ハンドボールは、走・投・跳という運動における基本要素をフルに使うスポーツです。 1 試合に数点というサッカーなどに比べ、1 分に 1 回は点数が入るというスピーディーな 試合展開で、試合によっては 1 試合に 4 ㎏も痩せてしまうほど「走る」スポーツです。ま た時速 100 キロほどでると言われているジャンプシュート、それを防ぐダイナミックなキー ピングは観ている人を魅了します。日本ではまだマイナーなスポーツですが、ヨーロッパ ではサッカーと並んで人気スポーツです。 ルール <競技時間> 前後半30分、計60分。ハーフタイムは10分。 <チーム構成>コートでプレイできる人数は7人。コートプレーヤーは6人、キーパー1人。 <ボールの扱い方>手でボールを投げる。1人が1度にボールを保持できる時間は3秒、 3歩まで。キーパーは全身が使える。 <コート> 以下の図の通り。 ゴールの周りにある「ゴールエリアライン」には、フィールドプレイヤーは入ることができ ない。ただし、空中に関してはこの中に入ることが許されているのでジャンプシュート などがとても有効になる。 茨城県では、ハンドボールは非常に盛んです。特に県南地域などには小学生チーム などのクラブチームも多くあり競技人口も多くなっています。また、小・中・高と全国でも トップクラスの成績を収めるチームが少なくなく、平成 25 年度に行われた JOC ジュニア オリンピック大会において茨城県の中学校選抜チームが日本一になっています。 【平成 25 年度の登録チーム数】 男子…… 39 校 761 人 女子…… 25 校 310 人 (県西にも10を超える学校にハンドボール部があります。) 現在、2年生3名・1年生4名・マネージャー2名の計9名の生徒が活動しています。 同好会からのスタートということで、初めはコート作りの石拾いからのスタートでした。そ れでも1年間、部活動として活動できる日を夢見て練習に励み、27年度4月より部活 動としての活動をスタートし、5月には公式戦初勝利を挙げるまでに成長しました。 県西地区、特に八千代高校近辺の中学校には、ハンドボール部がある学校がありま せん。当然、今いる部員も全員が初心者であり、決して全員運動神経がいいとは言え ません。ですが「公式戦勝利」に向かって、仲間とともにひたむきにコツコツと努力を重 ねています。 「勝ったから偉い」、「負けたからかっこわるい」、高校の部活動はそんな一言では表 せません。まして、自分が経験したことのない未知のスポーツ「ハンドボール」。挑戦する 価値があると思います!
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