活動報告書(PDF:728KB)

平成22年度
活動成果報告書
心そだち場楽習隊塾
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塾長あいさつ
塾長 守田連雲子
これからも日々の生活の中で
私達のメンバーは、温かい社会を目指して身近なところから愛を伝え
合う事を実践する集まりです。
塾ではその伝え方や実践の手立てを学びの中心とし、子育て中のご家
庭や地域社会に活動や提言を続けてきました。
残念なことですが、活動期間の 5 年を満了し、4 月からは播磨ゆめづくり塾の一翼から離
れることになりました。締めくくりとしてその年度毎の思いの表れである「楽習の証」の言
葉を言われた方の心に合わせて記します。
十八年度
人間が好き 一人より二人が好き
二人より三人が好き
三人より大勢がすき
十九年度
子どもは
在籍
(2学年)
仲間が好き
神さまのおつくりになったもの
この世への 国への
親子 80 組
家族への
神さまの
親子 65 組
在籍
(コアラG含む)
いちばん美しい贈り物です
二十年度
たいせつなのは
親子 17 組
どれだけたくさんのことをしたかでなく
どれだけ
二十一年度
在籍
(コアラグループ)
心をこめたかです
向上心は自信から生まれる
親子 15 組
自信は他者への信頼感から生まれる
在籍
(コアラグループ)
他者への信頼感は
愛されることによって生まれる
二十二年度
ひとり
一人が
大切
親子 5 組
「何か」のためにするのではなく
在籍
(コアラグループ)
「だれか」のためにする人になりたい
「楽習の証」の心を大切にしてこれからも各自の持ち場で活動し互いに支えあう関係でい
たいと思っています。
全塾生 17 名のメッセージをいただきました。5 年間の塾の活動にそれぞれの立場でご協
力くださりありがとうございました。お陰さまで子育て中のご家庭に贈る「地域医療者から
のメッセージ」は県民交流広場事業で継続していけます。黒田先生、米山先生、土屋先生、
どうぞこれからもよろしくお願い申し上げます。
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塾生のメッセージ
地域の子育てに寄り添う会 会長
塾生 佐伯美代子
平成 23 年3月 23 日、
「コアラ抱っこ」最後の巣立ちの式が行われました。親子 5 組の式
ですが、参加したいとOB・塾生達も加わりそれぞれが色んな思いで見守る中、
「おめでとう」
「ありがとう」と楽習の証を手渡しました。
みどりの日のイベントへの参加、日本文化の集いの年代間交流では、シニア・高校生(播
磨南高校生)にも入って頂き楽しみました。又、今回は久し振りに自然飼育養鶏場でのびの
びとした昔ながらのにわとり。産みたての卵のあたたかさにも触れさせてもらい、エーデル
ささゆりの広い芝生の上で騒音一つない、又澄みきった大気を胸一杯吸いこんで帰りました。
思い出は数限りなくあり、高齢になり心身共に衰えてきましたが思い出すだけで元気を取り
戻しています。
守田先生ありがとう。最後まで頑張って下さって。子育て学習センター開設以来二十数年
余りを、決して平坦ではなかった道のりを親子への愛情と責任感からこの時期に必要な事、
大切な事を計画し実行して下さった。何らかのお手伝いをした人達皆教えられることばかり
でした。
さて、十年後に開こうと約束のカプセル(14 歳への手紙)
。約束通り 9 年間かけて中に入
れていた両親からの手紙や記念の物を各人に届けられ大変喜んで下さったと聞きました。連
雲子さんの嬉しい顔。素晴らしい指導者に出会って良かったとしみじみ思います。
副塾長
下垣俊子さんを偲んで
守田連雲子
初夏の頃、発病された俊子さんを神戸医大に訪ねました。病室へ案内して下さった方は、
俊子さんのご長男のお嫁さんで、子育て学習センター8期生のゆめちゃんのお母さんでした。
私とは10年振りの再会でお部屋までお子さんの成長ぶりを聞かせていただきながらお喋り
しました。病室の俊子さんは普段と変わりなく、この何ヶ月間の状況をたんたんと話されて
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いました。私は健康しか取柄がないのにと残念そうでした。
俊子さんとの出会いは、中央公民館前の広場(役場の駐車場)でふるさと祭をしている頃
でした。多方面に心配りのできる方で、又、いつも方向をきちんと認識されて、いきいきと
活動されていました。子育て学習センターの親たちも、何か参加できそうな行事があると声
をかけて下さり活動の場を提供して下さいました。
広い心で相手の立場になって受け入れることの出来る方でした。多くの親子がたくさん楽し
み頑張ろうと思い、子どもがいるからこんなことにも参加できるのだと喜ばせていただきま
した。本当にありがとうございました。
お別れの何ヶ月か前に「私は子ども達も孫たちも皆元気で幸せに育ち、いい嫁たちもいる
から何も思い残すことはないの」と言われていました。私はあなたの子育てがよかったから
よといいたかったのですが、・・・それを言うと終わってしまいそうで、「まだまだ先が楽し
みネ」と言うと「うん」とうなずいていましたが、淋しそうでした。
ゆめづくり塾の活動も館長さんになられてからは、お忙しく時間をつくる事が大変ですの
に、
「私の代わりにお友達に手伝ってもらうわ」と応援して下さったり、こうすれば子どもや
親が喜ぶネなどと次々とうれしい事をして下さり、よい思い出を作って下さいました。
「何か
の為にするのでなく、誰かの為にする人」私も努力します。公民館で時々私は貴方に語りか
けています。千の風になって、私のまわりにいて下さいネ。祈りながら・・・・・・
八千代町において
平成 22 年 11 月 14 日
会計 村上安子
子どもたちを大事そうに宝物のようにだいて来られたのが初対面でしたね。
まだまだどうしていいかわからないと言うのが本音だったんじゃないでしょうか?
