7781 火炎モニター LAE10 LFE10

7
火炎モニター





781
LAE10
LFE10
間歇的運用方式用火炎モニター
LAE10 はオイル火炎の監視と表示に使用します
LFE10 はオイル火炎とガス火炎の監視と表示に使用します
火炎センサーの補足データシートは、N7712 と N7713 を参照してください
連続運転用自動コントローラ LEC1 は、データシート N7761 を参照してください
LAE10 / LFE10 と本データシートは LAE10 / LFE10 を製品に組み込むか製品に添加し
て使用する客先ブランドメーカー(OEM)専用です!
用途



DIN EN 60730-2-5:2005 と DIN EN 230:2005 準拠ブロワーあり/なしオイルバーナ
ーとオイル装置用火炎モニター
ブロワーあり/なしガスバーナーとガス装置用火炎モニター、DIN EN 60730-25:2005 と DIN EN 298:2004 準拠
注記!
グリーンフィールド設置用ではありません。
LAE10


オイル火炎の監視専用
Si フォトセルセンサーRAR9 による火炎監視
LFE10


ガス火炎または発光性または青く燃焼するオイル火炎のモニタリング専用
火炎センサーQRA またはイオン化火炎センサーによる火炎監視
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応用(続き)
一般
両方の火炎モニターとも主に自動コントロr-ラ LEC1 と組み合わせて次のように使用
します。
 バーナー二重監視 / 主火炎または点火火炎と主火炎の場合にも 2 個の同じまたは異
なる火炎センサーで監視します。
 オイルブロワーバーナー /ガスブロワーバーナーのモニタリング/ 運転モードによ
り異なるセンサーによる火炎監視。
 複数火炎監視 / バーナーを複数搭載した設備であって、その火炎が個別に一個また
は複数の火炎センサーによって制御される必要がある場合、始動と監視は中央で
同時に一台の自動燃焼装置によってのみ行われる必要があります。
 火炎モニターを他の自動燃焼装置とともに使用することも可能です。但し、この
組み合わせと選択された接続回路が自動燃焼装置安全技術上の規定に準拠してい
るかについて疑義が生じない範囲とします。
 さらに、火炎モニターは火炎表示装置として、手動で始動されるバーナー設備に
使用します。
警告
人的損害、物損や環境破壊を防止するため、次の警告に必ず従ってください!
禁止事項:装置を開くこと、介入または変更は禁止です!








すべての作業(取付、設置、整備など)はそのための資格を持つ技術要員が行わ
なければなりません。これを怠ると安全機能障害または感電による危険につなが
ります。
安全技術上の理由から、火炎監視回路の自己診断などは少なくとも 24 時間に一回
定期遮断して確実にされていなければなりません。これを怠ると安全機能障害に
よる危険があります。
接続領域でのすべての作業前に設備の電圧供給を全極遮断してください。電圧供
給は不慮に再度入らないようにロックし、無電荷状態を確認してください。設備
の電源が切られていないと感電による危険があります。
電気接続部での接触保護用に適切な措置を講じてください。これを怠ると感電に
よる危険があります。
作業ごと(取付、設置、整備など)に完了後は配線の正常な状態を確認してくだ
さい。これを怠ると安全機能障害または感電による危険につながります
装置が落下や衝突した後、安全機能は外見上の損傷がなくとも障害を受けた可能
性があるので、使用停止してください。
イオン電極方式火炎センサーは接触しても安全なデバイスではありません。系統
電源から電力を取るイオン電極方式火炎センサーは不慮に接触しないように保護
してください。これを怠ると感電による危険があります。
点火された UV 管は UV 放射器でもあります!火炎センサーで火炎を監視する場合、
両方のセンサーどうしが直視し合うことのないように必ず設置してください。こ
れを怠ると安全機能障害による危険があります。
設計上の注記
リレーd のドロップアウト遅延が 50 ms を超えないことに注意してください。接続例
7781a02 を参照。
取付説明書



