次世代の協調システムのロードマップ 別紙2 2010~ (案) Rev3.0 2013/1/11 将来システム検討分科会 2020~ 政府目標 (1)交通事故死者数 (2)交通渋滞 新たな情報通信技術戦略~‘14 交通事故死者数 2,500 人以下 2030~ <2020 年代 めざす ITS 社会> 交通事故や渋滞は更に半減を目指す パーソナルモビリティ 一部で限定的な自動運転を開始 <2030 年以降 めざす ITS 社会> 免許のある人ない人誰もが、いつでも、どこ へでも、自由に移動できる社会を目指して -事故ゼロ、渋滞ゼロ、環境汚染ゼロ普及 交通渋滞半減(2010 年比) ‘15~ イベント等 提案サービス/システム ポスト新 ICT 戦略 ~’19 第 20 回 ITS 世界会議東京 2013 A) エリア限定パーソナルビークル自動運転、 A) マルチモーダル用IDカード 【2012/02/22 現在】サービス検討 WG 検討アイテム グリーンウェーブ走行支援サービス アイドリングストップ支援サービス 発進遅れ防止支援サービス リアルタイム車両情報活用信号制御システム A、多様な都市のかたちを支えるITS A) パーソナルビークル一括輸送用車両 B) 個人用途別移動手段レコメンドサービス、B) 高齢者生活支援用パーソナルビークル B、高齢者、障害者、子供等にも移動し やすい社会を支えるITS B) 出会い頭、一時停止、信号無視通過での強制停止介入、B) 相互意志伝達用仮想信号機 B) 路線バスの精密停車 、B) 通学等歩行者保護エリア内速度制限制御 B) 脇見事故防止運転支援システム、 B) 歩行移動支援移動体(歩行可能電動)椅子 B) ドライバ異常時緊急自動停止システム(停止のみ)、 B) ドライバ異常時自動停止機能(停止、 右折時衝突防止支援(電波併用型) 左折時二輪車衝突防止支援(電波併用型) 操舵)、B) 連結台数限定車群走行、 B) 歩行者&自転車・現在位置表示システム B) 歩行者位置表示漏洩電波利用、B) 合流車線変更支援 歩行者横断見落とし防止支援(電波併用型) 信号見落とし防止支援(電波併用型) サグ渋滞改善走行支援(スマート交通流制御) ・車線利用均一化支援 ・走行速度誘導支援 ・車車路車連携 ACC 2008 年公開デモアイテム ・右折時衝突防止支援 ・出会い頭衝突防止支援(発進待機支援) ・左折時衝突防止支援(二輪車両対応) ・周辺車両認知支援(緊急車両) 渋滞・危険箇所情報提供 電子メッセージ・クラクション C) 誰とでもコミュニケーションできるシステム、C) 車載カメラ版セカイカメラ、C) 見たい場所の今が C) 地図上の位置情報だけで電話が掛けられるサー 見えるシステム、C) 見たい地点の過去が見られるストリートビュー/車両軌跡図、 ビス(または場所依存チャット) C、楽しく快適で安全な移動、ドライブ旅 行を支えるITS C) 見たい地点の将来の交通流が見られるストリートビュー、 C) 地図上の位置情報だけで電話が掛けられるサービス(または場所依存チャット)、 C) 日常生活版ツアー・プロデュースシステム、C) 位置による広告配信と観光情報 PF C) 高速道路限定車群走行、C) 全方位カメラを用いた周辺状況把握システム、 C) 車両周辺状況プローブシステム、C) 各種情報端末シームレス接続システム、 C) 多種データ収集型プローブ車両、C) ドライバ健康管理機能付き車両 D) 専用レーン限定隊列走行、D) 混合交通内隊列走行 D、物流の効率化を支えるITS E) 移動支援システム駐車場の検索機能、E) デマンドトランスポート・システム、E) 詳細所要時間 E) マップ、 E) 相乗り車両優先信号制御システム、 E) 高速道路相乗り専用レーン優先走行、 電) E) 個人特性登録型運転支援カード、 E) EV 間相互エネルギー共有システム(走行中充 E、人の移動の効率化を支えるITS EV 