あれから 4 年。
お母さんたちも子どもたちもいろいろな事があったと思います。
小さな悩み、
時には大きな悩みをかかえて折れそうな時もあった事でしょう。それでもいろいろな方に助
けてもらいながら、今日まで元気に立派に成長されているのを拝見できてうれしく思います。
がんばれ!がんばれ!と心から応援していきたいと思います。
私は、皆様の力にあまりなれなくて申し訳なく思っております。
これからは、幼稚園、小学校、中学校、高校…と親の目が届きにくく、特に携帯電話やイ
ンターネットなどたくさんの情報が錯乱している状況なので、こどもたちの
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心の変化
に
お父さんお母さんが早く気づいてあげる事が大事なので…
その為には日ごろからの 会話 がとても大事かと思います。いつまでたっても、30 歳、
40 歳、50 歳になっても子どもは、親にとっては子どもなのです。
(ひとり言)
最後に私の簡単レシピ
<簡単野菜スープ>
元気の出るスープ
ベーコン、タマネギ、ニンジン、キャベツ、ジャガイモ、カボチャ、サツマイモなど冷蔵
庫などの残り物の野菜などを 1 ㎝角に切り、少し大きめの鍋に入れ水を入れて沸騰してきた
らあくを取り、スープのもとを入れて 15∼30 分弱火で味をととのえたら(塩コショウ)出
来上がりです。
朝食のスープや、ハンバーグのときのスープなどアレンジでズッキーニやセロリ、トマト味
も OK です。
書記 多木
※振り向かぬ子を見送れり
佳世子
振り向いた時振る手を用意しながら
これは歌人の俵万智さんの短歌です。幼稚園に通い慣れてきた我が子が通園バスに乗り込
むのを見送る気持ちを詠んだ歌です。子どもの成長を見守る親の心情が「振る手を用意しな
がら」によく表れていると思います。
※ぴったりと抱いてやるなり寝入りばな
※みどりごと散歩をすれば
ジグソーパズルのピースのように
人が木が光が話しかけてくるなり
※おさなごがビールの缶を抱きしめて
ぷはっと笑う
それは私か
寝かしつけるうちに親も一緒に寝てしまう日々。
「かわいいね」
「大変やけどがんばってね」
と、子連れの外出で声を掛けられる日々。反省したり、悩んだり、大笑いしたり、クタクタ
になったり…。そんなふうに子育てに奮闘されているお父さんお母さんに、少し元気になっ
てもらえて、楽しんでもらえればいいなと願いながら活動してきました。私自身も毎回元気
と活力をいっぱいいただきました。本当にありがとうございました。
※短歌の引用…「たんぽぽの日々」俵万智(小学館)より
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塾生 山本千代子
5 年間って速いですネ。最初はどうしたらいいのか本当に迷いました。1 日 1 日子供達の
顔を見ていると何か楽しくなり可愛いなあと思いました。ヤンチャな子もいればごんたの子
供もいる。ほんとうにおもしろかったです。とても楽しかったです。とても良い勉強になり
ました。
塾生 瀧本トミ
何かある時には、声をかけて下さいましたので、おかげさまで元気に過ごすことができまし
た。かわいいお母さん、子どもたちと楽しい思い出もたくさんできスナップ写真も大切に持
っています。ありがとうございました。
又これからも身体のこと気遣いながら元気にすごしますので仲間に入れて下さい。
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塾生 安福かよ子
「心」そだち場楽習隊の活動は実に楽しく有意義で中身の濃いものでした。たくさんのメ
ッセージを含んで子育て中の両親を愛情深く支え、手助けできたと思います。
私にとってもよき楽習の場でした。
塾生 西山陽子
「心そだち場楽習隊」に参加させて頂き、多くの方々と出会うことができました。自分自
身を磨き、ホッとする事ができる場所でもありました。これからも、播磨町の子育てに寄り
添い、明るく元気に楽しくやっていけたらよいのになあと思っています。
塾生 松井昭雄
兵庫県立小野高等学校職業講演会でお話したこと
私の仕事・・・大豆の加工、豆乳、豆腐類、湯葉製品、黒豆の飲料、黒豆の納豆
このような製品作りにおいて、私自身が心がけてきたことは良質で美味しい食品を製造する
こと、美味しくて体に良い大豆加工品をお客様に提供することです。もちろん、今も工夫を
続けています。私は生涯、今の仕事を続けて生きたいと願っています。
製品作りの内容が少しずつ変わってきました。
約 30 年前、父から受け継いだときは豆腐類だけを製造していました。父が亡くなり、母と
パートタイマーの従業員 2 人で、木綿豆腐、絹豆腐、焼き豆腐、うすあげ、厚揚げ、ひろう
す、これだけの製品を手作業で作りました。すぐに、注文量が増えてきました。生産ライン
を機械化して大量に生産しました。又、同時に湯葉製品の研究開発もはじめました。
湯葉は三年ぐらい経ってから少しずつ売れてきました。美味しい湯葉を作るためにいろい
ろな原料大豆を探しました。水と大豆だけで作るので水も良いと思われるセラミックの活水
装置を導入しました。
更に加工方法もいろいろと工夫しました。やがて、お客様から「美味しい湯葉」というこ
とで「進物用の湯葉」として利用してくださる方々が増えてきました。又、ホテル、日本料
理、和食レストラン等でも、弊社の湯葉を食材として使ってくださるところが少しずつ出来
てきました。
さらに、美味しい湯葉をつくるために原料の一部に高価な黒豆、丹波黒大豆を少しブレン
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ドすることもはじめました。又、黒豆 100%で湯葉を商品化することも始めました。普通の
大豆製品でも体に良いことは皆さん方もよくご存知のことと思います。黒大豆は、更にもっ
とよいのです。漢方の文献によると「黒い大豆は薬」であるという表現が数ヶ所あります。
健康と長寿を願ってのお祝事の時、お正月のおせち料理には必ず黒豆が入っています。我々
の祖先から素晴らしい知恵だと思います。黒豆は健康を象徴する食材と位置づけしているの
です。更に漢方の文献によると薬である黒豆の加工方法として「煮汁」がよいとされています。
複数の文献で「煮汁」という加工方法が良いと記されています。すなわち「表皮の黒い成分」
が体に良いのです。このようなことを学んで私は「丹波黒豆煮汁」という冷凍食品を商品化し
て販売しています。多くの方々に本当に喜ばれています。最近では多くの食品企業がまねを
して缶詰で製品化しています。しかし冷凍食品が一番良いのです。このように黒豆の製品化
の流れで黒豆の納豆も商品化しました。納豆は「世界が認めるスーパーサプリメント」と言
われるほど健康に良いのです。
仕事を通して学ばせて頂いたこと。大豆の加工という仕事に取り組んでいるお陰でいろい
ろな人との出会いがあります。小学校の栄養士さんの依頼で始まった小学校を対象にした豆
腐作り、コミュニティセンターで一般の人々に豆腐作り、また大豆が体に良いというお話等、
いろいろなかたちで地域社会の方々とのかかわりをもってきました。
変わった取り組みでは「地域教育委員会」という立場にあった時、小学校で「お弁当の日」
という取り組みをスタートさせました。さらに「食事」「食べること」これは私たちの健康に直
接つながります。お陰で健康管理の方法も年は取ってきましたが上手になりました。その一
つに「水」の大切さも少しずつ分かってきました。私の事務所は小さな事業所ですが「黒大豆の
加工」、食育の一環としての「手造りトーフの手法」という分野で情報発信させていただくこ
とができました。良質で美味しい大豆製品を提供したいという気持ちを持ち続けた結果だと
思っています。
私は自分で今の仕事を選び、また大切にしてきました。仕事(業務の内容)が大きく変わ
ったこと、自分自身の健康管理の経験から「良いことを願い続ける」ことの大切さ、心のも
ち方が私たちの将来を左右することも学ばせていただきました。
65 回生職業講演会の感想をご紹介します
1 年生女子
私は豆腐製造と聞くと、豆腐だけを造っている方だと思っていましたが、実際はそうで
はなくて、黒豆を使った煮汁やサプリメントなど、様々な食品を製造していることがわか
ったし、黒豆のサプリメントを使用すると血液がサラサラになったという話を聴いて驚き
ました。
自分の利益だけを考えて、商品を造るのではなく、松井さんのように自分の商品を買っ