いずれの場合にも対応する国内の安全規則に準拠してください。
火炎モニターはバーナー、コントロールキャビネットや配電盤に任意の姿勢で取
り付けることができます。
取付にはソケット仕様 2 種類を利用できます。これは前面、側面、下からのケー
ブル引込用に設計されています。2 個の E 接地ターミナルは、特に点火用変圧器
などバーナー設備装置の接地導体ループを可能にします。(火炎モニター自体は
絶縁保護されています)。
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設置の注記


高電圧点火ケーブルを常に、装置その他のケーブルから可能な限り間隔を取って
敷設してください。
相導体と中性線または中点導体を取り違えて接続しないように注意してください。
センサーの電気接続部
可能な限り干渉を受けず、損失がない信号転送が要です:
 センサーケーブルを他の導体と供に敷設しないでください
– 導体容量が火炎信号の強度を下げます
– 別個のケーブルを使用してください
 イオン電極方式火炎センサーは接触しても安全なデバイスではありません。
 点火センサーとイオン電極方式火炎センサーは、イオン電極方式火炎センサーの
上に点火スパークが上がらないかたちで配置してください。電気的過負荷による
危険があります。
 許可されているセンサーケーブルの長さとシールドを守ってください。テクニカ
ルデータを参照。
 火炎センサーは監視対象の各火炎のみ検出されるように取り付け、較正してくだ
さい。
 UV セルは下記の UV 発生源からじゅうぶん保護してください :ハロゲンランプ、
溶接機、特殊ランプ、点火用スパークと強度の X 線とγ放射線。
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規格と証明書
適用指令:
 低電圧指令
 ガス装置指令(LFE10 のみ)
 圧力装置指令
 電磁両立性 EMC(干渉波耐性)*)
火炎センサーを使用す
る場合のみ
2006/95/EC
2009/142/EC
97/23/EC
2004/108/EC
*) EMC 放射要求事項を満たしていることを、火炎モニターを運転油脂内部に取付後に確認してくださ
い。
適用指令の規則準拠性は次の規格/規則の遵守によって証明されます:
 オイルバーナー用自動燃焼装置
DIN EN 230:2005
 LFE10 のみ:
DIN EN 298:2004
バーナー用自動燃焼装置とガス状または液体燃料用燃
料装置
 家庭用や類似の用途向け自動電気調節・制御装置
DIN EN 60730-2-5:2005
第 2-5 部:
自動電気式バーナー制御・監視システムに対する特殊
要求事項
規格の随時最新の適用バージョンは適合性宣言書を参照してください!
EAC 準拠性(ユーラシア準拠性)
ISO 9001:2008
ISO 14001:2004
OHSAS 18001:2007
中国 RoHS
危険物質表:
http://www.siemens.com/download?A6V10883536
LEC1 と
LAE10
LFE10
●
●
●
●
●
●
●
---
---
●
●
●
---
●
使用寿命
火炎モニターの仕様耐用期間*は 250,000 バーナー点火サイクルです。平均的なヒータ
ー運転の場合、(銘板に記載の製造日から起算して)約 10 年の耐用期間に相当します。
この根拠は EN 230 / EN 298 規格に規定された耐久試験によっています。
このための条件は欧州調節装置工業会(Afecor)から発刊されています
(www.afecor.org)。
火炎モニターの使用についての仕様耐用期間はデータシート記載の規定値に従ってい
ます。バーナー点火サイクルによる仕様耐用期間か対応する使用時間が経過したら、
火炎モニターを許可された人員に交換させてください。
* 仕様耐用期間は納入条件書に規定されている保証条件には該当しません。
廃棄処分についての注記
火炎モニターには電気・電子コンポーネントが装備されており、一般家庭ごみとして
廃棄することはできません。
使用地と現行の適用法規に必ず従ってください。
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仕様
火炎モニターは差し込み式装置として設計されており、電源部品、火炎信号増幅器、
火炎リレー、火炎センサーまたは火炎シミュレーションテストやカバー内の点検窓下
に設置されている火炎インジケータランプの制御用補助リレーから構成されています。
回路は自己監視式であり、自動コントローラ LEC1 と合わせて使用することにより –
各バーナー始動時に正常な機能性が確認されます。ソケットはケースと同様、衝撃耐
性に優れる耐熱性プラスチック製です。ソケットの図やその他注記は寸法図を参照し
てください。
LAE10 の特記すべき特
徴
自動コントローラ LEC1 の操業休止と換気時間中に増幅器の応答感度増強による自動
外部光テストが可能です。
LFE10 の特記すべき特
徴
自動コントローラ LEC1 の操業休と換気時間中の UV 管使用電圧増加による火炎セン
サーの自動テストが可能です。
火炎監視
火炎センサー
データシート
QRA2, QRA10
N7712
QRA4
N7711
RAR9
N7713
イオン電極方式火炎セ
ンサー
火炎の通電容量消耗による火炎監視、ーダイオード効果と組み合わさっている―は、
ガスバーナーとブルー火炎バーナーの場合のみ可能です。火炎信号増幅器は火炎信号
の DC 成分にしか反応しない(イオン電極方式電流)ので、火炎センサーと機能接地間の
短絡が火炎信号と判断されることはありません。
型式概要
注文のためには正確な型式名称をご指定下さい。
火炎モニターはソケットなしで納入されます。ソケットは別途ご注文になります(ア
クセサリを参照してください)。
火炎モニター

