平成24年度に向けて - 北海道中小企業総合支援センター

Business
Support
HOKKAIDO
ビジネスサポート北海道
9
No.
June
2012
contents
●平成24年度に向けて
P2
●北海道企業情報データベースのご案内
P3
●北の新製品開発
∼㈱グローバル・コミュニケーションズ[函館市]∼
●総合相談窓口のご案内
●北の元気な社長に聞く!
∼ チャイニーズレストラン美華[江差町]∼
P4
P5
P6
●参加企業募集のご案内
∼ 平成24年度 第1回「ほっかいどう受発注拡大商談会」
平成24年度 第27回「ビジネスプラン発表会」∼
P7
●企業トピックス
∼㈱コーノ [函館市]
㈱コサイン [旭川市]∼
P8
●センター支援制度のご案内
設備導入を支援します!
地域資源活用型ハンズオン支援事業
●支部だより
P10
●広告掲載:
P11
北洋銀行ものづくりテクノフェア2012のご案内
公益財団法人
P9
●新規登録企業のご紹介
P12
●時の数字 ∼K’
s column∼
P12
Business Support HOKKAIDO
平成24年度に向けて
北海道経済は、観光が大震災からの影響を脱却し持ち直しつつあるものの、製造業の伸び悩みなど、依然とし
て厳しい情勢にあり、産業構造の課題克服が急務となっています。この中で、北海道経済活性化のために取り組
む方向性を示す「ほっかいどう産業振興ビジョン」が昨年12月に策定されました。ビジョンでは、力強い地域経
済づくりとともに、食、観光、国際、環境エネルギー分野を重点的に展開することで、持続可能な自立型経済産業
構造を目指して動き始めております。
このような中で、当センターは昨年11月に公益財団法人へ移行しました。本年度は、中小企業振興という社会
的使命を果たすため、センター全体の意識改革を図り、既存事業の強化や新たな事業取り組みのスタートと位置
付けております。
震災対応については、東北・関東復興関連受発注支援事業を昨年に引き続き実施し、北海道と東北・北関東の
被災県企業との具体的取引へ結びつく支援を実施します。また、技術コーディネータと技術アドバイザーを新設し
企業に対して専門技術の対応を可能とすると共に、昨年の北洋銀行との連携協定に加え北海道立総合研究機構
との連携協定を締結のうえセンター3支所の整備を進め、支部に格上げして地域要望にジャストタイムで対応で
きる体制を構築しました。これにより経営相談をはじめとする総合相談機能が充実させ、条例事業や応援ファン
ド事業の案件発掘から事業サポート、フォローまでをセンターが一貫して支援対応できるようになり、設備貸与・
取引促進などにおける企業サポートにも活用することで、センター全体のワンストップ機能の拡充を目指しま
す。
【センターの組織図】
理事長
専務理事
常務理事
政策局
政策管理部
道南支部
道東支部
常務理事
振興局
道北支部
設備資金部
経営支援部
産業育成部
取引支援部
北海道立総合研究機構との技術相談・経営相談に関する相互協力
当センターが持つネットワーク、経営相談・経営指導機能や多様な支援ツールと、北海道総合研究機
構が持つ研究・技術支援機能や研究成果などの技術シーズを活かし、道内産業の振興及び地域経済の活
性化に寄与することを目的に連携協定を平成24年3月28日付、締結いたしました。
これにより、道内中小企業者が持つ課題の解決、技術移転の促進、経営革新や経営基盤の強化などに
対し一元的な支援機能の提供を可能とする体制を構築し、利用者の利便性の向上に努めます。
【お問合せ先】
(公財)北海道中小企業総合支援センター
(地独)北海道立総合研究機構
政策管理部 担当:河上
連携推進部 担当:安積(あさか)、工藤
経営支援部 担当:伊藤
TEL:011−747−2812
TEL:011−232−2001(代表)
011−232−2402(経営支援部)
2
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No.9 June 2012
Business Support HOKKAIDO
北海道企業情報データベースのご案内
当センターでは、北海道に立地
する企業(製造業等)の基本情報
のほか、各企業の特色ある技術・
ノウハウ・製品や保有設備などの
情報をデータベース化して公開し、
販路拡大・取引促進・企業誘致な
どの促進を図るためのポータルサ
イトを公開しております。
ポータルサイトへの登録は無料
です。
【製造業マップ】 http://www.hsc.or.jp/kigyodb/top-map.aspx
北海道地図から地域別・業種別などで登録企業を検索できます。
【製造業マップ∼ COMPANY SERCH ∼英語検索】
http://www.hsc.or.jp/kigyodb/system/company-search-detail-eng.aspx
【取引支援広場】 http://www.shienhiroba.jp/
道内製造業に関する情報及び道内企業を対象とした発注案件情報、登録企業による受注希望情報を掲載していま
す。
【企業レポート】 http://www.hsc.or.jp/kigyodb/system/company-report.aspx
北海道に根をおろし地域と成長を続ける今が旬な道内企業を取材し掲載しています。
【人材情報データベース】 http://www.hsc.or.jp/jinzai/top.aspx
当センターに登録されている中小企業診断士や税理士など、経営・技術各分野の専門家を検索できます。
「ビジネスサポート北海道」広告掲載募集中!!
