愛西市中央図書館 施設維持管理業務仕様書 愛西市教育委員会

愛西市中央図書館
施設維持管理業務仕様書
愛西市教育委員会
平成28年7月
施設維持管理業務仕様書
施設維持管理業務仕様書 目次
1 警備業務仕様書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1
2 清掃業務仕様書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1
3 エレベーター保守業務仕様書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
4 自動ドア設備保守業務仕様書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4
5 空調設備保守業務仕様書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5
6 消防設備保守業務仕様書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6
7 自家用電気工作物保安管理業務仕様書 ・・・・・・・・・・・・・・ 7
8 視聴覚設備保守業務仕様書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8
9 衛生機器の維持管理業務仕様書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8
10 施設周辺及び隣接公園の樹木伐採・草刈仕様書 ・・・・・・・・・・11
愛西市中央図書館施設維持管理業務仕様書
1 警備業務仕様書
愛西市中央図書館の所有又は管理に係る対象物件(警備業務対象施設)に設置する
非常自動通報装置(送信装置)を用い、基地局(CSK ガードセンター)に設置する遠
隔監視装置により警備対象施設から事故等に関する情報を受信し、その情報に応じて
初動装置及び緊急通報を行い、施設警備を実施する。
(1) 警備方式
機械警備(PC アラーム)方式及び機動巡回(不定期)方式
(2) 警備担当時間(機械警備)
毎日、退館時間より入館時間迄(警備対象物件が無人状態にある時とする。)
(3) 機動巡回時間(不定期巡回)
毎日、19:00 より翌日 06:00 迄の間に 1 回の巡回警備を実施する。
なお、毎日の巡回した結果報告を館長へ書面で報告する。
(4) 防犯に関する情報を受信した場合及び対象物件に侵入等の防犯に関する情報を受
信した場合は、直ちに管轄する待機所の警備員に連絡し、警備業務対象施設へ急行
させると共に、情報の内容により 110 番通報と関係機関等へ緊急通報を行う。
2 清掃業務仕様書
(1) 業務場所
愛西市中央図書館
(2) 業務内容
ア 日常清掃
(ア) 床清掃
箒等で紙くず、ごみ、砂等をはきとり、ダストモップにて床面を拭きあげる。
また、汚れに応じて適時水拭きをするものとする。カーペット部分について
は、真空掃除機により、ごみやほこり等を除去するものとする。
(イ) ごみ等の集積処理
ダストボックス、くず入れのごみは、毎日指定の場所に集積処理する。
(ウ) 鏡、ガラス等の掃除
洗面所の鏡、玄関出入口のドア等のガラスは、毎日タオルで拭きムラや曇り
のないように拭きあげる。
(エ) 手摺り、テーブル、備品等の清掃
タオルで水拭き及びから拭きをし、便器は洗剤と柄付きタワシ等で洗浄し、
金属部分はタオルで水拭きをする。トイレットペーパー及び手洗い石鹸液は随
時補給し、汚物については毎日処理するものとする。
(オ) 図書館の外周等の清掃
玄関周辺、自転車置き場、南側公園のごみ収集、落葉収集等の清掃を行う。
イ 定期清掃
1
(ア) 床面ワックス清掃
備品等は、移動可能なものは移動し、ごみ、砂等を除去する。
床面に洗剤を塗布し、ポリシャーにて汚れを除去し、モップで水拭きし、
乾燥後に樹脂ワックスを塗布する。
(樹脂ワックスについては床材に適応したワ
ックスを使用する。)
ワックス乾燥後、移動した備品等は作業前の状態に戻す。
