7118 自動オイル燃焼装置 LOA2... LOA3

7
LOA2...
118
LOA3...
自動オイル燃焼装置
LOA2...
LOA3...
1 ステージ又は 2 ステージ間歇作動式オイルブロワーバーナーのモニタリング、始動、
制御用自動燃焼装置。
オイル流量<30 kg/h。
LOA2 / LOA3 と本データシートは LOA2 / LOA3 を製品に組み込むか製品に組付けて
使用する客先ブランドメーカー(OEM)専用です。
用途、特徴
LOA は 1 ステージ又は 2 ステージ間歇作動式オイルブロワーバーナーの始動とモニタ
リング用です。火炎モニタリングは黄色火炎の場合フォトレジスタセンサーQRB によ
り、青火炎では青火炎センサーQRC で行います。
用途


EN 267 準拠の応用:液状燃料用ブロワー搭載自動バーナー
DIN EN 230:1991 準拠試験見本検査合格・認定取得
全般的特徴


電圧不足検出
オイルプレヒーター用ブリッジコンタクト(LOA28.173A27 ではなし)
具体的な特徴


廃棄物焼却設備と高速蒸気発生装置用の特殊仕様
火炎強度の色別表示と LOA36 仕様における運転

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注記!
グリーンフィールド設置用ではありません。
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警告
人的損害、物損や環境破壊を防止するため、次の警告に必ず従ってください!
禁止行為:禁止行為:装置を開くこと、介入または変更






すべての作業(取付、設置、整備など)はそのための資格を持つ技術要員が行わ
なければなりません。
接続領域でのすべての作業前に設備の電圧供給を全極遮断してください。電圧供
給は不慮に再度入らないようにロックし、無電荷状態を確認してください。設備
の電源が切られていないと感電する危険があります。
電気接続部での接触保護用に適切な措置を講じてください。従わないと感電する
危険があります。
作業ごと(取付、設置、整備など)に完了後は配線の正常な状態を確認し、始動
のための注記の章に従って、安全を確認してください。これを怠ると安全機能障
害の危険及び感電による危険があります。
アンロックスイッチ/ 操作ボタンは手でのみ(操作力10 N)操作し、この際、何
らかの工具または鋭い物を補助に使用せずに行ってください。これを怠ると安全
機能障害の危険及び感電による危険があります。
装置が落下や衝突した後、安全機能は外見上の損傷がなくとも障害を受けた可能
性があるので、使用停止してください。これを怠ると安全機能障害の危険及び感
電による危険があります。
注意!
バーナーは規定に従って接地してください、ボイラーの接地のみでは不備です!
取付説明書
いずれの場合にも対応する国内の安全規則に準拠してください。
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設置上の注意









高電圧点火ケーブルを装置その他のケーブルから常に可能な限り間隔を取って敷
設してください。
通電導体と中性線または中点導体が自動装置のターミナル 1 と 2 を入れ違えて接
続されないようにしてください。
スイッチ、ヒューズ、アースは使用地の規程に従って設置してください。
接続端子の最大許容電流負荷を超過させないでください、テクニカルデータを参
照。
自動燃焼装置の制御出力は外部から(系統電源)電圧を印加されないようにして
ください。自動燃焼装置によって制御される装置類(燃料バルブ又は類似品目)の
機能テストを行うときは、自動燃焼装置は決して抜かないでください。
電力網からの遮断の際は過電圧カテゴリーIII の条件下で完全な遮断を極ごとに行
ってください。
アース導体をターミナルソケットの中にメートルドライバーと緩み防止具を使用
して接続してください。
スイッチ、ヒューズ、アース類は使用地の規程に従わなければなりません。
前置ヒューズ最大 10 A 速断式。
安全技術的理由により、中性線はソケットの中性線ディストリビューター又はタ
ーミナル 2 に接続してください。バーナーコンポーネント (ブロワー、点火用変
圧器、燃料バルブ) は図 7435a14 に従い、中性線ディストリビューターと接続し
ます。中性線とターミナル 2 の接続はターミナルソケット内にすでに固定されて
います。
例
2
3
7
4
5
V2
M
Z
V1
凡例
V...
燃料バルブ
M
ブロワーモーター
Z
点火変圧器
N
7435a14/0601
中性線は正しく結線してください!
