《たすけあい》ご契約のしおり

Ⅰ.CO・OP共済
《たすけあい》
ご契約のしおり
契約引受団体:日本コープ共済生活協同組合連合会(※)
※ご加入の生協によっては、その生協が加盟する連合会とコー
プ共済連で共済契約の共同引受を実施しています。
はじめに
■共済契約者にお渡しする書類
ご契約前または契約発効後にお渡しする書類は次の
とおりです。
<ご契約前>
□重要事項説明書
ご契約のお申し込みにあたり特にご確認いただきたい内容
を記載したものです。
□契約意向確認書
お申し込みのご契約内容がご要望に沿っているかを確認す
るための書面です。
□受領書等
加入申込書の受付日、受付募集人名等を記載したものです。
□パンフレットや保障表等
保障内容や共済掛金等を記載したものです。
※ご契約前にお渡しする書類は、契約発効まで大切に保管し
てください。
<契約発効後>
□共済証書
ご契約内容を記載したものです。内容をご確認のうえ、大
切に保管してください。
共済証書の交付により契約の申し込みを承諾したことを通
知します。ご契約後のお手続きの際は、共済証書を準備の
うえご連絡ください。また、共済証書に記載の住所、電話
番号等に変更が生じた場合にはすみやかにご連絡ください。
※個 人賠償責任保険に加入された方には、個人賠償責任保
険加入者証をお渡しします。
-1-
□ご契約のしおり
本冊子です。内容をご確認のうえ、大切に保管してくださ
い。なお、記載内容は本冊子をお送りした時点のものです。
今後商品改定等により内容に変更が生じる場合には、後述
する 「加入者ニュース」 で案内します。
<年1回発送>
□加入者ニュース(毎年9月頃)
事業状況、商品改定内容等を掲載しています。必ず共済証書、
ご契約のしおりと一緒に大切に保管してください。
※「控除証明書(共済掛金払込証明書)兼 割戻通知書」に同
封します。
<各コースの年齢満期を迎えるとき>
□満期のご案内
満期後継続できるコースをご案内し、契約を継続いただく
場合に必要となる書類をお送りします。
<CO・OP共済ホームページ>
http://coopkyosai.coop
重要事項説明書、
ご契約のしおりの他、
共済事業規約・
細則や個人情報保護方針もご覧になれます。
団体名の表記について
当団体は「日本コープ共済生活協同組合連合会」が正式名称
ですが、略称として「コープ共済連」を使用しています。
■CO・OP共済のご契約にあたって
CO・OP共済はCO・OP共済を取り扱う生協の組合員
が利用できる商品です。発効日(更新契約の発効日を含み
ます)時点で契約者の範囲、被共済者の範囲を満たさない
場合には、ご契約が成立しませんのでご注意ください。
-2-
■主な共済用語
きょうさいしょうしょ
共済証書
CO・OP共済《たすけあい》の共済契約の保
障内容等の大切なことがらを記載したもので
す(以下、共済契約は「契約」、CO・OP共
済《たすけあい》は「《たすけあい》」と表記)。
契約引受団体と契約を結び、共済金を請求す
る権利と被共済者の健康状態等の告知、共済
共済契約者 掛金の払い込み等の義務がある方をいいます
(以下、共済契約者は 「契約者」と表記)。
きょうさいけいやくしゃ
ひきょうさいしゃ
被共済者
かにゅうしゃ
(加入者)
きょうさいきん
共済金
うけとりにん
受取人
契約の保障の対象になる方をいいます。
共済金を請求して受け取る権利を持つ方をい
います(以下、「受取人」と表記)。
契約者(被共済者)と婚姻関係にある方をい
います。婚姻関係には、内縁関係を含みます。
ひきょうさいしゃ
(被共済者) ただし、契約者(被共済者)または内縁関係
はいぐうしゃ
にある方に戸籍上の配偶者がいる場合を除き
の配偶者
ます。
けいやくしゃ
契約者
ふようしゃ
扶養者
きょうさいかけきん
共済掛金
きょうさいじゆう
共済事由
きょうさいきん
共済金
わりもどしきん
割戻金
こくちぎむ
告知義務
こくちじこう
告知事項
世帯において主として生計を維持している方
をいいます。
契約に基づき、保障に対して契約者が契約引
受団体に払い込むお金のことをいいます(以
下、
「掛金」と表記)。
共済金をお支払いする原因となる事象(死亡・
入院等)をいいます。
共済事由が発生した場合に、受取人にお支払
いするお金のことをいいます。
毎年の決算において剰余が生じた場合に、契
約者にお支払いするお金のことをいいます。
契約者と被共済者には、契約の申込時に、告
知事項に正確に答える義務があり、このこと
を告知義務といいます。回答が事実と異なる
場合、契約引受団体は告知義務違反として契
約を解除する場合があります。
契約の申込時に、申込日当日の被共済者の健
康状態について確認するための質問事項をい
います。
-3-
もうしこみび
申込日
はっこう
発効
きょうさいきかん
共済期間
まんきび
満期日
こうかい
更改
こうしん
更新
ちゅうとへんこう
中途変更
ほしょうきかん
保障期間
契約の加入申込書を生協が受付した日をいい
ます(以下、加入申込書は「申込書」と表記)。
郵送で申し込む場合は「消印日」を申込日と
します。ただし、後納郵便等の消印がない場
合は、生協が受付した日となります。
契約が有効となることをいいます。また、こ
の日を発効日といいます。
契約上の保障をする期間のことをいいます。
発効日から1年間です。共済期間の途中で契
約が終了(解約、解除、失効、消滅等)とな
った場合は、終了日までです。
共済期間が1年ごとに満了する日をいいます。
共済期間中に加入するコース(保障内容)を
変更することをいいます。
共済期間の終了後、引き続いて契約を継続す
ることをいいます。《たすけあい》は1年契約
の自動更新となります。
共済期間の途中で、共済期間を変えずに先進
医療特約を付帯または終了することをいいま
す。また、この日を中途変更日といいます。
各コースの契約が継続できる期間のことをい
います。保障期間中は契約が毎年自動的に更
新されます。保障期間終了時には、継続可能
な他のコースをご案内します。
ねんれいまんきび
年齢満期日・ 保障期間が終了する日をいいます。共済証書
まんきしゅうりょうび
満期終了日 にてご確認ください。
いこうけいやく
移行契約
《たすけあい》ジュニア 20 コースを満期終了
すると同時に、引き続いて、被共済者を変更
せずに《たすけあい》のジュニア 20 コース
以外のコースで継続する場合、または、《たす
けあい》を終了すると同時に、引き続いて、
被共済者を変更せずに《あいぷらす》ゴール
ド 85 または《ずっとあい》で継続する場合、
その契約を移行契約といいます。
《たすけあい》
以外の移行契約の掛金は、移行契約の発効日
における満年齢の掛金が適用されます。
-4-
はっこうおうとうび
発効応当日
発効日について、毎年(月)のその日付に対
応する日のことをいいます。つまり、その日
からちょうど1年目、2年目(または1ヵ月目、
2ヵ月目)等にあたる日のことをいいます。
例 え ば、2016 年 3 月 5 日 の 年 応 当 日 は、
2017 年 3 月 5 日、2018 年 3 月 5 日、
・・・
です。月応当日は、2016 年4月5日、2016
年5月5日、・・・です。
《たすけあい》の特長としくみ
1.《たすけあい》の特長
《たすけあい》は、生協組合員とそのご家族の保障のために生
協が独自に開発した保障商品(厚生労働大臣の認可を得たコー
かいやくへんれいきん
プ共済連の商品)です。満期金、解約返戻金はなく、病気や事
故(ケガ)による入院・手術等の保障を中心に、日常のくらし
の基礎的な保障を提供します。組合員どうしのたすけあいの気
持ちと声を形にした商品です。
2.《たすけあい》のしくみ
(1)契約の引受
《たすけあい》の契約は、コープ共済連が引き受けます。ご
加入の生協により、その生協が加盟する連合会とコープ共済
連が共同で引き受け、各団体がそれぞれ共済金を支払う責任
を負います。コープ共済連および共同引受を実施する連合会
は、厚生労働大臣の認可を得て、契約の引受を行っています。
※以下、コープ共済連および共同引受を実施する連合会を総
称する場合には「契約引受団体」と表記します。
※共同引受の場合、共済証書に同封する「共同引受割合表」
に各契約引受団体の引受額を記載しています。
(2)《たすけあい》の事業規約
《たすけあい》の契約内容は、こども共済事業規約・細則、
生命共済事業規約・細則、および住宅災害共済事業規約・
細則に定めています。ご契約のしおりでは、これらの内容
をわかりやすく言いかえ、要約してお伝えしています。共
済事業規約・細則の本文をご覧になりたい場合は、ご加入
の生協までご連絡ください。
※共済事業規約・細則の本文はCO・OP共済ホームページ
(http://coopkyosai.coop)でもご覧いただけます。
-5-
《たすけあい》には次のコースがあります。
ジュニア 20 コース
女性コース
医療コース
ベーシックコース
ウェルカムコース
一般コース
ケガ通院コース
J1000 円・J1600 円 *・
J2000 円・J1900 円コース
L2000 円・L3000 円・L4000 円コース
V1000 円・V2000 円・V4000 円コース
R3000 円・R4000 円コース
W1000 円・W2000 円コース
700円 *・1700円 *・2700円 *・3900円 *
コース
C1000円 *・C1600円 * コース
*のコースは、現在新規募集を停止しています。
※上 表のうち、加入条件が緩やかなコース(J1900円、V
1000円、W1000円コース)および新規募集を停止してい
るコースを除き、先進医療特約付のコースも用意しています。
各コースの契約内容を定める規約・細則は、次のとおりです。
コース
ジュニア 20 コース
女性コース、医療コース、
ベーシックコース、ウェルカムコ
ース、一般コース、ケガ通院コー
ス
<概要>
加入できる年齢
共済期間
掛金の払込方法
かいやくへんれいきん
規約・細則
こども共済事業規約・細則
生命共済事業規約・細則
住宅災害共済事業規約・細則
発効日における年齢が0歳から満 64
歳 *1
1年 *2
月払
解約返戻金・満期金 なし
あり(毎年の決算において剰余が生じ
割戻金
た場合、原則として割戻金をお支払い
します。)
*1 ご
加入のコースごとに異なります(⇒資料4「各コース
の保障内容」(P.114)参照)。
*2 解 約、コース変更(更改)等のお申し出や、掛金の滞納
による失効がない限り、コースごとに定めた保障期間中
は、ご加入のコースで自動更新します(⇒「共済期間
(P.16)」
「契約の継続(P.20)」参照)。
※共済金、返戻金および割戻金等を請求する権利を質入れまた
は譲渡することはできません。
-6-
【ご加入例】医療コースに満20歳で加入した場合
基本契約
災害死亡特約
災害後遺障害特約
疾病総合入院特約
災害入院特約
災害通院特約
手術特約
住宅災害共済
更新
更新
満65歳の満期後は、
《あいぷらす》ゴール
ド85等で保障を継続
することができます。
更新…
満20歳 満21歳 満22歳 満23歳
移行
……
満65歳
自動更新
※ご加入のコースごとに、基本契約と特約の組み合わせを固定
しています。先進医療特約を除き、一部の特約のみを解約す
ること等はできません。
※満65歳の満期を迎えた方は、健康状態に関わらず、《あいぷ
らす》ゴールド85等の所定のコースへ移行することができ
ます。
※満50歳から満65歳の方は、一定の条件を満たす場合、《ずっ
とあい》へ移行することもできます。
<保障内容>医療コース
共済金をお支払いするとき
死亡したとき、または所定の
重度障がい状態になったとき
不慮の事故により死亡したと
き、または所定の重度障がい
状態になったとき
不慮の事故により所定の後遺
障がい状態になったとき
病気または不慮の事故により
入院したとき
病気または不慮の事故により
連続して 270 日以上の入院
をしたとき
不慮の事故により通院した
とき
-7-
共済金
病 気 死 亡・ 病 気 重 度 障
害共済金
事 故 死 亡・ 事 故 重 度 障
害共済金
事故後遺障害共済金
病気入院共済金
事故(ケガ)入院共済金
病気長期入院共済金
事故長期入院共済金
事故(ケガ)通院共済金
病気または不慮の事故により
手術共済金
契約引受団体所定の手術を受
けたとき
先進医療共済金 *
病気または不慮の事故により
先進医療一時金 *
先進医療を受けたとき *
居住する住宅または家財が火
住宅災害共済金
災や自然災害により損害を受
けたとき
*先進医療特約を付帯した場合のみお支払いします。
※ご加入のコースにより保障内容が異なりますので、共済証書
にてご確認ください。
※各共済金のお支払いの詳細は、P.22以降にてご確認くださ
い。
ご契約に際して
共済契約関係者
1.契約者になることができる方
契約者になることができる方は次のいずれかの方です。
・生協の組合員
・組合員と同一世帯の方
加入申し込みの際は、被共済者となる方の同意を得て、所
定の申込書に必要事項を記入して提出してください。契約
の引き受けは、契約引受団体にて最終的に判断いたします。
※
「同一世帯の方」とは、社会生活上の単位として住居または
生計を共にしている方をいい、必ずしも親族であることを要
しません。
※
「生計を共にする」とは、日々の消費生活において各人の収
入および支出の全部または一部を共同して計算していること
をいいます。
家
族構成が変化した場合、契約者になることができ
る方の範囲から外れる場合がありますので、特にご
ご注意
注意ください(→「契約の継続(P.20)
」
「契約者か
ら生 協に 通 知が 必 要 な 場 合( 契 約 者 の 通 知 義 務 )
(P.64)
」
「生協を脱退する場合(P.65)
」参照)
。
-8-
2.被共済者になることができる方
被共済者になることができるのは次の①~⑤の条件を満たす
方です。いずれかの条件を満たさない場合は、加入できません。
①発効日において、年齢が0歳以上満64歳以下の方
※ただし、コースによって保障期間、加入できる年齢・性別が
異なります。資料4「各コースの保障内容」(P.114)にて
ご確認ください。
②契約者本人、契約者の配偶者、契約者またはその配偶者と生
計を共にする2親等以内の親族の方(子、父母、孫、祖父母、
兄弟姉妹)
③申込日において、 資料1「告知事項」(P.108)に該当しな
い方
※特定の病気等で告知事項に該当する場合、一部の保障を制
限することに契約者が同意することや、一定の条件を満た
す こ と に よ り、 加 入 で き る 制 度 が あ り ま す。 詳 し く は
資料2「条件付加入制度」(P.110)、資料3「特定疾病
加入制度」
(P.113)をご参照ください。
④発効日時点の年齢において、加入限度(P.15)を超えない
方
⑤上記①~④をすべて満たし、契約引受団体が加入を妥当と判
断した方
家族構成が変化した場合、被共済者になることがで
ご注意 きる方の範囲から外れる場合がありますので、特に
ご注意ください(→「契約の継続(P.20)」「契約
者から生協に通知が必要な場合(契約者の通知義務)
(P.64)
」
「生協を脱退する場合(P.65)」参照)。
3.共済金の受取人について
共済金の受取人は次の【表】のとおりです。死亡共済金
の受取人を指定、変更したい場合、または指定の取り消し
をしたい場合はご加入の生協までお問い合わせください。
【表】
契約者と
被共済者が
同じ場合
死亡共済金以外の
共済金
契約者と
被共済者が
異なる場合
契約者
-9-
死亡
共済金
死亡共済金
受取人指定
なし
死亡共済金
受取人指定
あり
(1)の順位
契約者
契約者が指定した死亡共済金受取人
(2)参照
※契約者の死亡を原因として家族死亡共済金、親死亡共済金、
扶養者事故死亡共済金をお支払いする場合は、受取人は被共
済者となります。
(1)契約者と被共済者が同一人の場合の死亡共済金受取人
死亡共済金の受取人は次のとおりです(契約者が死亡した時
点における続柄で判断します)。
第1順位は、契約者の配偶者です(内縁関係を含みます。た
だし、双方に戸籍上の配偶者がいない場合に限ります)。
第2順位以下は、次の2~ 21の順です。
している
していない
契約者と同居
契約者の
2. 子 3. 父母 4. 孫
5. 祖父母 6. 兄弟姉妹
配偶者の
7. 子 8. 父母 9. 孫
10. 祖父母 11. 兄弟姉妹
契約者の
12. 子 13. 父母 14. 孫
15. 祖父母 16. 兄弟姉妹
配偶者の
17. 子 18. 父母 19. 孫
20. 祖父母 21. 兄弟姉妹
(2)死亡共済金の受取人の指定、変更および指定の取り消し
契約者は特に必要がある場合に限り、共済事由が発生するま
では、被共済者の同意を得て、死亡共済金の受取人の指定、
変更および指定の取り消しをすることができます。指定、変
更および指定の取り消しには契約引受団体所定の書面でのお
手続きが必要となりますので、ご加入の生協までお問い合わ
せください。
死亡共済金受取人に指定(変更)できるのは、次に該当する
方です。
①契約者の親族(配偶者、6親等以内の血族、3親等以内の
姻族)
②契約者の日常生活に密接な関係にある方*(契約引受団体
が認めた場合に限ります。)
*一定の条件を満たす場合、事情をお伺いしたうえで日常
生活に密接な関係のある方(同性パートナー含む)を指
- 10 -
定できる場合があります。ただし、共済金請求の際、必
要な書類が提出されない場合、共済金のお支払いの手続
きがすすめられませんのでご注意ください(→「共済金
のご請求とお支払いの詳細(P.80)」参照)。詳しくは
ご加入の生協にお問い合わせください。
※法人を死亡共済金受取人に指定することはできません。
※契約者と内縁関係にある方を死亡共済金受取人にしたい場
合は、死亡共済金受取人指定の手続きをすることをお勧め
します。なお、双方に戸籍上の配偶者がいない場合のみ、
配偶者として指定することができます(→「主な共済用語
(P. 3)
」参照)。
※指定した死亡共済金受取人が未成年者の場合は、共済金の
請求は法定代理人(親権者等)が行う必要があります。
※所定の書面が契約引受団体に到達したときは、契約者が書
面を発したときにさかのぼって指定(変更)の効力が生じ
ます。
書 面が契約引受団体に到達する前に、すでに指定
(変更)前の受取人に死亡共済金をお支払いしていた
ご注意
ときは、重複して共済金をお支払いしません。
※契約を更新、更改、移行した場合は、死亡共済金受取人の
指定および変更の内容は引き継がれます。なお、同時に契
約者の変更をする場合は(4)をご参照ください。
(3)共済事由発生以前に死亡共済金受取人が死亡し、その後
新たな指定または変更がされない場合
死 亡 共 済 金 受 取 人 指 定 を し て い な い と き と 同 様 に【 表 】
(P. 9)に定める順位および順序によりお支払いします。
(4)契約者を変更する場合における死亡共済金受取人の取り
扱い
契約者を変更する場合は、死亡共済金受取人の指定および変
更の内容は引き継がれません。再度指定をすることが必要で
す(→「契約者を変更する場合(承継)(P.66)」参照)。
(5)遺言による死亡共済金受取人の指定、変更
契約者は法律上有効な遺言によっても死亡共済金受取人の指
定(変更)ができます。ただし、死亡共済金受取人に指定
(変更)できる方の範囲は(2)と同じです。なお、遺言に
よる死亡共済金受取人の指定(変更)は、被共済者の同意が
なければその効力を生じません。
- 11 -
※契約者が死亡した後、契約者の相続人が契約引受団体に通
知しなければ、遺言により指定された方が優先して死亡共
済金受取人になることはできません。
続人からの通知以前に他の受取人に共済金をお支
相
ご注意 払いしていた場合は、重複して共済金をお支払いし
ません。
(6)指定代理請求人制度
契約者は、共済金を請求できない場合に備えて、被共済者の
同意を得て、指定代理請求人をあらかじめ指定することがで
きます。指定代理請求人が共済金を請求できる場合と請求で
きる範囲は次のとおりです。
指定代理請求人が請求できる場合
請求できる範囲
契約者が深昏睡状態、遷延性意識障が
契約者が受取人とな
い、重度認知症の状態にある等、契約
るすべての共済金
者の意思が確認できない場合
①指定代理請求人は、次に該当する方のうち、1人に限り指
定することができます。
ア.契約者の配偶者
イ.契約者の3親等以内の親族
ウ.契約者の配偶者の3親等以内の親族
エ.契約者の日常生活に密接な関係にある方*(契約引受
団体が認めた場合に限ります。)
*一定の条件を満たす場合、事情をお伺いしたうえで日常
生活に密接な関係のある方(同性パートナー含む)を指
定できる場合があります。ただし、共済金請求の際、必
要な書類が提出されない場合、共済金のお支払いの手続
きがすすめられませんのでご注意ください(→「共済金
のご請求とお支払いの詳細(P.80)」参照)。詳しくは
ご加入の生協にお問い合わせください。
②指定代理請求人は、加入申込時、更新または更改時を含め、
いつでも契約者が指定、変更することができます。
※契約者が死亡した場合、および指定した後に①の範囲外
となった場合、指定は効力を失います。
※契約者を変更する場合は、再度指定をすることが必要で
す(→「契約者を変更する場合(承継)
(P.66)」参照)。
※契約者を変更せず、契約を更新、更改、移行した場合は、
指定代理請求人の指定および変更の内容は引き継がれま
す。
- 12 -
③指定代理請求人が共済金を請求する場合は、通常の共済金
請求書類に加えて、次の書類の提出が必要です。
ア.受取人が共済金を請求できない事情を示す書類(診断
書等)
イ.受取人について成年後見人等が登記されていないこと
の証明書(法務局で取得できます。)
ウ. 受取人と指定代理請求人の続柄等が確認できる書類
(住民票等)
④共済金請求時に受取人の法定代理人がいる場合は、指定代
理請求人からの請求はできません。法定代理人からの手続
きとなります。
⑤指定代理請求人からの請求の場合には、受取人名義の金融
機関等の口座を指定してください。ただし、①ア~ウの方
が請求する場合で、契約引受団体が特に認める場合には、
指定代理請求人名義の口座を指定できます。
定代理請求人からの請求で共済金をお支払いして
指
ご注意 いた場合は、他の受取人や代理人には重複して共済
金をお支払いしません。 指定代理請求人が故意に共済事由を発生させた場合、
または受取人を共済金請求ができない状態にさせた
場合には、指定代理請求人は共済金を請求すること
ができません。
(7)共済事由の発生後、契約者が当該事由の共済金請求を行
わずに死亡した場合
契約者が受取人となる場合、契約者が共済事由の発生後、当
該共済金の請求を行わずに死亡したときは、契約者の死亡時
の法定相続人*で、共済事由の発生時に生存している方を受
取人とします。
*民法の規定により相続人になれる人のことをいいます。
※契約者の死亡を原因として家族死亡共済金、親死亡共済金、
扶養者事故死亡共済金をお支払いする場合は、「契約者」
を「被共済者」に読み替えます。
(8)受取人が2人以上いる場合の取り扱い
同順位の受取人が2人以上いる場合は、代表者を1人決めて
ご請求ください。死亡共済金受取人が複数いる場合、各受取
人の受取分は均等の割合になります(死亡共済金受取人指定
をしている場合は、指定された受取割合になります)。なお、
1人の受取人に対して共済金の全額をお支払いした場合は、
- 13 -
他の受取人から共済金請求があっても、重複してお支払いし
ません。
(9)受取人に共済金を請求できない事情があり、かつ指定代
理請求人制度を利用できない場合
①受取人に共済金を請求できない事情がある場合で、次のい
ずれかに該当し、指定代理請求人制度を利用できない場合、
契約引受団体の承認を得ることにより、他の代理人が共済
金等を請求することができます。
ア.指定代理請求人に指定できる範囲から外れている場合
イ.指定代理請求人が指定されていない場合(死亡してい
る場合を含みます。)
ウ.指定代理請求人に共済金を請求できない事情がある場
合
エ.受取人が契約者とは異なる場合(契約者以外の方が受
取人となる死亡共済金の場合)
※共済金を請求できない事情とは、深昏睡状態、遷延性意
識障がい、重度認知症の状態にある等、本人の意思が確
認できない場合をいいます。
②代理人になることができるのは、次のいずれかの方です。
ア.受取人の配偶者
イ.受取人と同居または生計を共にする、受取人の3親等
以内の親族
ウ.受取人と同居または生計を共にする、受取人の配偶者
の3親等以内の親族
エ.上記ア~ウの方がいない場合や、それらの方に共済金
を請求できない事情がある場合は上記ア~ウ以外の、受
取人の3親等以内の親族
③代理人が共済金を請求する場合は、通常の共済金請求書類
に加えて、次の書類の提出が必要です。
ア.受取人や指定代理請求人が共済金を請求できない事情
を示す書類(診断書等)
イ.受取人について成年後見人等が登記されていないこと
の証明書(法務局で取得できます。)
ウ.受取人と代理人の続柄等が確認できる書類(住民票等)
エ.代理人の印鑑証明書
オ.契約引受団体所定の念書
④共済金請求時に受取人の法定代理人がいる場合は、代理人
からの請求はできません。法定代理人からの手続きとなり
ます。
- 14 -
⑤代理人からの請求の場合には、受取人名義の金融機関等の
口座を指定してください。
理人からの請求で共済金をお支払いした場合、他
代
ご注意 の受取人や代理人には重複して共済金をお支払いし
ません。 代理人が故意に共済事由を発生させた場合、または
受取人を共済金請求ができない状態にさせた場合に
は、その代理人は共済金を請求することができませ
ん。
契約の申し込みについて
1.告知義務について
契約者と被共済者には、契約の申込時に、被共済者の健
康状態等についての質問 資料1「告知事項」(P.108)に
事実を正確に回答する義務があります(告知義務)。
※申込日における被共済者の健康状態や過去の傷病歴等につい
て、告知事項の各質問に、はい/いいえ 等で正確に回答し
てください。申込日において、告知事項に該当している方は
加入できません。
込時に、契約者または被共済者が故意または重大
申
ご注意 な過失により、告知事項について事実をかくしたり、
事実と異なる記載をして申し込みをした場合、告知
義務違反として契約を解除し、共済事由が発生して
いても共済金をお支払いしない場合があります。 契約を解除した場合、掛金は返還しません(→「契
約の解除(P.71)」参照)。
2.加入限度
一人の被共済者が《たすけあい》の複数のコースに加入
することはできません。また、他のCO・OP共済と合わせ
て、加入できる共済金額の限度(加入限度額)があります。
●C O・OP共済《たすけあい》《あいぷらす》《ずっとあい》
を合わせた加入限度額
