なぜソフトウェアプロジェクトは失敗するのか ∼ リスクの分析と失敗しない

 集中講義
科目名 ソリューション型研究開発プランニング
(後期学生向け) ソリューション型特別プランニング (前期学生向け)
科目番号 01CH806(前期課程学生) いずれも1単位
02CH106(後期課程学生)
い合わせ先: CS専攻 酒井 宏(853-5348, [email protected])
教室 総合研究棟B棟911-1教室
TWINS履修登録期間: ∼平成23年11月18日(金)まで
なぜソフトウェアプロジェクトは失敗するのか
∼ リスクの分析と失敗しないための設計技術 ∼
杉本征剛 先生
富士フイルム(株)
ソフトウェア開発センター
研究担当部長
平成23年11月25・26日
(金・土)10:00
「ソフトウェア 不具合」
とネットで検索すると、100万件以上がヒットし、携帯電話・
家電から自動車までありとあらゆる分野において、
ソフトウエア不具合が氾濫して
いることが分かる。
ソフトウェアプロジェクトは、技術的な理由以外にも、
コスト、納期
、事業環境など様々な理由で頓挫し失敗するリスクに満ちている。
授業では、企業の開発現場での実例を基にしたケーススタディを、講義とグループ
ワーク演習によっておこなう。
これによって,ビジネスとしての現実のソフトウェア
プロジェクトに対する理解を深め、そのリスクに対するマネージメントや技術など
多面的な対応を考察する。
さらに、最も顕在化しやすいリスクである要求仕様の作成
や,分析設計手法の演習を通して失敗しないプロジェクトの実際を経験する。
なお、演習は要求分析設計といったいわゆる上流工程に関するもので、
プログラ
ミング作業は行わない。CS専攻のほか、工学系・経営系専攻,聴講も歓迎する。
杉本征剛 先生のプロファイル
九州大学大学院情報システム学専攻終了後、富士写真フイルム(株)に入社。画像処理など多く
のソフトウェア研究に携わり、現在は全社のソフトウエア開発を研究指導・指揮している。
問い合わせ先: CS専攻 酒井 宏(853-5348, [email protected]