てくれる人がいる、必要としてくれている人がいると思って頑張ろう!と思えることが大
切なんだと感じました。
松井さんが教えてくれた事は私たちの将来につながり、活かせると思ったし、私も将来
社会に貢献できるような大人になりたいと思いました。
私は、大勢の感想文を下さった生徒さんの内容に合わせて返事を各人に書かせていただき
ました。
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塾生 山本美代子
長い人生を振り返ると私達は多くの人から、沢山の温かいものを頂いてきました。今度は
周りの人にできるだけ優しい言葉、温かいほほえみを贈りたいと思います。
不透明のこの時代、楽しいボランティアをする為にはと考える事があります。ひとつの言
葉を大切に、人との和を大切に、と、言葉で言う事は簡単です。それはなかなか難しいこと
です。その日、その時間、その瞬間を大切に過ごしたいと思います。急がなくて、続ければ
…でもちょっとジャンプしただけで今より変わるかもしれません。
無理せず、くじけず、元気で笑顔を忘れないでと、年を重ねると反省しながら思うばかり
です。
塾生 吉田美智子
若いお母さん方と一緒にすごせ、可愛い赤ちゃんも抱かせてもらい、ご両親からはお礼を
いっていただきうれしく楽しい集まりでした。
お母さん方が仲良くされているのを見て仲間同士同じ想いで楽しくされている気持ちが伝
わってきました。いつも上手に文章に思いを表現されているのには感心しています。いい楽
習隊でした。
塾生 浅原奈緒子
ゆめづくり塾に参加されている方を見ていると、お仕事よりも子育てが中心だった数年間
を懐かしく思い出します。
息子も高校生になりました。あの子育て時代があったから、今の自分がいると思います。
塾生 笠原和泉
手作りの心温まる修了式に参加させてもらい、自分の子どもの幼かった頃に支えてもらっ
た方々のことを思い出し、改めて感謝しながら幸せな時間を過ごすことができました。
ありがとうございました。
塾生 川上聡子
現在私は、公民館で学習サポートボランティアをしています。対象年齢が少し上がったと
いうことを除けば「地域の中で育っていく子供達を応援していく」という、子育て楽習隊、
しいては学習センターの思いと根っこがつながっていると信じての活動です。
楽習隊にはなかなか参加出来ず、ささえて下さった皆様には感謝の言葉しかありませんが、
メンバーに加えていただいたことは私のパワーの源になりました。五年間ありがとうござい
ました。
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塾生 河村知里
心そだち場楽習隊の 5 年間の活動は、守田先生をはじめとした地域の子育てに寄り添う塾
生たちの愛と想いが、子育て中の親子の心に小さな愛の種を播いたと思います。私たちは、
これからもその種が育ち花が咲くお手伝いをこの町で見守り、お手伝いしていけたらと思い
ます。
塾生 福井香理
子どもたちの造形のお手伝いで思う事。手をつかう、触れる、感じる、見る、五感を使っ
て表現する時の喜びや楽しみは、共感してくれるお母さんの笑顔と関わりで広がっていくも
のですね。
∼
塾生の勉強会
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∼
お母さん方の子育て交換日記
ふれあい子育てノートより
平成 22 年 4 月 16 日(金)
伯井美和
紗彩(3 歳 7 ヶ月)
3 月に修了式を終え、4 月からは守田先生のご自宅で新たにスタートすることになりまし
た。参加メンバーは少なくなり、人数的にはさみしくなりましたが、これからは少人数を活
かした楽しみ方ができたらいいなと思います。ママ同士のコミュニケーションをとり、いろ
んな情報交換ができればと考えています。
いろんなおもちゃがいっぱいあり、初めての場所ということもあり紗彩はとても楽しか
ったようですが、守田先生のご自宅でご迷惑をおかけしないかと心配です。後 1 年間よろし
くお願いします。
4 月 29 日に行われた大中遺跡でのイベントに参加しました。以前、三木の防災センタ
ーでも体験した消火器を使って放水したり、ボールの入ったバケツを次々に運ぶバケツリレ
ー(ボールを水に見立てての消火)をしたりしました。あとは、わなげや、ボールを使った
遊びなど、遊び方が分からなかった時は「どうやってするんですか?」って自分で聞いたり
して紗彩はとても楽しんでいました。竹馬にも初挑戦したりと、充実した半日を過ごすこと
ができたと思います。又このようなイベントがあれば参加したいと思います。
平成 22 年 6 月 18 日(金)
桑野朋子、友奈(3 歳 4 ヶ月)、茉輝斗(1 歳 6 ヶ月)
今日のお天気はくもり時々あめでした。この度、茉輝斗が複雑型熱性けいれんと水ぼうそ
う、そして友奈も水ぼうそうと立て続けとなり、先生やみなさんにご心配をおかけしました。
とっても久しぶりの参加となりましたが、30 分もすると子供もなれて、子供同士で遊ん
だりと、少人数の魅力がありました(笑)うちの子はいまだに人見知りがすごいんです。
今日は 1 人 1 人みんなの前で自分の名前をきちんと言えるか練習しました。
「私は○○○○○です」…恥ずかしいのか、うちの子はまだみなさんの前では言えません
でした。
(家に帰ると、でっかい声で何回も言ってました)まだまだ内弁慶です。
そのあと手遊びで歌を歌って、ティータイム。今日は伯井さんが手作りのかわいいたい焼
き。先生手作りのびわゼリー。ものすごくおいしかったです。みんなすごいなぁ。世の中に
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はいろんなお手軽キットがあるんだなぁ…と感心ばっかりでした(笑)あと、なかなか野菜
を好きにならないうちの子が野菜チップス食べてたのはびっくりしました。
今回はお天気もあまりよくなかったので、お外には出れませんでしたが、お天気のいい日
にはお外であそびたいなぁと思いました。
メンバーが少なくなりましたが、少ないなりの魅力が発見できて毎回のコアラが楽しみで
す。よろしくお願いします。
平成22年8月4日(水)
安福さつき、大智(3 歳 11 ヶ月)、颯志(2 歳 4 ヶ月)
そして、10 月に 3 人目が生まれる予定です。
今日は 3 月に参加して以来久しぶりに参加しました。
入園する前は、喜んで登園してくれるか心配な大智でしたが毎日楽しんで通ってくれてほ
っとしています。
今日は、みんなでプールをしました。牛乳パックでお船を作ってもらって大智も颯志も大
喜びで家に持って帰ってもお風呂の中で一緒に遊んでいます。入園してから幼稚園で工作す
るようになって手作りのものに以前より興味をもつようになってきているのでどうやって作
ってあるんだろうとジロジロ見て作り方の研究をしていておもしろいなと思いました。
久しぶり会ったお友達ともうれしそうに暴れながら遊んでいたので又時々参加したいなと
思いました。
又声をかけて下さい。お願いします。私も久しぶりにママ達とお話できて楽しかったです。
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平成 22 年 8 月 20 日(金)
五百蔵紀子、翔陽(4 歳 3 ヶ月)美桜(2 才 5 ヶ月)
夏休みに入って 2 回目の参加となりました。後は日本文化のつどいが終われば、また幼稚
園が始まり、しばらくみなさんにお会いできません。
夏休みが始まった頃は、長いなぁ、せっかく慣れたのにずっと休みなんて…と思っていま
したが、今では夏休みが名残おしくなりました。
結局、夏休みはラジオ体操にも行かず、ただダラダラとしたもので、まるで親の為の夏休
みでした。ですからコアラだっこの参加は私達親子にとってとても有意義なものでした。
そして今日は田原さんがお子さん 3 人を連れて参加して下さいました。健太君(漢字間違
ってたらごめんなさい)は、4 ヶ月でとても元気な男の子でした。とっても大変だと思いま
すが、子供は宝物ですから、がんばってくださいね!安福さんも有澤さんも 10 月に出産さ
れるとの事で本当におめでた続きですね!うちの美桜は 2 才 5 ヶ月になり、
女の子だからか、
よく言葉を覚えてくれます。しかし、生意気に「あっち行って」とか言いますが、
「ママあり
がとう」も言うし、とてもかわいいです。翔陽は、かなり落ちついてきたと思いますが、ま
だまだワガママは直りません。また 2 学期も親子共がんばります!