(1)死亡共済金額
- 15 -
発効日における被共済者の年齢が満15歳未満のとき
1,000万円
※
《たすけあい》の病気死亡共済金額および事故死亡共済金
額と《ずっとあい》終身生命の死亡共済金額を合わせた金
額になります。
※発 効 日 に お け る 被 共 済 者 の 年 齢 が 満15歳 以 上 の 場 合、
CO・OP共済合算の加入限度はありません。
(2)入院共済金額
日額20,000円
被共済者の年齢に関わらず ※
《たすけあい》女性特定病気入院共済金、《あいぷらす》が
ん入院共済金は含みません。
3.共済期間
共済期間は発効日から1年間です。ただし、発効日が月
の1日でない契約については、共済期間は翌年の発効応当
日が属する月の末日(満期日)までとなります。
【例】10月6日が発効日の場合、共済期間は翌年の10月末日
24時までとなります。
申込
契約発効
1年目
10/6
2年目
10/5 10/31
3年目
10/31
※解約、コース変更(更改)等のお申し出や、掛金の滞納によ
る失効がない限り、コースごとに定めた保障期間中は、ご加
入のコースで自動更新します(⇒「契約の継続(P.20)」も
合わせてご参照ください)。
契約申込の撤回(クーリングオフ)
新規契約の場合に限り、申込日から10営業日 * 以内であ
れば、その申し込みを撤回することができます。ご加入の
生協にお申し出ください。
*
「営業日」とは、土曜日、日曜日、祝日、12月29日~翌月3
日を除く日のことです。
書面での手続きが必要となります。書面に、契約を
ご注意 申し込んだ方の氏名、住所、組合員番号、被共済者
- 16 -
の氏名、申込コースおよび申込日を記載のうえ、申
し込みを撤回する旨を明記し、署名押印のうえ契約
引受団体にご提出ください。なお、届出用紙はご加
入の生協でも用意しておりますので、必要な場合は
お申し付けください。
掛金と保障の開始について
掛金の払い込みと契約の成立
1.掛金の払込方法
掛金の払込方法は月払です*。掛金は、生協がお知らせし
た掛金振替日に、契約者ご指定の口座から振替えます。あ
らかじめ口座にご準備ください。
*現在、新規契約での年払の選択や、既存契約の年払への変更
はできません。
※詳しくは、ご加入の生協までお問い合わせください。
2.契約の成立と発効
(1)契約の成立
契約引受団体が契約の申し込みを承諾したときは、その
申込日に契約が成立したものとみなします。申し込みを承
諾した旨の通知は、共済証書の送付をもって代えます。契
約の発効は、1回目の掛金(以下、「初回掛金」と表記)振
替日の翌日午前0時からとなります。
※一部の契約で取り扱いが異なる場合があります。共済証書を
ご確認ください。
※個人賠償責任保険は、取り扱いが異なります(P.124参照)。
(2)契約の不成立
新規契約の初回掛金が申込日から3ヵ月以内に払い込ま
れなかったときは、その契約の申し込みはなかったものと
して取り扱います(不成立)。掛金を口座振替で払い込む場
合には、2ヵ月続けて初回掛金の振替ができなかったとき、
その契約の申し込みはなかったものとします。
※毎月の掛金の口座振替日は、ご加入の生協ごとに指定してい
ますのでご注意ください。
- 17 -
※先進医療特約の中途付帯における不成立については、「先進
医療特約を中途付帯または終了する場合(中途変更)
(P.68)」
をご参照ください。
◎契約発効のイメージ(振替日が毎月25日の場合)
申込
契約発効
1月
2月
3月
初回掛金
振替日
25日
26日
共済期間
4月
※新規契約の初回掛金の振替ができなかった場合は、翌月2ヵ
月分の掛金を請求します。2ヵ月分の掛金が振替えられた場
合、契約は初回掛金振替日の翌日にさかのぼって発効します。
3.保障の開始
発効日から保障を開始します。
※申込日の翌日以後発効日の前日までに共済事由が発生した場
合、共済期間中の事由とみなして、共済金をお支払いする場
合があります。詳しくは、「申込日の翌日以後発効日の前日
までに発生した共済事由の取り扱いについて(P.49)」をご
確認ください。
掛金の払込猶予期間と契約の失効
2回目以後の掛金の払込猶予期間は、払込期日(発効応
当日の前日が属する月の末日)の翌日から3ヵ月です。払
込猶予期間中に掛金が払い込まれない場合、契約は払込期
日の翌日午前0時にさかのぼって失効します。
※口座振替で、掛金振替日に掛金の振替ができなかったときは、
次回の振替日に、過去振替ができなかった掛金を合計して請
求します。
※毎月の掛金の口座振替日は、ご加入の生協ごとに指定してい
ますのでご注意ください。
※更新または更改契約の1回目の掛金の払込猶予期間も、これ
と同様です。
※掛金の払込猶予期間中に共済事由が発生した場合は、お支払
いする共済金から未払込掛金を差し引いてお支払いする場合
- 18 -
があります。
(1)払込期日
2回目以後の掛金は、ご加入の生協が指定する場所に、払込
期日までに払い込みください。
【例】2月26日が発効応当日の契約の場合
2月末日
払込期日にさかのぼって失効
共済期間
振替日
掛金払込猶予期間
1/25
2/25
3/25
4/25
5/25
1月
2月
3月
4月
5月
振替結果
○ 掛金の振替ができたとき
× 掛金の振替ができなかったとき
⇒2 月25日に振替ができなかった場合、掛金の払込期日は2
月末日、払込猶予期間は5月末日(払込期日の翌日から3ヵ
月後)となります。
※既契約者で年払の方へ
2回目(2年目)以後の掛金の払込期日は、発効日の各年応
当日の前日が属する月の末日です。例えば、8月15日発効
契約の2回目の掛金の払込期日は翌年の8月末日となりま
す。
(2)契約の失効
口座振替で、4ヵ月続けて掛金の振替ができなかったと
きは契約が失効します。
※払込猶予期間中に掛金が払い込まれなかった場合、払込期日
の翌日午前0時に契約は失効します(例えば、上記(1)の
【例】の場合、2月末日までが共済期間となります)。
※契約が失効した場合、契約引受団体は契約者に対して通知し
ます。
- 19 -
契約の継続について
契約の継続
(1)契約の更新(1年ごとの自動更新)
契約者から解約、コース変更(更改)等のお申し出がない限
り、「共済期間」(P.16)および被共済者の健康状態に関わら
ず、コースごとに定めた保障期間中は、毎年の満期時にご加
入のコースで自動的に契約を更新します。なお、更新契約の
発効日は、更新前の契約の満期日の翌日午前0時となります。
※同一のコースで契約を自動的に更新する際には、共済証書を
発行しません。共済証書は保障期間終了時まで大切に保管し
てください。
※掛金の払込方法が口座振替以外の場合、契約を更新するため
には、継続加入申込書の提出と掛金の払い込みが必要です。
契約を更新する場合は、更新する契約の発効日にお
ご注意 いて次のすべての条件を満たす必要があります。
ア.契約者が 「契約者になることができる方(P. 8)」に定
める範囲であること
イ. 被共済者が 「被共済者になることができる方(P. 9)」
の①②に定める範囲であること
のいずれかに該当する場合、契約を更新すること
次
ご注意 ができません。
ア.契約者、被共済者または受取人が、次のいずれかに該当
するとき
ⅰ.暴力団、暴力団員(暴力団員でなくなった日から5年
を経過しない者を含みます)、暴力団準構成員、暴力団
関係企業その他の反社会的勢力(以下「反社会的勢力」
といいます。)に該当すると認められること
ⅱ.反社会的勢力に対して資金等を提供し、または便宜を
供与する等の関与をしていると認められること
ⅲ.反社会的勢力を不当に利用していると認められること
ⅳ.その他反社会的勢力と社会的に非難されるべき関係を
有していると認められること
イ.その他、契約引受団体が、契約の更新を不適当であると
- 20 -
認めたとき
(2)加入コースの年齢満期(保障期間の終了)を迎えた場合
各コースの年齢満期時(保障期間終了時)は、同一のコー
スで契約を継続することはできません。年齢満期日(保障
期間終了日)の3~4ヵ月前に、継続できるコース(保障
内容・掛金が変わります。
)をご案内します。
【契約の継続の例】
0歳
20歳
J 1000円
コース
65歳
V 2000円コース
85歳
ゴールド85
医療5型
※20歳、65歳時に継続の手続きが必要です。ご加入のコース
により保障内容・掛金は変わります。
※ゴールド85は、定期生命共済事業規約に基づく保障商品で、
《たすけあい》とは異なる商品です。
※満50歳から満65歳の方は、一定の条件を満たす場合、《ずっ
とあい》へ移行することもできます(→「《ずっとあい》へ
の移行(P.69)
」参照)。
ュニア20コースの年齢満期を迎え、満期日までに
ジ
ご注意 手続きを行わなかった場合の取り扱い
原則として、下記のコースへ自動的に移行します。
満期となるコース
J1000円コース
J1600円コース
J1900円コース
移行するコース
V1000円コース
J2000円コース(男性)
V2000円コース
J2000円コース(女性)
L2000円コース
※年齢満期時において手続きを行わなかった場合に契約が移行
する取り扱いについて、事前に契約者の意向を確認するため
に通知物をお送りする場合があります。
※満期となるコースに先進医療特約を付帯している場合は、移
行するコースにも先進医療特約を付帯します(V1000円
コースに移行する場合を除きます)。
- 21 -
期時には契約を継続する・満期終了するにかかわ
満
ご注意 らず、必ず手続きを行ってください。
J1000円コース、J1600円コース、J1900円コー
スにご加入の方であっても、満期時に手続きするこ
とで、V1000円コースより保障の充実したV2000
円コース、L2000円コースで契約を続けることが
できます。V1000円コースで継続した場合、健康
状態の変化等によっては、その後保障を増額できな
くなる場合がありますのでご注意ください。
保障内容について
ご加入のコースにより保障内容が異なりますので、共済
証書にてご確認ください。なお、各共済金のお支払いの対
象となるのは、共済期間中の共済事由に限ります。
※申込日から1年以内に発生・開始した共済事由については、
共済金を削減してお支払いする場合があります。詳しくは、
「共済金を削減してお支払いする場合について(P.57)」を
ご確認ください。
※申込日の翌日以後発効日の前日までに共済事由が発生した場
合、共済期間中の事由とみなして、共済金をお支払いする場
合があります。詳しくは、「申込日の翌日以後発効日の前日
までに発生した共済事由の取り扱いについて(P.49)」をご
確認ください。
死亡・重度障がい等に関する共済金について
1.被共済者本人の死亡・重度障がい等に関する共済金
について
(1)病気死亡・病気重度障害共済金
【すべてのコース】
病気重度障害共済金
被共済者が共済期間中
被共済者が共済期間中
に 重 度 障 が い 別表1
に死亡したとき
(P.86)となったとき
病気死亡共済金
お支払い
する場合
お支払い
する金額
お支払い
の限度
病気死亡・病気重度障害共済金額
病気死亡共済金と病気重度障害共済金は、二重に
お支払いしません。
- 22 -
受取人
死亡共済金受取人
(P. 9参照)
(2)事故死亡・事故重度障害共済金
事故死亡共済金
お支払い
する場合
お支払い
する金額
お支払い
の限度
受取人
被共済者が申込日の翌
日以後に発生した不慮
の事故(P.46)を直接
の原因として、事故日
から2年以内かつ共済
期間中に死亡したとき
契約者
【すべてのコース】
事故重度障害共済金
被共済者が申込日の翌
日以後に発生した不慮
の事故(P.46)を直接
の原因として、事故日
から2年以内かつ共済
期間中に重度障がい
別表1(P.86)となっ
たとき
事故死亡・事故重度障害共済金額
事故死亡共済金と事故重度障害共済金は、二重に
お支払いしません。
死亡共済金受取人
契約者
(P. 9参照)
(3)事故後遺障害共済金
【一般700円・1700円コースを除くすべてのコース】
被共済者が申込日の翌日以後に発生した不慮の事
お支払い 故(P.46)を直接の原因として、事故日から2
する場合 年 以 内 か つ 共 済 期 間 中 に 後 遺 障 が い 別表3
(P.89)となったとき
事故後遺障害共済金額×
お支払い
する金額
後遺障害等級別支払割合表 別表3の支払割合
お支払い 同一の不慮の事故について、通算して事故後遺障
の限度
害共済金額を限度とします。
受取人
契約者
- 23 -
2.被 共済者の家族の死亡・重度障がいに関する共済
金について
(1)家族死亡・家族重度障害共済金
【女性・ベーシック・ウェルカム・一般コース】
ア.配偶者
被共済者の配偶者
イ.親
左記ア~ウのい
①被 共済者またはその配偶者 ず れ か に 該 当 す
のいずれかと同居する被共 る 方 が、 共 済 期
済者またはその配偶者の親 間 中 に 死 亡 し た
お支払い
する場合 ②被 共済者を扶養する、親ま と き、 ま た は 重
たはその配偶者*1
度 障 が い 別表1
ウ.子
( P.86) と な っ
被 共済者またはその配偶者 たとき
のいずれかが扶養*2または
同居する子*3
お支払い
家族死亡・家族重度障害共済金額
する金額
・家族死亡共済金と家族重度障害共済金は、当該
お支払い
家族一人に対し、二重にお支払いしません。
の限度
・家族重度障害共済金のお支払いは、当該家族一
人に対し、1回に限ります。
契約者
受取人 (契約者の死亡を原因として家族死亡共済金をお
支払いする場合は、被共済者)
*1 被 共済者を扶養する、親またはその配偶者とは、当該者
の収入で被共済者の生計を維持している、親またはその
配偶者で、同居であることを要しません。
*2 被共済者またはその配偶者のいずれかが扶養する子とは、
被共済者またはその配偶者の収入で生計を維持している
未婚の実子または養子で、同居であることを要しません。
*3 同 居する子には、被共済者またはその配偶者と同居する
実子または養子の配偶者を含みます。
(2)親死亡・親重度障害共済金
お支払い
する場合
【ジュニア20コース】
被共済者の親または扶養者が、共済期間中に死亡
したとき、または重度障がい 別表1 (P.86)と
なったとき
- 24 -
お支払い
する金額
お支払い
の限度
受取人
親死亡・親重度障害共済金額
・親 死亡共済金と親重度障害共済金は、当該親
(扶養者)一人に対し、二重にお支払いしません。
・親重度障害共済金のお支払いは、当該親(扶養
者)一人に対し、1回に限ります。
契約者
(契約者の死亡を原因として親死亡共済金をお支
払いする場合は、被共済者)
(3)扶養者事故死亡・扶養者事故重度障害共済金
【ジュニア20コース】
被共済者の扶養者が、申込日の翌日以後に発生し
た不慮の事故(P.46)を直接の原因として、事
お支払い
故日から2年以内かつ共済期間中に死亡したと
する場合
き、または重度障がい 別表1 (P.86)となった
とき
お支払い
扶養者事故死亡・扶養者事故重度障害共済金額
する金額
・扶養者事故死亡共済金と扶養者事故重度障害共
済金は、当該扶養者一人に対し、二重にお支払
お支払い
いしません。
の限度
・扶養者事故重度障害共済金のお支払いは、当該
扶養者一人に対し、1回に限ります。
契約者
受取人 (契約者の死亡を原因として扶養者事故死亡共済
金をお支払いする場合は、被共済者)
重度障がい、後遺障がいとは、規約に定めるもの
(
別表1(P.86)・ 別表3(P.89))であり、身体
ご注意
障害者福祉法等に定める障がい状態や公的介護保険
制度の要介護認定基準等とは異なります。
家族死亡・家族重度障害共済金のお支払いの条件で
ある「同居」の定義について、ご不明な点がありま
したら、ご加入の生協のコープ共済センターまでご
連絡ください。
3.死亡・重度障がい等に関する共済金のお支払い
(1)病気死亡・病気重度障害共済金
①病気死亡共済金は死亡日、病気重度障害共済金は医師の診
- 25 -
断に基づく重度障がいの症状固定日における契約の病気死
亡・病気重度障害共済金額をお支払いします。
②次のいずれかに該当する場合、重度障がいについて症状が
固定したものとみなします。
ア.病気により、別表1「2.身体障害等級およびその内
容」(P.86)に規定する障がいの状態のうちいずれかに
該当し、その原因となった病気について回復の見込みが
ないとき
イ. 不慮の事故により、事故日から2年以内に、別表1
「2.身体障害等級およびその内容」に規定する障がい
の状態のうちいずれかに該当し、その原因となった傷害
について回復の見込みがないとき
ウ.不慮の事故により、事故日から2年を超えて公的な障
がい認定(自動車賠償責任保険、労働災害、公務災害等)
を受けたとき(事故日から2年目において医師からの症
状固定の診断がされたものとみなします。)
※家族死亡・家族重度障害共済金および親死亡・親重度障
害共済金をお支払いする際の判断も①、②と同様です。
(2)事故死亡・事故重度障害共済金
①事故死亡共済金は死亡日、事故重度障害共済金は医師の診
断に基づく重度障がいの症状固定日における契約の事故死
亡・事故重度障害共済金額をお支払いします。
ただし、不慮の事故発生後に、保障額の大きいコースへの
更改を申し込み、死亡日または重度障がいの症状固定日以
前に更改契約が発効したときは、事故日における契約の事
故死亡・事故重度障害共済金額をお支払いします。
②次のいずれかに該当する場合、重度障がいについて症状が
固定したものとみなします。
ア. 不慮の事故により、事故日から2年以内に、別表1
「2.身体障害等級およびその内容」(P.86)に規定す
る障がいの状態のうちいずれかに該当し、その原因と
なった傷害について回復の見込みがないとき
イ.不慮の事故により、事故日から2年を超えて公的な障
がい認定(自動車賠償責任保険、労働災害、公務災害等)
を受けたとき(事故日から2年目において医師からの症
状固定の診断がされたものとみなします。)
※扶養者事故死亡・扶養者事故重度障害共済金をお支払い
する際の判断も①、②と同様です。
- 26 -
(3)事故後遺障害共済金
①事故後遺障害共済金は、医師の診断に基づく後遺障がいの
症状固定日における契約の事故後遺障害共済金額にてお支
払いします。
ただし、不慮の事故発生後に、保障額の大きいコースへの
更改を申し込み、後遺障がいの症状固定日以前に更改契約
が発効したときは、事故日における契約の事故後遺障害共
済金額にてお支払いします。
②事故の日から2年を超えてなお治療が必要な場合、事故日
から2年目における医師の診断に基づき、後遺障がいの等
級を認定して事故後遺障害共済金をお支払いします。ただ
し、医師の診断時に事故後遺障害共済金が付帯された契約
が存続していた場合に限ります。
③事故後遺障害共済金のお支払いは、同一の不慮の事故につ
いて、通算して事故後遺障害共済金額を限度とします。
④次のいずれかに該当する場合、後遺障がいについて症状が
固定したものとみなします。
ア. 不慮の事故により、事故日から2年以内に、別表3
「2.後遺障害等級別支払割合表」(P.89)に規定する
障がいの状態のうちいずれかに該当し、その原因となっ
た傷害について回復の見込みがないとき
イ.不慮の事故により、事故日から2年を超えて公的な障
がい認定(自動車賠償責任保険、労働災害、公務災害等)
を受けたとき(事故日から2年目において医師からの症
状固定の診断がされたものとみなします。)
※医師とは医師法に定める医師および歯科医師法に定める歯
科医師とします。
4.生死不明の場合の共済金のお支払い
被共済者の生死がわからないとき、次の場合は死亡したもの
とみなして共済金をお支払いします。ただし、共済金をお支
払いした後に、当該被共済者の生存がわかったときは、受取
人は共済金を契約引受団体に返還しなければなりません(請
求時には、この取り扱いに同意する念書の提出が必要です)。
家族死亡共済金、親死亡共済金、扶養者事故死亡共済金の対
象となる家族についても同様です。
ア.家庭裁判所により失踪宣告を受けたとき
イ.船舶または航空機の事故またはその他の危難に遭い、
次の期間を経過しても生死がわからないとき
ⅰ.航空機の事故の場合 30日
- 27 -
ⅱ.船舶の事故の場合 3ヵ月
ⅲ.ⅰ、 ⅱ以外の危難の場合 1年
入院に関する共済金について
1.入院に関する共済金について
(1)病気入院共済金
【ジュニア20・女性・医療・ベーシック・ウェルカムコース】
被共済者が共済期間中に、病気の治療を直接の目
お支払い
的として病院または診療所(以下、病院と表記)
する場合
に入院*1を開始したとき
お支払い
病気入院共済金日額×共済期間中の入院日数
する金額
1回の入院について最高184日分
お支払い (ジュニア20コース、V1000円コースのうち発
の限度
効日における被共済者の年齢が19歳以下*2の共
済期間中は1回の入院につき最高360日分)
受取人
契約者
【一般・ケガ通院コース】
被共済者が共済期間中に、病気の治療を直接の目
お支払い
的として病院に入院を開始し、その入院*1が共済
する場合
期間中に連続して5日以上となったとき
お支払い
病気入院共済金日額
する金額
×(共済期間中の入院日数-4日)
お支払い
1回の入院について最高184日分
の限度
受取人
契約者
(2)女性特定病気入院共済金
お支払い
する場合
お支払い
する金額
お支払い
の限度
受取人
【女性コース】
被 共 済 者 が 共 済 期 間 中 に、 別表5「 女 性 特 定
疾病分類表」
(P.102)に定める女性特定の病気
の治療を直接の目的として病院に入院*1を開始し
たとき
女性特定病気入院共済金日額
×共済期間中の入院日数
1回の入院について最高184日分
契約者
- 28 -
(3)事故(ケガ)入院共済金
【すべてのコース】
※「事故(ケガ)入院」は以下、「事故入院」と表記します。
被共済者が申込日の翌日以後に発生した不慮の事
お支払い 故( P.46) を 直 接 の 原 因 と し て、 事 故 日 か ら
する場合 180日以内かつ共済期間中に病院に入院*1を開始
したとき
お支払い
事故入院共済金日額×共済期間中の入院日数
する金額
1回の入院について最高184日分
お支払い (ジュニア20コース、V1000円コースのうち発
の限度
効日における被共済者の年齢が19歳以下*2の共
済期間中は1回の入院につき最高360日分)
受取人
契約者
(4)病気長期入院共済金・事故長期入院共済金
【すべてのコース】
病気長期入院共済金
事故長期入院共済金
被共済者が共済期間中 被共済者が申込日の翌
に、病気の治療を直接 日以後に発生した不慮
の目的として病院に入 の事故(P.46)を直接
院*1を 開 始 し、 そ の 入 の原因として、事故日
お支払い 院が共済期間中に連続 から180日以内かつ共
する場合 して270日以上となっ 済期間中に病院に入院
たとき
*1を 開 始 し、 そ の 入 院
が共済期間中に連続し
て270日以上となった
とき
事故入院共済金日額×
お支払い 病気入院共済金日額×
60*3
する金額
60*3
お支払い
1回の入院について1回のみ
の限度
受取人
契約者
*1 入 院とは、医師による治療が必要であり、かつ自宅等で
の治療が困難なため、病院に入り、常に医師の管理下に
おいて治療に専念することをいいます。
※入 院は、病院で“入院”と扱われていることが支払条
件となります(入院代、ベッド代等が算定されている
場合)
。領収書が“外来”になっている場合、医療機関
- 29 -
で入院と扱われていないため、入院共済金はお支払い
しません。
※医 師とは医師法に定める医師および歯科医師法に定め
る歯科医師とします。
*2 2016年9月1日以降の入院より、V1000円コースにおい
て、発効日における被共済者の年齢が19歳以下の共済期
間中は、支払限度日数が1回の入院につき360日分にな
ります。満20歳の発効日(更新日)以降は他の医療コー
スと同様184日分となります(《たすけあい》は共済期間
1年の商品で、年齢満期まで自動更新されます)。
*3 共 済証書には、それぞれ倍率を乗じた金額を表示してい
ます。
入院に関する共済金は、次の場合にはお支払いしま
ご注意 せん。
ア.健康保険の療養の給付または療養費の対象とならないも
の(美容整形、正常分娩、介護保険による入所等)の場合
(ただし、契約引受団体が特に認める場合は、この限りで
はありません。)
イ.契約発効前に開始した入院の場合(ただし、申込日の翌
日から発効日の前日までに入院が開始したときは、共済期
間中の事由とみなして共済金をお支払いする場合がありま
す→「申込日の翌日以後発効日の前日までに発生した共済
事由の取り扱いについて(P.49)」参照)。
ウ. 申込日以前(申込日当日を含みます。)の不慮の事故を
原因とする入院の場合(申込日から2年を超えて開始した
入院を除きます。)
2.入院に関する共済金の支払限度日数について
入院に関する共済金(病気入院・女性特定病気入院・事
故入院・病気長期入院・事故長期入院共済金)には1回の
入院についての支払限度日数があります。退院後再入院し
た場合でも、1回の入院とみなす場合がありますのでご注
意ください。
「1回の入院」についてのご注意
①退院日の翌日から180日以内に、その入院と同じ原因(傷病
名が異なっても、因果関係のある一連の病気を含みます。)
- 30 -
で入院したとき、これらは1回の入院とみなし、通算して
184日分(ジュニア20コースおよびV1000円コースのうち
発効日における被共済者の年齢が19歳以下の共済期間中
(P.30*2参照)は360日分)を限度に共済金をお支払いし
ます。原因が同じ入院であっても、退院日の翌日を1日目と
して再入院の開始日までの期間が180日を超える場合には、
新たな入院として取り扱います。
また、病気長期入院共済金および事故長期入院共済金は、1
回の入院について1回のみのお支払いとなります。
【例1】1回の入院とみなす場合
糖尿病による入院 A
180日以内
糖尿病による白内障での入院 B
⇒因果関係のある一連の病気のため、1回の入院とみなし、
入院Aと入院Bの入院日数を合計して、支払限度日数分
までお支払いします。
【例2】1回の入院とみなさない場合
180日超
肝炎による入院 A
肝炎による入院 B
⇒同一原因の病気ですが、入院Aの退院日の翌日から再入
院の開始日までの期間が180日を超えているため、それ
ぞれの入院に対し、支払限度日数分までお支払いします。
【例3】1回の入院とみなさない場合
肝炎による入院 A
180日以内
気管支ぜんそくによる入院 B
⇒因果関係が全くない病気の場合、1回の入院とみなさず、
入院A、入院Bそれぞれの入院に対し、支払限度日数分
までお支払いします。
【例4】1回の入院とみなす場合
入院 A
180日以内
入院 B
180日以内
入院 C
180日超
