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平成26年度新規採用者並びに人事異動に伴う辞令交付

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平成26年度新規採用者並びに人事異動に伴う辞令交付式での理事
長挨拶
皆さん、お早うございます。
それでは、平成26年度新規採用者並びに人事異動に伴う辞令交
付式に際しまして、一言ご挨拶申し上げます。
改めて言うまでもないことではありますが、本日を持ちまして平
成26年度という新しい年度がスタート致します。これを祝うかの
ように目の前に広がります大仙公園では、木蓮や雪柳が咲き誇り、
又桜の開花も目前に迫るなど、正に春爛漫といった四季の始まりを
強く感じさせる季節を迎えようとしております。
この良き日に私ども公園協会は、本日付けを持ちまして3名の新
規採用者を迎え入れることが出来ました。又、当公園協会OBとし
て新規に1名を採用をさせて頂きました。採用されました皆さんに
対しまして、当公園協会を代表致しまして、改めて“おめでとう”
と申し上げたいと存じます。
40数年という伝統ある堺市公園協会の職員として採用されまし
たことに対しまして、自信と誇りを持って今日から業務に邁進して
頂きたいと思います。
又、本日付けを持ちまして人事異動の発令を受けた職員、あるい
は発令のなかった職員に付きましても、新しい年度を迎え、心新た
に業務に精励することを強く求めておきます。
さて、新年度を迎えるに当たりまして、少し時間を頂いてお話を
致したいと存じます。
今年度は、当協会に就任して3年目となります私に取りましては、
“総仕上げの年”と考えております。それだけに、自分なりに精一
杯努力し悔いのない年度にしていきたいと考えております。
私は、この2年間、公園協会の改革に向けて矢継ぎ早に様々な方
策を講じてまいりました。その中には、実施できたもの、道半ばの
もの、未だ手付かずのもの、と色々ございます。
しかしながら、昨日の退職者辞令交付式でもお話ししたように、
協会を全体として客観的に評価するならば、現在は未だ“改革の道
半ば”であると言わざるを得ません。
それだけに、総仕上げの年であります今年度は、出来るだけ早い
時期に、今年度の協会としての取り組み方針の全容を皆さんに提示
してまいりたいと考えております。
本日は、その中で協会が今後大きく変革するために是非とも克服
しなければならない重要ポイントについて、4点ばかりお話をさせ
て頂きたいと存じます。
1点目は、仕事の仕方の基本を身につけるということであります。
色々ございますが、その中心となるのはPDCAサイクルの確立で
あります。
何を当たり前のことを大上段に振りかざしているのかとお思いの
方も居られるかと思いますが、私が2年前に就任して以来口を酸っ
ぱくして言い続けてきましたが、未だ仕事の仕方が確立されている
とは言いがたく、前例踏襲がまかり通っております。
P:Plan
つまり事業を実施するには、まず事業計画書の作成が
スタートとなります。事業の目的・目標・成果指標・ロードマップ
(工程表)等を策定し、頭に叩き込むことなしに、しっかりした仕
事など出来るはずがありません。羅針盤のない航海がどうなるかは、
目に見えております。事業計画書が出来れば、次は、
D:Do
つまり実行であります。Plan が頭に入っていれば、実
行の道筋が鮮明に見えます。実行する中で重要なポイントのチェッ
クが可能となります。実行が終了すれば、次は、
C:Check
つまり評価であります。事業計画書に基づいて、ど
こまで実行出来たかの確認行為のことであります。個々の評価項目
ごとに到達点を評価し、全体としての達成率を表示します。そして
最後は、
A:Action
つまり特に未達成の項目が生じた原因を分析し、改
善策を講じることであります。
この一連のPDCAサイクルを個々の事業に適用し、
“事務事業の
改善運動”につなげていくことが事業そのもののレベルアップとな
り、ひいては公園協会そのものが全体として良質な組織体になるこ
ととなります。
この間、少しずつではありますが仕事の仕方が改善されているこ
とは、私自身実感しているところではあります。これらを推し進め、
今年は是非、協会職員全員がこのPDCAサイクルを身に付けて頂
き、
「同じことは二度と繰り返さない。次回実施する場合には、必ず
何らかの改善につなげる。」という強い決意を持って業務に邁進して
頂きたいと考えます。そして、従来から根強く巣食っている前例踏
襲を打破して頂き、協会そのものの組織強化に結実するよう強く要
請致します。
2点目は、協会職員の能力を高め、市民ボランティア団体からの
信頼を勝ち得るということであります。
これには、2つのことを考える必要があります。
1つ目は、市民ボランティア団体と一体となって協働事業を推進す
ることによって、一定の信頼を得ることが可能となります。それは、
協働事業を通じて協会としての役割を果たしたり、各種要望や苦情
に的確に対応することによって生まれるものであります。
しかし、この方法には一定の限界があります。それは、市民ボラ
ンティア団体のニーズに的確に対応するという面では必要でありま
すが、単に相手に合わせるというだけのスタンスで終わっています。
ここには一定の限界が見えます。1つは、協会として市民ボラン
ティア団体をどういう方向に導くのかを示していないこと。2つは、
市民ボランティア団体とは、本来どのような組織であるのかを本質
的において理解していないと思われます。ボランティア団体とは、
いつも言っておりますように、花と緑を通して自己実現と社会貢献