Si フォトセルセンサーRAR9 を使用したオイル火炎監視用
商品番号
種別(型式)
AC 220~240 V
BPZ:LAE10
LAE10
AC 110 V
BPZ:LAE10-110V
LAE10-110V

火炎センサーQRA またはイオン化火炎センサーを使用したガス火炎 / オイル火炎
の監視用
商品番号
種別(型式)
AC 220~240 V
BPZ:LFE10
LAE10
AC 110 V
BPZ:LFE10-110V
LAE10-110V
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アクセサリ(別途注文必要)
火炎センサー
Si フォトセルセンサーRAR9
データシート N7713 を参照
UV 火炎センサー QRA2
データシート N7712 を参照
UV 火炎センサー QRA10
データシート N7712 を参照
UV 火炎センサー QRA4
データシート N7711 を参照
イオン電極方式火炎センサー
構内設備側に準備する
ソケット
低いソケット(寸法図を参照してください)
AGK410413450
商品番号: BPZ:AGK410413450
- 10 極スクリュー-ターミナル
- ケーブルを通すための 5 個の開口部
高いソケット(寸法図を参照してください)
AGK410490250
商品番号: BPZ:AGK410490250
- 10 極スクリュー-ターミナル
- 引き出して取り外し可能な前面パネル
- ケーブルを通すための 6 個の開口部、うち 4 個は Pg11 ス
レッド仕様
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テクニカルデータ
装置基本諸元
AC 220 V –15%~AC 240 V +10%
AC 100 V –15%~AC 110 V +10%
50 / 60 Hz ±6%
最大 10 A、タイムラグ
4.5 VA
最大 2 A
IP40、適切なケーブル引き込み部付き
任意
系統電圧
電源周波数
前置ヒューズ(外付け)
自己消費
許容接点負荷
保護等級
取り付け位置
AGK4 の接続可能な導体断面積
 ターミナル 1~10