※入院A、入院B、入院Cは同一原因による入院とします。
⇒入院Aと入院Bは同一原因による180日以内の再入院の
- 31 -
ため、1回の入院とみなします。入院Bと入院Cも同一
原因による180日以内の再入院のため、入院A、入院B、
入院Cを合わせて1回の入院とみなします。したがって、
入院Aと入院Bと入院Cの入院日数を合計して、支払限
度日数分までお支払いします。
院Aと入院Bで支払限度日数に達している場合、
入
ご注意 入院Cについては、入院開始日が入院Aの退院日よ
り180日を超えていても入院共済金をお支払いしま
せん。
②病気入院期間中に別の病気になった場合、または、入院を開
始したときにその原因となった病気と異なる病気をすでに併
発していた場合は、当初の入院開始の原因による入院(1回
の入院)とみなし、通算して184日分(ジュニア20コース
およびV1000円コースのうち発効日における被共済者の年
齢が19歳以下の共済期間中(P.30*2参照)は360日分)
を限度にお支払いします。なお、重複する入院期間について
は二重にお支払いしません。事故入院共済金も同様です。
【例5】肝炎による入院中に胃腸炎を併発した場合
肝炎による入院 A
重複期間
胃腸炎による入院 B
⇒肝炎による入院A中に発症した胃腸炎による入院Bは、
入院開始時の原因(肝炎)による入院とみなし、入院A
と入院Bを合わせて1回の入院として、支払限度日数分
までお支払いします(重複する入院期間については二重
にお支払いしません)。
気長期入院共済金は、270日以上連続して病気入
病
ご注意 院をしたとき、事故長期入院共済金は、270日以上
連続して事故入院をしたときにお支払いします。入
退院を繰り返し、入院日数を通算して270日になっ
た場合は、長期入院共済金の支払対象外です。
③被共済者が転入院した場合は、1回の入院とみなし、通算し
て184日分(ジュニア20コースおよびV1000円コースのう
- 32 -
ち発効日における被共済者の年齢が19歳以下の共済期間中
(P.30*2参照)は360日分)を限度にお支払いします。な
お、転入院は退院日の当日または翌日に入院したものをいい
ます。ただし、次のような場合で退院日と入院日の間隔があ
るときは、転入院として扱います。
ア.医師の指示により、転院の際に2〜3日待機した場合
イ.旅行先の病院から居住地の病院への転院等、やむをえ
ない事情により転院する場合
3.入院に関する共済金額について
各入院共済金(病気入院・女性特定病気入院・事故入院
共済金)をお支払いする際の共済金日額は、入院開始時に
ご加入のコースの共済金日額です。
※た だ し、 更 改( →「 加 入 コ ー ス を 変 更 す る 場 合( 更 改 )
(P.66)」参照)により入院期間中に共済金額が減額となる
コースが発効した場合は、更改契約発効日以後の入院につい
ては減額したコースの共済金日額にてお支払いします。また、
不慮の事故発生後に保障額の大きいコースへの更改を申し込
み、入院開始日以前に更改契約が発効したときは、事故日に
ご加入のコースの共済金日額にてお支払いします。
【例1】入院期間中に保障額の大きいコースへの更改契約が発
効した場合(入院共済金)
⇒入院開始時にご加入のコースの共済金日額にてお支払いし
ます。
更改契約
発効日
V2000円コース
入院 ① a
V4000円コース
入院 ① b
入院 ②
入院①a:V2000円コースの入院共済金日額(  5,000円)
入院①b:V2000円コースの入院共済金日額(  5,000円)
入院② :V4000円コースの入院共済金日額(10,000円)
【例2】入院期間中に保障額の小さいコースへの更改契約が発
効した場合(入院共済金)
⇒更改契約発効日以後の入院期間については更改後のコース
の共済金日額にてお支払いします。
- 33 -
更改契約
発効日
V4000円コース
入院 ① a
V2000円コース
入院 ① b
入院 ②
入院①a:V4000円コースの入院共済金日額(10,000円)
入院①b:V2000円コースの入院共済金日額(  5,000円)
入院② :V2000円コースの入院共済金日額(  5,000円)
長期入院共済金は、入院が連続して270日となったとき
にご加入のコースの長期入院共済金額にてお支払いします。
※ただし、入院期間中に保障額の大きいコースの更改契約が発
効した場合は、入院開始時にご加入のコースの長期入院共済
金額にてお支払いします。また、不慮の事故発生後に、保障
額の大きいコースへの更改を申し込み、入院開始日以前に更
改契約が発効したときは、事故日にご加入のコースの長期入
院共済金額にてお支払いします。
4.入院に関する共済金のお支払いについてのご注意
①事故入院共済金をお支払いする入院期間中に病気入院を開始
した場合、事故入院共済金のお支払いが終了した後の入院期
間について、病気入院共済金をお支払いします。病気入院共
済金をお支払いする入院期間中に事故入院を開始した場合も
同様です(重複する入院期間については二重にお支払いしま
せん)。
ただし、一般コース、ケガ通院コースで病気入院開始後4日
以内に事故入院共済金のお支払いが終了した場合は、病気入
院の最初の4日分を差し引いてお支払いします。また、病気
入院共済金をお支払いする病気入院の開始日から4日以内に
事故入院を開始した場合、事故入院の開始日から病気入院の
4日目までは事故入院共済金をお支払いします。
②複数の傷病を併発した場合の女性特定病気入院共済金の取り
扱いは、つぎのとおりです。
ア. 女性特定の病気以外の病気や傷害を原因とする入院中
に、女性特定の病気の治療を直接の目的として入院を開始
したときは、女性特定の病気の治療を開始した日を初日と
して、その治療を終了した日までの入院について、女性特
定病気入院共済金をお支払いします。
- 34 -
イ.女性特定病気入院共済金をお支払いする入院期間中に女
性特定の病気以外の病気や傷害を原因とする入院を開始し
た場合、女性特定の病気の治療が終了した後の入院期間に
ついては、女性特定病気入院共済金を支払いません。
ウ.女性特定病気入院共済金をお支払いする入院期間中に別
の女性特定の病気になった場合、または、女性特定の病気
入院を開始したときにその原因と異なる女性特定の病気を
すでに併発していた場合は、当初の入院開始の原因による
入院とみなし、通算して184日分を限度にお支払いします。
③病気長期入院期間中に別の病気を生じた場合、または入院を
開始したときにその原因と異なる病気をすでに併発していた
場合は、当初の入院開始の原因による入院とみなし、連続し
て270日以上となったとき病気長期入院共済金をお支払いし
ます。事故長期入院共済金も同様です。
④入院期間中の外泊日は、契約引受団体が特に認めた場合に限
り、入院日数に含めます。
⑤医師が退院しても差し支えないと認定した後の入院について
は、共済金をお支払いしません。
⑥次のいずれかに該当する入院については、病気入院とみなし、
病気入院共済金のお支払いの対象になります。
ア.異常分娩による入院(契約引受団体が認めたものに限り
ます。)
イ.申込日の翌日以後に発生した不慮の事故を直接の原因と
して、事故の日からその日を含めて180日を経過した後に
開始する入院
ウ.不慮の事故以外の外因を原因とする傷害による入院(契
約引受団体が認めたものに限ります。)
エ.他者の病気の治療を目的とする移植のための臓器等(胸
腹部臓器、骨髄および皮膚)の提供(売買行為によるもの
は除きます。)による入院
オ.他者の不慮の事故を直接の原因とする傷害の治療を目的
とする移植のための臓器等(胸腹部臓器、骨髄および皮膚)
の提供(売買行為によるものは除きます。)による入院
カ.申込日以前の不慮の事故を直接の原因として、申込日か
ら2年を超えて開始した入院
※
「入院に関する共済金の支払限度日数について(P.30)」も
合わせてご参照ください。
- 35 -
事故(ケガ)通院共済金について
1.事故
(ケガ)
通院共済金について
※事故(ケガ)通院は以下、「事故通院」と表記します。
【ジュニア20・女性・医療・ケガ通院コース】
事故通院の場合
固定具装着の場合
被共済者が申込日の翌 骨折等ケガの治療のた
日以後に発生した不慮 め、ギプス、副木等の
の事故(P.46)を直接 固定具の常時装着 *2に
の原因として傷害を被 より平常の生活または
お支払い り、平常の生活または 業務に著しい支障があ
する場合 業務に支障が生じ、事 ると契約引受団体が認
故日から180日以内か めたとき
つ共済期間中に病院に
治 療 の た め の 通 院*1を
開始したとき
事故通院共済金日額×
お支払い 事故通院共済金日額× (入院・通院をしてい
{
する金額
通院日数
ない固定具装着日数)
×0.5日分}
お支払い ・事故日から180日以内の通院
の限度 ・1事故につき最高90日分
受取人
契約者
*1 通院とは、医師による治療が必要であるため、病院また
は診療所に通うこと、または往診により医師の治療を受
けることをいいます。
*2「常時装着」とは、骨折等のケガの治療のために、医師か
ら指示を受けて日常生活において装着する場合をいい、
スポーツ中や特定の作業時にのみ装着する場合は含みま
せん。
※医師とは医師法に定める医師および歯科医師法に定め
る歯科医師とします。
※病 院、診療所以外への通院は、次に該当する場合に対
象となります。ただし健康保険の療養の給付または療
養費の対象となる場合に限ります。
ア. 柔道整復師(接骨院)…脱臼、骨折、打撲、捻挫
の場合
イ. あんまマッサージ指圧師、鍼師または灸師…事前
に医師より医療上の必要性を認められ指示がされて
- 36 -
いる場合
【固定具装着についてお支払いの対象の可能性が高い例】
階段を踏み外し転倒し、大腿骨を骨折したため、ギプスを装着
※次のいずれかの場合、固定具に関する共済金はお支払いしま
せん。
ア.包帯、サポーター、テーピング、ばんそうこう、松葉杖
等の使用
イ.手の中指・薬指・小指、足指、鼻、歯のみの固定
ウ.体内固定
お支払いの判断は、傷病名、固定具の種類、装着中
ご注意 の運動の可否等を総合的に判断して決定します。そ
のため、固定具を装着していてもお支払いの対象と
ならない場合があります。
2.事故通院共済金の支払限度日数について
1つの事故につき、固定具装着期間についてのお支払い
分を合わせて、通院日数90日分が事故通院共済金の支払限
度です。
①入院日や通院日が重複したときは、共済金は二重にお支払い
しません。
ア.同一の事故により同じ日に重複して通院したときは、通
院1日とします。
イ.複数の事故により同じ日に重複して通院したときは、先
に起こった事故の通院日として共済金をお支払いします。
ウ.病気入院共済金、事故入院共済金、女性特定病気入院共
済金をお支払いする入院期間中の通院に対しては、事故通
院共済金をお支払いしません。
②入院日、通院日と固定具装着日が重複しているときは、共済
金は二重にお支払いしません。
ア.各入院共済金(病気入院・女性特定病気入院・事故入院
共済金)をお支払いする入院期間中に固定具を装着したと
しても、固定具に関する支払いはありません(通院したと
しても、事故通院共済金の支払いはありません)。
イ.通院した日に固定具を装着したとしても、固定具に関す
る支払いはありません(事故通院共済金を1日分支払いま
す)。
- 37 -
病院Ⅰ
病院Ⅱ
事故日
申込日
【通院日や入院日が重複した場合の支払事例】
入院
180日
入院①
通院
①
通院
②
③
④
⑤
入院①:事故入院共済金をお支払いします。
通院②、通院④:事故通院共済金をお支払いします。
通院①:同日の入院について事故入院共済金をお支払いするた
め、事故通院共済金はお支払いしません。
通院③:同日の通院②についてのみ共済金をお支払いし、通院
③については共済金をお支払いしません。
通院⑤:事故日より180日を超えているため、共済金をお支払
いしません。
込日以前(申込日当日を含みます。)の不慮の事故
申
ご注意 を原因とする通院は、共済金のお支払いの対象にな
りません。 健康保険の療養の給付または療養費の対象とならな
いものは、事故通院共済金のお支払いの対象になり
ません。
【固定具の支払いについて 具体的事例】
2/1
2/2
通院①
②
2/3
2/4
2/5
2/6
2/7
③
骨折の治療のためにギプスを装着
※V1000円コース(事故通院共済金日額1,000円)に加入
中の場合
⇒この例では、実通院日数は3日間ですが、通院していない4
日間(2/ 3~2/ 6)について、ギプスの装着により平常
の生活または業務に著しい支障があると契約引受団体が認め
たときは、次のとおりの事故通院共済金をお支払いします。
{(通院)3日+(固定具装着日数)4日×0.5}
×(事故通院共済金日額)1,000円=5,000円
- 38 -
3.事故通院共済金の共済金日額について
事故通院共済金をお支払いする際の共済金日額は、通院
開始時にご加入のコースの共済金日額です。
※た だ し、 更 改( →「 加 入 コ ー ス を 変 更 す る 場 合( 更 改 )
(P.66)」参照)により通院期間中に共済金額が減額となる
コースが発効した場合は、更改契約発効日以後の通院につい
ては減額したコースの共済金日額にてお支払いします。また、
不慮の事故発生後に保障額の大きいコースへの更改を申し込
み、通院開始日以前に更改契約が発効したときは、事故日に
ご加入のコースの共済金日額にてお支払いします。
【例1】通院期間中に保障額の小さいコースへの更改契約が発
効した場合
⇒更改契約発効日以後の通院期間については更改後のコース
の共済金日額にてお支払いします。
V2000円コース
(通院日額1,500円)
※事故日から180日以内の通院とします。
V1000円コース
(通院日額1,000円)
事故日
事故通院●
①
事故通院●
②
日額1,500円
日額1,000円
減額したコースの発効日の前日まで(事故通院①)は通院開始
日にご加入のV2000円コースの事故通院共済金日額(1,500
円)を適用し、減額したコースの発効日以後(事故通院②)は
減額したV1000円コースの事故通院共済金日額(1,000円)
を適用します。
【例2】不慮の事故発生後に更改を申し込み、通院開始日以前
に保障額の大きいコースへの更改契約が発効した場合
⇒事 故日にご加入のコースの共済金日額にてお支払いしま
す。
- 39 -
V1000円コース
※事故日から180日以内の通院とします。
V2000円コース
(通院日額1,000円)
(通院日額1,500円)
更改申込日
事故日
事故通院
日額1,000円
事 故 日 に ご 加 入 の V1000円 コ ー ス の 事 故 通 院 共 済 金 日 額
(1,000円)を適用します。
4.事故通院共済金のお支払いについてのご注意
①事故通院共済金は、不慮の事故を直接の原因として傷害を被
り、「平常の生活または業務に支障がある場合」の通院につ
いてお支払いします。
「傷害のために就学に支障があり通院
した」、「傷害のために就業や普段の家事に支障があり通院し
た」等の場合にお支払いの対象となります。そのため、傷害
および治療の内容によってはお支払いの対象とならない場合
があります。また、被共済者が平常の生活または業務に支障
がない程度に治癒した後の通院や、医師が通院しなくてもよ
いと認定した後の通院には共済金をお支払いしません。
手術共済金について
1.手術共済金について
【ジュニア20・女性・医療・ベーシック・ウェルカムコース
および、一般コースのうち3900円コース】
被共済者が共済期間中に、下記①②のいずれかに
該当し、かつ、契約引受団体の定める手術*1を受
けた場合
お支払い
①病気の治療を直接の目的とする手術
する場合
②申 込日の翌日以後に発生した不慮の事故(P.
46)による傷害の治療を直接の目的とする、
その事故日から180日以内の手術
お支払い
手術共済金額×手術支払割合表倍率*2
する金額
- 40 -
お支払い
の限度
・同日に複数の手術を受けた場合または同じ手術
を複数回受けた場合は1回のみ(最も高い手術
倍率にてお支払い)
・手 術支払割合表 別表4備考「3.その他の取扱
い」(P.100)に該当する場合は1回のみ
受取人
契約者
*1 契約引受団体の定める手術とは、「病気の治療または不慮
の事故を直接の原因とする傷害の治療を直接の目的」と
し、かつ 別表4「手術支払割合表」に定めるものをいい
ます。そのため、 別表4に定める手術に該当しないもの
は支払対象外となります。また、 別表4に該当する手術
であっても、治療を直接の目的としない、診断・検査・予
防のための手術等は支払対象外となります。
*2 共 済証書にはそれぞれ倍率を乗じた金額を表示していま
す。
2.手術共済金のお支払いについてのご注意
①別表4 「手術支払割合表」(P.94)に定める手術のうち、
同じ日に複数種類の手術を受けた場合、または同じ手術を複
数回受けた場合は、最も高い倍率の手術で1回のみお支払い
します。
②手術を複数回行った場合は、同じ日でなければその都度お支
払 い し ま す。 た だ し、 別表4 備 考「 3.そ の 他 の 取 扱 い
(P.100)」に該当する場合は除きます。
③日帰りでの手術、または先進医療等であっても契約引受団体
の定める手術に該当すると判断できるものについては、手術
共済金をお支払いします。
④次のいずれかに該当し、かつ別表4(P.94)に定める手術
については、病気の治療を目的とした手術とみなします。
ア.異常分娩による手術(契約引受団体が認めたものに限り
ます。)
イ.申込日の翌日以後に発生した不慮の事故を直接の原因と
して、事故日からその日を含めて180日を経過した後に受
けた手術
ウ.不慮の事故以外の外因を原因とする傷害による手術(契
約引受団体が認めたものに限ります。)
エ.他者の病気の治療を目的とする移植のための臓器等(胸
腹部臓器、骨髄および皮膚)の提供(売買行為によるもの
は除きます。)による手術
オ.他者の不慮の事故を直接の原因とする傷害の治療を目的と
- 41 -
する移植のための臓器等(胸腹部臓器、骨髄および皮膚)の
提供(売買行為によるものは除きます。)による手術
カ.申込日以前の不慮の事故を直接の原因として、申込日か
ら2年を超えて実施した手術
⑤手術共済金は手術日における契約の手術共済金額にてお支払
いします。ただし、不慮の事故発生後に保障額の大きいコー
スへの更改を申し込み、手術日以前に更改契約が発効したと
きは、事故日にご加入のコースの手術共済金額にてお支払い
します。
【お支払いの対象外となる手術の代表例】
手術名等
内容
切り傷、刺し傷、やけど等に対する治療です。
創傷処理
壊死・汚染の洗浄や切除、出血部位の血管等
を縛って、離断した皮膚の縫合を行います。
皮膚や皮下にたまった膿瘍(うみ)を体外
皮膚切開術
に排出するために皮膚を切開する治療です。
感染、壊死組織を除去し、傷を清浄化する
デブリードマン
ことで他の組織への影響を防ぐ治療です。
歯を抜く手術です(抜歯に伴う骨切除も含
抜歯手術
みます)。
骨、軟骨または関
切開等を行わずに、骨折によるズレや脱臼
節の非観血的ま
を正常な状態に治したり、動きが悪くなっ
たは徒手的な整
た関節に力を加えて動かせるようにする治
復術、整復固定術
療です。
および授動術
【筋骨格系・四肢・体幹】筋膜切離術、筋膜
切開術、ガングリオン摘出術、陥入爪手術、
【神経系・頭蓋】脊髄ドレナージ術、【眼】
霰粒腫摘出術、眼瞼膿瘍切開術、角膜潰瘍
掻爬術、角膜潰瘍焼灼術、【耳鼻咽喉】鼓膜
切開術、扁桃周囲膿瘍切開術、鼻腔粘膜焼
そ の 他 別表4
灼術、鼻茸摘出術、【顔面・口腔・頸部】が
(P .94)に該当
ま腫切開術、【心・脈管】経皮的心肺補助法、
しない手術の代
【腹部】腹壁膿瘍切開術、肛門良性腫瘍、肛
表例
門ポリープ、肛門尖圭コンジローム切除術、
痔に対する硬化療法・結紮術・焼灼術・血
栓摘出術、
【性器】尖圭コンジローム切除術、
そうは
包茎手術、子宮内膜掻 爬術(流産による手
術を除く)、子宮頸管ポリープ切除術、膣ポ
リープ切除術、【歯科】歯根嚢胞摘出手術、
- 42 -
歯の再植術、頬、口唇、舌小帯形成術 等
※上 記に該当する場合であっても、悪性新
生物の治療を直接の目的とする手術につ
いては、支払対象となります。
病気やケガの治
療を直接の目的 レーシック、インプラント、美容整形、診断・
としない手術の 検査・予防のための手術 等
代表例
※上記「お支払いの対象外となる手術の代表例」に該当する手
術は、病気やケガの程度によらず対象外となります。
令等の改正または医療技術の変化があり、その改
法
ご注意 正または変化が手術共済金等の支払事由に関する規
定に影響を及ぼすと認めたときは、主務官庁の認可
を得て、この契約の掛金、共済金額を変更すること
なく、手術支払割合表別表4(P.94)を変更する
ことがあります。この場合、契約者にその旨を事前
通知します。
先進医療特約の共済金について
先進医療特約は、所定のコースに任意で付帯することが
できる特約です。共済証書でご契約内容をご確認いただき、
先進医療特約の付帯をご希望の方は、「先進医療特約を中途
付帯または終了する場合(中途変更)(P.68)」をご確認い
ただき、お手続きください。なお、中途付帯の申し込みに
あたっては、告知事項への回答が必要です。
1.先進医療特約の共済金について
(1)先進医療共済金について
【ジュニア20・女性・医療・ベーシック・ウェルカムコース
(J1600、J1900、V1000、W1000円コースを除きます)】
被共済者が共済期間中に、下記①②のいずれかに
該当し、かつ、別表6「先進医療の範囲」
(P.107)
に定める先進医療による療養を受けた場合
お支払い
①病気を直接の原因とする先進医療による療養
する場合
②申 込 日 の 翌 日 以 後 に 発 生 し た 不 慮 の 事 故
(P.46)を直接の原因とする、その事故日から
180日以内の先進医療による療養
- 43 -
お支払い 先進医療にかかる技術料のうち自己負担した費用
する金額 (以下、「自己負担額」といいます。)と同額
お支払い
1回の先進医療につき1,000万円
の限度
受取人
契約者
(2)先進医療一時金について
【ジュニア20・女性・医療・ベーシック・ウェルカムコース
(J1600、J1900、V1000、W1000円コースを除きます)】
お支払い
先進医療共済金を支払う場合
する場合
下記①②のいずれか大きい額
お支払い
①自己負担額×10%
する金額
②5万円
お支払い 1回の先進医療につき、先進医療共済金と合算し
の限度
て1,000万円
受取人
契約者
【計算例】
【例1】自己負担額が200万円の場合
先進医療共済金:200万円
先進医療一時金:200万円×10%=20万円
【例2】自己負担額が10万円の場合
先進医療共済金:10万円
先進医療一時金:10万円×10%=1万円
自 己 負 担 額 ×10 % <5万 円 と な る た め、
先進医療一時金は5万円
※共済金を削減して支払う場合、上記の「お支払いする金額」、
「お支払いの限度」のとおりの支払いにはなりません。詳し
く は、「 共 済 金 を 削 減 し て お 支 払 い す る 場 合 に つ い て 」
(P.57)をご参照ください。
2.先進医療共済金・先進医療一時金のお支払いにつ
いてのご注意
①先進医療共済金のお支払額には、先進医療にかかる技術料以
外の費用は含まれません。
②同一の先進医療において複数回にわたって一連の療養を受け
た場合は、それらの一連の療養を1回の先進医療による療養
とみなします。
③次のいずれかに該当する先進医療については、病気を直接の
- 44 -
原因として受けた先進医療とみなします。
ア.異常分娩による先進医療(契約引受団体が認めたものに
限ります。
)
イ.申込日の翌日以後に発生した不慮の事故を直接の原因と
して、事故の日からその日を含めて180日を経過した後に
受けた先進医療
ウ.不慮の事故以外の外因を原因とする傷害による先進医療
(契約引受団体が認めたものに限ります。)
エ.他者の病気の治療を目的とする移植のための臓器等(胸
腹部臓器、骨髄および皮膚)の提供(売買行為によるもの
は除きます。)による先進医療
オ.他者の不慮の事故を直接の原因とする傷害の治療を目的
とする移植のための臓器等(胸腹部臓器、骨髄および皮膚)
の提供(売買行為によるものは除きます。)による先進医
療
カ.申込日以前の不慮の事故を直接の原因として、申込日か
ら2年を超えて実施した先進医療
進医療に該当するか否かは、治療を受ける前に主
先
ご注意 治医にご確認ください。
先進医療とは、公的医療保険の対象となっていない
高度の医療技術を用いた療養のうち、厚生労働大臣
が認める医療技術をいいます。医療技術ごとに対象
となる適応症(疾患・症状等)や実施する医療機関
が限定されていて、先進医療の対象となる医療技術
やその適応症、実施する医療機関は、随時見直しさ
れています。
そのため、先進医療と認定されていた医療技術が公
的医療保険の給付対象となった場合や、承認取消等
の理由により、療養を受けた日現在で先進医療でな
くなった場合は、先進医療共済金・先進医療一時金
のお支払対象になりません。
また、2016年4月より実施されている患者申出療
養制度により先進的な医療技術を受療された場合で
も、先進医療共済金・先進医療一時金のお支払対象
にはなりません。
- 45 -
「不慮の事故」 について
不慮の事故とは次の「急激」「偶然」「外因」の3つの条
件すべてにあてはまる事故のことをいいます(→別表2「不
慮の事故等の定義とその範囲」(P.87)参照)。
突発的に発生することをいいます。
ケガの原因としての事故が緩慢に発生するので
急激とは
はなく、原因となった 「事故」から結果として
の 「ケガ」までの過程が直接的で、時間的間隔
のないことを意味します。
予知されない出来事をいいます。
「事故の発生が偶然である」、「結果の発生が偶
偶然とは
然である」
、「原因、結果とも偶然である」のい
ずれかであることを必要とします。
ケガの原因が被共済者の身体の外からの作用に
よることをいいます。
交通事故、転倒、転落等 別表2(P.87)で定
外因とは
める範囲のものをいいます。
※戦 争や変乱は、別表2で定める範囲外であ
り、外因に該当しません。
※病 気または体質的な要因を持つ方が軽微な外因により発症
(悪化)したようなケースは、不慮の事故とみなしません。
※なお、次に挙げる感染症は、「急激」「偶然」「外因」の3つ
の条件に関わらず、不慮の事故とみなします。
不慮の事故とみなす感染症
ペスト、エボラ出血熱、マールブルグ病、クリミア・コンゴ
出血熱、ラッサ熱、腸チフス、パラチフス、ジフテリア、コ
レラ、細菌性赤痢、急性灰白髄炎、腸管出血性大腸菌感染症
(1)
「急激」「偶然」
「外因」の3つの条件すべてにあてはまる