本誌「ビジネスサポート北海道」
に掲載する広告を募集しています。
貴社のPR・イメージアップにぜひご利用ください。
「ビジネスサポート北海道」とは
モノづくり企業を始めとした中小企業の方々のための広報誌として、当
センターや関係機関が行う中小企業向けの施策情報などを、季刊(6月
9月12月3月)で、センター賛助会員企業や受発注登録企業など約
3,000社にお届けします。
《料金表》
広告枠
1ページ
当センターの賛助会員企業様
1回
通年(4回)
その他一般の企業様
1回
通年(4回)
20,000円 64,000円(20%割引)
60,000円 192,000円(20%割引)
1/2ページ
10,000円
34,000円(15%割引)
30,000円 102,000円(15%割引)
1/4ページ
5,000円
18,000円(10%割引)
15,000円
54,000円(10%割引)
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No.9 June 2012
Business Support HOKKAIDO
北の新製品開発
当センターで実施している 「北海道中小企業応援ファ
ンド事業」・「中小企業競争力強化促進事業」を活用し、
新製品の開発等に取組む道内企業を紹介します。
∼ デジタルペンの入力情報を自宅から送信できる小型サーバーを開発 ∼
企 業 名:株式会社グローバル・コミュニケーションズ
代 表:代表取締役社長 笹谷 隆
所 在 地:〒 041-0811 函館市富岡町2丁目4-21
TEL0138-44-5610 FAX 0138-44-5611
U R L:http://www.global-communications.jp/
資 本 金:1,500万円
従 業 員:37名
創 業:平成11年4月19日
事業内容: システム開発、ハードウェア保守、ネットワークシステムの構築・
運用、ホームページ制作、教育研修
■ 企業の概要
同社は、
「全ての人がITの恩恵を享受できる社会作りに貢献する」
ことを理念として、平成11年にパソコン教育事業を主事業として創
業しました。その後、パソコン教育事業のほかに、パソコンやサー
バー等のICT機器の保守業務や、金融系ネットワークシステム構築や
インターネットショッピングサイト構築などの仕事に関わってきま
した。また、農業管理システムや自治体向けシステムなどにも携わ
り、開発ノウハウを蓄積してきました。
■ 開発に至った経緯
このような開発業務を通じて得たノウハウを活かし、近年、社会問
題となりつつある買い物弱者や地域見守りといった課題に対して、
ICTというアプローチで解決することに取り組むようになりまし
た。これらの課題を解決するためには、利用者となる高齢者の方々
が、特別な操作を必要としない機器を利用できることが必要となり
ます。同社は、スウェーデンのAnoto社が開発した特殊なデジタルペ
ン(アノトペン)に着目しました。アノトペンは、専用紙をなぞること
により、書いた内容をBluetooth経由でパソコンに転送することが
できる電子ペンで、キーボードやマウスがなくても入力することが
可能となります。
しかし、このアノトペンを使用して入力した情報を
外部に送信するためには、パソコンなどが必要となります。そこで、
パソコンの無い家庭でも容易に設置できる小型サーバーの開発が
必要となりました。同社は、OSにLinuxを採用しBluetooth、アナロ
グモデム、USB、無線LAN、Ethernet等のインターフェースを備え
た小型サーバーを開発しました。
■ 事業化の取組み
開発したサーバーは、コンセントにつなげ、電話回線に接続するだ
けで、アノトペンの入力情報をダイヤルアップにより送信することが
可能であり、パソコンのない家庭でも手軽に利用することができま
す。この小型サーバーは、同社の地域生活支援システム
「絆・2011」において使用され、道南地域においてサービ
スを開始しています。今後は、種々の地域生活支援サービ
スとして展開することを予定しています。
▲アノトペンと専用紙
▲小型サーバー
《制度案内》
同社が活用した当センター事業は、「北海道中小企業応援ファンド事業」の中の「市場対応型製品開発支援事業」
です。これは、新たに加工組立型工業の事業者との取引の拡大を目指す加工組立型工業若しくは基盤技術産業の中小
企業者等又は新分野・新市場進出等を目指す食関連産業若しくは環境・エネルギー産業の中小企業者等が行う製品開
発及びこれらに伴う市場調査等に要する経費に対する助成する制度です。(道外展示会出展・市場調査等のみを行う
場合を除く。)
助成限度額は500万円(うち道外展示会出展・市場調査等に要する経費に対しては200万円)で、助成率は2/3以内
(道外展示会出展・市場調査等に要する経費に対しては1/2以内)です。
北海道中小企業応援ファンド事業は、平成24年4月に平成24年度一次募集を行いました。平成24年9月に二次募集を
