教育に関する事務の管理及び執行の状況の 点検及び評価の結果報告書 平成24年度(平成23年度実績) PLAN 計画 SEE 評価 DO 実施 平成25年1月 八千代市教育委員会 目 次 1.事務事業の個別評価にあたって ....................................... 1 (1) 平成24年度(対23年度実績)評価の活用方針 ..........................1 (2) 事務事業の個別評価実施経緯 ............................................3 (3) 事務事業の個別評価の実施について ......................................5 (4)分析・検討の視点とサマーレビュー .......................................6 2.平成24年度(対23年度実績)事務事業の個別評価結果 ............... 7 (1)事務事業の個別評価結果の総括【担当評価結果】 ...........................7 (2)今後の方向性【評価調整委員会評価】について .............................8 3.[分析・検討の視点]の詳細と評価調整委員会所見 ..................... 9 Ⅰ 上位の施策に結び付きが弱いなど見直しの余地があると判断した事務事業 ........9 Ⅱ 所期目的を達成していると判断した事務事業 ..................................9 Ⅲ 民営化で目的を達成できると判断した事務事業 ................................9 Ⅳ 「対象」・「意図」の設定に見直しが必要と判断した事務事業 ..................10 Ⅴ 有効性や効率性の向上の可能性があると判断した事務事業 ....................10 ①民間委託等と判断した事務事業 ................................................................................................. 10 ②再任用職員及び臨時的任用職員等の活用と判断した事務事業 .................................................. 10 ③IT化等の業務プロセスの見直しと判断した事務事業 ............................................................. 11 ④受益者負担の見直しと判断した事務事業................................................................................... 11 ⑤類似事務事業との統合・役割見直しと判断した事務事業 ......................................................... 11 ⑥その他の手法(上記以外の方法)と判断した事務事業 ............................................................. 12 4.学識経験者の知見............................................. 14 ※ 資料集(巻末に添付) 地方教育行政の組織及び運営に関する法律(抜粋) (教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価等) 第27条 教育委員会は,毎年,その権限に属する事務(前条第1項の規定により 教育長に委任された事務その他教育長の権限に属する事務(同条第3項の規定に より事務局職員等に委任された事務を含む。)を含む。)の管理及び執行の状況 について点検及び評価を行い,その結果に関する報告書を作成し,これを議会に 提出するとともに,公表しなければならない。 2 教育委員会は,前項の点検及び評価を行うに当たっては,教育に関し学識経験 を有する者の知見の活用を図るものとする。 1.事務事業の個別評価にあたって 本報告書は,担当課による平成23年度実績についての事務事業の個別評価結果を踏まえ, 「八千代市行政評価調整委員会(以下「評価調整委員会」という。)」において,討議を行っ た結果を取りまとめたものです。 (1) 平成24年度(対23年度実績)評価の活用方針 八千代市教育委員会の行政評価は,八千代市の行政評価として,平成12年度に事務事 業評価としてスタートし,平成16年度からは,予算決算の細事業単位と事務事業の評価 単位の同一化を図るとともに,評価表を効率的に作成するための行政評価運用支援システ ムを導入するなどの,取り組みを進めてきました。 事務事業の個別評価は,前年度を振り返り評価することで,現状を把握・検証し,その 結果を次に活かすというマネジメントシステムであり, PLAN【計画】⇒DO【実施】⇒SEE(Check・Act) 【評価・改善】のサイクルを有効 に機能させ,限られた行政資源を最大限に活用することで,効率的で効果的な施策の推進 に努めて参ります。 1 平成24年度の行政評価における事務事業の個別評価活用方針 (1) 改革・改善型の取り組み 限られた財源をより効率的に活用するため,職員が成果志向やコスト意識を高め, 不断に業務やサービスを見直し,改革・改善を行うとともに,更なる事務事業の効率 化と有効性が図れるように取り組みます。 (2)予算編成への活用 事務事業の個別評価結果を踏まえ,予算編成への着実な活用を図るため,予算編成 等の資料として積極的に活用します。 2 (2) 事務事業の個別評価実施経緯 事務事業の個別評価の取り組み状況の概要は下記の通りです。 