(イ) ガラス清掃
ガラス面に洗剤を塗布し、汚れを除去する。その後、スクイジーにて仕上げる。
両面行うものとする。
(ウ) カーペット洗浄清掃
備品等は、移動可能なものは移動し、ごみ、砂等を除去する。
床面にカーペット洗剤を噴霧し、ポリシャーにて洗浄し、熱湯を噴射(噴射温
度は 70℃以上のスチームクリーニング工法作業)しながら、汚水を回収して仕
上げる。
カーペット乾燥後、移動した備品等は作業前の状態に戻す。
※ 清掃内容、清掃箇所の詳細については、【別表-1】のとおりとする。
(3) その他
業務に必要な器具は受注者が準備するものとする。
業務詳細については、発注者と受注者とが協議して定めるものとする。
○愛西市中央図書館清掃業務 内訳書
項
1
目
数 量
単 位
12
ヶ月
床面ワックス清掃・250 ㎡
1
回/年
ガラス清掃・500 ㎡
1
回/年
1 又は 2【別表-(1)】
回/年
日常清掃・1,745 ㎡
定期清掃
2
カーペット清掃・1,495 ㎡
3 エレベーター保守
エレベーター保守業務
保守業務仕様書
業務仕様書
(1) 業務場所
愛西市中央図書館
(2) 目的 昇降機が常に安全で最良の運行状況を維持するよう、次の事項を実施して
下さい。
(3) 遠隔監視
エレベーターの運行状況を確認するために監視装置を機械室に設置し、電話回線
を介し監視センターにて常時遠隔監視を行う。
ア 遠隔監視項目
(広域災害等で電話回線が輻湊した場合、正常な受信が行えない場合がありま
2
す。
)
①電源異常
②起動不能
③閉じ込め故障
イ 遠方監視装置の点検
技術員を派遣し、監視装置の点検を行う。
(4) 定期点検
ア 定期的に技術員を派遣してエレベーター機器全般を点検し、必要に応じ清掃・
給油・調整を行い、性能を最高に維持するよう適切な処置を行う。
イ 定期点検の結果については、「メンテナンス報告書」にて提出する。
(5) 定期整備
ア 稼働頻度などの稼働データを考慮した適切な保守計画及び定期点検の結果によ
り機器の性能に必要と判断される場合は、技術員を派遣し直ちに修理または部品
の取替を行う。
イ 定期整備の結果については、「メンテナンス報告書」にて報告する。
(6) 細密調査
年 1 回年次細密調査員を派遣し、機器装置の細部を調査し、予防保全的措置を行
い、調査結果については、「年次細密調査報告書」として報告を行う。
(7) 計測データ
細密調査の際、昇降機の運転状態及び特性を把握し、性能維持基準が保持されて
いることを確認するためのデータを計測し、計測したデータに異常値が検出された
場合は、適切な処置を行い、その処置内容について報告するとともに、その記録を
保管して下さい。
ア 無負荷速度(上昇・下降)
イ 着床誤差(上昇・下降)
ウ 回路絶縁(電源・電動機・制御・信号・照明)
エ 調速機(スイッチ・キャッチ)
オ ブレーキ寸法(コアストローク・スプリングの長さ)
カ ロープ(主ロープのピットクリアランス・調速機のテンショナークリアランス・
コンペンクリアランス)
キ ドア動作寸法(セフティー・かごドアスイッチ)
(8) 定期検査
建築基準法第12条に基づき行われる年1回の定期検査とする。
(9) サービス体制
ア サービス情報センター
サービス情報センターは24時間体制とし、エレベーターの運行状態確認、監
視を行う。
また、エレベーター異常を受信した際には、技術員が出動すること。
3
イ 技術員
技術員は出動に備え24時間体制をとること。
ウ 異常受信時の対応
エレベーターの運転状態の異常・状態変化発報を受信した場合は、技術員を派
遣し適切な処理を行う。
エ エレベーター閉じ込め故障時の直接電話機能
エレベーター閉じ込め故障時には、エレベーターかご内とサービス情報センタ
ーとの間で直接通話することができるようにする。
(10)部品供給体制
保守及び故障等(広域災害は除く)の緊急時でも最短の停止時間で昇降機を復旧
する緊急措置を行うため、必要な交換部品(純正部品)等を保管するとともに、部
品を安定供給を行うこと。
(11)業務履行体制の確認