行う予定です。詳細は、産業育成部011-232-2403までお気軽にお問い合わせください。
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No.9 June 2012
Business Support HOKKAIDO
総合相談窓口のご案内
【経営相談窓口】月曜日∼金曜日 9:00 ∼ 17:00
本部(札幌市)、道南(函館市)、道東(帯広市)、道北(旭川市)の各支部
中小企業診断士など、豊富な知識・経験のあるスタッフが新規開業、独立開業、経営革新などのさまざまな取り組みへの
相談に対応いたします。
創業に関すること
○事業計画の作成について支援を受けたい
○新規開業、独立開業の手続きを教えてほしい
○国、道、市町村などの助成・融資制度を利用したい
○販売先を開拓して売り上げを確保したい
○市場、業界等に関する各種情報を知りたい など
経営革新に関すること
○事業計画を見直したい
○新分野進出、事業の多角化を図りたい
○業務改善に取り組みたい
○改善のための資金を確保したい など
その他
○雇用形態を見直したい
○能力開発を進め人材力を高めたい
○取引契約・法律問題を解決したい
○事業承継に取り組みたい など
【インターネット経営相談】http://www.hsc.or.jp/consulting/netsodan.htm
インターネット上で随時、企業経営に関する相談を受け付けています
【専門相談窓口】本部(札幌)
より専門的な相談については、専門相談員が次のとおり定例の相談日を設けて対応しています
特
許
相
談
毎週月・火曜日(※火曜日は要予約) 13:00∼16:00 対応者:知的財産アドバイザー
【特許の取得、研究機関・大学特許の利用、移転等に関する相談】
取
引
相
談
毎週水・木・金曜日 9:00∼17:00 対応者:
「下請かけこみ寺」相談員
【受発注取引の悩み、裁判外紛争解決手続き(ARD)による調停手続きに関する相談】
会社法等相談
毎月第2木曜日 13:00∼16:00 対応者:札幌司法書士会所属司法書士
【会社法に関する相談、
会社登記・契約書の作成などに関する相談】
金
融
相
談
毎月第1木曜日 10:00∼16:00 対応者:北海道信用保証協会職員
【信用保証に関する金融相談、その他経営・金融に関する相談】
法
律
相
談
随時受付(申込後に相談日を決定)相談は1時間以内 対応者:札幌弁護士会所属弁護士
【経営に係る法律上の問題など】※実際の訴訟行為までは行いません
【お問合せ先】
本 部( 札 幌 )
総合相談窓口 TEL:011-232-2407 FAX:011-232-2011 対応者:市呂、稲垣
〒060-0001 札幌市中央区北1条西2丁目経済センタービル9階
道南支部(函館)
TEL:0138-82-9089 FAX:0138-34-2601 対応者:鎌田支部長
〒041-0801 函館市桔梗町379番地 北海道立工業技術センター内
道東支部(帯広)
TEL:0155-38-8850 FAX:0155-38-8809 対応者:新井田支部長
〒080-2462 帯広市西22条北2丁目23‐9 十勝産業振興センター内
道北支部(旭川)
TEL:0166-68-2750 FAX:0166-68-2828 対応者:野村支部長
〒078-8801 旭川市緑が丘東1条3丁目1‐6 旭川リサーチセンター内
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北の元気な社長に聞く!
∼ 江差名物“ソーランちまき”で江差を元気に!! ∼
企業名:チャイニーズレストラン美華
代 表:小路 政信
所在地:檜山郡江差町字新地町27-6
所在地:TEL&FAX 0139-52-0546
従業員:3名
創 業:昭和42年
業 種:中華料理店
Q「チャイニーズレストラン美華」はどのようなお店ですか?
A 中華料理店です。江差や近郊の海鮮を使った本格中華からお気軽
なランチまでお客様の多彩なニーズに合わせたメニューをお出しして
います。昭和42年から始めましたので今年で45年目になります。
Q お店以外で「チャイニーズレストラン美華」の料理は
食べられますか?
A 今年の4月に開陽丸管理棟に移転しリニューアルオープンした
江差町のアンテナショップ「ぷらっと江差」で、当社が開発したソー
ランちまき(道産もち米に江差の海産物をトッピング)や炙りいか
めしなどの中華総菜を販売しております。
単品の他、
「江差町ご当地ギフト」としてお好きなものを選択して
組み合わせた販売もしております。
どうすれば皆さんに喜んで買っていただけるのかをセンターの
「地域資源活用型ハンズオン支援事業」等を活用して、パッケージや
展示方法、商品の大きさ、数量等、いろいろと勉強して取り組んで参
りました。
Q 最近チャレンジしたことはありますか?
●小路代表はお店の経営のかたわ
ら江差町の地域活性化にも力を
注がれており、志を共にするメン
バーを集い「かりの会」を主宰、江
差をもっと元気にしていきたい
と頑張っておられます!!