年月日 事務事業の個別評価取り組み概要 事務事業の個別評価実施のための事前調査実施 平成24年 3月16日 ~3月26日 ・評価対象事務事業の確認 ・施策体系,実施計画事業との関係調査 ・区分「自治事務」「法定受託事務」「その他」の確認 ① 平成24年度予算への活用状況調査について 平成24年 4月19日 第1回 評価調整委員会 ② 平成24年度(対23年度実績)事務事業評価につい て ③ その他 平成24年 5月21日 第2回 評価調整委員会 ① 平成24年度予算への活用状況調査について ② 平成24年度(対23年度実績)事務事業評価の実施 について 平成24年 5月11日 ~ 6月11日 行政評価における事務事業の個別評価実施 平成24年 6月11日 ~ 7月20日 事務事業の個別評価内容の調整及び調整結果に基づく修正を実施 平成24年 7月17日 平成24年 7月23日 第3回 評価調整委員会 第4回 評価調整委員会 平成24年度(対23年度実績)行政評価における事務 事業の個別評価の結果について 平成24年度(対23年度実績)評価調整委員会検討 結果報告書(案)について 平成24年 8月 1日 「事務事業の個別評価結果について」庁議提案 平成24年 9月 1日 市ホームページ・情報公開室・図書館にて全評価表を公開 平成24年10月 1日 市広報紙(広報やちよ)に全体の評価結果の概要を公表 平成24年12月17日 教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価の結果報告 に対する学識経験者の意見聴取 3 年月日 事務事業の個別評価取り組み概要 平成25年1月15日 教育委員会に提案 平成25年2月22日 八千代市議会に報告 平成25年2月25日 教育委員会の評価結果を教育委員会ホームページ・情報公開室・図書 館において公開 4 (3) 事務事業の個別評価の実施について 行政評価は, 「政策評価・施策評価・事務事業の個別評価」に分類され,翌年度以降の事 業計画や予算に反映させることを目的としています。 本市では,このうち事務事業の個別評価を実施しており,事務事業を「目的妥当性・有効 性・効率性」から評価し,その評価結果を基に課題整理や改革・改善の糸口の洗い出しを行 っています。 事務事業の個別評価は,前年度の事務事業の執行実績に対する「振り返り評価」であり, 平成24年度は,平成23年度予算の細事業単位で実際に執行された事業の市全体の計 441事務事業のうち,教育委員会は49事務事業を評価単位としています。 この49事務事業について,以下の3つの区分に分けて評価を実施しました。 ○自 治 事 務:市の政策判断により行う事務。事業の実施が自治体の裁量に委ねられたものなど, 法令に違反しない限り自主的な事業展開ができるもの。 40事務事業 ⇒目的妥当性・有効性・効率性の全ての項目を評価 ○法定受託事務:地方自治法第2条第9項第1号・第2号において定められた事務(※1参照)及び法 令等に実施が定められている法定事務。(*但し,市の裁量が大きく,市で判断可 能な部分が多い事務は,自治事務として扱う。) 7事務事業 ⇒有効性・効率性について評価 ※1 地方自治法第2条第9項第1号・第2号 一 法律又はこれに基づく政令により都道府県,市町村又は特別区が処理する こととされる事務のうち,国が本来果たすべき役割に係るものであつて,国に おいてその適正な処理を特に確保する必要があるものとして法律又はこれに 基づく政令に特に定めるもの(以下「第一号法定受託事務」という。) 二 法律又はこれに基づく政令により市町村又は特別区が処理することとされる 事務のうち,都道府県が本来果たすべき役割に係るものであつて,都道府県 においてその適正な処理を特に確保する必要があるものとして法律又はこれ に基づく政令に特に定めるもの(以下「第二号法定受託事務」という。) ○そ の 他:各部課の庶務的な業務や,お金の出し入れのみを行う事業等。 2事務事業 ⇒評価対象外(事業概要と事業費についての説明のみ) 5 (4)分析・検討の視点とサマーレビュー 担当課が行った事務事業の個別評価結果について,全庁的な視点から検討を行うため, 各部局の次長から構成される評価調整委員会において,事務事業の改革・改善の方向性な ど下記の視点に沿って分析・検討しました。 事務事業評価(SEE) [分析・検討の視点] (自治事務のみの視点) Ⅰ 上位の施策に結び付きが弱いなど見直しの余地があると判断 した事務事業 Ⅱ 所期目的を達成していると判断した事務事業 Ⅲ 民営化で目的を達成できると判断した事務事業 Ⅳ 対象・意図の設定に見直しが必要とした事務事業 (自治・法定受託事務の視点) Ⅴ 有効性や効率性の向上の可能性があると判断した事務事業 ① 民間委託等と判断した事務事業 ② 再任用職員及び臨時的任用職員等の活用と判断した事務事業 ③ IT化等業務プロセスの見直しと判断した事務事業 ④ 受益者負担の見直しと判断した事務事業 ⑤ 類似事務事業の統合・役割見直しと判断した事務事業 ⑥ その他の手法(上記以外の方法)と判断した事務事業 評価表2枚目「3.事務事業の評価(SEE)」のうち,目的妥当性の「上位施策との結び付 き,所期目的の達成,民営化の可能性,対象・意図の見直し」の4視点,また,有効性・ 効率性から「有効性・効率性向上のための6つの手段」の6視点について着目し,記載内 容を精査し,市全体としての方向性,取り組みの方針を決定しています。 また,事務事業の個別評価を通して,既存事業の「改革・改善」の視点から,サマーレ ビューを実施しました。 6 2.平成24年度(対23年度実績)事務事業の個別評価結果 (1) 事務事業の個別評価結果の総括【担当評価結果】 対象事務事業:49事務事業 自治事務:40事務事業 / 法定受託事務:7事務事業 / その他:2事務事業 ◎分析・検討の視点(自治事務・法定受託事務) 分析・検討の視点 目 的 妥 当 性 自治事務 法定受託事務 Ⅰ 上位の施策に結び付きが弱いなど見直しの余地がある と判断した事務事業 ― ― Ⅱ 所期目的を達成していると判断した事務事業 3 3 Ⅲ 民営化で目的を達成できると判断した事務事業 ― ― Ⅳ 「対象」・「意図」の設定に見直しが必要とした事務事業 ― ― 18 ― 18 Ⅴ 有効性や効率性の向上の可能性があると判断した事 務事業 有 効 性 ・効 率 性 合計 ①民間委託等と判断した事務事業 3 - 3 ②再任用職員及び臨時的任用職員等の活用と判断した事務 3 - 3 ③IT化等の業務プロセスの見直しと判断した事務事業 業 2 - 2 ④受益者負担の見直しと判断した事務事業 - - - ⑤類似事務事業の統合・役割見直しと判断した事務事業 - - - ⑥その他の手法(上記以外の方法)と判断した事務事業 10 - 10 ◎今後の方向性 (自治事務・法定受託事務47事務事業) 方向性区分 自治事務 法定受託事務 合計 17 ― 17 (手法プロセス) 9 - 9 (事業規模の拡大・縮小) 2 - 2 - - - 6 - 6 ― 3 20 ― ― 7 ― 3 27 40 7 47 改革・改善 (統合・役割見直し) (その他) 休止・廃止 事業完了 現状のまま継続 計 7 ◎経費・成果の方向性 自治事務 成 果 (自治事務40事務事業) 経費 削減 不変 増加 向上 - 6 16 不変 4 9 5 低下 - - - (法定受託事務7事務事業) 経費 法定受託 事務 削減 不変 増加 向上 成 不変 7 果 低下 - (2)今後の方向性【評価調整委員会評価】について 担当課において評価を行った結果を受け,評価調整委員会では,全庁的な視点に立ち, 評価内容を精査し,「分析・検討の視点」を踏まえ,総体的に事務事業の今後の方向性につ いて判断しました。 