場合の具体例
①家庭生活で起きる事故
ア.交通事故 イ.はしご等高いところからの転落
ウ.火災や爆発 エ.刃物での切り傷
②勤め先や通勤途上の事故
工場等で作業中に機械に指をはさむ
③スポーツや旅行中の事故
スキーで転倒し骨折
- 46 -
(2)
「急激」「偶然」
「外因」の3つの条件にあてはまらない場
合の具体例
しもやけ、日焼け、熱中症、靴擦れ、けんしょう炎、寝違い、
筋肉痛、疲労骨折、野球肘、テニス肘、習慣性脱臼、各種職
業病、陥入爪(まき爪)、爪周囲炎、五十肩(肩関節周囲炎)
中耳炎、感染症(とびひ、水ぼうそう等)、アレルギー性結
膜炎、化粧かぶれ、薬かぶれ等
住宅災害共済金について
1.住宅災害共済金について
お支払い
する場合
お支払い
する金額
受取人
【ジュニア20コースを除くすべてのコース】
ア.全焼・全壊・流失
被共済者の居住す
焼 破損割合が70%以上と る 住 宅(*1) ま
なったとき、または建物 たは家財が、共済
が流失したとき
期間中に火災、破
イ.半焼・半壊
裂・ 爆 発(*2)、
焼 破 損 割 合 が20 % 以 上 航空機の墜落、車
両(*3)の衝突、
70%未満となったとき
ウ.一部焼・一部損壊
その他不慮の人為
焼 破損割合が20%未満で 的 災 害(*4) お
あり、建物および家財の よび落雷、風水害
損 害 額 が20万 円 以 上 と その他の自然災害
なったとき
(*5)( 地 震・ 津
波・噴火を除きま
エ.床上浸水
上記ア~ウには該当せず、 す。) で 左 記 ア ~
豪雨等で床面以上に浸水 エのいずれかに該
(土砂の流入を含みます。) 当する損害を受け
したとき
た場合
住宅災害共済金額
※損害の区分により、コースごとにお支払いする
共済金額をあらかじめ定めています。共済証書
にてご確認ください。
契約者
一部焼・一部損壊で損害額が20万円未満の場合や床下
ご注意 浸水の場合は共済金のお支払いの対象になりません。 住宅災害共済金は、火災共済・火災保険のように損害
を補てんするものではありません。
- 47 -
※焼破損割合は建物(付属設備を含みます。)または家財ごと
に計算し、いずれか大きい割合を採用します。
*1 被 共済者の居住する住宅とは、被共済者が日常生活を営む
ために居住している住宅で、自家、借家、借間を問いません。
いずれの場合も被共済者の占有部分を対象とします。
*2 破裂・爆発とは、気体または薬品等の急激な膨張による破裂・
爆発や凍結による水道管等の破裂・爆発をいいます。水道管
が老朽化により破裂した場合等は、共済金の支払対象外です。
*3 被共済者または被共済者と生計を共にする親族が所有もし
くは運転する車両を除きます。
*4 不慮の人為的災害とは、次に掲げるものをいいます。ただし、
自然現象をともなわず、人的要因による不測かつ突発的な
事故により損害が発生しているものに限ります。
ア. 建物外部からの物体の落下、飛来、衝突または倒壊に
よる損壊。ただし、被共済者またはその者と生計を共に
する親族およびこれらの者と当該事故の発生にかかわっ
た者の加害行為による損害をのぞきます。
イ. 同一の建物の他人の居室で生じた不測かつ突発的な事
故にともなう漏水、放水、または溢水による水ぬれ損害。
ウ. 給排水設備に生じた不測かつ突発的な事故にともなう
漏水、放水、または溢水による水ぬれ損害。ただし、被
共済者の居住している住宅に存在する欠陥または腐蝕、
さび、かび、虫害、その他の自然の消耗等に起因する損
害をのぞきます。
エ. その他突発的な第三者の直接加害行為。ただし、被共
済者またはその者と生計を共にする親族およびこれらの
者と当該事故の発生にかかわった者の直接加害行為によ
る損害をのぞきます。
*5 風水害その他の自然災害は、暴風雨、旋風、突風、台風、高潮、
高波、洪水、なが雨、豪雨、雪崩れ、降雪、降ひょうを直
接原因とした災害をいいます。
2.住宅災害共済金のお支払いについてのご注意
①損害額算出の対象となるものは次のとおりです。
ア.建物
イ.家財
ウ.畳、建具、その他の建物の従物
エ.電気・ガス・冷暖房設備、その他の建物の付属設備
オ.門、塀、垣根、その他の建物の付属工作物
カ.建物に付属する物置、納屋、その他の付属建物
キ.敷地
※共有物または営業目的に使用しているものは損害額算出の対
- 48 -
象になりません。
※上記イについては、次の2点を満たすものに限り対象となり
ます。
ⅰ.被共済者が日常生活を営むために居住している住宅と同
一敷地内に存在するもの
ⅱ.被共済者または被共済者と同居する親族が、日常生活に
必要とするものであること
※上記のうちオ・カは、被共済者が集合住宅または借間に住ん
でいる場合は、損害額算出の対象になりません(被共済者ま
たは被共済者と同居する親族の費用で取付けたものは対象に
なります)。
※上記キについては、次の2点を満たすものに限り対象となり
ます。
ⅰ.被共済者の居住する建物の敷地部分が崩れていること
ⅱ.敷地の崩壊のために被共済者の居住する建物に損害が及
ぶおそれがあること
②損害額算出の対象とならないものは次のとおりです。
ア.通貨、有価証券、印紙、切手その他これらに準ずるもの
イ.貴金属、宝石、宝玉、貴重品および美術品たる書画、彫
刻物その他のもの
ウ.稿本、設計図、図案、雛形、鋳型、模型、証書、帳簿そ
の他のもの
エ.営業用の商品、半製品、原材料、器具備品、設備その他
のもの
オ.自動車(排気量125ccを超えるもの)
カ.家畜、家きん、植物その他これらに類するもの
キ.物置・納屋の収容物で日常生活に必要でないもの
③複数の災害により損害を受けた場合の取り扱いは次のとおり
です。
ア.原因となる災害を特定できる場合、それぞれの災害につ
いて、損害の程度に基づき住宅災害共済金を支払います。
イ.原因となる災害を特定できない場合、直近の災害による
損害とみなし、最終的な損害の程度に基づき住宅災害共済
金を支払います。
申込日の翌日以後発効日の前日までに発生した
共済事由の取り扱いについて
申込日の翌日以後、発効日の前日までに発生・開始した共済事
由であっても、契約が発効したことを条件に、次の場合は共済
期間中の事由とみなして、共済金をお支払いします。
- 49 -
※ただし、申込日の翌日以後、発効日の前日までに他の《たす
けあい》の契約が継続しており、同一事由について共済金を
お支払いする場合には重複して共済金をお支払いしません。
(1)不慮の事故または住宅災害に関する共済金
申込日の翌日以後に発生した不慮の事故(P.46)を直接の
原因として(住宅災害共済金の場合は、火災や自然災害等に
より)、発効日の前日までの期間に下表に該当する事由が発
生した場合、共済金をお支払いします。
※新規契約と更改、更新、移行または中途変更で新たに付帯
された保障が対象です(契約または中途変更が成立しな
かった場合はお支払いしません)。
事故死亡・事故重度障害共済金
被 共済者が死亡または重度障がい 別表1 (P.86)となった
場合
事故後遺障害共済金
被共済者が後遺障がい 別表3 (P.89)となった場合
事故入院共済金
被共済者が病院に入院を開始した場合(* 1)
事故長期入院共済金
被共済者が病院に入院を開始し、その入院が発効日より前の
入院日数を含んで共済期間中に連続して 270 日以上となった
場合
事故通院共済金
被共済者が傷害を被り、平常の生活または業務に支障が生じ、
病院に通院を開始した場合(* 2)
手術共済金(事故)
被共済者が、傷害の治療を直接の目的として 別表4 「手術支
払割合表」(P.94)に定める手術を受けた場合
先進医療共済金・先進医療一時金(事故)
(P .107)に定める
被共済者が、 別表6 「先進医療の範囲」
先進医療による療養を受けた場合
扶養者事故死亡・扶養者事故重度障害共済金
被 共済者の扶養者が死亡または重度障がい 別表1 (P.86)
となった場合
住宅災害共済金
被共済者の居住する住宅または家財が、火災や台風等の自然
災害等により損害を受けた場合(* 3)
*1 事故入院共済金は、1 回の入院について 184 日分(ジュ
ニ ア 20 コ ー ス お よ び V 1000 円 コ ー ス の う ち 発 効
日における被共済者の年齢が 19 歳以下の共済期間中
- 50 -
(P.30 *2参照)は 360 日分)を限度とし、発効日
以後に開始した入院と入院日数を通算します。
*2 事 故通院共済金は、同一の不慮の事故による通院につ
いて 90 日分を限度とし、発効日以後に開始した通院
と通院日数を通算します。
*3 損 害額が 20 万円以上または床上浸水の場合に限りま
す。
【事故入院共済金の支払事例】
共済期間
事故入院
発効日
事故日
申込日
事故入院:申 込日の翌日以後の不慮の事故を直接の原因とす
る、発効日の前日までに開始する事故入院は、事故
入院共済金の支払対象になります。
(2)病気入院に関する共済金
病気の治療を直接の目的として、申込日の翌日以後、発効日
の前日までの期間に下表に該当する事由が発生した場合、発
効日以後の入院期間について共済金をお支払いします(発効
日前の入院期間は支払対象外です)。
※新規契約と更改、更新、移行で新たに付帯された保障が対
象です(契約が成立しなかった場合はお支払いしません)。
病気入院共済金
ジュニア 20、女性、医療、ベーシック、ウェルカムコース
被共済者が、病気の治療を直接の目的として病院に入院を
開始し、発効日以後も継続していた場合(* 1)
一般、ケガ通院コース(* 2)
被共済者が、病気の治療を直接の目的として病院に入院を
開始し、発効日以後も継続かつその入院が共済期間中に連
続して5日以上となった場合(* 1)
女性特定病気入院共済金
(P.102)に定
被 共済者が、別表5 「女性特定疾病分類表」
める女性特定の病気の治療を直接の目的として病院に入院を
開始し、発効日以後も継続していた場合(* 3)
- 51 -
病気長期入院共済金
被共済者が、病気の治療を直接の目的として病院に入院を開
始し、発効日以後も継続かつその入院が共済期間中に連続し
て 270 日以上となった場合
*1 病気入院共済金は1回の入院について184日分(ジュニ
ア20コースおよびV1000円コースのうち発効日にお
ける被共済者の年齢が19歳以下の共済期間中(P.30
*2参照)は360日分)を限度とし、発効日以後に開
始した入院と入院日数を通算します。
*2 支払限度日数を上限に(共済期間中の入院日数-4日)
分が支払対象となります。
*3 女性特定病気入院共済金は1回の入院について184日分
を限度とし、発効日以後に開始した入院と入院日数を
通算します。
【病気入院共済金の支払事例】
支払対象外
共済期間
病気入院
発効日
申込日
病気入院:申込日の翌日以後、発効日の前日までに開始する病
気の治療を直接の目的とする入院が発効日以後も継
続している場合、発効日以後の入院期間について、
病気入院共済金の支払対象になります。
※上 記(1)および(2)については、「保障内容について
(P.22)」、
「共済金をお支払いしない場合について(P.53)」、
「共済金を削減してお支払いする場合について(P.57)」、
「共済金のご請求とお支払いの詳細(P.80)」、「契約の解除
(P.71)」等該当する各規定を適用します。
- 52 -
共済金をお支払いしない場合について
1.共済金をお支払いしない場合
(免責事由)
先
進
医
療
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
(*4)
- 53 -
病気・事故入院、 病気・事故長期入院
×
(*2)(*3)
2.
契 約者または被共済者の重大な
過失、または重大な過失により
生じた傷害によるとき
3.
被 共済者による犯罪行為、また
は犯罪行為により生じた病気 ・ ×
傷害によるとき
4.
被 共済者の法令に定める運転資
格を持たない運転中、または酒
気帯び運転中に生じた事故によ
るとき
5.
被 共済者の精神障がいまたは泥
酔によるとき
6.
被 共済者の薬物依存、または薬
物依存により生じた病気・傷害
によるとき
7.
頸 部症候群(むちうち症)また
は 腰 ・ 背 痛 で 他 覚 症 状( * 8)
のないものによるとき
8.
指定職業(* 10)の就業にとも
なう原因によるとき
9.
被 共済者の病気に起因して生じ
た事故によるとき
女性特定病気入院
×
(*1)
事故死亡、事故重度障がい
亡
契約者
1.
右 記共済関
被共済者
係者の故意
(自殺行為含む)
によるとき
受取人
事 故 通 院、 手 術
死
共済金をお支払い
しない場合
病 気 重 度 障 が い
気
共済事由
事 故 後 遺 障 が い
病
下記の共済事由について、下表各欄に×印がある場合、共済
金をお支払いしません(免責事由)。
(*4)
×
×
×
(*5) (*6)
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
(*7) (*7)
(*9)
×
×
×
×
(*3)
×
被共済者
×
受取人
×
被共済者の扶養者
3.
契約者、被共済者、受取人または被共済者
の扶養者の犯罪行為によるとき
4.
被共済者の扶養者の法令に定める運転資格
を持たない運転中、または酒気帯び運転中
に生じた事故によるとき
5.
被共済者の扶養者の精神障がいまたは泥酔
によるとき
8.
指 定職業(* 10)の就業にともなう原因
により発生したとき
9.
被共済者の扶養者の病気に起因して生じた
事故によるとき
10.
新規契約(* 13)の申込日以前にすでに
発生していた傷病を直接または間接の原
×
因として新規契約の申込日から 180 日以
内に発生したとき
11.
新規契約(* 13)の申込日以前にすでに
発生していた傷病を直接または間接の原
因として新規契約の申込日から 1 年以内
に発生したとき
12.
火 災等または風水害等の際の紛失、盗難
によるとき
13.
直 接 ・ 間接を問わず地震 ・ 津波 ・ 噴火に
よるとき、または戦争その他の変乱によ
るとき(* 14)
- 54 -
×
(*4) (*4)
× (*11) ×
契約者
害
×
×
災
×
宅
×
住
×
×
× (*11)
契約者と同一世帯に属する者(* 12)
2.
右 記 共 済
関係者の
重大な過
失による
とき
扶養者事故重度障がい
1.
右 記 共 済 被共済者
関係者の
受取人
故意によ
るとき
被共済者の扶養者
扶養者事故死亡
契約者
親死亡、親重度 障 が い
共済金をお支払い
しない場合
家族死亡、家族重度障がい
共済事由
×
×
×
×
×
×
×
(*4) (*4)
×
×
×
×
×
×
×
×
×
*1 契約者が被共済者と同一人である場合を除きます。
*2 被共済者の自殺行為による重度障がいの場合を除きます。
*3 免責事項ではありませんが、
「不慮の事故」に該当しないため、
共済金の支払いはありません。
*4 受 取人が複数の場合は、その残額を他の故意に該当しない受
取人にお支払いします。
*5 免責事項ではありませんが、同表 2.または 9.に該当する場
合は共済金のお支払いはありません。
*6 先 進医療特約を付帯している共済期間中に、精神障がいを直
接の原因として先進医療による療養を受けた場合を除きます。
*7 医 療行為によって薬物依存になった場合や、薬物依存の原因
について、契約者、受取人または被共済者のいずれにも責任
がない場合を除きます。
*8 他覚症状とは、患者自身の自覚(疼痛等)に関わらず、レント
ゲン検査または脳波検査等の結果、客観的、かつ医学的に証明
できる所見がある状態で、契約引受団体が認めたものとします。
*9 事
故重度障がいの場合を除きます。
*10 指
定職業とは次の職業のことをいいます。
ア.力士、拳闘家、プロレスラー、軽業師(かるわざし)等
イ.テストパイロット、テストドライバー等
ウ.競馬、競輪、オートレース、競艇等の職業競技者
エ. 国際平和協力隊員等(海外派遣中の全期間を従事中とみ
なします。)
※指定職業に従事しているアルバイトも含みます。
*11 当
該親または扶養者と同一の方である場合を除きます。
*12 そ
の方が契約者に共済金を取得させる意思がなかったことを、
契約者が証明した場合を除きます。
*13 保
障額を増額する更改契約の場合、増額部分が新規契約と同
様の扱いとなります。
*14 地
震・津波・噴火・戦争の原因により生じた火災等が延焼も
しくは拡大したことにより生じた損害、または発生原因のい
かんを問わず、火災等が地震・津波・噴火・戦争の原因によ
り延焼もしくは拡大したことにより生じた損害を含みます。
2.免責事由以外で共済金をお支払いしない主な事例
「1.共済金をお支払いしない場合(免責事由)」以外に次の
ような場合は、共済金をお支払いしません。
①各共済金の「お支払いする場合」に該当しない場合
ア. 申込日以前(申込日当日を含みます。)に発生した不
慮の事故によるケガの治療のための入院・通院・手術・
先進医療による療養の場合(申込日から2年を超えて開
始した入院、実施した手術・先進医療による療養を除き
ます。)
イ.不慮の事故を直接の原因としないケガの治療や、病気
の治療のための通院の場合
- 55 -
ウ. 病気やケガの治療を直接の目的としない手術(レー
シック、インプラント、美容整形、診断・検査・予防の
ための手術等)を受けた場合
エ. 別表4「手術支払割合表」(P.94)に該当しない手術
(創傷処理、抜歯等)を受けた場合
オ.医師が退院しても差し支えないと認定した後の入院の
場合
カ.平常の生活または業務に支障がない程度に治癒した後
の通院や、医師が通院しなくてもよいと認定した後の通
院の場合
キ.介護保険による入所の場合
ク.その他各共済金の「お支払いする場合」の条件を満た
さない場合
②告知義務違反により契約が解除となった場合(→「契約の
解除(P.71)
」参照)
※加入申込時に、契約者または被共済者が告知事項に事実
と異なる回答をしていたときは、契約が告知義務違反に
よる解除となる場合があります。
③重大事由により契約が解除となった場合(→「契約の解除
(P.71)」参照)
※例えば、共済金請求時に詐欺行為を行った場合や契約者、
被共済者または受取人が反社会的勢力に該当する場合等
は、契約が重大事由による解除となります。
④契約引受団体が求めた共済金請求に必要な書類が未提出の
場合(→「共済金のご請求とお支払いの詳細(P.80)」参
照)
※必要な書類をご提出いただき、事実確認ができるまでは
共済金をお支払いしません。
⑤受取人による書類の虚偽表示・偽造があった場合(→「共
済金のご請求とお支払いの詳細(P.80)」参照)
⑥条件付加入制度で加入しており、申込時に共済金をお支払
いしないことに同意した事由による場合(→資料2「条件
付加入制度」(P.110)参照)
⑦共済事由発生時に契約が失効していた場合(→「掛金の払
込猶予期間と契約の失効(P.18)」参照)
⑧契約が無効や取消となった場合(→「契約の無効(P.70)」
「詐欺または強迫による契約の取消(P.73)」参照)
- 56 -
共済金を削減してお支払いする場合について
1.共済金を削減してお支払いする場合
申込日から1年以内に発生・開始した共済事由や、自殺
行為による共済事由について、共済金を削減してお支払い
する場合があります。
◎共済金をお支払いする場合で、次の(1)~(4)に該当す
る場合は、共済金を削減してお支払いします。ただし、他の
規定により共済金をお支払いしない場合があります(→「共
済金をお支払いしない場合について(P.53)」参照)。
◎共済金額は、次の計算により算出します。
支払共済金額=共済金額×支払率(表中の 「支払率」欄に表記)
(1)病気死亡・病気重度障害共済金
削減事由
支払率(支払共済金)
ア. 申込日から2年以内かつ発効日後 共済金額の20%ま
の自殺による死亡または自殺行為に たは10万円のいず
よる重度障がい
れか大きい額
*
イ.申込日以前にすでにかかっていた 病気または受傷して
いた傷害を原因として(直接・間接を問いません)、申込
日から申込日を含んで
ⅰ.90日以内に死亡または重度障
30%
がいとなったとき
ⅱ.91日 ~ 180日 以 内 に 死 亡 ま
50%
たは重度障がいとなったとき
ⅲ.181日~1年以内に死亡また
70%
は重度障がいとなったとき
(2)親死亡・親重度障害共済金(ジュニア20コース)
削減事由
申込日から1年以内かつ発効日後の自殺
による死亡または自殺行為による重度障
がい
- 57 -
支払率
50%
(3)病気入院共済金、病気長期入院共済金、女性特定病気入
院共済金
削減事由
支払率
申込日以前にすでにかかっていた*病気を原因として(直接・
間接を問いません)
、申込日から申込日を含んで
ⅰ.90日以内に始まる入院
30%
ⅱ.91日~ 180日以内に始まる入院
50%
ⅲ.181日~1年以内に始まる入院
70%
済金を削減してお支払いした入院と1回の入院と
共
ご注意 みなす再入院について、共済金をお支払いする場合
は、前の入院と同じ支払率に削減してお支払いしま
す(→「共済金を削減してお支払いする主な事例
(P.59)」参照)。
(4)手術共済金・先進医療共済金・先進医療一時金
削減事由
支払率
申込日以前にすでにかかっていた*病気を原因として(直接・
間接を問いません)
、申込日から申込日を含んで
ⅰ.90日以内に受けた手術・先進医
30%
療
ⅱ.91日 ~ 180日 以 内 に 受 け た 手
50%
術・先進医療
ⅲ.181日~1年以内に受けた手術・
70%
先進医療
※先進医療一時金は、削減しない場合の支払共済金額を算出し
たうえで支払率を乗じます。そのため、保障額が最低保障額
の5万円を下回る場合があります。
*
「申込日以前にすでにかかっていた」とは、次のいずれかの
状態をいいます。
ア.契約者または被共済者が、申込日以前に被共済者の病気
の症状について自覚または認識していた場合
イ.被共済者が申込日以前に医師の診療を受けていた場合
ウ.被共済者が健康診断等において検査異常の指摘を受けて
いた場合(被共済者の法定代理人が被共済者に代わり、検
査異常の指摘を受けていた場合も含みます。)
- 58 -
2.共済金を削減してお支払いする主な事例
※以下、例に挙げる入院・先進医療による療養は、すべて申込
日以前にすでにかかっていた病気が原因の入院・先進医療に
よる療養とします。
(1)病気入院共済金を削減してお支払いする主な事例
申込日
【例1】
発効日
入院
90日以内
⇒入 院開始日が申込日から90日以内のため、共済金日額の
30%にてお支払いします。
※V2000円コースに加入の場合
病気入院共済金日額=
(V2000円コースの入院共済金日額)5,000円
×(支払率)30%=1,500円
申込日
【例2】1回の入院について
共済金を削減してお支払いした入院と1回の入院とみなされる
再入院については、前の入院と同じ支払率に削減してお支払い
します。
発効日
入院 ①
90日以内
入院 ②
180日以内
※入院②は入院①と同一原因の入院とします。
⇒入院①:入 院開始日が申込日から90日以内のため、共済金
日額の30%にてお支払いします。
入院②:入院①の退院日から180日以内の入院のため、1回
の入院とみなし、入院①と同じ支払率(共済金日額
の30%)にてお支払いします。
※V1000円コースに加入の場合
病気入院共済金日額=
(V1000円コースの入院共済金日額)2,000円
×(支払率)30%=600円
- 59 -
【例3】保障額の小さいコースに更改した場合
※V4000円コースの入院共済金日額=10,000円
V2000円コースの入院共済金日額=  5,000円
V4000円コース
V4000
発効日
V2000 V2000
発効日
申込日
申込日
V4000
V2000円コース
入院
181日以上 1年以内
⇒更改前の契約(V4000円コース)の申込日からの経過日数
にて支払率を決定します。
入院開始日がV4000円コースの申込日より1年以内のため、
共済金日額の70%にてお支払いします。
病気入院共済金日額=
(V2000円コースの入院共済金日額)5,000円
×(支払率)70%=3,500円
【例4】保障額の大きいコースに更改した場合
※V2000円コースの入院共済金日額=5,000円
R4000円コースの入院共済金日額=7,000円
V2000円コース
V2000
発効日
R4000 R4000
発効日
申込日
申込日
V2000
R4000円コース
入院
1年超
91日以上180日以内
R4000円コースの入院共済金日額(7,000円)を
①更改前の契約(V2000円コース)の入院共済金日額(5,000
円)と
②更改により増額した入院共済金日額(7,000円-5,000円=
2,000円)
に分けて計算します。
⇒①については、更改前の契約(V2000円コース)の申込日
からの経過日数にて支払率を決定します。入院開始日が
- 60 -
V2000円コースの申込日より1年を超えるため、①部分の
共済金日額に削減はありません。
②については、更改契約(R4000円コース)の申込日から
の経過日数にて支払率を決定します。入院開始日がR4000
円コース申込日から180日以内のため、共済金日額の50%
にてお支払いします。
① 部 分 の 共 済 金 日 額 は5,000円、 ② 部 分 の 共 済 金 日 額 は
2,000円×(支払率)50%=1,000円です。①+②で、共済
金日額6,000円にてお支払いします。
(2)先進医療特約の各共済金を削減してお支払いする主な事例
【基本的な考え方】
最初に共済金を削減しない場合の先進医療共済金、先進医療一
時金を計算したうえで、削減を行います。
先進医療
申込日
【例1】自己負担額が200万円の場合
発効日
91日以上180日以内
⇒先 進医療実施日が申込日から91日以上180日以内のため、
自己負担額の50%にてお支払いします。
先進医療共済金:200万円×50%=100万円
先進医療一時金:200万円×10%×50%=10万円
先進医療
申込日
【例2】自己負担額が10万円の場合
発効日
91日以上180日以内
⇒先 進医療実施日が申込日から91日以上180日以内のため、
自己負担額の50%にてお支払いします。
先進医療共済金:10万円×50%=5万円
先進医療一時金:10万円×10%=1万円(<最低保障額5万
円)
削減しない場合の先進医療一時金は5万円
となるため、5万円×50%=2.5万円
- 61 -
年齢満期時の取り扱い、および入院中に契約が
消滅した場合の取り扱いについて
1.年齢満期時の取り扱い
(1)満期終了した場合
契 約が年齢満期日を迎え、満期終了した場合であっても、
①~③に該当するときは、共済期間終了後の期間も共済金を
お支払いします。
①共済期間中の不慮の事故を直接の原因とする重度障がい・
