タイ 24時間 耐久レース

タイ24時間耐久レース
11/01/25 13:18
あなたもきっと参戦したくなる!タイ24時間
耐久レース奮戦記
主催:Karting Stadium Ltd.
日時:2006年6月23日~7月3日
会場:タイ国パタヤ・ビラサーキット参加チーム:24組
参加選手国:イギリス、フランス、ドイツ、スイス、ポルトガル、オーストラリア、
ニュージーランド、フィリピン、日本、タイ
レポート&写真(提供):高漬公良
● チームメンバー紹介
私たち MOTORSPORT ONLINE
JAPAN"チームは、宗澤幾朗、清原裕
介、前田功司、河野哲治、大野省三、
大塚充徳、高濱公良の以上7名の構成。
職業も年齢も、カー卜暦もみなバラバ
ラ
例えば年齢。平均年齢40歳とはいう
ものの、最年長は宗澤の57歳を筆頭
に、清原、前田、河野が40歳代、大野
30歳代、高演、大塚は20歳代とバラ
ハラで、清原、大塚を除いて他のメン
バーは、10年前に現役レースを引退し
ているという経歴。勝ちにいくという
よりエンジョイ派といえるチームだ。
でも上の写真のように面魂はスー
パーです(手前左から高濱公良、大野省三、大塚充徳、後列左から宗澤幾朗、河野哲治、前田功
司、清原裕介。七人のサムライです)。
きっかけはネットで見付け、JKの広告で確認したレース情報。ドライバーグッズを持ち込むだ
けで、メカニック付きカートが提供され、宿泊、食事、送迎と、一切面倒なく南十字星のもと
24時間たっぷり走れるというのだ。オフィシャルバックで最小5人の4泊コースならば航空運
賃込みで100万円チョイ。割り勘で20万円プラス。それで優勝賞金は邦貨130万円ほど。さっ
そく仲間集めがはじまった。でも海外でのレース。それなりに日にちもかかることゆえ、おい
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それと集まるわけがない。しかし頑張った。そして2人が3入、4人となって、最終的には規程
の5人を超えて7人が勇躍タイ国の首都、バンコックヘ向けて旅立ったのだ。
今回のメンバー7人は、それぞれ忙しい仕事の合間を縫っての組み合わせ。スケジュールが合
うはずもない。しかし、そこは大人たち。レースのフィニッシュ7月3日に対しての先発組、
私、高濱と大野の2名は、公式日程にある25日のテスト走行に参加するため6月23日(金)に関
西空港から一路タイ・バンコクへ飛びたった。
フライト時間は直行で6時間ほど。お昼前に日本を出発し、現地バンコク国際空港に到着した
のが現地時刻の午後3時過ぎ。時差が2時間ある。空
港を出ると、この時期のタイは雨季にあたり、日本
のツユをさらに蒸し暑くしたような生暖かい空気に
包まれた。
今回のレース参戦は、ホテルや移動の手配をパッ
ケージングしたオフィシャルプランもあったのだ
が、私たちのメンバーは滞在の日程がバラバラであ
るのと、欲張って観光も加えているので、レース以
外はすべて自分で手配するプランで合意していた。
タイについてはいささか私も知っている。それで、
この日は自分たちで手配した車でバンコク市内のホテルへ直行し、荷をほどいた。
一日おいた日曜日、初の公式スケジュールで、初のテスト走行が組まれている。バンコクか
らサーキットのあるパタヤまでは高速道路を走って2時間ほど。タイムスケジュールでは9時ス
タートとなっているので7時前に出発する予定を立てていたのだが朝寝坊。慌ててホテルを出た
のが8時過ぎだった。
この出遅れを取り戻すべく、高速道路を飛ばして何とか9時半頃にサーキットに到着した。し
かしコース上にはカートの姿はひとつもなく、オジさんたちがバイクでウ口ウ口。どうやら
コースを設定している最中らしい。
パタヤといえばリゾート地として日本でも有名だが、そのパタヤからラヨーンという都市に
向かう国道の直ぐ脇にあるのが今回の大舞台ピラ(BIRA)サーキット。4輪や2輔のレースが行わ
れる1周2kmほどのメインコースと今回の耐久で使用する1,231mのカートコースが併設され
ている。
ピットレーンに足を運ぶと、真っ黒のカウルのマシンがずらりと並べられていた。そこで今
回の主催者側、フランス入のクリスチャンさんにあいさつ。日本から来たMOTOR SPORT
ONLINE JAPANチームであることを告げると大歓迎で、パドックに案内してくれたご受け付け