A 札幌や函館の百貨店での展示販
売会に参加いたしました。おかげさ
まで好評でして道外からのオファー
もいただいております。
また、今年の4月に函館開催の「春
のバル街(函館西部地区でマップを
手にして5店の飲み歩き・食べ歩き
そしてまち歩きを楽しむイベント)」
にも参加いたしました。バル街は年々人気が高まってきており今で
はチケットもなかなか手に入らないとの盛況ぶりです。9月開催の
さっぽろオータムフェスト
(8丁目会場)には毎年参加しています。
多くの方々に江差の美味しいものを知っていただき、そしてそれ
をきっかけに江差に多くの方々が足を運んでいただければと思っ
ております。
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No.9 June 2012
Business Support HOKKAIDO
参加企業を募集しています
平成24年度 第1回「ほっかいどう受発注拡大商談会」参加受注企業募集のお知らせ
当センターでは、道内外の発注企業と道内の受注企業が一堂に会して商談し、受注拡大及び新規取引先の開拓
などに寄与することを目的に「ほっかいどう受発注拡大商談会」を開催いたします。
新たなビジネスパートナーをお探しの企業の皆様の参加をお待ちしております。
【開催概要】
参加料:道内受注企業 3,000円/社(税込)
開催日時:平成24年8月7日(火)13:00∼17:00
会 場:札幌コンベンションセンター1階「中ホール」 道外受注企業 5,000円/社(税込)
※当センター賛助会員企業及び(社)北海道機械工業会会員企業、
(札幌市白石区東札幌6条1丁目1-1)
並びに同日開催の「北洋銀行ものづくりテクノフェア2012」出展 企業は無料です。
参加企業:発注企業30社程度/受注企業100社程度
主な対象業種:機械・金属製品、電気・電子機器、プラスチック、ソフトウェア、その他食品メーカー等における各
種生産設備等に係る補修部品の製作・メンテナンス等
募集締切:平成24年7月18日(水)
※発注企業及び発注案件の概要につきましては、当センターHP(http://www.hsc.or.jp)でご確認ください。
平成24年度 第27回「ビジネスプラン発表会」発表企業募集のお知らせ
当センターでは、新製品・新技術への資金調達・販路拡大・事業提携などを目的とした「ビジネスプラン発表
会」を開催し、ビジネスパートナーとのマッチングを行います。
参加を希望される企業の方は下記担当部までお申込み、お問い合わせください。
【発表会概要】
開 催 日:平成24年11月8日(木)9日(金)の2日間
会 場:アクセスサッポロ 1階「フリースペース」(札幌市白石区流通センター4丁目3-35)
実施内容:・発表方法は、パワーポイント資料による発表で1社あたり40分程度の発表時間です。
・プラン発表会場内にパネル等の展示スペースを設置します。(希望者のみ)
・参集者は、投資・金融機関、コンサルティング会社、中小企業者等を予定しています。
当日スケジュール(予定)
11月8日(木)
時刻
11月9日(金)
内容
10:00∼10:30 セミナー受付
時刻
内容
10:30∼12:00 アンビシャスクラブセミナー
10:00∼12:00 道産エネルギー技術発表会
(仮称)
12:00∼13:00 プラン発表会受付
12:00∼13:00 プラン発表会受付
13:00∼13:05 主催者説明
13:00∼13:05 主催者説明
13:05∼16:45 ビジネスプラン発表会
(発表企業4社)
13:05∼16:45 ビジネスプラン発表会
(発表企業4社)
※発表企業数によりスケジュールの変更もあります
募集企業:8社程度
対 象 者:道内に主たる事業所、製造・開発の拠点を有する中小企業の方。
ただし、道外の中小企業者等で具体的に道内への拠点設置計画や道内中小企業者等との事業提携、技
術提携、資金調達等の計画を有している場合は対象とすることができます。
対象事業分野:健康、環境・エネルギー、国際分野並びに北海道の産業、経済の活性化に寄与すると認められる分野
参 加 料:無料
募集締切:平成24年8月24日(金)
同日開催イベント:ビジネスEXPO第26回北海道技術ビジネス交流会
アンビシャスクラブセミナー
道産エネルギー技術発表会(仮称)
取引支援部
申し込み・お問い合わせ先 TEL:011-232-2406(直通) E-mail:[email protected]
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No.9 June 2012
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企業トピックス
企業名
株式会社コーノ
代 表 者:阿部 俊夫
所 在 地:函館市西桔梗町213番地の82
資 本 金:5,500万円
従 業 員:27名
事業内容:真空パネル暖房機の開発販売、ボイラー
販売・メンテナンス、遠赤外線暖房機販
売・メンテナンス
HP:http://www.kohno.info/
当社は、昭和53年10月に函館にて創業し、ボイラー開発の
