職業実践専門課程の基本情報について

(別紙様式4)
職業実践専門課程の基本情報について
学
設置認可年月日
校 長 名
四国医療専門学校
昭和51年4月1日
大麻悦治
設 置 者 名
設立認可年月日
代 表 者 名
学校法人大麻学園
平成6年12月12日
大麻悦治
目
的
校
名
所
在
地
〒769-0205
香川県綾歌郡宇多津町浜五番丁62番地1
(電話)0877-41-2323
所
在
地
〒769-0205
香川県綾歌郡宇多津町浜五番丁62番地1
(電話)0877-41-2380
理学療法士として、臨床上必要とされる専門的知識及び技能を習得せしめると共に、その人格形成に
も努め、医療従事者として社会から必要とされる人材を育成する。
課 程 名
学 科 名
修業年限
(昼、夜別)
医療専門課程
理学療法学科
4年(昼)
講義
演習
教育課程
1680単位時間
(又は96単位)
生徒総定員
126人
学期制度
全課程の修了に
必要な総授業時
数又は総単位数
3,810単位時間
(又は159単位)
実験
690単位時間
(又は28単位)
生徒実員
単位時間
(又は単位)
専任教員数
121人
高度専門士の付与
―
平成19年文部科学
大臣告示第27号
実習
実技
1170単位時間
(又は9単位)
兼任教員数
6人
■前期: 4月1日~9月30日
■後期:10月1日~3月31日
専門士の付与
成績評価
270単位時間
(又は26単位)
総教員数
33人
39人
■成績表(有・無)
■成績評価の基準・方法について
各科目100点をもって満点とし、成績
により優・良・可及び不可で評価。可
以上を合格とする。
長期休み
■学年始め:4月6日
■夏
季:8月10日~9月27日
卒業・進級条件 出席状況及び単位修得状況(卒業試験
成績)により、学科会議及び教員会議
の議を経て学校長が決定する。
■冬
季:12月24日~1月3日
■学 年 末:3月20日
生徒指導
■クラス担任制(有・無)
■長期欠席者への指導等の対応
課外活動
研修旅行、施設訪問によるボランティ
ア活動
疾病、その他やむを得ない事由によって、
90日以上に渡って就学が不能のときは、休
学願の提出・許可により、休学することが
できる。
主な就職先
■主な就職先、業界等
■課外活動の種類
■サークル活動(有・無)
主な資格・検定 理学療法士(国)
病院、診療所、デイサービス
福祉住環境コーディネーター2級
■就職率※1100%
■卒業者に占める就職者の割合※2
100%
■その他(任意)
- 1 -
中途退学の現状
■中途退学者5名
■中退率4.4%
平成27年4月1日在学者114名(平成27年4月入学生を含む)
平成28年3月31日在学者109名(平成28年3月卒業生を含む)
■中途退学の主な理由
経済的事由、学業不振、進路変更、個人的事情
■中退防止のための取組
初年度教育の充実、担任制によるサポート、実習前教育の充実
ホームページ
URL:http://www.459.ac.jp/
※1「大学・短期大学・高等専門学校及び専修学校卒業予定者の就職(内定)状況調査」の定義による。
①「就職率」については、就職希望者に占める就職者の割合をいい、調査時点における就職者数を就職希望
者で除したものとする。
②「就職率」における「就職者」とは、正規の職員(1年以上の非正規の職員として就職した者を含む)
として最終的に就職した者(企業等から採用通知などが出された者)をいう。
③「就職率」における「就職希望者」とは、卒業年度中に就職活動を行い、大学等卒業後速やかに就職す
ることを希望する者をいい、卒業後の進路として「進学」
「自営業」
「家事手伝い」
「留年」
「資格取得」
などを希望する者は含まない。
※「就職(内定)状況調査」における調査対象の抽出のための母集団となる学生等は、卒業年次に在籍して
いる学生等としている。ただし、卒業の見込みのない者、休学中の者、留学生、聴講生、科目等履修生、
研究生及び夜間部、医学科、歯学科、獣医学科、大学院、専攻科、別科の学生は除いている。
※2「学校基本調査」の定義による。
全卒業者数のうち就職者総数の占める割合をいう。
「就職」とは給料,賃金,報酬その他経常的な収入を得る仕事に就くことをいう。自家・自営業に就いた者は
