路」開通 ・日本の道路技術が急速に進歩する契機 ・本格的なモータリゼーションの到来 1999年 環境影響評価法 施行 ・高速道路や国道などへの環境アセスメントの義務付け 2000年 交通バリアフリー法 施行 ↓ 2006年 「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の 促進に関する法律(バリアフリー新法)」施行 2004年 景観法 施行 2009年 社会資本整備重点計画 (平成20年度∼平成24年度) ・高齢者・障害者等の移動円滑化の促進 ・日本の都市、農山漁村等における 良好な景観の形成の促進 ・地球温暖化対策 ⇒ETCを活用した効果的な料金施策 ⇒自転車利用環境の整備 ・防災・減災対策 ⇒ 橋梁への耐震対策 ⇒ 災害のおそれのある区間を回避する道路の整備 など ※ ・情報化・ITSの推進 ⇒交通安全 ⇒情報提供 ※ITS(Intelligent Transport Systems) :ETCやナビなどの高度道路交通システム CTI CSR REPORT 2011 4 技術を通じた社会貢献活動 調査・評価・分析 当社では、道路に関するあらゆる技術面 災害からの防除 整備方針・計画 での取り組みを実施するとともに、早くから 道路の持つ社会性にも着目し、技術移転や 当社の 取り組み内容 道路景観デザイン 技術の普及・啓蒙に努めてきました。 道路構造物の設計 ここではその一部をご紹介します。 維持管理計画最適化 道路施工支援 市民協働への支援 1963( 昭和38)年にわが国初の高速道路が誕生して 以来、日本の隅々にまで快適で安全な道路が建設され てきました。当社の技術は、日本の道路を道路整備計 画、調査、設計、施工支援、維持管理などさまざまな場面 で支えています。 これらの確かな技術により2010(平成22)年までの10 年間に、道路分野で国土交通省各整備局から優良業務 表彰・優秀技術者局長表彰を38回、事務所長表彰を48 回受賞しています。 PC複合トラスエクストラドーズド橋は、通常のコンク リートウェブを軽量な鋼管トラスに置き換えたハイブ リッド構造で、エクストラドーズド橋にこれを採用したの は世界で初めてです。 本橋は複合橋梁を建設するための技術的発展に大 きく貢献することから土木学会田中賞を受賞しました。 不動大橋(旧称:八ッ場ダム湖面2号橋) 5 CTI CSR REPORT 2011 ASEAN地域の物流の効率化を目的に、 「 東西経済回 廊・南部経済回廊物流効率化プログラム」がカンボジア・ ラオス・ミャンマー・ベトナムで実施されています。 本プログラムにより、当社が関わったカンボジアの ポーサットとラオスのファランサイの「道の駅」が完成し、 それぞれの政府に引き渡されました。 「道の駅」 (カンボジア ポーサット) 2011( 平成23)年3月11日に発生した東日本大震災は 道路にも多大な被害をもたらしました。当社は、震災直 後から各所の道路緊急点検に向かうとともに、街と道路 の復旧・復興に向けてあらゆる技術を投入しています。 道の歴史や造り方、活用方法や私たちの生活 との関わりについてわかりやすい入門書を出版 しています。1999(平成11)年に初版、2011(平成 23)年5月に全面改訂版を発行しました。 道について多面的にとらえた本書は、高等専 門学校や工業高校の副読本としても使用されて います。 (初版) CTI CSR REPORT 2011 6 業務表彰 局長表彰 河川研究室 水・物質循環解析ソフトウェア共通プラット フォームVer1.0 プログラム開発業務 国土技術政策 総合研究所 水資源研究室 リアルタイム浸水予測システムの構築業務 都市施設研究室 街路空間の防犯環境と歩行快適性に関する 実態調査業務 東北地方整備局 仙台河川国道事務所 仙台湾南部海岸防災関連検討業務 常陸河川国道事務所 H21 管内交通計画調査業務 霞ヶ浦河川事務所 平成21年度 霞ヶ浦波浪対策詳細設計業務 日光砂防事務所 H21 渓流環境整備計画検討業務 江戸川河川事務所 H21 江戸川下流部堤防設計業務 関東地方整備局 千葉国道事務所 北千葉道路設計業務21 G12 北上川上流狭隘地区全体計画検討業務 長井ダム工事事務所 長井ダム試験湛水計画等検討業務 下館河川事務所 H21 小貝川河川環境整備事業効果検討業務 渡良瀬河川事務所 H20 渡良瀬川流出モデル検討業務 利根川上流河川事務所 H21 管内水理解析検討業務 首都国道事務所 H20 外環整備効果調査検討業務 東京国道事務所 H21 東京国道管内道路計画検討業務 甲府河川国道事務所 H21 富士川河川整備計画事業検討業務 二瀬ダム管理所 H21 荒川源流ダム水源地域ビジョン検討業務 長岡国道事務所 平成21年度 長岡国道管内防雪施設詳細設計業務委託 木曽川上流河川事務所 平成21年度 木曽川水系洪水予測精度向上検討業務 高山国道事務所 平成21年度 高山国道管内水文調査 平成21年度 狩野川自然再生調査業務 沼津河川国道事務所 京浜河川事務所 平成21年度 多摩川水系河川基本技術検討業務 鶴見川流域等広域治水構想検討業務 浜松河川国道事務所 平成21年度 菊川・天竜川堤防健全度評価業務 静岡河川事務所 平成21年度 大井川河川整備計画検討業務 豊橋河川事務所 平成21年度 矢作川堤防耐震性能照査業務 設楽ダム工事事務所 平成20年度 設楽ダム本体概略設計業務 三重河川国道事務所 平成21年度 鈴鹿周辺交通円滑化調査 長野国道事務所 H21 管内事業整備効果検討業務 利根川ダム統合管理事務所 H21 利根川上流域温暖化モニタリング検討業務 利賀ダム工事事務所 平成21年度 利賀ダム貯水池周辺斜面 地質解析・対策検討業務委託 岐阜国道事務所 平成21年度 東海環状計画検討業務 中部地方整備局 岩手河川国道事務所 東京国道事務所 H21 管内事故調査他業務 甲府河川国道事務所 富士川健全性検討業務 北陸地方整備局 事務所長表彰 豊橋河川事務所 平成21年度 矢作川堤防耐震性能照査業務 平成21年度 狩野川水系地球温暖化分析業務 天竜川上流河川事務所 平成21年度 天竜川上流河道計画検討業務 飯田国道事務所 平成21年度 飯田国道管内事業評価資料作成業務 矢作ダム管理所 平成21年度 矢作ダム貯水池堆砂対策施設検討業務 福井河川国道事務所 北川河川整備計画検討業務 木津川上流河川事務所 名張地区環境保全調査分析業務 矢作ダム管理所 平成21年度 矢作ダム貯水池堆砂対策施設 検討業務 宇治川分布型洪水予測システム構築業務 淀川ダム統合管理事務所 鳥取河川国道事務所 駟馳山バイパス福部砂丘トンネル詳細設計業務 近畿地方整備局 大和川河川事務所 大和川河道計画検討業務 福山河川国道事務所 福山橋梁点検業務 浜田河川国道事務所 高津川堤防詳細点検業務 高知河川国道事務所 平成21年度 波介川三施設操作方法検討業務 中国地方整備局 中村河川国道事務所 平成21年度 四万十川浸透対策検討業務委託 遠賀川河川事務所 平成21年度 新日鐵用水堰改築事業施工計画検討業務 四国地方整備局 香川河川国道事務所 平成21年度 自転車走行空間サービスレベル 検討業務 佐伯河川国道事務所 東九州道(佐伯∼蒲江)番匠川橋修正設計業務 大分川ダム工事事務所 大分川ダム本体実施設計関連整理業務 岩見沢道路事務所 一般国道12号江別市大麻歩道改修設計外一連業務 中村河川国道事務所 平成21年度 四万十川浸透対策検討業務委託 九州地方整備局 川辺川ダム砂防事務所 貯水池周辺地質検討業務 阪神高速道路(株)計画部 平成20年度 社会実験調査検討業務 7 CTI CSR REPORT 2011 受 賞 公益財団法人日本デザイン振興会 2010年度 グッドデザイン賞 長崎中央橋(長崎県長崎市) 旧橋の笠石・親柱を再利用 し、石橋文化の継承と周辺施 設と連続した快適空間を提供 しました。 