close

Enter

Log in using OpenID

溶液化学研究会ニュースNo.59

embedDownload
溶液化学研究会ニュースNo.59
<第 30 回溶液化学シンポジウム・JMLG/
February 20, 2008
よび奨励賞は以下の方が受賞され、受賞講演を
された。
EMLG ミーティング 2007 合同国際会議
報告>
溶液化学研究会学術賞
木村佳文氏(京都大学准教授)
福岡大学理学部
山口 敏男
“Spectroscopy study on solvation, reaction, and
molecular dynamics in supercritical fluids”
第 30 回溶液化学シンポジウムは、溶液化学研
究 会 と The European Molecular Liquids
Group(EMLG), The Japanese Molecular Liquids
Group (JMLG)の共同主催により 30 回記念事業と
して EMLG/JMLG2007 ミーティングとの合同国際会
議として 2007 年 11 月 21 日(水)~25 日(日)の 5
日間にわたり、福岡大学七隈キャンパス(福岡市
城南区七隈 8-19-1)で開催された。本会議は、日
本化学会、日本分析化学会、および電気化学会
各九州支部の共催、日本化学会、日本分析化学
会、応用物理学会、電気化学会、日本生物物理
学会、日本高圧力学会、日本中性子科学会、日
本物理学会、分子科学会の協賛で開催された。
福岡での開催は 1999 年に溶液化学国際会議が
開催されてから 8 年目に当たり、また今回は他学
会にも会告を出したおかげで多くの新しい研究者
が参加されて盛会の内に終了することができた。
松林伸幸氏(京都大学准教授)
“Solution chemistry of supercritical water through
development of high-temperature NMR spectroscopy
and solution theory”
溶液化学研究会奨励賞
山口 毅氏(名古屋大学助教)
“Theoretical study on the ion pair dynamics in the bulk
relaxation spectra and conductivity of electrolyte
solutions”
本 会 議 の テ ー マ は 、 Molecular approaches to
complex liquid systems のもとに、以下の6つのセ
ッションについて 1 会場で発表が行われた。
参加登録者数は一般 147 人(海外 37 人、国内
110 人)、学生(海外 6 人、国内 68 人)、同伴者 7
人(海外 2 人、国内 5 人)、合計 228 人でした。懇
親会参加者数は、一般 104 人(海外 34 人)、学生
24 人(海外 2 人)でした。海外参加者の国別数は、
オーストラリア、オーストリア、カナダ、中国、クロア
チア、チェコ、フィンランド、フランス、ドイツ、ハン
ガリー、イタリア、イラン、ルーマニア、ロシア、スウ
ェーデン、タジキスタン、ウクライナ、連合王国、ア
メリカ合衆国の 19 カ国でした。
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
General
Ionic liquids
Biomolecular solutions
Liquids in confined geometry and at interface
Liquids under extreme conditions
Micelles and macromolecular solutions
基調講演者と招待講演者および講演題目は以
下のとおりである。
基調講演
野村浩康氏(東京電機大学教授・名古屋大学名
誉教授)
“What has been clarified by Japanese scientists and
what remains unsolved ahead of us in the field of
solution chemistry”
招待講演
Gábor Pálinkás 氏 ( Hungary
Sciences)
発表件数は、基調講演1件、受賞講演 3 件、招
待講演 18 件、口頭発表 29 件、若手口頭発表 8
件、ポスター発表 137 件でした。
本年度から設けられた溶液化学研究会学術賞お
Academy of
“New Trends in Structural Characterization of
Supramolecular Architectures in Solution Phase”
-1-
溶液化学研究会ニュースNo.59
Roland Roth 氏(Univ. Stuttgart)
February 20, 2008
Molecular Dynamics Simulations of Aqueous LiCl
Solutions: Concentration and Model Dependence
On the Solvation of Complexly Shaped Molecules:
The Morphometric Approach
Richard Buchner 氏(Univ. Regensburg)
Cooperative Dynamics of Mixtures of Ionic Liquids
with Polar Solvents
M.-C. Bellissent-Funel 氏(LLB)
金久保光央氏(産総研)
田中 肇氏(東京大)
Peculiar Structural and Dynamic Properties of
Hydration Water. A Liquid-Liquid Transition
Ionic Liquids as Gas Absorption Media
Nature
of
Liquid-Liquid
Transition
