授業科目 コード B3-8 授業科目名 ジャーナリズム論 担当教員名 坪井

授業科目
コード
B3-8
科
目
区
専門科目
授業科目名
分
担当教員名
ジャーナリズム論
配当年次 実施学期 単位
選択科目
2
後期
2
坪井 武
曜日・時間
開設学科・専攻・コース
時間割
参照
放送・メディア映像学科
授業のテーマ・概要
昨年はジャーナリズムの世界は「誤報」に揺れた年であった。読売新聞のiPS細胞臨床応用報道、尼
崎を中心とする殺人事件での主犯格女性の顔写真取り違え報道などなど。授業では、我々は情報の受け
手として、メディアの情報をどう『読み解く』か、を全国紙5紙を読み比べて講義・解説する。
授業の目的・到達目標
ジャーナリズムとは何か?表現の自由は誰のものか?まずはその意味を十分に理解し、情報を広く集め
て比較することの重要性を学ぶ。その上で、同じテーマの記事・社説でも、新聞によって扱い・論調が
大きく異なることを、『読み解く』ことで発見・確認する。
授業内容・授業スケジュール
使用資料(プリント等)
回数 項目
内容(予復習指示等を含む)
1 授業開始にあたって 脳の働きは現実が優勢?自筆ノートの作り方
適宜配布
2 大揺れのマスメディア 新聞、テレビ、ネットなど各メディアの現状
(以下、同じ)
3 表現の自由とは
知る権利とは何か。表現の自由を失ったら…… (宿題あり?)
4 新聞と放送の違い・A 新聞ジャーナリズムと放送ジャーナリズム
5
同上
・B 全国版と地方版。ネットワーク
6
同上
・C 論説と解説。社説がない放送
7 社説の読み解き・A 新聞によって内容・主張がまるで異なる
8
同上
・B 社説の読み解き
(この頃、小試験)
9 放送Jリズムの歴史 放送ジャーナリズムの誕生と死。発展と暴走。
10 Jリズムの人権侵害 テレビによる『人権侵害』の検証
11 中間まとめ
ジャーナリズムとは?これまでの理解度の確認。 (この頃、小試験)
12 利用されるJリズム・A 『権力』のテレビ『利用』
13
同上
・B 作り上げられる戦争報道
14 ネット時代のJリズム ネットにジャーナリズムはあるか?
15 Jリズムの社会的責任 経営難で専門記者・スタッフ外注化の危機が…
(試験)
全体の理解度の確認
(期末試験)
履修上の注意・関連科目等
レジュメ・資料プリントは多めに配布するが、授業に集中してこまめにノートをとること。
試験で持ち込みを認めるのは、自筆ノートのみ。プリント類を貼り付けた自筆ノートは持ち込み不可。
最初の授業で「試験の時に活用しやすい『自筆ノート』の作り方」を説明する。
試験と評価
項目
内容等
評価割合
☑有り
小試験もしくはリポート作成を2回以上実施の予定。他に宿題も。
小テスト
40 %
□無し
(期末試験の比重を軽くするためでもあります)
□有り
レポート
%
□無し
内容・形式などについては、授業の中で説明する。
試
験
30 %
その他(出
単なる出欠ではなく、受講姿勢・意欲を重視。携帯・私語・居眠りは大幅減点。 30 %
席状況等)
教科書・参考書及び辞典等
〔テキスト〕テキストは使用しない。この科目専用の自筆ノートを必ず準備すること。
(ルーズリーフ形式のものより、普通の大学ノートの方が望ましい)
〔参考書・その他〕
オフィス・アワー ※別紙オフィスアワーの一覧を参照してください。
研究室の場所・学内電話番号
電子メールのアドレス
作成年度:2013