[まるめろ通信 / 第 92 号] 新春 特別号 発行日/ 2013 年 1 月 27 日 発 行/青 森 社 会 福 祉 振 興 団 み ち の く 荘 0175(23)1600 みちのく金谷デイ 0175(23)0771 城ヶ沢みちのく荘 0175(24)3163 脇野沢いこいの里 0175(31)5611 Eメール/ marumelo@ michinokuso.or.jp 新春特別企画 川部汎康医師インタビュー らです。 それには、 むつ総合病院での経 で地域の役に立てればいいと思ったか を中心に患者さんを全体的に診ること 法 人 で は、こ の 春 ス タ ー ト す る 新 規 事 業 に む け て、2 0 1 2 年 4 月 に 青森県むつ市大曲二丁目 13-35 電話(0 1 7 5) FAX(0 1 7 5) 験が活きると思っています。 ニッショク 川部汎康医師を医療部長に迎えまし 急性期医療など病院に任せる所は 任せて、 むつ下北地域全体の医療連携 が進んでいけばいい。また、私はずっ と医療畑で介護のことを知りません NISSYOKU た。社会福祉法人の常勤医師として、 現在の心境などについて話を聞きま した。 でしたが、 介護と接して医療と介護両 方の苦労がわかりました。 質問① みちのく荘に勤務し約 ヵ 月。今 ま で の 仕 事 と の 違 い は あ り ま お 互 い を 知 り わ か り 合 う こ と で、 医 療 と 介 護 は 融 和 で き る。私 が 結 び 有限会社 昭和 40 年代 、 田名部祭り風景 つける役割ができたらいいと思って すか? 川部 違うことが多いのを毎日痛 感しています。 います。医療も介護も、受けるのは同 じ一人の人間ですから。 病院ではその人の病気を治療する の が 仕 事 だ っ た け れ ど、介 護 は そ の 人 の 生 活 を 考 え る。生 活 の 質 を い か に高くするかが仕事ということなん ですね。だから今は、その人が病気を かけ、 話に耳を傾ける川部先生。 ﹁今日具合どう?﹂ 良く通る声で利用者に声を やさしい街づくりを応援しています。 水産物・青果物・食肉・冷凍食品等の卸売 十二林に今春オープン予定の 「みちのく荘メディカルケアセンター」で は、旧むつ市、旧川内町、旧大畑町、旧脇野沢村など、下北地域の昭和 20 年 から 40 年代の昔の街並みや日常生活等を写した「懐かしの写真パネル展 ( 仮称 )」 を企画しています。 市民の皆さまの貴重なお写真をお貸し頂ければと思います。 現物写真以外 に、 画像データでも受け付けていますので、 下記のメールアドレスまでお願い します。 〈問い合わせ先〉 電話/ 0175(23)1600 担当/事務管理部 鳴海 メールアドレス/ k-narumi@ michinokuso.or.jp ※写真添付の際は分かる範囲内で 「撮影場所」 「撮影年月」 等を記入ください。 看護師との打ち合わせ中では、 利用者ひとりひと 市民の皆さまへお願い !! 「懐かしの下北」 風景写真を募集しています! りのカルテに真剣な眼差しを向けます。 ―現在までの生立ち― 7人兄弟の長男として生まれる。 大湊高等学校卒業後、 弘前大学医学部へ進学。 医療の道に進んだきっかけは、幼少時に弟妹4人が病死し、父に 「医者になれ」 と勧められたからだが、 川部先生曰く 「星の王子様に なりたくて」 、 理学・天文学も志したが医学部のみ合格した。 富士山最高峰の剣ヶ峰登頂も果たした川部先生 大学時代一番の思い出は、 教授に掛け合い自分の誕生日 (現在のみ どりの日) を6年間休講にしてもらい大型連休を作ったこと。 大学卒業後、医師として三沢・青森・大舘などの病院でがむしゃらに働く。 