火炎センサーの電気接続部
可能な限り干渉を受けず、損失がない信号転送が要です:
 センサーケーブルを他のケーブルといっしょに敷設しないでください
– ケーブルの容量により火炎信号の強度が減衰します
– 別個のケーブルを使用してください
 センサーケーブルの許容長さにご注意ください、火炎センサー QRB (N7714)又は
QRC (N7716)のテクニカルデータとデータシート をご参照ください
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テクニカルデータを参照
始動のための注記 初回始動や保守の際に以下の安全確認を行ってください:
行うべき
安全確認
予期される反応
a)
火炎センサーが消えた状態でのバーナー始動
安全時間経過時の障害シャット
オフ
b)
外部光を受ける火炎センサーを使用したバー
ナー始動
障害シャットオフは約 40 秒後作
動
c)
火炎分割シミュレーションによるバーナー運
反復後に安全時間経過時の障害
シャットオフとなります
転。 この際火炎センサーを運転中には停止し
てこの状態のまま放っておきます。
規格と証明書
適用指令:
 低電圧指令
 電磁両立性(EMC(干渉波耐性)*)
2006/95/EC
2004/108/EC
*) EMC 放射要求事項を満たしていることを、運転油脂内部に自動燃焼装置の組込み後に確認してくだ
さい
適用指令の規則準拠性は次の規格/規則の遵守によって証明されます:
 家庭用や類似の用途向け自動電気調節の安全性。
 非電気的に加熱される熱発生装置の電装
VDE 0700
VDE 0722
規格の随時最新の適用バージョンは適合性宣言書を参照してください!

DIN EN 60335-2-102
家庭用や類似用途向け電気機器の安全性 - パート 2-102 についての注意事項電気接続
部を具備したガス装置、オイル装置、固形物装置に対する特別要求事項。LOA と
AGK11 の電気接続部は EN 60335-2-102 の要求事項に対応します。
EAC 準拠性(ユーラシア準拠性)
ISO 9001:2008
ISO 14001:2004
OHSAS 18001:2007
中国 RoHS
危険物質表:
http://www.siemens.com/download?A6V10883536
整備上の注記
整備アダプターは短時間しか使用できません。その使用の際はこのための資格がある
技術人員による監督の下でのみ行わなければなりません。
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使用寿命
自動燃焼装置の仕様耐用期間*は 250,000 バーナー点火サイクルです。 平均的なヒー
ター運転の場合、(銘板に記載の製造日から起算して)約 10 年の耐用期間に相当しま
す。
この根拠は EN 230 規格に規定された耐久試験によっています。
このための条件は欧州調節装置工業会(Afecor)から発刊されています
(www.afecor.org)。
自動燃焼装置の使用について仕様耐用期間はデータシート記載の規定値に従っていま
す。バーナー点火サイクルによる仕様耐用期間か対応する使用時間が経過したら、自
動燃焼装置を許可された人員に交換させてください。
*仕様耐用期間は納入条件書に規定されている保証期間ではありません。
廃棄処分についての注記
この装置には電気・電子コンポーネントが装備されており、一般家庭ごみとして廃棄
することはできません。
使用地と現行の適用法規に必ず従ってください。
仕様
オイル自動燃焼装置は、バーナー上での、コントロールキャビネット内部又はスイッ
チボード上でなど任意の取付け位置に差し込みや固定が可能です。
ケースは衝撃耐性があり、耐熱性、難燃性プラスチック製です。
差し込み方式(91 x 62 x 63 mm、ソケットを含む)であり、ソケットに嵌ると音がしま
す。
自動燃焼装置 LOA は黒のプラスチックカラーです。
ケースの内容:
マルチロッカースイッチシステムに対して作用する熱電式プログラムエンコーダ
ー。周囲温度に対して補償されます。
火炎リレー付き火炎信号増幅器
障害アラームランプ内蔵のアンロックスイッチ
-
電圧不足検出
電子回路が、電源電圧が約 AC 165 V より下がるとオイル自動燃焼装置が燃焼開始を阻
止、又は– 燃料投入なき場合– 障害停止をトリガーするように保証しています。
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型式概要
型式名称はソケットとアクセサリなしのオイル自動燃焼装置に該当します。ソケットその他アクセサリの注文書記入事項、アクセサリを参照してください。
商品番号
種別(型式)
系統電圧
電圧不足検出
秒単位時間
t1 t3
最小 約
代替型式
TSA
最大
t3n
約
t3n
‘
約
t4
約
標準仕様
BPZ:LOA24.171B27
LOA24.171B27
AC 220 V
●
13
13
10
20
---
20 LMO14.111C2
LMO24.111C2
BPZ:LOA24.171B17
LOA24.171B17
AC 110 V
13
13
10
20
---
20 LMO24.111C1
BPZ:LOA24.173A27
LOA24.173A27
AC 220 V
●
●
13
13
10
20
2
20 LMO14.113C2