支持点ターミナル N、PE, 11 と 12
最小 0.75 mm²
最大 1.5 mm²
導体終端スリーブ付きワイヤーまたは細線バン
ドル
最小 0.75 mm²
最大 1.5 mm²
導体終端スリーブ付きワイヤーまたは細線バン
ドル(ターミナル当たり 2 本式ワイヤーまたは
細線バンドルはターミナル当たり断面積が同じ
のみ使用可能)
重量
LAE10
LFE10
ソケットなし
約 305 g
約 395 g
標準ソケット付き
約 380 g
約 470 g
高いソケット付き
約 415 g
約 505 g
LAE10
LFE10
...RAR9
...イオン電極方式火
火炎監視手段...
...QRA
炎センサー
必要なセンサー電流
- @AC 100 V / AC 220 V
最小 8 µA
最小 8 µA
最小 150 µA
- @AC 110 V / AC 240 V
最小 8 µA
最小 9 µA
最小 200 µA
- @AC 100~110 V / AC 220~240 V
最大 38 µA
最大 100 µA
最大 650 µA
接続ケーブルの許容長さ
20 m ²)
20 m ¹)
20 m ¹)
可能なセンサー電流
¹) 距離が大きく取られて要る場合、低容量ケーブルを使用してください。合計で最大 2 nF。
例:単導体ケーブル、型式 RG62
²) センサーケーブルは少なくとも 5 cm の間隔を他のラインから取って分離して敷設して
ください。
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テクニカルデータ(続き)
環境条件
DIN EN 60721-3-1
クラス 1K3
クラス 1M2
-20~+60 °C
<95% 相対湿度
DIN EN 60721-3-2
クラス 2K2
クラス 2M2
-20~+60 °C
<95% 相対湿度
DIN EN 60721-3-3
クラス 3K5
クラス 3M2
-20~+60 °C
<95% 相対湿度
最大海抜 2000 m
保管
気候条件
機械的条件
温度範囲
湿度
運搬
気候条件
機械的条件
温度範囲
湿度
運転
気候条件
機械的条件
温度範囲
湿度
据付高度
注意!
結露、凍結、水の影響は禁止されます!
これを怠ると安全機能障害または感電による危険が発生します。
測定回路
QRA
イオン電極方式火炎センサ
ー
ION
M -
+
LFE10
8 10
A
-
M
-
RAR9
+
+
LFE10
9 10
C
QRA... +
凡例
A
火炎の光入射
C
電解コンデンサ 100 µF, DC 10 V
ION
イオン電極方式火炎センサー
M
マイクロアンペア計
QRA
火炎センサー
A
+
M -
+
LAE10
9 10
7781a07/0908
注意!
点火はイオン電極電流に影響を及ぼす場合があります!
可能な修正:点火変圧器の一次接続部を入れ替える。
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機能
自動コントローラ LEC1 を使用した火炎モニターの作動原理
この応用においては火炎信号が火炎モニターにより原則的に、この際あたかも – オイ
ル自動燃焼装置またはガス自動燃焼装置と同じく – 火炎モニター自体が自動装置の構
成要素であるかのように、自動燃焼装置の制御プログラムに同様に入力されます。従
って、火炎未点火、運転中に消える、操業休止または換気時間中の不正な火炎信号が
あれば、常に障害シャットオフをトリガーし、自動燃焼装置がロックされます。自動
装置の制御回路への火炎信号の入力要に必要な回路機能は火炎モニターにおいて火炎
リレー«FR»によって、自動コントローラ LEC1 においては 2 個の補助リレー (HR1 /
HR2)によって行われます。さらに、自動コントローラ LEC1 は 火炎モニターLAE10
と、LFE10 の場合の火炎センサーテストとともに火炎シミュレーションテストのプロ
セス制御を行います。テストの制御は自動燃焼装置のターミナル 15 と関連する火炎モ
ニターのターミナル 6 間の接続ケーブル経由で行われます。
両方のテスト
 定期遮断の約 7 秒後に開始します,
 操業休止中に継続します,
 その後に続く事前換気時間中に継続されます,
 安全時間の開始 3 秒前に終了します。
このテスト時間中に次の火炎信号があると障害シャットオフとなり、自動コントロー
ラ LEC1 がロックされます:
 外部光
 火炎センサーの老朽化
 火炎監視設備内部の他の故障
火炎モニター内部ではテストのために必要な補助リレー (HR3) による切換動作がトリ
ガーされます。
イオン電極方式火炎センサーを使用した火炎監視の場合、テストは不要なので、この
場合、自動燃焼装置のターミナル 15 と火炎モニターのターミナル 6 の接続ケーブルは
不要になります。
情報!
このターミナル 6 の代りに相に接続してください。
例:ターミナル 1, 5 または 7 との接続によって行う!
通常か、動作中か、故障かの – 各火炎信号は火炎モニターのケースにある信号ランプ
により表示されます。
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2016 年 8 月 1 日
二重監視時の火炎モニターの作動原理(詳細概念図、オイルバーナーの例)
LEC1
1 2
6
5
7
13 14
15
3 4
1 6
8
FR
9
L1
2 LAE10
3 4
1 6
8
Z
P(R) N(Mp)
L1
OV1 OV2
7 5
+
10
7 5
FR
RAR9...
9
RAR9...
この監視モードでは、2 個の相互に独立的火炎モニター
のうち一個の火炎が監視されます。目的は、両方の火炎
モニターが同時に停止した場合に運転中の火炎分割のお
それを確率が低い同時発生に軽減することです。二重監
視の場合、両方の火炎モニターの火炎リレー制御接点が
直列結線されている、このため、バーナーの障害シャッ
トオフをトリガーさせるために、火炎信号の停止が両方
の火炎モニターのいずれかで間に合います。操業休止ま
たは換気時間中にも両方の火炎モニターのうち一個でも
不正な火炎信号であれば障害シャットオフをトリガーし
ます。
+
10
2 LAE10
7781a01/0908
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2016 年 8 月 1 日
二本の手動バーナーを監視する場合の火炎モニターの作動原理
0
7781a02ja/0316
5
1
7
FR
バーナー A
8
9
10
6
4
3
5
7
L1
2
1
FR
8
9
10
4
6
3
d
L2