Single-Component Molecular Liquids
in
斉藤真二氏(分子研)
Jean-Louis Hazemann 氏(ESRF)
Theoretical Multidimensional Spectroscopy of Water
New Insight on Aqueous Solution by Spectroscopy
Analysis: Raman, XAS, IXS, SAXS and WAXS
Maurizio Musso 氏(Univ. Salzburg)
The Effect of Microscopic Inhomogeneities in Binary
Liquid Mixtures Observed through the Raman
Spectroscopic Noncoincidence Effect
21 日(午後)から福岡大学プラザ 50 にて参加登
録が開始された。18 時から 831 教室で開会式が
行われ、山口(敏)氏(福岡大理、大会委員長、
JMLG チェアマン)の司会で、平田文男氏(分子研、
大会委員長、溶液化学研究会運営委員長)の歓
迎の言葉、溶液化学研究会(JASC)を代表して中
原勝氏(京都大化研、JASC 会長、大会名誉委員
長)が、また、EMLG を代表して R. Buchner 氏
(Regensburg 大、EMLG 新チェアマン)が挨拶をさ
れた。その後、野村浩康氏(東京電機大、大会名
誉委員長)による基調講演が行われた。日本の溶
液化学分野の黎明期から現在までの日本の溶液
化学研究の歴史、溶液化学研究会や JMLG の誕
生の経緯と故大瀧仁志前 JASC 会長の功績を紹
介された。また、今後の溶液化学研究の課題と展
望および若手研究者に対する期待を述べられた。
その後、第2食堂にてレセプションが開催されまし
た。
Pavel Jungwirth 氏(Acad. Sci. Czech Rep.)
Water Surface Is Acidic
Gerhard Findenegg 氏(Tech. Univ. Berlin)
Surfactant Self-Assembly in Silica Nanopore
Myroslav Holovko 氏 (National Acad. Sci.
Ukraine)
New Aspects in the Theory of Electrical Double Layer
Håkan Wennerström 氏(Lund Univ.)
Microemulsions as Models
Max L. Berkowitz 氏(Univ. North Carolina)
Molecular Dynamics Simulations of Lipid Membranes
Containing Cholesterol
Se'verine Boyer 氏(Ecole Mines Paris)
Phase Transitions of Polymers under Complex
Conditions
大会 2 日目は 831 教室にて一般講演、イオン液
体のセッションが行われた。また、昼食後は、
EMLG/JMLG の伝統として、Young Scientists セッ
ションが開催され、EMLG 選抜 3 人と大会プログラム
委員会により選出された国内外若手研究者 5 人
の口頭発表が行われた。若手セッションの最後に
奨励賞を受賞された山口毅氏が講演された。
Tigran V. Chalikian 氏(Univ. Tronto)
Hydration and Volumetric Properties of
Unfolded Polypeptides
P.-L. Chau 氏(Inst. Pasteur)
Role of Cell Membrane in General Anaesthetic Action
Philippe A. Bopp 氏(Univ. Bordeaux)
-2-
溶液化学研究会ニュースNo.59
Francesca Palombo 氏
London)
ションとポスター発表 2 回目を行い、さらに奨励賞
受賞講演に続き、溶液化学研究会総会、
EMLG/JMLG 総会を行った。19 時から文系センター
16 階のスカイラウンジにて懇親会を行った。博多
湾や市中の夜景が見える展望レストランであった。
福岡大学を代表して、江藤副学長(2007 年 12 月
より学長)の歓迎の挨拶に続いて、中原勝研究会
会長、Buchner EMLG チェアマンが挨拶された。ア
トラクションとしてマグロの解体ショーを行ったが、
海外からの参加者は勿論であるが日本人の方も
めったに見ることがないために大変インパクトがあ
った。恒例により、ポスター賞の発表があった。ポ
スター賞は EMLG と JASC の審査員により選定され
た。今年は EMLG からの要望により、故大瀧仁志教
授を記念しして大瀧賞を特別に設けた。受賞者と
ポスター発表題目は以下のとおり。受賞者には賞
金と3年間の EMLG/JMLG 会費無料の特典が贈呈
された。
(Imperial College
Self-association Properties of
Vibrational Spectroscopy Study
Alkanols:
February 20, 2008
A
Ryosuke Ishizuka 氏(分子研)
An Integral Equation Theory for Inhomogeneous
Molecular Fluids: The Reference Interaction Site
Model Approach
H. Fujiwara 氏(京都大)
Photo-Thermalization Kinetics of Azulene Derivative
Solutions Studied by the Transient Grating
Spectroscopy
Pooja M. Panchmatia 氏(Uppsala Univ.)