社団法人日本公園緑地協会 第26回 都市公園コンクール・国土交通大臣賞 玉川上水・内藤新宿分水散歩道 (東京都新宿区) かつて江戸市中に飲料水を供給していた玉川上水を新宿御 苑散策路内に復活させるプロジェクトにおいて基本計画と実施 計画に携わりました。 社団法人日本バリュー・エンジニアリング協会 ※ 2010年度 VE活動優秀賞 官公庁や地方自治体など、公共事業の発注機関に対して設計 VEの導入を積極的に働きかけ、今日の公共VEの広がりに大 きく貢献。VE業務の成果が発注者に評価され、成績評定の向 上につながりました。 ※VE(Value Engineering) :価値工学(価値の向上を目指す工学的改善活動) JR東日本から感謝状 「宮中ダム魚道構造改善基礎調査業務」に対して、JR東日本 より感謝状が贈られました。 CTI CSR REPORT 2011 8 CSR key word 地域への貢献活動 社会 「江戸東京再発見コンソーシアム」での観光集客活動 2008(平成20)年から、本社のある日本橋地域の団体や企業、学校などと共同で 「江戸東京再発見コンソーシアム」 を立ち上げ、東京都心の観光集客事業を通じた 地域の活性化をサポートしています。東京都心には現代的なビルや生活空間に 紛れて、歴史の舞台となった史跡や代々続く老舗、伝統工芸など、江戸東京ならで はの魅力あふれる日本文化が多く存在します。当社では、環境にやさしい電気 ボート 「江戸東京号」 を用いて日本橋川などをめぐる 「お江戸日本橋舟めぐり」や、 都心3区の史跡・老舗をご案内する 「江戸東京再発見街めぐり」などの事業を担当 しました。今後、神田川や江東内部河川をめぐるツアーも実施していく予定です。 環境に優しい電気ボート 「江戸東京号」 いち 「日本橋人形市」無料シャトルバス 人形町の風物詩「人形市」の開催期間である2010(平成22) 年10月13日から15日までの3日間、八重洲・京橋・日本橋地域 と人形町を結ぶ無料の巡回バスイベントに協賛しました。 隅田川クリーン大作戦への参加 隅田川クリーン大作戦は、隅田川周辺の美化に取り組む市民団体や隅田川に 関心のある市民、行政などが川沿いを歩きながら行う清掃活動で、東京を代表す る 母なる隅田川 の潤いと賑わいの復活を目指して2006(平成18)年から続けら れています。当社も協賛企業として参加し、中流の桜橋から下流の勝鬨橋までの 約8kmの両岸を4ルートに分かれて歩き、 清掃を行っています。 第5回隅田川クリーン大作戦 (2010年) 広瀬川1万人プロジェクトへの参加 「広瀬川1万人プロジェクト」は、100万都市仙台市人口の1%にあたる1万人 をキーワードとした流域一斉清掃や自然体験活動です。市内を流れる杜の都の シンボル・広瀬川への親しみを持ってもらい、流域の自然環境保全と広瀬川の新 たな魅力創出を図ることを目的としています。東北支社では、2005(平成17)年 からこの活動に関わり、2007(平成19)年から多くの社員が参加しています。現在 では社員が事務局員として活動していることもあり、支社から多くの社員がこの 活動に参加し、広瀬川の環境保全に寄与しています。 広瀬川1万人プロジェクト (2010年) ラブアース・クリーンアップへの参加 ラブアース・クリーンアップは、市民・行政・企業が協力して、海岸、河川、山に 捨てられているゴミを回収する活動で、2010(平成22)年で19回目を迎えました。 