下記の項目について要求があった場合、該当する文書、或いは資料の提示を求め
た場合に提出すること。
ア 業務を実施するために使用する当該機種の保守技術資料
イ 故障発生時、地震発生時等の緊急対応体制表
ウ 緊急時の故障連絡施設の所在地
エ 緊急時の部品供給を行う施設の所在地
オ 業務を行う技術員の教育を行う施設の所在地・内容等
カ 廃棄物処理業者の名称・許可業種・許可番号
(12)安全管理体制
安全に作業を行うため技術員に対し定期的に安全教育を実施し、災害を防止する
ための危険予知教育に努めること。
(13)専用電話回線と遠隔監視装置
ア 遠隔監視装置・電話加入権は委託者の所有とし、委託者にて設置することとし
ます。
イ 遠隔監視に必要な電話料金は委託者にて負担とします。
4 自動ドア
自動ドア設備保守
ドア設備保守業務仕様書
設備保守業務仕様書
自動ドアの保守委託業務に関し、契約書及びこの仕様書に基づき、適正に行うもの
とする。
(1) 物件
設置場所 愛西市中央図書館
設置機種 扶桑電機工業株式会社製ドリームオートドア装置
DC-4
(2) 業務内容
自動ドアの機能を常に良好な状態にしておくために定期点検を3ヶ月に1回(年
4回)実施する。また、定期点検時以外において不具合が生じた場合は、随時点検
4
調整に当たるものとする。
(3) 費用負担
前項にかかる整備、補修等に要する次の費用は発注者の負担とする。
ア 天災による故障
イ 発注者の使用上の責に帰する場合
ウ 消耗部品の取替え
ただし、予め承認を受けて行うこととする。
5 空調設備保守業務仕様書
(1) 業務場所
愛西市中央図書館
(2) 目的 空調設備機器の保守点検の実施及び常に安全で最良な空調環境を保つため、
季節ごとの運転機器の切換えを行い、運行状況を維持できるよう、次の事項を実
施して下さい。
(3) 保守機器
ア エアコン類
パッケージエアコン 40BM060421
1台
年4回
ビル用マルチエアコン室外機 PUHY-500-A
1台
年4回
10台
年4回
ビル用マルチエアコン室外機 PUHY-400M-A
1台
年4回
ビル用マルチエアコン室外機
5台
年4回
給気ファン 100V 50W
2台
年2回
給気ファン 100V 0.75KW
1台
年2回
排気ファン 100V 50W
2台
年2回
排気ファン 100V 100W
3台
年2回
排気ファン 100V 0.3KW
1台
年2回
排気ファン 100V 75W
1台
年2回
サーキュレーターファン 100V 75W
1台
年2回
ロスナイ換気扇 100V 460W
3台
年4回
ロスナイ換気扇 100V 280W
3台
年4回
ロスナイ換気扇 100V 200W
1台
年4回
ロスナイ換気扇 100V 138W
2台
年4回
ビル用マルチエアコン室内機
イ ファン類
ウ 全熱交換機
(4) 空冷ヒートポンプエアコンの冷房イン点検作業内容について
①作業着手前点検、②据付状態の点検、③電気系統点検、④冷媒系統点検、⑤潤
滑油系統点検、⑥送風機系統点検、⑦熱交換機系統点検、⑧排水系統点検、⑨安全
装置点検調整、⑩運転調整・データ採取、⑪作業終了時点検の実施
(5)空冷ヒートポンプエアコンの冷房オン点検作業内容について
5
①客先運転状況確認、②作業着手前点検、③電気系統点検、④冷媒系統点検、⑤
潤滑油系統点検、⑥熱交換器系統点検、⑦排水系統点検、⑧運転調整・データ採取、
⑨作業終了時点検の実施
(6)空冷ヒートポンプエアコンの暖房イン点検作業内容について
①作業着手前点検、②据付状態の点検、③電気系統点検、④冷媒系統点検、⑤潤
滑油系統点検、⑥送風機系統点検、⑦熱交換機系統点検、⑧排水系統点検、⑨安全
装置点検調整、⑩運転調整・データ採取、⑪作業終了時点検の実施
(7)空冷ヒートポンプエアコンの暖房オン点検作業内容について
①客先運転状況確認、②作業着手前点検、③電気系統点検、④冷媒系統点検、⑤
潤滑油系統点検、⑥熱交換器系統点検、⑦排水系統点検、⑧運転調整・データ採取、
⑨作業終了時点検の実施
(8)ビル用マルチエアコンの冷房・定期点検作業内容について