Ab-Initio Modelling of Structural, Electronic and
Magnetic Properties of Free and Supported Prophyrin
molecules
Daisuke Yokogawa 氏(京都大)
Three-dimensional Solvation Structure around Protein:
Theoretical Approach Based on Reference Interaction
Site Model
Masaru Nakada氏 (新潟大)
“Quasi-elastic Neutron Scattering Investigation of
Motion of Water Molecules in Lower Alcohol-Water
Mixtures”
Vincent Dahirel 氏(Univ. Pierre Marie Curie
–Paris)
EMLG/JMLG 賞 3件
一位 Laszlo Almasy氏 (Helsinki Uni. Tech.)
Coarse-Graining Ions in Colloidal Suspensions for the
Study of Transport Properties
“Structure of aqueous solutions of ionic liquid bmim BF4 by
small-angle neutron scattering”
Holger A. Maier 氏(Tech. Univ. Darmstadt)
Molecular Dynamics Simulation of Thermocapillary
Convections at Liquid- Liquid Interfaces
二位 Kazuya Inoue氏 (九州大) “Coordination
and Solvation of Noble-Metal Ions in the Gas Phase:
Infrared Spectroscopy of Cu+(NH3)n and Ag+(NH3)n"
Ken Yoshida 氏(京都大)
Self-diffusion and Rotation in Supercritical Water and
Benzene and Their Dependencies on the Solvation
Shell State and Lifetime
二位 Satoko Kido氏 (近畿大)
“Enthalpy discrimination of cyclic chiral compounds in
ethanol solutions”
3 日目は、A201教室にて一般講演、界面や細
孔、ミセル溶液のセッションが行われた。また、17
時からオアシス会場にてポスター発表 1 回目が開
催された。すべてのポスターは 3 日目から 5 日目
まで掲示され、空き時間にいつでも議論ができる
ように配慮された。3 日目は生体関連溶液のセッ
また、8名のYoung Scientistセッション講演者に
福岡大学マグカップが贈呈された。
大会5日目は、一般講演、極端条件下の液体の
セッションがあった。最終日は日曜日であったが、
最後のセッションまで多くの聴衆が熱心に議論に
参加された。
-3-
溶液化学研究会ニュースNo.59
Accompanying person プログラムは、福岡市や
近郊の名所旧跡をめぐるツアーが組まれた。大会
2 日目には九州国立博物館と大宰府天満、3 日目
は福岡市博物館、福岡タワー、大濠公園、4 日目
は櫛田神社、博多町屋博物館、楽水園(茶会含
む)、博多百年蔵を見学した。今大会では海外か
らの同伴者は多くはなかったが、梅林氏(九州大)
を責任者として国内の研究者の伴侶のご協力を
得て博多の町の今昔を楽しむことができた。
閉会式は 25 日の 16 時から行われた。次回の第
31 回溶液化学シンポジウムは 2008 年 11 月 12 日
~14 日に近畿大学(東大阪)にて開催されること
が実行委員長木村隆良教授から紹介があった。
近畿大学はマグロを始め高級魚の養殖に成功し
ており懇親会にも提供される予定である。