福岡で始まったこの活動は毎年6月に行われ、現在では九州・山口各県、遠くは 石川県や北海道、更には韓国釜山広域市にまで広がっています。九州支社では 2009( 平成21)年から支社近くの大濠公園会場と大原海水浴場会場の2会場で クリーンアップに参加しています。 ラブアース・クリーンアップ(2010年) 9 CTI CSR REPORT 2011 ※ CSR key word:CSR活動の国際的なガイドライン(GRI)による 国文研オープンセミナーの開催 第2回オープン セミナー 「 ○○ 危機 は私たち が創り出す!?」 (2010年) 「心の豊かさを醸成できる空間を創出するための知識・技術」 を広く情報発信し ていくことを目的に、本社のある日本橋地域の皆さんをはじめ、広く社外の方々に ご参加いただくオープンセミナーを2008(平成20)年から毎年1回開催しています。 頼るべき価値観の揺らぐ現代社会において、 自分らしく、 そして日本らしく暮らして いくには、巷に溢れる情報から真に役立つ情報を見極めるための「眼力(めぢから)」 第 3 回オープ ンセミナー「可 能性の政治経 済学」 (2010年) が必要になります。国文研オープンセミナーは、 このような 暮らしに役立つ眼力 を養うための機会を提供する場と考えています。 特命研究制度 「地域振興政策に関連する事業展開の開発研究」 「特命研究制度」 とは、社員からアイデアを募集し、選ばれた社員にチャレンジの場を与え、一定期間、国土文化 研究所で専従して研究する研修制度です。 この研究成果を新規の事業開拓につなげることを目的としています。 ◆ 研究目的 【実施プロジェクト】 当社の新分野開拓の一環として、今後当社が経済産業省や 遊休地等の開墾等による 体験農園及び楮畑の開設 農林水産省、観光庁等の産業活性化分野へ参入する際の ・市場・競合の動向、 自社の売り ・狙い目の分野、参入手法 農業体験プログラムの企画・運営 ・クリアすべき課題や障壁 ・持続可能なビジネスモデル 地域資源(有機野菜、和紙・楮) を活かした 新たな商品開発 ・事業化の実践スキル などを明らかにする研究を行いました。 ◆ 研究内容 大都市の朝市等での農産物等の直売 下記のテーマを中心に、国や自治体等への企画提案や地域 での実践等を実施しました。そのうち、地域での実践について は、埼玉県比企郡小川町をモデル地域に地元及び大都市の多 歴史・文化・グルメのまちめぐりの 企画・運営、 組織づくり 様な主体と共同・連携しながら、各種プロジェクトの企画・運営 などを試行し、産業活性化にかかる計画策定や事業化等に役 生活困窮者向け就農体験の企画・運営 立つ知見・ノウハウを習得しました。 ※ 農商工連携・六次産業化 地元農家と大都市の流通小売業者との マッチングコーディネート 都市農山村交流・ツーリズム ソーシャル・コミュニティビジネス ※六次産業化:加工、販売まで展開した一次産業 ●社内の研究制度を活用● 国 土 文 化 研 究 所 の「 特 命 研 究 制 度」に応募し、平成20年から3ヶ年 にわたって、本研究を専任で取り 組みました。 東京本社 都市システム部 農業体験 試作した野菜のお菓子 まちの歴史・文化・ グルメめぐり 森山 弘一 CTI CSR REPORT 2011 10 CSR key word 社会 国際交流 これまでに培ってきた技術と人的ネットワークを活用し、海外と積極的に交流し、 技術支援・啓発活動支援を実施しました。 ベトナムの技術者に対して 橋梁に係る技術移転プログラムを実施 2010(平成22)年4月、当社を代表企業とする、中日本高速道路株式 会社、株式会社長大との3社JVは、ベトナム交通運輸省のミトアン整 備局より業務を受注しました。 