L1
2
バーナー始動はこの応用の場合でも火炎センサーテスト
または火炎シミュレーションテストに合格したときしか
可能ではなく、即ち、運転休止中には両方の火炎モニタ
ーのいずれも火炎信号を記録することはできません。始
動時にセンサーテストが自動的に中断されます。スイッ
チ (I) を入れると、リレー (d) が火炎リレーのまだ閉じた
電流パス 4~5 を介して制御され、両方のバーナーで点
火されます。
これと同時に燃料が供給されます。
スイッチ (I) を利用した接点オンの時間は – 安全時間と
いう意味では – 時間リレーによって制限する必要があり
ます。
両方のバーナーで火炎が点火された場合– 火炎モニター
ケースの信号ランプからわかる –、リレー (d) が両方の
火炎リレーの電流パス 3~7 によって維持されます。
スイッチ (I) を放すと点火が停止され、始動が完了しま
す。
一本のバーナーで火炎が停止すると、対応する火炎リレ
ーが解除され、これにともない、リレー (d) 用の保持回
路が開きます。これにより両方のバーナーの燃料バルブ
が直ちに閉じます。
バーナーシャットオフはスイッチ (0)を押して手動でまた
は– 自動的に – 相供給ラインに組み込まれた温度コン
トローラまたは圧力コントローラ / 圧力モニターによっ
て作動されます。
イオン電極方式火炎センサーを用いた火炎監視の場合、
火炎モニターのターミナル 6 は、センサーテストがここ
では不要なので、相に直接接続してください。
例:ターミナル 1 との接続によって行う!
注記!
リレーのドロップアウト遅延が 50 ms を超えないことに注意してください。接続例
7781a02 を参照。
注意!
点火された UV 管は UV 放射器でもあります!火炎センサーで火炎を監視する場合、
両方のセンサーどうしが直視し合うことのないように必ず設置してください。これを
怠ると安全機能障害による危険があります。
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2016 年 8 月 1 日
複数火炎監視時の火炎モニターの作動原理(詳細概念図、ガスバーナーの例)
1 2
LEC1
13 14
6 5 7
15
1 6
3 4
8
+
9
10 QRA...
FR
0 I
BS
L1
Z
7 5
ION
2 LFE10