を済ませ、参加賞のSHARKヘルメットを受け取った。
やがて集まってきた参加者に集合のコールがありカートの割当てが発表される。この日は地
元タイを中心に15チームほどが駆けつけていた。よれはよいとして、各チームそれぞれ割当て
られたカートで走行が始まったのはなんとお昼前だった。慌ててホテルを飛び出さなくともよ
かったようだ。
それはともかく我が方は、大野氏が様子見に数周
走り、次に私が走行する。
カートはフランスのソディカートRX-3というレン
タルカートで、これに390ccホンダの4サイクルエン
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ジンが搭載され、タイヤはBFグッドリッチを履いて
いる。
日本では見られないパッケージで、少々とまどい
ながら走らせたが、とにかく重い。常通乗っているカートの2倍ぐらいの重さがあり、エンジン
もトルクはあるが回らない。3千回転ぐらいで頭打ちしている。タイヤ特性はSL83タイヤを硬
くしたような感じで、このカートのスピード粋では十分なグリップ力がある。コースは別図の
ように様々なコーナーが組み合わされているが、イコールコンディションの力ートでもオー
バーテイクするゆとりがある。総じて走り応えがある。ラップ1分10秒ほどだ。カートとコー
スの特性を見極め立がら1時間ほど走り、ラップタイムチャートを見に行くと、なんと私たちの
チームがトップ。それも2位以下に1秒以上引き離し
てだ。カートとコースの攻略がうまくいったのと、
若干良いセットのカートにあたったようだ。
トップタイムということで地チームからも門注目
されながら走行を続ける。そんな中、'02鈴鹿のアジ
パシでICAを走った地元タイのポンサック氏が現れ
た。河野氏の友人で、私も昨年、ここタイでのロー
タクスマックス戦でお世話になった方だ。聞けば披
もこのレースに参戦しており、他のタイチームとも
どもタイムが出ないという。それで、私たちのカートをテストしたいというのだ。どうせ同じ
カートなのだからとタイチームに貸してあげると、
向こうの工ースドライバーがあっさりベスト'タイム
を更新してきた。おお、目標が出来たねと自分もア
タック、さらにタイムを更新してみせた。
そうこうしている間に各チームもウデを上げてき
て、最終的に10台ぐらいがトップから1秒以内でひ
しめきあうことに。私たちは後半、ベストタイム狙
いより長時間走行を想定したテストに切り替えたの
で、タイム的には4番手の票日程で初日は終わった。
この走行練習、私たちは2人だけで、割り当てられた時間内でも十分な走行量が確保できた。
しかし、人数が多くなれば地元タイチームでもカートやコース攻略に手間取っていたように、
後発組5入がレース前のわずかな練習走行で、重いカートと初体験のコースをいかに攻略できる
か、少々不安に患った。初日のテストランを終えてみて、モチベーシヨンも上がっていたせい
か、体力的には予想していたほど消耗しなかった。
● タクシーを
タクシーをチャーター アユタヤ観光巡りで必勝祈願
チャーター アユタヤ観光巡りで必勝祈願
テストが襲わった翌月曜日、前田、河野、大塚の
3氏が、火曜日には宗澤氏が到着。それぞれの日程な
がら、もう一つの目的である観光や買い物を楽しん
だ。
28日水曜日には清原氏が到着するが、その前に
我々6人組は古都アユタヤ観光に出かける。先般、天
皇陛下も訪問されているのでニュースでご存知の方
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も多いと思うが、バンコクから車で約1時間、古い寺
院や遺跡が集まる人気の観光スポットだ。
ホテルで観光地巡りのタクシーをチャーターし、歴史の教科書に載っているような有名な遺
跡や寺院を回わり、象にも乗れば、寺院ではしっかり必勝を祈願した。レースの事はしばし忘
れて思いつきり観光を楽しめるのもタイならではのこと。夕方には清原氏も到着し、7人全員が
揃った。
そして29日木曜日からは、全員そろって最初で最後の練習走行に取り組む。割り当て時間は
3時間の予定で、それぞれの走行時聞は限られてく
る。そこで鳩首会議、攻略方を話し合い、全員の平
均ラップが近づくよう練習を重ねることにして、2組
に分かれて出発する。しかし、ここでトラブル発
生。河野氏が持っていた車のキーが見つからない。