方向性区分 自治事務 法定受託事務 合計 17 ― 17 (手法プロセス) 9 - 9 (事業規模の拡大・縮小) 2 - 2 (統合・役割見直し) - - - (その他) 6 - 6 ― 3 20 40 ― ― 7 7 ― 3 27 47 改革・改善 休止・廃止 事業完了 現状のまま継続 計 8 3.[分析・検討の視点]の詳細と評価調整委員会所見 [分析・検討の視点]では,自治事務と法定受託事務の47事務事業について分析を行 い,担当課が評価した分析の視点について,評価調整委員会において二次評価を行っていま す。 Ⅰ 上位の施策に結び付きが弱いなど見直しの余地があると判断した事務事業 評価の結果,該当はありません。 この評価事項では,事務事業の意図が,上位の施策の目的に沿っているかどうか を検証します。結び付きが弱いなど見直しの余地があるとした事務事業は,今後, 見直しの方向で検討していきます。 Ⅱ 所期目的を達成していると判断した事務事業 評価の結果,3事務事業が該当しています。 この評価事項では,事務事業を実施することで,期待されていた目的を達成したか どうかを検証します。目的を達成した事業については,今後は事業完了となります。 整理№ 課名 事務事業名 評価調整委員会所見 1 教育総務課 小中学校環境整備事業 緊急雇用対策事業としての期間内にお いて目的を達成した。 2 指導課 学校図書館蔵書データベー ス化事業 緊急雇用対策事業としての期間内にお いて目的を達成した。 3 少年自然の家 少年自然の家環境整備事業 緊急雇用対策事業としての期間内にお いて目的を達成した。 Ⅲ 民営化で目的を達成できると判断した事務事業 評価の結果,該当はありません。 この評価事項では,市が実施しなくても民間の事業者等に委ねることで,事業の 目的が実現できないかどうかを検証します。 9 Ⅳ 「対象」・「意図」の設定に見直しが必要と判断した事務事業 評価の結果,該当はありません。 この評価事項では,環境変化などを踏まえ「対象」 ・ 「意図」について検証します。 「対象」 ・ 「意図」の見直しが必要であるとした事務事業については,今後,見直し の方向で検討していきます。 Ⅴ 有効性や効率性の向上の可能性があると判断した事務事業 評価の結果,18事務事業が該当しています。 内訳は,有効性が向上できる10事務事業,効率性が向上できる1事務事業,両方向上 できる7事務事業となっています。 特にこの設問については,担当課からの自発的な事業の改革・改善の意思を反映したも のとして,その手段手法等について,以下のとおり詳細に分析・検討を行いました。 ① 民間委託等と判断した事務事業・・・ 3事務事業 この評価事項では,民間委託等の導入について検証します。民間活力に関する重 要な取り組み事項であり,民間委託等を「推進する」と判断した事務事業について は,職員の適正配置及び指定管理者制度の導入なども踏まえて,計画的に推進して いきます。 整理№ 課名 事務事業名 評価調整委員会所見 1 教育総務課文 化財班 民間開発等埋蔵文化 財調査事業 民間調査機関の一部援用・導入の研究など,課 題解決に努め,順次推進すること。 2 郷土博物館 郷土博物館維持管理 事業 樹木剪定等の環境整備業務委託について,費用 対効果を検証したうえで推進すること。 3 指導課 外国語指導助手派遣 事業 現状のまま継続とするが,民間委託等の拡大に ついては,今後も検討を行っていくこと。 10 ②再任用職員及び臨時的任用職員等の活用と判断した事務事業・・・3事務事業 この評価事項では,再任用職員及び臨時的任用職員等の活用について検証します。 再任用職員及び臨時的任用職員等の活用を推進とした事務事業については,職員配置 を考慮しながら,推進していきます。 課名 整理№ 事務事業名 評価調整委員会所見 1 指導課 特別支援教育振興 事業 質の高い特別支援教育を展開するための人的配置 については,費用対効果を検証したうえで,順次推 進すること。 2 指導課 読書教育推進事業 現状のまま継続とするが,読書指導員の配置等に ついては,費用対効果を踏まえて,今後も検討を行 っていくこと。 指導課 適 応 支 援 セ ン ター 運営事業 現状のまま継続とするが,教育相談員等,人的・物 的支援環境の整備については,費用対効果を踏ま えて,今後も検討を行っていくこと。 3 ③IT化等の業務プロセスの見直しと判断した事務事業・・・2事務事業 この評価事項では,事務のIT化等の業務プロセスの見直しについて検証します。 IT化は,導入の初期投資やランニングコストなどの一定の経費を要することから, 費用対効果や手段の問題等について検証していきます。また,業務プロセスの見直 しにあたっての課題解決に向けた検討を行い,現状で推進が可能なものは,予算編 成に活用していきます。 課名 整理№ 事務事業名 評価調整委員会所見 1 郷土博物館 郷土博物館運営事 業 展示の更新をはじめ,市民のニーズを踏まえた事業 展開について,費用対効果を検証のうえ,順次推進 すること。 2 指導課 適 応 支 援 セ ン ター 維持管理事業 現状のまま継続とするが,通所児童生徒の活動充実 に向け,施設の環境整備等について,今後も検討を行 っていくこと。 ④益者負担の見直しと判断した事務事業・・・ 該当ありません この評価事項では,受益者負担について検証します。受益者負担は,市民に直接 関係するものであることから,内容の検討・精査・検証のうえ,慎重に推進してい きます。 11 ⑤類似事務事業との統合・役割見直しと判断した事務事業 ・・・該当ありません この評価事項では,類似事業との統合・役割見直しの可能性について検証します。 ⑥その他の手法(上記以外の方法)と判断した事務事業 ・・・10事務事業 この評価事項では,上記①~⑤以外の手段又は複数の手段について検証します。 この中には,受益者負担の見直し,補助金の見直し,地域との協働といった市民に 直接関係するものから,事務のIT化,業務プロセスの見直し,事務分掌の見直し, 人材の育成等,行政内部の改革・改善によるもの等,多岐にわたっており,複数の手 段を複合させて行うことで相乗(シナジー)効果を期待できるものもあります。 そのため,内容のさらなる検討・精査を必要とするものや,受益者負担の見直し, 補助金の見直しのように,市の統一した方向性を示して,取り組む項目が存在して います。また,事務のIT化のように,一時的な経費の増加を招く項目については, 費用対効果も検証し,取り組むことが必要となります。 実施にあたっての課題については,解決に向けた検討を行い,現状で推進が可能 なものは,予算編成に活用していきます。 整理№ 1 課名 教育総務課 事務事業名 評価調整委員会所見 小 学 校施 設 整備 事 業 八千代台東小学校と八千代台東第二小学校の統合 を行い,小学校の適正配置を図ること。 