リモートアンロッカーあり
BPZ:LOA26.171B27
LOA26.171B27
AC 220 V
●
13
13
10
20
---
20 LMO14.111C2
LMO24.111C2
BPZ:LOA36.171A27
LOA36.171A27
AC 220 V
●
13
13
10
20
---
20 LMO14.111C2
LMO24.111C2
BPZ:LOA25.173C27 LOA25.173C27 ¹)
AC 220 V
●
13
13
10
---
2
20
---
BPZ:LOA28.173A27 LOA28.173A27 ¹)
AC 220 V
●
13
13
10
---
2
20
---
廃棄物焼却設備用
凡例
¹)
LOA25 と LOA28 は外部光による障害停止があってはならない廃棄物焼却設備専用です。これらのオイル自動燃焼装置は EN 230 準拠の用途には該当しません。
t1
初期エア時間
t3
初期点火時間
t3n
長い予備点火時間
t3n´ 短い予備点火時間
t4
火炎形成と燃料バルブ BV2 許可間の間隔
TSA
起動時安全時間
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整備アダプター (別売り)
整備アダプター KF8833
 バーナーでの自動燃焼装置の機能検査用
 プログラム表示用信号ランプ付き
 センサー電流測定用ソケットペア付き
整備アダプター KF8840
 バーナーでの自動燃焼装置の機能検査用
 プログラム表示用信号ランプ付き
 火炎信号シミュレーション用スイッチオン/オフ機能付
き
 自動燃焼装置の端子電圧確認用穴有り
 センサー抵抗値測定用ソケットペア付き
整備アダプター KF8885
 バーナーでの自動燃焼装置の機能検査用
 バーナーの手動起動用スイッチ
 オイルプレヒーターの許可コンタクトシミュレーション
用スイッチ一個付き
 センサー電流測定用ソケットペア 2 個付き
取付け説明書 B7986 を参照
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アクセサリ(別売り)
小型モニター接続メカニズ
ム
ソケット AGK11
小型モニターのバーナー設備への接続用。
データシート N7201 を参照
ケーブルホルダーAGK66
ソケット AGK11 用
データシート N7201 を参照
ケーブルホルダーAGK65
ソケット AGK11 用
データシート N7201 を参照
火炎センサー
フォトレジスタセンサーQRB
データシート N7714 を参照
フロントランプ:
青火炎センサーQRC
データシート N7716 を参照
側面ランプ:
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アクセサリ(別売り)
アクチュエーター
アクチュエーターSQN3
データシート N7808 を参照
アクチュエーターSQN7
データシート N7804 を参照
アクチュエーターSQN9
データシート N7806 を参照
アダプター / 代替機種
配線変更不要
アダプタ KF8819
 LOA を通した LAB1 / LAI の挿入用
 ソケットの配線変更が不要
その他
リモートアンロックモジュール ARK21A27
LOA26 / LOA36 プリントプレート仕様について
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テクニカルデータ
装置の基本データ
AC 220 V –15%...AC 240 V +10%
AC 100 V –15%...AC 110 V +10%
50~60 Hz ±6%
最大 10 A、速断
約 3 VA
任意
IP40、取付により確実にする
I (自動燃焼装置、ソケット付属)
系統電圧
電源周波数
外部前置ヒューズ(Si)
自己消費
許可された取付姿勢
保護等級
保護クラス
入力電流@:
ターミナル 1
ターミナル 3
最大 5 A(瞬時 15 A、最大 0.5 秒間)
最大 5 A (バーナーモーターとオイルプレ
ヒーターの電流消費をこれから控除要)
最大 3 m @100 pF/m ライン容量
最大 20 m
最大 20 m
(火炎モニタリングの章を参照)
約 180 g
許容ライン長さ
センサーケーブル別途配線
- リモートアンロッカ 別途配線 t
重量
許容電流負荷@cos 
0.6
環境条件
ターミ
ナル 4
最大
ターミ
ナル 5
最大
LOA24.171B17
1A
1A
2A
LOA24.171B27
1A
1A
2A
LOA24.173A27
1A
1A
LOA25.173C27
1A
LOA26.171B27
LOA28.173A27
LOA36.171A27
保管
気候条件
機械的条件
温度範囲
湿度
運搬
気候条件
機械的条件
温度範囲
湿度
運転
気候条件
機械的条件
温度範囲
湿度
据付高度
ターミナル ターミナル
6
7
最大
最大
ターミナ
ル8
最大
ターミ
ナル 10
最大
2A
5A
1A
2A
5A
1A
2A
1,5 A
5A
1A
1A
2A
2A
5A
1A
1A
1A
2A
0,1 A
5A
1A
1A
1A
2A
2A
5A
1A
1A
1A
---
---
---
---
DIN EN 60721-3-1
クラス 1K3
クラス 1M2
-20~+60 °C
<95% R.H.
