産婦人科_初期研修カリキュラム 患者診療 Patient Care ゴール Goals 産婦人科の診察を行うこと ができる 目標 Objectives 産科・婦人科に必要な． 医療面接(問診)および病歴の 聴取を適切に行うことができる 例またはリスト Example or detailed list １．主訴、２．現病歴、３．月経歴、４．結婚・ 妊娠・分娩歴、５．家族歴、６．既往歴 月経周期による子宮・卵巣の変化を予測しながら問診 ができる １． 視診( 一般的視診および膣鏡診) 、 ２．触診(外診、内診、直腸診など) 実演し、上司のフィードバックを受け る 検尿による妊娠反応検査を実施し、適切に解釈できる 偽陽性、偽陰性の可能性も含めて解釈 実演し、上司のフィードバックを受け る 術中に質問を受ける 分娩に立会い、その内容を記述できる 子宮筋腫１例・卵巣腫瘍1例・悪性腫瘍(開 手術記録を記載し、添削を受ける 腹手術予定)1例 帝王切開分娩1例・経膣分娩(初産2例・経 入院サマリを記載し、添削を受ける 産2例)・日帰り手術(子宮鏡・D&Cなど)1例 「妊娠中の腹痛・不正出血、 救急外来にて遭遇する可能性の高い「妊娠中の腹痛」 婦人の急性腹痛」の初期診 「不正出血」「婦人の急性腹痛」の鑑別リストを想起でき 療を、非専門医として行える る。最低限必要な情報収集（病歴・診察・検査）を実施 し、診療計画を担当医に説明・相談できる 医学知識 Medical Knowledge ゴール 目標 Goals Objectives 産婦人科ローテーターとして 産科の検査を挙げることができる 必要な知識を説明できる 子宮頚癌検診の意義、検査項目について説明できる 指導医による4段階評価 救外で実演しフィードバックを受ける 例またはリスト Example or detailed list 超音波検査・胎児心拍モニタリング･など 方策 Learning Method レクチャー 評価方法 Evaluation 自習・適宜質問を受ける 妊娠中の薬剤投与について説明できる 婦人科急性腹症の鑑別が列挙できる 産婦人科での標準的手術名を列挙できる リストに挙げた疾患病態について説明できる 評価方法 Evaluation 指導医による4段階評価 研修医がプレゼンテーションを行う （於：朝カンファランス） 産婦人科診療に必要な手技を、適切に行うことができ る 婦人科の手術に積極的に参 婦人科領域の解剖を知っている 加する リストに提示した手術に参加し、記録する 出産現場を経験する 方策 Learning Method 研修医がプレゼンテーションを行う （於：朝カンファランス） 子宮頚癌･体癌･卵巣癌 子宮筋腫･卵巣腫瘍 異所性妊娠･卵巣出血 産婦人科初期研修研修要綱を用い 産婦人科初期研修研修要綱 てレクチャー、自習、適宜質問を受 ける 産婦人科初期研修研修要綱を用い てレクチャー、自習、適宜質問を受 ける 産婦人科初期研修研修要綱を用い てレクチャー、自習、適宜質問を受 ける 産婦人科初期研修研修要綱を用い 指導医による4段階評価 てレクチャー、自習、適宜質問を受 ける 子宮頚部異形成・ワクチン PID・STD 子宮内膜症・子宮腺筋症 切迫流産・切迫早産 妊娠高血圧症候群 前置胎盤・常位胎盤早期剥離 実践・診療を基にした学習お ゴール よび改善 Goals Practice-based learning and Improvement 非専門医として行う産婦人 科初期診療技能を改善でき る 対人コミュニケーション Interpersonal and Communication Skills 目標 Objectives 例またはリスト Example or detailed list 方策 Learning Method 救急外来における産婦人科救急診療の初期診療技能 を改善・向上することができる。 "初期診療技能”とは次のものを意味する。「鑑別リスト を想起できる。最低限必要な情報収集（病歴・診察・検 査）を実施し、診療計画を指導医に説明・相談できる」 方法の例：１）ローテーション初期から上級 医と一緒に救急外来診療を行い、フィード バックを受ける、２）そのフィードバックを参 考にして、研修医が自己学習を行う（上級 医との議論、自習などにて）、３）ローテー ション終了週あたりで、技能が改善してき ているかどうかを上級医に確認してもらう 救急外来にて「妊娠中の腹痛」「不 指導医による4段階評価 正出血」「婦人の急性腹痛」を経験 し、実演する。 フィードバック、自 習、経験を積み重ねて、初期診療技 能の改善する過程を、上級医に評価 してもらう 例またはリスト Example or detailed list 方策 Learning Method ITを活用して医学知識を取 得することができる インターネットを利用して正しく速やかに問題解決の示 唆を得ることが出来る ゴール Goals 目標 Objectives 婦人の心理を理解したコミュ 妊婦の心情に配慮したやり取りができる ニケーションができる 性に関わる情報（性交歴・妊娠・出産）を、プライバシー に配慮して聞き取ることができる ゴール 目標 Goals Objectives 産婦人科の患者の特性を理 女性に配慮した適切な外観・容姿を保つことができる 解し、暖かい心を持ってその 診療にあたることができる 評価方法 Evaluation 実演し、上司のフィードバックを受け 指導医による4段階評価 る 実演し、上司のフィードバックを受け る 相手の年齢に配慮した受け答えができる プロフェッショナリズム Professionalism 評価方法 Evaluation 例またはリスト Example or detailed list 実演し、上司のフィードバックを受け る 方策 評価方法 Learning Method Evaluation 上司によるフィードバック 指導医による4段階評価 患者・家族の背景に気配りした行動をとることができる 時間、約束、締め切りを守ることができる 他者に対し、敬意を持って接することができる 適切な報告・連絡・相談ができる 適切な外観・容姿を保つことができる システムを基盤としたケア System-based practice ゴール Goals 産科医療に対応する福祉制 度の存在を指摘できる 目標 例またはリスト Objectives Example or detailed list 出産をはじめとする自費診療の特殊性について指摘で きる 助産師の役割を認識して協 助産師の役割（権限、責任、技能など、医師・看護師と 力できる の相違）について説明できる 方策 評価方法 Learning Method Evaluation 上級医によるパンフレットを利用した 指導医による4段階評価 患者への説明に立ち会い、内容を把 握する 自習、レクチャーについては準備中
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