①客先運転状況確認、②作業着手前点検、③据付状態の点検、④電気系統点検、
⑤室外機点検、⑥室内機点検、⑦運転調整・データ採取、⑧作業終了時点検の実施
(9) ビル用マルチエアコンの暖房・定期点検作業内容について
①客先運転状況確認、②作業着手前点検、③据付状態の点検、④電気系統点検、
⑤室外機点検、⑥室内機点検、⑦運転調整・データ採取、⑧作業終了時点検の実施
(10) 送排風機(一般)の定期点検作業内容について
①客先運転状況確認、②作業着手前点検、③据付状態の確認、④電気系統点検、
⑤送風機系統点検、⑥運転調整・データ採取、⑦作業終了時点検の実施
(11) 全熱交換器
①客先運転状況確認、②作業着手前点検、③据付状態の確認、④電気系統点検、
⑤送風機系統点検、⑥エレメント点検、⑦チャンバー内点検、⑧運転調整・データ
採取、⑨作業終了時点検の実施
以上、④~⑪までの保守点検内容について、速やかに保守点検結果について、書
面にて報告をすることとし、また、
【別表-2】のとおり、年間工程表により実施す
るものである。
6 消防設備保守業務
消防設備保守業務仕様書
保守業務仕様書
愛西市中央図書館の消防設備等の保守委託業務に関し、契約書及びこの仕様書に基
づき、関係諸法令を遵守し、適正に行うものとする。
(1) 業務内容
ア 業務場所に設置された消防・防災設備の機能保全のため、発注者の防火管
理者の行なう点検業務を補助する。
イ 受注者は6ヶ月に1回技術員を派遣し、消防法施行規則第31条の4第1
項及び第3項に定める点検を行なう。
(2) 点検費用
点検費用の明細は別紙の計算書のとおりとする。
ただし、契約期間中に社会情勢の変化及び機器の数量等に変更が生じた場合は、
6
発注者、受注者協議の上改定できるものとする。
(3) 報告義務
ア 発注者は、常に消防設備等を正常に維持するために機能に影響を及ぼす
恐れのある事態が発生した場合はただちに受注者に通知し、発注者、受注者協議
の上、消防設備等の保全に努める。
イ 受注者は、点検の結果、故障その他の事故を発見した場合は、ただちに発注者
に報告し、発注者、受注者協議の上、最善の処置をとる。
7 自家用電気工作物保安管理業務仕様書
自家用電気工作物保安管理業務仕様書
(1) 目 的
本仕様書は、委託者(以下 甲 という。
)愛西市が設置した自家用電気工作物の保安管
理業務及び電力デマンド監視業務に関する委託契約の内容について、統一的な解釈及び
運用を図るとともに、その他の必要な事項を定め契約の適正な履行の確保を図るための
ものである。
受託者(以下 乙 という。
)は、本仕様書に基づき設備及び運営に支障のないように保
安管理業務を実施する。
(2) 保安管理業務の対象
ア 事業所の名称 愛西市中央図書館
イ 電気設備の概要
需要設備容量 250kVA
受電電圧 6,600V
絶縁監視装置
有
デマンド監視
有
(3) 保安管理業務の内容
ア 定例保安管理業務
イ 工事に関する指導・助言・点検
ウ 再委託の禁止
乙は、契約した業務の全部または一部を他の者に再委託してはならない。
ただし、乙が個人であって、本人の急病等で真にやむを得ない理由がある場合は、
甲が承認した場合に限り同等以上の資格、要件を満たす者に再委託することが出来
るものとする。
エ 電気事故発生時等の対応
乙は、電気事故発生時等の連絡体制を明確にし、24 時間連続(365 日)で受付及び
対応を行うこと。また、乙は愛西市役所に 30 分以内に到着できること。その他の施
設においては連絡を受けてから 1 時間以内に当該施設へ到着できること。
オ 緊急時の対応
乙は、非常災害時に備えて電気工作物の保安ができる体制を確立し、非常動員体制
図を甲へ提出すること。
また、台風、水害、地震等の非常災害時には、電気主任技術者の資格をもった者が
7
対応し、電力会社との連携をとり復旧状況等の連絡を密にすること。
カ 絶縁監視装置
甲の承諾を得て絶縁監視装置を設置した場合、乙の責任において維持管理をするこ
と。警報発生時(警報動作電流 50mA)以上の漏洩電流が発生している旨の警報を連