後遺障がいについて、満期終了日翌日以後に症状固定した
場合も共済期間中の症状固定とみなし、各共済金の支払対
象になります。
※事故日から2年以内の症状固定に限ります。
※①の対象となる共済金は、病気重度障害共済金、事故重
度障害共済金、事故後遺障害共済金です。
②共済期間中から継続する入院・事故通院について、満期終
了日後の期間も共済期間中の入院・事故通院とみなし、各
共済金の支払対象になります。
※共済期間中から継続する入院・事故通院についてのみ支
払対象になります。一度退院し、満期終了日翌日以後に
再度入院を開始した場合や、共済期間中から継続する事
故通院と異なる不慮の事故により通院を開始した場合
は、支払対象になりません。
※②の対象となる共済金は、病気入院共済金、女性特定病
気入院共済金、事故入院共済金、病気(事故)長期入院
共済金、事故通院共済金です。
③ ②の入院共済金(長期入院共済金を除きます。)が支払わ
れる期間中の手術・先進医療については、共済期間中の手
術・先進医療とみなし、支払対象になります。
※共済期間中から継続する入院の原因となった傷病の治療
を直接の目的とする手術、もしくは当該傷病を直接の原
因とする先進医療による療養に限ります。
(2)保障額が小さいコースへの継続契約が発効した場合
契約が年齢満期日を迎え、保障額が小さいコースへの継続契
約が発効した場合は、次のとおり取り扱います。
①満期を迎えたコースの共済期間中の不慮の事故を直接の原
因とする重度障がい・後遺障がいについては、継続契約発
効日以後に症状固定した場合も満期を迎えたコースの重度
障害・後遺障害共済金額でお支払いします。
- 62 -
※事故日から2年以内の症状固定に限ります。
※①の対象となる共済金は、病気重度障害共済金、事故重
度障害共済金、事故後遺障害共済金です。
②満期を迎えたコースの共済期間中から継続する入院・事故
通院については、継続契約発効日以後の期間も満期を迎え
たコースの入院・事故通院共済金額でお支払いします。
※満期を迎えたコースの共済期間中から継続する入院・事
故通院についてのみ対象となります。当該共済期間終了
後、一度退院し、再度入院を開始した場合や、同共済期
間中から継続する事故通院と異なる不慮の事故により通
院を開始した場合は、満期を迎えたコースではなく継続
契約の保障内容でお支払いします。
※②の対象となる共済金は、病気入院共済金、女性特定病
気入院共済金、事故入院共済金、病気(事故)長期入院
共済金、事故通院共済金です。
③ ②の入院共済金(長期入院共済金を除きます。)が支払わ
れる期間中の手術・先進医療については、継続契約発効日
以後の期間も満期を迎えたコースの手術共済金額・先進医
療特約の保障内容でお支払いします。
※満期を迎えたコースの共済期間中から継続する入院の原
因となった傷病の治療を直接の目的とする手術、もしく
は当該傷病を直接の原因とする先進医療による療養に限
ります。
2.入院中に契約が消滅した場合の取り扱い
被共済者が入院期間中に所定の重度障がいまたは支払割合が
100%の後遺障がい状態となり、固定日をもって契約が消滅
した場合、共済期間中から継続する入院について、契約終了
日翌日以後の期間も共済期間中の入院とみなし、各共済金の
支払対象になります。
※共済期間中から継続する入院についてのみ支払対象になり
ます。一度退院し、契約終了日翌日以降に再度入院を開始
した場合は、支払対象になりません。
※対象となる共済金は、病気入院共済金、女性特定病気入院
共済金、事故入院共済金、病気(事故)長期入院共済金で
す。
- 63 -
異常災害見舞金について
契約者または被共済者の居住している住宅が、地震、津波、
または噴火によって損害を被ったときは、住宅災害共済金を
お支払いしない場合(免責事由)に該当しますが、世帯に対
し、損害の程度に応じた異常災害見舞金をお支払いする場合
があります。損害を受けた場合は、ご加入の生協までご連絡
ください。
※1 世帯に複数の契約がある場合や、他のCO・OP共済
(2016年9月現在、異常災害見舞金の対象となるCO・O
P共済は、
《たすけあい》《あいぷらす》《ずっとあい》《あ
いあい》です)に加入している場合でも、1世帯に対し1
回のお支払いとなります。
ご契約後について
契約に関する各種ご照会、お手続きは契約者ご本人からご加入
の生協までご連絡ください。その際、共済証書記載の契約番号、
組合員番号、契約者と被共済者の氏名および電話番号をお知ら
せください。各種お手続きの場合、ご提出いただく書類をご案
内し、必要書類を送付します。
通知事項について
1.契約者から生協に通知が必要な場合
(契約者の通知
義務)
次のような変更があった場合、契約者はすみやかにご加
入の生協までご連絡ください。
①結婚等による契約者、被共済者、指定した死亡共済金受取人
および指定代理請求人の氏名変更*
*「 氏名変更」とは、結婚等による 「姓名」の変更であって、
人の変更ではありません。
②引越し等による契約者の住所または住居表示の変更
③掛金の振替口座の変更
④結婚、子どもの就職にともない組合員と契約者や契約者と被
共済者が別生計になる等の世帯状況の変化
※
《たすけあい》の改定事項や契約に関する重要な事項は、共
済証書記載または変更の通知のあった契約者の住所に送付し
- 64 -
ます。契約者の氏名、住所または住居表示の変更について通
知がされていない場合、契約引受団体に最終の通知のあった
契約者の住所への送付をもって契約者に通知したものとみな
します。
※上記①~④の事項の変更の通知や連絡がされていない場合、
共済金請求時に共済金をお支払いできない場合や、お支払い
に時間がかかる場合があります。契約者が正当な理由なく上
記①~④の変更の通知を怠ったことにより共済金のお支払い
が遅滞した場合、契約引受団体は通知がされるまでの期間に
ついての遅滞の責任を負いません。
都道府県への転居時等、ご加入の生協を脱退・変
他
ご注意 更する場合も必ずご連絡ください(→「生協を脱退
する場合」参照)。
2.生協を脱退する場合
(1)組合員が転居により生協を脱退する場合
転居先で《たすけあい》を取り扱う生協の組合員となる
ことで、契約を継続できます。
転居後、すみやかに生協加入手続きを行ってくださ
ご注意 い。手続きが所定の期限内にされない場合は、掛金
の振替ができずに契約が失効することがあります。
(2)組合員が生協を任意で脱退する場合
契約を継続するためには、生協の組合員であることが必
要です(→「契約者になることができる方(P. 8)」参照)。
生協の組合員でなくなった場合、掛金の振替ができずに契
約が失効することがあります。ご加入の生協を脱退する場
合、《たすけあい》を取り扱う他の生協の組合員となること
で、契約を継続できます。
※詳しくは、ご加入の生協までお問い合わせください。
契約の継続を希望しない場合は、生協脱退の手続き
ご注意 とは別に、解約手続きが必要です。
- 65 -
3.海外渡航をする場合
契約者が3ヵ月を超えて海外に渡航する場合は、契約上
の事務手続きを行う方として、代理人*を指定することが必
要となります。海外への書類等の発送、振込み等は行うこ
とができません。
*代理人は、原則として契約者の親族とし、日本国内に在住す
る方に限ります。
※詳しくは、ご加入の生協までお問い合わせください。
※被共済者が海外渡航中に入院、死亡等の共済事由が発生した
場合は日本国内と同様の取り扱いとなります。ただし、診断
書等の提出書類が外国語で記載されている場合、受取人に訳
文の添付を求める場合があります。
契約内容の変更について
1.契約者を変更する場合
(承継)
契約者は、被共済者の同意および契約引受団体の承諾を
得て、他の方に契約を引き継ぐことができます。このこと
を契約の承継といいます。また、契約者が死亡した場合、
同様の手続きで被共済者が契約を引き継ぐことができます。
※被共済者が未成年者である等の理由で、契約者となることが
困難な場合には、他の方が契約を引き継ぐことができます。
※いずれの場合も、契約を引き継ぐことができる方は、「契約
者になることができる方(P. 8)」の範囲内であり、かつ、
その方との関係で、被共済者が「被共済者になることができ
る方(P. 9)」の②の範囲内となる方です。
約者が変更された場合は死亡共済金受取人、およ
契
び指定代理請求人の指定の効力を失いますので、再
ご注意
度指定する必要があります(→「死亡共済金の受取
人の指定、変更および指定の取り消し(P.10)」「指
定代理請求人制度(P.12)」参照)。
2.加入コースを変更する場合(更改)
契約者は、共済期間中に被共済者の同意を得て、被共済
者の加入コースを変更(更改)することができます。
- 66 -
※更改加入できる年齢・性別はコースにより異なりますので、
(P.114)をご確認ください。
資料4「各コースの保障内容」
※先進医療特約を中途付帯または終了する場合は、「先進医療
特約を中途付帯または終了する場合(中途変更)」
(P.68)を
をご確認ください。
①保障を増額する場合
更改契約の申込日において、被共済者の健康状態が告知事項
に該当していない場合に更改できます。ただし、下記の組み
合わせについては、保障は増額となりますが、告知事項に該
当する場合でも更改できます。
更改前のコース
更改後のコース
700円コース
V1000円コース・W1000円コース
1700円コース
L2000円コース
2700円コース
L3000円コース
3900円コース
L4000円コース
C1000円コース W1000円コース
L2000円コース・V2000円コース
C1600円コース
W1000円コース・W2000円コース
※保障の増額とは、
「病気死亡(重度障がい)」「病気入院」の
共済金額のいずれかが増額となる場合をいいます。
※上記以外の組み合わせについて、特定の病気等で告知事項に
該当するときは、資料2 条件付加入制度(P.110)または
資料3 特定疾病加入制度(P.113)を利用して更改できる
場合があります。
条件付加入制度を利用して更改する場合の共済金お支払いの
条件等は、ご加入の生協までお問い合わせください。
②保障を減額する場合
更改契約の申込日において、被共済者の健康状態が告知事項
に該当する場合でも更改できます。
※保 障の減額とは、
「病気死亡(重度障がい)」「病気入院」
の共済金額のいずれも同額以下となる場合をいいます。
※た だし、J1000円コースからJ1900円コースへは、告
知事項に該当する場合は更改できません。
③更改後の保障の開始
更改後の掛金が払い込まれた日の翌日午前0時から保障が始
まります。更改前の契約はその前日に解約となります。
- 67 -
3.先進医療特約を中途付帯または終了する場合
(中途変更)
《たすけあい》にご加入の方は、現在加入しているコース
の共済期間を変更せずに、先進医療特約を付帯(先進医療
特約付のコースに変更)または終了(先進医療特約付でな
いコースに変更)することができます。
※J1900円コース、V1000円コース、W1000円コース、お
よび新規募集を停止しているコースは、先進医療特約を付帯
することができないため、この取り扱いはありません。
※先進医療特約の中途付帯の申し込みにあたっては、告知事項
への回答が必要です。
①先進医療特約を中途付帯する場合
先進医療特約付のコースの第1回目の掛金振替日の翌日午前
0時から先進医療特約が付帯されます。ただし、不慮の事故
を直接の原因とする先進医療については、中途変更の申込日
の翌日から保障を開始します。
※先進医療特約の掛金のみを払い込むことはできません。必
ず、先進医療特約付のコースの掛金(現在加入している
コースの掛金+先進医療特約の掛金)を同時に振替えます。
※上記第1回目の振替日に掛金の振替ができず、その後、次
月以降の振替日(払込猶予期間中の振替日に限ります。)
に掛金が振替えられた場合、当初の振替日の翌日にさかの
ぼって先進医療特約が付帯されます。
※掛金振替日に掛金の振替ができなかったときは、次回の振
替日に、過去振替ができなかった掛金を合計して請求しま
す。払込猶予期間中に掛金の振替ができなかった場合、先
進医療特約の中途付帯は不成立となり、現在加入している
コースは失効となります。
②先進医療特約を終了する場合
所定の解約届に記入された解約指定日、もしくは、解約届が
ご加入の生協に到着した日のいずれか遅い日の翌日から先進
医療特約は効力を失います。
- 68 -
4.《ずっとあい》への移行
満50歳から満65歳の方は、《たすけあい》から《ずっと
あい》に契約を移行することができます。移行にあたって
は、《たすけあい》に2年以上ご加入で、かつ、移行の際の
告知事項に該当しないことが必要です。
※詳しくはご加入の生協までお問い合わせください。
※ご加入のコースにより移行できるコースは異なります。また、
V1000円 コ ー ス、 W1000円 コ ー ス、700円 コ ー ス、 C
1000円コースにご加入の方は、65歳時のみ移行することが
できます。
※移行契約は、2012年1月2日以後の契約発効から実施して
います。
5.契約を解約する場合
契約者は、いつでも将来に向かって契約を解約すること
ができます。解約する場合は、契約引受団体所定の解約届
をご提出ください。解約届のご提出後、次のいずれか遅い
日の翌日午前0時から契約は効力を失います。
・解約届に記入された解約指定日
・解約届がご加入の生協に到着した日
かいやくへんれいきん
※
《たすけあい》には満期金、解約返戻金はありません。
※掛金の返金について、日割り計算は行いません。払込方法が
年払(新規では取り扱いできません。)の場合のみ、解約時
に未経過の共済期間の月数に応じて掛金を返金します。
約の申し出をされた場合も解約日までは共済期間
解
ご注意 となるため、解約日までの掛金を払い込んでいただ
く必要があります。
◎
《たすけあい》は将来、万が一の病気やケガの際にお役に立
つ保障商品ですので、ぜひ末永くご継続ください。また、解
約後改めて加入を申し込む場合、健康状態によっては告知事
項に該当してご加入いただけない場合もあります。契約を見
直す際は慎重にご検討ください。
- 69 -
契約の終了について
◎契約が失効となる場合については「掛金の払込猶予期間と契
約の失効(P.18)」を、契約の解約については「契約を解約
する場合(P.69)」をご参照ください。
1.契約の終了の種類
契約の終了には、次の種類があります。
終了事由
契約の取り扱い
(1)無効
申込日から効力が生じなかったものとします。
(2)解除
将来に向かって終了します。
死亡したとき、または重度障がいの固定日を
(3)消滅
もって終了します。
(4)取消
申込日にさかのぼって取り消します。
(5)満期
コースごとに定めた保障期間(年齢満期)の
終了
最終日をもって終了します。
2.契約の無効
次のいずれかに該当する場合、契約の効力は契約締結時から生
じなかったこと(無効)とし、共済事由が発生しても共済金を
お支払いしません。すでに共済金を支払っている場合、契約引
受団体はその共済金の返還を請求できます。また、すでに契約
引受団体に払い込まれた掛金は、無効が判明したときからさか
のぼって3年分を限度として返金します。
①発 効日において、契約者が 「契約者になることができる方
(P. 8)」に定める範囲外だったとき、または被共済者が「被
共済者になることができる方(P. 9)」の①②に定める範囲
外だったとき
※継続(更新)契約の場合も同様です。
②被共済者が発効日の前日にすでに死亡していたとき
※発効日前の共済事由に対して共済金をお支払いする場合は
除きます(→ 「申込日の翌日以後発効日の前日までに発生
した共済事由の取り扱いについて(P.49)」 参照)。
③一人の被共済者が《たすけあい》の複数のコースに加入して
いたとき(→ 「加入限度(P.15)」参照)
※原則として初回発効日の遅い契約が無効となります。共済
事由が発生していた場合でも、無効となった契約では共済
金をお支払いしません。
④契約者の意思によらない契約、または被共済者の同意を得て
いない契約のとき
※先進医療特約の中途付帯(P.68参照)について、契約者
- 70 -
の意思によらない中途付帯、または被共済者の同意を得て
いない中途付帯であることが判明した場合、先進医療特約
について、無効として取り扱い、上記と同様の対応を行い
ます。
3.契約の解除
契約が解除となった場合、解除の通知は、契約者に対して行い
ます。ただし、契約者の所在不明、その他の理由で契約者に通
知できない場合は、契約引受団体は、被共済者または受取人に
対する通知によって行うことができます。
(1)告知義務違反による契約の解除
契約者または被共済者が、契約の申し込みにあたって、故意
または重大な過失により、告知事項について、事実をかくし
たり、事実でないことを記載して申し込んだ場合(以下、
「告知義務違反」と表記)
、契約引受団体は将来に向かってそ
の契約を解除することができます。この場合、すでに払い込
まれていた掛金は返還しません。
解除をした日(契約者、被共済者、または受取人に
ご注意 解除の通知をした日。以下、「解除日」と表記)以前
に共済事由が発生していた場合でも、共済金をお支
払いしません。すでに共済金を支払っていたときは、
契約引受団体はその共済金の返還を請求できます。
ただし、その共済事由が解除の原因となった事実に
よらなかったことを、契約者または受取人が証明し
たときはこの限りではありません。
※次のいずれかの場合は、契約引受団体は契約を解除するこ
とができません。
ア.契約引受団体が契約締結時に告知義務違反の事実のある
ことを知っていた、または過失により告知義務違反の事実
のあることを知らなかったとき
イ.契約引受団体との契約を媒介できる者(共済募集人)が
契約者または被共済者による告知事項への回答を妨げたと
き
ウ.契約引受団体との契約を媒介できる者(共済募集人)が
契約者または被共済者に対して、事実を告げないように、
または事実でないことを告げるようにすすめたとき
エ.契約引受団体が解除の原因(告知義務違反)を知ってか
ら1ヵ月を経過したとき
- 71 -
オ.告知義務違反のあった申込日(保障額を増額する更新・
更改・移行の申込日を含みます。)から2年以内に共済事
由が発生しておらず、なおかつ2年を超えて契約が存続し
ていたとき
カ.告知義務違反のあった申込日(保障額を増額する更新・
更改・移行の申込日を含みます。
)から5年を経過したとき
※イ、ウについては、契約引受団体との契約を媒介できる者
(共済募集人)の行為がなかったとしても、契約者または
被共済者が解除の原因となる事実を告げず、または事実で
ないことを告げたと認められる場合には、契約引受団体は
契約を解除することができます。
※先進医療特約を中途付帯(P.68参照)する際の申し込み
において、告知義務違反が判明した場合、契約引受団体は
将来に向かって、先進医療特約を解除し、上記と同様の対
応を行うことができます。
(2)重大事由による契約の解除
次のいずれかの場合、 契約引受団体は将来に向かってその契
約を解除することができます。この場合、すでに払い込まれ
ていた掛金は返還しません。
ア. 契約者、被共済者(死亡共済金の場合を除きます。)ま
たは受取人が、契約引受団体に共済金を支払わせることを
目的として、故意に共済事由を発生させ、または発生させ
ようとしたとき
イ.契約者または受取人が共済金の請求行為に関して詐欺を
行い、または行おうとしたとき
ウ.他の共済契約または保険契約等との重複により、被共済
者にかかる共済金等の合計額が著しく過大であり、共済制
度の目的に反すると認められたとき
エ.契約者、被共済者または受取人が、次のいずれかに該当
するとき
ⅰ.暴力団、暴力団員(暴力団員でなくなった日から5年
を経過しない者を含みます)、暴力団準構成員、暴力団
関係企業その他の反社会的勢力(以下「反社会的勢力」
といいます。
)に該当すると認められること
ⅱ.反社会的勢力に対して資金等を提供し、または便宜を
供与する等の関与をしていると認められること
ⅲ.反社会的勢力を不当に利用していると認められること
ⅳ.その他反社会的勢力と社会的に非難されるべき関係を
有していると認められること
- 72 -
オ.契約者、被共済者または受取人が、過去に共済金または
保険金(共済または保険契約の種類を問いません。以下同
じです。)を取得する目的で、共済事故または保険事故を
発生させる行為を行ったとき
カ.契約者、被共済者または受取人が、過去に共済金または
保険金の請求行為について詐欺行為を行ったとき
キ.相互扶助による生協組合員の共済を図ることの趣旨に照
らし、著しく妥当性を欠くと認めたとき
解除日以前に共済事由が発生していた場合でも、共
ご注意 済金をお支払いしません。すでに共済金を支払って
いたときは、契約引受団体はその共済金の返還を請
求できます。ただし、死亡共済金受取人のみが上記
エに該当し、重大事由による解除を行う場合で、そ
の死亡共済金受取人が死亡共済金の一部の受取人で
あるときは、死亡共済金のうち、その受取人以外に
支払われるべき共済金は支払います。
4.契約の消滅
被共済者が死亡した場合、そのときをもって契約は消滅します。
また病気重度障害共済金、事故重度障害共済金をお支払いした
場合や、別表3 「後遺障害等級別支払割合表」(P.89)に定め
る支払割合が100%の事故後遺障害共済金をお支払いした場
合、医師の診断に基づく障がいの固定日をもって契約は消滅し
ます。
5.詐欺または強迫による契約の取消
契約の締結に際して、契約者、被共済者または受取人に詐欺ま
たは強迫の行為があったときは、契約引受団体は契約を取り消
すことができます。この場合には、掛金は返還しません。また、
共済事由が発生しても共済金をお支払いしません。すでに共済
金および割戻金を支払っていたときは、契約引受団体はその返
還を請求できます。
※先 進医療特約の中途付帯(P.68参照)に際して、契約者、
被共済者または受取人に詐欺または強迫の行為があったと
き、契約引受団体は新たに付帯した先進医療特約を取り消し、
上記と同様の対応を行うことができます。
6.被共済者による解約請求
契約者と被共済者が異なる契約について、次のいずれかに該当
- 73 -
する場合は、被共済者は契約者に対して契約の解約を請求する
ことができます。
①契約者または受取人が、契約引受団体に共済金を支払わせる
ことを目的として、故意に共済事由を発生させ、または発生
させようとしたとき
②契 約者または受取人が共済金の請求行為に関して詐欺を行
い、または行おうとしたとき
③契約者または受取人が、次のいずれかに該当するとき
ア.暴力団、暴力団員(暴力団員でなくなった日から5年を
経過しない者を含みます)、暴力団準構成員、暴力団関係
企業その他の反社会的勢力(以下「反社会的勢力」といい
ます。)に該当すると認められること
イ.反社会的勢力に対して資金等を提供し、または便宜を供
与する等の関与をしていると認められること
ウ.反社会的勢力を不当に利用していると認められること
エ.その他反社会的勢力と社会的に非難されるべき関係を有
していると認められること
④被共済者の契約者または受取人に対する信頼を損ない、契約
引受団体が当該契約の存続を不適当と認めたとき
⑤契約者と被共済者との間の親族関係の終了等の事情により、
当初被共済者が契約申込に同意した前提に大きな変化が生じ
たとき
7.契約の満期終了
各コースの年齢満期日の24時をもって、そのコースの契約は
終了します(→「契約の継続(P.20)」参照)。
割戻金について
毎年3月20日に決算を行い、剰余金があれば、原則として契
約者に割戻金をお支払いします。
※各年度(毎年3月21日~翌年3月20日)の割戻金は、原則
として、決算日(3月20日)の属する月の末日(3月31日)
に有効であった契約に対してお支払いします。詳しくは、ご
加入の生協までお問い合わせください。
- 74 -
共済と税金について
※以 下は、平成28年9月現在の税制に基づく解説です。今後、
税制の変更に伴い取り扱いが変わることがあります。詳細に
ついては最寄りの税務署へお問い合わせください(住民税に
ついては、都道府県、市区町村にお問い合わせください)。
1.掛金の所得控除
◎毎年1月1日から12月31日の間に払い込まれた掛金の一部
は、保険料控除の対象となります。
(1)控除対象となる掛金
期間中に払い込まれた掛金から住宅災害共済部分の掛金およ
び割戻金を除いた掛金が、保険料控除の対象となります。
以下の共済金に対する掛金が控除対象
となります。
病気死亡・病気重度障害共済金
事故死亡・事故重度障害共済金
一般生命保険料控除
家族死亡・家族重度障害共済金
親死亡・親重度障害共済金
扶養者事故死亡・扶養者事故重度障害
共済金
以下の共済金に対する掛金が控除対象
となります。
事故後遺障害共済金
病気入院共済金
女性特定病気入院共済金
事故入院共済金
介護医療保険料控除
病気長期入院共済金
事故長期入院共済金
事故通院共済金
手術共済金
先進医療共済金
先進医療一時金
(2)共済掛金払込証明書の発行
毎年9月頃に、保険料控除に関する「共済掛金払込証明書」
を発行します。年末調整または確定申告のお手続きの際に添
付してください。共済掛金払込証明書には、所得控除の対象
となる掛金額および算出方法を記載していますのでご確認く
ださい。
- 75 -
※共済掛金払込証明書は「控除証明書(共済掛金払込証明書)
兼 割戻通知書」として割戻通知書と一体化した通知で発
送します。
2.共済金の取得に関わる税金の取り扱い
(1)課税の対象となる共済金
①死亡共済金の税法上の取り扱いは、契約者(掛金負担者)、
被共済者、扶養者(当該家族または親)および受取人の関
係によって、課税される税金の種類と金額が異なります。
※家族死亡共済金・親死亡共済金も課税対象となる種類の共
済金ですが、金額が少ないため単独であれば控除額内に収
まります。ただし、他の一時所得や贈与財産と合算したと
きに課税対象となる可能性があります。
②下記の課税の例において所得税(一時所得)となる場合に
は、確定申告が必要です。なお、入院をした場合で医療費
控除を受ける際には、かかった医療費から取得した入院共
済金等を差引いて計算します。
※100万円を超える死亡共済金をお支払いした場合、契約引
受団体から税務署へ「支払調書」を提出します。
※平 成28年1月以降、支払調書にマイナンバーの記載が必
要となるため、マイナンバーに関する書類の提出をお願い
することがあります。
【死亡共済金に関わる課税の例】
契約者
被共済者
受取人
税の種類
契約形態の例 (掛金
(死亡)
負担者)
相続税
妻
夫
夫
(法定相 (保険金非課税
契約者と被共
続人*1) の特典あり)
相続税
法定
済者が同一人
夫
夫
相続人*1 (保険金非課税
以外
の特典なし)
契約者と受取
所得税(一時所
夫