ノウハウを生かした環境プラントメーカータクマの代理店と
してボイラーの販売を行い、4年後の昭和57年には日精オー
バルの北海道総代理店として、製品のシステム・用途開発を
続けてきました。
その後も研究開発などを続けながら業容を拡大し、その長
年の研究開発の成果ともいえる「熱源内蔵型FF式真空パネ
ル暖房機(HPH)」を完成させ、平成16年から試験納入を開
始、平成21年より本格生産・販売を開始しています。同年、平
成21年度北海道新技術・新製品開発賞「ものづくり部門」で
大賞を受賞、平成23年には日本発明協会「北海道地方発明表
彰」で北海道経済産業局長賞を、平成24年には「第4回日本も
のづくり大賞」で優秀賞を受賞しています。
「HPH」は、FF温風暖房機の燃焼性と温水セントラル暖房
●当センターの事業を活用し、積極的に
取組む道内企業を紹介いたします。
今回のキーワード
機の快適性を兼ね備えており、空気を暖めて自然な気流をつ
くる「自然対流」
(壁体暖房)と、太陽熱のように熱線によって
伝わる「輻射熱」の組み合せでじんわりとやさしいあたたか
さを提供できる暖房機です。送風ファンがないため音もなく
静かで、温水パネル暖房が課題としてきたコスト面と比較し
ても、HPHは十分に価格競争力もあり、健康志向への高まり
から、小中学校や老健施設などへの販売も増えてきています。
現在は災害時にライフラインが寸断した際、自動車のアク
セサリーソケットから電源を供給して暖房を確保する「プラ
グインハイブリッドHPHシステム」
(ハイブリッド車であれば
72時間以上の使用も可能)を開発・販売しており、突然発生す
る災害への対策として、緊急避難施設に指定されている学校
等への販売が期待されています。
このシステムは車以外にも「ポータブルLPG発電機」等の
利用でも省電力で暖房機を運転する事ができる画期的なシ
ステムとなります。当センターの「研究開発補助事業」
「専門家
派遣事業」
「ビジネスマッチング支援事業」などを利用し、研究
開発や販路拡大に役立て
ていただいています。
との一言。
その頃、創業間もない当社は社員4名。
家具の端材を生かせ
そうだし
「ちっと作ってみせます」
と請け負った。
しかし、
ただ
企 業 名:株式会社コサイン
素材が木だというだけではつまらないと考え、
「
ねじを隠そ
代 表 者:星 幸一
う」、
「美しい形に仕上げよう」と思考錯誤を繰り返し、昭和63
所 在 地:旭川市永山町6丁目6-5
年に当社の製品第1号であるスイッチカバー「NO」が誕生し
資 本 金:35,000千円
た。
TEL:0166-47-0100 FAX:0166-47-7450
当社は、
「木」、
「作り手」、
「使い手」が共にあるような、暮ら
従 業 員:18人
しに寄り添い、人に喜びを与え、長く大切に使える生活用具
事業内容:木製家具、クラフト、インテリア小物の製 を作り続けたいと考えている。切れ端であっても百年、2百年
造・販売
かかって成長した木には美しい木目や色があり、質感がある。
その特質を生かし、使い手が百年、2百年と使ってもらえる製
HP:http://www.cosine.com
品作りを行っている。
〔センター事業利用実績等〕専門家派遣事業等
当社は、家具製作時に出る端材の利用が出発点であった。
当社は、昭和63年4月に創業し、タンスなどの大きな収納
当社設立時はバブル全盛期だったことを考慮すると、
「もった
家具ではなく、家具の製造過程で出る、端材を生かして、付加
いない」を理念として出発した当社は、どれほど異質であっ
価値の高いドレスラックやミラー、ハンガー、時計といった、
たか想像するに堅くない。
小ぶりな生活用具を中心に製造・販売している会社である。
当社の星幸一代表取締役は、
今、作り手及び売り手のネット
当社の代表取締役である星幸一氏は、道立北見専修職業訓
ワークの構築、
「コサインの森」計画など大きな夢に向かって
練校(木工科)を修了し、昭和45年に設立2年目の旭川インテ
進んでいる。そして、目標の一つとして、ものづくりの似合う
リアセンター(現(株)カンディハウス)に入社した。技能五輪
街旭川を目指
で全国大会に出場するなど家具職人として頭角を現したが、
して旭川に
クラフトマンとして11年勤務したあと、30歳を前にして会
「公立のもの
社を辞め、道立旭川高等技術専門学院で若手の技術指導にあ
づ くり 大 学 」
たった。
を開設する運
その後、最初に会社で厳しく指導してくれた方の誘いや経
動 を 、業 種 を
営面のアドバイも受け、昭和63年、34歳で「株式会社コサイ
越え市民活動
ン」を立ち上げた。
として展開し
初めての製品は「目立たないスイッチカバー」だった。それ
ている。
は、当社が間借りしていた家具メーカーの工場に、電気工事
が入り、作業していた方が「新築住宅の工事中にいつも思う
んだけど、木の空間に似合うスイッチカバーがないんだよ」
企業名
株式会社コサイン
8
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No.9 June 2012
Business Support HOKKAIDO
設備導入を支援します!
入
し
!
