2016.04.28 ⼤容量 HDD から⼩容量 SSD へクローンする方法 EaseUS Todo Backup Free V 8.6 クローンとは 同じストレージ(HDD や SSD)が 2 台になるという意味で、普通のコピーと違うところは全く同じ状態になる為、元の ストレージで Windows が起動するなら、クローン作成した方のストレージでも同様に Windows が起動できる。 ⼤容量から⼩容量へのクローニングの問題点 クローン元とクローン先が同容量、もしくはクローン先が大きい場合は、デュプリケータを使用する方法が簡単確実であ る。問題は、クローン先のディスク容量が⼩さな場合には、デュプリケータではクローンニングできない。 無料版「EaseUS Todo Backup Free V 8.6」でクローン作成(実施したストレージは以下の通り) クローン元︓SSD → 512GB ( 初めにデュプリケータで 500GB HDD から 512GB SSD へクローニングした。) クローン先︓SSD → 128GB クローン作成の⼤まかな流れ 無料版では機能制限はあるものの、クローンとパーティション操作はできるので⽀障はない。(処理速度が遅い) 1 EaseUS Todo Backup Free をインストールする。 2 クローン先となる HDD(SSD)を USB 接続する。(余計な USB 接続のデータ用 HDD は取り外しておく) 3 EaseUS Todo Backup Free を起動し、クローン元(HDD0)とクローン先(HDD1)を指定して実⾏ボタンを クリックする。 → → クローン 同意 デスクトップにアイコンを作成 インストール後に起動 クローン実⾏の⼿順 1 「クローン」ボタンをクリックすると、ソースとなるストレージの選択画面となる。 [システムで予約済] と [Cドライブ] 及び [未使用領域等] の全てが選択 されるが、使用領域の容量が 65BG 程度なので [未使用領域等] がいくら 大きくてもクローン作成に⽀障はない。 ドライブの構成(実際に⾏った時は、未使用領域等が多数表示され、上図とは異なっています。) HDD0・・・(システムで予約済、C ドライブ)クローン元の SSD 512GB(実質の使用量は 65GB 程度) HDD1・・・(F ドライブ)データ用 HDD 1TB(USB 接続であるが、クローン作業に入る前に取り外す) HDD2・・・(E ドライブ)クローン先の SSD 128GB(USB 接続) 2 HDD2(SSD 128GB)を USB 接続しても認識しなかったので、データ用の HDD1(USB)を取り外した。 その結果、ターゲットの SSD 128BG(USB 接続)は HDD1 の「E ドライブ」と認識された。 注 ︓HDD0 は予約領域が明確に表示されず、アスタリスクが付いた領域が複数表示される。システムの ○ [C] だけ選択 すると「C ドライブ」だけがコピーされ、[システムで予約済] がコピーされないため起動しない。 3 HDD0から HDD1へコピーを作るので [ソースは 0(未使⽤領域も含めた全部)]、[ターゲットは1] にチェック を入れる。 実⾏前の最終確認 → このまま「実⾏」ボタンをクリック → 容量 512GB 中、使用量は 65GB でクローン時間約 40 分。完了ボタンを押して終了。 同ソフトの有料版を使うと早いらしい。(インストール時にスペックが表示される。) ドライブの確認(「ディスクの管理」) 1 クローンで作成したディスクを装着して Windows を起動させる。 2 コントロールパネル → 管理ツール → コンピューターの管理 → ディスクの管理 3 Windows10 では、スタートボタンを右クリックすると「ディスクの管理」が現れる。 「ディスクの管理」を開き、クローン作成したドライブ上で「システムで予約済み」の領域と「C ドライブ」の領域を 確認する。無事起動していれば当然変わっていなければならない。
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