「被告・法政大学は、 無期停学処分を撤回せよ!」 第2回処分撤回裁判開かれる(5月17日) ◆裁判での武田雄飛丸君の意見陳述抜粋◆ 常な大学のあり方だろうか? しかしこのような被告法政大学と警察が結託した今回の弾 (国際文化学部3年、右上写真) 圧は見事に粉砕された。被告法政大学が、関連事情として私 の逮捕を載せる為だけに、新聞が4月25日の「法大解放総 私は今一度被告法政大学に、私にかけられた無期停学処分 決起集会」の逮捕記事をあげるのを待って、翌26日に準備 の撤回を強く求める。4月25日の本処分の撤回と規制反対 書面を提出した事は明白だが、「公安条例違反」と「公務執 を掲げた「法大解放総決起集会」における弾圧とその後の展 行妨害」で現行犯逮捕された私を含む4名の学生は同日26 開は、本処分の不当性を余すことなく示している。 日には、奪還されたからだ。 ●4・25法大弾圧を許さない! 10・19集会における「建造物侵入」で令状逮捕された 残る学生2名も5月5日には奪還された。 4月25日の集会において、被告法政大学は、キャンパス 半年近い期間をへて令状逮捕を行い、全国一斉で家宅捜査 正門および正門広場を封鎖し、更に職員を動員して学生が注 までしたにも関わらず、起訴はおろか満期拘留すらする事が 目・参加出来ないよう厳戒体制を敷いていた。そして私が昼 出来なかった。この警察、検事の惨めな敗北に、いかに公的 休みより正門前の公道において、拡声器でデモ参加を呼びか 空間である大学における「建造物侵入」がデタラメな内容か、 けると、職員が「ただいま授業準備中です。大音量の騒音を ひいては10・19集会を理由にした私への処分が不当なも やめてください」と記された看板を出し、さらに警察が「違 のかが明白になったのだ。 法な集会」として、「公安条例違反」をデッチあげ私を含む 学生3名を逮捕、1名を「公務執行妨害」で逮捕したのだ。 他2名の学生も、昨年の「10.19法大集会」 における ●当局・権力は法大生に包囲されているぞ! また声をあげる学生に対して、被告法政大学が4月の入学 「建造物侵入」をもって令状逮捕されている。 式以来さんざん学外者キャンペーンを行い、当日にはキャン この弾圧が明確に運動破壊の意図をもって行われた事は、 パス封鎖までしたにもかかわらず、多くの法大生が4月25 10月19日から半年近くを経てわざわざ 4月25日の 日の 「法大解放総決起集会」に合流せんと正門前から外堀 「法大解放総決起集会」当日に「建造物侵入」容疑による令 まで集まっていた事も大きい。逮捕自体の不当性もさること 状逮捕を行ったこと、2名の学生がいずれも学生自治会の委 ながら法大生が警察を逆包囲し、その蛮行を余すと来なく目 員長など学生運動の中心的人物だったこと、またその後の家 にしていたが故の早期釈放でもあった。このように今回の弾 宅捜査の異常な早さからも伺える。 圧とその後の展開は、警察と結託した被告法政大学の悪辣さ 逮捕から1時間以内には個人宅を含む、全国一斉で二桁を と、私への処分理由となっている10.19集会における業 超える家宅捜査が行われているのだ。最初から計画的に仕組 務妨害の不当性を雄弁に物語っている。 みデモに立ち上がった学生の人間関係を破壊し、運動を潰さ 被告法政大学はただちに私にかけられた無期停学処分を撤 んとする弾圧である事は明らかだ。そして「建造物侵入」が 回せよ。(次回は9月6日) 被告法政大学が積極的に警察に「被害届」を出さなければ成 立しない以上、まさにこの弾圧は被告法政大学と警察が結託 しておこなった学生に対する権力犯罪に他ならない。 ●処分も弾圧も完全に破産した! キャンパス内で声をあげる学生を恣意的に選別して「建造 物侵入」で警察に売り渡し、法政の学籍をもつ私を処分して 学外に追い出し、挙げ句の果てに集会やデモのある度にキャ ンパスを閉鎖し、拡声器での訴えをなんと「授業準備妨害」 だとして制動をかけているのだ。キャンパス内で声をあげれ 裁判後の総括集会の最後に団結ガンバロー ば処分や建造物侵入、公道で声を上げれば逮捕。 これが正 全日本学生自治会総連合(斎藤郁真委員長) 全学連 03-3651-4861 [email protected] http://www.zengakuren.jp/ [email protected] 5月18日、那覇市中心部国際通りをデモ 5月18日から20日にかけ行われた沖縄現地闘争。沖 縄現地の学生をはじめ、全国から多くの学生が集まり大成 5・19沖縄学生集会での沖縄大生の発言 功をおさめました! ◆「戦時下」の沖縄、湧き上がる怒りの声 米新軍事戦略の発動と北朝鮮による戦争挑発、オスプレ イ配備、辺野古への新基地建設・・・。今まさに沖縄は「戦時 下」にあります。 しかしこの4~5月の集会において、万余の人々が基地 と戦争の現実にたてつづけて怒りの声を上げています。し 戦跡めぐりに行って、安倍が憲法をかえて戦争をしようとして いるということに対して、改めて怒りを覚えました。 橋下の「慰安婦」発言を聞いていると、僕らがどう死のうが、 かもその先頭には基地労働者をはじめ、生産のすべてを握 どうなろうがなんとも思っていないと感じました。 る労働者(労働組合)が立っています。 今改憲が叫ばれていますが、改憲とは国民投票が決戦ではなく、 侵略戦争とその下での差別・抑圧を居直り、新基地建設 すでに憲法停止のようなことが起きていると思います。それは法 と9条改憲へ突き進む、安倍・橋下を絶対に許さない! 大でもそうだと思います。 日米安保粉砕! すべての基地と原発をなくそう! 今こ 沖縄大学では、経済学の教授が、「まともな経済学なら基地反 対なんて言わない」とか「基地がなくても大丈夫なんだというウ そ、沖縄・本土は固く団結しよう! ソをこれから授業で暴いていきます」なんてことを言っています。 ◆沖縄からはじまる学生運動 学内ではオスプレイ反対のビラも自由にまけない。「文句を言わ ない労働者をつくる」ということに、大学が加担しています。 現在の大学は、基地(原発)を容認し、推進する最悪の機 学生が団結して闘えば、戦争や大失業の現実を変えることはで 関になっています。しかし基地の島沖縄から、これを打ち きます。沖大生は不満の声をあげています。怒りを解き放ち、社 破る闘いがついに開始されています。 会を変えることができるのは、学生の団結体=学生自治会です。 本土の学生は沖縄の学生とともに、全国大学で学生自治 沖縄大学から学生自治会をつくっていきます! 会をつくろう! 【集会のお知らせ】 6月2日 12時半~ 「つながろうフクシマ! さようなら原発集会 @芝公園23号地 【主催】さようなら原発1000万人アクション実行委員会 6月2日 17時~19時「反原発☆国会大包囲」」 @国会議事堂周辺 【主催】首都圏反原発連合 6月9日(日) 13時~ @文京シビックホール 【主催】国鉄分割・民営化に反対し、1047名解雇撤回闘争を支援する全国運動(国鉄闘争全国運動)
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