続して5分以上受信した場合または5分未満の漏洩警報を繰り返し受信した場合は、
警報発生の原因を調査し、適切な措置を行う。
(4) 安全管理
ア 安全の確保
業務の実施にあたっては、労働安全衛生規則、電気事業法等の関連法規を遵守し
安全の確保に努めなければならない
イ 単独作業の禁止
高圧回路の停電、送電操作を伴う作業、高圧近接作業または高所作業を行う場合は
安全の確保のため監視者をおいて複数で作業を実施すること。
ウ 防護具、保護具の使用
乙は、高圧近接作業を行う場合は、適正な絶縁用防護具、絶縁用保護具を使用し
なければならない(労働安全衛生規則第 342、343 条)
。また、そのために必要な適正
な防護具、保護具を常備しなければならない。
乙は、防護具、保護具の定期自主検査(6ヶ月に1回以上)を実施し、その絶縁性
能が維持されていることを確認しなければならない。
(労働安全衛生規則第 351 条)ま
た、その記録は甲の求めがあったとき直ちに開示しなければならない。
8 視聴覚設備保守
視聴覚設備保守業務仕様書
設備保守業務仕様書
視聴覚設備の保守委託業務に関し、契約書及びこの仕様書に基づき、関係諸法令を
遵守し、適正に行うものとする。
(1) 業務場所
愛西市中央図書館 1階 AVコーナー
(2) 業務内容
視聴覚設備の機能を常に良好な状態にし、故障などによる使用上の支障を除去す
るものとする。
点検業務
年2回実施
(3) 費用負担
部品を伴う修理については別途見積をして、発注者に提示するとともに、指示を
仰ぐものとする。
9 衛生機器の
衛生機器の維持管理業務仕様書
業務件名:衛生機器の維持管理業務
業務場所:愛西市中央図書館内トイレ等
(1) 業務の目的
トイレの大小便器の殺菌、洗浄、脱臭、排水管のスケールによる詰まりの予防及
8
び皮膚が接触する便座を除菌し、消臭芳香により悪臭を除去し、トイレ環境を良好
な状態に保ち施設の維持、管理と CO2 削減・環境負荷の低減化及び二次感染予防に
供することを目的とする。
(2) 業務対象
愛西市中央図書館内トイレ等
個数は、 サニタイザーMK 7
4個
サニタイザーMK11
6個
(3) 業務項目
ア 洗浄殺菌装置維持管理業務
イ 小便器用内蔵式洗浄殺菌装置維持管理業務
(4) 業務仕様
ア 洗浄殺菌装置・室内用消臭芳香装置は借用とする。
イ 洗浄殺菌装置は衛生器具用給水装置の二次側以降の配管に設置する。
(大便器に取付ける場合はバキュームブレーカ以降の配管へ設置する。
)
ウ 二次感染予防の効力を有すること。
エ 各装置の使用中における破損及び故障に対する処置は、原則として受注者の負
担とする。なお、その他については、発注者及び受注者の協議とする。
オ 各装置及び整理汚物用回収容器に使用される薬剤及び芳香剤については、毒物
及び劇物取締法及び化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律の安全性基準
に適合していること。なお、芳香剤は国際香料協会の技術諮問委員会の安全性基
準に適合していること。
(5) 性能、品質
ア 洗浄殺菌装置
(ア) 洗浄殺菌装置は、衛生器具に対し必要十分な薬剤の供給が可能な容量を確保
しており、衛生陶器内部全面に対し行渡る洗浄効果を有すること。
(イ) 薬剤は、水質、水温等の変化に影響されない液体を使用すること。また、使
用回数に対応した品質、性能を有すること。
(ウ) 薬剤は中性を使用すること。
(エ) 洗浄殺菌装置は薬品と芳香が一体式であること。
(衛生器具のトラップにおいて洗浄水の薬剤濃度は、大腸菌、黄色ブドウ球
菌等の菌に対し発育阻止もしくは死滅に必要な数値を有すること。
イ 小便器用内蔵式洗浄殺菌装置
(ア) センサー部分を加工してスペースを確保して隠蔽式にすること。
(イ) 洗浄殺菌液の薬品が入っており、芳香は別に取付ける。
(ウ) 品質に関しては上記の洗浄殺菌装置と同一であること。
(6) 保守点検
(ア) 各装置及び衛生器具の機能点検周期は、年6回以上とする。
(イ) 薬剤及び芳香剤等の点検交換周期は、年6回以上とする。