設計、維持管理、プロジェクトマネジメントをテーマとして、ベトナム の技術者への研修や長大な斜張橋の設計基準、維持管理マニュアル の整備に関する技術支援を実施しています。 (2012年2月終了予定) 斜張橋技術移転業務において実施した、東名高速道路足柄大橋 での現地見学の模様 (建設技研-NEXCO中日本-長大共同企業体) 世界水会議の活動への 参画と支援 世界の水問題の解決を目指して設立された世界 水会議(WWC)の会員として、 その活動に参画すると ともに、関係者に対する様々な支援を行っています。 マルセイユで開催された第6回世界 水フォーラム・キックオフミーティング (2010年6月3-4日) 第6回世界水フォーラム説明会(日本 水フォーラム主催) を当社にて開催 (2010年12月17日) 世界工学会議WECC2015日本開催決定 当社が誘致を支援 世界工学者団体連盟(WFEO)が主催し、4年に一 度世界の工学者が一堂に会する世界工学会議が、 2015( 平成27)年に京都で開催されることが決定し ました。 当社は、 日本開催誘致に係る活動を全面的に支援 しています。 WFEO総会における2015年世界工学 会議の日本誘致に関するプレゼンテー ション (2010年10月) WFEO理事会において、災害リスクマネ ジメント委員会委員長として活動報告 を行う石井相談役 北京市水利科学研究所・北京師範大学水科学研究院と 技術協力について合意 日本の首都・東京と中国の首都・北京が抱える水 問題とその解決策について、情報を共有し、両大都 市の水問題解決に向けた方向性について意見交換 を行うセミナーを、北京師範大学と協力し、2010(平 成22) 年11月に北京で開催しました。 双方の首都圏の水関連事業に関して技術交流及 び協力を推進することについて、三者で確認・合意し ました。 11 CTI CSR REPORT 2011 日中首都圏水管理セミナー (2010年11月5日) 技術協力について三者で署名 (中央:大島社長) CSR key word 技術開発と人材育成 社会 技術開発レポート 異常洪水等を背景とした流木による災害リスクの回避技術の開発 ◆ 開発の背景 近年、河道内の樹林化の進行、大地震による斜面崩壊の発生に加えて、 地球温暖化に伴う異常豪雨が頻発しています。 これにより流木の発生量は今後急激に増大し、河川管理者、 ダム管理者は流木対策を積極的に講じることが必要となっ ています。 そのためには、大規模洪水時に発生する流木の流下・集積、捕捉状況の正確な予測手法が必要です。 ◆ 個別要素法による流木流下シミュレーションモデルの開発 当社では、洪水時に発生する流木の流下・集積過程と、 このモデルの開発により、砂防・ダム・河川での流木捕 流木と流れの干渉効果を入れた平面二次元流れを一体 捉計画・設計、橋梁部の閉塞対策、河道内樹木管理等、流 的に解析することができる 「個別要素法によるシミュレー 木災害の回避技術への業務展開が期待できます。 ションモデル」の開発を行いました。 このモデルは、図1に示すように円形粒子(個別要素) をつなぎ合わせることで流木形状を自由に表現でき、流 図 1 円形粒子をつなげて構成した流木 (枝付き) 木が流れから受ける駆動力、流木間の衝突力、流木以外 の障害物から受ける力(橋脚や河岸等) を考慮できること が特徴です。 また、個別要素と流れの相互作用を考慮して いることから、流木による河道の閉塞がもたらす水位上昇 等も評価可能です。 ◆ 開発モデルの実河川での適用性 開発した個別要素法プログラムの妥当性・適用性を確 初期状態で静止していた流木要素は、河川の流れから 認するため、実河川を対象にシミュレーションを実施しま 受ける駆動力により徐々に流下しています。 した。 また、水深が小さい河岸際に移動した流木要素は、駆 図2は、流木要素を流入水路呑口付近に初期配置し、 動力が無くなると同時に、河床からの抵抗を受け堆積す るなど、地形・流れ場に応じた流木の挙動が表現できます。 その後の流木の軌跡を時系列で示したものです。 図 2 流木の流下・捕捉シミュレーション 初 期 18分後 流木※1 20/0 24分後 20/0 20/0 /8 20 /8 20 /8 20 流木が 捕捉施設に到着 パイル要素により捕捉 水深の浅い 河岸へ堆積 流木捕捉施設※2 ※1:L=5m,B=0.1m(φ=0.1mの要素を50個連結) ※2:間隔2mのパイルスクリーン型 13 CTI CSR REPORT 2011 パイル要素を 透過して流下 社会人大学院レポート ※ GISを用いた都市流域地下水涵養モデルに関する研究 ◆ 研究の背景 近年都市域では、豪雨による浸水や河川流量の減少、水質の悪化、湧水の枯渇など水環境に関する問題が顕在化 しています。 こうした問題の解決を図り、健全な水循環系の再生に向けた流域水マネジメントが必要とされています。 ◆ 研究の概要 本研究では、都市域の詳細なGISデータを用いて、雨水が実際の個別の建物や道路に設置されている一つひとつの 雨水貯留浸透施設(浸透ます、浸透トレンチ) を通じて地下に浸透する過程を詳細に追跡するモデルを作成しました。 このモデルにより各戸の雨水貯留浸透施設や透水性舗装道路の性状データを基に、洪水軽減や地下水涵養に対する 効果を定量的に評価することができます。 都市域における雨水の流出・浸透過程 蒸発 降雨 不浸透域からの 直接流出 表面貯留 浸透ますからの 直接流出 浸透トレンチからの 直接流出 下水道へ ▽ 浸透ますからの浸透 浸透トレンチからの浸透 都市域のGISデータと 雨水貯留浸透施設の設置状況 ● ● 浸透ますφ60cm 4 個 浸透ますφ60cm 3 個 ● 浸透ますφ60cm 5 個 ● 透水性舗装 560m2 ◆ 今後の取り組み 今後、 この成果を基に技術レベルを高め、 都市域の 水環境改善に貢献していきたいと考えております。 浸透トレンチ 60cm×60cm×20m ●社会人大学院への入学● 私は「社会人大学院研修」の制度を活用して、2007 (平成19)年度に首都大学東京大学院都市環境科学 研究科後期博士課程に入学し、 勤務しながら標記テーマについ て研究を実施しました。 東京本社 水システム部 ※GIS(Geographic Information System) :地理情報システム 荒木 千博 CTI CSR REPORT 2011 14 CSR key word 環境 自社ビルでの 雨水再利用・太陽光発電 自然エネルギーの活用【研究センターつくば】 電力削減率 (単位:%) 屋上にソーラーシステムを設置し、水理実験用のポンプ設備などに電気を 8 供給しています。発電状況はセンター内の1階ロビーのモニターで見ることが 7 できます。 6 電力削減率 5 (太陽光発電量/ 4 使用電力量)は4 3 ∼5%です。 2 ● ● ● ● 1 ソーラーの設置 状況モニター画面 0 H19 (45期) H20 (46期) H21 (47期) H22 (48期) 屋上緑化による省エネ、 雨水利用【さいたまオフィス】 「さいたま市景観賞」 を受賞。 さいたまオフィス雨水利用率 (単位:%) 屋上緑化により日照負荷を低減 38 することで、空調エネルギーを 37 3割削減、 また自然光の導入や 36 ● ● ● 照度調整でも4割の照明エネ 35 ルギーの削減を行っています。 