Parallels Desktop 9 for Mac について

Parallels Desktop 9 for Mac について
Parallels Desktop 9 for Mac は、Mac で Windows が使えるソリューションとして数々の受賞経験を誇る
Parallels Desktop の最新版です。
Parallels Desktop 9 の新機能
Parallels Desktop 9 for Mac (build 9.0.23036) には、次のような新機能と改良点が含まれています。
Windows 8 への対応
- Parallels ウィザードから Windows 8.1 Preview をダウンロードしてインストールできます。
- Windows をクラシック表示に設定できます。Windows 8 の起動後にデスクトップが表示され、Windows 8
アプリのウィンドウがサイズ変更可能になり、スタート メニューが復活します。
- 多くの種類のメディア ファイルは、Windows 8 デスクトップ アプリケーションで開くように設定されています。これ
は、Windows 8 のモダン UI アプリをフルスクリーン モードで使用すると、不便な場合があるためです。
- Coherence モードの Windows 8 の操作性が改良されました。
- Retina モデルと 非 Retina モデルのディスプレイに Windows 8.1 をフルスクリーンで同時に表示する方法
が改良されました。
- Shift を押しながら Doc の Windows 8 アイコンをクリックすると、パワー ユーザー メニューが開きます。
- Windows 8 で、スクロールがスムーズになりました。
ユーザビリティ
- DVD ドライブが搭載されていない Mac コンピュータで、Windows インストール画面が改良されました。
- Parallels Desktop 内の画面から Parallels Access agent をダウンロードすると、iPad で Windows と
Mac OS X アプリケーションが使えるようになります。
-EFI ブート ローダーがサポートされるため、Windows 7 と Linux が USB 外部ストレージ デバイスからインス
トールできます。
- Windows Server 2012 が高速インストールできます。
- Windows の DVD-ROM コンテキスト メニューで仮想マシンの DVD-ROM に対して使われるディスクの画
像が変更されました。
- 仮想マシン ウィンドウを閉じると Windows がシャットダウンするように設定できます。
- Command ボタンを数秒間押してから放しても、Windows のスタート メニュー/画面が表示されません。これ
で、Command + キーのショートカットを使おうとして途中でやめても支障がありません。
- 仮想マシンを 2 台目のディスプレイで使用すると、Parallels Desktop がこのことを記憶します。その後、Mac
にこのディスプレイを接続するたびに、仮想マシンはこのディスプレイに自動的に表示されます。
- [構成] 画面に検索フィールドが追加されました。これを使い、必要な設定をどこで行うのかを確認できます。
- キーボード メニューから仮想マシンに送信できるキーとキーボード ショートカットの一覧がカスタマイズできます。
- キーボードとマウスの設定を変更するためのインターフェイスが最適化されました。
- ゲスト OS のインストール時に、ゲスト OS のイメージ ファイルの検出が改良されました。
- ターミナルで prlctl ユーティリティを使い、仮想マシンをより広範に管理できるようになりました。3D アクセラレー
ションのオン/オフ、Coherence 設定の変更などができます。
- Finder で Parallels 仮想マシンに Parallels アイコン (||) が表示されるため、他のアプリケーションと区別し
やすくなりました。
- Parallels Desktop をアプリケーションのインターフェイスから購入できます。
統合
- Power Nap がサポートされるため、Mac がスリープ モードになっていても Windows を最新状態に保てます
。
- 最新の MacBook Air (Mid 2013) で、Windows 8 または Windows 7 の Boot Camp 仮想マシン
を使用できます。
- Windows と OS X の間でファイルのコピー&ペーストができます。
- iCloud、Dropbox、Google Drive のクラウド ストレージに Windows からアクセスできます。
- Mac OS X から SkyDrive クラウド ストレージにアクセスできます。
- Windows プログラムに対するユーザの注意を喚起するために、タイトルバーの点滅に加え、Dock のアイコンも
バウンドするようになったため、より見落としにくくなりました。
- ダウンロードの終了時やアップデートが用意された場合など、Parallels Desktop のバックグラウンド タスクの通
知が表示されるようになりました。Parallels Desktop をフォアグラウンドに戻して確認する必要はありません。
- Windows をプレゼンテーション モードで使用している間は、Windows 8 と Mac OS X の通知が一時的に
無効になります。
- Windows から 3 本指でのタップで単語の意味を調べることができます。
- Dock で仮想マシンのアイコンを右クリックして、仮想マシンの状態や構成の設定を変更したり、Coherence モ
ードの仮想マシンを管理したりできます。
- コード プロファイリング アプリケーション (Intel VTune Amplifier、OProfile など) を使って、プログラムを最
適化できます。
- 印刷機能をサポートする任意のアプリケーションからファイル、ドキュメント、および Web ページを PDF に印刷し
て、Mac OS X デスクトップに保存できます。
- Mac のユーザー フォルダを Linux 仮想マシンと共有できます。
- ゲスト バージョンの Mac OS X の操作性が改良されました。仮想マシンをシャットダウンすると、変更がまだ保
存されていないという通知が表示されます。
- 新しい仮想アプライアンス - アップデートされた Android と Ubuntu 13.04 がダウンロード可能になりました
。
- VirtualBox 4.x 仮想マシンのサポートが拡張されました。.vdi、.vmdk、.vhd、.hdd フォーマットのハード ディ
スクを持つ仮想マシンを Parallels フォーマットに変換できるようになりました。
- Coherence 表示モードを改良: Dock からスタート ボタンを使って Windows を管理できます。
セキュリティ
- Windows と Mac のウイルス対策や、仮想マシンのセキュリティ設定の管理が、新しい Parallels セキュリティ