平成 22 年 10 月 1 日(金)
川中明美、綾子(3 歳 7 ヶ月)勇毅(1 歳 5 ヶ月)
大中遺跡近くにある水上ゴルフ付近の神社までお散歩!守田先生のお宅から大人の足ならば
往復 30 分位ですが、一番ちびっ子の勇毅に合わせるとアチコチ歩き回ったり、寄り道した
りと大変で往復 1 時間位、掛かったのではないでしょうか?しかし、秋風が心地良く、紗彩
ちゃんやうちの綾子はお花摘みに夢中になって、先へ先へと走り出してしまいました。田ん
ぼの中の散歩道だったので、車もあまりなく安心して歩けました。彼岸花やフウセンカズラ、
黒米や赤米など珍しい稲穂も見られ、トンボやバッタ、カマキリやチョウチョ、中には大き
な毛虫やタニシ(?)も見られて子供達にとっては昆虫採集した気分だったのではないかなあ?
虫を取っては「キャー!キャー!!」騒いでました。雄希君なんかは妹の美空ちゃんと道路で
寝っころんでましたから、女の子と男の子の遊ぶ感覚が違うなあと感じました。男の子は花
を摘まないですもんね。でも、お散歩は子供達にとっては物凄い勉強の場となりました。マ
マさん同士にとっても話が出来て楽しい時間となりました。
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帰宅後すぐにティータイム。すごく歩いたからかいつも以上にお菓子を食べていました。
守田先生からはリンゴまで切って頂いて、大変美味しかったです。お茶のおかわりも、いつ
も以上にしていた気がします。皆、よく歩いたネ!
(一部抜粋)
平成 22 年 11 月 6 日(土)
永野修、舜太(4)
こんにちは。初めて書かせていただきます。永野舜太の父です。今日は大中遺跡まつりに
参加しました。
親子でイノシシのお供え物?を引っ張りステージ行進しました。大中遺跡まつりは今回で
3 回目の参加になりますが、どんどん成長しているなと感じます。
以前はくっついて離れようとしませんでしたが、今日はパパが居なくてもお友達と遊んだ
り木登りしたりと元気いっぱいでした。
コアラ抱っこや幼稚園に行きだし、集団行動に慣れてきてとても楽しくしているのをうれ
しく思います。
まだ 1 人なので皆と過ごすことは舜太にとってとても貴重な時間だと思います。
これからも親子で積極的に参加したいと思います。よろしくお願いします。
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平成 22 年 11 月 14 日(土)
伯井洋典、紗彩
こんにちは。今日はお疲れ様でした。伯井紗彩の父です。初めて日誌を書かせて頂きます。
今日は食育、父親学級ということでバスに乗り多可町八千代区の卵拾いに行きました。始め
に青位さんのお話がありましたが、紗彩がばたばたしてしまいほとんど聞くことが出来ませ
んでした。持って帰ってきた卵はほとんど紗彩が拾ったものです。自分自身はほとんど出来
なかったのが残念です。次に昼食を食べに「とうふ亭」に行きました。大好きな湯豆腐を食
べられたので大変満足していました。エーデルささゆりでのおみこしは結構きつかったけれ
ども楽しかったです。家に帰ってきて紗彩に今日何が一番楽しかったか聞いたら卵拾いが楽
しかったと答えていました。
いつも紗彩の楽しそうな顔を見ているとうれしく思います。妻からこあら抱っこでの様子
を聞くたびにご迷惑をかけていることが多いので心配しているのですが…。以前に比べると
少しは協調性が出てきたのかなと感じます。これからもこあら抱っこに参加し成長していく
紗彩を見るのが楽しみです。また参加できる機会がありましたら参加させて頂きたいと思い
ます。最後にいつもお世話になっている守田先生を始め他の先生方、また他のこあら抱っこ
のメンバーの方いつもありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
平成 22 年 11 月 19 日(金)
田原佳代
萌恵(4 歳)伸也(2 歳)健太(7 ヶ月)
コアラ抱っこの日誌の内容についての話し合い
誤飲や、おんぶひものアドバイスをいただきました。先生の言葉で心に残ったことは「お
母さんが体をこわさないように、笑顔でいられるように。お母さんの体や心が休まる事を考
えて下さい」でした。泣きそうなぐらい、うれしかったです。心のことまで気にして下さり、
うれしかったです。
よく「何でできないの、何でしないの」と追いつめられる言葉をよく聞くことはありまし
た。もっと頑張らないと、睡眠時間けずらないと、もっと工夫しないと、頭の中は、いつも、
あれもしないと、これもしないとできないという感じでした。
最近伸也から「ママは鬼」と、よく言われます。先生がおっしゃるように、私が笑顔で元
気じゃないと、子供達も幸せになることができないと思いました。マイホームの夢は遠くな
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るけど、多少お金も使っていきたいです。
ティータイム
お茶とお菓子をいただきました。おいしかったです。
手遊び
最後はアンパンマンや、こぶじいさんの手遊びをしました。
次の日、伸也と病院の待ち時間にアンパンマンの手遊びをしました。私の間違いをしてき
され、子供の成長を感じました。
平成 22 年 12 月 17 日(金)
田淵雄希(4 歳 5 ヶ月)美空(1 歳 3 ヶ月)
今日の参加者は 4 組でした。うちの雄希は幼児教室のクリスマス会で欠席でした。お迎え
の時間がありバタバタと帰ってしまい申し訳ありませんでした。
コアラ抱っこでも本日はクリスマス会という事で渡辺先生が来て下さいました。クリスマ
スソング等を歌ったり、宝さがしでお菓子をもらったり、みんなでプレゼント交換をしたり
楽しい時間を過ごせました。
お父さんより
コアラ抱っこのみなさん、いつもお世話になっています。雄希、美空の父です。最近大中
遺跡まつり、八千代の卵拾いと参加させてもらいました。
大中遺跡まつりはみなさんといっしょに行進して、雄希も美空も楽しそうでした。一番印
象に残ったのは、行進が終わった後に雄希が舜太君と木登りしてとても2人とも楽しそうだ
ったなーと思いました(あんまり大中遺跡まつりは関係ないかもしれませんが…)
昔自分も木登りや田舎で卵を拾ったりして、遊んでいた時を思い出します。八千代町の卵
拾いは普段、体験できない事なので、雄希共々楽しく、体験させてもらいました。最近美空
の方は言葉を少しずつ話してきて、あ∼雄希の時もこうやったなと思い出します(ただ雄希
の時よりも、少し乱暴なところがあるので少し心配ですが)
2人の楽しそうな姿が見れてとてもよかったです。また参加させていただきたいと思いま