含めるが,家事手伝い,臨時的な仕事に就いた者は就職者とはしない(就職したが就職先が不明の者は就職者
として扱う。
)
- 2 -
1.教育課程の編成
(教育課程の編成における企業等との連携に関する基本方針)
社会情勢の変化に対応すべく、実習先施設を中心とした企業等と定期的な打合せ・意見交換等を行い、連携を
蜜に取り合う。社会的状況や変化、並びに実習時における学生の評価等を的確に把握し、最新の情報・要望を
効果的に取り入れ、社会実情に合わせた実践的かつ専門的な教育課程編成、授業内容・方法の改善・工夫等を
行う。
(教育課程編成委員会等の全委員の名簿)
平成 28 年 4 月 1 日現在
名 前
所
属
大麻 悦治
四国医療専門学校 学校長
笠井 勝代
四国医療専門学校 副学校長
大麻 陽子
四国医療専門学校 副学校長兼教務部鍼灸マッサージ学科・鍼灸学科長
高橋 謙一
四国医療専門学校 教務部長
田村 俊二
四国医療専門学校 教務部柔道整復学科長
清川 敏郎
四国医療専門学校 教務部理学療法学科長
青木 みゆき
四国医療専門学校 教務部作業療法学科長
政本 好子
四国医療専門学校 看護学科長
山本 英介
一般社団法人香川県鍼灸マッサージ師会 会長
佐々木 勝
一般社団法人香川県鍼灸師会 会長
石原 誠
公益社団法人香川県接骨師会 会長
田岡 知代
一般社団法人香川県理学療法士会 理事
五味 陽子
一般社団法人香川県作業療法士会 監事
中村 明美
公益社団法人香川県看護協会 会長
北野 晃司
株式会社トリート 代表取締役
中曽根 徹
中曽根鍼灸大学堂 院長
益田 哲
(有)AMプランニング代表
篠原 敏夫
篠原接骨院 院長
森田 伸
香川大学医学部附属病院リハビリテーション部 院内副技師長
瀬間 義之
介護老人保健施設桃源苑 副施設長
吉田 福子
KKR高松病院 看護部長
(開催日時)
第1回 平成27年7月26日 15:00~16:30
第2回 平成28年2月21日 14:00~17:00
- 3 -
2.主な実習・演習等
(実習・演習等における企業等との連携に関する基本方針)
実習施設において、通院・入院(通所・入所)している患者(利用者)およびその家族、また病院(施設)ス
タッフとのコミュニケーションを通し、臨床を肌で感じ、医療人・社会人としての自覚を促す。また、実際の
臨床現場で理学療法士が実践している理学療法を見学し、理学療法の一連の流れを知り、今後の学習に具体性
を持たせることを目的とする。
科 目 名
早期体験実習
評価実習
臨床実習Ⅰ~Ⅲ期
科 目 概 要
通院・入院(通所・入所)している患者(利用者)
およびその家族、また病院(施設)スタッフとの
コミュニケーションを通し、臨床を肌で感じ、
医療人・社会人としての自覚を促す。また、実
際の臨床現場で理学療法士が実践している理
学療法を見学し、理学療法の一連の流れを知
り、今後の学習に具体性を持たせることを目的
とする。
学内で学習した知識・技術をもとに、実習施設
において、通院・入院している患者およびその
家族、また病院スタッフとのコミュニケーショ
ン技術や患者に対する基本的な理学療法評価
能力を習得する。問題点の整理、予後の推定、
目標の設定、プログラムの立案という一連のつ
ながりを、担当理学療法士の指導のもとで理解
する。
医療従事者としての高い倫理観を形成するこ
とと、通院(通所)・入院(入所)患者(利用
者)やスタッフとのコミュニケーション技術の
獲得や、基本的な理学療法が実践できるよう専
門的知識や技術の習得を目的として、医療機関
等において担当理学療法士の指導のもとで実
習を行う。
連 携 企 業 等
屋島総合病院、香川県立白鳥病
院、高松平和病院、高松赤十字
病院、坂出市立病院、等
屋島総合病院、香川県立白鳥病
院、高松平和病院、回生病院、
坂出市立病院、等
香川大学医学部附属病院、かが
わ総合リハビリテーション事業
団、香川県立白鳥病院、香川労
災病院、高松平和病院、等
3.教員の研修等
(教員の研修等の基本方針)
所属長は職員に対する研修の必要性を把握し、研修計画を立て、その計画に基づき職員に研修を受ける機会を
与えなければならない。そして、業務上必要な知識および技能を計画的に習得するため、職員は校内および校
外における研修等を積極的に受講しなければならない。特に、教員については職員研修規程第9条第2号に定