センターから集中管理できます。
- Dr.Web のウイルス対策ソフトウェアを使用して、Mac と Windows をウイルスから守ることができます。
- OS X のレジューム機能を無効にするオプション: Parallels Desktop を終了すると、仮想マシンは自動的にサ
スペンドされるのではなく、指定された起動・シャットダウン設定に従ってシャットダウンされます。Mac を他のユーザー
と共有している場合に便利な機能です。
- Windows アカウントのパスワードに、変更時に満たすべき要件を設定できます。
- prlctl/prlsrvctl ユーティリティを使い、Parallels Desktop と仮想マシンに設定変更用のパスワードを設定で
きます。
デバイス
- Thunderbolt/FireWire 外部デバイスや SD メモリを Windows に接続できます。
- 起動可能な外部ストレージ デバイスから、仮想マシンを実行できます。
- 新しい仮想ネットワーク アダプタによって、インターネット接続を高速化できます。
- 仮想 SCSI コントローラに対応します。
Linux への対応
- Linux アプリケーションを OS X アプリのように使用して、OS X ファイルを操作したり、Dock のアイコンからアプ
リケーションを管理することができます。
- Mageia Linux 2 をサポートします。
- Linux Mint 13、14 をサポートします。
- Parallels Tools for Linux が自動的に更新されます。
- 共有フォルダ ボリュームでのディスクの使用済み/空き容量の合計を簡単に確認できます。
- Linux と OS X で共有されるフォルダでのシンボリック リンクの作成をサポートします。
- Linux ゲスト OS の自動検出が改良されました。
Parallels Desktop for Mac Enterprise Edition のみ
- Linux 仮想マシンで KVM のネストされた仮想化をサポートします。
- Linux 仮想マシンで XEN のネストされた仮想化をサポートします。
- セキュリティ向上のために、Windows はサスペンド前に自動的にロックされます。したがって、別のユーザーが
Windows をレジュームしても、サスペンドしたユーザーの Windows アカウントにはアクセスできません。
- 問題レポートごとに、スクリーンショットを添付するかどうかを選べます。
その他
- スナップショット管理画面のデザインが新しくなりました。
- OS X Mavericks のカラー スキームに合わせて GUI のスタイルを変更しました。
既知の問題
- Coherence モードで Microsoft OneNote 2013 に入力しているときにマウス ポインタが消えることがありま
す。
- Microsoft からアップデートをインストール中に Parallels Desktop のパフォーマンスが低下する場合がありま
す。
- 高速インストールを使用して EFI 経由で Ubuntu をインストールできません。
- Linux 仮想マシンと OS X の間でのファイルのドラッグ&ドロップが失敗することがあります。
- 内蔵カメラから外付けのカメラに切り替えると Windows がクラッシュする場合があります。
- CPU が 1 つの Windows 8 仮想マシン内で使用すると、Microsoft Office 2013 の処理速度が遅い場
合があります。
- Command + Tab を押しながらマウスを動かすと、Command キーのみが Windows に認識される場合が
あります。
- Mac OS X 仮想マシンから Parallels Tools をアンインストールできない場合があります。
- 事前インストール済みの Windows 8 SkyDrive アプリでは、Mac OS X との SkyDrive フォルダの共有が
サポートされません。デスクトップ用の SkyDrive を
http://windows.microsoft.com/ja-jp/skydrive/download からダウンロードして、インストールする必要
があります。
システム要件
ハードウェア
- Intel Core 2 Duo、Core i3、Core i5、Core i7 または Xeon プロセッサを搭載した Mac コンピュータ。
- 2 GB 以上の RAM (仮想マシンで Windows 7 以降を実行する場合やホスト OS が Lion 以上の場合
は 4 GB 以上を推奨)
注:Mac コンピュータには、Mac OS X と Mac アプリケーション用のメモリに加え、同時に使う仮想マシンの OS
およびプログラム用にも、十分なメモリが必要になります。
- Parallels Desktop インストール用に約 700 MB の空き容量がブート ボリューム (Mac OS X がインストー
ルされているボリューム) に必要
- Windows 用に 15 GB 以上のハード ディスク空き容量が必要
- 製品のアクティベーション、アップデート、および一部機能利用にはインターネット接続が必要
ソフトウェア
- OS X Mavericks Developer Preview (10.9 以降、試験的にサポート)、OS X Mountain Lion
(10.8.4 以降)、OS X Lion (10.7.5 以降)、Mac OS X Snow Leopard (10.6.8 以降)
- 次のいずれか:
- Mac OS X と同時に使う Windows のインストール ディスク、またはその他のオペレーティング システ
ムのインストール メディア (別売)
- Android、Google Chrome、Ubuntu などのオペレーティング システムを Parallels Desktop 内
の画面からダウンロードしてインストールするためのインターネット接続
著作権表示
Copyright© 1999-2013 by Parallels IP Holdings GmbH and its affiliates. All rights
reserved.
この製品は、著作権法および国際著作権条約およびその他の知的所有権条約によって保護されています。製品
の基本となる技術、特許、および商標は、http://www.parallels.com/jp/trademarks に一覧表示されて
います。
Microsoft、Windows、Windows Server、Windows NT、Windows Vista、および MS-DOS は、
Microsoft Corporation の登録商標です。
Linux は Linus Torvalds の登録商標です。
Apple、Mac、および Mac OS は、Apple Inc. の登録商標です。
ここに記載したその他のマークおよび名前は、それぞれの所有者の商標である可能性があります。
連絡先情報
製品の Web サイト:http://www.parallels.com/jp