そんなこんなで、私と河野氏がサーキットに到着し
たのは練習走行終了10分前。この10分を逃してしま
うと、河野氏はまったく本番まで走れない事になる
ので急いでスーツに着替えてもらいなんとか5周ほど
走行できたのは幸いだった。
ところで、練習走行で一番手こずっていたのが今
回の助人、現役の大塚氏。なんと5人の中で一番タイムが遅い。普段のレーシングカー卜では一
番速いのだが、レンタルカートだとなぜか遅い。ここに、カートの扱いの難しさがあるのだろ
う。
ここで見極めたレンタルカー卜を速く走らせるコツは、素人のような丁寧なコーナーリング
とアクセルワークが大切
で、思いつきり攻めた走りをしても、あまりタイムアップにはつながらないのだ。それが分
かった。
予選はゼッケン順に奇数と偶数の2グループに別れ、それぞれ15分のアタックを2回ずつ行
う。それで、予選アタックは今日の数周の走行で一番タイムが出ていた大野氏と、今日は殆ど
走れていないが、日曜日のテストで良いタイムが出ていた私と大野氏の先発走行組みの3人で行
うことにした。
まず1回目の予選は大野氏。タイムは私たちのハードルである1分10秒台の壁を破る1分9秒90
ベストタイムである。しかし上位陣は9秒前半を叩き出していたので、上位進出は苦しい状態
だ。2回目は私。テストでは9秒4を出していたが、今日はぶっつけ本番でのアタック。走り出
してすぐに9秒台に突入し、さらに数周したところで9秒5が出た。もう少し行けるなと思った
が、クリアラップが取れず、結局初めに出した9秒5がベストとなり、24台中8番手(総合)で予
選を終了する。
翌日、30日金曜は休息目。観光を早めに切り上
げ、明日の決勝の準備と入念な打ち合わせを全員で
行った。
スタートは1時間半遅れ 夜にはスコールで1時間
中断
7月1日、いよいよ24時間耐久レースはスタートす
る。日本では準備も含め長い道のりだったが、現地
でのゴールも遠い。天候は雨期らしく曇り空。ドラ
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イバーの疲労を最小限に抑えるために、ホテルからの出発も、先に行って準備するグループと
ゆっくり休んでから出るグループの二つに分けた。年齢が若い私と大野氏、大塚氏、それに早
起き自慢の宗澤氏の4名が先にピット設営等の準備をするために出発する。
サーキットでは、協賛スポンサーのブースが設置され、パドックには大きなステージが組ま
れ、華やかな雰囲気を醸しだしている。一番驚いたのが、先週のテストの時は骨組みだけだっ
たコントロールタワーが、外見だけ完成していたことだ。正直にいえばサーキットは建設中
で、付帯設備に付いては不安いっぱいだったが、何とか間に合わせたところが凄い。でもピッ
ト建設は残念ながら間に合わず1チーム1つのテントが割り当てられた。
パドック内のステージ上では、本日初めのイベントとしてチーム紹介が始められた。世界各
国から集まったチームは24、地元タイを始めドイツ、フランス、イギリス、スイス、ポルトガ
ルのヨーロッパ勢に、オーストラリア、ニュージーランド、フィリピンそして私たち日本の
チーム。日本からは私たちのチームのほかに「チームJAPAN」がエントリーしていて、力ート
でも活躍していたレーサの西村元希選手を始め、5名のドライバーが紹介された。
ステージ上ではチームごとにインタビューがあるが、特にアピールするネタも用意しておら
ず、英語でのインタビューに必死。やはり海外に出
るには現地語でのあいさつくらいは掌えておくこと
と、下手でもいいから日常英会話は身につけたいと
患った。
決勝に儒唱えて力ートはあらためて抽選される予
定であったが、それはキャンセルとなって私たちは
ゼッケン18番となった。カートがチームに渡される
と、すぐに10分間のウォームアップ走行が開始され
る。ここでの走りは練習走行が一番少なく、スター
トを走る河野氏のみの走行とし、最終的なカートの
チェックを行った。
ウォームアップ是行終了J後、15分程の時間が各
チームに与えられ、カートの飾りつけ(ステッカー張
り)が行われる。ちなみに、私たちもご協力いただい
た各社のステッカーを丁寧に張らせていただいた。
飾りつけも終わった各チームのカートはスターティンググリッドへと運ばれ、ルマン式に予選
順に前から1台ずつ並べられていく。
タイの有名なスターやレースクイーン、それに群がるテレビの取材陣が忙しく駆け回りグ
