人間らしい生活と労働を - イエズス会社会司牧センター Jesuit Social

人間らしい生活と労働を
2015年 4月29日 (水・祝) 13:30~17:00
四ツ谷 ・ 二コラバレ修道院9階ホール
貧困と格差なき社会をめざそう!
安倍内閣は、アベノミクスで賃上げを鼓吹するが、ベースアップは大企業のみ、中小
零細企業と労働者には縁遠い話です。現実には200万円前後の非正規労働者が4割に
近い。生活保護者は増え、年金減額、医療費高で生活はますます厳しい。しかし、国は
内部留保を貯めこむ企業や金融界には優遇策を増やし、労働者にはさらに過酷な労働強
化を招く労働法制の改悪、残業代ゼロ化を目指し、ブラック企業の暗躍を許して、若者
を含む弱者がますます排除されています。これでは大企業や富裕層ばかりを利し、貧困
化はさらに進み、所得格差は拡大する一方です。
このグローバル資本主義を是正できると声を上げたトマ・ピケティ(フランス人経済
学者)の「21 世紀の資本」の考えが世界中を湧き立たせています。
教皇フランシスコは「排他性と格差のある経済を拒否せよ」と、
「貨幣という新しい偶
像崇拝支配」を脱却すること、
「財を分かち合え」
「財は貧しい人々の所有のもの」
「格差
は社会悪の根源」等々(使徒的勧告「福音の喜び」から)と強く呼びかけています。
2015年キリスト者メーデー集会では、労働者・庶民の置かれている現状を共に考
え、貧困と格差なき社会をめざしての闘いに私たちキリスト者として共に祈り、労働者・
国民と連帯しての行動に立ち上がる機会としましょう。
第1部:労働者の問題を深める
現場からの報告 「非正規労働者の実態」
首都圏仲間ユニオン 委員長 石川 正志 氏
「働く青年の現状と未来」
東京 JOC メンバー
貧困と格差の問題
「トマ・ピケティ理論とカトリック教会の社会的教え」
イエズス会社会司牧センター 安藤 勇 神父
第2部:働く者の連帯・共同ミサ
※参加費;資料代カンパ500円をお願いします。
主催:2015年キリスト者メーデー集会実行委員会
(連絡先 090-4396-7446)
協賛:カトリック東京正義と平和委員会
協議会
同横浜教区正義と平和
同さいたま教区正義と平和協議会
イエズス会社会司牧センター
カトリック社会問題研究所
カトリック労働者運動(ACO)神奈川地区
同
同埼玉地区
東京地区有志
カトリック青年労働者連盟(JOC)
JOC OB・ OG