制度の概要
割 賦
対
象
者
象
限
設
リ ー ス
生産・加工などに供する機械装置等で新品の設備
額
年利2.75%(固定金利)
償
還
間
5年/7年(据置1年以内)
償
還
法
月賦又は半年賦均等払い(約束手形)
金
設備価格の10%
保
方
証
連 帯 保 証 人
担
50万円∼4,000万円(1/2以内)
100万円∼8,000万円(設備価格)
利率・リース料率
期
金融機関の借り入れ枠
外で設備資金を調達で
きます。
従業員50名以下(規模により別途条件があります)
備
度
制度利用のメリット
資金貸付
道内で事業を営む原則全業種対象(一部除外される場合があります)
従 業 員 規 模
対
当センターでは、設備導入を促進するため、次の3
つの制度メニューで支援します。
・割 賦 機械設備を分割払いで販売します。
・リ ー ス 機械設備をリースでお貸しします。
・資 金 貸 付 設備資金をお貸しします。
無利子
月額リース料率 1.406%∼3.004%
3年∼7年(耐用年数により異なります) 7年以内(据置1年以内)
毎月15日(約束手形)
なし
道内在住者2名(設備価格2,000万円以下は1名可)
道内在住者2名
原則不要
貸付額1,500万円超の場合必要
保
※当センターのホームページからも制度の概要をご覧になれます。(割 賦)http://www.hsc.or.jp/gaiyo/setsubi/kappu.htm
(リース)http://www.hsc.or.jp/gaiyo/setsubi/lease.htm (貸 付)http://www.hsc.or.jp/gaiyo/setsubi/shikin.htm
制度利用のメリット
●金融機関の借り入れ枠外で設備資
金を調達できます。
●利用限度内であれば、同一年度に
何度でもご利用いただけます。
割
賦
●7年以内での長期返済が可能
です。
●完済後は、所有権が移転しま
す。
リース
●耐久年数に応じてリース期間
を設定できるので、機械の陳
腐化が避けられます。
資金貸付
●設備資金の1/2以内を無利子
で調達できます。
●7年間の長期返済が可能です。
地域資源活用型ハンズオン支援事業【北海道中小企業応援ファンド事業】
地域振興や経営計画の策定支援を行います
センター支部管轄地域に所在する企業(ただし、三セク・みなし大企業等を除く)
対象企業 (管轄地域)●道東支部…十勝、釧路、根室●道南支部…渡島、檜山●道北支部…上川、留萌、宗谷、オホーツク
道内各地の農林水産物や観光資源等の地域資源を活用した新産業創出を促進するため、当センターがコーディネート役を務め、地元サポ
ーター(地域自治体、支援機関、金融機関等)や専門家(当センター登録専門家、中小企業診断士、税理士、食品加工、デザイナー等現在360
(本事業に関わる支援先企業の費用負担はございません)
名)とチームを組み、中小企業が抱える経営課題の解決を強力にサポートいたします。
事業内容
支援事例
《ケース1》
現状:農産物加工食品製造業者が急激な受注増加のためシステム対応が追いつかず、受注管理や生産管理に支障をきたしていた。
支援内容:I
Tコーディネーターの資格を持つ専門家を派遣し、販売管理ソフトの運用・顧客管理や販売手法、データ分析手法などの改善を支援した。
《ケース2》
現状:レストラン経営および食品加工を手掛ける企業が、
レストラン部門の売上げ減少、
並びに加工部門の製造原価低減が課題となっていた。
支援内容:経営戦略及び生産管理に精通した複数の専門家を派遣し、飲食部門の組織体制の整備、並びに加工部門の工程・原価・衛生管理の改
善を支援した。
事業の流れ
支援要請 (各支部へ)
検討会開催 ➡ 支部長によるヒアリング ➡ ◆お問合せ・連絡先 (公財)北海道中小企業総合支援センター
道南支部 (担当:鎌田支部長)
道東支部 (担当:新井田支部長)
函館市桔梗町379
帯広市西22条北2丁目23−9
北海道立工業技術センター内
十勝産業振興センター内
TEL:0138-82-9089 FAX:0138-34-2601
TEL:0155-38-8850 FAX:0155-38-8809
専門家派遣 ➡ (企業、センター、地元支援機関、専門家)
➡ 結果報告会
(必要に応じて)
道北支部 (担当:野村支部長)
旭川市緑が丘東1条3丁目1−6
旭川リサーチセンター内
TEL:0166-68-2750 FAX:0166-68-2828
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No.9 June 2012
Business Support HOKKAIDO
AIDO
支部だより
道南支部(渡島・檜山地域)
函館市桔梗町379
北海道立工業技術センター内
TEL
:0138−82−9089
道南地域を桜が飾り、
道内・道外から多くの人
たち が 訪 れ た 季 節 も 過
ぎ、北海道にも初夏の香
りが少しずつ届くように
なってきました。残念な
道南支部長
がら朝晩はまだ肌寒いと
鎌田 啓志
感じられる日もあります
が、日中の日差しは夏が
近づいてくることを感じさせてくれます。
函館市が6月1日に発表した2011年度の
観光客入込数は410万8千人で、昨年3月の
東日本大震災や福島原発事故による観光自
粛などが響き前年度比10.4%の減となって
います。
函館市観光コンベンション部は、
「今年の
4月以降は震災前の水準に戻りつつある。本
年 度 は 震 災 の 影 響 が ほ と ん ど な かっ た
2010年度の458万人を目指したい」として
います。道内をはじめ、道外、海外から多く
の方が道南の観光を楽しんでいただきたい
と思います。
6月1日に道南のスルメイカ(マイカ)漁が
解禁しました。イカの北上の遅れが懸念さ
れる中で漁業者は「今年こそ」と好漁を願っ
ていますが、一方で渡島管内ではイカ釣り
漁業者が年々減少し、後継者不足が深刻化
しつつあるようです。地域の大きな資源で
あるイカを確保するイカ漁の今後が心配な
状況です。
北斗市では、2015年度の北海道新幹線新
函館(仮称)駅開業に向けた「市新幹線新駅
開業効果活用アクションプラン」を11月ま
でに策定します。駅前開発や観光振興など
各分野で進めている事業を取りまとめ、開
業イベントの企画など、今後の宣伝方法も
決める予定です。それとともに町会や業界
団体でつくる開業効果活用促進委員会を立
ち上げ、市民の声も反映させ「オール北斗」