められているとおり、専門分野および担当業務に係る専門的知識および技能の習得については、業界団体等が
開催する研修等を積極的に活用する。
- 4 -
4.学校関係者評価
(学校関係者評価委員会の全委員の名簿)
平成 28 年 4 月 1 日現在
名 前
所
属
大麻 悦治
四国医療専門学校 学校長
笠井 勝代
四国医療専門学校 副学校長
大麻 陽子
四国医療専門学校 副学校長兼教務部鍼灸マッサージ学科・鍼灸学科長
高橋 謙一
四国医療専門学校 教務部長
滝口 正志
四国医療専門学校 事務部長
山本 英介
一般社団法人香川県鍼灸マッサージ師会 会長
佐々木 勝
一般社団法人香川県鍼灸師会 会長
石原 誠
公益社団法人香川県接骨師会 会長
田岡 知代
一般社団法人香川県理学療法士会 理事
五味 陽子
一般社団法人香川県作業療法士会 監事
中村 明美
公益社団法人香川県看護協会 会長
中尾 隆洋
鍼灸マッサージ学科・鍼灸学科同窓会 会長
馬場いづみ
看護学科同窓会 会長
谷川 俊博
宇多津町 町長
真部 卓一
英明高等学校 校長
吉岡 敏治
学生保護者 代表
(学校関係者評価結果の公表方法)
URL:http://WWW.459.ac.jp/
5.情報提供
(情報提供の方法)
URL: http://WWW.459.ac.jp/
- 5 -
授業科目等の概要
(医療専門課程理学療法学科)平成 25 年度
分類
必 選
択
必
修 修
○
○
○
○
○
○
授業方法
自
由
選
択
配
当
年
次
・
学
期
授
業
時
間
倫理学
1.前半にギリシャの倫理思想(ソクラテス、プラ
トン、アリストテレス、ストア派、エピキュロス
など)を、後半に西洋近代の倫理思想(カントと
1
功利主義)を学ぶ。
後
2.先人の倫理思想を学ぶことによって、それを土
台にして現代の倫理的な問題について自ら考える
力を養うことを目標とする。
30
2
○
国文学
民話はあらゆる物語の原型である。日本民話の代
表的話型を概観するとともに、民話を素材とした
日本児童文学の代表的な作品を読み進める。また、
ビデオや絵本等の視聴覚作品を鑑賞し、オリジナ 1
ル民話等の手作り絵本を創作する。民話の構造に 前
ついて理解し、物語の創作方法の基本について習
得する。近代日本児童文学史上の代表的な作家と
作品について学ぶ。
30
2
○
生物学
1.生物学の基礎知識だけでなく最先端の分子生物
学、生命科学について、分り易く解説する。
1
2.生物学の基礎知識を身に着け、生命現象をより
前
深く理解でき、最先端医療についても理解できる
能力を養う。
30
2
○
統計学
前期に学んだ「数学」の基礎知識を十分活用して
統計学の技法を習得できるように努める。また身
近な事例を取り上げ実践的にも理解を深める。
1
データを適切に処理し、データに含まれる有効な
後
情報を抽出する方法・技能を習得すること。
将来、理学・作業療法士としてその職能の向上に
資する統計的センスを養う。
30
2
○
数学
後期開設の「統計学」に必要な「数学」の基礎を
学習する。身近な事例を紹介しつつ、数学の知識
が利活用されていることを確認し、学習意義の理
1
解を深める。併せて「賢い消費者」の素養も身に
前
つけることに留意する。
データ処理のために必要な計算技能の確保。新し
い計算技術への理解と応用・実践力の育成。
30
物理学
物理学の分野、力学、波動、熱、電気・磁気、原
子・原子核について、基礎的事項を講義する。そ 1
の際、可能ならば、演示実験も行う。特に、静力 後
学(テコの原理)を重視する。そしてそれを基礎
30
授業科目名
授業科目概要
- 6 -
実
験
単 講 演 ・
実
位
習
数 義 習 ・
実
技
2
2
○
○
に運動の力学、流体、エネルギー概念へと発展・
展開し、物理の基本的な考え方(自然観)に親し
むよう心がける。
○
○
○
○
○
○
○
情報科学
パソコン演習を通じて、パソコン操作に慣れ、ス
キルアップを図る。および、パソコン関連知識の
1
充足。レポートや卒研作成、また、就職後に困ら
前
ないように、パソコン操作が行え、事務処理能力
を高める。
30
2
○
英語
1.医療・介護系分野の全般にわたって基礎的な表
現ができる英語力の習得をめざす。
1
