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修学旅行レポート
<目
次>
1.「班別自主研修を通して学んだこと」
2年2組27番
11班
小島
萌絵
2.「旅の真義について」
2年2組30番
10班
武村
圭笑
3.「添乗員さん、ガイドさんについて」
2年2組41番
9班
藤田
奈々緒
4.「班別自主研修について」
2年3組
9番
6班
髙田
和哉
5.「コース別自主研修について」
2年3組32番
25班
髙田
夏希
6.「マナーについて」
2年3組35番
14 班
出口
歩弥
7.「修学旅行で学んだ、私たちに必要なこと」
2年3組37番
27班
長畑
日菜
8.「Tokyo Disney Sea」
2 年 4 組 33 番
26 班
松下
桃子
9.「班別自主研修について」
2年6組24番
15班
上山
真依
10.「研修先について」
2年6組
6番
24班
高坂
拓夢
11.「飛行機について」
2年7組18番
8班
鳥取
岳広
1
1.「班別自主研修を通して学んだこと」
2年2組27番
11班
小島
萌絵
私が今回の修学旅行で最も印象に残っているのは班別自主研修での出来事だ。
私は北海道方面を選択し、3日目の班別自主研修では滞在させて頂いた札幌すみれホテルから JR を利用
して札幌から南小樽に行き、昼食をとったり色々な場所を訪れたりする計画を立てていた。しかし、私た
ちは何度も道に迷ってしまい、そのたびに地元の方々に道を尋ねた。親切な方ばかりで、分かりやすく道
を教えて下さった。また、困っている私たちを見て声をかけ、道だけでなく地域の見所などを教えて下さ
る方もいた。そのおかげでほぼ予定通りに行動することができたし、私は地元の方々の温かさを感じるこ
ともでき、とても感謝している。自分たちの力だけでは困難だったことが、地元の方々の助けを借りるこ
とによって自分たちで考えた計画を進められたことに大きな喜びを感じた。
修学旅行班別自主研修を終えた今、私自身考えさせられたことがいくつかある。
1つ目は「私は班の一員として役に立てたか?」ということである。私は班長や副班長、記録係などの班
内で振り分けられている役割に属していなかった。私の班の人たちは各自の役割をしっかりと果たしてく
れていた。そんな人たちに私は頼り、任せっきりになっていたのではないか?と思ったのだ。普段の私た
ちの生活の中でこういった場面は多く存在する。確かに集団の中に紛れて他の人に頼ることは簡単である。
集団で構成される学校ではなおさらであるが、決して忘れてはならないことは自分が楽をするぶんだけ他
の人に負担がかかるということで、学校生活のなかでは掃除がそれによく当てはまるのではないだろうか。
しかし、私は人のために努力することがしんどいだけのものであるとは思わない。なぜならば自分が人の
役に立ったと実感したとき、大きな喜びと達成感を味わうことができるからだ。その中で自分の存在や価
値を見出すこともできると思う。私は他の人の役に立つ人間になりたいと思うし、自らの意識や考えをし
っかりと持ち、主体的に行動できる人が増えていかなければならないと思う。
2つ目に私が考えさせられたことは、
「もし私が困っている人を見かけたとき、声をかけ手助けをすること
ができるだろうか?」ということである。これは私たちにとってとても重要であると共に、とても難しい
ことだと私は思う。例えば「電車の中で席を譲る」や「道を教える」、「相手の立場になって行動する」な
ど、様々な種類の他人に対する社会での思いやりがある。これらは小さい頃から学校や家で何度も何度も
教えられてきた。しかし私たちはこれらを実際に行動に移せているのだろうか?他人に話しかける恥ずか
しさや自分さえ良ければいいなどというような自分勝手な考えで、見て見ぬふりをしてはいないだろう
か?心で思っていることを行動に移すことは私たちにとって必要不可欠であるはずだ。
今回の修学旅行班別自主研修を体験することで、私は多くのことを学ぶことができた。それらをこれから
の学校生活や将来に役立て、自分たちの生活を自分たちの手でより良いものにしていきたいと思う。また、
このような貴重な体験ができたのも様々な角度から私たちを支えて下さった多くの人がいたからである。
引率をして下さった先生方や旅行会社の方、旅行中にお世話になった施設の方々、友達、そして誰よりも、
私たちの安全を願い修学旅行に送り出してくれた家族に感謝をしたいと思う。
2
2.「旅の真義について」
2 年 2 組 30 番
10 班
武村
圭笑
旅行は必要最低限の荷物で出発すべきだ、というのは私が尊敬やまない人物の生き方そのものであり、
私もそうでありたいという目標でもあります。これまで度々遠出で失敗することがあったのですが、この
言葉を知ってからというもの、いつもこのことを心がけています。今回の修学旅行でも、このことに注意
を払い、目標を達成できたように思います。
この言葉の真の意味は一体何なのか?と、この修学旅行中、ずっと考えていました。言った人物の性格
