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Autodesk® Simulation Moldflow® Insight 2013
動作環境
575E1-305868-8431E
リビジョン 2, 2012 年 3 月 13 日.
Autodesk® Simulation Moldflow® Insight
© 2012 Autodesk, Inc. All rights reserved. Autodesk, Inc.社の許諾を得ることなく、本ドキュメントのいかなる部分といえども、その
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本ドキュメントに記載される特定のマテリアルは、著作権所有者の許諾を得た場合に限り、再版されます。
商標
123D、3ds Max、Algor、Alias、Alias (swirl design/logo)、AliasStudio、ATC、AUGI、AutoCAD、AutoCAD Learning Assistance、AutoCAD
LT、AutoCAD Simulator、AutoCAD SQL Extension、AutoCAD SQL Interface、Autodesk、Autodesk Homestyler、Autodesk Intent、
Autodesk Inventor、Autodesk MapGuide、Autodesk Streamline、AutoLISP、AutoSketch、AutoSnap、AutoTrack、Backburner、Backdraft、
Beast、Beast (design/logo) Built with ObjectARX (design/logo)、Burn、Buzzsaw、CAiCE、CFdesign、Civil 3D、Cleaner、Cleaner Central、
ClearScale、Colour Warper、Combustion、Communication Specification、Constructware、Content Explorer、Creative Bridge、Dancing
Baby (image)、DesignCenter、Design Doctor、Designer's Toolkit、DesignKids、DesignProf、DesignServer、DesignStudio、Design Web
Format、Discreet、DWF、DWG、DWG (design/logo)、DWG Extreme、DWG TrueConvert、DWG TrueView、DWFX、DXF、Ecotect、
Evolver、Exposure、Extending the Design Team、Face Robot、FBX、Fempro、Fire、Flame、Flare、Flint、FMDesktop、Freewheel、
GDX Driver、Green Building Studio、Heads-up Design、Heidi、Homestyler、HumanIK、IDEA Server、i-drop、Illuminate Labs AB
(design/logo)、ImageModeler、iMOUT、Incinerator、Inferno、Instructables、Instructables (stylized robot design/logo),Inventor、Inventor
LT、Kynapse、Kynogon、LandXplorer、LiquidLight、LiquidLight (design/logo)、Lustre、MatchMover、Maya、Mechanical Desktop、
Moldflow、Moldflow Plastics Advisers、Moldflow Plastics Insight、Moldflow Plastics Xpert、Moondust、MotionBuilder、Movimento、
MPA、MPA (design/logo)、MPI、MPI (design/logo)、MPX、MPX (design/logo)、Mudbox、Multi-Master Editing、Navisworks、ObjectARX、
ObjectDBX、Opticore、Pipeplus、Pixlr、Pixlr-o-matic、PolarSnap、PortfolioWall、Powered with Autodesk Technology、Productstream、
ProMaterials、RasterDWG、RealDWG、Real-time Roto、Recognize、Render Queue、Retimer、Reveal、Revit、RiverCAD、Robot、
Scaleform、Scaleform GFx、Showcase、Show Me、ShowMotion、SketchBook、Smoke、Softimage、Softimage|XSI (design/logo)、