2.総合的な英語運用力を習得するために、聞く、 前
話す、読む、書くの 4 技能にわたる活動を行う。
30
2
○
医学英語
理学療法士・作業療法士に必要な医学的知識を英
1
文にて習得する。また医学英語を通して、臨床に
後
必要な知識を習得する。
30
2
○
社会福祉論
これからの医療人は単に手技を提供するだけでな
く、超高齢化社会を支える担い手としての役割が
より一層期待されていることから、社会福祉固有
の視点を理解し、専門職全体の質を向上させてい
くことを目的とする。本校では以下の 4 点を主に 1
展開する。①社会福祉の意義・理念を学ぶ。②社 前
会福祉の法体系・制度・財政を知る。③社会福祉
の遂行と専門職の必要性について理解する。④社
会福祉の基礎としての医療・介護・住宅・雇用及
び公的扶助など、社会保障制度全般の概要を学ぶ。
30
2
○
解剖生理学Ⅰ
解剖学は,人体の正常な構造を明らかにする学問
である。前期は,骨・靭帯、関節、組織学総論、
末梢神経、自律神経の授業を行う。人体の各部位、
各臓器の説明に加え、良く知られた病気などとの 1
関連性も紹介していく。解剖学はとかく平面的知 通
識になってしまうが、立体的知識を身につけるよ
うに努力し、将来いろいろな学問に適応できる正
確な人体の構造を修得する。
90
3
○
解剖生理学Ⅱ
1.人体を構成する各臓器の正常な機能を学習す
る。
2.各種の正常な数値の範囲を理解し、説明するこ 1
とができる。
通
3.恒常性とは何か、また恒常性はどのように維持
されるのか、理解する。
90
3
○
解剖生理学実習Ⅰ
(前期)1 年後期の関節可動域検査法、徒手筋力
検査法、2 年前期の基礎評価法に必要な知識、技
術を習得する。
1.体表面から骨を触知する技術を習得する。
2.個々の筋肉が同定でき、その筋収縮を触知する 1
技術を習得する。
通
(後期)講義で学んだことを実際の解剖体で学習
するものである。人体がいかに精巧につくられて
いるかを身をもって体験する。この実習を通して、
教科書の平面的知識を立体的な知識として修得す
60
2
- 7 -
○
る。
解剖生理学実習Ⅱ
講義で学んだことを実際の解剖体で学習するもの
である。人体がいかに精巧につくられているかを
身をもって体験するものである。この実習を通し
3
て、人体に関する自らの疑問を解決すること。さ
前
らに、解剖学および関連授業での知識を総括こと
により人体構造を立体的に把握できるようにす
る。
30
1
○
病理学
病理学では、疾病の原因、病変の発現機序、それ
らの相互関係ないし因果関係を考察しつつ正しい
疾病観と疾患の具体的概念を会得し、理論と同時
に臨床医学への基礎づくりを目標とする。その際、 1
本年の病理診断科の標榜科移行に伴う病理学の重 後
要性の社会的認知を踏まえ、臨床現場における病
理学の実情の理解と国家試験対策の準備を、合わ
せて年度終了までの目標とする。
30
2
○
○
運動学Ⅰ
骨・関節、筋に関する基礎を深め、主に関節の運 1
動、筋の作用について理解する。
後
30
2
○
運動学Ⅱ
骨・関節、筋に関する基礎を深め、主に関節の運
動、筋の作用について理解する。
2
正常な姿勢や歩行を理解し、異常動作との違いが 前
説明できる。
30
2
○
運動生理学
理学療法、作業療法を実施するにあたり患者さん
や高齢者の体力を把握することは重要である。こ
2
こでは、体力については運動生理学的な面から理
前
解するとともに、トレーニングの理論的背景につ
いて学習する。
30
2
○
運動生理学実習
1.運動に関わる身体の生理学的な仕組みの理論を
理解し、それについての科学的な知識を身につけ
3
る。
前
2.得た知識をもとに、いろいろな運動処方を計画
し、実践できる方法を学ぶ。
30
1
臨床運動学
運動障害を評価するうえで動作や姿勢を分析し、
仮説検証型思考により治療介入方法を示唆できる
ことは重要である。本講義ではそのための入門と 2
して正常動作・姿勢の理解、各疾患の異常動作の 前
分析を視聴覚教材や、動作の模倣、異常動作の誘
導等を手段として演習形式で実施する。
30
2
○ △
人間発達学
人間を発達の観点からとらえ、その背景を理解し
胎生、新生児、乳幼児、学童、思春、成人、老人
1
期と発達の連続性を知るとともに評価法および疾