で開業を盛り上げていく準備を進めていま
す。
江差町で毎年9月の第3金曜日から3日間
開かれる江差追分全国大会は、江差追分の
甲子園大会のような存在といえます。その
全国大会も50回目を迎え、今年は「江差追
分年」
と位置付けられているそうです。
渡島総合振興局と檜山振興局が発表した
6月1日現在の農作物生育状況によると、5
月下旬の好天で両管内とも生育はおおむね
平年並みとなっています。生育が遅れ気味
だったジャガイモも平年並みに近づいてい
るほか、水稲、
リンゴ、ビート、秋まき小麦等
も平年並みで順調に推移しているようで
す。
水産品だけでなく、農作物も含めたさま
ざまな地域資源を持つ道南地域にぜひお越
しいただき、道南の素晴らしさを肌で感じ
ていただければと思います。
ここでは、センターの3支部の活動状況や管内企
業の紹介情報、地域情報等をお知らせいたします。
気になる情報等ございましたら、お気軽にお問い
合わせください。
道北支部(上川・留萌・宗谷・オホーツク地域)
旭川市緑が丘東1条3丁目1番6号
旭川リサーチセンター内
TEL:0166−68−2750
この度、当センターの
組織改革により道北支所
が平成24年4月1日より
道北支部となりました。
これまで以上に関係者の
皆様と連携を図り、地域
に密着し、
企業・経営者の
道北支部長
方々のニーズに即応して
野村 敏
参りますので、より一層
(十勝・釧路・根室地域)
のご支援・ご協力を賜りますようよろしくお
願い申し上げます。
帯広市西22条北2丁目23番地
さて、平成23年12月15日、
(一財)機械振
十勝圏産業振興センター内
興協会より「第9回新機械振興賞」の発表が
TEL:0155−38−8850
あり、旭川機械工業㈱、㈲エーリンクシステ
今年の桜前線も全国の ム、
(地独)北海道立総合研究機構、
(一財)旭
終着駅として5月20日に 川産業創造プラザの四者共同で進めてきた
根室に到着して各地の桜 「3Dターニングマシン」事業が新機械振興
まつりも一段落、
6月に入 賞((一財)機械振興協会会長賞)を受賞され
り小学校の運動会も始ま ました。
るなど爽やかな季節の到 これは、道内では初めてとなる朗報です。
従来の木工加工機では、非対称な3次元形
道東支部長
来となりました。
新井田 滋
清水町の十勝千年の森 状を容易に加工することができないという
では、
6月2日から北海道の新たな庭園文化を 問題がありました。このような問題を解決
創造・提案する
「北海道ガーデンショー」
が開 するために、コンピュータ上で作られた3次
幕し内外の著名招待作家を始めとする作品が 元モデルとチップソー(丸のこ)を用いて非
展示され多くの人の目を和ませている他、
7月 対称の3次元加工を実現し、障がい者も安
全で安心して使用できる装置として開発し
の7∼8日には
「第3回新・ご当地グルメグラン
ました。
プリ北海道2012」
が過去2連覇を果たしてい
また、平成24年2月3日、経済産業省より
る
「別海ジャンボホタテバーガー」
の地元別海
「第4回ものづくり日本大賞」の発表があり、
町で全道各地の挑戦者を迎え撃つなど、
各地 道北支部管内では、歩留まり率が80%以上
でイベントが本格化する楽しみな季節となっ (従来比20%以上向上)と極めて高く、刃を
てきました。
用いない全く新しい形状のドラムピラー方
ただ、
今年は道東地域では春先の降雪から 式の根菜類の皮むき機を開発した㈱エフ・
雪解けが遅れたことにより、
農作業の遅れや イー(旭川市)が「優秀賞」を、また、継ぎ目が
作物の生育に遅れが見られるとの報告もあ なく、箱自体が無駄に共鳴しない、音に透明
り、
さらに帯広を例にとると3∼5月の日照時 感があるスピーカー「CASTRON」を開発
間が昨年より100時間近くも短くなっており、 した臼井鋳鉄工業㈱(旭川市)も「優秀賞」を
本来梅雨知らずのスッキリとした晴天が長続 受賞され、更には、茎葉切断(タッピング)の
きせず今後の農作物の生育や観光への影響な 精度が高く、タマネギの損傷が少ない定置
式オニオンタッパーを開発した訓子府機械
どが心配されます。
「ものづくり地域貢献
さて、
日銀のレポートによりますと道東地域 工業㈱(訓子府町)は、
の景気は、
個人消費や雇用情勢の持ち直しか 賞」を受賞されました。
ら一部に弱めの動きは見られるものの全体と 新機械振興賞並びにものづくり大賞を受
しては持ち直しの動きが続いているとされま 賞された企業様をはじめ、関係機関の皆様
す。
実感としてセンター事業への相談・問い合 に心からお祝いを申し上げたいと存じます。
わせも昨年より多く、
特に地域資源を活かし 話は替わりますが、近年、農薬や化学肥料
を減らしたクリーン農業で栽培される旭川
た取り組みが多くみられ震災による手控え感
野菜への注目度が高まっています。中でも、
が落ち着いてきたのかと感じられ期待される
「土風炉」、
「日本橋亭」、
「京町家」など情報誌
ところです。
で話題の外食店を経営している㈱ラムラ
ただし、
欧州の金融不安による円高・株安傾 (本社東京都/年商250億円)が旭川野菜を
向やTPP問題・消費税増税・電力不安等々先行 使ったメニュー開発を予定しています。
きに予断を許さない状況は続いており、
支部 昨夏、試験的に湧別町、津別町、北見市で
としてハンズオン支援を始め各種事業を通じ 生産されたニンジンやじゃがいもを使用し
で地域資源の一層の活用による地域振興など たところ、お客の評判が上々だったことか
に、
今後も引き続き国や北海道を始め地元関 ら、さらに北海道産野菜の安定的な確保を
係機関との連携を強めながら、
有益な情報の 目指し、旭川野菜に注目しています。早けれ
提供や施策の紹介などでお手伝をさせていた ばこの春から旭川野菜を導入する予定です。
ともあれ、今後とも関係者の皆様のご支援、
だきたいと考えています。
ご協力を宜しくお願い申し上げます。
道東支部
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No.9 June 2012
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No.9 June 2012
新規受発注登録企業のご紹介
平成24年6月19日現在
登録企業数:2,680社
この度、次の9社が新たに受発注企業に登録されましたので、ご紹介いたします。
No.