EMLG/JMLG2008 は 2008 年 8 月 31 日~9 月 4 日
に Lisabon にて M. Isabel Cabaco 教授により開
催されることが、Bopp 教授により紹介された。
最後に、今回の合同会議を開催するにあたり、
EMLG/JMLG2007 および SSCJ30 運営委員の皆様
には招待講演者や口頭発表者の選定や募金集
めにご協力いただき感謝します。また、SSCJ30
運営委員や研究室の学生の皆さんには、大会
HP 作成、登録、会場設営、会議進行、コーヒー
ブレークなど朝早くから夜遅くまで働いてくださっ
たことに深く感謝します。
February 20, 2008
山口敏男氏(福岡大)の総合司会で以下 4 名の講
師による講演が行われた。
水をめぐる科学とニセ科学
天羽優子氏(山形大)
水は恋人か変人か:身近な水の不思議さ
中原 勝氏(京都大)
「還元水」と「活性水素」の真偽
平岡 厚 (杏林大)
水と緑の国、日本
富山和子(立正大名誉教授)
連休の中日であるにもかかわらず、200 名近く
の聴衆が参加され、4人の講演を熱心に聴講され
た。最近の新聞・テレビで「何とか還元水」などと
取り上げられて、多くの水製品が健康飲料として
販売されている。水研究の専門家により現在まで
に科学的に明らかになった情報を伝えていただき、
参加者の方から「目からウロコ」ですとの感想も聞
かれた。本市民フォーラムが溶液化学研究会の
社会活動の一つとなった。今後も一般市民を対象
にした公開シンポジウムを開催することが望まれ
る。
<第 30 回溶液化学国際会議(30ICSC)
<福岡市民フォーラム「水の科学」を
の報告>
終えて>
佐賀大学理工学部
福岡大学理学部
高椋 利幸
山口 敏男
本会議は、7 月 15 日~20 日の 6 日間、南半球
では初めて、オーストラリア西海岸の Perth 市郊外
にある Murdoch 大学を会場として開催された。季
節は冬であったが、会議期間中は朝晩少々寒い
程度で日中はすごしやすい天候であった。ほとん
どの参加者は同大学から 10 km ほど東にある
Fremantle 市 Esplanade Hotel に宿泊し、毎朝 2
第30回溶液化学シンポジウム・EMLG/
JMLG2007 合同国際会議期間中の 2007 年 11 月
24日(土)14 時~17 時に、一般市民、中・高・大
学生、水関連企業の方などを対象に「水の科学」
のフォーラムを、福岡大学と溶液化学研究会の主
催、福岡県・福岡市教育委員会後援で開催した。
-4-
溶液化学研究会ニュースNo.59
台のシャトルバスで同大学へ行き、最後の講演が
終わると再びシャトルバスでホテルまで戻るという
健 全 な 毎 日 を す ご し た 。 実 行 委 員 長 は 、 Prof.
Glenn Hefter (Murdoch 大)であった。研究室の学
生が手際よく会議を運営していたが、特に Hefter
夫人があらゆる場面で活躍されていたことも忘れ
ることができない。会議の参加者は、23 カ国から
101 名、同伴者 18 名であり、日本からの参加者
(敬称略)は、石黒慎一(九大)、亀田恭男(山形
大)、田端正明(佐賀大)、冨永敏弘(岡山理大)、
冨永靖徳(お茶大)、寺嶋正秀(京大)、古屋長一
(山梨大)、山口敏男(福岡大)、脇田久伸(福岡
大)、天羽優子(山形大)、梅林泰宏(九大)、高椋
利幸(佐賀大)、神崎 亮(九大)、田中美穂(東京
海洋大)、藤井健太(学振・佐賀大)、卜部達也
(東京海洋大)、貞包浩一朗(京大)、竹内宗孝
(富士通・九大)の 18 名であった。
February 20, 2008
2. Chemical Speciation
R. Buchner, “What can be learnt from Dielectric
Relaxation Spectroscopy about Ion Solvation and
Association?Ӡ
口頭発表 9 件
3. Nanoparticle and Surfaces
A. Barnard, “Modeling the Shape and Phase of
Nanoparticles in Solution”*
G.