間相互エネルギー共有システム(停車時充電) 路上作業中通知 準公共車両(幼稚園バス、障害者車両、他)の存在情報提供 歩行者事故防止支援(歩車間通信) 歩行者側への情報提供(交通弱者への車両接近通知) F) 歩行者&自転車・存在通達システム、 F) 可視光通信の実用化、 F) 視程不良環境時の F) 渋滞状況対応型車両走行制御システム、F) 信号連携型車両走行支援システム、 先導誘導車両 F) 協調型 ACC、F) 交差点内 Fast in Fast out 誘導システム、 F) 通知先拡充型緊急通報シス F) 自動車専用道路における交通密度による走行レ テム ーン制御 G) エネルギー搭載型緊急支援車両、 G) 除雪車編隊走行システム F、負の遺産を更に解消するITS (交通事故、渋滞) G、災害時の対応を支えるITS ITS スポットと LTE との連携 ・LTE 等携帯網を利用し特定ゾーンを走行中の車両の特定 ・携帯網利用による ITS スポット間の追加/補完情報提供 H) 無人自動駐車システム(近距離)、 H) EV・PHEV 向けエネルギーステーション案内システム、 H) 無人自動駐車システム(中長距離)、 H) エコドライブポイント付与型交通流制御システム 、H) 使用量別課金システム(Electric Road H) 市街地自動運転、 Pricing)、 H) 信号連携走行支援 H) エネルギー需給バランス管理システム H、低炭素社会に貢献するITS 要素技術 ITS 通信技術 路車/車車/歩車間通信 協調(路車/車車/歩車/歩路/路路/歩歩) 低遅延化、同報通信、大容量化 さらなる低遅延化、大容量化、個別通信 / あらゆるネットワークとつながる 位置標定技術 周辺検知技術 数十m~数m 数m~数cm 数cm以下 各種センサー性能向上 フュージョンセンサー等 センサーネットワーク等 前後方向 左右方向 全周囲 政府への働きかけ 国家戦略(への位置付け) 民間からの構想提案 ~’14 ポスト新 ICT 戦略への働きかけ FOT 着手に向けて 国家戦略宣言 官民合意形成 モデル地区選定等に向けて エリアの考え方の整 エリアの考え方の整 必要な法整備(道交法、特区法等) 理が必要 理が必要 予算化 FOT 実施の課題 FOT 例:自動運転のシナリオ 限定エリアでの低速自動運転(自宅/公共駐車場等) 短距離移動 限定エリア拡大、低中速自動運転 中長距離移動 例:モビリティの多様化 従来型モビリティ 都市内(市街地)用モビリティ パーソナルモビリティ 効果評価 等 モデル地域、限定エリア 等 で 順次 FOT 実施 効果評価/受容性/効果 vs 費用/等 実用化に向けての課題 責任問題 等 も順次検討 可能なものから順次実用化 責任問題/運用スキーム/ビジネスモデル/安全性確保/品質/等 も順次検討 普及のための課題 社会的コンセンサスの醸成 ユーザへの訴求/広報 等 社会的コンセンサスの醸成(ユーザにとっての嬉しさ訴求/便益のアピール/等、生活環境とモビリティとの関係) 普及シナリオ インセンティブ、法規制 普及シナリオの策定/法規制/インセンティブ/支援制度/標準化/グローバル対応/等 等 民間レベル/官民レベルでの国内外への発信(ITS Japan:ITS 推進フォーラム、ITS 世界会議 等) 全エリア、自動運転可能 グローバル対応 ① グローバル化のシナリオ策 定 グローバル化 グローバル化 2020 年のシナリ のイメージを 対象の優先順 オ、ステップ策定 共有 位付け 2040 年のシナリオ 2030 年のシナリオ プラットフォームの整理 各国の ITS 事情の調査、把握(AP フォーラム、コミプラ) ② 環境変化のチェック 環境変化のチェック 環境変化のチェック 環境変化のチェック ・・・ 少子高齢化、エネルギーの枯渇、地球温暖化、経済、災害など ・・・ 2020 年代を取り巻く社会 ★ITS Japan 総会 2040 年代を取り巻く社会 