からかんがみるに、物欲を持つな、という信条。このことに尽きるのではないかという考えに至りました。
物欲を持たないとはどういうことなのか、またどうあるべきなのか、と強く思ったのはお土産売り場でも
のを買う時でした。
訪れる各場所で見受けられた数々のお土産。とても目を引きつけられるようなものもあり、北海道とい
う場所にいることもあって、ついつい買ってしまいそうになります。身内へ、友人へ、多分そんな人たち
へ贈るのでしょう。北海道の某お菓子を 30 箱以上も買っている人をよく見かけたりしました。そんなに買
いこんでどうするのだろう、と他人で蚊帳の外にいるような人間であるにも関わらず、はらはらしながら
見ていました。そして同時に、奇妙な心の落ち込みを感じたりもしました。
物をたくさん持っていると、そのことばかりに気を取られて、本当の意味で旅を楽しめない気がします。
今回の修学旅行を見ていると、本当の意味で修学旅行を楽しんでいる人は、一体何人いるだろうかと考え
てしまいました。旅はお土産を買うイベントではありません。乗り物に乗る時の定刻。北海道の修学旅行
では遅れてくる人はあまりいなかったように思いますが、最後の方の人になると、両手一杯にお土産を持
って乗り込む人を見て、むなしく思ったのは私だけなのでしょうか。
旅先で出会った心に触れた出来事をそっと持って帰る。必要以上に記録したりすることはありません。
自分自身の中に収めて、何事もなかったかのようにその場を去るのです。なんて気楽なことか、気持ちの
良いことか。奥の細道。松尾芭蕉も旅にものを持っていく事を極力避け、旅の資金ですら行く先々でアル
バイトをして調達していたようです。そしてあの数々の名句を残したのでしょう。
旅とはこうあるべきだと明確に言うことができるならば、私は真っ先にこのことを言いたいです。かの
古人の旅と、今現代の旅は定義そのものから違っているのかもしれませんが、絶対に私はこのことを慎み
深く受け取って、自分自身を律しなければいけない、と強く思います。
過酷な旅路を行く旅人は、余計な考えを振り払い、身のまわりに起こる様々な出来事を享受し、時には
回避しようと今までの知識を集約したのでしょう。その瞬間に、今までの自分自身を見つめ直し、心を整
理し、精神的に成長をして旅を終えたのでしょうか。
余計なものを捨て去ってしまわないと、本当に大切なこと、重要なことは見えてはこないと愚鈍な頭な
がらに、思いました。だからこそ、必要以上にお土産を買うことは旅の真義に背くような気がして、わた
しはむなしさを覚えたのではないでしょうか。
3
3.「添乗員さん、ガイドさんについて」
2年2組41番
9班
藤田
奈々緒
今回の修学旅行で、私は添乗員さん、ガイドさんの姿がとても印象に残っています。添乗員さんは、こ
の4日間の修学旅行中、私たちのためにいろいろな手配をしてくださって、私たち自身とてもスムーズに
行動することができたと思うし、少しも困ることなく無事に修学旅行を終えることができて本当に感謝し
ています。また、バスガイドさんは、バスから見える建物や景色、それにまつわる様々なエピソードを、
何も見ずにスラスラと説明していてとても感動しました。物事があった年や人物名など詳しく説明してく
ださっていたので、聞いていてとてもわかりやすかったし、何よりあんなにたくさんの情報が頭の中に入
っているということがとてもすごいと思い、その暗記力がうらやましかったです。
添乗員さん、バスガイドさん、どちらも自分のためではなく誰かほかの人を助けるという立場の仕事だ
と思います。私は将来、人の役に立てるような職業に就きたいと思っているのですが、この姿を見てまず
思ったことは、努力が本当に大切なんだなということです。誰かの力になるということは、決して簡単な
ことではないし、それなりの知識や準備、責任をもって行動することも必要だと思います。事前に準備を
してから本番をむかえるということは、学校生活の中でいう予習や、部活動での日々の練習の積み重ねと
同じようなことだと思います。何の準備もなく本番をむかえることはできないし、本番までのいろいろな
過程があってこそ、いい結果に繋がるのだと思います。準備はその後に大きな影響を与えると思うので、
これを機に自分の行動を見直してみる必要もあるのではないかと思いました。
次に印象に残っているのは、笑顔です。移動中バスガイドさんが、私たちが疲れていて反応の薄いとき
にも、嫌な顔一つせず明るく笑顔でお話をしてくださっているのを見て、こういう人になりたいなと思い
ました。学校で友達といるとき、いつでも笑顔でいてくれる人を見ると自然と周りの人も笑顔になると思
うし、部活動で苦しいことがあったとしてもそれを部員全員で笑顔で乗り越えることができると、その達
成感はとても大きなものになると思います。また、これから生きていく中にもいろいろな困難があると思
うけど、まずは自分が笑顔でいることによって周りの人を笑顔にし、幸せな気持ちにすることができれば、