リッドを華やかに盛り上げる。午後1時30分。予定より1時間半遅れでスタートのタイ国旗が
振られる。さあ、長jい包時間、耐久戦のスタートだ。
スタート担当の河野ドライバーは、練習量こそ少なかったが、さすがに経験豊富で願調に周
回。一人のドライバーが連続して走れるのが1時間と決められていたのと、ピットが混雑するの
を避けて、部分走行で第2ドライバーの私に交代。スタートから1時間半後には順位を3番手に
上げる。
燃料消費は満タンで2時間謹の走行が可能で、3番目のドライバーに交代する時に初めての給
油を行った。1スティント50分の走行で、2スティント毎に給油を繰り返し、私の後、大塚、
清原、宗澤、前田、大野氏の顕につなぎ、一順したところで夜を迎えた。
夜になると小雨が降り始め、スリックタイヤに雨、さら タイ24時間耐久レースRESULTS
に各コーナーに設置された仮設照明だけを頼りに暗い中を
Team
COUNTRY
走らなければならず、むずかしいコンディションでの走行 Pos No
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となった。スタートしてから約8時間、夜も9時を過ぎて
いるが、雨は止む気配もなくさらにつよまる一方。
ここでチームとして作戦を考えた。顕位もトップから数 1
周差をつけられ6位 8位ぐらいで安定してきたのと、雨
が止まないという事を考え、体力が残っていて雨のレース
経験が多い、私と大塚、さらに大野とサポートに前田の4 2
名が早朝まで走り続けること。そして他の3名はホテルに
一旦帰ってたっぷりと休息し、深在組の後を受けて明朝か
らのコールまで乗り切る作戦をとることにした。
3
ところが雨は豪雨に。さすがに危険と判断した主催者は
レースを中断。当初1時間の中断を予定していたところ、
深夜になっても豪雨は止まず、コースは川と化して、結
局、朝の5時まで待つことになった。この判断が決まった
のが深夜1時過ぎで朝まで中金半端な時間が残り、荷物の
安全も考え仕方なく雨の中、ピットで野宿することになっ
たのだ。
再スタートが切られたのは小雨となった明け方5時。順
位は、各車10分のタイヤ交換ストップが義務付けられて
おり、まだタイヤ交換が終わっていなかった私たちは、そ
のタイミングで3位まで上がっていた。しかし深夜組は疲
労のピーク、しばし掃ってきた明け組みと交代し、その場
で休息を取った。
その後も雨は降ったり止んだりで、路面状況もすぐに変
わってしまう。そうしたむずかしいコンディションの中、
各チームとも疲労が重なり、相次いでクラッシュやコース
アウトが起きてくる。トップには程遠いが、後ろの周囲が
接近してきたので、ペースが速い私と大塚、最後に大野で
スパートをかけた。
Random
21 Racing
TEam
ドイツ・
オースト
ラリア・
タイ
12 Speedzone
フィリピ
ン
Benefica
Team
Portugal
ポルトガ
ル
4
Hyraulink
11
Kiwi
ニュー
ジーラン
ド
5
17
Ananda
タイ
Motorsport
6
7
Team Thai
24 Hours
タイ
7
16
Birel
Racing
タイ
8
Motor
18 Sport
Online
日本
9
19
F Sport
Racing
イギリス
10
9
Team
Japan
日本
1
そして7月2日日曜日13時30分、チェッカーが振られ、
長い24時間(実質の走行は17時間)の耐久戦は終わった。結果は、ゼッケン21のドイツ・オー
ストラリア・タイの混成チームが優勝で、賞金1万2000$を護得。2位はフィリピンチーム
で、こちらの賞金6000$。3位はポルトガルチーム。我が方は8位で賞金にはほど遠かった、
が、特に大きなトラブルもなくみんなが協力しての結果で、大溝足。もう1つの日本チームは、
途中トラブルがあったようだが10位。無事にレースは終了した。
最後に、表彰式は耐久レースならではの盛大なもので、それぞれに達成惑と充実感に浸り互
いの健闘を称え、再会を誓いあった。
総括とお礼
今回のレースを綴り返ってみると、7入の仲間たちは新しいことにチャレンジしたいという共通
の意思をもちあえたことで成功したのではないかと思う。とにかく各自の日程がそろわずして
海外に出かけ、レースと観光というニつのテーマを議足させるというのだから、普通だったら
