千葉大学ユニオンニュース第18号 2006 年 8 月 8 日 編集・発行:千葉大学ユニオンニュース委員会 ホームページ:http://www.age.cc/~cuu/ メールアドレス:[email protected] 電話・ファックス:043-290-2234 ファックス専用:020-4666-6229 ユニオン事務室:総合校舎 G 号館 401 室 れに少しでも近づけるために、「すべての非常勤職員に 夏休みを」「3年期限の緩和を」「定年退職非常勤職員に に再雇用の道を」の3項目で団体交渉を行いました。夏 午後5時30分~けやき会館3階会議室4 理事会の下にある組織・人事計画委員会は 7 月 6 日 休み問題では、理事会側は「6ヶ月以上勤務で週5日の 付で「新教員組織(准教授、助教、新助手)への移行 人には3勤務日、同4日には2勤務日、同3日には1勤 に関する基本的考え方」 (案、以下、 「案」。ユニオンH 務日の夏季休暇」という案を提示しましたが、ユニオン Pに掲載)を作成し、7 月 13 日の評議会に提示しまし 側は「1年目の人には夏季休暇が付与されない」として た。同委員会は 9 月 14 日の評議会の議論等を踏まえつ 6ヶ月以上という条件を取り下げるよう主張しました。 「前向きに検 つ、9月末までに最終決定を行い、10 月からは来年 4 理事会側もユニオン側の主張に理解を示し、 討する」と回答、翌14日付で「3ヶ月以上」に緩和さ 月実施の準備に入るものと思われます。同案の要点は、 1)現行助手について、“「修士相当の教育研究業績」 れた事務局長通知が出されました。週2日以下の方の問 という一般的基準のもとで、学部または分野ごとに基 題はまだ解決していませんが、夏休み問題は大きく前進 準を定め、教授会等において資格審査を行い、助教へ しました。他の2項目についても前向きの回答がありま の移行を実施する”2)上記の資格審査にもれた助手 した(ユニオンHP参照)。 は、“「教育研究の補助を主たる職務とする」新助手へ 移行する”、ということです。ここには、教員としての 職員の意向を尊重した「再雇用に関する規定」案 身分保障と労働条件確保という見地からユニオンとし を て看過できない深刻な問題点が含まれています。現行 7月10日に「定年退職者の再雇用制に関する協定案」 助手は教員身分を有していますが、新助手の職務規程 が、また7月20日に「国立大学法人千葉大学職員の再 は研究支援要員のそれであり、専任教員数にも含まれ 雇用に関する規定(案)」とそれに伴う就業規則の改正 ていません。これは疑いなく身分と労働条条件の変更 案が各事業場の過半数代表者に提示されました(両案と です。そうした変更は部局等での資格審査のみでなさ もユニオンHP参照)。今回提示された「規定案」も前 れてよい事項ではありません。確かに、 「案」には、 “資 回3月に提案された規定案と基本的には変わらず、以下 格審査を経ての助教への移行を図る”とあります。し の4点の問題点を指摘することができます。 かし、支援要員に特化させられてからの助教への移行 ①再雇用を希望する職員の意向の尊重が不十分である は絵空事となるという懸念が生じます。また、 「案」で ②週32時間以下のパート職員としての採用が原則とさ は新助手という“職種の存否を含めてさらに検討する” れ、週40時間のフルタイムとしての採用が例外とされて としています。そうであるならば、このような昇格制 いる 度を内包しない袋小路の新助手制度は採用しないとい ③時間あたりの単価が低い う明確な方針を当初から持つべきではないでしょう ④非常勤職員の再雇用の道が排除されている か。その他、助教に関しても教育任務の負担が増大す 今回提案された再雇用規定案は、年金の支給開始年限 るにもかかわらず、給与上の改善は見込まれず、教員 の65歳への引き上げに伴い改正された、「高年齢者等 組織のなかでの正当な位置が準備されるかも甚だ不透 の雇用の安定等に関する法律」に対応したものです。し 明です。既に、助教への移行に資格審査を行わないこ かし高齢者の再雇用問題は、言うまでもなく非常勤職員 とや、助教を教授会構成要員とすることを明言してい としての再雇用で片づく問題ではなく、少子高齢化社会 る国立大学もあります。そうした動向なども見ながら における雇用システムの内に高齢者をどのように位置づ ユニオンとしては、移行問題にかかわる要求を掲げて けるかを展望しながら対応すべきものです。そこでユニ 団体交渉を申し入れる方針です。 オンの執行委員会では執行委員会内にワーキングを立ち 上げ、今後の千葉大学における職員の再雇用システムの 週3日以上勤務のパート職員にも夏休み: 検討を進めるために今後10年間の退職予定者を対象に、 7月13日団体交渉で 意向調査を行い、また他大学の状況も調査しながら具体 ユニオンは非常勤職員の均等処遇という世の中の流 的な方策を提案したいと考えています。 新教員組織への移行問題: 8月31日(木)に第2回目の討論会 学長杯争奪! 第1回千葉大学駅伝大会 この度、古在学長の参加による学長杯争奪の教職員 対抗第1回千葉大学駅伝大会が開催されることにな りました。秋の一日を職場の仲間と一緒に汗を流し て思いっきり楽しみませんか。 【主催】駅伝大会実行委員会、 【共催】千葉大走 友会、千葉大ユニオン、千葉大生協 【実施日】2006年10月9日(月・体育の日) 午後2時 受付開始、午後2時30分 開会式、午 後3時 駅伝スタート 【コース】西千葉キャンパス構内周回コース(付図 参照)。中央図書館前に集合、工学部側の道路がスタ ート・ゴール 【競技方法】1チーム5名の自由な教職員グループ (学科、部局、教職員サークル等) 男子は約 1.9km、女子は約 1.6km を1人1周で5名 によるタスキリレー ◎チーム編成は男子だけ、女子だけ、男女混合のい ずれでも可 【駅伝参加費】無料 【閉会式】午後5時より生協第1食堂にて成績発表 および優勝チームに学長杯授与 【懇親会】閉会式終了後に同所にて参加費2千円で 懇親会(閉会式のみの参加は無料) 【申込締切】2006年9月4日(月) 【申込方法】チーム名、チーム代表者、5名の参加 者名、男女別、懇親会出欠、を明記して学内便か Email で申込 【申込および問合せ先】工学部情報画像工学科 技術専門職員 斎藤了一 E-mail address:[email protected] 内線:3487 スタート・ゴール 中央図書館前 工学部側道路 男女共通コース 男子コース 女子コース 駅伝コース ユニオン第3回総会開かれ、新執行部へバトンタ ッチ 7月26日第3回定例総会 が開かれ、05年度の活動報 告、同決算報告、06年度方 針、同予算の全ての議案を承 認しました。そして、教職員 の待遇を少しでも改善すると ともに、潤いのある職場づく りをめざして教職員間の豊か な交流を進めて行くことを確 認しました。こうして田中健 夫委員長他の05年度執行部 の任務が無事終了し、伊藤谷 生委員長(新、自然科学)、橋 本雄一事務局長(新、言語教 育センター)他の新執行部へ と引き継がれました。 報告する田中前委員長 千葉大学ユニオン メールアドレス:[email protected] ホームページ:http://www.age.cc/~cuu/ TEL&FAX:043-290-2234 FAX専用:020-4666-6229 ユニオン事務室:総合校舎G号館401号 郵便物のあて先は〒263-8522 千葉大学総合校舎G号館 401 号です。
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