RFID 書込み機能 設定マニュアル 概要:RFID タグへの情報の書込みを行う機能です。 RFID タグ種類と書込み情報を指定することで容易に RFID タグへの書込みが 行えます。またラベル・チケット発行などでの表面への文字印字・バーコード 描画・ロゴなどのグラフィック印字などと併用して RFID タグへの情報の書込 みも可能です。是非ご活用下さい。 【注意事項】 ● RFID タグの種類により最大登録容量(書込みバイト数)が異なります。最 大登録容量を超えた情報を指定した場合、超過分のデータは書込みを行いま せんのでご注意下さい。対応しております RFID タグ種類、及び最大登録容 量は以下のとおりです。 I・CODE SLI 最大 112 バイト Tagit HFI 最大 256 バイト myd 最大 1000 バイト (※my-d は最大登録容量が 232 バイトと 1000 バイトの 2 種類のインレットがあ ります。232 バイトのタグに対して最大登録容量を超えてデータ書込みを行うと RFID タグエラーとなります。 ) ● プリンタ種選択時に以下のプリンタ選択時のみ本機能が有効となります。 L’espritT8/T12 L’espritR8/R12 SR408/412/424 TR400e/TR410e MR400e/MR410e ※RFID へ書込むためにには専用の RFID キットがプリンタに必要です。 ● 1 レイアウトで使用可能な RFID 設定は 1 つのみです。複数の RFID オブジ ェクトを同時に設定することはできません。 ● レイアウト作成時に指定した RFID タグ種とプリンタにセットされている RFID タグ種が異なる場合、プリンタ側で「RFID タグエラー」となります。 レイアウトファイル、及びプリンタにセットされている RFID タグ種をご確 認下さい。 ● RFID に書込むデータの末尾にスペースがある場合はそのスペースを除いた データを書込みます。 【レイアウト作成】 1. 「レイアウト管理」にてデザイン画面を開きます。 画面左側の最下部に表示されております緑のオブジェクトが RFID オブジェク トです。 RFID オブジェクトをドラッグしてデザイン画面上に貼り付けて下さい。貼り付 ける位置はどこでも構いません。 ※ RFID 対応プリンタ以外のプリンタ設定の場合、RFID オブジェクトは選択できません。 対応プリンタに関しましては前ページ【注意事項】にてご確認下さい。 2.RFID の各種パラメータ設定画面となりますので、まず「タグ種類」と「タグエ ラー無視指定」の設定を行います。 選択可能なタグの種類に関しましては前ページ【注意事項】にてご確認下さい。 またタグエラー無視指定とは次の動作をさします。 指定なし= RFID タグへの書き込みに失敗した場合、プリンタの LCD にエラー表示を 行い、一時停止状態となります。通常は、この「指定なし」を選択します。 指定あり= RFID タグへの書き込みに失敗した場合、プリンタの LCD にエラー表示は行 わず、自動的に次のタグに情報書き込みを行います。 指定あり(無視枚数指定 2∼9)= RFID タグへの書き込みに失敗した場合、プリンタの LCD にエラー表示は行わず、自動的に次のタグに情報書き込みを行います。 補) “指定あり”は、書き込みが失敗し続けても次のタグへ自動的に書き込みを行いま すが、 “指定あり(無視枚数指定 2∼9) ”は、指定した枚数分連続してエラーが継 続すると、プリンタの LCD にエラー表示を行い一時停止状態となります。 3.書き込む情報の形式を指定します。 固定情報と変数を使用して発行画面から情報入力を行う2パターンの指定方法 があります。 固定情報に関しましては下記画面①部分に情報を設定して下さい。 変数を使用し発行画面より都度書き込む情報を入力する場合は、下記画面②「変 数選択」にチェックを入れて下さい。 (変数は事前に作成しておく必要があります。 ) ※ RFID タグの最大登録容量を超えた指定の場合、超過分のデータは書込みを行いません。 ※ 固定情報と変数の両方を設定した場合、両方を結合して情報の書込みを行います。順番は 「固定情報」+「変数情報」となります。 「次へ」ボタンをクリックします。 (固定情報のみの設定の場合は手順「5」へお進み下さい。 ) ① ② 4.変数を選択し「次へ」ボタンをクリックします。 (変数の選択方法に関しましてはユーザーズマニュアル、もしくはヘルプにて ご確認下さい。 ) 5. 「完了」ボタンをクリックします。 デザイン画面上に指定した RFID タグ種が明記されたオブジェクトが表示され ていればレイアウトの作成は完了です。 設定を変更する場合は画面上の RFID オブジェクトをダブルクリックして設定 画面を開き、再度設定をやりなおして下さい。 以上で設定は全て完了です。 実際にプリンタからの印字、及びスキャナでの読み取りテストを行いご確認下さい。
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