2 教育総務課文 化財班 文 化 財保 護 普及 事 業 市指定文化財を含めた啓発活動の具体化や,保管資 料の一元化等について研究を進めること。専門的分 野の職員の増員と育成については課題解決に努める こと。また,未指定の文化財についても,文化財保護 について研究すること。 3 教育総務課文 化財班 不特定・公共事業埋 蔵文化財調査事業 整理作業に係る職員増や報告書等の刊行について は,費用対効果を検証したうえで,市関係部局や県 教育委員会と必要な協議を行い,順次推進すること。 4 学務課 学校教育総務事業 八千代台東小学校と八千代台東第二小学校の統合 については,統合準備委員会で十分に協議し,課題 解決に努めていくこと。 5 少年自然の家 少 年 自然 の 家維 持 管理事業 耐震改修工事等については,計画的に進めること。 6 指導課 情 操 芸術 教 育振 興 事業 現状のまま継続とするが,美術展の人的配置等につ いては,費用対効果を踏まえて,今後も検討を行って いくこと。 7 指導課 教育振興事業 現状のまま継続とするが,学習環境の向上のための 人的配置等については,費用対効果を踏まえて,今 後も検討を行っていくこと。 12 整理№ 8 9 10 課名 事務事業名 評価調整委員会所見 指導課 教育研修事業 現状のまま継続とするが,教職員の研修の充実につ いては,今後も検討を行っていくこと。 指導課 八千代こども国際平 和文化事業 子ども親善大使OB・OG会の国際交流・国際平和に 向けての積極的な活動支援とともに,課題解決に努 め,国際情勢の変化を含めた様々な社会の変化を的 確にとらえ,事業に生かしていくこと。 青少年センター運営 事業 青少年の非行防止のためのモニタリングについて は,順次推進すること。また,再任用職員等の活用に ついては,対応可能な業務を検討・整理したうえで, 推進すること。 青 少 年 セン タ ー 13 4.学識経験者の知見 八千代市教育委員会が実施した「教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及 び評価」について,教育行政全般に関し学識経験を有する方から,意見等をいただき ました。なお,いただいた意見等につきましては,今後の施策や事業に活用していき ます。 【学識経験者】 薬師寺 修(元八千代市立中学校長) 飯島 好美(元八千代市立小学校長) ※敬称略 【意 見】 平成20年3月に小・中学校の教育課程の基準を示す学習指導要領が改訂された。 現行の教育課程からの移行期間を経て,小学校では平成23年度より全面実施となり, 中学校においては翌平成24年度より全面実施となる。 八千代市では,このことを踏まえて,本市教育の現状と課題を的確に把握し,今後の 10年間を通じて目指すべき目標を平成23年度に設定した。 また,同時に平成24年度から平成28年度までの5年間を見据えた八千代市教育振 興基本計画を策定し,その実施に踏み込んだことは本市教育を前進させるものである。 以下においては,平成23年度八千代市教育委員会が取り組んできた事務事業の管理 及び執行状況について所見を述べることとする。 八千代市教育は今日まで,教育行政に携わる者と,学校教育現場での前向きで,ひた むきな教職員の両輪による努力によって支えられ,学校・家庭・地域社会の連携のもとに, 質の高い教育を展開してきているが,近年学校教育における様々な課題に果たして十分 な対応がなされているかは懸念されるところである。 ここ数年の本市教職員の構成を見ると,経験豊かな教職員が多数退職し,教職員の若 返りが進み,活気あふれる教育活動に期待がかかるところであるが,学習指導や生徒指 導等の力量向上については喫緊の課題とされる。 現況では,学校内外において初若年教職員の研修を重視した取り組みがなされ,初若 年教職員の力量向上に成果を上げているところであるが,各学校の教育力全体を高める ためには校内の教職員構成のバランスが大切である。 この対策の一助として,今後においては人事交流等にも目を向け,積極的な交流を行 う中で校内の教職員構成のバランスを考えるとともに,リーダーの育成や初若年教職員 の育成にも一層努められたい。 教育研修事業では,小・中学校の学習指導要領の改訂に伴う新しい教育課程を推進す る上で,教職員の資質・能力を向上させるための研修の場の設定,各学校の研究の取り 組み等を充実させることが不可欠であり,これに係る講師招聘時の謝金等の経費は予算 上満たされるものでなければならない。 次に,それぞれの教育内容を見ると,様々な教育課題に対応した成果が見られるが, 14 特に道徳教育の中での基本的な生活習慣の確立,規範意識の向上,集団活動を通した社 会性の育成や人権教育における自他を尊重し合い,差別を許さない学校づくりに取り組 んでいく姿勢については更に深く推進されたい。また,特別支援教育における支援員の 配置等人的配置の一層の充実を図られたい。 子どもサミットや小学校英語活動,情操教育の一環としての小・中学校音楽会や各種 美術展等,本市の特色ある教育活動を充実させ,子どもたちが自らを表現する機会や本 物とふれあう機会を作りながら,よりよい地域づくりと学校づくりを一層構築されたい。 なお,保護者や地域の理解を深めるための広報活動としては,教育委員会ホームページ の充実が連携の一助となっているので,引き続き,充実を図られたい。 次に,教育環境の整備であるが,学校施設の耐震改修計画と実施については,計画的 に進められており,安全・安心面での推進が図られているものと考える。 今後,学習環境を整備するにあたっては,ユニバーサルデザインという観点から整備 していくという考え方には賛同できる。 各小・中学校や少年自然の家等の施設,遊具には,老朽化が進み使用に耐えられない ものが多々あろうかと思うが,安全・安心面や教育環境を整備し,教育活動の場を広げ るという面から見ると,対策上改修或いは撤去されることが望ましい。 また,新設される(仮称)八千代市学校給食センター西八千代調理場の開設が待たれ るところであるが,給食センターの特性をより活かした効果的な運営管理を行うことと 併せて食に関する指導の充実を一層図るように望む。 八千代市の学校適正配置については,平成19年度より八千代市学校適正配置検討委 員会において全市的な視点に立った検討がされており,今次,基本的な考え方を踏まえ た学校適正配置の進め方のもとに,八千代台東小学校と八千代台東第二小学校が統合さ れ,新しく生まれ変わって開校するに至ったことは,学校適正規模の上からも教育環境 の整備が図られ,更には,地域コミュニティの拠点としての学校づくりに期待がかけら れるところである。 最後に,文化財の保護と活用,郷土博物館の運営についてであるが,文化財の学習へ の活用を積極的に図るようにされたい。 また,郷土博物館の常設展示や企画展等を活用して,郷土学習や伝統、文化面にも目 を向けるように働きかけたい。 