Sparks、SteeringWheels、Stitcher、Stone、StormNET、Tinkerbox、ToolClip、Topobase、Toxik、TrustedDWG、T-Splines、U-Vis、
ViewCube、Visual、Visual LISP、Voice Reality、Volo、Vtour、WaterNetworks、Wire、Wiretap、WiretapCentral、および XSI は、
Autodesk Inc.社および/またはその子会社および/または関連会社の、米国およびその他の国における商標あるいは登録商標です。
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1
ハードウェア要件とサポート
プラットフォーム
サポートされているオペレーティング システム、ハードウェア プラットフォーム、および関連する
情報を説明します。
Autodesk Simulation Moldflow Insight のサポート プラッ
トフォーム
ユーザー インターフェースおよび解析ソルバーは、Windows プラットフォームで
サポートされています。Linux プラットフォームでは、解析ソルバーのみがサポー
トされています。
表 1 : サポート Windows プラットフォーム
オペレーティング システム
サービス パック
Windows 7 (32 ビット版)
SP 1
Professional、Enterprise、Ultimate
Windows 7 (64 ビット版)
SP 1
Professional、Enterprise、Ultimate
Windows XP Professional (32 ビット版)
SP 3
Windows XP Professional (64 ビット版)
SP 2
Windows Server 2008 (64 ビット版)
ハードウェア要件とサポート プラットフォーム 1
表 2 : サポート Linux プラットフォーム (解析ソルバーのみ)
オペレーティング システム
ビット
ハードウェア プラットフォーム
Red Hat Enterprise Linux 6
64
AMD または Intel x86 ベースの
64 ビット プロセッサ
注意: Autodesk Simulation Moldflow Synergy - ユーザー インターフェース
は Linux プラットフォームではサポートされていません。
ハードウェア要件
1
■
イーサネット カード
■
DVD-ROM ドライブ
■
Microsoft マウス対応ポインティング デバイス
2
3
Windows プラットフォームのシステム仕様
表 3 : Windows プラットフォームで Autodesk Simulation Moldflow Insight を実
行する場合のハードウェアおよびソフトウェアの推奨最小仕様
システム コンポーネント
推奨
CPU 速度
2 GHz 以上
メイン メモリ (RAM)
2 GB 以上
仮想メモリ/スワップ容量
2 GB 以上
ディスク容量
4 GB 以上の空きディスク容量 (インストールには
最低 1.5 GB の空きディスク容量)
ウェブ ブラウザ
Internet Explorer 7 またはそれ以降
動画ビューア
Adobe Flash Player 9 またはそれ以降
1
2
3
Autodesk Simulation Moldflow ソフトウェアは、ネットワーク経由で
ライセンスの要求と取得を行います。ライセンス サーバーを一意的に識
別するためにネットワーク ハードウェアを使用します。このため、
Autodesk Simulation Moldflow ソフトウェアを実行するすべてのマシ
ンで有効なイーサネット カードが必要となります。
ダウンロードしてインストールする場合は DVD-ROM ドライブは必要
ありません。ソフトウェアをダウンロードするには、インターネット接
続が必要です。
Linux システムでは、ポインティング デバイスは必要ありません。
2 ハードウェア要件とサポート プラットフォーム
サードパーティ製ソフトウェア
ヘルプ システムを使用するには、Microsoft Internet Explorer 7.0 またはそ
れ以降のバージョンが必要です。
■
■
32 ビット ブラウザでは、Flash Player 9.0 またはそれ以降のバージョン
が必要です。
64 ビット ブラウザを使用している場合は、Active-x for 64-bit Windows for Internet Explorer only のダウンロードが必要な場合があります。
Autodesk Simulation Moldflow 製品で作成されたレポートは、Internet
Explorer 7.0 および Office 97 以降のバージョン (PowerPoint と Word アプ