それはとてもいいことだと思うし、自分自身もとてもすごくうれしいと思います。
こうして考えてみると、普段の生活の中で全く気にしてないようなことでも、よくまわりを見ることで
学校生活や部活動などで役に立つことをたくさん発見することができるし、自分に足りないこともよくわ
かり、改善することができる点も増えてくると思います。この4日間の修学旅行を通して、一人ひとりが
学んだことや考えたことなどをそのままにせずにこれからの学校生活に生かしていくことで、より充実し
た学校生活を送っていきたいです。
4
4.「班別自主研修について」
2年3組9番
6班
髙田
和哉
今回の修学旅行、特に班別自主研修において最も印象に残った出来事は、電車に乗っていたときのこと
である。本物体験の「ルミネ the よしもと」への移動途中、私は、ある夫婦と出会った。彼らは向かいの
席に座っていた。席があまり空いていなかったため、二人の間には二席ほど離れていた。私は、周りの人
は二人が一緒に座れるようにもっと気を配るべきだという感情を抱いていた。その感情は怒りと言っても
過言ではなかった、赤の他人であるのに。不思議であった。だが、その疑問は直に解決した。次の駅でた
またま奥さんの隣の席が空いた。間髪をいれずに旦那さんが立つ。そして居るべき場所へ帰るように当り
前に隣へと座り、奥さんは旦那さんへと目をやる。二人の目が合い、互いに微笑む。あぁ、これがこの世
界に存在する、幸せの答えであるのだと、自分の思考の中で勝手に方程式を立て、この世の全員が一度は
考える「幸せとは。
」という証明不可能な難問を成立させたと感動した。それは一瞬の出来事であったが、
私の中ではスローモーションで流れていたのだ。もしかすると幸せというものは、短いものでありながら
長いものであるのかもしれない。このことには矛盾が存在するが、全く問題はない。なぜなら神秘的なも
のとは、矛盾であることで憧れを抱かせるのだから。
隣になった夫婦は、会話を始めた。内容までは聞き取ることは野暮だと思い行わなかったが、二人の話
す雰囲気からして恐らく、ほのぼのとした話なのであろう。基本的には受け身であった旦那さんは常に笑
みを浮かべて、ただ相手のことを見ていた。それは優しく思いやりのある笑顔であった。また奥さんにお
いても同様に笑みを浮かべながら自分の記憶の断片を共有しようとしていた。私は、その光景に見惚れて
しまっていた。互いに必要としあえる関係の相手がいることは、なんと幸福なことなのだろう、そう私は
感じた。人間が生きる上では孤独とは最大の敵である。どこかのデータで孤独を感じる人は亡くなるのが
早くなるというのを聞いた覚えがある。故に恋人・夫婦・家族などのグループは生物が長く生き残るため
に生み出した高貴な産物とも言えるだろう。だが、私はこのように数学の問題のように論ずるのは耐え難
く、憤りを感じる。なぜなら私は、家族を何よりも尊いものであると考えるからである。
なぜか私は家族というものに非常に憧れを持っている。理由はわからないが自分でも驚くほどに。将来
の夢は幸せな家庭をつくることと言っても良い。だが、もし理由をつけるとしたら、それは私の家族のお
かげであろう。私の家族は産まれてからずっと私を今も温かく見守ってくれている。幼い頃に比べて私は
頑固で自分勝手で無愛想な人間になってしまったが、それでも愛想尽かすことなく毎日わたしに、おかえ
りと言ってくれる。食事をつくってくれる祖母、気遣ってくれる祖父、面白い兄、おやつを半分子してく
れる妹、たまに擽り相子をする父、絶対に私の味方だと言ってくれる母、私の周りは愛を与えてくれる人
がこんなにもいる。そう思うと胸が苦しくなるほど嬉しく、失うことに恐怖を感じる。失うことを恐れる
ということは、それだけ大切なのである。だが、私はもう高校生である。幸せな家庭から自立する日はそ
う遠くはない。一人暮らしをするとき私は孤独に耐えられるのだろうか。寂しさに溺れるのではないかと
不安に思う。もしかしたら孤独の時間は短いかもしれない、逆に長いのかも。どちらにせよ、私は将来に
新しい家族を築けたとしたら溢れるほどの愛を与えたい。家族が私にくれた愛以上のものを。この取り留
5
めのない文章を最後に、こう綴ろう。
あなたは、今、誰に愛を与え、誰と幸せですか。
5.「コース別自主研修について」
2 年 3 組 32 番
25 班
髙田夏希
私が今回の修学旅行で最も印象に残った場所は、3 日目のコース別研修で行ったJAXAだ。私は小さ
いときから宇宙が大好きで、最近読み始めた「宇宙兄弟」という漫画の影響もあり、今回の研修先にJA
XAを選んだのだ。
JAXAには普段は絶対に見ることができないような実物大の人工衛星や本物の全長53メートルもあ
るロケット、宇宙服など期待を裏切らないようなすごいものが数多く展示されていた。
実物大の日本の国際宇宙ステーションの模型も見ることができた。個人的にはすごく大きく感じたのだ
が館内の方の話によると日本のエリアは小さい方だそうで、アメリカなど他の国もあわせて考えると公式