DIN EN 60721-3-2
クラス 2K2
クラス 2M2
-50~+60 °C
<95% R.H.
DIN EN 60721-3-3
クラス 3K5
クラス 3M2
-20~+60 °C
<95% R.H.
最大海抜 2000 m
警告!
結露、凍結、水の影響は禁止されます!
これを怠ると安全機能障害の危険及び感電による危険があります。
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火炎監視
火炎モニタリング QRC
による
データシート N7716 に従う測定回路とセンサーケーブルの長さ。
QRC...(典型)
運転中に必要なセン
種別(型式)
サー電流
初期エア時間中の許
容センサー電流 (暗
運転中に可能なセン
電流)
(火炎あり)
(火炎なし)
サー電流
(火炎あり)
LOA24.171B17
最小 70 µA
最大 5.5 µA
最大 90 µA
LOA24.171B27
最小 70 µA
最大 5.5 µA
最大 110 µA
LOA24.173A27
最小 45 µA
最大 5.5 µA
最大 45 µA
---
---
---
最小 70 µA
最大 5.5 µA
最大 110 µA
---
---
---
LOA25.173C27 ¹)
LOA26.171B27
LOA28.173A27 ¹)
最小 70 µA
最大 5.5 µA
LOA36.171A27
¹) この LOA を青火炎センサーQRC とともに使用することはできません。
最大 110 µA
表の値は以下の条件下でのみ有効です:
- 使用によって異なる電源電圧 AC 110 V 又は AC 220...240 V
- 周囲温度 23 °C
センサー電流測定用測
定回路
11
bl
12
sw
+
1
br
LOA...
7118v02/0102
凡例
µA DC
DC マイクロ電流計、内部抵抗
bl
青
br
茶
sw
黒
Ri = 最大 5 k
µA DC
QRC1...
QRC1 は青火炎専用に設計されています。光入射前面と側面。ソフトプラスチックプ
ラグによるインサート固定方式。3 極ポート(センサーハウジング内に前置アンプ内蔵)。
仕様、応用技術、テクニカルデータは、データシート N7716 をご参照ください。
LOA36 のみ
火炎強度表示
センサー電流 LED オン
最小 40 µA ±15%
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火炎監視
QRB による火炎モニタ
リング
データシート N7714 に従う測定回路とセンサーケーブルの長さ。
QRB (典型)
種別(型式)
運転中に必要なセン
サー電流
初期エア時間中の許
容センサー電流 (暗
(火炎あり)
電流)
(火炎なし)
運転中に可能なセン
サー電流
(火炎あり)
最小 70 µA
最大 5.5 µA
最大 210 µA
LOA24.173A27
最小 45 µA
最大 5.5 µA
最大 45 µA
LOA36.171A27
最小 70 µA
最大 5.5 µA
最大 900 µA
LOA24.171B27 / LOA24.171B17
LOA25.173C27
LOA26.171B27
LOA28.173A27
表の値は以下の条件下でのみ有効です:
- 使用によって異なる電源電圧 AC 110 V 又は AC 220...240 V
- 周囲温度 23 °C
センサー電流測定用測
定回路
12
11
sw
bl
LOA...
凡例
7118v01/0102
+
µA DC
DC マイクロ電流計、内部抵抗
Ri = 最大 5 k
µA DC
bl
青
sw
黒
br
茶
QRB...