34 さらに、雨水を利用した貯留シ ● 33 ステムも導入しています。 32 H19 (45期) さいたまオフィス H20 (46期) H21 (47期) H22 (48期) 雨水の再利用・ゴミの減量再資源化【九州支社】 「ごみ減量再資源化等優良事業者等表彰」 を受賞。 そのほか、中水道と雨水を利用した「中水道・雨水貯留システム」を導入して 雨水・再生水率 (単位:%) 100 おり、雨水・再生水率(雨水+中水道/使用水量)は約80%です。 90 大規模災害発生時 80 には飲料水の提供や 70 トイレの開放、 雑用水 60 (井戸水)の提供を実 50 ● H21 (47期) H22 (48期) ● ● 40 施します。 ● 30 20 10 0 H19 (45期) 飲料水の提供やトイレの 開放などを告知した看板 雨水利用のしくみ 17 CTI CSR REPORT 2011 H20 (46期) 株式会社建設技術研究所 の紹介 ■ 概 況 ■ 沿 革 株式会社建設技術研究所 (英文名:CTI Engineering Co., Ltd.) 商 号 設 立 昭和38年4月 代 表 者 大島 一哉 本 社 所在地 東京都中央区日本橋浜町3-21-1(日本橋浜町Fタワー) 資 3,025,875,010円 本 金 上場 取引所 東証第一部 従 業 員 数 1,291名(平成23年7月1日現在) 事 業 内 容 土木建設事業に関する企画、調査、計画、 設計 及び工事監理他 登 録 資 格 建設コンサルタント登録 建21第133号 地質調査業者登録 質19第19号 補償コンサルタント登録 補21第1002号 測量業者登録 第(13) −848号 一級建築士事務所登録(東京都) 第4330号 一級建築士事務所登録(大阪府) (ホ)第12091号 計量証明事業登録 (音圧レベル) (埼玉県)第音40号 計量証明事業登録 (濃度) (千葉県)第542号 計量証明事業登録 (振動加速度レベル) (埼玉県)第振29号 土壌汚染対策法第3条第1項に基づく指定調査機関 環2003-1-279 ISO9001認証 MSA-QS-4 ISO14001認証 MSA-ES-10 ISO27001認証 MSA-IS-62(東京本社情報部門) ISO27001認証 MSA-IS-64(大阪本社情報部門) 1945 (S20) 財団法人建設技術研究所 創立 1963 (S38) 建設技研株式会社(財団より分離独立) 設立 1964(S39) 商号を株式会社建設技術研究所に変更、 建設コンサルタント登録 1994(H 6) 日本証券業協会に株式店頭登録 1996(H 8) 東京証券取引所市場第二部に株式を上場 1999 (H11) 株式会社建設技研インターナショナル設立 東京証券取引所市場第一部に株式を上場 2002(H14) 国土文化研究所 (シンクタンク) 設立 2006(H18) 福岡土地区画整理株式会社が営業開始 (2011年4月「福岡都市技術株式会社」に社名変更) 2008(H20) 武漢長建創維環境科技有限公司設立 2010(H22) 株式会社地圏総合コンサルタントが営業開始 建設技研インターナショナル ■ グループ企業 海外のインフラ整備・社会環境整備に係る調査 (プロジェクト開発、 自然・社会環境、社会経済)、 計画 (治水、 水資源管理、 都市排水、 上下水道、 道路・交通、 橋梁、 ゴミ処理、 水質改善)、 設計(河川、 ダム、道路、橋梁) 、施工監理、プロジェクトマネジメント、 社会開発等 福岡都市技術 都市計画、 土地区画整理関連調査・計画、 再開発関連調査・計画、 補償調査、 測量等 武漢長建創維環境科技有限公司 地圏総合コンサルタント 