す。来年の3月までですがみなさんよろしくお願いします。
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平成 23 年 3 月 23 日(水)
川中明美、綾子(4 歳 1 ヶ月)勇毅(1 歳 11 ヶ月)
「巣立ちの会」
中央公民館特別研修室で本年度最後の活動となるコアラ抱っこの「修了式」が行われました。
参加者は現役メンバーの 5 組と昨年卒業された OB メンバーのうちの 6 組。先生方は 3 人
であとはボランティアの方々等 6 人ほどおられました。全員で大人 20 人ぐらいで子供達も
同じぐらいの人数だったので、かなりの参加で嬉しかったです。内容としては以下の通りで
す。
(順番が間違っているかも)
①以前のバス小旅行で参加されていた館長さん(名前が分からないので、こう呼びます)が
お亡くなりになり、参加者一同で「千の風になって」を熱唱し、ご冥福をお祈りしました。
すごく笑顔が似合う方で私もバス小旅行に参加していたので、とてもビックリしました。
まだまだ、お若い方だったので歌いながら感傷的になってしまいました。
②塾長さんから現役メンバーに対して挨拶。その後、1 人 1 人に「修了証」を授与。らくが
き帳とボールも頂きました。
「楽習の証」は以前に子供達がシールを貼ったり絵を描いたり
して作成したモノで、この日には写真が貼って頂いてたので当時の思い出がよみがえって
きました。懐かしい気持ちになりました。久々です。たまには、昔の写真を見ないといけ
ないですね。
③渡辺先生が参加されており、ピアノの生演奏にて「手のひらを太陽に」を手話にて。あと
何曲もピアノの生演奏に合わせて童謡を歌いました。修了式にふさわしい曲ばかりで、し
みじみとしました。
④OB メンバー1 人 1 人から現役メンバーへのアドバイスなど。今年から幼稚園、保育園な
ので最初のうちは大変だけど慣れれば子供も楽しんでママさん自身も自由な時間が出来て
くるそうで…そんな助言を聞いていると少しは安心しました。なんとか頑張りたいです!
⑤先生方の手作りの「くす玉」割り。現役メンバーで挑戦!カラフルなリボンが何本もあり、
子供達の好きな色を持って引っぱってくす玉を割りました。その中には、シール付のリボ
ンが入っており、子供 1 人につき 1 つ。そのリボンのシールと同じ柄のシールが付いたプ
レゼントを頂くという、とても趣向を凝らしたサプライズプレゼントでこちらもワクワク
しました!綾子はソーイングセットが当たりました。ドキドキしながら綾子も喜んでいま
した!!
⑥ティータイム。現役メンバーも OB メンバーも一緒になってお茶しました。本当にみんな
が揃うのは久しぶりなのでお互いの近況報告など。また子供達も一緒になって部屋中を走
り回ったり、コアラ抱っこ当初の写真を皆で見回したりしてこの 4 年間を振り返りました。
皆、まだ数ヶ月の赤ちゃんばかりが集まっていて、こんなに騒がしく走り回る日が来るな
んて思ってもいなかったあの頃。また、皆が小学生、中学生…となっていくんだなぁ∼と
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思うと、なんだか感慨深くしみじみとします。今だけなんかなぁ?親の言う事をきいてく
れるのも。少し淋しくなります。
⑦安福さんのおばあちゃんから守田先生へ花束贈呈。安福さんのおばあちゃんから粋な計ら
いがあって私達も嬉しくなりました。本当に守田先生お疲れ様でした。
⑧清水ひろ子町長が来室!!いきなりの訪問で皆ビックリ!町長さんもご多忙の中、挨拶も
して頂き「本当に子育ては大変。だけど頑張ってね」といった応援メッセージで嬉しかっ
たです。確か清水町長さんは 3 人のお子さまを育てられているハズなので、どんなに育児
が大変か身に沁みて分かっていると思います。同じ女性でないと分からないと思います。
⑨私達から子供達へ「思い出のアルバム」を熱唱。私達大人にとってもお世話になったコア
ラ抱っこを卒業するので歌わせてもらいました。皆さんの協力に感謝です。
⑩守田先生、村上先生、多木先生から一言。今まで私達の意見や愚痴ばかり話していました
ので、3 人の先生方からのお話し、挨拶も聞きたい!!と思いましたので突然でしたが挨
拶をお願いしました。大変失礼しました。でも、先生方も急なお願いでしたが、よく言葉
を選んで一言一言、気持ちを込めた挨拶でした。私が心に残ったのは「助けを求められる
お母さんになって下さい」と話された時、私の心を見透かされたような一番胸にズキッと
突き刺さった言葉でした。弱音を吐いてはいけない…そう心に思いながら、家事に育児に
頑張ってきた私。そう簡単に弱音を吐けないかと思いますが、でも弱音を吐く勇気も持と
うと思いました。
⑪最後にキレイな菊の植木鉢を頂きました。今年も先生方によるとても丁寧な心のこもった
「修了式」を開催していただきました。ありがとうございました。綾子が生まれて早 4 年が
たちました。髪の毛が薄くてなかなかおしゃべりをしてくれず、2 月生まれの早生まれだ
ったので何かと周りの子供と見比べては心配していました。でも、こうやって皆が揃うと
綾子も皆と同じ学年、一緒になって遊んだり、お話したり、ケンカもしたり…赤ちゃんの
頃の悩みは一体、何だったんだろうと思います。本当にあっという間の 4 年間だったよう
な、長かったような…。複雑な感じがしますが、今の新米ママさんもきっと私達のような
同じ育児の悩みがあるだろうと思います。それはずーっと次世代のママさんにも続いてき
ます。これからも、このようなコアラ抱っこの活動が行われることを祈っています。また
私も新米ママさんの相談相手にもなれたらと思います。子供達にも優しく接して頂いてあ
りがとうございました。先生方の綾子や勇毅への接し方で、自分がどんなに優しく我が子
に接していなかったか、自分を責めることが多々ありました。私の気分次第で子供を叱っ
たり、怒鳴ったりして、母親失格だと痛感した事がありました。気が滅入る事もありまし
たが、コアラ抱っこのおかげで元気になれる事が出来ました。幼稚園や保育園に入れるま
で、そんな感情のコントロールをコアラ抱っこで操縦してもらって、育児ノイローゼにな
らずに済みました。本当ですヨ!!これからは入園することで、また別の悩み事が増えそ
うですが、子供を育てるのに悩みゼロなんて無いですね。子供が成長しても大人になって
- 17 -
も私が生きている限り、綾子も勇毅も私の子供であって、悩みは尽きないモノなんだと思
うようにします。
最後の最後まで長々と書きましたが、同じ播磨町人なので、またいつかお世話になるかと思
います。そのときはまた親子共々よろしくお願い致します!
