オンラインとオフラインを、 コストパフォーマンスよく 繋げ

オンラインとオフラインを、
コストパフォーマンスよく
繋げられる点が抜群ですね。
株式会社良品計画 WEB 事業部長 奥谷孝司 様
T R E A S U R E DATA S E R V I C E
C A S E S T U DY
「無印良品」が考える
データの活用術とは ?
値を引き出すにはどうすればよいのかと
ルさと高い品質を両立した、日本ブラン
モバイルなど、新たに対応すべきデータ
多くの人気を集めている。2013年の売
いう問題だ。現在、ウェブにくわえて、
ータは、現代の小売業者にとって
デ
非常に強力なツールのひとつであ
ソースが出現し、データの量は増え続け
ている。だが、「無印良品」のブランド
る。データには多くの貴重な情報が含ま
れているからだ。例えば、急速に普及し
名で国際的に小売業を展開する、株式会
ているモバイルアプリ、ウェブサイトへ
社良品計画は、業界でもいち早く、デー
のアクセス、店舗やECで実施されるポイ
タの有益な活用に成功している。
ントプログラム、顧客の購入状況などが、
データを生成し続けている。そして、そ
前年比売上 17% アップ!
その一端をモバイルアプリが支える。
トメーションやトレンド分析、
最終的には、
良品計画が国内で運営している店舗は、
しかし、小売業者の多くはデータに関
385店。さらに国外でも米国、ヨーロッ
のデータの分析が、マーケティングオー
来店を促進し売上の増大につながっている。
して、「ある課題」を抱えている。大量
のデータ全てから、短時間で、有益な価
ABOUT MUJI:
良品計画は「無印良品」の企画開
発・製造から流通・販売までを行
う、製造小売業です。衣料品・家
庭用品・食品など日常生活全般に
わたる商品群を展開しています。
HEADQUARTERS:
東京
直営店とライセンスストアを合わせて
パ、中東、アジアで計255もの店舗を運
営 し て い る(2014年10月 現 在)。シ ン プ
WEBSITE:
http://w w w.muji.com/jp/
INDUSTRY:
製造小売業
TREASURE DATA CUSTOMER SINCE:
2013 年
ドならではの製品スタイルは、世界中で
上 高 は、前 年 比17%増 の2,206億 円(21
億6,700万ドル)を達成した。
顧客が商品を購入するのは、広く展開
する実店舗だけではない。同社は、オン
ラインショッピングにも目を向けた。
CRMアプリケーション「MUJI passport」
を配信し、
顧客とのコミュニケーションと、
サービスの向上を図ったのだ。そのアプ
リ内では、実店舗内のバーコードをスキ
ャンして商品検索したり、MUJIマイル
を貯められたり、自分の好みにあったク
ーポンやキャンペーン情報を受け取るこ
とができる。顧客には、アプリを通じて
USE CASE:
良品計画は、オンライン・実店舗の双方で、無印良品ファンとの
コミュニケーションをとる手段になること、お客様の持続的な来
店を促すこと、マーケティング効果を可視化することを目的にし
て、CRM アプリケーション「MUJI Passport」を導入しています。
そして、その実現のためにトレジャーデータを活用して、アプリの
閲覧ログを収集し、大規模なデータ処理を行っています。クラウ
ドを用いることで柔軟性の高い分析環境を実現し、日々のマー
ケティング施策を行っています。
T R E A S U R E D ATA S E R V I C E C A S E S T U DY
データソース
分析・企画
MUJI passpor t
(CRM アプリ)
Site
Catalist
モバイルアプリログ
ウェブログ/
my MUJI 欲しい!リスト/
口コミ/オンライン購入履歴
マスターデータ
便利でお得な様々なサービスが提供され
るが、良品計画にとっては「実店舗にお
ける顧客の行動」を、これまでとは違う
経路から取得できるようになった。
「MUJI passport」が収集した
新たなデータを最大限に活用するには ?