Richmond,
“Combining
Surface
Nonlinear
Spectroscopy and Molecular Dynamics Simulations to
Understand Molecular and Ionic
Interactions at Liquid-Liquid Interfaces”*
N. Quirke, “Interaction of Fluids with Surfaces and
NanoparticlesӠ
口頭発表 5 件
15 日夜の Fremantle 市シティーホールにおける
レセプションに始まり、16 日から 20 日午前中まで
会議が開催された。本大会の各セッションでの
Plenary Lecture*ならびに Keynote Lecture†の講
演タイトル、口頭発表数を以下に示す。おもなセッ
ションはほぼ従来どおりであるが、オーストラリア国
内でも盛んに研究されているイオン液体が新しく
一つのセッションとされた。
4. Thermodynamics and Kinetics
P. Williams, “The Synthesis and Stability of
Wroewolfeite, Cu4SO4(OH)6.2H2O”*
G. Eriksson, “FactSage and ChemApp, Two Tools
for the Prediction of Multiphase Chemical Equilibria in
Solutions”*
E. Nibbering, “Ultrafast Proton Transfer in Aqueous
Acid-Base Neutralization*
1. Theory and Simulation
A. Kumar, “Ionic Interaction in Aqueous Mixtures of
P. Cummings, “Molecular Simulation and Modeling of
Hydrophilic and Hydrophobic IonsӠ
Water and Aqueous Solutions in Bulk and at Interfaces:
口頭発表 13 件
From Ambient To Supercritical
Conditions”*
5. Ionic Liquids
T. Hofer, ”Capabilities of Chemical Simulation
D. MacFarlane, “Ionic Liquids – Novel Solvents for
Methods in the Elucidation of Structures and Dynamics
Green Chemistry, Electrochemistry and Biological
of SolutionsӠ
Chemistry”*
V. Vlachy, “Polyelectrolyte Hydration: Theory and
K. Marsh, “Ionic Liquids: Are they Salts or High
ExperimentӠ
Boiling Organic Liquids?”*
口頭発表 5 件
口頭発表 12 件
-5-
溶液化学研究会ニュースNo.59
ラインの見学をしたのち、Mundaring 国立公園を
訪れた。アボリジニの方々から昔の生活や動植物
についての説明があった。また、ブーメランの投げ
方を教えられ、うまく戻ってくる人、戻らない人とさ
まざまであった。案内の途中で、偶然にも遠くに
野生のカンガルーの姿を見ることができた。夕食
では、ワルチング・マチルダの軽快な演奏とオー
ストラリアワインを堪能した。
6. Solution Structure
G.
Pálinkás,
“Structural
Characterization
February 20, 2008
of
Supramolecular Architectures in SolutionӠ
D. Bowron, “Determination of the geometric
structure of ion hydration shells within comprehensive
solute + solvent models: An approach based on
Empirical Potential Structure
Refinement of neutron scattering data combined with
URL http://icsc2009.org/
X-ray absorption spectroscopyӠ
口頭発表 3 件
17 日午後のポスターセッションでは 34 件が発
表された。
19 日午後からは本会議にも尽力され昨年 11 月
に逝去された大瀧仁志先生追悼のための Ohtaki
Symposium が開かれた。大瀧先生の溶液化学に
対する 50 年の歴史について高椋が紹介したあと、
山口敏男教授が Keynote Lecture ”On the Role