のサッカー場1つ分の大きさだそうだ。それを考えると想像もできないような大きさでとても感動した。
実際にその模型の中に入ることもできた。宇宙飛行士が上も下も関係ない無重力環境の中で上下の感覚を
失わないように天井にはライトが付いているなど、今まで知らなかったことを実際に見て勉強することが
できた。
その他にも日本が開発した歴代のロケットの模型が展示されていた。日本で最初に発明されたロケット
は「ペンシルロケット」といってその名の通りペンのようなまだロケットとは言えないようなものであり、
現在のロケットの大きさに比べると日本の技術力の進化を目の当たりにしたような感じだった。
また宇宙飛行士養成エリアに「宇宙兄弟」に実際に出てきた「閉鎖環境適応訓練設備」を見ることもで
きた。中身の模型も漫画に出てきていたそのままでとても感動した。そして実際にここから3人の宇宙飛
行士が誕生したという話を聞いて驚いた。
このようにJAXAを見学していると実際に漫画の世界に入ったような気分になることができ、見たも
の聞いたことすべてが印象的だった。が、その中でも特に印象的で心に残っているのは、国際宇宙ステー
ション「きぼう」の運用管制室を見たことだ。ここは実際に働いているJAXA職員の方のお話を聞いた
場所でもある。その方が「この管制室は実際に宇宙と直接交信をとっている場所であり、日本で最も宇宙
に近い、宇宙とのアクセスポイントだ」とおっしゃったときには鳥肌が立った。管制室の中には実験の指
示を出す人、宇宙飛行士と話をする人など様々な仕事の分担があるそうだ。この人たちは交代制でほとん
ど昼と夜が反対の生活を送りながら宇宙飛行士を支えている。
たくさんのお話を聞いていて「宇宙を志す人はかっこいい」と強くおもった。ここで働いている人は全
員、
「宇宙」を幼いときから大好きで、おそらく「宇宙に携わる仕事をする!」という夢を追い続けてきた
人たちばかりだろうと思う。その過程はきっと並大抵のものではなかっただろう。管制室で聞いた話の中
に、
「JAXAで働く上で英語力は必須条件であるが、ここにいる人たち全員が必ずしも英語が得意だった
6
わけじゃない。むしろ英語が苦手な人が大半だった。しかし、一年ほど猛勉強しペラペラに話せるまでに
なった」というような話があった。たったの一年間で英語を完璧にするのは本当にすごい努力があったの
だろう、また、自分が本当に叶えたい夢のためなら絶対に無理なことでも可能にすることはできるのかな
とも思えた。
「宇宙を志す人はかっこいい」と先には言ったが、つまりは「自分の夢に向かって努力をする人はかっこ
いい」ということなのだ。自分が今無理だと思っていることでも、必死に努力をしていけばいつかかなう
日は絶対に来る。そんなことを今回JAXA職員、宇宙に直接携わっている人を見て思った。宇宙のこと
がもっと好きになったし、実際に体験したり、現場の声を聞いたりして宇宙に対する知識をより深いもの
にすることができた。宇宙のことはもちろんだが、何よりそれ以上のことも学ぶことができた。今回この
コース別研修でJAXAに行ったことは少なからず人生の糧になっていくだろう。私も努力して自分の夢
を追いかけるかっこいい人になりたい。日頃の生活で小さくても目標をこまめに立てて、それを必ず実行
する。など今すぐにでもできることを積み重ねていこう。今回JAXAで過ごした貴重な、そして充実し
た時間は絶対に忘れない。
6.「マナーについて」
2年3組35番
14班
出口
歩弥
私は、今回の修学旅行でマナーについて考えることが多かったのではないかと思います。普段の自分の
行動が、バスや飛行機は勿論、宿舎や公共の場でのマナーに表れていました。仲の良い友人達と 4 日間一
緒ということもあって浮かれた人もいたと思います。大半の人はそうではないと思いますが、あまりよろ
しくない態度だった人もいたのではないでしょうか。
例えば、班別自主研修で街中を歩く時、歩道に広がって歩き、知らず知らずのうちに通行の邪魔をして
いた。宿舎で騒がしくしてしまった。
友人と話がしたいのはよく分かりますが、その為に誰かの通行の邪魔をすることになってしまっては情
けないと思います。今まで再三色々な人から言われたように、自分だけの道ではないことを私達は自覚し
なければなりません。また、宿舎には一般の人もおられました。廊下では騒がないと注意された人もいる
のでは。
集合時間に遅れる、ということが何度かありました。私も 4 日目の朝、寝坊して班に迷惑を掛けてしま
ったので人のことは言えません。
しかし、前日疲れていたから、目覚ましをかけていなかったから、などというのはただの言い訳にすぎ
ません。これと同じように、時間が分からなかった、見ていなかったと言うのはあまりに無責任すぎます。
時間が分からないなら友人に聞けばいい。携帯は忘れでもしない限り、絶対に持っている筈だから時間を
確認することだって出来る。どうにもならない理由があったとしても、集合時間に間に合うように集合場
所に帰ってくるのが当たり前と言う人だっているでしょう。
7