後
病発生の特異性を講義することにより生涯発達を
展望できるようにしたい。
30
2
○
臨床医学Ⅰ
1.心理学の基礎知識を学んだ上で、臨床場面での
心理療法を中心に学習する。精神症状とその背景
メカニズムおよび臨床心理学的介入技法を理解し 1
ていく。
後
2.リハビリテーションを行ううえで必要とされる
精神科領域での疾病や障害に対する一般的理解を
60
4
○
○
○
○
○
○
○
○
- 8 -
○
○
取得、理解を深める。
○
○
○
○
○
○
臨床医学Ⅱ
1.臨床に必要な外科学の基礎と四肢,
体幹の外傷、
感染性疾患、炎症性疾患、腫瘍性疾患、代謝性疾
患、神経学的疾患の病態とその治療について理解
する。
2. このような外科的、整形外科的疾患の治療にお
けるリハビリテーションの重要性について理解を
深める。
2
3.外科領域で重要なショックへの対応、麻酔と手
通
術法の基本について学習する。
4. 前期に学習した内容を理解した上に、脊柱・四
肢各部位の先天奇形、中枢神経系疾患、感染症、
炎症性疾患、代謝性疾患、腫瘍性疾患、外傷など
の病態とその治療について学習する。
5. このような運動器疾患の治療にリハビリテー
ションが果たす役割について理解する。
60
4
○
臨床医学Ⅲ
1.幅広い内科学を具体的な症例を参考にして、疾
患概念、病態を学習し、治療及び予後を理解する。
疾患を中心に幅広く学習しながら、診断的手技や、
2
PT・OT が担当する医療行為の疾患を理解する。
通
2.子どもと大人の違いが分かる。小児疾患につい
ての理解を深めることができる。小児疾患に興味
が持てるようにする。
60
4
○
臨床医学Ⅳ
1.リハビリテーションの対象として、脳神経外科
疾患の頻度は高い。実際の臨床例も交えながら、
リハビリテーションスタッフに必要な脳神経外科 2
の知識を整理・習得する。
後
2.神経内科学のうち、理学療法・作業療法を学ぶ
学生に必要性の高い項目を学ぶ。
60
4
○
臨床医学Ⅴ
医療用医薬品についての知識を現場(臨床)での
使い方を重点に置いて理解する。
3
現場に汎用される医薬品の使用目的、使用法、そ
前
の薬品の作用や出現頻度の高い副作用についての
知識を広める。
30
2
○
リハビリテーション概論Ⅰ
1.リハビリテーションの社会におけるかかわり、
医療分野の中での役割を理解し、その重要性を認
識する。
2.現代リハビリテーションにおける治療の対象、
目的はどこにあるのかを理解する。
1
3.リハビリテーション評価法を、身体計測、運動・
後
感覚機能評価、高次脳機能評価それぞれについて
理解する。
4.最新リハビリテーション治療が、脳損傷、脊髄
損傷、運動器疾患、心肺疾患、悪性新生物で行わ
れている方法、目標を理解する。
30
2
○
リハビリテーション概論Ⅱ
1.作業療法の発展してきた歴史や背景を知り、作
業療法の概念や実践方法を学ぶ。
3
作業療法を、具体的により広い視点で理解する。
前
2.保険医療従事者として必要な保健・医療・福祉
に関する諸制度の概要を理解する。
30
2
○
- 9 -
理学療法概論
理学療法とは科学的根拠に裏付けされた学問であ
る。また、人と接する職業であることから、理学
1
療法士には高いコミュニケーション能力と豊かな
前
人間性、高い医学的倫理が必要とされる。講義で
は以上の内容を理解し習得する。
30
2
○
基礎研究方法論
基礎研究方法論では、研究の重要性、研究の手法、
実際、分析方法、論文作成、発表方法などを学習
1
し、実際の研究内容を供覧することと、研究の意
後
義の理解、的確な研究手法、論文作成、発表方法
などを教授する。
30
2
○
基礎理学療法学Ⅰ
理学療法の中心となる運動療法を理解することを
目的とする。
1.理学療法の中で行われる運動療法の概要を理解 2
する。
前
2.運動療法の中心となる関節可動域訓練法、筋力
強化法についての知識を習得する。
30
2
○
基礎理学療法学Ⅱ
理学療法において治療の主となる姿勢制御や運動
制御に関する知識について学習する。
3
姿勢制御や運動制御に関わる中枢神経系の働きを
前
理解する。
運動学習の基本を理解する。
30
2
○
症例検討Ⅰ
3 年次まで学んできた基礎医学、臨床医学、理学