of Solvent Environment in Alcohol-induced
α-Helix Formation of Model Peptides”を講演され、
大瀧先生ゆかりの Prof. I. Persson, Prof. A. Soper,
Prof. M. Sandström, 冨永靖徳教授が、大瀧先生
との思い出を含めてそれぞれの研究について講
演された。
17 日夜には、Fremantle 市内のレストランで食
事をしたあと、1851 年から 1991 年まで実際に使用
されていた Fremantle 刑務所の所内ツアーがあっ
た。参加者は 20 名程度のグループに分かれ、小
さな懐中電灯だけを頼りにガイドにしたがって所
内を見学した。大柄の Prof. G. Gritzner が身体検
査の囚人役としてガイドからなされるままであった
り、所内の幽霊話を聞かされたり、独房から突然
囚人服を着た男が現れ驚かされたりとアトラクティ
ブなツアーであった。ツアーを終えると夜空には、
南半球ならではのサザンクロスを見ることができた。
18 日午後のエクスカーションでは、Perth 郊外から
560 km 以上内陸の Goldfield まで水を送るパイプ
-6-
溶液化学研究会ニュースNo.59
February 20, 2008
<事務局よりお知らせ>
<電気化学会第75回大会 溶液化学分野シンポジウム>
【日時】平成 20 年 3 月 29 日(土)~3 月 31 日(月)
【場所】山梨大学
※詳細につきましては、下記 Web サイトをご覧下さい。
電気化学会:http://www.electrochem.jp/
第75回大会:http://www.electrochem.jp/program/2008spring/2008spring.html
【シンポジウムに関する問合先】
〒990-8560山形市小白川町1-4-12
山形大学理学部物質生命化学科 亀田恭男
(TEL 023-628-4581, FAX 023-628-4591, E-mail:[email protected])
<第 31 回溶液化学シンポジウム>
【日時】平成 20 年 11 月 12 日(水)-11 月 14 日(金)
(平成 20 年 11 月 11 日(火)プレシンポジウム)
【場所】近畿大学
※ 詳細につきましては、溶液化学研究会Webサイトhttp://www.chem.kindai.ac.jp/sscj31/
をご覧下さい。また次号、溶液化学研究会ニュースへ掲載予定です。
<平成19 年度溶液化学研究会運営委員会報告>
日時:平成 19 年 11 月 22 日(木) 午後 13:00-14:00
場所:福岡大学
時期役員:
伊吹和泰(同志社大学)
(任期 2008 年 4 月 1 日~2009 年 3 月 31 日)
岡崎進(分子科学研究所)
会長
中原勝(京都大学化学研究所)
小川英生(東京電機大学)
運営委員長
平田文男(分子科学研究所)
亀田恭男(山形大学)
運営副委員長 山口敏男(福岡大学)
澤田清(新潟大学)
会計監査
冨永敏弘(岡山理科大学)
寺嶋正秀(京都大学)
運営委員
飯田雅康(奈良女子大学)
横山晴彦(横浜市立大学)
石黒慎一(九州大学)
-7-
溶液化学研究会ニュースNo.59
February 20, 2008
3)その他
議題:
1)報告事項
顕彰:
・第29回溶液化学・EMLG合同
・名誉会員
シンポジウム(事務局)
野村浩康 (名古屋大学大名誉教授)
・ポスター賞(選考委員長)
・溶液化学研究会学術賞
・奨励賞、学術賞(選考委員長)
・その他
木村佳文 (京都大学 准教授)
2)審議事項
松林伸幸 (京都大学 准教授)
・溶液化学研究会奨励賞
・名誉会員の推薦
山口毅 (名古屋大学 助授)
・次回溶液化学研究会の開催について
※来年度より異動等の予定がございます方は、お手数ですが溶液化学研究会HPにございま
す入会申込書(会員情報原簿)に異動先の情報をご記入の上、5月12日(月)までに、当事務
局へお知らせ下さいますようよろしくお願いいたします。会員名簿を変更いたします。
入会申込書(会員情報原簿)
http://www.solnchem.jp/admission/admission.html
※年会費(2,000円)のお支払いをお願い
発行所:溶液化学研究会事務局
いたします。又,過年度において未納の
〒444-8585
会員には,名簿をお送りした際に請求書
岡崎市明大字町字西郷中 38 番地
(6月送付予定)を同封していますので,
分子科学研究所 理論分子科学研究系
各々に記載されている金額のお支払いを
平田グループ
お願いいたします。
Tel: 0564-55-7313/7307
Fax: 0564-53-4660
E-mail: [email protected]
ホームページ: http://www.solnchem.jp/
8
Author
Document
Category
Uncategorized
Views
1
File Size
263 KB
Tags
1/--pages
Report inappropriate content