リケーションのみ) での使用に最適化されています。
Linux プラットフォームのシステム仕様
表 4 : Linux プラットフォームで Autodesk Simulation Moldflow Insight - ソル
バーを実行する場合のハードウェア推奨仕様
システム コンポーネント
推奨
CPU 速度
1 GHz 以上
メイン メモリ (RAM)
2 GB 以上
仮想メモリ/スワップ容量
1 GB 以上
ディスク容量
4 GB 以上の空きディスク容量 (インストー
ルには最低 600 MB の空きディスク容量)
注: 使用可能な物理メモリが大容量であるほど、Autodesk Simulation
Moldflow Insight のパフォーマンスは向上します。これは大規模モデルの解
析において特に顕著です。大規模モデルで冷却ソルバーまたは反りソルバー
の使用、または 3D モジュールのいずれかの頻繁な使用を計画している場合、
プロセッサ コア当たり 2 GB の RAM の増設を検討する必要があります。
ディスク容量要件
インストールに必要な推奨ディクス容量
下表は Autodesk Simulation Moldflow Insight アプリケーションおよびオプ
ションの付随製品のインストールに割り当てる推奨ディスク容量の概要です。
ハードウェア要件とサポート プラットフォーム 3
表 5 : インストールに必要な推奨ディクス容量
インストールするソフトウェア
ディスク上のディスク容量 (概数)
Autodesk Simulation Moldflow Synergy 430 MB
- ユーザー インターフェース
Autodesk Simulation Moldflow Insight 300 MB
- ソルバー
Autodesk Simulation Moldflow Design
Link
1.85 GB
Autodesk Inventor Fusion
520 MB
注: インストール処理中は、インストール サイズの約 2 倍のディスク容量が
必要になります。
プロジェクト ディレクトリで必要なディスク容量
Autodesk Simulation Moldflow Insight スタディに必要なディスク容量は、
実行する特定の解析およびモデルのサイズによって異なります。大規模で複
雑なモデルを使用した 3D 冷却解析または 3D 反り解析の場合、プロジェク
ト ディレクトリで必要なディスク容量が 10 GB に達する場合もあります。
表 6 : 標準的な Autodesk Simulation Moldflow Insight スタディのディスク容量
要件
解析順序
解析テクノロジ
プロジェクト ディレ
クトリで必要なディ
スク容量 (概数)
充填+保圧 (20,000 要素モデル)
Midplane
500 MB
充填+保圧+冷却
Midplane
700 MB
充填+保圧+冷却+反り
Midplane
900 MB
充填+保圧 (20,000 要素モデル)
Dual Domain
500 MB
充填+保圧 (300,000 四面体モデル)
3D
1 GB
充填+保圧+冷却
3D
10 GB
4
4
すべての 3D 冷却解析は、一時ディレクトリに大量のディスク容量が必
要です。
4 ハードウェア要件とサポート プラットフォーム
グラフィックス要件
次は許容可能なシミュレーションを実現するために必要な最低限のグラフィッ
クス要件です。
■
■
OpenGL 対応グラフィックス カード (DRAM 512 MB 以上)。カードの最
新ドライバーをインストールしてください。ドライバーおよびインストー
ル手順に関しては、カード製造元の Web サイトを参照してください。
1280×1024 以上の画面解像度で 24 ビット色設定
注: オートデスクでは、特定のグラフィックス カードに対して動作保証を行っ
ておりません。
Autodesk は特定のカードと当社のソフトウェアの組合せで生じる可能性のあ
る全ての問題の解決を、カード製造元と協力し全力で取り組んでいます。た
だし、グラフィックス関連のすべての問題の修正については保証できません。
これは、Autodesk ソフトウェアではなくカード製造元のドライバーに問題が
ある場合があるためです。
推奨
このソフトウェアは、OpenGL とテクスチャ マッピングを広範に使用してい
るため、OpenGL のアクセラレータおよびテクスチャ メモリを提供するデバ
イスを使用するとパフォーマンスが向上します。
GPU カード
このソフトウェアでは GPU (グラフィックス プロセッシング ユニット) を活
用して、解析時間を改善できます。
GPU テクノロジを使用することで、次のような利点があります。
CPU 負荷の低減
GPU カードには内蔵メモリがあり、複雑なシミュレー
ションを計算する能力があります。追加された GPU が
持つ処理能力により、CPU への高負荷が緩和され、アプ