地質調査・解析及び地下水・土壌汚染調査、 道路・河川・地下利用施設の計画・設計、 砂防防災の計画・設計、 火山・斜面防災・地すべり対策の調査設計等 マネジメントテクノ (中国 武漢市) 公共調達に関連する制度設計支援、 施工管理、積算支援等 環境保全・環境整備に関連する研究・技術開発、 計画、設計、施工監理及び測量等 建設技術研究所 CTIアウラ 新土木開発 道路設計、 付帯構造物設計、 仮設構造物設計、 自然環境調査、 環境影響・環境保全調査、 環境教育支援、情報処理及び解析等 水理実験計測・解析、 模型製作、河川及び砂防の調査・解析、 砂防施設設計、測量、 現地計測・解析等 CTIウイング シーティーアイグランドプラニング 河川計画、 河川構造設計、 ダム構造計画、 道路構造計画、 橋梁計画、砂防、環境調査、 電気・通信、測量等 河川計画、 河川構造設計、ダム設計、 治山・砂防設計、道路設計、 共同溝調査・設計、 構造物耐震設計(動的解析) 、 地盤及び構造物のFEM解析、 地質調査、砂防基礎調査、 GISによる空間情報解析、 システム開発、測量、 構造物の各種点検調査等 CTI CSR REPORT 2011 18 株式会社建設技術研究所 管理本部広報室 「CSR REPORT 2011」 FAX 03-3639-9426 アンケート Q1 お手数ですが上記へご返信ください 「CSR REPORT 2011」 全体の印象をお聞かせ下さい。 ● わかりやすさ ( わかりやすい 普通 ● 内容の質 ( 高い 普通 ● ページ数 ( 多い 普通 わかりにくい ● デザイン ( 良い 普通 Q2 関心を持たれたのはどのページですか。 □ ○ を付けて下さい。 ) 低い ) 少ない ) 悪い ) チェックを入れて下さい。 (いくつでも) □ 社長メッセージ □ CSR基本方針 □ 技術を通じた社会貢献活動 □ 業務表彰 □ 受賞 □ 地域への貢献活動 □ 国際交流 □ 技術開発と人材育成 □ 働きやすい職場づくり □ オフィス・自社ビルでの環境活動 Q3 「CSR REPORT」 として重要と思うのはどのページですか。 □ □ 建設技術研究所の紹介 チェックを入れて下さい。 (いくつでも) □ 社長メッセージ □ CSR基本方針 □ 技術を通じた社会貢献活動 □ 業務表彰 □ 受賞 □ 地域への貢献活動 □ 国際交流 □ 働きやすい職場づくり □ オフィス・自社ビルでの環境活動 Q4 □ 技術開発と人材育成 □ 建設技術研究所の紹介 「CSR REPORT」 全体を通してのご意見、ご要望をお聞かせ下さい。 Q5 今後、 CTIに期待するCSR活動をお聞かせ下さい。 Q6 どのような立場でお読みになりましたか。 □ チェックを入れて下さい。 □ お客様 □ 株主・投資家 □ 企業(CSR/環境関係部署) □ 企業(CSR/環境関係部署以外) □ 行政 □ NGO、NPO □ 学生 □ 社員・家族 □ その他 ( ) この報告書をどのようにお知りになりましたか。 □ Q7 チェックを入れて下さい。 □ 昨年度の当社レポート □ 当社ホームページ □ 当社社員から □ その他( ) ご協力ありがとうございました。 お差し支えなければ、 下記にもご記入下さい。 フリガナ ご氏名 ご住所 男 女 どちらかを○で囲んで下さい ( 自宅 ・ 勤務先 ) 勤務先/所属 個人情報の取り扱いについて ご記入いただいた情報について、 関係者以外の第三者への提供は一切いたしません。 お問い合わせ窓口:株式会社建設技術研究所 管理本部広報室 TEL:03-3668-0451(大代表)
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