妻
夫
得)/住民税
人が同一人
契約者と受取
*2
贈与税
夫
妻
子
人が別人
*1 民法の規定により、相続人になれる人のことをいいます。
*2 子を死亡共済金受取人に指定した場合。
- 76 -
【扶養者事故死亡共済金に関わる課税の例】
被共済者(子)の扶養者が
父の場合
契約形態の例 契約者
税の種類
扶養者
(掛金
受取人
(死亡)
負担者)
契約者と扶養
相続税
夫
夫
子*3
者が同一人
契約者と扶養
所得税(一時所
妻
夫
妻
者が別人
得)/住民税
*3 契
約者の死亡を原因として扶養者事故死亡共済金をお支払
いする場合、被共済者が受取人になります。子が未成年の
場合、親権者(未成年後見人)が代理で共済金をご請求く
ださい。
※家族死亡共済金・親死亡共済金の場合、上表の「扶養者」を
「当該家族または親」と読み替えます。
(2)課税対象金額算出方法
共済金受取人が
死亡共済金-(500万円
法定相続人の場合
×法定相続人の数)
相続税
共済金受取人が
死亡共済金
法定相続人以外の場合
所得税/(死亡共済金-当該共済期間の払込掛金
住民税
-50万円)×1/ 2
贈与税
死亡共済金-110万円
※所得税、住民税について、他商品にも加入されている場合、
または契約が複数件ある場合も、1人に対して1年間に最高
50万円の控除です。
※税額は、《たすけあい》の共済金以外の保険金や所得、相続、
贈与財産を考慮しなければ、通常、相続税が最も低くなりま
す。
異議申し立てについて
1.異議の申し立て
①契約または共済金のお支払いについて、不服がある契約者ま
たは受取人は、契約引受団体に対して不服申し立てを行うこ
とができます。不服申し立ては、契約引受団体の決定があっ
たことを知った日の翌日から60日以内に行ってください。
- 77 -
②不服申し立てに対する契約引受団体の決定になお不服がある
ときは、審査委員会に対して異議を申し立てることができま
す。異議の申し立ては、不服申し立てに対する契約引受団体
の決定を知った日の翌日から60日以内に書面によって行っ
てください。
③異議の申し立てを受けた場合、審査委員会は、異議の申し立
てを受けた日から60日以内に審査を行い、その結果を通知
します。
④上記①~③にかかわらず、審査委員会は、審査委員会よりも
第三者機関での判断が妥当な事案については、申立者の同意
を得て、第三者機関において解決を図ることができます。
2.管轄裁判所
契約における共済金請求等に関する訴訟については、契約引
受団体の主たる事務所の所在地または契約者あるいは受取人
の住所地を管轄する日本国内にある地方裁判所をもって、合
意による管轄裁判所とします。
共済金の請求手続きについて
共済金の請求手続きについて
1.共済金のご請求とお支払いの流れ
共済事由が発生した場合は、ご請求の手続きが必要です。次の
ようにお手続きください。共済金のご請求手続きについては、
CO・OP共済ホームページ(http://coopkyosai.coop)で
もご覧いただけます。
①共済事由が発生したとき
受取人(→「共済金の受取人について(P. 9)」参照)
はまずご加入の生協のコープ共済センターにご連絡くださ
い。ご提出いただく書類をご案内し、共済金請求書等を送
付します。
※コープ共済センターの電話番号は共済証書にてご確認くださ
い。
※ご請求いただく前に、共済証書、ご契約のしおり等でご加入
のコースの保障内容をご確認ください。
※共済金請求の手続きは、受取人ご本人からお願いします。
※お手続きの際には、共済証書記載の契約番号、組合員番号、
契約者と被共済者の氏名および電話番号をお知らせくださ
- 78 -
い。
※手術共済金のご請求をいただく場合、あらかじめ医療機関に
手術名、手術コードをご確認のうえご連絡いただけますと、
より詳細なご案内をすることができます。
済証書に記載の内容(住所等)に変更がある場合は、併
共
せてご連絡ください。
②共済金請求書等が手元に届いたら
到着した書類をご確認のうえ、共済金請求書等に必要事
項を記入し、ご案内した提出書類をご準備ください。提出
書類は同封の返信用封筒に入れて送付してください。
※ご請求時に提出いただいた書類は返却いたしませんので、ご
注意ください。
ご請求に必要な書類(診断書、戸籍謄本等)の取得
ご注意 費用は、受取人の負担となります。 ご請求いただく際は、契約引受団体が病院および医
師等に対し治療内容や傷病内容について照会するこ
と、また照会内容について証明書の発行を受ける場
合があることをご了承ください。被共済者(治療の
対象者)にご了承いただいていることを確認するた
めに、同意書の提出をお願いします(同意書は請求
内容に関わらずご提出ください)。
③提出書類を送付したら
契約引受団体に書類が到着後、ご請求内容を確認します。
ご 提出いただいた書類の内容を確認した後、入院・
ご注意 通院期間や手術の種類等について、共済金のお支払
い内容を確定するために必要な事項が確認できない
場合等は、改めて他の書類の提出をお願いすること
があります。
④共済金のお支払い
ご請求内容を確認後、受取人に共済金をお支払いします。
- 79 -
請求内容を確認した結果、共済金をお支払いしな
ご
ご注意 い場合や削減してお支払いする場合があります(→
「共済金をお支払いしない場合について(P.53)」
「共済金を削減してお支払いする場合について
(P.57)」参照)。
2.共済金のご請求とお支払いの詳細
(1)事故発生の通知義務
①不慮の事故による事故死亡・事故重度障がい、事故後遺障
がい
契約者、被共済者または受取人は、共済事由の発生を知っ
たときは、事故発生の状況と傷害の程度を、ご加入の生協
を通じて30日以内に契約引受団体にご通知ください。
②住宅災害
共済事由が発生したときは、契約者、被共済者または受取
人は、ご加入の生協を通じて災害発生の状況をすみやかに
契約引受団体にご通知ください。
※上記①、②の通知を怠った場合は、共済金のお支払いに時間
がかかったり、お支払いができないことがありますのでご注
意ください。
(2)共済金のご請求
①受取人は、共済事由が発生したことを知ったときは、すみ
やかにご加入の生協までご連絡ください。共済金請求書等、
必要書類を送付します。共済金請求は特別な理由がある場
合を除き、共済事由が発生した日からすみやかに行ってく
ださい。
※入院、ケガによる通院等で治療が継続中の場合は、上記
に関わらず、治療の終了後に共済金請求の手続きを行っ
ていただければ結構です。
※ご請求にあたり、契約引受団体が病院および医師等に対
し治療内容および傷病内容について照会する場合や、照
会内容について証明書の発行を受ける場合があることを
ご了承ください。
②共済金は、請求に必要な書類すべてが契約引受団体に到着
した日の翌日から10日以内に受取人にお支払いします(こ
の10日には、土曜日、日曜日、祝日および12月29日から
翌月3日までの日を含みません)。
ただし、共済事由の有無、契約の解除、無効または取消事
- 80 -
由の有無その他、契約引受団体がお支払いすべき共済金の
額を確定するために調査または確認が必要な場合は、必要
書類の到着日の翌日から30日以内に共済金をお支払いし
ます。さらに、この調査・確認のために、以下の表に掲げ
る事項について特別な照会や調査が必要な場合は、必要書
類の到着日の翌日から、表に示す期間(履行期)中に共済
金をお支払いします。
特別な照会や調査が必要な事項
履行期
災害救助法が適用された地域において調査ま
60日以内
たは確認等が必要な場合
病院等の医療機関または医師等へ書面または
面談による調査または確認等が必要な場合
医療機関、検査機関その他専門機関による鑑 90日以内
定または審査等が必要な場合
弁護士法その他法令に基づく照会が必要な場合
警察、検察、消防その他の公の機関による捜
査・調査等の結果を得る必要がある場合
180日以内
調査または確認先が日本国外にある場合
災害対策基本法に基づき設置された中央防災
会議において専門調査会が設置された首都直
下地震、東海地震、東南海・南海地震または 360日以内
これらと同規模の損害が発生するものと見込
まれる広域災害が発生した場合
③共済金のお支払いについて、②に定めた期間より遅滞した
場合、契約引受団体は民法の規定に従って遅滞の責任を負
います。
④契約引受団体は、必要に応じて、契約引受団体の指定する
医師による診断(検案を含みます。)および事実の確認を
求めることができます。
⑤未払込掛金があるときは、契約引受団体は支払うべき共済
金から、契約者が払い込むべき掛金を差引くことができま
す。
⑥次の場合は共済金をお支払いしません。
ア.受取人が共済金の請求を、共済事由が発生した日の翌
日から3年間行わなかった場合(ただし、共済金をお支
払いできる場合もあります。)
イ.契約者、被共済者または受取人が共済金請求書類の虚
偽表示、偽造、変造をした場合
ウ.契約引受団体が必要と認めた診断(検案を含みます。)
- 81 -
および事実の確認・照会に際し、契約者、被共済者、受
取人またはこれらの代理人が、正当な理由がなくその協
力、同意または回答を拒みもしくはこれを妨げた場合
(これにより必要な診断や事実の確認・照会が遅滞した
期間については、契約引受団体は遅滞の責任を負わず、
必要な診断や事実の確認・照会が終わるまでは共済金を
お支払いしません。
)
⑦次の場合、傷害に関する共済金を削減してお支払いします。
ア.事故時にすでに存在した障がい・傷病、または事故後
無関係に発生した傷病の影響によって当該事故による傷
害が重くなったときは、それらの影響がなかった場合に
相当する共済金の額を決定してお支払いします。
イ.正当な理由がなく、被共済者が治療を怠り、または契
約者もしくは受取人が被共済者を治療させなかったため
に傷害が重くなったときは、通常の治療を行っていた場
合に相当する共済金の額を決定してお支払いします。
⑧契約引受団体が次の事項について報告を求めたときは、契
約者は遅滞なく報告してください。契約者が正当な理由な
く報告を怠ったときは、その報告がなされるまでの期間に
ついては、契約引受団体は共済金お支払いの遅滞の責任を
負いません。
ア.被共済者の傷病もしくは障がいの状況
イ.被共済者の就業の状況
ウ.その他契約の維持または共済金のお支払い上必要な事項
⑨住宅災害が発生した場合、契約者は、損害の防止および軽
減に努めなければなりません。また、契約引受団体は、被
害の状況等について調査するため、当該住宅を検査するこ
とができます。契約者、被共済者または受取人が、正当な
理由なくこの検査を拒否または妨害したときには、これに
より検査が遅滞した期間については、契約引受団体は共済
金お支払いの遅滞の責任を負わず、検査が完了するまで共
済金をお支払いしません。
⑩戦争その他非常な出来事または地震、津波、噴火その他こ
れに類する天災の場合、契約引受団体の総会の議決を経て
共済金の分割払い、支払いの延期または削減をすることが
あります。
(3)共済金のご請求に必要な書類
共済金請求の際は、下記の共済事由について、下表の該当す
る書類をご提出ください。必要な書類が提出されない場合、
- 82 -
共済金お支払いの手続きがすすめられず、支払いが遅れたり、
お支払いできない場合があります。ご提出いただく書類につ
いては、共済金ご請求の手続き時にご案内します。
※書類(診断書、戸籍謄本等)の取得費用は受取人の負担とな
ります。なお、契約引受団体は、下表以外の書類の提出を求
めることや、書類の一部の省略を認めることができます。
事
故
入
院
事 故 長 期 入 院
事
故
通
院
亡
● ● ● ● ●
●
●
●
●
○
○
○ ○ ○ ○ ○
●
● ●
女 性 特 定 病 気 入 院
病
気
入
院
病 気 長 期 入 院
死
事 故 後 遺 障 が い
故
亡
共済金請求書
死亡診断書(死体検案書)
被共済者の戸籍謄本
受取人の戸籍謄本
受取人の印鑑証明
障がい診断書
診断書(治療証明書)
入院についての申告書
事故申告書
事故状況についての申告書
不慮の事故であることを証
する書類
その他契約引受団体が指定
するもの
事 故 重 度 障 が い
死
必要書類
事
気
共済事由
病 気 重 度 障 が い
病
【共済金請求時の必要書類】
●=必ず提出いただく書類
○=契約引受団体が省略を認めることができる書類
●
●
○
○
○
● ● ●
○
○
○ ○ ○
○ ○ ○ ○ ○
- 83 -
○
○
住
宅
災
害
扶養者事故重度障がい
扶 養 者 事 故 死 亡
亡
親 重 度 障 が い
死
○
親
●
○
家 族 重 度 障 が い
●
亡
療
術
共済金請求書
死亡診断書(死体検案書)
受取人の印鑑証明
障がい診断書
診断書(治療証明書)
事故状況についての申告書
不慮の事故であることを証する書類
死亡を確認できる公的証明書
配偶者であることの公的証明書
親であることの公的証明書
扶養者であることの公的証明書
世帯状況についての申告書
罹災証明書・修理見積書
住宅災害申告書
その他契約引受団体が指定するもの
死
医
必要書類
族
進
共済事由
家
先
手
【共済金請求時の必要書類】
●=必ず提出いただく書類
○=契約引受団体が省略を認めることができる書類
● ● ● ● ● ● ●
○
○
●
○ ○
●
●
●
○ ○
○
○
○ ○
○ ○
○ ○ ● ●
○ ○
●
●
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
※同順位の受取人が2人以上いる場合は、代表者を1人決めて
請求してください。その際は委任状の提出が必要です。契約
引受団体は委任者の印鑑証明を求める場合があります。
※上表の書類のうち、「死亡診断書(死体検案書)」「障がい診
断書」「診断書(治療証明書)」については、原則として契約
引受団体所定の様式によるもので、原本の提出が必要です。
※共済金の請求においては、受取人と被共済者の続柄等の確認、
および受取人の順位等の確認のため、住民票や被共済者の出
生から亡くなるまでをたどった戸籍謄本・改製原戸籍謄本等
のすべての提出を求める場合があります。
※
「指定代理請求人制度(P.12)」により指定代理請求人が請
求する場合、上表の書類に加えて、次の書類の提出が必要で
す。
- 84 -
ア.受取人が共済金を請求できない事情を示す書類(診断
書等)
イ.受取人について成年後見人等が登記されていないこと
の証明書(法務局で取得できます。)
ウ. 受取人と指定代理請求人の続柄等が確認できる書類
(住民票等)
※
「受取人に共済金を請求できない事情があり、かつ指定代
理請求人制度を利用できない場合(P.14)」により代理人
が請求する場合、上表の書類に加えて、次の書類の提出が
必要です。
ア.受取人や指定代理請求人が共済金を請求できない事情
を示す書類(診断書等)
イ.受取人について成年後見人等が登記されていないこと
の証明書(法務局で取得できます。)
ウ.受取人と代理人の続柄等が確認できる書類(住民票等)
エ.代理人の印鑑証明書
オ.契約引受団体所定の念書
- 85 -
別表・資料
別表
別表1 重度障害の定義
1.重度障害とは、疾病または不慮の事故によって、労働者災害補償保
険法施行規則(昭和 30 年9月1日労働省令第 22 号)別表第1(第
14 条、第 15 条、第 18 条の8関係)「障害等級表」の第1級、第2
級および第3級の②、③、④のいずれかの身体障害の状態であると医
師が診断したものをいいます。
なお、重度障害および後遺障害の等級の認定における身体障害とは、
疾病または傷害が治癒したときに残存する器質的変化を原因とし、将
きそん
来においても回復が困難と見込まれる精神的または身体的な毀損状態
をいいます。
※身体障害には、不慮の事故を直接の原因とする非器質性精神障害(P
TSD等)を含みます。
2.身体障害等級およびその内容
身体障害等級およびその内容は、下表のとおりです。
等級
第1級障害
第2級障害
第3級障害
障害の状態
①両眼が失明したもの
②そしゃく、および言語の機能を廃したもの
③神経系統の機能または精神に著しい障害を残し常に介護
を要するもの
④胸腹部臓器の機能に著しい障害を残し常に介護を要する
もの
⑤削除
⑥両上肢を肘関節以上で失ったもの
⑦両上肢の用を全廃したもの
⑧両下肢を膝関節以上で失ったもの
⑨両下肢の用を全廃したもの
①1眼が失明し、他眼の視力が 0.02 以下になったもの
②両眼の視力が 0.02 以下になったもの
②-2 神経系統の機能または精神に著しい障害を残し随時
介護を要するもの
②-3 胸腹部臓器の機能に著しい障害を残し随時介護を要
するもの
③両上肢を手関節以上で失ったもの
④両下肢を足関節以上で失ったもの
②そしゃくまたは言語の機能を廃したもの
③神経系統の機能または精神に著しい障害を残し終身労務
に服することができないもの
④胸腹部臓器の機能に著しい障害を残し終身労務に服する
ことができないもの
- 86 -
〔備考〕
視力の測定は、万国式試視力表により、1眼ずつ矯正視力について測
定します。
※重度障害の等級の認定は、労働者災害補償保険法施行規則(昭和 30
年9月1日労働省令第 22 号)第 14 条(障害等級等)に準じて行い
ます。
※身体障害者手帳に記載されている障害の級別(身体障害者福祉法施行
規則(昭和 25 年4月6日厚生省令第 15 号)別表第5号(身体障害
者障害程度等級表)による認定)とは異なる場合があります。
別表2 不慮の事故等の定義とその範囲
1. 不慮の事故とは、「急激かつ偶然な外因による事故」をいいます。
ただし、疾病または体質的な要因を有する者が軽微な外因により発症
しまたはその症状が増悪したときには、その軽微な外因となった事故
は急激かつ偶然な外因による事故とみなしません。
2.外因による事故の範囲は下記に定めるものをいい、分類項目の内容
については、厚生労働省大臣官房統計情報部編 「疾病、傷害および死
因統計分類提要 ICD-10(2003 年版)準拠」によります。
分類項目
1.交通事故
2.不慮の損傷のその他の外因
ただし、次の各号に該当するものを除きます。
(1)疾 病により呼吸障害、嚥下障害または精神神経障
害の状態にある者の 「胃内容物の誤えん<嚥><吸
引>(W78)」、「気道閉塞を生じた食物の誤えん<
嚥><吸引>(W79)」および 「気道閉塞を生じた
その他の物体の誤えん<嚥><吸引>(W80)」
(2)「高圧、低圧および気圧の変化への曝露(W94)」
(3)「自然の過度の高温への曝露(X30)」
(4)「自然の過度の低温への曝露(X31)」
(5)「日光への曝露(X32)」
(6)疾 病の診断や治療を目的とした 「有害物質による
不慮の中毒および有害物質への曝露(X40 ~X
49)」
(7)「旅行および移動(X51)」
(8)「無重力環境への長期滞在(X52)」
(9)「食糧の不足(X53)」
(10)「水の不足(X54)」
(11)「詳細不明の欠乏状態(X57)」
3.加害にもとづく傷害および死亡
た だし、「その他の虐待症候群(Y07)」に該当するも
のを除きます。
- 87 -
分類
番号
V01~
V99
W00~
X58
X85~
Y09
分類項目
分類
番号
4.法的介入
た だし、「合法的処刑(Y35.5)」に該当するものを除
Y35
きます。
5.治療上の使用により有害作用を引き起こした薬物、薬
Y40~
剤および生物学的製剤
Y59
ただし、疾病の診断や治療を目的としたものを除きます。
6.外科的および内科的ケア時における患者に対する医療
Y60~
事故
Y69
ただし、疾病の診断や治療を目的としたものを除きます。
7.患者の異常反応または後発合併症を生じた外科的およ
びその他の医学的処置で、処置時には事故の記載がない Y83~
もの
Y84
ただし、疾病の診断や治療を目的としたものを除きます。
8.その他契約引受団体が特に認めたもの
※外因による事故の範囲には、戦争行為によるもの等は除きます。
3. 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(平成
10 年 10 月2日法律 114 号)第6条第2項、第3項および第4項に
定める感染症は不慮の事故とみなします。
不慮の事故とみなす感染症
ペスト、エボラ出血熱、マールブルグ病、クリミア・コンゴ出血熱、
ラッサ熱、腸チフス、パラチフス、ジフテリア、コレラ、細菌性赤痢、
急性灰白髄炎、腸管出血性大腸菌感染症
※不慮の事故(急激かつ偶然な外因の事故)とは
(1)急激とは、いいかえれば突発的に発生することを意味します。傷
害の原因としての事故が緩慢に発生するのではなく、原因となっ
た 「事故」から結果としての 「傷害」までの過程が直接的で、時
間的間隔のないことを意味します。
(2)偶然とは、予知されない出来事をいいます。「事故の発生が偶然で
ある」、「結果の発生が偶然である」、「原因、結果とも偶然である」
のいずれかであることを必要とします。
(3)外因とは、傷害の原因が被共済者の身体の外からの作用によるこ
とをいい、上表で定める範囲のものをいいます。
「戦争または変乱」は上表の範囲外であり、外因に該当しません。
※
- 88 -
別表3 後遺障害等級別支払割合表
1.後遺障害の定義
後遺障害とは、疾病または傷害が治癒したときに残存する器質的変化
を原因とし、将来においても回復が困難と見込まれる精神的または身
きそん
体的な毀損状態をいいます。
※後遺障害には、不慮の事故を直接の原因とする非器質性精神障害(P
TSD等)を含みます。
等級 第1級 第2級
2.後遺障害等級別支払割合表
等級については、下記の表によります。
障害の状態
支払
割合
別表1 2. 身体障害等級およびその内容 表中の第 1 級
100%
障害と同じです。
別表1 2. 身体障害等級およびその内容 表中の第 2 級
100%
障害と同じです。
第3級
第4級
第5級
第6級
①1眼が失明し、他眼の視力が 0.06 以下になったもの
90%
別表1 2. 身体障害等級およびその内容 表中の第 3 級
100%
障害と同じです。
⑤両手の手指の全部を失ったもの
90%
①両眼の視力が 0.06 以下になったもの
②そしゃく及び言語の機能に著しい障害を残すもの
③両耳の聴力を全く失ったもの
④1上肢をひじ関節以上で失ったもの
80%
⑤1下肢をひざ関節以上で失ったもの
⑥両手の手指の全部の用を廃したもの
⑦両足をリスフラン関節以上で失ったもの
①1眼が失明し、他眼の視力が 0.1 以下になったもの
①-2 神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、特
に軽易な労務以外の労務に服することができないもの
①-3 胸腹部臓器の機能に著しい障害を残し、特に軽易
な労務以外の労務に服することができないもの
70%
②1上肢を手関節以上で失ったもの
③1下肢を足関節以上で失ったもの
④1上肢の用を全廃したもの
⑤1下肢の用を全廃したもの
⑥両足の足指の全部を失ったもの
①両眼の視力が 0.1 以下になったもの
②そしゃく又は言語の機能に著しい障害を残すもの
60%
③両耳の聴力が耳に接しなければ大声を解することがで
きない程度になったもの
- 89 -
等級
障害の状態
第6級
第7級
第8級
③-2 1耳の聴力を全く失い、他耳の聴力が 40 センチ
メートル以上の距離では普通の話声を解することがで
きない程度になったもの
④せき柱に著しい変形又は運動障害を残すもの
⑤1上肢の3大関節中の2関節の用を廃したもの
⑥1下肢の3大関節中の2関節の用を廃したもの
⑦1手の5の手指又は母指を含み4の手指を失ったもの
①1眼が失明し、他眼の視力が 0.6 以下になったもの
②両 耳の聴力が 40 センチメートル以上の距離では普通
の話声を解することができない程度になったもの
②-2 1耳の聴力を全く失い、他耳の聴力が1メートル
以上の距離では普通の話声を解することができない程
度になったもの
③神経系統の機能又は精神に障害を残し、軽易な労務以
外の労務に服することができないもの
④削除
⑤胸腹部臓器の機能に障害を残し、軽易な労務以外の労
務に服することができないもの
⑥1手の母指を含み3の手指又は母指以外の4の手指を
失ったもの
⑦1手の5の手指又は母指を含み4の手指の用を廃した
もの
⑧1足をリスフラン関節以上で失ったもの
⑨1上肢に偽関節を残し、著しい運動障害を残すもの
⑩1下肢に偽関節を残し、著しい運動障害を残すもの
⑪両足の足指の全部の用を廃したもの
⑫外貌に著しい醜状を残すもの
⑬両側のこう丸を失ったもの
①1 眼が失明し、又は1眼の視力が 0.02 以下になった
もの
②せき柱に運動障害を残すもの
③1手の母指を含み2の手指又は母指以外の3の手指を
失ったもの
④1手の母指を含み3の手指又は母指以外の4の手指の
用を廃したもの
⑤1下肢を5センチメートル以上短縮したもの
⑥1上肢の3大関節中の1関節の用を廃したもの
⑦1下肢の3大関節中の1関節の用を廃したもの
⑧1上肢に偽関節を残すもの
⑨1下肢に偽関節を残すもの
⑩1足の足指の全部を失ったもの
⑪ひ臓又は一側のじん臓を失ったもの
- 90 -
支払
割合
60%
50%
45%
等級
障害の状態
第9級
①両眼の視力が 0.6 以下になったもの
②1眼の視力が 0.06 以下になったもの
③両眼に半盲症、視野狭さく又は視野変状を残すもの
④両眼のまぶたに著しい欠損を残すもの
⑤鼻を欠損し、その機能に著しい障害を残すもの
⑥そしゃく及び言語の機能に障害を残すもの
⑥-2 両耳の聴力が1メートル以上の距離では普通の話
声を解することができない程度になったもの
⑥-3 1耳の聴力が耳に接しなければ大声を解すること
ができない程度になり、 他耳の聴力が1メートル以上
の距離では普通の話声を解することが困難である程度
になったもの
⑦1耳の聴力を全く失ったもの
⑦-2 神経系統の機能又は精神に障害を残し、服するこ
とができる労務が相当な程度に制限されるもの
⑦-3 胸腹部臓器の機能に障害を残し、服することがで
きる労務が相当な程度に制限されるもの
⑧1手の母指又は母指以外の2の手指を失ったもの
⑨1手の母指を含み2の手指又は母指以外の3の手指の
用を廃したもの
⑩1足の第1の足指を含み2以上の足指を失ったもの
⑪1足の足指の全部の用を廃したもの
⑫生殖器に著しい障害を残すもの
⑬外貌に相当程度の醜状を残すもの
①1眼の視力が 0.1 以下になったもの
①-2 正面視で複視を残すもの
②そしゃく又は言語の機能に障害を残すもの
③ 14 歯以上に対し歯科補てつを加えたもの
③-2 両耳の聴力が1メートル以上の距離では普通の話
声を解することが困難である程度になったもの
④1耳の聴力が耳に接しなければ大声を解することがで
きない程度になったもの
10
⑤削除
⑥1手の母指又は母指以外の2の手指の用を廃したもの
⑦1下肢を3センチメートル以上短縮したもの