に関わりたいという性質を有しております。従いまして、そこには
自分達の組織を絶えずレベルアップしたいという欲求が“内在”さ
れておるわけであります。
そのため2つ目としては、ボランティア団体のレベルを引き上げ
るように牽引していくためには、まず持って協会自らが積極的に能
力を高めていかなければ安定した信頼関係を構築できないというこ
とであります。
ボランティア団体のお世話や支援だけでは駄目であります。ボラ
ンティア団体に夢と希望を与えるために職員自らが自己研鑽をし、
協会は人間的にも能力的にも信頼される組織体に生まれ変わるよう
強く求めておきます。本年も、国家資格等の取得についても頑張っ
て下さい。
3点目は、自ら汗をかき自分達自身で稼いで、自立する気構えが
大事であるということであります。
今は収入の100%を堺市公園緑地部からの業務の受託により、
協会として日々過ごしているのが現状であります。
しかしながら、現在もそうですが今後は益々少子高齢化が加速し
てまいります。このことは堺市の税収が減少していくということで
もあります。その結果、今後は公園緑地部への予算の配分は益々厳
しくなることは十分予測されます。このことは、公園協会の存立基
盤が今後益々不安定になることを意味します。その兆候は既に予算
面や事業面で現れてきておりますし、今後の堺市の事業計画でも厳
しいお話が出ております。
これに対処するため、私は昨年度、機会あるごとに自分達自身で
稼ぐことの必要性についてお話をしてまいりましたが、まだまだ職
員の皆さんには他人事のような軽い認識しか持ち合わせていないよ
うに思われてなりません。
世の中のありとあらゆる事象の中で、何が自分達に取って重要な
動向なのかを見抜くことが、組織を大きく発展させる上で一番のポ
イントであります。どの事象も全てスピードの差はあるものの、生
成・発展・消滅という過程があり、これの繰り返しであります。そ
れだけに、生成段階つまり助走段階で事象のわずかな動向を見逃さ
ないことが特に重要となってまいります。何故なら、次の発展段階
に移れば必ず加速が付き手遅れとなるからであります。私が何を訴
えたいかはもうお察しのことと思います。初期の段階でのわずかの
変化をキャッチして、的確に対処しなければ公園協会の発展などあ
り得ないわけであります。研ぎ澄ました鋭い感性を磨くためにも、
絶えず高いアンテナを張り巡らすよう努めて下さい。
さて、話は変わりますが、危機に対応する王道は、皆さん、何と
思われますか。そう、答えは“危険分散”であります。公園協会は、
現在両足を堺市公園緑地部に入れていますが、今後は片足だけにし、
もう片足は他の組織に入れて踏ん張ることが重要となってまいりま
す。
そのため、昨年度は身近なところから営業活動を開始し、その努
力が少し結実して来ておりますが、公園協会という大きな体を支え
るにはまだ余りにも小さ過ぎます。
今年度は、企業緑化など本格的に民間へのアプローチをかける中
で、協会として自立して行く道筋を作って行きたいと考えておりま
す。
一方、現在公園緑地部から受託している事業については、全て一
から見直しをかけ再編・再構築をするとともに、費用対効果も踏ま
えて支出を抑え、収入を増やす方策も合わせ、徹底してまいります。
4点目は、協会に深く根を張っている“甘えの構造”を排除し、
自律するという自覚を持って頂きたいということであります。
昨日もお話したように、「最後は、堺市は何とかしてくれる。」と
いう“逃げの姿勢”が、今日の協会を形作って来たと私は考えてお
ります。
協会が設立されて40数年となります。世の中は二十歳で成人と
なります。既に2倍以上も生き抜いておるではありませんか。そろ
そろここらで自分達自身で一人立ちできるように、
“真の大人”に脱
皮しようではありませんか。
勿論言うまでもなく、委託者である堺市の指導を仰いで受託した
事業については責任を持って完遂することは当然のことであります
が、協会としての考え方を積極的に提案し、堺市と対等に議論出来
る力を見に付け、堺市からも各種ボランティア団体からも信頼され
る組織に生まれ変われるよう、お互いに頑張りましょう。
ただ今、縷々申し上げてまいりましたが、一言で申すならば、協
会職員一人ひとりが「自分達自身が協会を育て、大きくしていくん
だ。」という強い自覚と信念をしっかり持って頂きたいということで
あります。又、そのことに正に、今、気付いてほしいと言うことで
あります。
「為せば成る、為さねば成らぬ何事も。
」ということわざがござい
ますが、誰しも自分自身のことで精一杯で他人のことなど構ってく
れません。甘えが自滅への道につながることは、世の常であります。
公園協会が生き抜くためには、自分達自身で遣り抜くしか新しい道
は切り開けません。
ここで、故J.F.ケネディ大統領の就任演説の中で言葉をご紹
介したいと思います。
「国があなたのために何をしてくれるかではなく、あなたがこの
国のために何が出来るかを考えようではありませんか。
」
「国」を「市」や「公園協会」に置き換えて考えてほしいと思い
ます。
今日付けで持ちまして新しく協会職員として採用されました3名
の方達には、少し驚きのお話かもしれませんが、今後は“チーム協
会”として全員が自己の能力をフルに発揮して頂き、堺市からも各
種ボランティア団体からも信頼に足る存在となるよう頑張りましょ
う。
これを持ちまして、新年度の開始に当たっての私の挨拶とさせて
頂きます。
ありがとうございました。
平成26年4月1日
公益財団法人 堺市公園協会
板東
俊一
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