このように、挙げればまだまだあると思います。私が特に気になったことはさっき挙げた通りですが、
別の視点から見れば私達は至らないことの方が多いでしょう。
私達が義務教育を終えて 1 年以上が経ちました。高校に進学するのが当たり前、という認識があったか
らですが、私達は確かに学ぼうという意志を持って進学しました。だから、能動的に行動するのは当然の
ことです。
これは今回の修学旅行にも共通していることだと思っています。先生に言われたことに従っているだけ
では楽しい修学旅行にはならなかったでしょう。自分達で話し合って決めた班別自主研修の日程や、コー
ス別の体験学習。どれも自分達で決めたからこそ楽しめました。
私は、修学旅行で周囲への気遣いなどを忘れないことが大事だと気づきました。マナーを守ることは自
分以外の大勢の人に気持ちよく過ごしてもらうこと。限定された数人がマナーを守ればそれでいいという
わけではありません。皆が皆、自分で考え行動することが出来れば、それが最も良いことです。その為に
は、視野を広く持たなければならないと思います。それが、私達には中々出来ません。しかし結局はそれ
に尽きるのです。例えば、誰かが困っている様子だったら声をかけるとか、友人が騒いでいたら注意をす
るとか、そんな簡単なことです。そうなれば、マナーだけにとどまらず気遣いの出来る人になるのではな
いでしょうか。
日常生活では、あまりマナーをうるさく言われることはありません。だからこそ、普段の自分の行動が
そのまま出ます。どんな時でも、相手を不快にさせない態度をとれるようになりたいと、この修学旅行で
思いました。楽しいだけではなく、様々なことを学んだ修学旅行だったと思います。
7.「修学旅行で学んだ、私たちに必要なこと」
2年3組37番
27班
長畑
日菜
今回の修学旅行で最も心に残ったのは、ホテルでの班のメンバーの姿です。ホテルの各部屋に入れば、
全て自己、または班で責任を持って時間や体調の管理をし、行動しなければなりませんでした。普段、学
校生活の中でこういったことを経験したことはほとんどないので、とても楽しみでもありながら、時間に
遅れることなく動けるだろうか、ホテルの方や先生方やみんなに迷惑をかけないようにしなければ、とい
う不安もありました。しかし、その不安は、班のメンバーによってすぐに解消されました。
ホテルの部屋に入るとすぐに鍵係の人が、
「鍵を置く場所をみんなできめよう。」と言い、みんなで責任
を持って鍵を管理しました。それを始めとして、「ちゃんと身の回りの物を片付けておこう」「明日は○時
に起きて、○時にみんなで部屋をでよう」「明日は雨で、寒いみたいだよ」「忘れ物はない?」と、それぞ
れが気付いたことをみんなに発信し、情報をしっかり共有できていました。
また、班長会から帰ってきた班長さんは、
「班長会、すごくよかったよ」と言って、次の日の予定や変更
点、注意点などはもちろん、班長会でみんなからでた意見や、その日の良かった点、また反対に改善すべ
き点など、班のメンバーにしっかりと伝えてくれました。
8
こういったことから、班のメンバーの新しい一面が見えたと共に、私たちが普段の学校生活の中で必要
なこともたくさん見えてきたように思います。たとえば、前から学校でも言われている「声掛け」ですが、
周りの友達同士では声を掛け合えても、クラスなどのようにもっと大きな単位になってくると出来ない、
という人も多いと思います。実際に私もそうなのですが、集会など大勢で集まるときに時間に遅れること
なく素早く始めるためにも、多くの人が多くの人に声掛けが出来るようになる必要があると思いました。
また、班長さんが、班長会ででた意見をしっかりと受け止め、私はこういう意見を出したよ、と言ってい
る姿を見て、発信された意見を受け止め、その意見を次に生かそうとしている人がいるなら、各個人が持
つ意見をもっとみんなに伝え、共有していくと、学年、そして学校全体がもっとよくなっていくのではな
いかと感じました。
私たちがホテルの部屋でしっかり声掛けをし、時間に遅れることなく動けたように、修学旅行中に多く
の人が声掛けをしていたと思います。また、修学旅行中に、友達や周りの人の良かったところや自分がこ
れからやっていかないといけないところなど、たくさんのものを見て、吸収できたと思います。この修学
旅行の楽しい思い出だけでなく、経験したこと、気づいたこと、思ったこと、感じたことなどを一人ひと
りが心に留め、それを実行し、これからの学校生活に生かしていくことで、今回の修学旅行がより良い形
で残っていくのではないかと思いました。
8.「Tokyo Disney Sea」
2 年 4 組 33 番
26 班
松下
桃子
空港から、バスに乗って数十分。念願の Tokyo Disney Sea に到着したが、生憎の雨。しかし、生徒
たちのテンションはピークに達していた。もちろん、私も含めて。園内に入るゲートをくぐる。音楽が聴
こえてくる。私は、男女 8 人で園内を回った。
今回の修学旅行で最も印象に残ったのは、ディズニーが老若男女問わず楽しめる「夢の国」であるた