LOA36 のみ
火炎強度表示
センサー電流 LED オン
最小 60 µA ±15%
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機能
制御部及び火炎モニタリング回路への必要又は許容入力信号は対応する機能図(結線
図を参照)では網掛け部分で強調されています。
これらの入力信号が来ない場合、自動装置は始動プログラムを中断し、安全規程による
要件であれば、ここで障害停止をトリガーします。
始動条件




自動装置がアンロックされていること
温度モニター/圧力モニター、温度制御装置/圧力制御装置、セーフティーリミッ
ターそれぞれの接点は閉じており、ターミナル 1 に熱要求が来ていることが必要
です
電圧不足なきこと
火炎センサーは暗い状態、外部光なし
電圧不足検出
追加電子回路が、電源電圧が約 AC 165 V (@ UN = AC 220~240 V)より下がると燃焼
開始が阻止されるか、又は– オイル許可なき場合– 障害停止をトリガーするように
保証しています。
障害時の制御プログラ
ム
障害停止の際は原則的に、燃料バルブ、バーナーモーター、点火設備それぞれの出力
が直ちに(<1 s)停止されます。
障害通報ランプが赤く点灯し、障害リモート信号用ター ミナル 10(アラーム)に電
圧が印加されます。
この状態は系統電圧が落ちても維持されます。
原因
反応
電電電圧停止
再起動
バーナー起動時の外部光
障害停止:
LOA25 / LOA28 の場合:始動阻止
安全時間経過時に火炎なし
障害停止
運転中の火炎分割
反復
障害停止
障害停止後は LOA がロックされたままです (障害停止は変更不可)。
この状態は系統電圧が落ちても維持されます。
自動装置のアンロック
障害停止後の自動装置のアンロックは 60~90 秒後に可能です、警告注意事項の章も参
照してください。
表示
障害位置
障害位置表示はアンロックスイッチに内蔵された障害ランプによります。
火炎強度
LOA36 のみ該当。
火炎強度表示(緑 LED)は火炎信号の確認用です。
バーナーの信頼できる運転のためにこの LED は点灯しなければなりません。
バーナー運転中に緑 LED がゆらいだり消えたら、バーナーの光比が汚れなどによって
不足しています。
運転
LOA36 のみ該当。
温度調節装置閉じているとき、オレンジの運転ランプが点灯し、オイルプレヒーター
(ある場合)の加熱段階が開始したことを表します。
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LOA24.171B27
LOA24.171B17
tz2
EK1
L1
x
tz1
fr
y
z
プログラムプロセス
7118a06/1004
内部模式図を含む接続回路図
c d
f g
e
a b
A
R A´
SB
W
B
C
D
1
OH
FR
K
V
8
OW
3
t3n
1
2
TZ
3
8
10
7
6
5
4
11
9
M
12
SB
6
Z
t3
OW
W
7
TSA
BV1
R
5
BV2
Z
AL
N
Si
4
t4
QRB
OH
BV1
11
FS
M
BV2
QRC
bl
N
LOA24.173A27
tz2
EK1
x
L1
tz1
fr
z
y
br
7118a07/1004
1
cd
a
f g
e
b
FR
K
V
TZ
2
8
10
3
7
6
4
5
11
9
12
7118d04/0402
sw
L
1
3
t1
tw
A
R A´
SB
W
B
C
D
1
OH
8
OW
3
3
M
12
t3n´
7
SB
Z
OW
W
6
R
OH
5
BV2
QRC
bl
LOA25.173C27
tz2
EK1
L1
x
y
a
e f g
c d
b
FR
K
2
10
TZ
3 6
8
7
4
V
5
9
11
12
A
R A´
SB
W
B
C
OH
8
OW
3
OW
3
3
tw
OW
W
t1
t3n´
6
Z
R
OH
t3
Z
AL
N
M
7
TSA
BV1
BV1
BV2
D
1
M
SB
Si
12
7118d01/0402
tz1
fr**
z
11
FS
br
7118a10/1004
1
sw
BV2
M
N
L
4
t4
BV1
L
1
TSA
BV1
Z
N
Si
t3
QRB
AL
LOA28.173A27
t3n
t1
tw
4
t4
QRB...