4 年間本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございました。
川中康裕さん、明美さん、綾子ちゃんご一家で少林寺拳法を教えていただきました。
平成 23 年 3 月 23 日(水)
永野修
コアラ抱っこ卒園式感想
ひさしぶりにこあらだっこに参加させていだたき、とても新鮮でした。
小さな子供達が遊んでいるのを見て、舜太の 2 才ぐらいの時を思い出し、なつかしいと感じ
ました。
舜太にとってもいろんなお友達と関わり遊ぶことにより幼稚園にもスムーズに入っていけま
した。
子供の小さな成長も見ることができ、また機会があれば参加したいです。
- 18 -
永野しのぶ、舜太
舜太が生まれて右も左も分からない時から 4 歳になるまで約 4 年間コアラ抱っこに参加して
きて本当に成長を感じます。
去年同じようにコアラを終了する時、私も舜太も幼稚園へ入園するという大きな生活の変化
があり不安いっぱいで修了式を迎えたのを思い出しました。1 年前を思い返すと、子どもの
成長には驚かされます。1 番大きな成長は先生の話をじっとして聞けるようになったことで
しょう。
年少で幼稚園に入ったときは集団生活が初めてで、みんな好き勝手に遊んでいました。それ
が1日1日少しずつ出来ることが増え「今してはいけないこと」が理解できるようになり、
自分で行動を考えるようになりました。
1 年前はこんなに成長した姿なんて想像できませんでした。1 年たった今、思うことは自分
の子供を信じることの大切さです。何をする時も「舜太なら大丈夫」と心の中で強く思いま
す。不安なのは子供も親も同じです。
だから一緒に成長していこうとコアラ抱っこで教えてもらったことを支えに子育てをしたい
と思います。
4 年間本当にありがとうございました。
- 19 -
子育てノートを読んで・・・
平成 23 年 3 月末日
守田 連雲子
暖かい昼下がり、皆様方の子育て日誌を読み返しています。22 年 4 月16日(金)から
始まったグループの集い、どの日も楽しく思い出す事ばかりです。小さなプレイルームで色々
な体験が出来ました。特に食育は、大きな集まりでは出来ない日々の自然体験でした。日誌
からはその時々の親の思いや子どもの
しぐさ
成長の喜びが感じられます。
皆様方がその都度うれしさを表現して感謝の言葉を言って下さいますので、つい調子にの
ってサプライズし、おもしろかった事も懐かしいです。
年代がずれていても子育ては同じです。私達の時代に比べて、より以上に子育てしにくく
難しくなっています。社会的環境もきびしくなり周囲の親に対する要求も優しいとは言えま
せん。
子どもは、自然からの預かり物です。社会の宝です。皆様方は何事にもかえられない大切
な事をされているのです。そうしながら親として成長されているのです。今、何が大切か、
子どもにとって温かい環境は?人生の基礎作りの時です。たっぷりと愛を伝えて下さい。私
達のグループは「地域の子育てに寄り添う会」です。子育てマラソンの伴走者です。お役に
たてたらうれしいです。
皆様方とご一緒に過ごした四年間、いっぱいの幸せと愛をありがとうございました。私達
もたくさん、たくさん成長させていただきました。ありがとうございました。
∼ こんなに大きくなりました
∼
平成 19 年夏
平成 23 年春
- 20 -
巣立ちの日
感謝をこめて…4 年間の思い出
川中明美
(長女:綾子 平成 19 年 2 月 21 日生)
(長男:勇毅 平成 21 年 4 月 14 日生)
「昔は布オムツだったのにね今のモノは色々と便利になったもんだね」など、私の親や親と
同世代の方から昔と今の子育てをよく比較されます。
確かに…大昔だと 1 家族に子供なんてざらに 10 人位はいて、洗濯物も手洗いで紙オムツな
んて安価では無かった。哺乳瓶の消毒も、今では電子レンジやつけおき洗浄液で出来るよう
になっていろんな便利なものが身近にあり、子供も少子化になり、昔の子育てで「疲れた」
「つらい」なんて言うと「現代の親」はワガママや甘いと思われそうで、つい無理をしてし
まうような気がします。
そう思うと、私は子育てで「助けて」なんて軽々しく言ってはいけないような気がします。
でも、今の子育ても昔と同様、大変だと思います。核家族の多い中、転勤族の生活で身近に
頼れる両親や親戚が居ない。便利なようで赤ちゃんにとっては危ない日用雑貨が日常にあふ
れている。昔と比べると親として注意力がどうしても散漫になってしまい、思うように事が
進まず、イライラしストレスを感じてしまう。決して今の子育ても精神的に楽ではないと私
は思います。
そんな考えの中、コアラ抱っこではお互いにつらい気持ちを分かち合えた集まりだったよ
うに思います。4 年前、初産で何も分からない私は、何冊も育児書を購入しました。しかし、
あまりしっくりしません。でも、コアラ抱っこには、より親身に私の気持ちを理解してくれ
る力強さがありました。何度、元気をもらえた事でしょう。相談し合えるメンバーも出来ま
した。4 年前の初産の私達は、お互いに自分の子育てに不安を持ちながらコアラ抱っこに参
加していましたが、今となっては 2∼3 人目の赤ちゃんを出産し、新米ママさんから見れば
子育てのプロみたいな立場になっています。何だかおかしな感覚です。
それでも、今まで育児で色々と悩んでストレスを感じ、何度、気持ちが滅入った事か分か
りません。でも、コアラ抱っこで気付いたのです。私が完璧なお母さんでなくても、良いお
母さんでなくても、子供が笑ってくれる…そんなたわい無い事で十分なんだと。勿論、学歴
社会のこの世の中、しつけや常識も必要です。しかし、子供が「お母さん」って私を呼んで
くれる、そんな何気ない事だけで本来、十分な事を気付かされました。守田先生からは「無
理しないようにね。お母さんが元気でないと子供が可哀そうでしょ?」と優しい言葉をかけ
て頂き、深い感銘を受けた事を覚えています。
私自身、良いお母さんじゃない…けれど、子供が元気で笑顔でいてくれるなら、これからも
無理をせずに元気な自分でいようと思います。
守田先生を始め、沢山の先生方に出会い・交流もあり、多くの場所にも出向き、その時期
に合った年間行事(花見・プール・町外へバス小旅行・クリスマス会など)を親子共々楽し
ませてもらい、子供達にも沢山の想い出や普段家庭では出来ない集団活動や経験をさせて頂
き、とてもお世話になりました。現メンバーも以前から比べると半分以下に激減しましたが、
それでも以前以上に温かく向かい入れてくださった事、大変嬉しかったです。当時の綾子は
