第3回「畳のある風景」フォトコンテスト審査結果

第3回「畳のある風景」フォトコンテスト審査結果
【応募総数:151点】
賞
最優秀賞
熊日賞
JAやつしろ賞
入賞
氏名(住所)
タイトル
田中 耕二
さま(徳島県)
休憩中
内山
さま(神奈川県)
ぬくもりあふれて
田中 正治
さま(徳島県)
初孫を囲んで
本田
優
さま(熊本県)
わたしの定位置
藤江 松夫
さま(島根県)
茶会
竹村 悦子
さま(高知県)
支度
伊藤 良一
さま(神奈川県)
仲良し
林
さま(熊本県)
お座敷に秋の訪れ
本間 浩一
さま(神奈川県)
過ぎゆく秋
青山 和裕
さま(神奈川県)
待って~
暁
興介
横田川 祐一さま(静岡県)
祭典の準備
金城 紅衣
思い出を広げて
さま(埼玉県)
上村 真結子さま(熊本県)
本の虫
※入賞された皆様、おめでとうございます。
入賞作品につきましては、平成24年1月28日(土)~29(日)兵庫県尼崎市のCOCOEにて
展示会を開催いたします。当協議会HPにも近日中にフォトギャラリーを掲載いたしますので、しばら
くお待ち下さい。
□□□□□□□□□□ 講評/審査員長 漆原 一宣 崇城大学芸術学部教授 □□□□□□□□□□
最優秀賞
庭仕事の休憩での一コマ、表情といい構図をはじめとした写真としてのクオリティーがとても高い。柔
らかい自然光でとらえた畳の空間と表情のバランスがすばらしい。
熊日賞
視点の面白さを感じる。畳をキャンバスとして立体的な表現が新鮮に感じる。
左上の机と椅子によってより立体感を感じる。カーテンで拡散された夏のひかりと畳のラインとの構図
も面白い。
JA やつしろ賞
お盆休みの実家での一コマ。皆が違う視線のこの何とも言えないぎこちないコミュニケーションの空間
を唯一赤ちゃんの仕草、表情が救われる。どこにでもありそうなこの空間も畳みならでは作り出された
ものと感じる。
総評
昨年は3月11日の東日本大震災、原子力発電所問題など人類に多くの問題点を投げかけられた年であ
りました。いったい自分に何が出来るのかを考えさせられる年であった。そのような昨年に於きまして
もこの写真コンクールに多くの方の応募があったことに感謝します。また、皆さんの作品を拝見させて
いただいて何かほっとした感覚を持ち、幸せってなんだろうと考えさせられました。作品全体に感じた
事は写真の画質、色再現をはじめ写真クオリティーの向上を感じました。また、生活に密着した場面と
観光地での場面に二分していることを感じる年でもありました。今後に審査のあり方も考えさせられま
した。応募くださった皆さんに感謝いたします。最後に災害に遭われた皆さんが早く元気になられます
よう一日でも早い復興を祈念します。