3
4
1 6
8
9
FR
7 5
ION
10 QRA...
L1
Z
+
2 LFE10
GV1 GV2
1 6
3 4
FR
0 I
BS
L1
Z
7 5
8
9
+
10 QRA...
2 LFE10
GV1 GV2
P(R) N(Mp)
一個のバーナーがすべてのバーナーの障害シャ
ットオフをトリガーします。
 安全時間中に火炎が消えたままのときや
または
GV1 GV2
0 I
BS
二重監視のときと同様、複数火炎監視の場合も
すべての火炎モニターの火炎リレー制御接点を
直列に結線します。
ION
運転中に火炎が消えたとき。
正常に機能するバーナーの再始動は、自動装置
をアンロックした後、故障したバーナーが停止
された後でないとできません。
このとき運転スイッチが該当する火炎モニター
の制御接点を維持して制御連鎖が再び閉じるよ
うにするだけではなく、点火変圧器と燃料バル
ブへの追加相ラインも中断されます。
これに応じて障害が解決した後、残りのバーナ
ーと一括でないとバーナー再始動はできませ
ん。 すなわち、すべてのバーナーがこれより
前にシャットオフされた後でないと始動しませ
ん。
7781a03/0903
注意!
火炎センサーQRA を使用するときも
ターミナル 10 を必ず接地してくださ
い!
凡例
BS
運転スイッチ オフ/ オンバーナー当たり
ION
イオン電極方式監視のイオン化火炎センサー
FR
火炎リレー
GV1 / GV2
第一と第二ステージ用ガスバルブ
L1
組み込まれた信号ランプ 火炎インジケータ
QRA
火炎センサー
Z
点火変圧器
12/15
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2016 年 8 月 1 日
原理図
火炎センサー QRA を使用した LFE10
P(R)
15 LEC1
H
7
5
1
6
FR
HR3
8
QRA...
9
hr3
+
10
L1
3 4
2
N(Mp)
7781a05/0199
13 14 LEC1
注意!
ターミナル 10 は接地してください!
イオン電極方式監視を使用した LFE10
P(R)
H
7
1
5
FR
6
HR3
8
ION
9
hr3
10
L1
3
2
4
7781a06/0903
N(Mp)
13 14 LEC1
Si フォトセルセンサーRAR9 を使用した LAE10
P(R)
15 LEC1
H
7
凡例
5
1
6
HR3
UV センサーシミュレーションテスト
HR3
補助リレ-
8
9
hr3
10
L1
4
火炎リレー
メインスイッチ
または火炎シミュレーションテスト用
FR
3
FR
H
2
N(Mp)
7781a04/0908
ION
RAR9...
+
イオン電極方式監視のイオン化火炎セ
ンサー
L1
組み込まれた信号ランプ
火炎インジケータ
QRA
火炎センサー
RAR9
Si フォトセルセンサー
13 14 LEC1
13/15
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2016 年 8 月 1 日
寸法図
寸法 mm
ソケット種類
低いソケット、
AGK 4 104 1345 0
仕様:
10 極(スクリュー-ターミナル)、追加接地導体ターミナル付き、ケーブル引込はソ
ケット底部を通す(2 個の貫通孔)、前、右、または、左から(ケーブル引込用に合
計 5 個の開口部)
13
31
16
6 7 8 9 10
31
1 2 3 4 5
4,6
13
6 7 8 9 10
4
1 2 3 4 5
90
22
22
25
25
30
42,5
4
16,2
7781m02/1198
30
42,5
14/15
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2016 年 8 月 1 日
寸法図(続き)
寸法 mm
ソケット種類
高いソケット、
AGK 4 104 9025 0
仕様:
取り外し可能な前面パネル(寸法図の斜線部分)。
10 極(スクリュー-ターミナル)、追加的に:
 ターミナル名称 11 と 12 による 2 個の支持ターミナル
 ターミナル 2、中性線入力と結線された 2 個の中性線ターミナル
 バーナーの接地用リングとのフックまで延びる 2 個の接地線ターミナル
ケーブル引込用に備わっているもの:
 ソケット底部に 2 個のケーブル開口部
 ケーブルプラグソケット Pg11 用スレッド付き 4 個の抜き孔、左右に一個ずつと
取り外し可能な前面パネルに
13
3 4
5
6
8
7
4,5
9 10
31,5
2
4
1
23,5
110
4
 2016 Siemens AG Building Technologies Division, Berliner Ring 23, D-76437 Rastatt
予告なく変更はありえます!
15/15
16 10,5
22
22
25
30
45
Building Technologies Division
34
12
13
11
16
N
4,5
25
30
7781m01/1198
45
CC1N7781ja
2016 年 8 月 1 日