⑧1足の第1の足指又は他の4の足指を失ったもの
⑨1上肢の3大関節中の1関節の機能に著しい障害を残
すもの
⑩1下肢の3大関節中の1関節の機能に著しい障害を残
すもの
①両眼の眼球に著しい調節機能障害又は運動障害を残す
11
もの
②両眼のまぶたに著しい運動障害を残すもの
支払
割合
30%
第
級
20%
第
級
- 91 -
15%
等級
障害の状態
第
③1眼のまぶたに著しい欠損を残すもの
③-2 10 歯以上に対し歯科補てつを加えたもの
③-3 両耳の聴力が1メートル以上の距離では小声を解
することができない程度になったもの
④1 耳の聴力が 40 センチメートル以上の距離では普通
の話声を解することができない程度になったもの
11
⑤せき柱に変形を残すもの
⑥1手の示指、中指又は環指を失ったもの
⑦削除
⑧1足の第1の足指を含み2以上の足指の用を廃したも
の
⑨胸腹部臓器に障害を残すもの
①1眼の眼球に著しい調節機能障害または運動障害を残
すもの
②1眼のまぶたに著しい運動障害を残すもの
③7歯以上に対し歯科補てつを加えたもの
④1耳の耳かくの大部分を欠損したもの
⑤鎖骨、胸骨、ろく骨、肩こう骨又は骨盤骨に著しい変
形を残すもの
⑥1上肢の3大関節中の1関節の機能に障害を残すもの
⑦1下肢の3大関節中の1関節の機能に障害を残すもの
12 ⑧長管骨に変形を残すもの
⑧-2 1手の小指を失ったもの
⑨1手の示指、中指又は環指の用を廃したもの
⑩1足の第2の足指を失ったもの、第2の足指を含み2
の足指を失ったもの又は第3の足指以下の3の足指を
失ったもの
⑪1足の第1の足指又は他の4の足指の用を廃したもの
⑫局部にがん固な神経症状を残すもの
⑬外貌に醜状を残すもの
⑭削除
①1眼の視力が 0.6 以下になったもの
②1眼に半盲症、視野狭さく又は視野変状を残すもの
②-2 正面視以外で複視を残すもの
③両眼のまぶたの一部に欠損を残し、又はまつげはげを
残すもの
③-2 5歯以上に対し歯科補てつを加えたもの
13
④1手の小指の用を廃したもの
⑤1手の母指の指骨の一部を失ったもの
⑥削除
⑦削除
⑧1下肢を1センチメートル以上短縮したもの
⑨1足の第3の足指以下の1又は2の足指を失ったもの
支払
割合
級
15%
第
級
10%
第
級
- 92 -
7%
等級 第
障害の状態
⑩1足の第2の足指の用を廃したもの、第2の足指を含
み2の足指の用を廃したもの又は第3の足指以下の3
の足指の用を廃したもの
①1眼のまぶたの一部に欠損を残し、又はまつげはげを
残すもの
②3歯以上に対し歯科補てつを加えたもの
②-2 1耳の聴力が1メートル以上の距離では小声を解
することができない程度になったもの
③上肢の露出面にてのひらの大きさの醜いあとを残すも
の
④下肢の露出面にてのひらの大きさの醜いあとを残すも
14
の
⑤削除
⑥1手の母指以外の手指の指骨の一部を失ったもの
⑦1手の母指以外の手指の遠位指節間関節を屈伸するこ
とができなくなったもの
⑧1足の第3の足指以下の1又は2の足指の用を廃した
もの
⑨局部に神経症状を残すもの
⑩削除
級
13
支払
割合
7%
第
級
4%
〔備考〕
(1)視力の測定は、万国式試視力表により、1眼ずつ矯正視力につい
て測定します。
(2)手指を失ったものとは、母指は指節間関節、その他の手指は近位
指節間関節以上を失ったものをいいます。
(3)手指の用を廃したものとは、手指の末節骨の半分以上を失い、又
は中手指関節若しくは近位指節間関節(母指にあたっては指節間
関節)に著しい運動障害を残すものをいいます。
(4)足指を失ったものとは、その全部を失ったものをいいます。
(5)足指の用を廃したものとは、第1の足指は末節骨の半分以上、そ
の他の足指は遠位指節間関節以上を失ったもの又は中足指関節も
しくは近位指節間関節(第1の足指にあっては指節間関節)に著
しい運動障害を残すものをいいます。
※後遺障害の等級の認定は、労働者災害補償保険法施行規則(昭和 30
年9月1日労働省令第 22 号)第 14 条(障害等級等)第2項から第
4項に準じて行います。
※被共済者の身体の同一部位に加重された障害については、その障害の
支払割合から既存の障害の支払割合を差引いた支払割合(以下 「差額
支払割合」と表記)で共済金を支払います。
※身体障害者手帳に記載されている障害の級別(身体障害者福祉法施行
規則(昭和 25 年4月6日厚生省令第 15 号)別表第5号(身体障害
者障害程度等級表)による認定)とは異なる場合があります。
- 93 -
別表4 手術支払割合表
手術の保障が付帯されているコースの手術共済金額は下記のとおりで
す。
ジュニア20コース
J1000円コース J1600円コース J2000円コース J1900円コース
5,000円
7,000円
10,000円
4,000円
女性コース
医療コース
L2000円コース L3000円コース L4000円コース V1000円コース V2000円コース V4000円コース
2,000円
3,000円
4,000円
1,000円
2,000円
4,000円
ベーシックコース
ウェルカムコース
一般コース
R3000円コース R4000円コース W1000円コース W2000円コース 3900円コース
3,000円
5,000円
1,000円
2,000円
5,000円
※手術共済金=(上表の手術共済金額)
×(下表の手術支払割合表の手術ごとに定められた支払倍率)
※共済証書にはご加入のコースの手術共済金額に倍率(10・20・40 倍)
を乗じた金額を表示しています。
※下表における手術名称は、契約引受団体が共済事業規約に定めた総称
であり、医療機関で実施される手術名称とは異なります。
対象となる手術
倍率
§皮膚の手術
1.植皮術
10
2.皮膚皮下腫瘍摘出術(血管腫以外の軽微なものを除きま
す。)
10
3.乳腺腫瘍摘出術
10
4.乳房切断術
20
§筋骨格の手術
5.腱観血手術
10
6.骨移植術
10
7.断端骨形成術
10
8.偽関節手術
10
9.骨髄炎・骨結核手術
10
10.四肢骨観血手術
10
11.四肢切断術
10
12.切断四肢再接合術
10
- 94 -
対象となる手術
倍率
13. 四肢関節観血手術(手指・足指に対する関節切開術を
除きます。)
10
14.鎖骨・肩甲骨・胸骨・肋骨観血手術
10
15. 上顎骨・下顎骨・顎関節観血手術(歯・歯周組織の処
置に伴うもの、慢性副鼻腔炎手術を除きます。)
10
16.脊椎・骨盤観血手術
20
17.頭蓋骨観血手術
20
§視器の手術
18.涙嚢鼻腔吻合術
10
19.涙小管形成術
10
20.眼瞼下垂症・外反症手術
10
21.結膜嚢形成術
10
22.涙腺・虹彩・毛様体腫瘍摘出術
10
23.眼窩腫瘍摘出術
20
24.眼筋移植術
10
25.眼球摘除術・組織充填術
10
26.角膜移植・切除術
10
27.前房・虹彩・硝子体・眼窩内異物除去観血手術
10
28.虹彩前後癒着剥離術
10
29.硝子体置換術
10
30.硝子体茎顕微鏡下離断術
20
31.網膜剥離症観血手術
20
32.緑内障観血手術
20
33.白内障観血手術
20
34.レーザー・冷凍凝固による眼球手術
10
§聴器の手術
35.外耳道腫瘍摘出術
10
36.耳介形成術
10
37.乳様洞削開術
10
38.錐体突起開放術
20
39.中耳根本手術
20
- 95 -
対象となる手術
倍率
40.側頭骨腫瘍摘出術
20
41.鼓膜癒着剥離術
10
42.鼓膜・鼓室形成術
20
43.迷路摘出術
20
44.鐙骨手術
20
45.内リンパ嚢開放術
20
46.経迷路的内耳道開放術
20
47.耳科的硬脳膜外膿瘍切開術
20
48.聴神経腫瘍摘出術
40
§神経の手術
49.神経観血手術
20
50.頭蓋内手術
40
51.脊髄硬膜内外手術
40
52.脊髄腫瘍摘出術
40
§呼吸器の手術
53.鼻咽腔線維腫摘出術
10
54.慢性副鼻腔炎根本手術
10
55.喉頭切開・全摘除術
10
56.口蓋扁桃摘出術
10
57. 気管・気管支異物除去観血手術(134に該当する手術
を除きます。)
10
58.気管支瘻閉鎖術
20
59.肺膿瘍切開術
20
60.肺切除術
20
61.肺・胸膜剥離縫縮術
20
62.胸郭形成術
20
63.縦隔腫瘍摘出術
40
§循環器の手術
64.心膜切開・縫合術
20
65.体内用ペースメーカー埋込術
20
- 96 -
対象となる手術
倍率
66.直視下心臓内手術
40
67.動脈間バイパス造成術
40
68.動脈瘤切除術
40
69.血管形成術
20
70.リンパ節郭清術
10
71.リンパ管吻合術
20
§消化器の手術
72.頬・口峡腫瘍摘出術
10
73.耳下腺・顎下腺腫摘出術
10
74.唾液腺管形成術
10
75. 食道異物除去観血手術(134に該当する手術を除きま
す。)
20
76.食道外切開術
20
77.食道離断術
40
78.胃切開術
20
79.胃切除術
40
80.胃腸吻合術
20
81.腸間膜切開・縫合術
20
82.腸間膜腫瘍摘出術
20
83.腹膜炎手術
20
84.腹壁腫瘍摘出術
10
85.腸瘻術・腸瘻閉鎖術
20
86.腸閉塞手術
20
87.ヘルニア根本手術
10
88.虫垂切除術・盲腸縫縮術
10
89.直腸脱根本手術
20
90.痔核根治手術
10
91.痔瘻根本手術
10
92.人工肛門造設術
20
93.肛門形成術
10
- 97 -
対象となる手術
94. 肝臓・胆嚢・胆道・膵臓観血手術(134に該当する手
術を除きます。)
倍率
40
§内分泌の手術
95.下垂体腫瘍摘出術
40
96.甲状腺手術
20
97.脾摘出術
20
98.副腎観血手術
20
§泌尿器の手術
99.腎臓・腎盂観血手術(134に該当する手術を除きます。) 20
100.腎移植術
40
101.尿管・膀胱観血手術(134に該当する手術を除きます。) 20
102.膀胱周囲膿瘍切開術
10
103.尿瘻閉鎖術
20
104.尿路吻合造設術
20
105.尿道異物摘出術
10
106.外尿道腫瘍摘出術
10
107.女子尿道脱手術
10
§生殖器の手術
108.陰茎切断術
20
109.陰嚢水腫根本手術
10
110.睾丸・副睾丸・精管・精索・精嚢・前立腺観血手術(134
に該当する手術を除きます。)
20
111.経尿道的前立腺手術
10
112.膣壁形成術
10
113.女子外性器腫瘍摘出術
10
114.子宮位置矯正術
10
115.子宮脱根本手術
20
116.子宮膣部切除術
20
117.子宮筋腫摘出術(子宮頸管ポリープ切除術を除きます。) 20
118.子宮全摘除術
40
119.子宮頸管形成・縫合術
10
- 98 -
対象となる手術
120.癒着性子宮附属器摘除術
倍率
20
121.卵巣・卵管観血手術(134に該当する手術を除きます。) 10
122.子宮附属器腫瘍摘出術
20
123.鉗子娩出術
10
124.帝王切開娩出術
20
125.胎児縮小術
10
126.子宮破裂手術
20
127.子宮内反症手術
20
128.流産手術
10
129.子宮外妊娠手術
20
§放射線照射
130.放射線照射(血液照射を除きます。)
10
§悪性新生物の手術
131.悪性新生物電磁波温熱療法
132.悪性新生物根治手術(134・140に該当する手術を除
きます。)
133.その他の悪性新生物手術(134・140に該当する手術
を除きます。)
10
40
20
§上記以外の手術
134.内視鏡等による脳・喉頭・胸部臓器・腹部臓器手術
10
135.体外衝撃波による体内結石破砕術
20
136.上記以外の開頭術
20
137.上記以外の開頸術
20
138.上記以外の開胸術
20
139.上記以外の開腹術
10
140.骨髄移植
10
〔備考〕
1. 「治療を直接の目的」とする手術の定義
「治療を直接の目的」とする手術とは、傷病の治療のための手術をいい、
「美容整形上の手術」「疾病を直接の原因としない不妊手術」「視力矯正
のための手術」「診断・検査のための手術」などは、「治療を直接の目的」
とする手術には該当しません。
- 99 -
2. その他の語句の定義
(1)この表の「皮膚・皮下腫瘍摘出術(血管腫以外の軽微なものを除
きます。)」における「軽微なもの」とは、露出部においては長径
2cm 未満のもの、露出部以外においては長径3cm 未満のものを
いいます。なお、露出部とは顔面、頭頸部、上肢にあっては肘関
節以下および下肢にあっては膝関節以下をいいます。
(2)この表の 「観血手術」とは、生体に切開、切断、結紮、摘除、郭
清などの操作を加える手術をいい、ドレナージ、穿刺および神経
ブロックを含みません。
(3)こ の表の 「頭蓋骨観血手術」における 「頭蓋骨」とは、前頭骨、
頭頂骨、後頭骨および側頭骨をいい、鼻骨、涙骨、篩骨、蝶形骨、
頬骨などを除きます。
(4)この表の 「四肢」とは、大腿、下腿、前腕、上腕、手および足を
いい、「四肢関節」には、肩関節および股関節を含みます。また、
「四肢骨」とは、肩関節および股関節より先の骨をいい、鎖骨およ
び肩胛骨を含みません。
(5)この表の 「頭蓋内手術」とは、頭蓋を開頭術により開窓し、頭蓋
腔内に操作を加える手術をいいます。
(6)この表の「開頭手術」とは、頭蓋を開き、脳を露出させる手術を
いいます。
(7)この表の 「開胸手術」とは、胸腔を開放し、胸腔内に操作を加え
る手術をいい、胸腔鏡下に行われる手術を含みます。
(8)この表の 「開腹手術」とは、腹腔を開放し、腹腔内に操作を加え
る手術をいい、腹腔鏡下に行われる手術を含みます。
(9)この表の「悪性新生物根治手術」とは、悪性新生物組織の完全な
除去を目的として、悪性新生物の原発巣を含めてその周囲組織を
広範に切除し、転移した可能性のある周辺のリンパ節を郭清する
手術をいいます。悪性新生物根治手術は1つの原発巣に対し、1
回に限り手術共済金の支払いの対象となります。転移・再発病巣
に対する手術については、悪性新生物根治手術には該当せず、「そ
の他の悪性新生物手術」に該当します。
(10)この表の「内視鏡等」による手術とは、ファイバースコープ・体
表の切開を伴わない硬性内視鏡による手術、および血管・バスケ
ットカテーテルによる手術をいいます。
3. その他の取扱い
(1)「レーザー・冷凍凝固による眼球手術」「悪性新生物電磁波温熱療法」
「内視鏡等による脳・喉頭・胸部臓器・腹部臓器手術」および 「体
外衝撃波による体内結石破砕術」については、施術の開始日から
60 日の間に1回の支払いを限度とします。
(2)「放射線照射(血液照射を除きます。)」については、5000 ラド(50
グレイ)以上の照射をするものをいい、施術の開始日から 60 日
の間に1回の支払いを限度とします。 「放射線照射(血液照射を除きます。)」における密封小線源治療の
うち、永久挿入療法による組織内照射については、1回の施術に
つき1回の支払いを限度とします。
(3)上記(1)および(2)に掲げる以外の手術について、複数回実
- 100 -
施する手術を1回(1連)の手術として医療機関が算定する場合は、
複数回実施する場合であっても1回の手術とみなします。
(4)この表に掲げる手術を受けた場合で、表中の手術の2種類以上に
該当したときは、それらのうちもっとも支払割合の高いいずれか
1種類の手術に該当したものとします。ただし、つぎの手術に該
当したときは、つぎの手術にのみ該当したものとします。 「レーザー・冷凍凝固による眼球手術」「放射線照射(血液照射を
除きます。)」「悪性新生物電磁波温熱療法」「内視鏡等による脳・
喉頭・胸部臓器・腹部臓器手術」「体外衝撃波による体内結石破砕
術」および「骨髄移植」
手術の共済金は、病気やケガの治療を直接の目的と
ご注意 する所定の手術が対象となります。視力矯正術(レー
シック)
、インプラント、診断・検査・予防のための
手術等、病気やケガの治療を直接の目的としない手
術や、皮膚切開、創傷処理、デブリードマン、非観
血的手術、子宮内膜掻爬術(がん、流産による手術
を除く)
、抜歯、輸血等のように「手術支払割合表」
に定める手術に該当しない場合や、医療機関で“処
置”と扱われている場合は、手術共済金をお支払い
しません。詳しくは、「お支払いの対象外となる手術
の代表例」(P.42)をご参照ください。
そ う は
- 101 -
別表5 女性特定疾病分類表
1. 女性特定疾病とは、契約引受団体が下記に定めるものです。
2. 分類項目および分類番号は、厚生労働省大臣官房統計情報部編「疾病、
傷害および死因統計分類提要 I CD -10(2003 年版)準拠」により
ます。
分類項目
分類番号
1.乳房の悪性新生物
C50
2.外陰の悪性新生物
C51
3.膣の悪性新生物
C52
4.子宮頚(部)の悪性新生物
C53
5.子宮体部の悪性新生物
C54
6.子宮の悪性新生物、部位不明
C55
7.卵巣の悪性新生物
C56
8.その他および部位不明の女性生殖器の悪性新生物
C57
9.胎盤の悪性新生物
C58
10.甲状腺の悪性新生物
C73
11.その他の部位の続発性悪性新生物(C79)中の
卵巣の続発性悪性新生物
C79.6
12.上皮内黒色腫(D03)中の体幹の上皮内黒色腫(D
03.5)中の
乳房(皮膚)(軟部組織)
D03.5
13.乳房の上皮内癌
D05
14.子宮頚(部)の上皮内癌
D06
15.その他および部位不明の生殖器の上皮内癌(D07)
中の
子宮内膜
D07.0
外陰部
D07.1
膣
D07.2
その他および部位不明の女性生殖器
D07.3
16.乳房の良性新生物
D24
17.子宮平滑筋腫
D25
18.子宮のその他の良性新生物
D26
19.卵巣の良性新生物
D27
20.その他および部位不明の女性生殖器の良性新生物
D28
21.甲状腺の良性新生物
D34
22.その他および部位不明の内分泌腺の良性新生物(D
35)中の
上皮小体<副甲状腺>
D35.1
23.女性生殖器の性状不詳または不明の新生物
D39
24. 内分泌腺の性状不詳または不明の新生物(D44)
中の
甲状腺
D44.0
- 102 -
分類項目
分類番号
25. その他および部位不明の性状不詳または不明の新
生物(D48)中の
乳房
D48.6
26.鉄欠乏性貧血
D50
D51
27.ビタミンB12 欠乏性貧血
28.葉酸欠乏性貧血
D52
29.その他の栄養性貧血
D53
30.酵素障害による貧血
D55
31.サラセミア<地中海貧血>
D56
32.鎌状赤血球障害
D57
33.その他の遺伝性溶血性貧血
D58
34.後天性溶血性貧血
D59
35.後天性赤芽球ろう<癆>[赤芽球減少症]
D60
36.その他の無形成性貧血
D61
37.他に分類される慢性疾患における貧血
D63
38.その他の貧血
D64
39.その他の凝固障害(D68)中の
その他の明示された凝固障害
D68.8
40.ヨード欠乏による甲状腺障害および類縁病態
E01
41.無症候性ヨード欠乏性甲状腺機能低下症
E02
42.その他の甲状腺機能低下症
E03
43.その他の非中毒性甲状腺腫
E04
44.甲状腺中毒症[甲状腺機能亢進症]
E05
45.甲状腺炎
E06
46.その他の甲状腺障害
E07
47.クッシング< Cushing >症候群
E24
48.卵巣機能障害
E28
49.他に分類される疾患における内分泌腺障害(E35)
中の他に分類される疾患における甲状腺障害(E
35.0)中の
甲状腺結核
E35.0
50. 治療後内分泌および代謝障害、他に分類されない
もの(E89)中の
治療後甲状腺機能低下症
E89.0
51.産じょく<褥>に関連した精神および行動の障害、
F53
他に分類されないもの
52. 原 発 性 筋 障 害( G71) 中 の 筋 強 直 性 障 害( G
71.1)中の
筋緊張性白内障
G71.1
53.角膜炎(H16)中の
実質性および深層角膜炎
H16.3
54.老人性白内障
H25
- 103 -
分類項目
55.その他の白内障
56. 他に分類される疾患における白内障および水晶体
その他の障害(H28)中の
糖尿病(性)白内障
その他の内分泌、栄養および代謝疾患における白内障
57.緑内障
58.他に分類される疾患における緑内障(H42)中の
内分泌、栄養および代謝疾患における緑内障
59. 眼 球 の 障 害( H44) 中 の 眼 球 の 変 性 病 態( H
44.5)中の
絶対緑内障
60. 他に分類される疾患における硝子体および眼球の
障害(H45)中の
他に分類される疾患における眼内炎
61.急性リウマチ熱
62.慢性リウマチ性心疾患
63.低血圧(症)
64.胆石症
65.胆のう<嚢>炎
66.胆のう<嚢>のその他の疾患
67.胆道のその他の疾患
68.血清反応陽性関節リウマチ
69.その他の関節リウマチ
70.若年性関節炎
71.その他の明示された関節障害(M12)中の
リウマチ熱後慢性関節障害
72.股関節症[股関節部の関節症]
73.結節性多発(性)動脈炎および関連病態
74.その他のえ<壊>死性血管障害
75.全身性エリテマトーデス<紅斑性狼瘡>< SLE >
76.皮膚多発性筋炎
77.全身性硬化症
78.その他の全身性結合組織疾患
79. 骨粗しょう〈鬆〉症<オステオポローシス>、病
的骨折を伴うもの
80. 骨粗しょう<鬆>症<オステオポローシス>、病
的骨折を伴わないもの
81.急性尿細管間質性腎炎
82.慢性尿細管間質性腎炎
- 104 -
分類番号
H26
H28.0
H28.1
H40
H42.0
H44.5
H45.1
I00~
I02
I05~
I09
I95
K80
K81
K82
K83
M05
M06
M08
M12.0
M16
M30
M31
M32
M33
M34
M35
M80
M81
N10
N11
分類項目
分類番号
83. 尿細管間質性腎炎、急性または慢性と明示されな
N12
いもの
84.閉塞性尿路疾患および逆流性尿路疾患(N13)中
の
膿腎(症)
N13.6
85.その他の腎尿細管間質性疾患(N15)中の
腎膿瘍および腎周囲膿瘍
N15.1
86.腎および尿管のその他の明示された障害(N28.8)
中の
腎盂炎、腎盂尿管炎、尿管炎
N28.8
87.膀胱炎
N30
88. 神経因性膀胱(機能障害)、他に分類されないも
の(N31)中の神経因性膀胱(機能障害)、詳細不明
(N 31.9)中の
神経因性膀胱(膀胱炎を伴うものに限ります)
N31.9
89.その他の膀胱障害(N32)中の
膀胱憩室
N32.3
90.他に分類される疾患における膀胱障害(N33)中
の
結核性膀胱炎
N33.0
他に分類されるその他の疾患における膀胱障害
N33.8
91.尿道炎および尿道症候群
N34
92.尿道のその他の障害(N36)中の
尿道憩室
N36.1
尿道小丘
N36.2
93.尿路系のその他の障害(N39)中の
尿路感染症、部位不明
N39.0
緊張性(腹圧性)尿失禁
N39.3
その他の明示された尿失禁
N39.4
N60~
94.乳房の障害
N64
N70~
95.女性骨盤臓器の炎症性疾患
N77
N80~
96.女性生殖器の非炎症性障害
N98
97. 腎尿路生殖器系の処置後障害、他に分類されない
もの(N99)中の腎尿路生殖器系のその他の処置後
障害(N 99.8)中の
残留卵巣症候群、子宮筋腫摘出後後遺症
N99.8
O00~
98.流産に終わった妊娠
O08
- 105 -
分類項目
分類番号
99. 妊娠、分娩および産じょく<褥>における浮腫、 O10~
たんぱく<蛋白>尿および高血圧性障害
O16
O20~
100.主として妊娠に関連するその他の母体障害
O29
101.胎児および羊膜腔に関連する母体ケアならびに予
O30~
想される分娩の諸問題
O48
O60~
102.分娩の合併症
O75
103.鉗子分娩および吸引分娩による単胎分娩
O81
104.帝王切開による単胎分娩
O82
105.その他の介助単胎分娩
O83
106.多胎分娩(O84)、ただし、多胎分娩、全児自然 O84.1~
分娩(O84.0)を除く
O84.9
O85~
107.主として産じょく<褥>に関連する合併症
O92
O95~
108.その他の産科的病態、他に分類されないもの
O99
109.先天(性)水晶体奇形(Q12)中の
先天(性)白内障
Q12.0
110.眼のその他の先天奇形(Q15)中の
先天(性)緑内障
Q15.0
111.卵巣、卵管および広間膜の先天奇形
Q50
112.子宮および子宮頚(部)の先天奇形
Q51
113.女性性器のその他の先天奇形
Q52
114.股関節部の先天(性)変形
Q65
115.乳房の先天奇形
Q83
116. 処置の合併症、他に分類されないもの(T 81)
中の処置に続発する感染症、他に分類されないもの
(T 81.4)中の
骨盤部感染性リンパのう<嚢>胞
T81.4
- 106 -
別表6 先進医療の範囲
1. 先進医療とは、次のすべてを満たすものをいいます。
(1)次に掲げるいずれかの法律に基づく評価療養のうち、厚生労働
大臣が定める高度の医療技術を用いた療養。ただし、厚生労働
省告示に定める先進医療に該当するもので、先進医療ごとに厚
生労働大臣が定める施設基準に適合する病院または診療所でお
こなわれるものに限ります。
ア.健康保険法
イ.国民健康保険法
ウ.国家公務員共済組合法
エ.地方公務員等共済組合法
オ.私立学校教職員共済法
カ.船員保険法
キ.高齢者の医療の確保に関する法律
(2)療養を受けた日現在において、前号ア~キに掲げる法律に定め
る療養の給付に関する規定において給付対象となっている療養
以外の療養
2. 療養とは、次のいずれかに該当するものをいいます。
(1)診察
(2)薬剤または治療材料の支給
(3)処置、手術その他の治療
- 107 -
資料
資料1 告知事項(2016年9月時点の告知事項です。2016年8月
以前にご加入の場合、回答いただいた告知事項とは異なる場合がありま
すのでご注意ください。)
●告知事項A(J1900 円 ・V1000 円コース)
申込日当日における被共済者の健康状態について、「①いいえ」ま
たは「②はい」でお答えください。
1.現在、入院中ですか?
※申込日当日の入院および退院の場合も「②はい」になります。
2.現在、医師から、「今後1年以内の入院または手術」をすすめ
られていますか?
※入 院または手術について、「実施時期が未定の場合」や「実
施するか否か、または実施時期の判断が、本人や家族にまか
せられている場合」も「②はい」になります。
●告知事項B
(J1000円・J2000円・L2000円・L3000円・L4000円・
V2000円・V4000円・R3000円・R4000円・W2000円コース、
先進医療特約中途付帯)
申込日当日における被共済者の健康状態について、「①いいえ」ま
たは「②はい」でお答えください。
1.現在、入院中ですか?
※申込日当日の入院および退院の場合も「②はい」になります。
2.現在、医師から、入院または手術をすすめられていますか?