しかし、単に情報を取得するだけでは、
良品計画に大きな価値をもたらさない。
から、価値を引き出す最大のポイントは、
新たに得られたデータを、購買データの
ような従来のデータと統合すること。そ
のためには、
新たなモバイルアプリ「MUJI
passport」が生成するクリックストリー
ムやチェックインを収集・分析し、従来
までのウェブサイトのクリックストリー
ムや他の顧客データと統合する必要があ
る。良品計画は、モバイルアプリという
新しいビッグデータソースを最大限に活
用したいと考えていた。そして、そのた
めには、変化の激しいクリックストリー
ムデータを、柔軟で拡張性の高い方法で
Marketing
Automation
Engine
(将来実装)
施策の改善
バルクインポート
(トランザクションデータ・
顧客データ)
商品マスタ/店舗マスタ/
顧客マスタ/在庫データ
このCRMアプリケーションのプログラム
販促・企画の実施
ウェブ最適化
アプリ最適化
データ結合
SHOP
POS データ/
クレジットカードデータ
内製ツール
リアルタイム
ストリーミング
(行動ログ)
オウンドメディア
実店舗
分析・施策立案
(AWS +オンプレ)
機械学習・レコメン
(AWS)
RedShift
ターゲッティングオファー
ト登録ユーザー460万人、
「MUJI passport」
間で強力なソリューションの導入が可能。
上生成するデータを「トレジャーデータ
スの代用」というだけでなく、
「既存イ
会 員223万 人 が、1日 当 た り200万 件 以
サービス」が現在、収集・処理している。
クラウド型ソリューションである「トレ
ジャーデータサービス」であれば、デー
タトラフィックの増減に、経済的かつ柔
軟に対応が可能。さらに、大量の生デー
タを価値があるサブセットへと整理し、
クラウド型データウェアハウス「Amazon
Redshift」への取り込みを容易にする。
良品計画は、実店舗とオンラインショ
ップから収集した取引データを「Amazon
Redshift」で統合し、行動分析データを
作成した。その結果、顧客に関する詳細な
情報の把握ができるようになった。さらに
CRMアプリを通じて顧客に最適なクーポ
ンや、ショッピングポイントを提供。大量
のクリックストリームデータを「トレジャ
ーデータサービス」で処理することで、良
品計画のデジタルマーケティングは、より
臨機応変で、有用性の高いものとなった。
そのため、単に「社内データウェアハウ
ンフラの補強」として利用されることも
少なくない。特徴のひとつはその汎用性
の高さ。既存のエコシステムへも容易に
取り込みができる。また、導入後、デー
タから多くの価値を引き出し、投資効果
を実感するのに長い時間も掛からない。
良品計画の場合、その効果は非常に短期
間で現れた。1ヶ月という短い期間で「ト
レジャーデータサービス」を導入し、運用
を開始した。すぐに年間10億にも迫る量
の行動データの解析を行えるようになった。
同社はクラウド型サービス「トレジャーデ
ータサービス」を利用することで、大幅な
インフラの変更や、専門的なエンジニアリ
ングサポートなしで、導入を行った。
データウェアハウスはまだ広く利用さ
れている。しかし、モバイルアプリやウ
ェブトラフィックなど、様々なデータソ
ースから生成される大量のデータを管理
し、有益な処理をする難しさを、多くの
収集・保管する必要があると認識した。
年間 10 億件規模の膨大なデータ処理、
サービス導入までにかかる時間は ?
処理するデータは
1 日 200 万件 !
ビッグデータ分析を目的とした業界初
良品計画にとって、
「トレジャーデー
ーデータサービス」
。導入に高価なハー
「トレジャーデータサービス」独自のア
必要ない。さらに、数週間という短い期
らゆる環境に容易に適応可能なのだ。
タサービス」がこの問題のソリューショ
ンとなった。
「無印良品」のウェブサイ
トレジャーデータ株式会社
のクラウド型サービスである「トレジャ
ドウェアや専門的なエンジニアリングは
企業が認識している。
「トレジャーデー
タサービス」を利用すれば、既存のデー
タウェアハウスの能力を、素早く、経済
的に強化することも可能である。つまり、
ーキテクチャと強力なプラグインは、あ
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