療法専門の知識・技術に基づき、臨床実習Ⅰで経
3
験した症例を通して理学療法士としての視点・思
前
考を養う。また、担当症例に関する情報を限られ
たスペースでまとめることを経験する。
15
1
○
○
症例検討Ⅱ
臨床実習Ⅱで経験した担当症例に関する情報を限
4
られたスペースでまとめることを経験し、症例検
前
討を通して理学療法士としての視点・思考を養う。
15
1
○
○
理学療法セミナー 理学療法士としての基本的な知識・技術について 3
Ⅰ
総合的な学習を行うことで知識の整理を行う。
後
60
2
○
○
卒業試験および理学療法国家試験合格に向けて、
理学療法セミナー 理学療法士として基本的な知識・技術について教 4
Ⅱ
科にとらわれずに総合的な学習を行うことで知識 後
の整理をはかる。
120
4
○
○
臨床研究
理学療法に関する修学の総まとめとして、各自が
研究テーマ、計画の立案、データ収集、統計処理、
考察といった一連の実践を通して研究論文として 4
まとめる。この過程の中で担当教員から指導を受 後
けることにより、将来の学問研究への糸口を発見
する。
120
4
○
関節可動域検査法
1.参考可動域・基本軸・移動軸・計測時の注意点
を説明できる。
2.関節可動域の測定が行え、測定結果の解釈が出 1
来る。
後
3.関節可動域測定に必要な基本的な解剖学・運動
学を理解できる。
30
2
○ △
○
○
○
○
○
○
- 10 -
徒手筋力検査法
理学療法評価法の 1 つである徒手筋力検査法につ
いて基礎的知識と基本的手技を主として学習す
る。具体的には①徒手筋力検査法に必要な知識を
習得する。②健常人の筋力を、身をもって体験す 1
る。③健常人同士で徒手筋力検査法を実施できる。 後
④代償運動を見極める事ができる。という 4 点に
重点を置くことにする。実技については講義の合
間に学生相互で実習を行なう。
30
2
○ △
基礎評価法
この授業では、患者の基礎的な情報の種類と収集
法、各種検査・測定の意味と方法に関して実演を 2
交えて教授します。検査・測定の方法と結果を解 前
釈できることを到達目標とします。
30
2
○
評価学実習Ⅰ
1 年次に履修した徒手筋力検査法・関節可動域測
定法などの基礎的な評価法も復習しながら、各検
査法についてその意義を理解したうえで実技を学 2
んでいく。各分野の検査法を習得し学外での評価 前
実習時に的確な評価手技が行えるように応用力も
身につける。
30
1
○
評価学実習Ⅱ
この授業では 1 年次の解剖学実習Ⅰを踏まえた上
で、さらに踏み込んで、筋肉の形や筋線維の方向、
解剖学的特徴などを学習し、骨格筋を徒手で評
価・治療するために必要な知識、技術を習得する
2
ことを目的とする。具体的には①体表面から筋の
後
位置関係が触知できるようになる。②筋肉が同定
でき、筋線維を触れる事ができるようになる。③
筋線維中の異常(筋硬結)などを触知できるよう
になる。という 3 点に重点を置くことにする。
30
1
○
○
理学療法評価法
2 年前期で学習した基礎評価法および臨床医学の
知識を基盤として、理学療法場面で遭遇する頻度 3
の高い疾患を取り上げて、疾患別の評価方法を学 前
習する。
30
2
○
模擬患者に対して基本的な医療面接を実施するこ
理学療法評価学演 とができる。
3
習
各疾患に対する評価内容及び禁忌を理解して実施 前
できる。
30
2
○
物理療法学
物理療法が持つ生体への物理学的特性や生理学的
作用を学び、適応や禁忌、機器の使用方法を学ぶ。
1.物理学的特性や生理学的作用を理解する。
2
2.適応や禁忌またリスク管理を習得する。
前
3.物理療法のさまざまな機器の使用方法を習得す
る。
30
2
物理療法学実習
物理療法機器の使用方法を習得し、実践できる能
力を養う。
2
1.物理療法機器の使用方法を習得する。
後
2.適応・禁忌を理解する。
3.物理療法を実践できる技術を身につける。
30
1
義肢装具学
理学療法士が治療に用いることの多い装具と義足
について基本的な構造と考え方について理解でき 2
る。
後
1.理学療法士が遭遇することの多い装具と義足の
30
2
○
○
○
○
○
○
- 11 -
○
○
○
○
○
仕組みを理解できる。
2.理学療法に義足と装具を用いた治療が出来る。