(ウ) 薬剤の衛生陶器のトラップにおける濃度測定及び便器表面における洗浄測定
9
の回数は、試薬等を使用し年1回以上とする。
(エ) 薬剤の残量確認回数及び時期は、夏期、冬期の2回とする。また、薬剤のボ
トルで残量を持参し確認後に写真で報告する。
(オ) 排水状況の点検は、年6回以上とする。点検後サービス確認書で報告する。
(カ) 薬剤の便器表面及びトラップ部における細菌測定を年 1 回以上とする。その
結果を文書・比較写真等にまとめた報告書を提出する。
(キ) 保守点検中に発生したゴミ類は全て持ち帰り、適正に処理をすること。
(ク) 装置の故障等、緊急事態が発生した場合には、直ちに専門技術者を派遣し必
要な処置を行うこと。
(ケ) 保守点検中に発見した給水異常については、施設管理者と協議し、必要が
れば適正な洗浄水量及び洗浄間隔について調整を行うこと。
(7) 環境配慮義務
ア 「資源の有効な利用の促進に関する法律」(通称「リサイクル法」
)の対象物の
リサイクル処理については同法の該当条項を誠実に履行すること。
イ 「ISO9001」並びに「ISO14001」に対して国際標準化機構の認証を取得し
ていること。
ウ 地球温暖化防止に対し、CO2 削減等の問題に配慮する。
エ 環境負荷の低減化を製造段階から積極的に推進すること。
(8) その他
ア 保守点検、交換業務の実施に当っては、業務計画、業務日程等について施設管
理者と充分な打合せを行い、業務計画書及び業務日程表等を提出し承諾を得るこ
と。
イ 業務責任者を事前に施設管理者に書面にて届出ること。なお、業務従事者の変
更が生じた場合には書面にて届けること。
ウ 業務の実施にあたり執務の妨げとならないよう、施設管理者と協議し承諾を得
ること。
エ 業務を適性かつ円滑に実施するため、施設管理者と常に充分な連絡を保ち、必
要に応じ施設管理担当者の立会い、確認を得ること。
オ 業務終了後は点検報告書を作成し、施設管理者に報告すること。
カ 作業者は、作業時において社員証を携帯し、自社の制服(作業服)を着用する
こと。
キ 施設管理者が管理上必要と思われる、資料とバックデータの要求が有れば速や
かに提出すること。
ク 業務上発生する廃棄物の運搬・処理を行う場合は、必要に応じて「廃棄物の処理
及び清掃に関する法律」に基づき、産業廃棄物管理票(マニフェスト)を使用し、
適正に処理した後、マニフェストの写しを施設管理者に提出すること。
ケ 契約終了後は原則1カ月以内に装置を取外し、現状復帰を行うこと。
コ 業務遂行に関し疑義が生じた場合には、施設管理者と協議し指示を受けること。
(9) 事前提出書類
10
事前に下記の書類を提出し、商品の適正審査を受けること。
(A)洗浄殺菌装置及び(B)小便器用内蔵式洗浄殺菌装置
・使用薬剤の殺菌効果報告書(外部検査機関作成)
※日本薬局方石炭酸係数による殺菌効果
・使用薬剤の金属材料腐食性試験報告書(外部検査機関作成)
・使用薬剤の活性汚泥呼吸阻害試験(外部検査機関作成)
・使用薬剤の供出量データ(点検・交換回数の根拠)
(C)各装置の共通項目
・PRTR(特定化学物質への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する
法律)非該当確認書
・使用薬剤のMSDS(化学物質等安全性データシート)
・特許書
・直接証明書(自社販売・自社サービス)
・ISO認証書
・カタログ 各 1 部
10 施設周辺及び
施設周辺及び隣接公園の
隣接公園の樹木伐採・
樹木伐採・草刈仕様書
(1) 業務場所 中央図書館施設周辺・隣接公園
ア 5月中に中央図書館周辺と接する道路植栽部分・公園敷地内の草刈作業
イ 8月に開催する納涼まつり前までに、中央図書館周辺と接する道路植栽部分、
公園敷地内の樹木剪定と草刈作業
ウ 市の文化祭・図書館まつり前までに、中央図書館周辺と接する道路植栽部・公
園敷地内の草刈作業
エ 11月中に中央図書館周辺と接する道路植栽部分、公園敷地内の樹木剪定作業
オ 以上の樹木剪定・草刈作業等で出た一般廃棄物においては、適切な処理方法で
処分を行う。
11