ちょっと考えられないはずだしかしそこは大人たちの集まり協調性と信頼性は何よりも厚く、
スポーツごころ同様に遊びこころもまた熱い。そしてもう一つ重要なことはタイという観光で
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人気があるお国柄も大きな助けになった。メンバーの半数がタイ屈を経験していて、タイなら
ば何度でもいってみたいという親タイ派でもあったからだ。
そうした我々のこころを見透かしたように、レース・エントリーはじめレギュレーションな
ど、公式HPには各国語にまじって日本語での紹介もあり、大いに興味がそそられたとにかく
カートだけでなくメカニック,サポートまで用意されていて、スーツケースにレーシングスー
ツを詰めていけばそのままでレースができるという感じ。費用の面も、旅行会社のように幾つ
ものコースが設定されていて、エントリーフィーを参加入数で割り、それぞれアレンジした観
光プランの費用を付け加えるだけそれ。走りに専念
できるこのあたりがレース本位に重点をおく日本の
転戦システムと違うポイントだと思った。
しかも、オフィシャルプランのみのツアーに頼れ
ばさらに格安にいける。レースで優勝、賞金1万
2000$を獲得したらオツリがくるという計算も成り
立つのもこのレースの魅力だ。次回は乾期の2月開催
ということなので、避寒がてらレースと観光を楽し
むにはもってこいのレースイベントになるだろう。
日本ヘ滞ってきてから思うことは、楽しかっ た!来
年も参加しよう!」の一言だった
今、国内で人気があるレースの一つに;
「もてぎのK-TAI」があるが、耐久
レースには、みんなを惹きつける大き
な何かがある。それは目的に向かつて
心を一つにする協調心、そして様々な
トラフルを乗り超え 目的を達成する充
実態、開放惑を共有できるということ
かもしれない。苦労が喜びとなるあの
ゴール時の感激は何んとも言えない感
動がある。
そうしたわけで、今回私たちが実践
した観光をミックスさせたレース参戦というのも新たなレースの楽しみ方なのかるしれない。
例えば同伴の家族や友人たちを大いに楽しませてあげられれば、自分もリラックスして参戦で
きる。ちなみに、日頃は仕事にしばられて思うように動けないとしても、今回のようなプラン
があれば好きなレースと旅行を同時に楽しめるというわけでだ。皆さんにも、ぜひ一度このリ
ゾートレースを堪能していただきたい。
今回このレース参戦に当たりと協力くださった栄光様「SHIFTのレーシングスーツはやっぱ
り涼しかったです」。伊藤医院様[たくさんお薬ありがとうごさいました」。オーディオの逸品
館様、ホームページの@Senum様、カートショッブFeG様、オリジナルパーツのS.S.I様、 ORB
グループ様、タイのレーシングスクールTAKJ RACING様、そして レポート掲載のJAPANKART
様、ありがとうございました。また参戦 を許してくれた家族や会社の皆さんにもあらためて感
謝申しょげます。
この素晴らしい耐久レースを企画したタイのオーガナイザーの皆様にもお札を申上げます。
新設の付帯設備を急ぎ完成させたり、夜に 入つての豪雨で予定がくるわせられたり大変だった
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と思いますしかしそのご苦労は来年2月の大会に役立つことでしょう。
クップンナハ!
エントリー チームエントリー代---------¥360,000
費用
ドライバー登録料-----------¥432,000
テスト走行代------------------¥54,000
飛行機代
格安航空チケット利用--------¥50,000
ホテル代
三ツ星Hシングル利用-------¥180,000
合計-------------------------¥1,076,000
一人当たり-------------------¥153,000
今回、我々はカスタマイズして事前テストや食事、タ
クシ一、レンタカーは個別とし、観光もしているた
め、一人約¥300,000となるが、レース中心だと
¥200,000 ¥250,000の予算で参戦が可能だ。
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