当該年度に取り組んできた八千代市教育委員会の事務事業の管理及び執行を全体的に 見ると,小学校の教育課程が新学習指導要領のもとに全面実施され,次年度には中学校 が全面実施という変化の激しい中で,厳しい財政状況を上手にやりくりして概ね良好に 推進されたことは大いに評価できる。 しかしながら,全て課題が解決されたものではなく,今後においても八千代市教育の 伝統である教育の質的向上を常に目指して,日々の教育活動が充実した姿で推進される ように努めなければならない。 15 資 料 集 1.事務事業評価表 ............................................. 1 2.分析・検討の視点 ..................................... 4 3.平成23年度教育委員会事業概要 ..................... 11 平成 24 年度(対 23 年度実績) 平成22年度(対21年度実績) 部局名 事 務 事 業 評 価 表 作成日 所属長名 所属名 平成 年 電話 月 日 (内 ) 1.事務事業の位置付け・概要 (PLAN) コード 予算区分 区分 短縮コード 経常 事務事業名称 会計 款 □ 自治事務 □ 法定受託事務 項 臨時 目 根拠法令等 □ その他 事業概要(事務事業を開始したきっかけを含めて記入) 6本の柱 5本の柱(章) 事務事業を取り巻く状況の変化 また、今後の変化の推測 大項目(節) 総 中項目 合 計 画 の 小項目(施策) 施 策 体 系 細項目 実施計画の 計画事業 計画事業に位置付けられていたか □ 計画事業期間 年 月~ 年 月 計画事業費 千円 2.事務事業の目的・指標・実績 (DO) 対象 (誰を何を対象にし ているのか) 23 ※平成21年度に実際に行ったこと: 手段 (具体的な事務事 業のやり方、手順、 22年度に計画していること: 24 詳細) 意図 (何を狙っているの か) ねらい(上位施策の 意図) 区 分 単位 指標1 対象指標 指標2 指標3 指標1 活動指標 指標2 指標3 指標1 成果指標 指標2 指標3 指標1 上位成 果指標 指標2 指標3 1 22 20 年度 実績 23 21 年度 計画 24 22 年度 実績 計画 事務事業名称 コード 所属名 20 年度 22 単位 事 業 費 (A) 財源内訳 国 千円 県 千円 地方債 千円 21 年度 23 実績 計画 22 年度 24 実績 計画 一般財源 千円 その他 千円 人件費 (B) 千円 トータルコスト (A)+(B) 千円 3.事務事業の評価(SEE) 評価 類型 評価事項 評価区分 理 由 結び付いている 結び付くが見直しの余地がある ① 事業目的が上位の施策に 結びついているか? 結び付きが弱い・ない 評価対象外事項 達成している 目 的 妥 当 性 ② すでに所期目的を達成し ているか? ※「達成している」を選んだ場 合、⑥に進んでください。 達成していない ③ 民営化で目的を達成でき るか? 可能性はある ※民営化…事務事業の全部又 は一部の実施主体を全面的に民 間事業者等に移行すること。 (民間委託は,権限に属する事務 事業等を委託することで,民営化 とは異なる。) 評価対象外事項 可能性はない 評価対象外事項 現状のままでよい ④ 「対象」・「意図」の設定は 現状のままで良いか? 見直す必要がある 評価対象外事項 有効性向上の可能性がある ⑤ 今後,有効性や効率性を 向上させる可能性はあるか? できる場合は,⑤-2,3を記 入する。 できない場合は理由を記入 する。 効率性を向上の可能性がある 両方可能性がある 可能性はない 民間委託等 有 効 性 ・ 効 率 性 ⑤-2 有効性や効率性を向 上させる手段は何か? 該当する手段を選択し,具 体的な方法と得られる効果 を記入する。手段が「類似事 業との統合・役割見直し」で ある場合は,該当する類似 事業を記入する。 再任用職員及び臨時的任用職員等 臨時的任用職員制度の活用 の活用 IT化等業務プロセスの見直し 受益者負担の見直し 類似事業との統合・役割見直し 上記以外の方法 ⑤-3 推進にあたっての課題 はあるか? (一時的な経費増,市 民の理解等) 類似 事務 事業 名称 1 実施主体 2 実施主体 (所管部署) (所管部署) ある ない 2 コード 事務事業名称 所属名 手法プロセスの改革・改善 事業規模の拡大・縮小 統合・役割見直し ⑥ この事務事業の今後の方 向性を選択し,その詳細につ いて右欄に記入する。 今 後 の 方 向 性 その他 廃止・休止 事業完了 現状のまま継続 経費 削減 ⑦ この事務事業の今後の経 費・成果の方向性について選 択し,右欄に理由を記載する。 不変 増加 向上 成 果 不変 低下 この事務事業に対する市民や議会の意見(担当者が把握している意見) ※内部サービス業務の場合は,住民ではなく,サービス利用者,関連部門の意見や実態など 所 属 長 コ メ ン ト 改革・改善して継続 評 価 調 整 委 員 会 評 価 手法プロセスの改革・改善 事業規模の拡大・縮小 統合・役割見直し その他 廃止・休止 事業完了 現状のまま継続 3 分析・検討の視点 Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ 事業目的が上位の施策に結びつきが弱いなど見直しの余地があると判断した事務事業 所期目的を達成していると判断した事務事業 民営化で目的を達成できると判断した事務事業 対象・意図の設定に見直しが必要と判断した事務事業 有効性や効率性の向上の可能性があると判断した事務事業 ①民間委託等と判断した事務事業 ②再任用職員及び臨時的任用職員等の活用と判 断した事務事業 ③IT 化等業務プロセスの見直しと判断した事務事業 ④受益者負担の見直しと判断した事務事業 ⑤類似事務事業の統合・役割見直しと判断した事務事業 ⑥その他の手法(上記以外の方法)と判断した事務事業 (評価表 2 枚目下図) 自 治 事 務 の み 評 価 自 治 事 務 ・法 定 受 託 事 務 の 評 価 民間委託等 再任用職員及び臨時的任用職員等 の活用 IT化等の業務プロセスの推進 受益者負担の見直し 類似事業との統合・役割見直し 上記以外の方法 4 Ⅰ.事業目的が上位の施策に結び付きが弱いなど見直しの余地があると判断した事務 事業 該当する事業はありません。 Ⅱ.所期目的を達成していると判断した事務事業 課 名 教育総務課 事務事業名 小中学校環境 整備事業 (4174) 少年自然の家 小中学校環境 整備事業 (4179) 少年自然の家 小中学校環境 整備事業 (4179) Ⅲ 理由・対応策 (事業コード) 策 失業者に対する短期の雇用・ 初期目的 就業機会の創出・提供が図ら を達成 れた。また,快適な教育環境の 整備を図ることができた。 緊急雇用対策事業と した。