リケーションの実行速度が速くなります。
解析時間の短縮
このソフトウェアでは GPU カードの処理能力を活用で
きます。これにより、解析実行が高速化し、解析時間が
短縮されます。非常に大規模なモデルでは、解析時間が
数時間短縮できます。
データ並列計算の GPU テクノロジおよび Autodesk の並列ソルバーの使用
効果的な使用
により、相乗効果が得られます。GPU テクノロジと並
列ソルバーを一緒に使用することで、さらに解析速度が
改善できます。
ハードウェア要件とサポート プラットフォーム 5
このソフトウェアは、コンピュータで GPU が利用可能な場合は、デフォルト
で自動的に GPU を検出して使用します。これにより、CPU を使用した場合
と比較して、解析速度を改善できます。
注: GPU テクノロジの使用は、3D 充填+保圧解析、3D 流動解析、冷却 (FEM)
解析、および 3D 反り解析でサポートされています。
[GPU オプション] 設定は、[ソルバー パラメータ] ダイアログ ボックスの関
連する解析タブにあります。
互換性のあるグラフィックス カード
互換性のあるグラフィックス カードがインストールされている場合にのみ、
GPU テクノロジによる速度の改善が実現できます。
インストールしている GPU カードに互換性があるかを確認するには、カード
メーカーが提供する仕様を確認してください。
最低限のハードウェア要件は、倍精度 (64 ビット浮動小数点) 演算能力を有す
るカードです。
NVIDIA GPU カード これらのカードは CUDA テクノロジを使用します。
この要件を満たすカードは、CUDA Compute
Capability 1.3 またはそれ以上となります。
AMD GPU カード
これらのカードは OpenCL テクノロジを使用しま
す。
GPU カードを使用して最高のパフォーマンスを得るには、最新のドライバー
をインストールすることが重要です。
注: Windows の自動更新機能では、このドライバーの最新バージョンはイン
ストールされない場合があります。
サポートされているオペレーティング システム
GPU テクノロジは、Autodesk Simulation Moldflow 製品のサポート対象で
ある、すべての 32 ビットおよび 64 ビット システムの Windows オペレー
ティング システムで利用可能です。
GPU カードの制限
GPU (グラフィックス プロセッシング ユニット) カードの使用時には、いく
つかの制限が適用されます。
解析タイプ
GPU テクノロジが使用できる解析タイプは限られています。
現在、GPU テクノロジは 3D 充填+保圧解析、3D 流動解析、
冷却 (FEM) 解析、3D 反り解析でサポートされています。
6 ハードウェア要件とサポート プラットフォーム
マルチ GPU
グラフィックス カードには、マルチ GPU 構成のものがあり
ます。現在のところ、Autodesk Simulation Moldflow ソフ
トウェアは、マルチ GPU をサポートしていません。カード
に複数の GPU がある場合、解析実行に十分なメモリ容量が
ある利用可能な GPU から、最速の GPU を選択します。
最大モデル サ 実行する解析は、GPU で利用可能なメモリ容量によって制
イズ
限されます。例えば、モデル全体の実行に対して GPU カー
ドのメモリ容量が不足している場合、解析ではモデルを部分
的に充填する時のより小さなタイム ステップで GPU を使用
します。
解析サイズは、モデルが持つ要素数によって決定します。要
素が多いほど、モデル サイズは大きくなります。1 つの四
面体要素は約 1 KB のメモリを要し、GPU で要素数が百万
個のモデル全体の解析を実行するには、カードに 1 GB のデ
バイス メモリが必要となります。
コンピュータ
の応答停止
GPU カードで処理負荷の高い計算を実行中に、Windows
デスクトップの再描画や他のアプリケーションの更新などの
他の操作にカードが使用される場合に発生します。これは、
特に複数のジョブを同時に実行する、またはサイズが著しく
大きな解析を実行する場合に顕著です。
注意: 極端な場合は、Microsoft Windows がカードがロッ
ク状態に達したと判断し、グラフィックス ドライバーをリ
セットすることがあります。このような状態が発生した場
合、システムが応答を停止することがあります。この挙動に
関する詳細に関しては、Microsoft ここ をクリックして確認
してください。
Windows リ Windows リモート デスクトップは、GPU リソースへの直
モート デスク 接のアクセスはサポートしていません。GPU リソースを使
トップ
用するように設定している解析が、リモート デスクトップ
コマンド ライン (例えば、runstudy コマンドを使用) を介し
て開始された場合、リモート マシンでは GPU カードを使用