めに、私たちの見えないところで、様々な工夫が施されているという点である。
まずは、何といっても、スタッフさんのサービス精神が素晴らしい。どのスタッフさんも笑顔を絶や
さない。ショップに入って買い物をする時、お会計の後、手を振りながら満面の笑みで「いってらっしゃ
~い。」と言う。たったそれだけのことでも、徹底されているというところに感心した。噂によると、掃除
をしているスタッフさんに、
「何してるんですか?」と尋ねると、
「夢のカケラを集めてるんだよ。」と言う
そう。実際に尋ねてみればよかったと、少々後悔しているが、やはり、ディズニーには、人々を夢の国に
迷い込ませる仕掛けがいっぱいだと、これまた感心した。
サービスに関しては勿論であったが、私が最も注目したのは、園内の建築物と流れる音楽が素晴らし
いほどマッチして雰囲気を出しているという点である。私は将来、建築家になりたいと決めている。また
現在、吹奏楽部に所属していて、とにかく音楽が大好きなのである。そういうわけもあり、建築物、音楽
に関しては、かなり印象に残っている。アトラクションに乗るまでの待ち時間、どのアトラクションも 1
9
時間前後並んで待ったわけであるが、その時に感じたのは、並んで待つ客を飽きさせない工夫が沢山仕掛
けられているということである。途中途中で何かしら目を引く物があり、それらがまた、リアルなのだ。
例えば、トイ・ストーリー・マニア!というアトラクションを並んで待っている時、トイ・ストーリ
ーのおもちゃの世界に入り込んだような、というよりも、自分たちがおもちゃになってしまったような錯
覚が起こる。並んでいる自分たちの周りには、人間と同じくらいまたは、人間よりも大きなおもちゃが沢
山あり、そのような錯覚を起こさせるのだ。積み重ねられた大きな積木、剥がれかけたシール、落書きさ
れた絵本、どれも遊び心があり、私たちを楽しませてくれる。また、それらのほとんどは、手で触れるこ
とができるのだが、造りが丈夫で、ぴくりとも動かない。誰が触っても絶対に壊れない、安全な造りにな
っているのだ。
建物の内装が演出する世界観は、人々をその世界に入り込ませやすいが、やはり、最も注目すべきは、
建築物そのものの外見である。例えば、園内に入ってすぐのメディテレーニアンハーバーから左手の方に
進んでいくと、アメリカンウォーターフロントが見えてくるのであるが、その間の建物といい、橋や道と
いい、本当に素晴らしい造りなのだ。それらを形造る石やレンガは、割れていたり、傷が付いていたり、
崩れかけていたり、まるで、古く昔からそこに存在していたかのように。どこか、懐かしささえ感じられ
る。しかし、勿論、それらの全ては、演出であるのだが。
アラビアンコーストに足を踏み入れる。そこには、今まで見てきた夢の国とはまた別の、異世界が広
がっていた。実際、世界には、そのタージマハルのような建築物が立ち並んでいる国もあるが、私は、日
本から一歩も出たことがないので、胸が踊った。左右対称の世界。夕方のアラビアンコーストは、噴水が
キラキラと輝いて、コンタクトレンズで乾いた瞳をぼんやりとしたオレンジの光が包んだ。
続いて、アラビアンコーストを抜けると、マーメイドラグーンが現れる。その建物を目の前にし、空
を見上げてみる。雨が止み、日が沈んできた空がちょうど、海の底、深海を連想させた。
そして、園内をぐるりと一周して、もと来たメディテレーニアンハーバーが見えてくる。昼とは全く
違った雰囲気である。夕方と夜との境目、あの時間帯のディズニーシーが、私は、一番好きだ。ぼんやり
とした光が水に反射して揺れ、心地の良い音楽に包まれて、今にも涙が溢れるかというほどの美しさであ
った。自分も一緒にいたメンバーも思わず「ヤバイー!きれー!」と叫ぶ。その美しさといったらこの上
ない。
これら全ては、恐らく、計算され尽くして設計されたものであろうが、建築家志望の私にとっては、
やはり、その全てが感動的であった。いつか、このように、夢のある建築物の建築にも携わることができ
たら幸せだろうと思う。ディズニーだけでなく、今回の修学旅行での 4 日間の間に、沢山の建築物をこの
目で見て、建築家になりたいという意志が、さらに強くなった。
4 日間の中でも、一番楽しみにしていたディズニーシーは、良い意味で現実逃避できたし、8 人で一生
忘れられない思い出を作ることができた。キャラクターの被り物やら、耳やら、サングラスやら、色々付
けて、普段とは全然違う、ハイテンションで、みんなと、叫んで、騒いで、本当に本当に楽しかった。今
回の修学旅行という、大きな大きな息抜き、思い出を忘れずに、残りの高校生活の日々を充実させたい。
これからまた、勉強と部活動の両立、文武両道を目標に、頑張っていきたい。
10
9.「班別自主研修について」
2年6組24番
15班
上山
真依
今回の修学旅行で一番印象に残っているのは、班別自主研修です。
中でも一番印象に残っていることは、札幌駅に向かうのに利用した地下街のことです。当日の朝は、雨