歩く事さえ出来なかった数ヶ月の乳児でしたが、今となっては部屋中、走り回るぐらいに大
きく成長し「あした、コアラある?」と何度も訊いては家で楽しみにしていました。
4 年間、本当にお世話になりました。ありがとうございました。
- 21 -
桑野朋子
友奈(4 歳)茉輝斗(2 歳)
コアラ抱っこに参加をして、あっという間の 4 年間でした。
初めての育児で不安がいっぱいだった私に、乳児健診の時にお声をかけていただき、コアラ
抱っこのメンバーになりました。
子供達の為にたくさんの遊びなど教えていただいたり、楽しい時間をたくさん作っていただ
きました。
私にとっては、小さな不安や育児で気になったこと、相談したいことがあったら、意見を聞
けたりと、本当に貴重な時間が過ごせました。
ありがとうございます。
田原佳代
萌恵(4 歳)伸也(2 歳)健太(10 ヶ月)
「コアラ抱っこに感謝∼先生方ありがとう!∼」
短い間でしたが、先生方には本当に応援や支援、さらには、はげましていただき、ありが
とうございました。あまり出席していなかったにも関わらず、いつもいつも、あたたかく接
して下さり、うれしかったです。
また、子供だけでなく、母親の私の体調や心の元気さも気づかっていただきました。時に、
どうしたらいいか悩んだり、困った時、親身になって話を聞いて下さったり、相談にのって
くださり、助かりました。先生方は、まるで太陽のように、いつも微笑み、決して否定する
ことなく、私たちを耀き続けて下さいました。心から感謝します。
そして内容もただ親子で遊ぶだけでなく、子育て中気をつけなければならないこと、母親
の愛情の深さ、実体験、外遊び、遠足など、さまざまな体験や、思いを感じることができま
した。
中でも先生が、母親むけに紹介して下さる絵本や話を聞くと、胸がジーンとなり、感動す
ることが多かったです。
最後になりましたが、いつもしていただいてばかりで、コアラ抱っこのお役に立てないま
まになってしまったのが心残りです。が、これから元気な子供を育てることが、先生方への
恩返しだと信じ、子育てを頑張っていきたいです。本当にありがとうございました。
平成 23 年梅のつぼみがふくらむころに
田淵繭美・雄希(4 歳)・美空(2 歳)
コアラ抱っこの思い出…
私は、コアラ抱っこには 4 年間お世話になりました。
その間には、下の子も生まれ長いようで早い 4 年間でした…
初めての子育てでわからない事や不安な事もあり、助けられたことがたくさんありました。
色んな行事にも参加させて頂いたり、楽しいことも体験させて頂きました。
初めは私から離れず、じっと周りを観察したりあまり遊ばなかった息子も今では自分の名前
が言えたり、歌を歌ったりしてるのを見ると成長を感じます。
私も勉強になりましたし、子供も楽しんだりお友達もできたりして大変感謝しております。
- 22 -
最後の 1 年は、人数が減り少人数になってしまいましたが今まであまりお話した事のなかっ
た人と話せたり、今までよりもっと先生と近い距離でお話が出来たりして…本当に良かった
と思います。
もう本当にこれで卒業なんだな∼と思うとすごく寂しいです。
ここで出会った方々・先生・お友達の繋がりは、これからも大切にしていきたいです。
4 月から幼稚園が始まります。楽しみ・不安はありますが息子の成長が本当に楽しみです。
いつも優しく時には厳しく、色んな事を教えて下さった守田先生…
いつもニコニコ優しい笑顔で見守って下さった村上先生…
ユニークで楽しくて、おっちょこちょい(ごめんなさい…)な面もある多木先生…
本当に・本当にお世話になり、ありがとうございました。
伯井美和・紗彩(4 歳)
4 年間
コアラ抱っこグループ
に参加させて頂き、親子共々多くの事を学ぶ事ができ、
そしてたくさん楽しい思い出を作ることができました。四季を通して様々な行事は、みんな
で行動する楽しさ、協調性の大切さを学んだと思います。
春のお花見、夏のプール、秋の遠足、冬のクリスマス会、どれをとっても楽しい事ばかり
でした。それら全てを楽しむ事ができたのは、先生方が計画から準備、全てを行ってくださ
ったからだと思います。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
私たち親には、子育ての話を中心に、予防接種や食中毒の事などその時々に必要なお話を
たくさんして頂いてとても役に立ちました。また、大中遺跡まつりや日本文化のつどいなど、
播磨町の行事に参加したり、八千代町への卵拾いなど、家族で参加させて頂いたのもとても
楽しかったです。
コアラ抱っこを通して我が子の成長を感じ、自分自身も楽しい時間を過ごす事ができ、4
年間で得たものはとても多いと感じています。
こんなに楽しい場所を卒業してしまうのは本当にさみしいですが、ここで学んだ事を活か
し、幼稚園へ行っても楽しむ事ができれば…と思っています。
先生方、本当に長い間、お世話になり、ありがとうございました。
- 23 -
巣立ちの会から
思い出のスナップ集
たくさんの歌、手遊びを渡辺先生と
楽習の証授与
お祝いのくす玉割
お友達とお茶会
安福塾生よりお花をいただいて
手作りのレイをかけて
- 24 -
平成22年度
活動報告
4/29(金)
参加人数
親子 150 組
スタッフ 10 名
◆健康フェア
***子育て広場で就学前の親子ふれあい場の提供***
・リサイクル品を活用して、魚すくい、魚つり
空きビールカンつみ、輪なげ、ファミリー電車
・親子の手作りおもちゃ教室
古いカレンダー等、折り紙、ストローロケット、吹きもどし
8/25(水)
参加人数
親子 8 組
スタッフ 10 名
◆日本文化の集い(4回目)
・播磨南高校生、ことぶき大学生と一緒に企画し楽しむ
播磨小学校学童 25 名参加
11/6(土)
参加人数
親子 8 組
スタッフ 10 名
◆大中遺跡祭り
・郷土資料館を中心に親子10組くらいで「いせき君」
「やよいちゃん」になって祭りの行
列をし、秋の実りの奉納をする
◆地域医療者からのメッセージ・・・・つうしん発行
播磨町の小児科医
黒田先生米山先生より子育て支援のメッセージを発信していただき、
他に日常役立つ医療又は心理関係の情報を提供する。
H22 年 5 月∼23 年 3 月(奇数月 6 回)
№25 号∼30 号
№25 号
よく噛んで食べましょう
№26 号
細菌性髄膜炎から子どもを守る
№27 号
食中毒に気をつけて
№28 号
「おしゃぶりは」は本当に必要?
№29 号
子どもを一人前に
№30 号
「溶連菌感染症」ってご存知ですか?