することはできません。
Windows 7 GPU テクノロジを Windows 7 で使用した場合には、次の
でのジョブの ような制限があります。GPU カードにアクセスするには、
開始と実行
少なくとも 1 人のユーザーがサーバーにログインする必要
があります。ローカル Windows 7 マシンでジョブを開始し
た場合、または、リモート サーバーが Windows 7 マシン
で、ジョブ マネージャからジョブをリモートで開始した場
合、解析実行中は、ユーザーがサーバーにログインしている
必要があります。
ハードウェア要件とサポート プラットフォーム 7
GPU カード
ドライバー
インストールしたカードで最新のドライバーを使用している
ことを確認します。最新のドライバーを手動でダウンロード
およびインストールすることが必要な場合があります。
注: Windows の自動更新機能では、ドライバーの最新バー
ジョンはインストールされない場合があります。
32 ビット Windows システムにおける 2 GB のメモリ制
限
Windows 32 ビット オペレーティング システムには、各プロセスに付き 2
GB のメモリ制限があります。このメモリ制限によるエラーを防止するための
ガイドラインがいくつかあります。
■
プロジェクト内で多数のスタディが開いている場合に、メモリ制限を超え
ることがある。
■
■
■
プロジェクト内で少数のスタディしか開いていない場合でも、メモリ制限
を超えることがある。
■
■
プロジェクトごとにスタディは 1 つだけ開くことを推奨。
大きな結果ファイルをポスト プロセスする際に、メモリ制限を超えるこ
とがある。特に、3D 結果は、かなり多くのメモリ量が必要となる。
■
■
使用されていないスタディを閉じる。
1 つのプロジェクトに多数のスタディが含まれる場合は、複数のプロ
ジェクトに分割してそれぞれに含まれるスタディ数を減らすことを検
討する。
結果表示に必要なメモリ量を最小化するために、結果の環境設定 (ア
プリケーション メニュー > [オプション] > [結果] タブ) の [結果表示
のためのメモリ最適化] オプションの使用を検討する。
要素数が多いモデル上で充填+保圧解析を実行すると、メモリ制限を超え
ることがある。
■
要素数を低減するために、より粗いメッシュを使用して再メッシュを
試みる。
注: 粗いメッシュを使用すると、特に 3D モデルで解析精度に影響す
る場合があります。
■
3D モデルにおいてのみ、AMG マトリックス ソルバーをオフにする。
[ソルバー パラメータ] ダイアログ ボックスで [AMG マトリックス ソ
8 ハードウェア要件とサポート プラットフォーム
ルバーの選択] オプション設定を [オフ] に変更する。このオプション
は、デフォルトでは [自動] に設定されている。
■
要素数が多いモデル上で冷却解析を実行すると、メモリ制限を超えること
がある。
■
■
成形品および冷却回路のメッシュ密度を検討し、可能であれば、粗い
メッシュを使用して再メッシュする。
3D 反り解析を実行すると、メモリ制限を超えることがある。
■
■
モデルに 800,000 個を超える要素が含まれる場合は、プロセス設定
ウィザードの [反り設定] ページの [AMG マトリックス ソルバーの使
用] オプションを [いいえ] に変更する。このオプションは、デフォル
トではオンに設定されている。このオプションをオフにすると、従来
の (SSORCG) マトリックス ソルバーが有効になる。AMG マトリック
ス ソルバーは、従来のソルバーに比べて高速だが、多くのメモリ量を
必要とする。
メッシュ集約を有効にして、薄肉部品の解析に必要なメモリ使用量を
低減する。プロセス設定ウィザードの [反り設定] ページで [メッシュ
集約と 2 次四面体要素の使用] オプションを選択していることを確認
する。このオプションは、デフォルトではオンに設定されている。
注: 成形品の形状が厚肉またはソリッドである場合は (完全 3D 形状)、
メッシュ集約を使用することは推奨できません。メッシュ集約オプ
ションをオフにすると、元のメッシュが解析に使用されます。このた
め、解析時間とメモリ使用量は増加しますが、完全 3D 成形品の精度
は向上します。
■
■
■
32 ビット オペレーティング システム上で、3D 反り解析で実行可能
なモデル サイズの最大要素数の目安は 150万個 (従来のソルバーおよ
びメッシュ集約オプションを使用する場合)。
解析を実行するマシンのリソース (メモリ、スワップ容量) の空き容量を
増加する。
解析を実行するマシンにリソース (メモリ、スワップ容量) を追加する。
上記のオプションを試みても、2GB メモリ制限を超える場合は、64 ビット
Windows オペレーティング システムのコンピュータに変更することを検討
してください。
ハードウェア要件とサポート プラットフォーム 9