昭和 57 年 4 月より、むつ総合病院副院長兼内科部長として 30 年間勤務。 現在は、 みちのく荘医療部長を務める傍ら、 週1回むつ総合病院の内科外来も担当している。 質 問 ③ むつ下北地域の未来に望む ことは? 川部 医療資源の充実です。 下北で治療や検査をトータル的に できる所はむつ総合病院しかありま 氏名 :川部汎康 (かわべ ひろやす) 生年月日 :昭和 18 年 5 月 4 日(現在 69 歳) 出身地 :むつ市大湊新町 血液型 :O型 好きなもの :日本酒、 ワインが好き 趣味 :登山と海外旅行 休日は友人に誘われて入会した「哲山会(てつざんか い) 」の仲間と共に下北地域の山登りを楽しむ。年1 回県外遠征もする。 また、中学、高校時代の同期生で作った 「ハウマッチ の会」では、年 1 回、「羊が群れて歩くように(ほとん どがひつじ年 )」 海外旅行をする。昨年はラオスを訪 れた。 今年はミャンマー旅行を計画中。 起こした背景を重視するようにして せん。また、呼吸器や血液の病気など みちのくクリニック 川部汎康医師のプロフィール います。 病 「 気 を 診 ず、患 者 を 診 る ﹂と い うのは医者になる時習うことです を 診 る 専 門 の 先 生 は お ら ず、市 内 に が、今 ま で は あ ま り し て い な か っ た 医 療 人 材 も 少 な く、こ れ か ら 始 め る ク リ ニ ッ ク や 外 来 リ ハ ビ リ も、今 病床も少ないのが現状です。 のところ医師は私一人の予定です なぁ、 と思います。 質問② 今年はみちのく荘で初めて の ク リ ニ ッ ク、外 来 リ ハ ビ リ な ど が が、一 緒 に で き る 医 師 が も っ と 地 域 に増えればいいと思っています。 ス タ ー ト し ま す。こ の 事 業 に 挑 戦 し ようと思ったきっかけは? 川部 高齢者 この道を選んだのは、 終始、 にこやかに取材に応じる川部先生。その笑顔は利用者を安心させます。 10 第 92 号 2013.1.27 発行 発行部数 /20,000 部 まるめろ通信 新春特別号 みちのく荘 〒 035-0067 青森県むつ市十二林 11-13 社会福祉法人 青森社会福祉振興団 福祉ネットワーク 十二林 ◆ 特別養護老人ホームみちのく荘〈定員 60 名〉 TEL 0175-23-1600 ◆ みちのく中央デイサービスセンター TEL 0175-23-0711 ◆ グループホームまるめろ〈全個室・定員 9 名〉 TEL 0175-23-0611 ◆ ケアハウスみちのくグリーンリブ〈全個室・定員 20 名〉 TEL 0175-23-0500 ◆ みちのく荘総合ケアセンター(居宅介護支援事業所) TEL 0175-23-7070 ◆ むつ市地域包括支援センターみちのく TEL 0175-23-7930 ◆ みちのく訪問入浴介護ステーション TEL 0175-23-9100 ◆ みちのく訪問介護ステーション TEL 0175-23-9100 ◆ みちのく訪問看護ステーション TEL 0175-23-6000 十二林地区 脇野沢地区 金谷 ◆ みちのく金谷デイサービスセンター TEL 0175-23-0771 ◆ みちのく金谷デイサービスセンターまるめろ TEL 0175-23-0772 2 0 1 3 金谷地区 城ヶ沢 ◆ 高齢者福祉施設城ヶ沢みちのく荘〈短期入所・定員 25 名〉 TEL 0175-24-3163 城ヶ沢地区 脇野沢 ◆ 特別養護老人ホームいこいの里〈全個室・定員 30 名〉 TEL 0175-31-5611 ◆ いこいの里ショートステイ〈短期入所・定員 10 名〉 TEL 0175-31-5611 ◆ むつ市脇野沢高齢者福祉施設いこいの里(居宅介護支援事業所) TEL 0175-44-2690 ◆ むつ市脇野沢高齢者福祉施設いこいの里デイサービスセンター TEL 0175-44-2690 ◆ むつ市脇野沢高齢者福祉施設いこいの里在宅介護支援センター TEL 0175-44-2690 2013年春、十二林地区と金谷地区に新たなみちのく荘が誕生します みちのく荘メディカルケアセンター みちのく荘金谷総合福祉施設 みちのくクリニック ・内科 ・リハビリテーション科 特別養護老人ホーム金谷みちのく荘 みちのくリハビリテーションセンター ・みちのく外来リハビリテーションセンター ・みちのく訪問リハビリテーションセンター ・ みちのくデイケアセンター 地域交流ホール(研修センター他) みちのく金谷ショートステイ みちのく十二林ショートステイ 十二林地区 「まるめろ通信」のご感想をお寄せください。 連絡先:0175(23)1600 まるめろ通信編集委員 鳴海まで TEL 0175-22-5525 FAX 0175-22-7172 の 挨挨 拶拶 〒 035-0033 むつ市横迎町 2-9-13 TEL 0175-22-9511 株式会社 青森県むつ市大曲二丁目 14 番 33 号 新新 春春 シルバーサービス 明けましておめでとうございます。 株式 会社 住宅改修 市 民 の 皆 様 に お か れ ま し て は、さ わ やかに新しい年をお迎えのこととお慶 (車いす・ベッド・リハビリ機器他) ○ び申し上げます。 総合食品卸問屋 介護用品のレンタル・販売 ま た、日 頃﹁ み ち の く 荘 ﹂に 温 か い ご 支 援 と ご 協 力 を 賜 り、心 か ら 御 礼 申 し ○ 海・山なくして、下北半島は語れない。 上げます。 暮らしの水を安全に。 快適な環境づくりのお手伝い さて今年は、新規事業として、金谷と 十 二 林 に 施 設 を 集 中 さ せ、市 民 の 皆 様 やさしい街づくりを応援しています。 のご利用がより便利になるよう、今、工 事を進めています。 特 に 医 療 と 介 護 を ド ッ キ ン グ さ せ、 トータル的な高齢者の生活向上のため、 システムを完成させていくつもりです。 す で に 少 子 高 齢 化 社 会 を 迎 え、そ れ ぞ れ の 老 後 を 考 え た と き、日 本 の 経 済 が 上 向 き に な ろ う と も、高 齢 者 を 取 り まく環境は決してバラ色ではないで しょう。 健 康 保 険、介 護 保 険、医 療、そ れ ぞ れ の 財 源 不 足 は、必 ず 私 た ち の 生 活 に 影 響 を 与 え ま す。さ ら に 一 人 暮 ら し の 方 々 の 安 否、買 い 物 難 民 等 の 危 惧 さ れ る事柄に枚挙がありません。 は、 これからも制度の枠 ﹁みちのく荘﹂ を超えた、 地域に役立つ新しいサービス を創造していきたいと考えています。 本年もよろしくお願い申し上げます。 社会福祉法人 青森社会福祉振興団 理事長 建部玲子 岡本ハツヨさん 百歳おめでとうございます! 十 二 林 の﹁ ケ ア ハ ウ ス み ち の く グ リ ー ン リ ブ ﹂を 利 用 し て い る、岡 本 ハ ツ ヨ さ ん の表彰状が贈 が 百 歳 を 迎 え、内 閣 総 理 大 臣 よ り お 祝 い られました。 現 在、法 人 の 各施設を利用し ている百歳以上 の 方 は、こ れ で 合計6名となり ます。 笑顔で表彰状を掲げる岡本さん(写真中央) 金谷地区 みちのく訪問看護ステーション(移転)
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