2030 年代を取り巻く社会 ポスト新 ICT 戦略 ★ITS 推進協議 ③ 訴求 長期ビジョン 2030 ★第 19 回ウィーン ITSJ 中期 2016~ J-Safety 次世代 WG →ICSC 将来分科会 提案サービス/システム 60 5 年単位 5年 5年 5年 5年 Ver2.0 Ver3.0 Ver4.0 Ver5.0 Ver6.0 新たな交通ビジョン 検討会 ④ 国際調和(標準化など) 2030 年代標準化アイテム 2020 年代標準化アイテム 2040 年代標準化アイ テム 関係する標準化主体 もしくは団体、TF (例:JARI の WG へメンバー派遣) 関係する標準化主体 もしくは団体、TF、WG 関係する標準化主体 もしくは団体、TF、WG 将来メディアの使い方 ① プラットフォーム プラットフォームの更新 現状プラットフォーム(次期システムへの移行開始後 10 年間の継続運用が必要) 2020 年代対応プラットフォーム 2030 年代対応プラットフォーム ② ITS 通信メディア (要素技術 ITS 通信技術 より ) 協調(路車/車車/歩車/歩路/路路/歩歩) 路車/車車/歩車 (さらなる低遅延化、大容量化、個別通信 (低遅延化、同報通信、大容量化) 安全用途 高信頼・低遅延化 (安全系[警報レベル以上]) 非安全用途 各種情報収集対応(遅延許容) (非安全系、安全系[注意喚起レベル以下]) / 更なる高信頼・低遅延化 (自動運転に向けた検討・研究開発・実用化準備) ITS 用バンド、公衆網 モバイルブロードバンド網 等 ③ 災害緊急時対応 災害等緊急情報提供の在り方検討 (情報の収集/配信方法等) ④ 今後の ITS 専用メディア (安全用途)のあり方検討 今後の ITS 専用メディア (安全用途)について検討 方針決め&合意 検討シナリオ例: 周波数もプロトコルとも同じにするためには…… 周波数は違うがプロトコルは同じにするためには…… 周波数もプロトコルも既存のままで…… …… 費用対効果等も加味する必要があるのでは…… etc. 車載機統一、システム統合化 ① システム統合化/車載機 統一化の必要性検討 システムの統合化、車載機 の統一化についてを官民 で検討する場を設定 統合化/統一化する範囲を 検討&合意 例:安全系、メディア、I/F メッセージセット 等 ② 統合システム/統一車載機 の検討・開発 統合システム/統一車載機 の検討・開発(共通部分)を 担う場を選定 国際標準化/グローバル化 の役割分担を決め推進 自動運転を想定し、 通信手段や要件を検討 官民で責任問題や法整備 について検討&合意 あらゆるネットワークとつながる) 現状から将来への移行計画 2020 年代システムへ ① 現状システムの把握 現状システムを知る 現状システムの将来計画を知る Gap ② 将来システムの検討 将来のありたい姿をもとに あるべきシステム像を描く 官民の合意形成を図る ③ ギャップの認識 システムアーキテクチャーのタイムリーな 見直しが必要 とりまく環境の変化・ニーズを絶えずフィ ードバックする必要あり 魅力的な社会システムとして鳥瞰する 社会システムの中の位置付けを明確化 する 都市や地域のニーズを把握 各地域に適したシステムを検討 現状と将来のスムーズな移行計画策定 コンパチビリティ・インターオペラビリティを考慮 欧米システムとの協調を確認 将来システムを達成可能と するため、 受容性の確認、特区の制定、 ビジネスモデルの確立、 法整備、等 を進める ③ 移行計画の策定 知財化や国際標準化等を 推進 上記詳細を考慮し 具体的な移行計画 を策定・実行 自動運転を視野に入れた 技術開発を推進する 左記に 加え 自動運転に関し、 官民で必要資源を捻出し、 責任問題や法整備検討&合意 2030 年代システムへ
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