※入 院または手術について、「実施するか否かの判断が、本人
や家族にまかせられている場合」も「②はい」になります。
3.過去5年以内に、つぎの病気により、医師の検査、診察、治療、
薬の処方、通院指示を受けたことがありますか?
がん(悪性新生物) 脳卒中 脳梗塞 脳出血 くも膜下出血 脳動脈瘤 狭心症 心筋梗塞 心臓弁膜症 先天性心疾患 心筋症 上室性頻拍 心室頻拍 心房細動 心房粗動 脂肪肝
肝硬変 肝炎 肝炎ウイルスキャリア 肝機能障害 糖尿病 高血圧症 統合失調症 アルコール依存症 薬物依存症
※健康診断、人間ドック、がん検診などで上記の病気と診断さ
れた場合も「②はい」になります。
4.過去1年以内に、病気やケガで、医師による検査、診察、治療、
薬の処方、通院指示を受けたことがありますか?
※
【表ア:軽度の病気やケガ】による場合は「①いいえ」にな
ります。
※診察、治療などの終了により、今後の検査、診察、治療、薬
の処方、通院の必要がないと医師から伝えられている場合は
「①いいえ」になります。
- 108 -
5.過去1年以内に、健康診断、人間ドック、がん検診、妊婦健診、
乳幼児健診などで異常を指摘され、「再検査」「精密検査」「治療
が必要」などの診断を受けたことがありますか?
※
【表ア:軽度の病気やケガ】による場合は「①いいえ」にな
ります。
※再検査の結果が異常なしの場合、または、診察、治療などの
終了により、今後の検査、診察、治療、薬の処方、通院の必
要がないと医師から伝えられている場合は「①いいえ」にな
ります。
6.女性で 15 歳以上の方のみお答えください。
現在、妊娠中で、かつ、妊娠に関して、健康保険適用の検査、診察、
治療、薬の処方、通院指示を受けていますか?
[健康保険適用の例]
貧血やつわりなどによる薬の処方 切迫流産 切迫早産
子宮頸管無力症 妊娠高血圧症候群 妊娠糖尿病 など
※
【表ア:軽度の病気やケガ】による場合は「①いいえ」にな
ります。
7.女性で 15 歳以上の方のみお答えください。
過去5年以内に、帝王切開を受けたことがありますか?
【表ア:軽度の病気やケガ】
虫歯 さし歯 入歯 歯槽膿漏症 歯髄炎 歯周炎 歯周症 歯肉炎
湿 疹 ア ト ピ ー 性 皮 膚 炎 じ ん ま 疹 か ぶ れ い ぼ 水 虫
かぜ(インフルエンザは除く) 急性鼻炎(慢性鼻炎は除く) 花粉症
食物アレルギー 動物アレルギー 単純近視 ものもらい 結膜炎
月経不順 手足(注)のケガ(打撲・ねんざ・脱臼・骨折) 切傷 火傷
(注)
「手足」とは、
「鎖骨、上腕骨から手先」および「大腿骨から足先」
をいいます。肩関節、肩胛骨、股関節は含みません。
※上記の病気やケガは、傷病名が確定しているものに限ります。(例え
ば「かぜの疑い」の状態は「かぜ」ではありません。)
※上記の病気やケガであっても、入院、手術または先進医療をすすめら
れている場合は、軽度の病気やケガとはみなしません。
※上記以外でも、契約引受団体が定める軽度の病気やケガであれば、ご
加入できる場合がありますので、ご加入の生協にお問い合わせくださ
い。
*
「申込日」とは、生協が加入申込書を受け付けた日(郵送の場合は
消印日、消印がない場合は到着日)です。
*
「入院」には、検査入院、教育入院を含みますが、正常分娩による
入院は除きます。
*
「手術」には、切開術、切除術の他に内視鏡による手術や放射線治
療も含みます。ただし、健康保険適用外の美容整形の手術は含みま
せん。
- 109 -
*
「がん(悪性新生物)」には、白血病や肉腫などを含みますが、上皮
内新生物は含みません。
*
「先進医療」とは厚生労働大臣が定める医療技術で、技術ごとに決
められた適応症に対し施設基準に適合する医療機関にて行われるも
のに限ります。
資料2 条件付加入制度(2016年9月時点の条件付加入制度です。)
特定の病気等で告知事項の回答が「②はい」になる場合、その病気等を
原因とする共済事由について、保障を制限することに契約者が同意する
ことにより加入できる制度です。
※契約の更改(→「加入コースを変更する場合(更改)
(P.66)
」参照)
、
移行(→「
《ずっとあい》への移行(P.69)
」参照)をした場合も、免
責期間は継続します。ただし、つぎの①②に該当する場合を除きます。
①下記1.(1)の病気等で、この制度を利用しJ 1000 円コースに
加入後、年齢満期時に健康状態にかかわらず加入できるコースに継
続した場合は、年齢満期日を以て免責・削減期間が終了します。
②こ の制度を利用しJ 1000 円コース加入後、J 1900 円コースに
更改する場合は、更改日をもって免責・削減期間が終了します(更
改申込日から1年間の共済事由については、共済金を削減して支払
う場合があります)。
※この制度を利用し、共済金額が増額となる更改等を行う場合は、増額
部分に新たな条件が付きます。ただし、J 1900 円コースから、こ
の制度を利用しJ 1000 円コースへ更改する場合は、既存部分を含め、
新たな条件が付きます。
1.J 1000 円コースに申し込む場合(先進医療特約付のコースも含み
ます)
被共済者が次の表の「対象となる方」に該当する場合、契約者が「共
済金お支払いの条件」に同意することで加入できます。複数の病気に
ついて条件付加入制度の対象となる方も、
それぞれの病気について「共
済金お支払いの条件」に同意すれば加入できます。ただし、
「ぜんそく」
で告知事項の回答が「②はい」になる方は、追加告知事項への回答が
必要です。追加告知事項の回答が
「②はい」
になる方は加入できません。
※すでにJ 1000 円コースに加入の方が、先進医療特約の中途付帯を
申し込む場合にも適用できます。
(1)
「扁桃およびアデノイドの慢性疾患
・中耳炎」
「そけいヘルニア」
「停
留精巣 < 睾丸 >・移動性精巣・陰嚢水腫・遊走精巣」「斜視」「口
唇裂・口蓋裂」「心理的発達の障がい」
次のア~カの病気により告知事項B「1」
「2」
「4」
「5」
のいずれかの回答が「②はい」になり、ア~カ以外の傷
病で告知事項Bのいずれの回答にも「②はい」がない方
対象
ア . 扁桃およびアデノイドの慢性疾患・中耳炎
となる方
イ . そけいヘルニア
ウ . 停留精巣 < 睾丸 >・移動性精巣・陰嚢水腫・遊走精巣
エ . 斜視
- 110 -
オ . 口唇裂・口蓋裂
カ . 心理的発達の障がい
免責・
申込日から3年
削減期間
申込日から3年以内に開始(実施)した、
入院・
告知事項の回答が「②はい」となる原因と
手術・
なった上記ア~カの病気を直接の原因とす
先進医療 る入院、手術および先進医療の共済金はお
共済金
支払いしません。
お支払い
申込日から3年以内の、告知事項の回答が
の条件
「②はい」となる原因となった上記ア~カ
死亡・
の病気を直接の原因とする死亡共済金およ
重度障がい
び重度障害共済金は、10 万円に削減して
お支払いします。
(2)
「ぜんそく」
ぜんそくにより告知事項B「4」「5」のいずれかの回
対象
答が「②はい」になり、ぜんそく以外の傷病で告知事項
となる方
Bのいずれの回答にも「②はい」がない方
免責・
申込日から5年
削減期間
追加告知 過去2年以内に、「ぜんそく」により入院または手術を
事項
したことがありますか?
申込日から5年以内に開始(実施)した、
入院・
ぜんそくを直接の原因とする入院、手術お
手術・
よび先進医療の共済金はお支払いしませ
共済金
先進医療
ん。
お支払い
の条件
申込日から5年以内のぜんそくを直接の原
死亡・
因とする死亡共済金および重度障害共済金
重度障がい
は、10 万円に削減してお支払いします。
2.L 2000 円・L 3000 円・L 4000 円・V 2000 円・V 4000 円・
R 3000 円・R 4000 円・W 2000 円コースに申し込む場合(先進
医療特約付のコースも含みます)
被共済者が次の表の「対象となる方」に該当する場合、契約者が「共
済金お支払いの条件」に同意することで加入できます。複数の病気に
ついて条件付加入制度の対象となる方も、それぞれの病気について「共
済金お支払いの条件」に同意することで加入できます。
※すでに上記のコースに加入の方が、先進医療特約の中途付帯を申し
込む場合にも適用できます。
(1)
「子宮筋腫」
子宮筋腫により告知事項B「1」「2」「4」「5」のい
対象
ずれかの回答が「②はい」になり、子宮筋腫以外の傷病
となる方
で告知事項Bのいずれの回答にも「②はい」がない方
免責期間 申込日から3年
- 111 -
申込日から3年以内に開始(実施)した、子宮および子
宮付属器(卵巣・卵管)の病気の治療* のための入院・
手術、また、子宮および子宮付属器(卵巣・卵管)の病
共済金 気の療養*のための先進医療の共済金はお支払いしませ
お支払い ん。
の条件 *子宮筋腫だけでなく、子宮および子宮付属器(卵巣・
卵管)にかかわるすべての病気の治療・療養、または
その治療・療養と因果関係のある傷病の治療・療養を
いいます。
(2)
「痔」
痔により告知事項B「4」
「5」のいずれかの回答が「②
対象
はい」になり、痔以外の傷病で告知事項Bのいずれの回
となる方
答にも「②はい」がない方
免責期間 申込日から3年
申込日から3年以内に開始(実施)した、痔の治療*1
のための入院・手術、また、直腸および肛門部にかかわ
るすべての療養*2 のための先進医療の共済金はお支払
いしません。
共済金
*1 痔核、裂肛、痔瘻、肛門周囲膿瘍、脱肛の治療ま
お支払い
たはその治療と因果関係のある傷病の治療をいい
の条件
ます。
*2 痔だけでなく、直腸および肛門部にかかわるすべ
ての病気の療養、またはその治療と因果関係のあ
る傷病の療養をいいます。
(3)
「帝王切開」
対象
告知事項B「7」の回答が「②はい」になり、告知事項
となる方 Bの「7」以外のいずれの回答にも「②はい」がない方
免責期間 申込日から2年
申込日から2年以内に開始(実施)した、妊娠および分
娩に関わる*入院、手術および先進医療の共済金はお支
共済金
払いしません。
お支払い
*帝王切開だけでなく、妊娠期から分娩に至るまでの異
の条件
常に対する治療・療養をいい、妊娠および分娩に起因
する病気の治療・療養を含みます。
※保 障を制限することに契約者が同意した疾病(以下、免責疾病)
による入院を開始したときに免責疾病以外の疾病を併発していた
場合、および免責疾病による入院中に免責疾病以外の疾病による
入院を開始した場合には、免責疾病以外の疾病による入院期間に
ついて、共済金をお支払いします。
※J 1900 円・J 2000 円・V 1000 円・W 1000 円コースには、
条件付加入制度はありません。
- 112 -
資料3 特定疾病加入制度
(2016年9月時点の特定疾病加入制度です。)
「高血圧症(または高血圧)」
「脂肪肝」により告知事項の回答が「②はい」
になる場合、追加の条件を満たせば加入できる制度です。条件付加入制
度とは異なり、保障に制限はありません。
対 象 と な る コ ー ス は、 L 2000 円・ L 3000 円・ L 4000 円・ V
2000 円・V 4000 円・R 3000 円・R 4000 円・W 2000 円コース
です(先進医療特約付のコースも含みます)。
※すでに上記のコースに加入の方が、先進医療特約の中途付帯を申し込
む場合にも適用できます。
(1)「高血圧症(または高血圧)」
「高血圧症(または高血圧)*1」により告知事項B「3」
「4」「5」のいずれかの回答が「②はい」になる方
対象
※
「高血圧症(または高血圧)」を原因として告知事項B
となる方
の「3」「4」「5」以外の質問の回答が「②はい」に
なる場合は特定疾病加入制度の対象になりません。
①申込日において満 30 歳以上であること
②
「高血圧症(または高血圧)」の原因となる病気がない
こと
③過去5年以内に「高血圧症(または高血圧)」による
追加告知
入院がないこと
事項
④過去5年以内に腎臓または心臓の病気がないこと
⑤過去5年以内に尿または心電図の検査で異常を指摘さ
れていないこと* 2
⑥最新の血圧が一定の範囲内であること
*1「高血圧の状態」「血圧高め」など「高血圧症」と診断されてい
ない場合も含みます。ただし、「高血圧症(または高血圧)」の
原因となる病気がある場合や、「高血圧症(または高血圧)」以
外の病気の可能性を指摘されている場合は加入できません。
*2 異常を指摘された場合であっても、申込日において完治してい
る場合や、今後の検査、診察、治療、薬の処方、通院の必要が
ないと医師から伝えられている場合はこの条件を満たします。
(2)「脂肪肝」
「脂肪肝」により告知事項B「3」「4」「5」のいずれ
かの回答が「②はい」になる方*3
対象
※
「脂肪肝」を原因として告知事項Bの「3」「4」「5」
となる方
以外の質問の回答が「②はい」になる場合は特定疾病
加入制度の対象になりません。
①申込日において満 30 歳以上であること
②「脂肪肝」の原因となる病気がないこと
追加告知
③過去5年以内に「脂肪肝」による入院がないこと
事項
④最新の GOT(AST)、GPT(ALT)およびγ GTP の
値が一定の範囲内であること
*3「非アルコール性脂肪肝」に限ります。
- 113 -
「脂肪肝」と診断されていない場合(「脂肪肝の疑い」など)を
含みます。ただし、「脂肪肝」の原因となる病気がある場合や、
「脂肪肝」以外の病気の可能性を指摘されている場合は加入で
きません。
資料4 各コースの保障内容
(注)下記の保障内容は、2016年9月1日時点のものです。(新規募集を停止している
コースは割愛しています。
)今後の商品改定により、掛金や保障内容が変更になる
場合があります。
コース名
加入できる年齢
J1000 円コース
保障期間
病気死亡 ・ 重度障害
100 万円
50 万円
事故死亡 ・ 事故重度障害(上記にプラス)
事故後遺障害(障害の程度に応じて)
14 万~ 350 万円
1 日目から 360 日分
日額 6,000 円
病気入院
事故(ケガ)
日額 6,000 円
1 日目から 360 日分
入院
36 万円
長期入院(270 日以上連続した入院)
事故(ケガ)通院(事故日から 180
日額 2,000 円
日以内 ・1 日目から 90 日分)
手術(支払対象手術を受けた場合)
5・10・20 万円
親死亡 ・ 親重度障害(扶養者を含む)
扶養者事故死亡 ・ 扶養者事故重度障害
先進医療*1
(任意付帯)
4 万円
100 万円
自己負担額と
先進医療共済金
同額
一時金(上記にプラス) 先進医療共済金の
※右記のいずれか高い方 10%または5万円
コース名
加入できる年齢
保障期間
病気死亡 ・ 重度障害
ジュニア 20 コース
J2000 円コース
J1900 円コース
500 万円
300 万円
28 万~ 700 万円
日額 10,000 円
100 万円
50 万円
14 万~ 350 万円
日額 5,000 円
日額 10,000 円
日額 5,000 円
0 歳~満 19 歳
満 20 歳の満期日まで
60 万円
30 万円
日額 3,000 円
日額 2,000 円
10・20・40 万円
4・8・16 万円
20 万円
700 万円
自己負担額と
同額
先進医療共済金の
10%または5万円
4 万円
100 万円
-
-
医療コース
V1000 円コース*2
V2000 円コース V4000 円コース
0 歳~満 19 歳 満 20 歳~満 64 歳
0 歳~満 64 歳
10 万円
満 65 歳の満期日まで
10 万円
10 万円
20 万円
事故死亡 ・ 事故重度障害(上記にプラス) 50 万円
50 万円
100 万円
200 万円
事故後遺障害(障害の程度に応じて)
2 万~ 50 万円 2 万~ 50 万円 4 万~ 100 万円 8 万~ 200 万円
*2
1 日目から 360 日分 日額 2,000 円
-
-
-
病気入院
-
日額 2,000 円 日額 5,000 円 日額 10,000 円
1 日目から 184 日分
-
1 日目から 360 日分 日額 2,000 円*2
-
日額 2,000 円
1 日目から 184 日分
長期入院(270 日以上連続した入院)
36 万円
36 万円
事故(ケガ)通院(事故日から 180
日額 1,000 円 日額 1,000 円
日以内 ・1 日目から 90 日分)
手術(支払対象手術を受けた場合)
1・2・4 万円 1・2・4 万円
30 万円
30 万円
全焼・全壊・流失
半焼・半壊
15 万円
15 万円
住宅災害
一部焼・一部損壊・
3 万円
3 万円
床上浸水
事故(ケガ)
入院
先進医療*1
(任意付帯)
先進医療共済金
-
-
一時金(上記にプラス)
※右記のいずれか高い方
-
-
- 114 -
-
-
日額 5,000 円 日額 10,000 円
12 万円
30 万円
日額 1,500 円
日額 3,000 円
2・4・8 万円 4・8・16 万円
30 万円
60 万円
15 万円
30 万円
3 万円
6 万円
自己負担額と 自己負担額と
同額
同額
先進医療
先進医療
共済金の 10% 共済金の 10%
または5万円 または5万円
コース名
加入できる年齢
保障期間
病気死亡 ・ 重度障害
L2000 円コース
100 万円
事故死亡 ・ 事故重度障害(上記にプラス)
100 万円
事故後遺障害(障害の程度に応じて)
4 万~ 100 万円
1 日目から 184 日分
日額 5,000 円
病気入院
女性特定病気
1 日目から 184 日分
日額 3,000 円
入院(上記にプラス)
事故(ケガ)
日額 5,000 円
1 日目から 184 日分
入院
長期入院(270 日以上連続した入院)
事故(ケガ)通院(事故日から 180
日以内 ・1 日目から 90 日分)
手術(支払対象手術を受けた場合)
配偶者
家族死亡 ・
扶養または同居する子
家族重度障害
同居または被共済者を
扶養する親
全焼・全壊・流失
住宅災害
先進医療*1
(任意付帯)
半焼・半壊
一部焼・一部損壊・
床上浸水
加入できる年齢
保障期間
病気死亡 ・ 重度障害
事故死亡 ・ 事故重度障害(上記にプラス)
満 18 歳~満 64 歳
満 65 歳の満期日まで
200 万円
L4000 円コース
300 万円
100 万円
4 万~ 100 万円
日額 7,000 円
100 万円
4 万~ 100 万円
日額 10,000 円
日額 3,000 円
日額 3,000 円
日額 7,000 円
日額 10,000 円
30 万円
42 万円
60 万円
日額 1,000 円
日額 1,500 円
日額 2,000 円
2・4・8 万円
3・6・12 万円
4・8・16 万円
5 万円
2 万円
5 万円
2 万円
5 万円
2 万円
1 万円
1 万円
1 万円
30 万円
30 万円
30 万円
3 万円
3 万円
3 万円
自己負担額と
同額
先進医療共済金の
10%または5万円
自己負担額と
同額
先進医療共済金の
10%または5万円
15 万円
15 万円
自己負担額と
先進医療共済金
同額
一時金(上記にプラス) 先進医療共済金の
※右記のいずれか高い方 10%または5万円
コース名
女性コース
L3000 円コース
15 万円
ベーシックコース
ウェルカムコース*4
R3000 円コース R4000 円コース W1000 円コース W2000 円コース
0 歳~満 54 歳*3
満 65 歳の満期日まで
300 万円
400 万円
100 万円
事故後遺障害(障害の程度に応じて) 4 万~ 100 万円
病気入院
1 日目から 184 日分 日額 5,000 円
事故(ケガ)
1 日目から 184 日分 日額 5,000 円
入院
30 万円
長期入院(270 日以上連続した入院)
手術(支払対象手術を受けた場合) 3・6・12万円
配偶者
5 万円
家族死亡 ・
2 万円
扶養または同居する子
家族重度障害
同居または被共済者を
1 万円
扶養する親
30 万円
全焼・全壊・流失
半焼・半壊
15 万円
住宅災害
一部焼・一部損壊・
3 万円
床上浸水
自己負担額と
先進医療共済金
同額
先進医療*1
先進医療
(任意付帯)
一時金(上記にプラス)
共済金の 10%
※右記のいずれか高い方
または5万円
0 歳~満 64 歳
満 65 歳の満期日まで
100 万円
200 万円
200 万円
100 万円
200 万円
8万~ 200 万円 4 万~ 100 万円 8 万~ 200 万円
日額 7,000 円 日額 1,500 円 日額 3,000 円
日額 7,000 円 日額 1,500 円 日額 3,000 円
42 万円
9 万円
18 万円
5・10・20万円 1・2・4 万円 2・4・8 万円
5 万円
2 万円
5 万円
2 万円
10 万円
4 万円
1 万円
1 万円
2 万円
30 万円
10 万円
20 万円
3 万円
1 万円
15 万円
自己負担額と
同額
先進医療
共済金の 10%
または5万円
5 万円
-
-
10 万円
2 万円
自己負担額と
同額
先進医療
共済金の 10%
または5万円
※
《たすけあい》は共済期間1年の商品で、年齢満期まで自動更新され
ます。
※重度障害とは、労働者災害補償保険法の障害等級表の1級、2級、3
級の②③④の状態のことをいいます。
- 115 -
※事故により支払割合が 100%の後遺障害となった場合には、この表
の事故後遺障害の最高金額と病気死亡(重度障害)および事故死亡(重
度障害)の金額を合算してお支払いします。
※事故死亡 ・ 事故重度障害、事故後遺障害、扶養者事故死亡 ・ 扶養者事
故重度障害については、事故日から2年以内の死亡または症状固定に
限りお支払いします。
※手術の内容によってはお支払いできない場合もあります。また、同日
に複数の手術を受けられた場合、1回分(手術共済金の金額の高い手
術)をお支払いします。
※先進医療特約は、所定のコースに任意で付帯することができる特約で
す。加入できる年齢を超えていても共済期間内であれば中途変更が可
能です。
※住宅災害について、一部焼・一部損壊の場合、損害額が 20 万円未満
の場合は支払対象外です。
※J 1600 円コース、一般コース、ケガ通院コース、65 日以上不担保
入院特約付コースの保障内容は、お手元の共済証書でご確認ください。
*1 先進医療特約のお支払限度は、1 回の先進医療につき先進医療共
済金と先進医療一時金を合算して 1,000 万円です。
* 2 2016 年 9 月 1 日以降の入院より、V 1000 円コースにおいて、
発効日における被共済者の年齢が 19 歳以下の共済期間中は、支
払限度日数が 1 回の入院につき 360 日分になります。満 20 歳
の発効日(更新日)以降は他の医療コースと同様 184 日分とな
ります。(《たすけあい》は共済期間 1 年の商品で、年齢満期ま
で自動更新されます。)
*3 新規募集を停止しているコースからの更改加入は満 64 歳まで可
能です。ただし保障額が増額となる場合、更改加入申込時に告知
事項に該当する方は加入できません。
*4 新規募集を停止しているコースからの更改加入専用コースです。
新規加入の取り扱いは行っておりません。
資料5 満65歳以上の保障内容
(注)下記の保障内容は、2016 年9月1日時点のものです。(新規募集を停止している
コースは割愛しています。
)今後の商品改定により、掛金や保障内容が変更になる
場合があります。
シルバー 70 コース
コース名
加入できる年齢
保障期間
死亡・重度障害(病気・事故)
1 日目から 184 日分
病気入院
1 日目から 180 日分
事故(ケガ) 1 日目から 184 日分
入院
1 日目から 180 日分
長期入院(270 日以上連続した入院)
住宅災害
全焼・全壊・流失
半焼・半壊
一部焼・一部損壊・
床上浸水
S1200 円コース S3000 円コース
満 65 歳~満 69 歳
満 70 歳の満期日まで
30 万円
60 万円
日額 1,000 円 日額 3,000 円
《あいぷらす》ゴールド 85
3型
5型
満 65 歳時のみ
満 85 歳の満期日まで
60 万円
100 万円
-
-
-
-
日額 3,000 円 日額 5,000 円
日額 1,000 円 日額 3,000 円
-
-
-
-
日額 3,000 円 日額 5,000 円
6 万円
18 万円
18 万円
30 万円
1 万円
1 万円
-
-
10 万円
5 万円
- 116 -
10 万円
5 万円
-
-
-
-
コース名
加入できる年齢
保障期間
死亡・重度障害(病気・事故)
1 日目から 180 日分
病気入院
事故(ケガ)
1 日目から 180 日分
入院
長期入院(270 日以上連続した入院)
医療2型
《あいぷらす》ゴールド 85
医療3型
医療5型
10 万円
日額 2,000 円
満 65 歳時のみ
満 85 歳の満期日まで
10 万円
日額 3,000 円
10 万円
日額 5,000 円
日額 2,000 円
日額 3,000 円
日額 5,000 円
12 万円
18 万円
30 万円
※
《あいぷらす》ゴールド 85 は、《たすけあい》とは異なる共済商品で
す。
※
《たすけあい》シルバー 70 コース、
《あいぷらす》ゴールド 85 には、
事故後遺障害共済金、手術共済金、事故(ケガ)通院共済金、家族死
亡 ・ 家族重度障害共済金、先進医療共済金、先進医療一時金などの保
障はありません。
資料6 CO・OP共済 個人情報の取り扱いについて
<利用目的>
皆様からご提供いただいた個人情報は以下の目的で利用させていただ
きます。
①各種共済契約のお引き受け、維持管理、共済金のお支払
②CO・OP共済商品・サービスのご案内・提供
③ご加入の生協の共済事業、利用事業、店舗事業、宅配事業、福祉事
業等の運営や商品、サービスのご案内・提供
④その他、共済に関連・付随する業務、並びにお取引等を適切かつ円
滑に履行するための業務
<第三者への提供>
弊会は、以下の場合を除いて、個人情報を第三者へ提供することはあ
りません。
①ご本人の同意をいただいている場合 ②法令に基づく場合
③弊会の業務執行上必要な範囲で、業務委託先に提供する場合
④個人情報保護法に従って個人情報の共同利用を行う場合
<共同利用>
弊会、弊会の子会社およびご加入の生協とは、共済事業、利用事業、
店舗事業、宅配事業、福祉事業等の運営や商品、サービスのご案内・ご
提供のため、取得した個人情報を共同利用することがあります。
詳しくは、コープ共済連、またはご加入の生協のホームページをご覧
ください。
コープ共済連のホームページ:http://coopkyosai.coop
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