- 25 -
配布先
・播磨保育園
・播磨中央保育園
・キュウピット保育園
・蓮池保育園
・播磨幼稚園
・播磨西幼稚園
・蓮池幼稚園
A4サイズ(白)
保育園
計 700 枚
幼稚園
A4サイズ(カラー) 黒田小児科、米山小児科
計 600 枚
計 200 枚
その他
両子育て支援センター、福祉会館、
役場(3 ヶ所)郷土資料館、中央
公民館、野添コミセン、南部コミセン
東部コミセン、西部コミセン、子育て
サークル(3)
、コアラだっこグループ、
補充用含めて
計
200 枚
毎月の配布先
乳児健診
(第 2 水曜日)
30 枚×12 ヶ月
3 才児健診(第 2 金曜日)
30 枚×12 ヶ月
各健診日に福祉会館前で配布
(クリアホルダーに入れて)
※23 年 5 月より 1 歳半健診でも配布 60/2ヶ月
◎別冊
抱かれる子どもは良い子に育つ
A4(P20)白
(赤ちゃんを股関節脱臼にしないように)
医学博士 石田勝正先生著のダイジェスト版
※1
乳児健診時と各小児科医院、各施設に配布
製冊数
※1
∞ ∞
∞
∞ ∞
∞ ∞
700/年
(H18 年∼19 年発行のつうしんをまとめたもの)
∞
∞ ∞
∞ ∞
- 26 -
∞
∞ ∞
∞ ∞
∞
∞ ∞
♡コアラだっこグループの育成
初めての子育てをしている親子(H18年生れ)を対象にふれあい、子育てトークや
食育、父親の参加等、親学習しながら安らぎと子育ての喜びを感じるプログラムを提供
する。
親 学 習(子育てトーク)主な内容
月/日
場所
参加人数
4.16
守田宅
16
4.29
野添であい公園
5.14
守田宅
8
5.21
守田宅
10
5.29
中公大ホール
45
6.4
守田宅
9
6.18
守田宅
13
6.25
守田宅
13
7.2
守田宅
9
7.16
守田宅
13
親子 150 組
主な親学習内容
(親子ふれあい、 食育)
子育てトークなど(食育、子育て相談)
健康福祉フェアで一般参加者の親子と吹きもどし作り他
子育てトーク (手のかかる下の子と上の子との関係、ト
イレのしつけなど)
食育(空豆の皮むき体験、塩ゆでしておやつに、手作りド
ーナツ)
少林寺拳法 (礼、あいさつ、護身術など)
大中遺跡、道端の花や畑の作物、田おこしを見る、(新じ
ゃが、れんこん人参、きゅうりを食す)
浴衣を合わせる(日本文化の集い) 手作りのおやつ(たい
やき、びわゼリー)
手作りのおやつ・・・野菜チップメーカーを使って(サツ
マイモで作る)
田んぼウオッチング(散歩)、七夕笹飾り作り(庭のいち
じくを食べる)
ビフワクチンや予防接種について(手作りケーキ、野菜の浅
漬け)
ささかざり
自然観察
- 27 -
月/日
場所
参加人数
主な親学習内容
(親子ふれあい、 食育)
つうしん「細菌性髄膜炎から子どもを守る」を読んでトーク、
7.28
守田宅
13
8.4
中公和室
19
8.20
中公和室
22
8.25
中公大ホール
115
9.3
中公5研
8
9.17
中公特研
10
10.1
守田宅
12
10.15
中公特研
13
10.29
守田宅
5
11.6
大中遺跡
31
11.14
町外研修
24
11.19
中公特研
13
12.17
中公特研
15
クリスマス会、渡辺先生とクリスマスソングや童謡を歌う
12.25
中公大ホール
11
「中央公民館の楽しいクリスマス」に参加
1.13
中公特研
9
1.27
中公特研
9
石ケ池公園で外遊び、その後豆まき(だいず)
2.10
中公特研
14
親子で楽習の証用に絵を描く、巣立ちの会の打ち合わせ
2.24
中公特研
14
3.9
中公特研
12
3.23
中公特研
44
(スイカ、ミルクもち)
戸外で水遊び(子供用プール)、牛乳パックで船を作りプ
ールに浮かべて遊ぶ・
親子で折り紙やっこさん、だまし舟など、(プチトマト、
ビスケット)
播磨南高生、ことぶき大学生と一緒に「日本文化の集い」
播磨小学童と一緒に
手作り布絵本やカルタで遊ぶ(ボタンのはめ方、ちょうち
ょ結び、ファスナー等)
つうしんNo27を読んで食中毒、食の衛生について話し
合う
自然観察(黒米、赤米等古代米)をしながら大中住吉神社
まで散歩
向ケ池児童公園で外遊び、集団生活で大切なこと(子育てト
ーク)
大中遺跡まつり
親子研修(食育の里や千代町へ)の打ち
合わせ
大中遺跡まつり
いせき君やよいちゃんに扮して親子で行
列に参加
八千代ポートリー(八千代町)で食育体験(たまごとり)、
父親学習
子育てトーク (子どもの誤飲、親の目配り、親の気をひ
く子どもの様子など)
つうしんNo29「子どもを一人前に」を読んで子育てト
ーク(病気時の食事、しつけ)
エプロンシアター「おおかみと七ひきの子やぎ」皆が子や
ぎになって。(とうもろこし茶)
野呂先生を迎えて子育ての悩み相談。タンバリン、鈴など
をつかって音楽遊び
「巣立ちの会」楽習の証を記念品と一緒に佐伯美代子先生
より渡す(同窓生参加)
- 28 -
塾
生
の
研
修
会
テーマ:「そだちの環境力」
考えて、動ける主体的スタッフ養成ワークショプ(子育て支援者向け研修事業)
日 時:平成22年10月30日(土)
10時∼16時30分
場 所:TKP梅田ビジネスセンター6F(大阪)
主 催:財団法人こども未来財団
NPO法人関西こども文化協会
参加者:守田、西山、多木、村上
◎ 午前の部
シンポジウム
子育て支援者への基礎知識
必要な「力」とは
子育て支援の多様性
① 主体者の多様性
② 対象者の多様性
③ 内容の多様性
④ スタッフの多様性
◎ 午後の部
研修ノートを使ってワークショプ
① きづく力
「子どもエンパワメント術∼育ちの中の人権を保護するために∼」
② かかわる力
『親を尊重するコミュニケーションスキル∼「接遇マナー」技術を身に
つける∼』
③ つなぐ力
「子育て支援と地域社会∼ネットワーキング必要性∼」
◇ 塾長の所見
最近、身近な研修(子育て)がなく私達の専門性をスキルUPする内容のものに飢えていた事
もありよかった。
スタッフが内容を共有し必要なスキルを提供し合える為に常に学びの姿勢を忘れないでほ
しい。
◇ 記録員の所見
塾生の研修として子育て支援のもつ多様性を学びました。
① 子どもの自尊意識を高めるための支援
② 情報にふりまわされる母親たち(情報化による親の二極化、携帯電話やネット中毒による
生身、本音をさける傾向、周囲に気を使いすぎる親、情報が全く届かない人)といったお
話に、興味を持って聞きました。
- 29 -
平成 22 年度塾生
名簿
塾長
佐伯 美代子
守田 連雲子
副塾長
山本 千代子
下垣 俊子
会計
瀧本
村上 安子
トミ
書記
松井 昭雄
多木 佳世子
安福かよ子
山本 美代子
西山 陽子
吉田 美智子
浅原 奈緒子
川上 聡子
笠原 和泉
河村 知里
福井 香理
- 30 -