3.義足と装具について興味を持つことが出来る。
○
○
○
○
○
義肢装具学実習
義肢装具の製作の実習を行う。
義肢装具がどのようにして出来上がるかを学ぶ。
義肢装具適合チェックを行う。
3
前
30
1
運動療法Ⅰ
1.教科書や配付資料、ビデオなどで各疾患を紹介
し、その病態を理解する。そして各疾患について
の理学療法評価、治療プログラム、およびリスク
管理について習得する。
2
2.神経・筋疾患に対する理学療法を理解すること
通
を目的とする。
1)様々な神経・筋疾患について特徴を理解する。
2)それぞれの神経・筋疾患に対しての理学療法を
理解する。
60
2
○ △
運動療法Ⅱ
1.1)呼吸器の解剖・運動・生理の知識を深め、呼吸
器疾患の病態生理、症状、評価、検査法について
理解する。
2)呼吸リハビリテーションの治療手技を学ぶ。
3)人工呼吸器の種類と適応について理解する。
2
2.脳血管障害や脊髄損傷の病態や合併症などを理 通
解し、具体的に述べる事が出来る。
脳血管障害や脊髄損傷の治療、リハビリテーショ
ンから社会復帰までを全体的に理解し、具体的に
述べる事が出来る。
60
2
○ △
運動療法Ⅲ
1.肢体不自由児、中枢性、脳性麻痺を多方面から
理解することによって、発達と生涯、中枢障害と
機能障害との関係を知り、脳性麻痺、発達障害児
のリハビリテーションの基礎を学ぶ。
2.リハビリテーション医療の目的は対象者の ADL 2
能力を向上させることにあるが、そのためには 通
ADL 能力の低下の原因となっている機能障害を改
善する必要がある。治療ターゲットである機能障
害を深く理解し、対象者に対し必要な治療は何で
あるのかを学ぶ。
60
2
○ △
運動療法Ⅳ
1.整形外科領域における理学療法を理解すること
を目的とする。
1)様々な整形外科疾患について特徴を理解する。
2
2)それぞれの整形外科疾患に対しての理学療法を
後
理解する。
2.関節運動学に基づく人体の関節の動きについて
理解し、臨床におけるその必要性を学ぶ。
60
2
○ △
運動療法Ⅴ
1.1)1 年生で学習した「生理学」
、
「体力学」を基
礎として、内部障害の基本的な疾患概要、評価方
法、理学療法について学ぶ。
2
2)内部障害の理学療法を進めるに当って、リスク
通
管理を説明できる。
2.①外科手術の概要および術前後に必要なリハビ
リテーションの流れと理学療法士の役割について
60
2
○ △
- 12 -
○
具体的に述べることができる。
②リンパ浮腫に対する複合的治療について具体的
に述べることができる。
③高齢者の特徴や疾患について理解し、具体的に
述べることができる。
④高齢者・認知症患者とのコミュニケーションに
つて理解し、具体的に述べることができる。
⑤高齢者の様々な問題とアプローチ法について理
解し、具体的に述べることができる。
○
○
○
○
○
○
○
○
運動療法演習Ⅰ
1.疾患の復習、疾患に対する運動療法の適応、禁
忌を把握し理解する。
3
2.各種疾患においての基礎的な運動療法を中心に 前
学び、技術を習得する。
60
2
○
運動療法演習Ⅱ
模擬患者に対して基本的な医療面接を実施するこ
とができる。
3
各種疾患においての基礎的な運動療法を中心に学 後
び、技術を習得する。
30
1
○
日常生活活動
1.リハビリテーションにおける ADL の位置づけを
理解できる。
2.ADL 評価の目的、方法を学ぶ。
2
3.基本動作・複合動作について学び、理論に基づ
前
いて評価・訓練を実践できる。
4. リハビリテーション支援機器の使用目的、使用
方法が理解できる。
30
2
日常生活活動実習
1.ADL 評価の目的、方法を学ぶ。
2.運動学・力学的視点より各疾患別の ADL 障害に 2
ついて学び、理論に基づいて評価・訓練を実践で 後
きる。
30
1
理学療法技術論Ⅰ
筋・筋膜に対する「徒手療法」を理解するととも
に 必要な解剖学・生理学・運動学等の知識を習
3
得する。
前
臨床での適切な治療手技
(徒手療法)
を選択し 技
術を身につける。
30
2
○
理学療法技術論Ⅱ
臨床で使用される徒手療法の中で、ストレッチン
3
グと関節運動学的アプローチの他動構成運動技術
前
を中心に知識を深め、技術を習得する。
30
2
○