平成23年度 をもって事業完了と した。 平成 23 年度までの 2 ヵ年継続 事業として,少年自然の家環境 整備を行った。 初期目的 を達成 緊急雇用対策事業と した。平成23年度 をもって事業完了と した。 平成 23 年度までの 2 ヵ年継続 事業として,少年自然の家環境 整備を行った。 初期目的 を達成 緊急雇用対策事業と した。平成23年度 をもって事業完了と した。 民営化で目的を達成できると判断した事務事業 該当する事業はありません。 Ⅳ 施 対象・意図の設定に見直しが必要と判断した事務事業 該当する事業はありません。 5 Ⅴ 有効性や効率性の向上の可能性があると判断した事務事業 ① 民間委託等 民間委託等 事務事業名 課 名 教育総務課 文化財班 郷土博物館 指 導 課 (事業コード) 理 由 課題の有無 民間開発等埋 蔵文化財調査 事業 (4089) 両 方 可 能 性 が あ る 埋蔵文化財調査について,効率 性向上のため様々な方法で検討 を要する。民間開発事業の増減 により必然的に本事業も増減す るが,長期的な埋蔵文化財発掘 調査の場合,専門的職員の不足 が生じてくることによる問題に 柔軟な対応を可能とする。 郷土博物館 維持管理事業 (3844) 両 方 可 能 性 が あ る 来館者が快適に過ごせ,職員等 の効率的な活用のため,定期的 な樹木剪定,草刈り等の業務の 一部を,業者委託することを検 討すべきである。 外国語指導助 手派遣事業 (3386) 有 効 性 向 上 の 可 能 性 新学習指導要領のねらいを達成 英語活動助手の増員、 するために,小学校においては,民間 業務日数の増加に伴う 委託等を拡大し,英語活動助手 あ 経費増。 の増員を図ることが重要と考え る られる。 あ る あ る 民間調査機関導入にお いては調査方法や成果 の検査方法・体制等が 未整備であり,本市の 制度の中で可能な方法 を取り入れることを十 分に研究する必要があ る。 上記作業の業者委託の ための予算が必要とな る。 ※自治事務 ②再任用職員及び臨時的任用職員等の活用 再任用職員及び臨時的任用職員等の活用 事務事業名 課 名 指 導 課 (事業コード) 特別支援教育 振興事業 (3388) 両 方 可 能 性 が あ る 理 由 特別支援学級や通常の学級に 在籍する発達障害を含めた障 害のある児童生徒の必要に応じ た支援のための人員を配置する ことにより,初期の目的に近 づくことができると考える。 6 課題の有無 人員配置のための経費 あ る 増。 再任用職員及び臨時的任用職員等の活用 事務事業名 課 名 (事業コード) 理 由 課題の有無 指 導 課 読書教育推進 事業 (3389) 有 効 性 向 上 の 可 能 性 23名の読書指導員のうち半数 読書指導員増員に伴う の11名が小学校,中学校の併 経費増。 任となっている。読書指導員が,授業 あ に参加し教職員と共働して読書 る 指導にあたるためにも,読書指 導員を増員し,小中学校に専属 の指導員を配置することで,児 童生徒の読書活動を一層充実さ せることができる。 指 導 課 適応支援セン ター運営事業 (3536) 有 効 性 向 上 の 可 能 性 家に引きこもりがちな児童生徒 宅に派遣する訪問相談員や通所 児童生徒の集団活動を支援する 教育相談員を活用することによ り,不登校児童生徒の社会性の 向上を図る。訪問相談員・教育 相談員等の増員,訪問相談の充 実のための車両整備。 人員の増員や施設・設 備等の充実を図ること。 あ る ※自治事務 ③IT 化等の業務プロセスの見直し IT 化等の業務プロセスの見直し 事務事業名 課 名 郷土博物館 指 導 課 (事業コード) 理 由 郷土博物館 運営事業 (3842) 両 方 可 能 性 が あ る 開館以来 20 年が経過し,常設展 示の内容・展示方法が旧態化して いることなどから,実施内容・体制 の改善・充実化を図る。 適応支援セン ター運営事業 (4144) 有 効 性 向 上 の 可 能 性 通所児童生徒の活動をより充実 したものにするため,体験活動 ための環境整備,視聴覚機器の 導入等が考えられる。 課題の有無 あ る 常設展示の更新について は一時的な,各分野スタッ フの充実については継続 的な経費増となるが,市民 ニーズに応えることで理解 は深められる。 施設の修繕費や備品購 入費が必要である。 あ る ※自治事務 7 ④受益者負担の見直し 該当する事業はありません。 ⑤類似事業との統合・役割の見直し 該当する事業はありません。 ⑥上記以外の方法(その他) 上記以外の方法(その他) 事務事業名 課 名 教育総務課 教育総務課 文化財班 教育総務課 文化財班 (事業コード) 理 由 課題の有無 小学校施設 整備事業 (3405) 有 効 性 向 上 の 可 能 性 小学校の適正配置を図るため、 八千代台東小学校と八千代台東 第二小学校の統合を図る。 文化財保護 普及事業 (3790) 有 効 性 向 上 の 可 能 性 専門的分野の職員の増員により, 職員の継続的な調査に基づき, 市内に眠る多くの歴史的遺産を あ 発見し,また,埋蔵文化財も重 る 要遺跡の調査などの能動的な調 査を可能とし,文化財の保護行 政を積極的に展開できる効果を 上げる。さらに,これらの事業 の成果をもって普及啓発活動を より活発に展開できる。 専門職員の増員と育成。 不特定・公共 事業埋蔵文化 財調査事業 (3805) 効 率 性 向 上 の 可 能 性 埋蔵文化財専門職員の増員と育 成をすることにより,過去に行 われた不特定遺跡調査事業及び 公共事業関連遺跡調査事業にお いて未整理のため報告書が刊行 されていない事業の完結を図る ことができる。また,不特定遺 跡調査事業を活用することがよ り可能となり,埋蔵文化財の保 護を積極的に推進することがで きる。 担当職員の増員と経費の 増加を伴う。 8 な い あ る 上記以外の方法(その他) 事務事業名 課 名 (事業コード) 理 由 課題の有無 学 務 課 学校教育総務 事業 (3384) 両 方 可 能 性 が あ る 八千代市立八千代台東小学校 統合による様々な問題が 及び八千代台東第二小学校を統 考えられる(通学路や児 合することによって学校の適正 あ 童の心のケア等)。 規模になり,教職員の配置等が る より適切に行われることにより,教育 環境のさらなる充実が図れる。 少年自然の 少年自然の 家維持管理 事業 (3480) 有 効 性 向 上 の 可 能 性 施設の耐震化,プラネタリウム 機器の更新,アスレチック場の 改修及び施設・設備の老朽化 対策。 情操芸術教育 振興事業 (3385) 有 効 性 向 上 の 可 能 性 美術展の展示数及び参観者を 増やすためには,土・日に展示 できる会場や人的確保をするこ とが必要と考える。 