が降っていたので、札幌駅に向かうのに地下街を通りました。私は、それまで「札幌が都会だ」というイ
メージをあまり持っていませんでいた。そのため、地下街を見たときとても驚きました。地上とほとんど
変わらないような様子で、人通りも多く、活気に満ちていました。北海道は広くまだ開発が進んでいない
土地も多くあります。そんな中で、札幌という都市は、地上も地下も開発がとても進んでいたので驚きま
した。道中のバスの中で、バスガイドさんが「札幌は北海道で一番大きな都市」といっていましたが、そ
のことをこのときとても強く感じました。また、その一方で開発が進まず過疎化が進んでいる土地もある
ことから北海道は地域によって、とても極端な状態になっているとも感じました。
次に印象に残っていることは、小樽の商店街でのことです。はじめは、小樽市内の大きな道の沿道を歩
いていましたが、途中で一本だけ中の道に入るとそれまでとは打って変わった様子で、人と活気に満ちあ
ふれていました。観光客の人もも多くいるようで、たくさんのお土産屋さんなどががならんでいました。
小樽の名物であるガラス細工のお店が特に多くならんでいました。どのお店も商品としてお店にならべて
いるものは同じガラス細工のものであっても、当たり前のことではあるがその店ごとに、商品の加工やデ
ザインが工夫されていて、そのひとつひとつを見比べていくだけでもおもしろかったです。古くからある
お店も多くあるようで何となくですが、そのお店の歴史も感じられて楽しかったです。小樽にはあちこち
に歴史を感じる建築物が多く見受けられて、どれも今まで大切に保管、保存されてきたということがよく
わかりました。
今回の修学旅行のなかで、自分の中での一番の大きなテーマは、出発前に藤井先生に言われた「自分と
向き合う、自分探しをする」ということでした。修学旅行中のほかの研修の中にも、このテーマについて
考えるタイミングや機会はたくさんありましたが、この班別自主研修をきっかけに考えたことが一番多い
と思います。札幌や小樽の街の中を歩いていく中で、いろいろな職種のたくさんの働いている人々を見て、
自分の進路や将来就きたい職業について考えました。私は2年生になり少し浮かれていた部分や気の緩ん
でいる部分がありました。しかし、この班別自主研修の時だけでなく、修学旅行全体を通して「班長」と
いう責任ある立場に就き、今の自分は自分に甘いと感じました。1年の時はできていたのに、今の自分に
はできていないこともあります。来年になり、大学受験をするときになって、
「あのときああしておけばよ
かった」などと後悔しなくていいように、また学校内での中心学年として責任ある行動をとるように心が
け、気を引き締めてこれからの日々の生活に望んでいきたいと思います。
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10.「研修先について」
2年6組6番
24班
高坂
拓夢
今回の修学旅行で最も印象に残ったのは、JAXA つくば宇宙センターと、高エネルギー加速器研究機構
(KEK)での研修です。正直私は最初、この研修が余り楽しみではありませんでした。一日目の東京ディズ
ニーランドが終わって、三日目には楽しい班別自主研修が待っているのだから、早く終わればいいとさえ
思っていました。しかし、研修を終えた帰りのバスの中では、私の気持ちは一変していました。
最初に行った JAXA つくば宇宙センターでは、ビデオを見て、センター内を見て回ったのですが、そこで
説明してくださる職員のかたの顔が皆いきいきと楽しそうだったのを見たときにはびっくりしました。て
っきり何か難しいことを淡々と話されて、退屈な時間をすごすものだとばかり思っていたからです。中で
も心に残っているのは、宇宙で物資の運搬などに使われるロボットアームの操縦をしていた人のお話です。
座標の操作やアームの関節の説明など、かなり難しい部分もありましたが、私たちにもわかるように身近
なこと(数学の問題など)に例えて教えてくださったりして、とてもいい研修となりました。とにかく皆
さん楽しそうに自分の研究や業務内容について話していたのが印象的です。
次に行った高エネルギー加速器研究機構でもそうでした。ドラマ「ガリレオ」の撮影に使われた場所だ
ということしか面白そうなことはないかと思っていましたが、実際に行ってみると、
「ガリレオ」で使った
装置はもちろん、加速してぶつけた電子を利用して放射線を調べたり、特殊な条件を利用して実験を行っ
たりといろいろなことに取り組んでいて、またそれらのことについてとても楽しそうに、嬉しそうに説明
していただきました。特に、最後に行った電子を加速する際のレールのカーブに沿って建てられていた研
究所では、実際の大学生が来て実験している横で説明していただきましたが、時間いっぱいになるまで研
究成果や将来的にどうなっていくかを説明していただき、とても楽しく、また知的探究心を刺激されるよ
うな時間をすごすことができました。