企 業 名
所 在 地
事業内容等
1
陶商工業(株)
札幌市東区
各種タイル・石材工事、各種タイル・副資材・左官資材等の卸・小売
2
(株)岩沼精工
宮城県岩沼市
2次電池用タブ端子、プレス金型、試作金型、各種治具、省力化機器の製造
3
(株)新エネルギー開発
札幌市北区
バイオマス発電装置の開発製造、
太陽光発電・蓄電システムの開発製造
4
オフィス・ラテラルサポート 埼玉県さいたま市
営業代行、営業支援、業務代行
5
(株)フラットガレージ
中川郡中川町
日英翻訳、英日翻訳、英文校正等
6
(株)ディープパワー
宮城県名取市
精密金型及び金型製品等の設計・製造・販売
7
エゾマシナリー(株)
札幌市豊平区
各種建設機械の買取販売・輸出入・修理・レンタル
8
(有)コムネット千歳
千歳市
パソコン販売・部品販売・修理
9
(株)WING
岩手県北上市
半導体製造装置用・検査装置用・医療機器用等の樹脂部品の製造
取引支援部
申し込み・お問い合わせ先 TEL:011-232-2406(直通) E-Mail:[email protected]
時の数字
∼k's column ∼
今、日本の若年者の失業率が9.9%(労働力調査平成24
年4月)です。この10%の大台手前の失業率を高いとみるか
低いとみるかは、判断が分かれるところです。ただ、日本全
体の失業率が4.6%であるのと比べ2倍の高さであること
は無視できません。若年者が就職できない状況は、先進国
病の一つとして問題視されており、欧州債務危機の渦中に
あるギリシャ、スペインは50%を超える高い数値を示しま
す。しかし、他国と比較して低いからといって安心できるほ
ど簡単なことではありません。
若年者とは、15歳から24歳までの学校を卒業して夢抱く
新社会人になろうとしている、まさに若者です。その若者の
夢に向かうハードルを高くしている経済状況があります。若
者の失業率は、就職氷河期を経て一端は回復しましたが、
リーマンショックの影響で悪化し、まだその影響を受けて
います。日本では、終身雇用のもと高齢化による就労年齢
が上がり、必然的に若者が割を食う状況に陥っていること
や、機械化、安い新興国との人件費競争など、新卒者や非正
規社員が雇用調整弁になっており、不況のしわ寄せが若者
に集中しやすい構図になっていることが否めません。
結果、フリーターが平成14年には200万人を超えるまで
になっています。このフリーター、正社員に応募してもなか
なか採用されないでしかたなくフリーターをしている若者
もたくさんおり、正社員並みに毎日長時間働いている人が
半分近くを占めているのが実態です。働く意欲があるのに
正社員になれない、しかもスキルが蓄積されないフリーター
としての若者が増加しているのです。
一方で「七五三」という数値があります。これは中学、高
校、大学の卒業後3年以内に離職する割合が7割、5割、3割
で、つまり七五三の割合になっていることを意味します。困
難な就職戦線を勝ち抜いた若者の離職率が高いのも問題
となる現実があり、しかも、この現実に輪をかけるかのよう
に、ニート(就学、就労、職業訓練のいずれも行っていない
若者)がこの10年間で40万人から60万人に増えています。
若者の現実が楽観的になれない日本の将来をどう投影し
ていくのでしょうか。
※当センターは、平成23年11月1日より公益財団法人となりました。
公益財団法人
〒060-0001 札幌市中央区北1条西2丁目 経済センタービル
TEL.011-232-2001(代表)FAX.011-232-2011
【ホームページ】http://www.hsc.or.jp/ 【E-mail】[email protected]
【取引支援広場】http://www.shienhiroba.jp/
本冊子の著作権は(公財)北海道中小企業総合支援センターに帰属しています。