理学療法技術論Ⅲ
スポーツ外傷・障害の基礎的な知識について学習
するとともに、テーピングの基礎理論およびその
3
実際について学習する。
前
特定のスポーツ外傷・障害に対するテーピングテ
クニックを習得する。
30
2
○
住環境学
①高齢者や障害者などを取り巻く社会状況を理解
し、具体的に述べる事が出来る。②高齢者や障害
者などが安心して生活するための住環境整備につ 3
いて、必要性や方法を理解し、応用することが出 前
来る。③在宅生活に必要な福祉用具について理解
し、具体的に述べる事が出来る。
30
2
- 13 -
○
○
○
○
住環境学実習
住宅は毎日生活しているなじみの場所であるが、
障害を持つと一転して生活しにくい場所ともな
る。自宅で暮らしたいと思っている身体機能が低
下した高齢者や障害者は多いが、それらの人のた
3
めにバリアのない住まいをつくる基本技術を学
前
ぶ。また、事例検討では移動手段(歩行、車いす、
リフト)別の住環境整備の特徴を理解するととも
に、住環境整備の実践に役立つ建築図面の読み方
を学ぶ。
30
1
○
諸サービスや介護保険制度などを学びながら、地
域リハビリテーションにおける理学療法士の役割
地域リハビリテー や考え方について学ぶ。
3
ション
1.介護保険制度について興味を持つことができ 前
る。
2.リスク管理が説明できる。
30
2
○
早期体験実習
施設や病院の役割を理解し、そこで勤務している
理学療法士の業務や技能を知る。
また、医療人・社会人としての自覚を促し、患者 2
や利用者とコミュニケーションが取れること。
後
さらに、臨床実習指導者の指導の下に一連の理学
療法の流れを学習する。
45
1
○
評価実習
学外臨床実習施設において、医療従事者としての
自覚を高め、評価に対する知識技術だけでなくマ
ナーなどの習得を図る。
3
臨床実習指導者の指導の下に臨床場面を見学し、
前
対象者を診療する。この実習では特に検査・測定技
術に重点を置き、基本的な評価と理学療法が行な
えるよう実習を行なう。
135
3
○
臨床実習Ⅰ
臨床実習指導者の指導の下に臨床場面を見学し、
対象者を診療する。実習指導者の指導監督の下に
見学・体験実習を行なう。その中で患者の病態を
把握するための各種評価を行う。さらに、評価結
3
果を統合し、問題点の整理、予後の推定、目標の
後
設定、プログラムの立案という一連のつながりを
理解することが出来るようにする。
また、医療従事者としての自覚を高め、知識・技
術だけでなくマナーなどの修得をはかる。
270
6
○
臨床実習Ⅱ
臨床実習指導者の指導の下に臨床場面を見学し、
対象者を診療する。この実習では特に対象患者を
評価し、その結果をもとにした基本的な理学療法 4
が行なえるよう実習を行なう。
前
また、医療従事者としての自覚を高め、知識・技
術だけでなくマナーなどの修得をはかる。
360
8
○
臨床実習Ⅲ
臨床実習指導者の指導の下に臨床場面を見学し、
対象者を診療する。この実習では特に対象患者を
評価し、その結果をもとにした基本的な理学療法 4
が行なえるよう実習を行なう。
前
また、医療従事者としての自覚を高め、知識・技
術だけでなくマナーなどの修得をはかる。
360
8
○
○
○
○
○
- 14 -
○
○
○
1、2 年生で小グループを作りレクリエーション活
レクリエーション
1
動を行い、協力して演技を取得し最終的に施設で
Ⅰ
後
公演する。
30
1
○
○
1、2 年生で小グループを作りレクリエーション活
レクリエーション
2
動を行い、協力して演技を取得し最終的に施設で
Ⅱ
後
公演する。
30
1
○
○
基礎研究活動Ⅰ
基礎研究方法論で学んだ知識を基に、研究の実際
場面にて、研究の題目の選定、目的の考え方、方
2
法の手法、結果の解釈、考察論法、結論のまとめ
前
方などと、論文の実際の書き方、実践的な発表の
仕方を教授する。
30
1
○
基礎研究活動Ⅱ
基礎研究方法論で学んだ知識を基に、研究の実際
場面にて、研究の題目の選定、目的の考え方、方
3
法の手法、結果の解釈、考察論法、結論のまとめ
前
方などと、論文の実際の書き方、実践的な発表の
仕方を教授する。
30
1
○
○
合計
72 科目
- 15 -
3810 単位時間(159 単位)