このように、今回の研修は私にとってとても有意義なものとなり、また将来の進路を決める上でも非常
に役に立つものとなりました。私が理系で、将来は研究職につくかもしれないからというのもありますが、
それ以上に実際に働いている人がとても楽しそうだったのを見れたことはとてもよかったと思います。私
はまだ将来働く自分というものがイメージできず、困っていましたが、今回の研修で少しいいイメージを
もてました。もちろん将来がはっきり見えたわけではないですし、今回行った研修先の、苦労や大変な部
分がわかったわけではないと思います。しかし、どのような職につくとしても、JAXA や KEK の人たちのよ
うに自分のしている仕事を好きになり、仕事に対し真剣に向き合って行けるような大人になっていきたい
と思いました。
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11.「飛行機について」
2 年 7 組 18 番
8班
鳥取
岳広
今回の修学旅行では津山から目的地まで、東京方面にしろ北海道方面にしろ、飛行機に乗って行きまし
た。私はこれまでに何度か飛行機に乗ったことがありました。しかし、私の友達でこの修学旅行で初めて
飛行機に乗る人がいて、その人がとてもそれを楽しみにしていたので、私もその様子を見ているととても
楽しみになってきました。
ここでまず、その友達と話した飛行機についての話や疑問、また空港でずっと飛行機を見ていて不思議
に思ったことや植月先生の持っていた飛行機に関する疑問について、修学旅行中とても気になっていって
いたので特に知りたいものだけインターネットで調べてみました。
まず飛行機はなぜ飛ぶのかです。これは私の友達が、あの鉄の塊が空に飛ぶってすごいなあ、と津山か
ら空港に向かうバスの中でとてもわくわくしながら言っていました。私はその答えは揚力だと「風車のし
くみ」という本を読んだことがあり知っていました。しかし、もっと詳しく知りたいと思ったので、イン
ターネットで調べてみました。すると、飛行機と揚力に関する公式を見つけました。それによると、
(揚力)
=1/2×(空気密度)×(速さの2乗)×(翼の面積)×(揚力係数)という関係が成り立つそうです。こ
こで、揚力係数というものが出てきますが、これが理系の人にとってとてもわくわくするところでしょう。
揚力係数は翼の形や進行方向に対する角度で異なります。つまり、いろいろな面から考えて飛行機にとっ
て最も効率の良い翼の形を考えなければなりません。ちなみに風車でプロペラの形の種類が多いのは、こ
の揚力係数をどういう面から効率の良いものにするかで考えるからです。とてもワクワクしますね。私は
空港で小型の飛行機と大型の飛行機で翼の形が違うかを見ていましたが、やはり少し異なっていました。
また、これは植月先生の話を聞いて疑問に思った飛行機と空気との摩擦についてです。飛行機は飛んで
いるとき空気と摩擦しているので、飛行機には大量の静電気がたまっているのではないかという疑問です。
これは実際かなりたまっているらしいです。私は飛行機は空気を受け流しやすい形状でかつ高度が高いか
ら空気密度も小さいのでそこまででもないかと思ったのですが、空気抵抗は速さに比例するので、飛行機
の速さだとたまる静電気はとても多いのか、と思いました。
人が空を飛んで移動する、そんな昔の人が信じられないようなことを可能にする物理には限りないおも
しろさと限りない応用性にはただただ感嘆します。
さて、物理的な話はここまでにして、次は空港や飛行機の中で気づいたそれ以外のことについて書いて
いこうと思います。
まず、空港で飛行機を見ていると、たくさんの人が飛行機のそばで入念に機体を確認していたました。
じっと見ていると細かいところまでチェックしているのがみてわかりました。
また、飛行機の中で初めて気付いたことは、機内で流れる英語のアナウンスをそこにいるキャビンアテ
ンダントの人が読んでいたことです。私は今までずっと録音されたものだと思っていたのですが、実際に
放送している様子をみて、一回一回のフライトをどれも大切にしているんだなあと思いました。このよう
に人の命を託されている仕事は多くの人の絶え間ない努力で成し遂げられていることがよくわかりました。
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そして最後に、飛んでいる飛行機から地上を見て感じたことを書きます。
私が空から地球を見て感じたのは、とてもキレイだということです。地球は本当に美しいです。太陽系
の星の中でも断トツ一番の美しさです。こんなに美しい地球を汚すのは罪であると思いませんか?いつま
でも地球が美しい星であるために、一人ひとりが力を合わせていかなければなりません。これは人間の義
務だと思います。
私は物理を学ぶ人として人や自然の役に立てるように、この残り半分の高校生活を全力ですごしていき
ます。
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