家 指 導 課 指 導 課 人的配置や会場借用等の 経費増。 あ る 教育振興事業 両 方 (3387) 可 子どもサミット、郷土読本作成、 学校要請訪問、外国人児童生徒 教育相談員派遣等の事業を充実 あ させることにより、児童生徒の る 社会性の育成、教員の指導力向 上、外国人児童生徒の学校生活 への適応等の課題解決を図り、 学習環境の向上という所期の目 的に近づくことができる。 子どもサミットの参加人 数や活動の拡大を図るた めに会場費等,また,外 国人児童生徒教育相談員 の人的配置の拡充を図る ための人件費等,経費増。 教育研修事業 有 教職員の資質・能力の向上に向 け,新しい教育課題解決のため の研修の場の設定,各校の研究 の取組等を充実させる。 講師謝金等の経費増。 能 性 が あ る 指 導 課 あ る 一時的な経費の増加及び 工事による施設の閉鎖期 間の対応等。 (3390) 効 性 向 上 の 可 能 性 9 あ る 上記以外の方法(その他) 事務事業名 課 名 指 導 課 指 導 課 (事業コード) 八千代こども 国際平和文化 事業 (4078) 有 効 性 向 上 の 可 能 性 青少年センタ 両 方 ー(4069)可 能 性 が あ る 理 由 より積極的な国際交流ができる ように,計画された国際交流の 内容だけでなく,参加者が自主 的な国際交流ができるように, 支援していく。 課題の有無 あ る 継続性のある国際交流に していくために,業務量 に伴う人員が不足してい る。 現状として,青少年のプロフの モニタリングにおいて様々な非 行が見受けられる。モニタリン な グの回数を増加させるとともに, い 千葉県のネットパトロールから の情報提供をもとに,より多く の情報を把握し,学校や警察等 関係機関へ必要な情報提供を行 っていくこと,また,非行に結 びつきやすい場所を把握し重点 的に街頭補導活動を行っていく ことが,今後青少年の非行を未 然に防ぐ対策として有効となる。 また,より多くのモニタリング ができるように必要な知識と技 術を持った再任用職員を新たに 配置し活用していく。 ※自治事務 10 3.平成23年度教育委員会事業概要 1.学 校 教 (1)義 務 教 育 育 ①教育環境の整備 (学 務 事 業 名 決 算 学校教育総務事業 額(円) 内 課) 容 4,738,352 学齢児童生徒の就学及び管理,学校の管理運営, 学校の設置及び廃止並びに組織編制等を行う。 ・通学区域審議会の開催 ・学校適正配置検討委員会の開催 就学児童援助事業 9,319,045 就学困難な児童の学用品費等について扶助 することにより就学の援助を図る。 ・要保護及び準要保護児童援助費 ・特別支援教育就学奨励費 就学生徒援助事業 17,073,970 就学困難な生徒の学用品費等について扶助 することにより就学の援助を図る。 ・要保護及び準要保護生徒援助費 ・特別支援教育就学奨励費 (教育総務課) 事 業 名 教育委員会運営事業 決 算 額(円) 内 容 2,978,196 教育委員会の会議運営,顕彰等を行う。 ・教育委員会の開催 ・教育功労者表彰 総務管理事業 3,470,473 教育行政の管理運営等を行う。 ・教育行政経費 11 事 業 名 教育委員会庁舎管理 事業 小学校管理事業 決 算 額(円) 内 容 17,802,735 教育委員会の庁舎の施設・設備の管理を行う。 328,635,036 小学校の学校運営に必要な維持管理を行う。 ・施設,設備の維持補修 ・施設管理用備品等の整備 ・用務員業務委託 小学校教育振興事業 40,533,168 小学校教育に必要な各種教材等の整備を行い, 教育の振興を図る。 小学校施設整備事業 2,343,886,362 小学校の施設改修等を行う。 【繰越】 ・校舎,屋内運動場,プール,運動場等の営繕 298,916,100 5,989,771 工事・都市再生機構が立替施行した施設及 びPFI手法で整備した施設等の買収 ・地震補強等工事及び監理委託 中学校管理事業 166,963,661 中学校の学校運営に必要な維持管理を行う。 ・施設・設備の維持補修 ・施設管理用備品等の整備 ・用務員業務委託 中学校教育振興事業 34,821,637 中学校教育に必要な各種教材等の整備を行い, 教育の振興を図る。 中学校施設整備事業 249,757,215 中学校の施設改修等を行う。 【繰越】 25,683,000 ・校舎,屋内運動場,プール,運動場等の営繕 工事 ・都市再生機構が立替施行した施設等の買収 ・地震補強等工事実施設計 12 事 業 名 決 小中学校環境整備事業 算 額(円) 内 容 10,657,500 短期雇用及び就業機会の創出を目的とした 小中学校の環境整備を行う。 (教育センター) 事 業 名 決 小学校コンピュータ 算 額(円) 内 容 65,022,548 小学校のコンピュータ及び関連機器の運用 教育事業 管理を行う。 ・コンピュータ機器等の借上,運営管理 ・コンピュータ機器関連消耗品 中学校コンピュータ 32,190,314 中学校のコンピュータ及び関連機器の運用 教育事業 管理を行う。 ・コンピュータ機器等の借上,運営管理 ・コンピュータ機器関連消耗品 ② 教育内容の充実 (指 導 課) 事 業 名 教育振興事業 決 算 額(円) 内 容 28,936,768 学校教育推進のための各種委員会の開催及び 教職員,児童生徒のための各種事業の開催, 助成等を行う。 ・郷土読本等の作成 ・子どもサミットの開催 ・外国人児童生徒等の教育相談 ・教育研究会補助金 ・学校評議員制度の運営 ・PTA活動育成事業補助金 児童生徒の主体的な発表活動や表現活動,芸術 情操芸術教育振興事業 2,162,425 鑑賞を通し,情操の涵養を図る。 ・小中学校音楽会及び美術展の開催 13 事 業 名 外国語指導助手派遣 事業 決 算 額(円) 内 容 21,196,565 外国語指導助手として外国人を海外から招致し, 中学校に派遣するとともに,小学校についても 民間業者に英語活動助手の業務を委託すること により,外国語教育の充実及び国際理解・国際 交流の進展を図る。 八千代こども国際 平和文化事業 5,416,727 八千代こども国際平和文化基金の主旨に基づく 事業を行う。 ・小学5年生,中学2年生を対象とした国際平和 ※平成24年度より, 作文コンクール 総務企画部から所管 ・八千代こども親善大使のバンコク派遣 替え ・親善大使的国際平和展の開催 読書教育推進事業 7,732,340 読書教育の推進を図る。 ・読書指導員の配置 ・読書感想文コンクールの実施 学校図書館蔵書データ ベース化事業 教育研修事業 18,809,280 短期雇用及び就業機会の創出を目的とした 小中学校図書館蔵書データベース化を図る。 875,220 教職員の資質向上を図る。 ・各種研修会の実施 ・公開研究会の開催 適応支援センター運営 事業 2,287,464 不登校児童生徒の学校復帰を目指し,体験活動 を重点とした支援・援助を行う。 ・スクールカウンセラーの配置 ・体験活動の充実 ・適応支援のあり方等の調査研究 ・訪問相談員の派遣 14 事 業 名 決 算 適応支援センター維持 額(円) 内 容 2,021,413 適応支援センターの施設・設備の維持管理を 管理事業 行う。 小学校理科教育等振興 1,476,000 科学的な知識・技能等を習得し,創造力を養う 事業 ため,理科教育の充実を図る。 中学校理科教育等振興 738,000 事業 科学的な知識・技能等を習得し,創造力を養う ため,理科教育の充実を図る。 (教育センター) 事 業 名 教育活動調査研究事業 決 算 額(円) 内 容 933,073 教育活動に関する調査研究,教職員の研修, 並びに教育相談等を行う。 ・教育活動調査研究 ・夏季実技研修会の実施 ・教育相談 ・初若年研修会の実施 コンピュータ教育事業 2,349,018 小中学校における情報教育の支援と充実を 図る。 ・各種コンピュータ研修会の実施 ・教育用情報通信ネットワークの維持管理 15 ③ 特別支援教育の充実 (指 導 課) 事 業 名 決 特別支援教育振興事業 算 額(円) 内 容 38,200,578 特別支援教育及び特別支援学級等の理解と 推進を図る。 ・就学指導委員会の開催 ・特別支援学級児童生徒,教職員,保護者の 交流会等の開催 ・特別支援学級介添人の配置 ・特別支援教育支援員の配置 ④ 体育・健康に関する指導の充実,安全・安心な教育環境の充実 (保健体育課) 事 業 名 小学校保健事業 決 算 額(円) 内 容 38,664,280 児童の健康保持及び学校の環境衛生・安全の 充実を図る。 ・児童の健康診断 ・環境衛生検査 ・独立行政法人日本スポーツ振興センター 共済事業 就学児童給食費等援助 事業 16,510,214 就学困難な児童の給食費・医療費について 扶助することにより就学の援助を図る。 ・要保護及び準要保護児童援助費 中学校保健事業 14,283,410 生徒の健康保持及び学校の環境衛生・安全の 充実を図る。 ・生徒の健康診断 ・環境衛生検査 ・独立行政法人日本スポーツ振興センター 共済事業 16 事 業 名 就学生徒給食費等援助 事業 学校保健事業 決 算 額(円) 14,308,860 内 容 就学困難な生徒の給食費・医療費について 扶助することにより就学の援助を図る。 ・要保護及び準要保護生徒援助費 53,808,211 児童生徒,教職員の健康管理及び学校給食衛 生管理の基準を踏まえた衛生指導等を行う。 ・健康管理のための各種検査の実施 ・衛生指導研修会等の実施 ・通学路安全対策 ・AEDを導入した救急法の普及 ・学校給食センター受配校給食配膳員の配置 学校体育事業 7,883,367 学校体育の質的向上を目指し,学校生活 全体を通して体育活動の推進を図る。 ・小中学校総合体育祭の開催 ・小学校ミニバスケットボール大会の開催 ・教職員の体育実技研修会等の実施 ・小中学校体育連盟の活動助成 単独給食校運営事業 191,135,854 単独給食校の賄材料の調達及び給食施設・設 備の整備を行い,学校給食の充実を図る。 ・単独給食校(大和田小,阿蘇小,八千代台 東小,新木戸小,萱田小の 5 校)の学校給食 運営 ・賄材料の共同購入 ・消耗品等の購入及び調理用機器の借上げ ・栄養管理システムテムの修正 17 (給食センター) 事 業 名 給食センター運営事業 決 算 額(円) 内 容 741,998,205 共同調理場の運営に係る学校給食用賄材料を 調達する。 給食センター業務事業 315,158,188 学校給食の調理及び配送並びに施設・設備の維 持管理等を行う。 ・施設,設備の整備 ・高津調理場,村上第二調理場,村上調理場調 理業務等の委託 ・調理用備品の調達 ・献立作成及び栄養指導の実施 給食センター調理場 建設事業 864,549,335 (仮称)八千代市学校給食センター西八千代調理 場整備・運営事業の推進を図る。 ・PFI手法による整備に必要な調査・検討資 料作成等支援を行うアドバイザリー業務委託 ・調理場の整備,運営事業用地に関する地質調査 業務委託 ・建設のための設計業務建築確認,提出図書(基本・ 実施設計)の確認等を行うモニタリング業務 委託 ・調理場整備,運営事業用地取得費及び事務費 18 (2)少年自然の家の運営 (少年自然の家) 事 業 名 決 少年自然の家運営事業 算 額(円) 内 容 13,487,132 小中学校児童生徒の集団宿泊学習施設として, 自然探求や野外活動を通して,豊かな情操や 社会性の育成を図る。 ・集団宿泊学習 ・利用者の野外活動への支援 ・プラネタリウム,植物園等の一般利用 ・学校宿泊学習のための送迎バスの運行 少年自然の家維持管理 24,620,512 施設・設備の維持管理を行う。 事業 少年自然の家環境整備 1,575,000 短期雇用及び就業機会の創出を目的とした 事業 少年自然の家環境整備を行う。 (3)青少年センターの運営 (青少年センター) 事 業 名 青少年センター運営 事業 決 算 額(円) 内 容 1,718,036 青少年の非行防止と健全育成を図る。 ・青少年の補導及び相談 ・青少年問題に関する資料の収集 ・非行防止の広報,環境浄化活動 ・青少年健全育成通報運動 ・学校警察連絡委員会活動 ・青少年センター補導委員連絡協議会への活動 支援 19 2.文 化 財 (1)文化財の保護と活用 (教育総務課) 事 業 名 決 文化財保護普及事業 算 額(円) 内 容 12,157,405 市内に残る貴重な文化財を守るための調査・ 啓発等を行う。 ・文化財審議会の開催 ・文化財の保存管理と保護啓発 ・埋蔵文化財の所在確認,試掘調査 ・埋蔵文化財の発掘調査等 ・市指定文化財保護事業補助 不特定・公共事業埋蔵 1,571,566 埋蔵文化財の発掘調査を行う。 文化財調査事業 ・不特定遺跡発掘調査及び整理 ・公共事業関連遺跡発掘調査及び整理 民間開発等埋蔵文化財 6,559,634 民間開発等の埋蔵文化財の発掘調査を行う。 調査事業 (2)郷土博物館の運営 (郷土博物館) 事 業 名 郷土博物館運営事業 決 算 額(円) 内 容 5,724,576 市民が郷土の歴史や文化について興味・関心を 深め,市民博物館として文化の創造と継承に役 立つ事業を行う。 ・常設展示「新川流域の自然と人々とのかかわり の変遷」 ・企画展の開催 ・博物館報の発行 ・各種主催講座の開催 ・収蔵資料収集,整理,調査研究及び管理 ・博物館協議会の開催 ・市史編さん事業に係る資料整理 20 事 業 名 郷土博物館維持管理 事業 決 算 額(円) 内 7,565,989 施設・設備の維持管理を行う。 21 容
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