5
BV2
N
11
FS
fr** LOA28.173A27 ではなし
7118d02/0402
12
1) LOA25.173C27
2) LOA28.173A27
14/16
Building Technologies Division
CC1N7118ja
2016 年 5 月 19 日
1)
2)
LOA26.171B27
tz2
EK1
y z
x
L1
tz1
fr
a
リモートアンロ
プログラムプロセス
7118a08/1004
内部模式図を含む接続回路図
e f g
cd
FR
b
A
R A´
SB
W
B
C
D
1
OH
K
8
V
ックモジュール
OW
ARK21 使用
3
t3n
TZ
1
2
8
10
3
7
6
4
5
9
11
12
3
M
SB
t1
tw
Z
OW
W
R
QRB
OH
SA
N
Si
SA
Z
AL
bl
10
2
10
13
9
14
TSA
BV1
BV2
1
QRC
4
t4
sw
M
N
7
t3
BV1
N
L
6
5
BV2
br
11
FS
EK2
12
7118d05/0402
LOA36.171A27
tz2
EK1
x
L1
y z
リモートアンロ
tz1
fr
a
e f g
cd
b
LED1
10
D
1
OH
8
3
t3n
TZ
8
3
7
6
4
5
9
11
12
3
M
SB
tw
QRB
OH
SA
N
L
BV2
QRC
bl
10
2
9
10
13
14
TSA
BV1
N
M
7
t3
BV1
N
6
SA
Z
AL
1
4
t4
sw
R
t1
Z
OW
W
Si
C
OW
L2
2
B
V
ックモジュール
1
A
R A´
SB
W
FR
K
ARK21 使用
7118a09/1004
ARK21A27
5
BV2
br
11
FS
EK2
12
7118d05/0402
ARK21A27
凡例
AL
アラーム装置
OW
オイルプレヒーターの許可コンタクト
BV...
燃料バルブ
OH
オイルプレヒーター
EK1
アンロックボタン
EK2
遠隔ロック解除ボタン
QRB... フォトレジスタセンサー
QRC... 青火炎センサー
FR
接点«fr»付き火炎リレー
bl = 青、br = 茶、sw = 黒
fr
オイルプレヒーターの許可コンタクト用ブリッジコ R
温度コントローラまたは圧力コントローラ
ンタクト
自動リセット機能付きアクチュエータ
SA
SB
コンタクト (tz1)を早期火炎信号時にブロックした Si
り、火炎信号が正規のときにこのコンタクトを合わ TZ
安全リミッター
せるための火炎リレーのラッチ
tz...
熱電式プログラムエンコーダーのコンタクト
L1
障害表示、赤
W
温度モニターまたは圧力モニター
L2
運転表示、オレンジ
V
火炎信号増幅器
LED1
火炎強度表示、緑
Z
点火変圧器
M
バーナーモーター
A‘
オイルプレヒーター付きバーナーによる運転開始
TSA
始動時安全時間
A
オイルプレヒーター無しのバーナーによる運転開始
tw
待機時間
B
火炎形成時点
t1
初期エア時間
C
運転位置
t3
初期点火時間
D
t3n
t3n‘
長い予備点火時間
止
短い予備点火時間
LOA の制御信号
t4
火炎メッセージとの間の時間間隔
必要な入力信号
燃料バルブ BV2 の許可
許容入力信号
FS
K
火炎信号
外部前置ヒューズ
熱電式プログラムエンコーダー
温度コントローラまたは圧力コントローラによる正常停
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CC1N7118ja
2016 年 5 月 19 日
寸法図
22
9
7118m06/0205
62,5
LOA
5,5
寸法 mm
88
ソケット AGK11
41,5
91
62,5
47
22
47
LOA3
62,5
LOA2
7118m07/1004
36,5
運転表示、オレンジ
火炎強度表示、緑
>83,5
>12
67,5
>66
>23
50
リモートアンロックモ
ジュール ARK21A27
LOA26 / LOA36 用リモートアンロックモジュール。
ハウジングなしのプリントプレート仕様。
保護等級 IP00:接触防止を組み込みによって確保すること。
斜線部分に金属部品・片を寄せないでください。
固定はプラスチック製スペーサーのみ使用。
金属製スペーサーを使用しないでください。
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Building Technologies Division
 2016 Siemens AG Building Technologies Division, Berliner Ring 23, D-76437 Rastatt
予告なく変更はありえます!
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